JP2014099324A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源からの光の利用効率の高い導光体を用いた車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具は、光源21と、光源21からの光が入射する入射部31と、入射部31から分岐して延出されて光を出射する複数の延出部と、を有する導光体30と、を備えている。複数の延出部は、光源21の光軸Ax上に延出されている部分を有する第1延出部36と、第1延出部36の長手方向に沿って延出されて第1延出部36の一方側に並列されている第2延出部37と、第1延出部36の長手方向に沿って延出されて第1延出部36の他方側に並列されている第3延出部38と、を含み、入射部31は、入射された光を第2延出部37に向かって内面反射させる第1反射部32と、入射された光を第3延出部38に向かって内面反射させる第2反射部33と、を有している。
【選択図】図3
【解決手段】車両用灯具は、光源21と、光源21からの光が入射する入射部31と、入射部31から分岐して延出されて光を出射する複数の延出部と、を有する導光体30と、を備えている。複数の延出部は、光源21の光軸Ax上に延出されている部分を有する第1延出部36と、第1延出部36の長手方向に沿って延出されて第1延出部36の一方側に並列されている第2延出部37と、第1延出部36の長手方向に沿って延出されて第1延出部36の他方側に並列されている第3延出部38と、を含み、入射部31は、入射された光を第2延出部37に向かって内面反射させる第1反射部32と、入射された光を第3延出部38に向かって内面反射させる第2反射部33と、を有している。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両用灯具に関する。
従来、LED光源から複数本(例えば、2本)に分岐された棒形状の導光体に光が入射されて、当該導光体全体が発光する構成を有した車両用灯具が知られている(特許文献1参照)。
近年、このような導光体について光の利用効率を高めることが要請されているが、特許文献1の車両用灯具においては、光源からの光を単に導光体の一端から入射させて分岐させるものであり、光の利用効率が良いとは言えない。
そこで、本発明は、光源からの光の利用効率の高い導光体を用いた車両用灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の車両用灯具は、
光源と、
前記光源からの光が入射する入射部と、前記入射部から分岐して延出されて前記光を出射する複数の延出部と、を有する導光体と、
を備え、
前記複数の延出部は、前記光源の光軸上に延出されている部分を有する第1延出部と、前記第1延出部の長手方向に沿って延出されて前記第1延出部の一方側に並列されている第2延出部と、前記第1延出部の長手方向に沿って延出されて前記第1延出部の他方側に並列されている第3延出部と、を含み、
前記入射部は、入射された前記光を前記第2延出部に向かって内面反射させる第1反射部と、入射された前記光を前記第3延出部に向かって内面反射させる第2反射部と、を有していることを特徴とする。
光源と、
前記光源からの光が入射する入射部と、前記入射部から分岐して延出されて前記光を出射する複数の延出部と、を有する導光体と、
を備え、
前記複数の延出部は、前記光源の光軸上に延出されている部分を有する第1延出部と、前記第1延出部の長手方向に沿って延出されて前記第1延出部の一方側に並列されている第2延出部と、前記第1延出部の長手方向に沿って延出されて前記第1延出部の他方側に並列されている第3延出部と、を含み、
前記入射部は、入射された前記光を前記第2延出部に向かって内面反射させる第1反射部と、入射された前記光を前記第3延出部に向かって内面反射させる第2反射部と、を有していることを特徴とする。
本発明によれば、前記入射部は、
前記光軸上に配置される第1入射部と、
前記第1入射部の一方側に配置され、前記第1反射部へ向かって前記光源からの光を入射させる第2入射部と、
前記第1入射部の他方側に配置され、前記第2反射部へ向かって前記光源からの光を入射させる第3入射部と、
を備えている構成としてもよい。
前記光軸上に配置される第1入射部と、
前記第1入射部の一方側に配置され、前記第1反射部へ向かって前記光源からの光を入射させる第2入射部と、
前記第1入射部の他方側に配置され、前記第2反射部へ向かって前記光源からの光を入射させる第3入射部と、
を備えている構成としてもよい。
本発明によれば、前記導光体の内部で導光された光は、前記第1延出部、前記第2延出部および前記第3延出部において前記長手方向に沿った各側面部から出射される構成としてもよい。
本発明によれば、前記導光体の内部で導光された光は、前記第1延出部、前記第2延出部および前記第3延出部において前記入射部と対向する各端部から出射される構成としてもよい。
本発明によれば、前記光源と前記入射部との間にインナーレンズが設けられ、
前記インナーレンズは、前記光源と前記第1反射部および前記第2反射部とを含む平面に直交する方向に前記光源からの光を集光して前記入射部へ入射させる構成としてもよい。
前記インナーレンズは、前記光源と前記第1反射部および前記第2反射部とを含む平面に直交する方向に前記光源からの光を集光して前記入射部へ入射させる構成としてもよい。
本発明によれば、導光体の入射部が、光源からの光を第2延出部に向かって内面反射させる第1反射部と、光源からの光を第3延出部に向かって内面反射させる第2反射部と、を有しているため、延出部の数に応じて複数の光源を設けることが不要であり、単一の光源を用いて第1から第3延出部までの3つの延出部を略均一に発光させることができる。そのため、光の利用効率を高めることができる。
以下、本発明に係る車両用灯具の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に示されるように、本発明の第1実施形態である車両用灯具10は、車両前方側が開口された形状で車体側に固定される樹脂製のランプボディ11と、ランプボディ11の開口部に取り付けられた透明樹脂製のアウターカバー12とを備えている。アウターカバー12は、ランプボディ11の開口部を前方から閉塞するように配置され、ランプボディ11との間に灯室Sを形成する。この車両用灯具10は、例えば車両用テールランプとして用いることができ、特に車両を後方から見て左側に配置される左側テールランプとして用いられることが好適である。そのため、図1においては、ランプボディ11の左側が車両後部の左端側となり、ランプボディ11の右が車両後部の中央側となる。
図1に示されるように、本発明の第1実施形態である車両用灯具10は、車両前方側が開口された形状で車体側に固定される樹脂製のランプボディ11と、ランプボディ11の開口部に取り付けられた透明樹脂製のアウターカバー12とを備えている。アウターカバー12は、ランプボディ11の開口部を前方から閉塞するように配置され、ランプボディ11との間に灯室Sを形成する。この車両用灯具10は、例えば車両用テールランプとして用いることができ、特に車両を後方から見て左側に配置される左側テールランプとして用いられることが好適である。そのため、図1においては、ランプボディ11の左側が車両後部の左端側となり、ランプボディ11の右が車両後部の中央側となる。
車両用灯具10は、ランプボディ11とアウターカバー12とで形成された灯室S内に、灯具ユニット20を備えている。灯具ユニット20は、光源21と、左右方向に延在する導光体30とを備えている。
光源21は、例えば1mm四方程度の大きさの発光部を有する赤色発光ダイオード(LED)から構成されている。この光源21は、ランプボディ11の右側開口端に固定された支持部材13を介して、導光体30の右端部に対向して配置されている。LEDから構成された光源21は、灯具前方に向けて上下左右方向に略均一に光を出射するものである。
導光体30は、図1に示されるように、アウターカバー12の形状に沿って円弧形状に形成されている。この導光体30は、図2に示されるように、光源21の出射面と対向して設けられ光源21からの光が入射される入射部31と、入射部31から分岐して延出される複数の延出部35とを有している。
複数の延出部35は、光源21の光軸上に延出されている部分を有する第1延出部36と、第1延出部36の長手方向に沿って延出される第2延出部37と、第1延出部36の長手方向に沿って延出される第3延出部38とを有している。図3に示されるように、本例の第1延出部36は、光源21の光軸Axと左右方向の水平線を含む平面内に延びるように形成されている。第2延出部37は、車両用灯具10の上下方向において第1延出部36の一方側(図2中の上側)に並列されている。また、第3延出部38は、車両用灯具10の上下方向において第1延出部36の他方側(図2中の下側)に並列されている。これら第1〜第3延出部36〜38は、それぞれ、長手方向と垂直な断面において例えば略円形状となるように形成されている。
入射部31は、光源21から入射された光を第2延出部37に向かって内面反射させる第1反射部32と、光源21から入射された光を第3延出部38に向かって内面反射させる第2反射部33とを有している。
図3に示すように、入射部31は、さらに、光源21の光軸Ax上に配置される第1入射部31aと、第1入射部31aの一方側(図3中の上側)に配置されて第1反射部32へ向かって光を入射させる第2入射部31bと、第1入射部31aの他方側(図3中の下側)に配置されて第2反射部33へ向かって光を入射させる第3入射部31cと、を備えている。
図3に示すように、入射部31は、さらに、光源21の光軸Ax上に配置される第1入射部31aと、第1入射部31aの一方側(図3中の上側)に配置されて第1反射部32へ向かって光を入射させる第2入射部31bと、第1入射部31aの他方側(図3中の下側)に配置されて第2反射部33へ向かって光を入射させる第3入射部31cと、を備えている。
第1入射部31aは、略半球状の面から構成されている。そのため、光源21から出射されて第1入射部31aに入射された光のうち少なくとも一部の光L1は、車両用灯具10の上下方向において光軸Axと平行な方向に近づくように第1入射部31aで屈折され、第1延出部36内に導かれる。また、図4に示されるように、この光L1は、車両用灯具10の前後方向、すなわち光源21、第1反射部32および第2反射部33を含む平面に対して直交する方向において光軸Axに近づくように第1入射部31aで屈折される。なお、光軸Axに近づくように屈折されるとは、光軸Axと略平行となるように導光させたり、焦点に向かって集光させたのち拡散するように導光させる構成も含む。
第2入射部31bは、図3に示されるように、灯具前方から見ると(すなわち、前後方向と垂直な断面では)直線状に構成されている。そのため、第2入射部31bは、光源21から第2入射部31bへ入射された光のうち少なくとも一部の光L2を車両用灯具10の上下方向において光軸Axと離れる方向に屈折させる。
また、第2入射部31bは、図4に示される第1入射部31aと同様に、灯具左方から見ると(すなわち、左右方向と垂直な断面では)円弧状に構成されている。そのため、第2入射部31bは、車両用灯具10の前後方向においては光軸Axと平行な方向に近づくように光L2を屈折させる。このようにして、第2入射部31bは、第1反射部32に向けて光L2を入射させることができる。
また、第2入射部31bは、図4に示される第1入射部31aと同様に、灯具左方から見ると(すなわち、左右方向と垂直な断面では)円弧状に構成されている。そのため、第2入射部31bは、車両用灯具10の前後方向においては光軸Axと平行な方向に近づくように光L2を屈折させる。このようにして、第2入射部31bは、第1反射部32に向けて光L2を入射させることができる。
第3入射部31cは、第2入射部31bと同様に、灯具前方から見ると(すなわち、前後方向と垂直な断面では)直線状に構成されている。そのため、第3入射部31cは、光源21から第3入射部31cへ入射された光のうち少なくとも一部の光L3を車両用灯具10の上下方向において光軸Axと離れる方向に例えば角度α分だけ屈折させる。
また、第3入射部31cは、図4に示される第1入射部31aと同様に、灯具左方から見ると(すなわち、左右方向と垂直な断面では)円弧状に構成されている。そのため、第3入射部31cは、車両用灯具10の前後方向においては光軸Axと平行な方向に近づくように光L3を屈折する。このようにして、第3入射部31cは、第2反射部33に向けて光L3を入射させることができる。
また、第3入射部31cは、図4に示される第1入射部31aと同様に、灯具左方から見ると(すなわち、左右方向と垂直な断面では)円弧状に構成されている。そのため、第3入射部31cは、車両用灯具10の前後方向においては光軸Axと平行な方向に近づくように光L3を屈折する。このようにして、第3入射部31cは、第2反射部33に向けて光L3を入射させることができる。
第1反射部32は、灯具前方から見ると(すなわち、前後方向と垂直な断面では)放物曲線や楕円曲線など、入射された光L2を集光して反射する曲線となるように形成されており、第2延出部37の一端と連続して設けられている。そのため、第2入射部31bから入射された光L2は、第1反射部32において内面反射され、第2延出部37内に向けて導光される。
また、第1反射部32は、左右方向と垂直な断面では直線状に構成されている。これにより、第2入射部31bからの灯具左方から見た略平行な光を、同じく略平行な向きで第2延出部37に向けて反射させる。
また、第1反射部32は、左右方向と垂直な断面では直線状に構成されている。これにより、第2入射部31bからの灯具左方から見た略平行な光を、同じく略平行な向きで第2延出部37に向けて反射させる。
第2反射部33は、灯具前方から見ると(すなわち、前後方向と垂直な断面では)放物曲線や楕円曲線など、入射された光L3を集光して反射する曲線となるように形成されており、第3延出部38の一端と連続して設けられている。そのため、第3入射部31cから入射された光L3は、第2反射部33において内面反射され、第3延出部38内に導光される。
また、第2反射部33は、左右方向と垂直な断面では直線状に構成されている。これにより、第2入射部31bからの灯具左方から見た略平行な光を、同じく略平行な向きで第3延出部38に向けて反射させる。
また、第2反射部33は、左右方向と垂直な断面では直線状に構成されている。これにより、第2入射部31bからの灯具左方から見た略平行な光を、同じく略平行な向きで第3延出部38に向けて反射させる。
図4に示されるように、第1延出部36は、前方側面部36aと、前方側面部36aと対向する後方側面部36bとを有している。後方側面部36bには、複数の微小なステップが設けられている。このステップにより、第1延出部36内に導光された光L1が前方へ内面反射されて、前方側面部36aから灯具前方へ照射される。
第2延出部37および第3延出部38についても同様に、後方側面部には複数の微小なステップが設けられており、このステップにより第2延出部37および第3延出部38に導光された光L2,L3が前方へ内面反射されて、前方側面部から灯具前方へ照射される。
このようにして、第1〜第3延出部36〜38の長手方向に沿った各前方側面部全体から光が出射される。
このようにして、第1〜第3延出部36〜38の長手方向に沿った各前方側面部全体から光が出射される。
以上説明したように、本実施形態の車両用灯具10によれば、導光体30の入射部31が、光源21からの光を第2延出部37に向かって内面反射させる第1反射部32と、光源21からの光を第3延出部38に向かって内面反射させる第2反射部33と、を有している。そのため、本実施形態のように導光体30が複数の延出部35を備える場合であっても、延出部35の数に応じて複数の光源を設けることが不要である。すなわち、光源21のみを用いて各延出部35を発光させることができる。これにより、単一の光源21からの光の利用効率を高めることができるとともに、低コスト化を実現することができる。
また、本実施形態によれば、光源21の光軸上に配置される第1入射部31aと、第1入射部31aの一方側に配置されて第1反射部32へ向かって光を入射させる第2入射部31bと、第1入射部31aの他方側に配置されて第2反射部3へ向かって光を入射させる第3入射部31cと、を備えている。そのため、光源21からの光L1〜L3が、第1〜第3入射部31a〜31cにおいて各延出部35に対して略均一に入射するように、光L1〜L3を分配することができる。これにより、各延出部35を略均一に発光させることができる。
また、本実施形態によれば、導光体30の内部で導光された光は、各延出部35において長手方向に沿った後方側面部により対向する前方側面部側へ反射されることにより、各延出部35の側面全体を略均一に発光させることができる。
さらに、本実施形態によれば、左側テールランプとして用いられる車両用灯具10において、ランプボディ11の左側開口端に固定された支持部材13に支持された光源21が上面視で円弧形状の導光体30の左側後端部である入射部31と対向するように設けられている。そのため、光源21から出射されて入射部31から入射された光は、導光体30の内部において導光されながら灯具前方に向けて効率的に出射される。
次に、図5を参照して、本実施形態の変形例について説明する。
(変形例1)
図5(a)に示されるように、第1延出部136は、灯具ユニット120の前方側の面である前方側面部136aと、前方側面部136aと対向する後方側面部136bと、第1入射部131aと対向する端部136cと、を有している。上記説明した実施形態とは異なり、後方側面部136bにはステップは設けられていない。そのため、第1延出部136内に導光された光のうち多くの光L4が前方側面部136aの内面および後方側面部136bの内面で反射されて、端部136cから出射されることとなる。
(変形例1)
図5(a)に示されるように、第1延出部136は、灯具ユニット120の前方側の面である前方側面部136aと、前方側面部136aと対向する後方側面部136bと、第1入射部131aと対向する端部136cと、を有している。上記説明した実施形態とは異なり、後方側面部136bにはステップは設けられていない。そのため、第1延出部136内に導光された光のうち多くの光L4が前方側面部136aの内面および後方側面部136bの内面で反射されて、端部136cから出射されることとなる。
(変形例2)
また、図5(b)に示されるように、第1延出部236は、灯具ユニット220の前方側の面である前方側面部236aと、後方側の面である後方側面部236bと、第1入射部231aと対向する端部236cと、を有している。上記の変形例1とは異なり、端部236cは、第1延出部236の後方側面部236bから前方側面部236aにかけて傾斜するように形成されている。また、端部236cは、その端面に例えばアルミ蒸着膜からなる反射膜が設けられている。そのため、第1延出部236内に導光された光のうち端部236cまで導光された光L5は、端部236cの内面で全反射されて、前方側面部236aから出射される。
なお、端部236cの端面にアルミ蒸着膜等の反射膜が設けられていない構成としてもよい。この構成によれば、第1延出部236内に導光された光のうち端部236cまで導光された光の一部は端部236cの内面で全反射または一部反射されて前方側面部236aから出射されるとともに、反射されない光は端部236cを透過して端部236cから出射されることとなる。
また、図5(b)に示されるように、第1延出部236は、灯具ユニット220の前方側の面である前方側面部236aと、後方側の面である後方側面部236bと、第1入射部231aと対向する端部236cと、を有している。上記の変形例1とは異なり、端部236cは、第1延出部236の後方側面部236bから前方側面部236aにかけて傾斜するように形成されている。また、端部236cは、その端面に例えばアルミ蒸着膜からなる反射膜が設けられている。そのため、第1延出部236内に導光された光のうち端部236cまで導光された光L5は、端部236cの内面で全反射されて、前方側面部236aから出射される。
なお、端部236cの端面にアルミ蒸着膜等の反射膜が設けられていない構成としてもよい。この構成によれば、第1延出部236内に導光された光のうち端部236cまで導光された光の一部は端部236cの内面で全反射または一部反射されて前方側面部236aから出射されるとともに、反射されない光は端部236cを透過して端部236cから出射されることとなる。
以上説明したように、変形例1および2に係る灯具ユニット120,220によれば、導光体130,230の内部で導光された光L4,L5は、第1延出部136,236において入射部31と対向する端部136c、または端部236c近傍の前方側面部236aから出射される。そのため、第1延出部136,236の各端部136c,236c近傍から強い光を略均一に出射させることができる。
なお、上記の実施形態と同様に、第1延出部136,236の各後方側面部136b,236bに微小なステップを設けておき、各前方側面部136a,236aの全体および各端部136c,236cの両方から光を出射させる構成としてもよい。
なお、上記の実施形態と同様に、第1延出部136,236の各後方側面部136b,236bに微小なステップを設けておき、各前方側面部136a,236aの全体および各端部136c,236cの両方から光を出射させる構成としてもよい。
(第2の実施形態)
次に、図6を参照し、本発明の第2の実施形態に係る灯具ユニット320について説明する。第1の実施形態における灯具ユニット20と同一または同様の構成・機能を有する要素については、その説明は省略する。
次に、図6を参照し、本発明の第2の実施形態に係る灯具ユニット320について説明する。第1の実施形態における灯具ユニット20と同一または同様の構成・機能を有する要素については、その説明は省略する。
図6(a)に示されるように、灯具ユニット320においては、光源21と導光体330の第1入射部331aとの間にインナーレンズ340が設けられている。このインナーレンズ340は、例えば、ガラスあるいは樹脂から構成され、光源21と対向する面が上下方向と垂直な断面で直線状、且つ前後方向と垂直な断面で円弧状(すなわち、シリンドリカル面)となり、第1入射部331aと対向する面が上下方向と垂直な断面で円弧状、且つ前後方向と垂直な断面で円弧状(すなわち、トロイダル面)となる形状に形成されている。
図6(b)に示されるように、光源21の光軸Axから外れて前後方向に出射される光L6が、インナーレンズ340を透過することにより前後方向において集光されるように屈折されて入射部331a,331b,331cへ入射されるように構成されている。すなわち、インナーレンズ340は、光源21と導光体330の第1反射部332および第2反射部333とを含む平面に直交する方向(図6(b)中の上下方向)において光L6を光軸Axと平行な方向に近づくように集光することができる。
上述した本実施形態の灯具ユニット320によれば、光源21から出射された光のうち第1の実施形態においては入射部31に入射させることのできない上下方向の光L6についても、インナーレンズ340により上下方向に集光して入射部331へ入射させることができる。そのため、光源21からの光の利用効率をさらに高めることができる。
なお、第1の実施形態において、光L1を光軸Axに沿うように屈折させるため第1入射部31aが略半球状の面を有するように形成されているが、本実施形態においては、インナーレンズ340により光L6を集光することができる。そのため、第1入射部331aは、図6(b)に示されるように、上下方向と垂直な断面においては平面形状としておくことができる。
なお、第1の実施形態において、光L1を光軸Axに沿うように屈折させるため第1入射部31aが略半球状の面を有するように形成されているが、本実施形態においては、インナーレンズ340により光L6を集光することができる。そのため、第1入射部331aは、図6(b)に示されるように、上下方向と垂直な断面においては平面形状としておくことができる。
以上において本発明の実施形態の例を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、必要に応じて他の構成を採用することが可能である。
例えば、上記の実施形態においては、第1〜第3延出部36〜38はそれぞれ円柱状の長棒体として構成され、第2延出部37および第3延出部38は、それぞれ第1延出部36と平行に配置されているが、入射部31から分岐されて複数の延出部35が形成されるものであれば、いかなる形状であってもよい。各延出部35の形状としては、例えば、長手方向と垂直な断面視において、矩形あるいは多角形状などでもよく、またはこれらを組み合わせた形状であってもよい。
また、上記の実施形態においては、導光体30はアウターカバー12の形状に応じて上面視で円弧形状となるように形成されているが、直線形状あるいは屈曲形状等のいかなる形状であってもよい。
また、上記の実施形態においては、導光体30は入射部31と複数の延出部35とを一体化させて構成されているが、本発明はこの例に限られない。例えば、入射部31と複数の延出部35とを別体により構成し、互いに連結させる構成としてもよい。
また、車両用灯具10をテールランプとして用いるだけでなく、必要に応じて、ヘッドランプやターンシグナルランプ等のその他の車両用灯具としても用いることができる。
10:車両用灯具、11:ランプボディ、12:アウターカバー、20:灯具ユニット、21:光源、30:導光体、31:入射部、31a:第1入射部、31b:第2入射部、31c:第3入射部、32:第1反射部、33:第2反射部、35:延出部、36:第1延出部、36a:前方側面部、36b:後方側面部、36c:端部、37:第2延出部、38:第3延出部、340:インナーレンズ
Claims (5)
- 光源と、
前記光源からの光が入射する入射部と、前記入射部から分岐して延出されて前記光を出射する複数の延出部と、を有する導光体と、
を備え、
前記複数の延出部は、前記光源の光軸上に延出されている部分を有する第1延出部と、前記第1延出部の長手方向に沿って延出されて前記第1延出部の一方側に並列されている第2延出部と、前記第1延出部の長手方向に沿って延出されて前記第1延出部の他方側に並列されている第3延出部と、を含み、
前記入射部は、入射された前記光を前記第2延出部に向かって内面反射させる第1反射部と、入射された前記光を前記第3延出部に向かって内面反射させる第2反射部と、を有していることを特徴とする車両用灯具。 - 前記入射部は、
前記光軸上に配置される第1入射部と、
前記第1入射部の一方側に配置され、前記第1反射部へ向かって前記光源からの光を入射させる第2入射部と、
前記第1入射部の他方側に配置され、前記第2反射部へ向かって前記光源からの光を入射させる第3入射部と、
を備えている、請求項1に記載の車両用灯具。 - 前記導光体の内部で導光された光は、前記第1延出部、前記第2延出部および前記第3延出部において前記長手方向に沿った各側面部から出射される、請求項1または2に記載の車両用灯具。
- 前記導光体の内部で導光された光は、前記第1延出部、前記第2延出部および前記第3延出部において前記入射部と対向する各端部から出射される、請求項1または2に記載の車両用灯具。
- 前記光源と前記入射部との間にインナーレンズが設けられ、
前記インナーレンズは、前記光源と前記第1反射部および前記第2反射部とを含む平面に直交する方向に前記光源からの光を集光して前記入射部へ入射させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用灯具。
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---|---|---|---|
JP2012250483A JP2014099324A (ja) | 2012-11-14 | 2012-11-14 | 車両用灯具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR3092900A1 (fr) * | 2019-02-14 | 2020-08-21 | Psa Automobiles Sa | Dispositif d’éclairage et/ou de signalisation lumineuse pour véhicule automobile. |
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-
2012
- 2012-11-14 JP JP2012250483A patent/JP2014099324A/ja active Pending
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