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JP2014094232A - 載置台 - Google Patents

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JP2014094232A
JP2014094232A JP2012248454A JP2012248454A JP2014094232A JP 2014094232 A JP2014094232 A JP 2014094232A JP 2012248454 A JP2012248454 A JP 2012248454A JP 2012248454 A JP2012248454 A JP 2012248454A JP 2014094232 A JP2014094232 A JP 2014094232A
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mounting table
posture
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flat plates
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JP2012248454A
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Shotaro Kawamura
正太郎 川村
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Itoki Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】載置板の高さ位置調整を容易かつ確実に行うことができる載置台を提供する。
【解決手段】複数の平板21〜26を互いに交差又は平行に配置して形成した載置台50であって、載置台50全体を回転させて複数の設置姿勢を選択可能であり、複数の設置姿勢毎に複数の平板21〜26のいずれか一つが被載置物を載置する載置面50A〜50Eを形成し、載置面50A〜50Eの載置高がそれぞれ異なる。
【選択図】図9

Description

本願発明は、載置台に関する。
プロジェクタ等を載せる載置台が知られている。載置板の高さ方向の位置を段階的又は任意に変更して、プロジェクタの載置高(床面からの高さ)を調整するものがある。
特開2000−267191号公報
載置板の高さ方向の位置を調整(変更)可能にするためには、例えばスライドレールやクランプボルト等からなる調整機構が必要となる。そして、利用者がこの調整機構を操作して載置板を移動させなければならない。
しかしながら、調整機構を設けるため、載置台のコスト上昇を招いてしまう。また、調整機構の操作性が悪い場合等には、載置板がガタついたりしてしまう。そもそも利用者にとって調整機構の操作自体が煩わしいと感じられている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、載置板の高さ位置調整を容易かつ確実に行うことができる載置台を提供することを目的とする。
本発明に係る載置台では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
本発明に係る載置台は、複数の平板を互いに交差又は平行に配置して形成した載置台であって、載置台全体を回転させて複数の設置姿勢を選択可能であり、前記複数の設置姿勢毎に前記複数の平板のいずれか一つが被載置物を載置する載置面を形成し、前記載置面の載置高がそれぞれ異なることを特徴とする。
前記載置面のそれぞれは、少なくとも一つの水平方向と上方向の二方向が開放されることを特徴とする。
前記載置面は、三つ以上五つ以下であることを特徴とする。
前記載置面は、四つ又は五つであることを特徴とする。
前記載置面は、五つであることを特徴とする。
前記被載置物は、表示装置又は投射型表示装置であることを特徴とする。
前記複数の平板のうちの少なくとも一つは、前記電子機器に接続されるケーブルを挿通する貫通孔を有することを特徴とする。
前記複数の平板に対して着脱可能であり、前記複数の設置姿勢毎に前記載置面に対して背向する部位に取り付けられる複数のキャスターを備えることを特徴とする。
本発明の載置台は、載置台の設置姿勢を変更するだけで、載置板の高さ位置調整を行うことができる。載置板の高さ位置を調整する調整機構が存在しないので、載置板がガタつくことはなく、また、載置台の低コスト化が図られる。さらに、載置台の設置姿勢を変更するという容易な操作のみなので、操作の煩わしさを低減できる。
本発明の第一実施形態に係る載置台(三面Aタイプ)を示す三面図である。 載置台の姿勢変更を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る載置台(三面Bタイプ)を示す三面図である。 載置台の姿勢変更を示す図である。 本発明の第三実施形態に係る載置台(四面Aタイプ)を示す三面図である。 載置台の姿勢変更を示す図である。 本発明の第四実施形態に係る載置台(四面Bタイプ)を示す三面図である。 載置台の姿勢変更を示す図である。 本発明の第五実施形態に係る載置台(五面Aタイプ)を示す三面図である。 載置台の姿勢変更を示す図である。 本発明の第六実施形態に係る載置台(五面Bタイプ)を示す三面図である。 載置台の姿勢変更を示す図である。
以下、本発明に係る載置台の第一〜第六実施形態〜について図面を参照して説明する。
〔第一実施形態:三面Aタイプ〕
図1は、本発明の第一実施形態に係る載置台10を示す三面図である。図1は、載置台10が第一姿勢の状態を示す。
載置台10は、プロジェクタ(投射型表示装置)やノートパソコン(表示装置)を載せて使用するための台である。載置台10は、載置したプロジェクタやパソコンの載置高(床面からの高さ)を三段階に調整(変更)できる機能を有する。
載置台10は、矩形の平板11〜16を互いに交差又は平行に配置して、六面体状(箱状)に形成した構造物である。
平板11,12は、同一形状の平板であり、図1に示す第一姿勢において鉛直方向に立設し、かつ、平行配置される。
平板13は、平板11,12の上辺同士の間に架け渡されるように配置される。平板13は、平板11,12に対して直行する。平板13の中央には、電気コード類を挿通できる貫通孔13Hが形成される。
平板14は、平板11〜13の一方の側辺の全てに接するように立設配置される。平板14は、平板11〜13に対して直行する。
平板15は、平板14と同一形状であり、平板11〜13に囲まれた空間を鉛直方向に分割するように、平板11〜13の内面に接するように配置される。平板15は、平板11〜13に対して直行し、平板14に対して平行である。平板15は、平板11〜13に囲まれた空間の中心(中央)よりも平板14に近接する位置に配置される。
平板16は、平板11,12,14,15の一方の側辺の全てに接するように配置される。平板16は、平板11,12,14,15に対して直行し、平板13に対して平行である。載置台10には、平板11〜16に囲まれた閉空間が形成される。
後述するように、載置台10は、平板13の外面13a、平板14の外面14a及び平板15の外面15aをプロジェクタやノートパソコンを載せる載置面10A〜10Cとして機能する。
平板13の外面13aは、載置台10の第一姿勢において載置面10Aとして機能する。
平板14の外面14aは、載置台10の第二姿勢において載置面10Bとして機能する。
平板15の外面15aは、載置台10の第三姿勢において載置面10Cとして機能する。
また、載置台10は、第一〜第三姿勢のいずれにおいても、床面等との間に配置可能な4つのキャスター80を備える。キャスター80は、平板11〜16に対して着脱可能である。
キャスター80は、第一〜第三姿勢において、床面等に対向する底部の四隅に配置される。したがって、載置台10は、キャスター80の作用により、第一〜第三姿勢のいずれにおいても床面等上を円滑に移動できる。
図2は、載置台10の姿勢変更を示す図であって、(a)は第一姿勢、(b)は第二姿勢、(c)は第三姿勢を示す。
載置台10は、載置台10全体を回転させることにより、複数の設置姿勢(第一〜第三姿勢)を任意に選択可能である。
図2(a)に示すように、第一姿勢では、載置台10は、平板13が水平となり、外面13aが上方を向く。したがって、平板13の外面13aを載置面10Aとして用いることができる。
載置面10A(外面13a)において、水平方向及び上方向には、他の平板(平板11,12,14〜16)が存在しない開放状態となっている。
第一姿勢における載置台10の載置面10A(外面13a)は、床面等から700mmの高さの位置にある(載置高)。
図2(b)に示すように、第二姿勢では、載置台10は、平板14が水平となり、外面14aが上方を向く。したがって、平板14の外面14aを載置面10Bとして用いることができる。
載置面10B(外面14a)において、水平方向及び上方向には、他の平板(平板11〜13,15,16)が存在しない開放状態となっている。
第二姿勢における載置台10の載置面10B(外面14a)は、床面等から500mmの高さの位置にある(載置高)。
図2(c)に示すように、第三姿勢では、載置台10は、平板15が水平となり、外面15aが上方を向く。したがって、平板15の外面15aを載置面10Cとして用いることができる。
載置面10C(外面15a)において、一つの水平方向(図2(c)において右側)及び上方向には、他の平板(平板11〜14,16)が存在しない開放状態となっている。
第三姿勢における載置台10の載置面10C(外面15a)は、床面等から300mmの高さの位置にある(載置高)。
載置台10は、載置台10の設置姿勢を変更するだけで、載置高が異なる3つの載置面10A〜10Cを任意に選択できる。載置高を調整する調整機構が存在しないので、載置面10A〜10Cがガタつくことはなく、また、載置台10の低コスト化が図られる。さらに、載置台10の設置姿勢を変更するという容易な操作のみなので、操作の煩わしさを低減できる。
〔第二実施形態:三面Bタイプ〕
図3は、本発明の第二実施形態に係る載置台20を示す三面図である。図3は、載置台20が第一姿勢の状態を示す。
載置台20は、矩形の平板17を備えている点で、載置台10とは異なっている。平板17は、載置台20の意匠性を高めるために追加された部材である。
載置台20において、載置台10と同一部材には、同一の符号を付してその説明を省略する。
平板17は、平板11,12,15に囲まれた空間に配置され、平板11,12に対して直行し、平板13,15に対して交差する。平板17は、短辺が平板11,12の内面に接し、長辺の一方が平板13の側辺に接し、他方が平板15の外面15aに接する。
平板17の中央には、貫通孔17Hが形成され、平板13の貫通孔13Hとともに電気コード類を挿通可能である。
図4は、載置台20の姿勢変更を示す図であって、(a)は第一姿勢、(b)は第二姿勢、(c)は第三姿勢を示す。
載置台20の姿勢変更は、載置台10と同一であるので、その説明を省略する。
載置台20は、載置台20の設置姿勢を変更するだけで、載置高が異なる3つの載置面10A〜10Cを任意に選択できる。載置高を調整する調整機構が存在しないので、載置面10A〜10Cがガタつくことはなく、また、載置台20の低コスト化が図られる。さらに、載置台20の設置姿勢を変更するという容易な操作のみなので、操作の煩わしさを低減できる。
〔第三実施形態:四面Aタイプ〕
図5は、本発明の第三実施形態に係る載置台30を示す三面図である。図5は、載置台30が第二姿勢の状態を示す。
載置台30は、プロジェクタやノートパソコンを載せて使用するための台である。載置台30は、載置したプロジェクタやパソコンの載置高(床面からの高さ)を四段階に調整(変更)できる機能を有する。
載置台30は、矩形の平板21〜26を互いに交差又は平行に配置して、六面体状(箱状)に形成した構造物である。
平板21は、図5に示す第二姿勢において鉛直方向に立設する。
平板22,24は、ほぼ同一形状の平板であり、平板21の上辺及び下辺に接すると共に、水平方向に平行配置される。平板22,24は、平板21に対して直行し、平板21を中心にして対称に配置される。つまり、平板22,24の内面の中央に平板21が配置される。
平板23は、平板21,22,24の一方の側辺の全てに接するように、鉛直方向に立設される。平板23の上辺部は、平板22よりも上方まで配置される。平板23には、電気コード類を挿通できる3つの貫通孔23Hが形成される。貫通孔23Hは、平板21の第一面21a側、第二面21b側、平板22の外面22a側にそれぞれ形成される。
平板25,26は、同一形状であり、平板22と平板23の上辺部に接するように立設し、かつ、互いに平行に配置される。平板25,26は、平板22,23に対して直行する。
後述するように、載置台30は、平板21の第一面21a、平板22の外面22a、平板23の外面23a及び平板24の外面24aをプロジェクタやノートパソコンを載せる載置面30A〜30Dとして機能する。
平板24の外面24aは、載置台30の第一姿勢において載置面30Aとして機能する。
平板22の外面22aは、載置台30の第二姿勢において載置面30Bとして機能する。
平板23の外面23aは、載置台30の第三姿勢において載置面30Cとして機能する。
平板21の第一面21aは、載置台30の第四姿勢において載置面30Dとして機能する。
また、載置台30は、第一〜第四姿勢のいずれにおいても、床面等との間に配置可能なキャスター80を備える。キャスター80は、平板21〜26に対して着脱可能である。
キャスター80は、第一〜第四姿勢において、床面等に対向する底部の四隅に配置される。したがって、載置台30は、キャスター80の作用により、第一〜第四姿勢のいずれにおいても床面等上を円滑に移動できる。
図6は、載置台30の姿勢変更を示す図であって、(a)は第一姿勢、(b)は第二姿勢、(c)は第三姿勢、(d)は第四姿勢を示す。
載置台30は、載置台30全体を回転させることにより、複数の設置姿勢(第一〜第四姿勢)を任意に選択可能である。
図6(a)に示すように、第一姿勢では、載置台30は、平板24が水平となり、外面24aが上方を向く。したがって、平板24の外面24aを載置面30Aとして用いることができる。
載置面30A(外面24a)において、水平方向及び上方向には、他の平板(平板21〜23,25,26)が存在しない開放状態となっている。
第一姿勢における載置台30の載置面30A(外面24a)は、床面等から700mmの高さの位置にある(載置高)。
図6(b)に示すように、第二姿勢では、載置台30は、平板22が水平となり、外面22aが上方を向く。したがって、平板22の外面22aを載置面30Bとして用いることができる。
載置面30B(外面22a)において、一つの水平方向(図5(b)において右側)及び上方向には、他の平板(平板21,23〜26)が存在しない開放状態となっている。
第二姿勢における載置台30の載置面30B(外面22a)は、床面等から600mmの高さの位置にある(載置高)。
図6(c)に示すように、第三姿勢では、載置台30は、平板23が水平となり、外面23aが上方を向く。したがって、平板23の外面23aを載置面30Cとして用いることができる。
載置面30C(外面23a)において、水平方向及び上方向には、他の平板(平板21,22,24〜26)が存在しない開放状態となっている。
第三姿勢における載置台30の載置面30C(外面23a)は、床面等から500mmの高さの位置にある(載置高)。
図6(d)に示すように、第四姿勢では、載置台30は、平板21が水平となり、第一面21aが上方を向く。したがって、平板21の第一面21aを載置面30Dとして用いることができる。
載置面30D(第一面21a)において、一つの水平方向(図6(d)において紙面前方)及び上方向には、他の平板(平板22〜26)が存在しない開放状態となっている。
第四姿勢における載置台30の載置面30D(第一面21a)は、床面等から400mmの高さの位置にある(載置高)。
載置台30は、載置台30の設置姿勢を変更するだけで、載置高が異なる4つの載置面30A〜30Dを任意に選択できる。載置高を調整する調整機構が存在しないので、載置面30A〜30Dがガタつくことはなく、また、載置台30の低コスト化が図られる。さらに、載置台30の設置姿勢を変更するという容易な操作のみなので、操作の煩わしさを低減できる。
〔第四実施形態:四面Bタイプ〕
図7は、本発明の第四実施形態に係る載置台40を示す三面図である。図7は、載置台40が第二姿勢の状態を示す。
載置台40は、平板25,26がL字形に形成される点で、載置台30とは異なっている。また、載置台40は、矩形の平板27,28を備えている点で、載置台30とは異なっている。
平板25,26をL字形にしたのは、載置台40の意匠性を高めるためである。平板27,28は、載置台40の意匠性を高めるために追加された部材である。
載置台40において、載置台30と同一部材には、同一の符号を付してその説明を省略する。
平板25,26は、同一形状であり、平板22と平板23の側辺にそれぞれ接し、かつ、互いに平行に配置される。平板25,26は、平板22〜24に対して直行し、平板21に対して平行である。
平板27,28は、平板24の外面24aのうち、対向する側辺に沿って配置されると共に、互いに平行配置された細長い部材である。平板27,28は、平板21,22,24に対して直行し、平板23に対して平行である。
図8は、載置台40の姿勢変更を示す図であって、(a)は第一姿勢、(b)は第二姿勢、(c)は第三姿勢、(d)は第四姿勢を示す。
載置台40の姿勢変更は、載置台30と同一であるので、その説明を省略する。
載置台40は、載置台40の設置姿勢を変更するだけで、載置高が異なる4つの載置面30A〜30Dを任意に選択できる。載置高を調整する調整機構が存在しないので、載置面30A〜30Dがガタつくことはなく、また、載置台40の低コスト化が図られる。さらに、載置台40の設置姿勢を変更するという容易な操作のみなので、操作の煩わしさを低減できる。
〔第五実施形態:五面Aタイプ〕
図9は、本発明の第五実施形態に係る載置台50を示す三面図である。図9は、載置台50が第二姿勢の状態を示す。
載置台50は、プロジェクタやノートパソコンを載せて使用するための台である。載置台50は、載置したプロジェクタやパソコンの載置高(床面からの高さ)を五段階に調整(変更)できる機能を有する。
載置台50は、載置台30と同様に、矩形の平板21〜26を互いに交差又は平行に配置して、六面体状(箱状)に形成した構造物である。載置台30と同一部材には、同一の符号を付してその説明を省略する。
載置台50は、平板21の配置位置が、載置台30とは異なっている。すなわち、平板21は、第二姿勢において、平板22,24の内面の中央から水平方向に平行移動した位置に配置される。
後述するように、載置台50は、平板21の第一面21a、平板21の第二面21b、平板22の外面22a、平板23の外面23a及び平板24の外面24aをプロジェクタやノートパソコンを載せる載置面50A〜50Eとして機能する。
平板24の外面24aは、載置台50の第一姿勢において載置面50Aとして機能する。
平板22の外面22aは、載置台50の第二姿勢において載置面50Bとして機能する。
平板23の外面23aは、載置台50の第三姿勢において載置面50Cとして機能する。
平板21の第二面21bは、載置台50の第四姿勢において載置面50Dとして機能する。
平板21の第一面21aは、載置台50の第五姿勢において載置面50Eとして機能する。
図10は、載置台50の姿勢変更を示す図であって、(a)は第一姿勢、(b)は第二姿勢、(c)は第三姿勢、(d)は第四姿勢、(e)は第五姿勢を示す。
載置台50は、載置台50全体を回転させることにより、複数の設置姿勢(第一〜第五姿勢)を任意に選択可能である。
図10(a)に示すように、第一姿勢では、載置台50は、平板24が水平となり、外面24aが上方を向く。したがって、平板24の外面24aを載置面50Aとして用いることができる。
載置面50A(外面24a)において、水平方向及び上方向には、他の平板(平板21〜23,25,26)が存在しない開放状態となっている。
第一姿勢における載置台50の載置面50A(外面24a)は、床面等から700mmの高さの位置にある(載置高)。
図10(b)に示すように、第二姿勢では、載置台50は、平板22が水平となり、外面22aが上方を向く。したがって、平板22の外面22aを載置面50Bとして用いることができる。
載置面50B(外面22a)において、一つの水平方向(図10(b)において右側)及び上方向には、他の平板(平板21,23〜26)が存在しない開放状態となっている。
第二姿勢における載置台50の載置面50B(外面22a)は、床面等から600mmの高さの位置にある(載置高)。
図10(c)に示すように、第三姿勢では、載置台50は、平板23が水平となり、外面23aが上方を向く。したがって、平板23の外面23aを載置面50Cとして用いることができる。
載置面50C(外面23a)において、水平方向及び上方向には、他の平板(平板21,22,24〜26)が存在しない開放状態となっている。
第三姿勢における載置台50の載置面50C(外面23a)は、床面等から500mmの高さの位置にある(載置高)。
図10(d)に示すように、第四姿勢では、載置台50は、平板21が水平となり、第二面21bが上方を向く。したがって、平板21の第二面21bを載置面50Dとして用いることができる。
載置面50D(第二面21b)において、一つの水平方向(図10(d)において紙面前方)及び上方向には、他の平板(平板22〜26)が存在しない開放状態となっている。
第四姿勢における載置台50の載置面50D(第二面21b)は、床面等から400mmの高さの位置にある(載置高)。
図10(e)に示すように、第五姿勢では、載置台50は、平板21が水平となり、第一面21aが上方を向く。したがって、平板21の第一面21aを載置面50Eとして用いることができる。
載置面50E(第一面21a)において、一つの水平方向(図5(e)において紙面前方)及び上方向には、他の平板(平板22〜26)が存在しない開放状態となっている。
第五姿勢における載置台50の載置面50E(第一面21a)は、床面等から300mmの高さの位置にある(載置高)。
載置台50は、載置台50の設置姿勢を変更するだけで、載置高が異なる5つの載置面50A〜50Eを任意に選択できる。載置高を調整する調整機構が存在しないので、載置面50A〜50Eがガタつくことはなく、また、載置台50の低コスト化が図られる。さらに、載置台50の設置姿勢を変更するという容易な操作のみなので、操作の煩わしさを低減できる。
〔第六実施形態:五面Bタイプ〕
図11は、本発明の第六実施形態に係る載置台60を示す三面図である。図11は、載置台60が第二姿勢の状態を示す。
載置台60は、載置台40と同様に、平板25,26がL字形に形成される点で、載置台30,50とは異なっている。また、載置台60は、載置台40と同様に、矩形の平板27,28を備えている点で、載置台30,50とは異なっている。
載置台60において、載置台30〜50と同一部材には、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12は、載置台60の姿勢変更を示す図であって、(a)は第一姿勢、(b)は第二姿勢、(c)は第三姿勢、(d)は第四姿勢、(e)は第五姿勢を示す。
を示す。
載置台60の姿勢変更は、載置台50と同一であるので、その説明を省略する。
載置台60は、載置台60の設置姿勢を変更するだけで、載置高が異なる5つの載置面50A〜50Eを任意に選択できる。載置高を調整する調整機構が存在しないので、載置面50A〜50Eがガタつくことはなく、また、載置台50の低コスト化が図られる。さらに、載置台50の設置姿勢を変更するという容易な操作のみなので、操作の煩わしさを低減できる。
上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
載置台10〜60が、着脱可能なキャスター80を備える場合について説明したが、これに限らない。固定式のキャスターを複数備える場合であってもよい。また、キャスターを全く備えずに、載置台10〜60が直に床面等の上に置かれる場合であってもよい。
ケーブルが挿通される貫通孔の形状、位置、数は、上述した実施形態の例に限定されない。意匠性を向上させる等の目的で、多数の貫通孔を設ける等してもよい。また、貫通孔を全く備えない場合であってもよい。
10〜60…載置台
11〜16,21〜26…平板
10A〜10C,30A〜30D,50A〜50E…載置面
13H,23H…貫通孔
80…キャスター

Claims (8)

  1. 複数の平板を互いに交差又は平行に配置して形成した載置台であって、
    載置台全体を回転させて複数の設置姿勢を選択可能であり、
    前記複数の設置姿勢毎に前記複数の平板のいずれか一つが被載置物を載置する載置面を形成し、前記載置面の載置高がそれぞれ異なる
    ことを特徴とする載置台。
  2. 前記載置面のそれぞれは、少なくとも一つの水平方向と上方向の二方向が開放されることを特徴とする請求項1に記載の載置台。
  3. 前記載置面は、三つ以上五つ以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の載置台。
  4. 前記載置面は、四つ又は五つであることを特徴とする請求項3に記載の載置台。
  5. 前記載置面は、五つであることを特徴とする請求項4に記載の載置台。
  6. 前記被載置物は、表示装置又は投射型表示装置であることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の載置台。
  7. 前記複数の平板のうちの少なくとも一つは、前記電子機器に接続されるケーブルを挿通する貫通孔を有することを特徴とする請求項6に記載の載置台。
  8. 前記複数の平板に対して着脱可能であり、前記複数の設置姿勢毎に前記載置面に対して背向する部位に取り付けられる複数のキャスターを備えることを特徴とする請求項1から7のうちいずれか一項に記載の載置台。
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