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JP2014077630A - 流体を分離するためのシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼器のパージ処理を提供する。
【解決手段】システムは、第1の流体94を収容するよう構成された第1のチャンバ106と、第2の流体96を収容するよう構成された第2のチャンバ106と、を含むターボ機械を備える。ターボ機械はまた、第1及び第2のチャンバ間に配置された障壁部92を含む。障壁部は、第1の流体と第2の流体とを分離するよう構成される。加えて、障壁部は、第1のチャンバに面する第1の面102と第2のチャンバに面する第2の面104とを有する。ターボ機械はまた、第1のチャンバから第2のチャンバに延びるオリフィス100を含む。オリフィスは、流体通路を定める。加えて、ターボ機械は、第1及び第2の端部120、122を有する管体90を含む。第1の端部は、第1の面に結合されて、オリフィスの周縁の周りに配置される。管体は、第2の流体を少なくとも部分的に収容するよう構成される。
【選択図】図2

Description

本明細書で開示される主題は、ターボ機械のパージ処理に関し、より具体的には燃焼器のパージ処理に関する。
ガスタービンエンジンは、タービン燃焼器の燃焼室内で加圧空気と燃料との混合気を燃焼させて高温の燃焼ガスを生成し、次いで、結果として得られた燃焼ガスを用いて1つ又はそれ以上のタービンを駆動する。残念ながら、高温の燃焼ガスは、燃焼器の種々の通路及び/又はキャビティ内に蓄積して燃焼器の構成要素に望ましくない損耗を引き起こし、また、望ましくない場所での燃焼につながる場合があり、これは保炎及び/又は逆火とも呼ばれる。従って、冷却空気のようなパージガスをこれらの通路に提供して高温の燃焼ガス又は可燃性の燃料−空気混合気を除去し、逆火及び/又は保炎の発生を低減することができる。しかしながら、パージ流を用いた場合でも、燃焼器の圧力変動によって、通路への燃焼ガス又は燃料−空気混合気の瞬時的又は持続的な逆流が引き起こされる可能性がある。
米国特許第6,385,958号明細書
最初に請求項に記載された本発明の範囲内にある特定の実施形態について以下で要約する。これらの実施形態は、特許請求した本発明の技術的範囲を限定することを意図するものではなく、むしろそれらの実施形態は、本発明の実施可能な形態の簡潔な概要を示すことのみを意図している。当然のことながら、本発明は、下記に説明した実施形態と同様のもの又は該実施形態と異なるものとすることができる様々な形態を含むことができる。
第1の実施形態において、システムは、第1の流体を収容するよう構成された第1のチャンバと、第2の流体を収容するよう構成された第2のチャンバと、を含むターボ機械を備える。ターボ機械は、第1及び第2のチャンバ間に配置された障壁部を含む。障壁部は、第1の流体と第2の流体とを分離するよう構成される。加えて、障壁部は、第1のチャンバに面する第1の面と第2のチャンバに面する第2の面とを有する。ターボ機械はまた、第1のチャンバから第2のチャンバに延びるオリフィスを含む。オリフィスは、流体通路を定める。加えて、ターボ機械は、第1及び第2の端部を有する管体を含む。第1の端部は、第1の面に結合されて、オリフィスの周縁の周りに配置される。管体は、第2の流体を少なくとも部分的に収容するよう構成される。
第2の実施形態において、方法は、ターボ機械の障壁部を用いて第1の流体と第2の流体を分離する段階を含む。障壁部は、第1の流体に面する第1の面と第2の流体に面する第2の面とを含む。本方法はまた、障壁部のオリフィス及び障壁部の第1の面から延びる管体を通る流体の通過を可能にする段階を含む。本方法は更に、管体に前記第2の流体を収容する段階を含む。
第3の実施形態において、システムは、燃焼器を含む。本システムはまた、燃焼器内に配置され且つ燃料を流すよう構成された第1のチャンバを含む。加えて、本システムは、第1のチャンバに隣接して配置され且つパージ流を受けるよう構成された第2のチャンバを含む。本システムは更に、第1のチャンバと第2のチャンバとの間に延びるオリフィスを含む。オリフィスは、パージ流を第2のチャンバから第1のチャンバに配向するように構成される。加えて、本システムは、オリフィスの周縁の周りに配置され、第2のチャンバに結合された管体を含む。管体は、燃料を少なくとも部分的に収容するよう構成される。
本発明のこれらの及びその他の特徴、態様並びに利点は、図面全体を通して同じ参照符号が同様の部分を表す添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むと、より良好に理解されるであろう。
本発明の態様による、管体延長部を利用できるガスタービンエンジンの1つの実施形態の側断面図。 図1の管体延長部のうちの1つの管体延長部の実施形態の側断面図。 図1の管体延長部のうちの1つの管体延長部の実施形態の側断面図。 熱シールドからチャンバにパージ流を配向できる、図1の管体延長部のうちの1つの管体延長部の実施形態を示す、図1のガスタービンエンジンの燃焼器セクションの1つの実施形態の切り欠き斜視図。 図4の熱シールドとチャンバとの間の圧力差の1つの実施形態を示すグラフ。 図5の圧力差から生じる可能性がある図4のパージ流の速度の1つの実施形態を示すグラフ。 図6のパージ流速度から生じる可能性がある図4のパージ流の移動量の1つの実施形態を示すグラフ。
本発明の1つ又はそれ以上の特定の実施形態について、以下に説明する。これらの実施形態の簡潔な説明を行うために、本明細書では、実際の実施態様の全ての特徴については説明しないことにする。何れかの技術又は設計プロジェクトと同様に、このような何らかの実際の実装の開発において、システム及びビジネスに関連した制約への準拠など、実装毎に異なる可能性のある開発者の特定の目標を達成するために、多数の実装時固有の決定を行う必要がある点は理解されたい。更に、このような開発の取り組みは、複雑で時間を要する可能性があるが、本開示の利点を有する当業者にとっては、設計、製作、及び製造の日常的な業務である点を理解されたい。
本発明の種々の実施形態の要素を導入する際に、冠詞「a」、「an」、「the」、及び「said」は、要素の1つ又はそれ以上が存在することを意味するものとする。用語「備える」、「含む」、及び「有する」は、包括的なものであり、記載した要素以外の付加的な要素が存在し得ることを意味する。
パージガス(例えば、空気、窒素、他の不活性ガス、蒸気、二酸化炭素、又は排気ガス)は、ガスタービンエンジンの燃焼器内の種々のチャンバに提供され、該チャンバから燃料及び空気の可燃性混合気を除去して、保炎及び/又は逆火の発生を低減することができる。同様に、パージガスは、チャンバに提供され、ガスタービンエンジンの構成要素に損傷を与える可能性がある高温燃焼ガスを除去することができる。これに加えて、又は代替として、パージ流をチャンバに提供し、該チャンバに流入する何らかの望ましくない流体の量を低減することができる。例えば、ガスタービンエンジンにおける実施可能なパージ状況には、ライナ冷却孔、高温ガス経路(例えば、タービンノズルを通る)、燃料噴射ポート、及びカートリッジ(例えば、燃料ノズル)に提供されるパージを含むことができる。
しかしながら、燃焼器の圧力変動がパージ流を失速させる場合があり、燃焼器のチャンバへの高温燃焼ガスの望ましくない逆流を引き起こす可能性がある。より具体的には、燃焼器の圧力振動は、チャンバを囲む領域の圧力の瞬時的又は持続的増大をもたらす結果となり、高温燃焼ガス又は可燃性燃料−空気混合気をチャンバ内に流入させるようになる恐れがある。高温燃焼ガスは瞬時的にのみ逆流する(すなわち、チャンバへの移動が小さい)場合があるが、チャンバ全体にパージされて燃焼ガスを除去する可能性がある。従って、チャンバへの望ましくない流体(例えば、燃焼ガス又は可燃性混合気)の逆流を低減し、チャンバから望ましくない流体をパージするのに使用されるパージガスの量を低減する方法を提供することが望ましいとすることができる。
上述のことを考慮して、開示される実施形態は、オリフィスの周縁の周りに配置されて、該オリフィスを通ってチャンバに流入する流体の逆流を低減するための管体延長部を含む。より具体的には、オリフィスは、第1のチャンバに含まれる第1の流体(例えば、空気)と、第2のチャンバに含まれる第2の流体(例えば、燃焼ガス)とを分離する障壁部を通って延びることができ、該オリフィスは、第1のチャンバと第2のチャンバとの間に流体通路を定めることができる。例えば、管体延長部は、第1のチャンバに面する障壁部の表面に結合することができる。従って、圧力振動が生じて燃焼ガスの第1のチャンバへの逆流が引き起こされた場合には、管体延長部が燃焼ガスを少なくとも部分的に収容することができ、燃焼ガスを第1のチャンバ内の空気から分離することができる。更に、第1のチャンバから燃焼ガスをパージするのに使用されるパージガスの量を低減することができる。すなわち、第1のチャンバ全体をパージするのではなく、第1のチャンバへの燃焼ガスの移動が管体延長部の長さよりも短く、燃焼ガスが管体延長部内に収容されている場合には、管体延長部のみをパージすることができる。本発明の実施形態は、パージ流を伴うガスタービンエンジンの関連内で考察されるが、望ましくない流体のある容積への逆流を制限する必要がある、同様のパージ流を有するあらゆるターボ機械(例えば、圧縮機、タービン、ポンプ、その他)にも適用可能である点に留意されたい。例えば、本発明の実施形態はまた、蒸気タービン、風力タービン、燃焼エンジン(例えば、火花点火内燃エンジン、ディーゼルエンジンのような圧縮点火エンジン、その他)、種々の燃焼システム及び反応器(例えば、ガス化装置、ボイラ、加熱炉、その他)などにも適用することができる。
ここで図面を参照すると、図1は、以下で詳細に説明するガスタービンエンジン12の種々の通路及び/又はチャンバにおいて管体延長部を利用できる、ガスタービンエンジン12を含むシステム10の1つの実施形態を示す。特定の実施形態において、システム10は、航空機、船舶、機関車、発電システム、又はこれらの組み合わせを含むことができる。図示のガスタービンエンジン12は、吸気セクション16、圧縮機18、燃焼器セクション20、タービン22、及び排気セクション24を含む。タービン22は、シャフト26を介して圧縮機18に結合される。
空気は、吸気セクション16を通ってガスタービンエンジン12に流入し、圧縮機18に流れることができ、該圧縮機は、空気を燃焼器セクション20に流入させる前に該空気を加圧する。詳細には、圧縮機18は、圧縮機ロータディスク30に結合された圧縮機ブレード28を含む。圧縮機ロータディスク30が作動中に回転すると、圧縮機ブレード28が回転して、吸気セクション16からの空気を加圧して加圧空気にする。次いで、加圧空気は燃焼器セクション20に送ることができ、該燃焼器セクションは、1つ又はそれ以上の燃料ノズル32を含むことができる。燃料ノズル32は、加圧空気を燃料と混合し、好適な燃料−空気混合気を生成することができ、該燃料−空気混合気は、燃焼セクション20において燃焼して高温の燃焼ガスを生成し、タービン22を駆動する。例えば、燃焼ガスは、タービンロータディスク36に結合されたタービンブレード34に駆動力を加え、タービン22を回転駆動することができ、これによりシャフト26が回転軸38の周りに回転するようになる。次に、燃焼ガスは、排気セクション24を介してガスタービンエンジン12から流出することができる。更に、シャフト26は、シャフト26の回転によって動力を供給できる負荷に結合することができる。例証として、負荷は、発電プラント又は外部機械的負荷などのガスタービンエンジン12の回転出力によって出力をできるあらゆる好適な装置とすることができる。例えば、負荷は、発電機、航空機のプロペラ、及びその他を含むことができる。以下の考察において、軸方向又は軸線40、半径方向又は軸線42、及び円周方向又は軸線44など、種々の方向について参照する場合がある。軸方向40は、一般に回転軸38に沿って向けられる。
上述のように、ガスタービンエンジン12は、種々の通路及び/又はチャンバにおいて管体延長部を利用することができる。具体的には、管体延長部は、パージ流を受け取ることができるあらゆる通路及び/又はチャンバに好適とすることができる。上述のように、管体延長部は、圧力及び温度変動の結果として生じる可能性がある通路又はチャンバへの望ましくない流体(例えば、高温空気、高温燃焼ガス、及び/又は燃料混合気)の逆流を低減することにより、逆流マージンを改善することができる。特定の実施形態において、熱を放散させるために、作動中に高温になるガスタービンエンジン12の構成要素に冷却パージを提供することができる。例えば、パージは、圧縮機18に提供することができ、圧縮機ロータディスク30の1つ又はそれ以上の周りに配向することができる。従って、矢印60で示すように、パージ流路に沿って管体延長部を利用することができる。加えて、高温の燃焼ガスに起因して高温に達する可能性があるタービンの構成要素にパージを提供することができる。従って、管体延長部は、矢印62で示すように、タービンブレード34及びタービンロータディスク36の周りに位置付けることができる。
管体延長部は、燃焼セクション20が燃料ノズル32に供給される燃料の組成又は特性の変化、燃焼ダイナミックス、又は同様のものに起因して圧力変動を生じる可能性があるので、燃焼セクション20内のパージ状況に特に好適とすることができる。ガスタービンエンジン12の正常作動中に燃料を噴射する燃料噴射ポートは、ガスタービンエンジン12のシャットダウンに続いてパージされ、熱に曝された場合に燃料噴射ポートにおいて望ましくない残留物を形成する場合があるあらゆる残留燃料を燃料噴射ポートにおいて除去することができる。従って、管体延長部は、矢印64で示されるように、燃料噴射ポートのパージ流路に沿って位置付けることができる。燃料噴射ポートと同様に、燃料ノズル32(例えば、カートリッジ)をパージして、燃料が燃料ノズル32を通って有効に流れていないときにあらゆる残りの燃料を除去し、矢印66で示されるような管体延長部を利用して燃料ノズル32への燃料の逆流を低減することが望ましいとすることができる。加えて、冷却パージ空気を熱シールド及び/又は燃焼器ライナに提供し、燃焼器セクション20の外側側壁と高温の燃焼ガスとの間に熱的に分離する障壁部を作製することができる。従って、これらのキャビティへの高温燃焼ガスの逆流を低減するため、管体延長部は、矢印68及び70で示すように、熱シールド及び燃焼器ライナそれぞれに沿って配置することができる。
上述のことを考慮して、図2は、高温ガス経路、燃料噴射ポート、燃料ノズル、熱シールド、燃焼器ライナ、及び同様のものに提供されるパージの流路に沿って位置付けることができる管体延長部90(例えば、管体)の1つの実施形態の断面図を示している。詳細には、管体延長部90は、第1の流体94を第2の流体96から分離する障壁部92に結合することができ、該障壁部92を通って延びるオリフィス100の周縁の周りに配置することができる。オリフィス100は、第1及び第2の流体94、96間に流体通路を定める。図示のように、管体延長部90は、第1の流体94に面する障壁部92の第1の表面102に結合される。代替として、管体延長部90は、第2の流体96に面する障壁部92の第2の表面104に結合することができる。特定の実施形態において、第1及び第2の流体94、96は、第1及び第2のチャンバ106、108それぞれにより収容することができる。1つの実施形態において、第1及び第2のチャンバ106、108は、第1及び第2の流体94、96をそれぞれ流すことができる。更に、特定の実施形態において、第1及び第2のチャンバ106、108は、明確に定められた境界をもたない場合があり、その代わりに、隣接する構成要素間の空隙によって定めることができる。特定の実施形態において、第1及び第2のチャンバ106、108は、障壁部92を含むことができる。
オリフィス100が流体通路を定めると、第1及び第2の流体94、96は、オリフィス100を通って対向するチャンバに流れることができる。特定の実施形態において、第1のチャンバ106において第2の流体96の量を低減することが望ましいとすることができる。例えば、第2の流体96は、高温の燃焼ガス、燃料、又は燃料−空気混合気とすることができる。これに加えて、又は代替として、第1のチャンバ106は、燃料又は高温ガスに曝される場合に損傷を生じる可能性があるキャビティとすることができ、及び/又は第1のチャンバ106は、1つ又はそれ以上の隣接する構成要素を熱的に分離することができ、従って、十分な熱的分離を提供するよう好適な温度に維持することができる。従って、第1のチャンバ106内の高温のガス又は燃料の量を低減することが望ましいとすることができる。従って、矢印110で示されるパージ流又はパージ通路流(例えば、空気、窒素、他の不活性ガス、蒸気、二酸化炭素、排気ガス、又はこれらの組み合わせ)は、第1のチャンバ106に提供され、第2の流体96を第1のチャンバ106から除去することができる。オリフィス100は、パージ流110を第1のチャンバ106から第2のチャンバ108に配向することができる。従って、パージ通過流110にわたる圧力低下は、所望の逆流マージンを達成するよう選択することができる。すなわち、パージ流110の圧力波、第1の流体94の圧力(すなわち、第1のチャンバ106の圧力)と、第2の流体96の圧力(すなわち、第2のチャンバ108の圧力)との間の差違が正であるように選択することができる。より高い逆流マージンは、第1のチャンバ106への第2の流体96の逆流量の低減を意味する。特定の実施形態において、第1のチャンバ106は、第1の流体94及びパージガスの両方を収容することができる。
上述のように、第1及び第2のチャンバ106、108内では、両矢印112で示される圧力変動が生じる場合があり、これによりパージ流100を失速させ、流れ方向を反転させる可能性があり、第2の流体96が第1のチャンバ106に流入するようになる。すなわち、第2の流体96の圧力及び/又は第2のチャンバ108の圧力は、第1の流体94の圧力及び/又は第1のチャンバ106の圧力よりも高い圧力まで周期的に増大する可能性がある。特定の実施形態において、第2の流体96の圧力及び/又は第2のチャンバ108の圧力は、周期的に振動することができる。典型的には、第2の流体96が第1のチャンバ106に流入する場合、第1のチャンバ106全体をパージして、第2の流体96を除去することができる。しかしながら、管体延長部90は、圧力変動112により第2の流体96が逆流するようになった場合には、第2の流体96を少なくとも部分的に収容できるので、第1のチャンバ106全体ではなく、管体延長部90のみをパージ流110でパージすることが必要となる場合がある。これにより、第1のチャンバ106全体をパージするのに使用されるであろうパージ流110の量と比べて、使用されるパージ流100の量を約30〜100パーセント、50〜95パーセント、又は70〜90パーセント低減することができる。加えて、これにより、逆流マージンを約10〜100パーセント、30〜70パーセント、又は40〜60パーセント改善することができる(すなわち、第1のチャンバ106への第2の流体96の逆流マージンを増大する又は逆流を低減する)。加えて、特定の実施形態において、パージ流112の供給源114は、管体延長部90の近傍に配置され、パージ流112が管体延長部90に直接提供されるようにすることができる。このようにして、パージされる容量を低減することができ、従って、利用されるパージ流の量も低減することができる。特定の実施形態において、供給源114は、圧縮機ブリード空気とすることができる。
管体延長部90内に収容される第2の流体96の量を最大にするために、予想される圧力変動112に基づいて管体延長部90の長さ116を選択することができる。圧力変動112の周波数及びピーク間ダイナミックスは、第1のチャンバ106への第2の流体96の移動(例えば、逆流)に影響を及ぼす。従って、管体延長部90の長さ116は、可能性のある最大移動に合わせて選択することができる。更に、特定の実施形態において、管体延長部90は、第1のチャンバ106への第2の流体96の速度を低減するためのディフューザとして機能することができる。第2の流体96の速度を低減することにより、管体延長部90の長さ116を短縮することができる。
図示のように、管体延長部90は、例えば円錐形のようなテーパを付けることができる。例えば、管体延長部90は、管体延長部90の第1の端部120から第2の端部122まで管体延長部の長さ116に沿って線形的又は曲線のある状態で増大する内径118を有することができる。従って、管体延長部90は、第1の端部120にて第1の内径124を有し、第2の端部にて第2の内径126を有することができ、第1の内径124は、第2の内径126よりも小さくすることができる。特定の実施形態において、特定の実施形態において、第2の内径126と第1の内径124の比は、約4:1〜1.1:1、3:1〜1.25:1、又は2:1〜1.5:1の間とすることができる。別の実施形態において、管体延長部90の直径の変化は、非漸次的(例えば、段階的又は非テーパ)とすることができる。更に、図2は、長さ116に沿って一定である外径128を有する管体延長部90を示しているが、他の実施形態では、外径128は変わることができる。例えば、外径128は、第1の端部120から第2の端部122まで長さ116に沿って減少し、管体延長部90を支持し、該管体延長部90を障壁部92に良好に固定するようにすることができる。
管体延長部90は、あらゆる好適な断面を有する形状にすることができる。例えば、管体延長部90の断面は、円形、長円形、三角形、方形、矩形、多角形、及び同様のものとすることができる。加えて、管体延長部90は、長さ116に沿って変化する断面を有して形成することができ、流れ剥離が移動した流れ境界部に延びないようにする。更に、管体延長部90は、障壁部92に垂直な直線状の管体延長部90として図示されているが、管体延長部90は、障壁部92にあらゆる好適な角度130(例えば、10〜90、15〜80、20〜70、30〜60、又は40〜50度)で固定することができ、長さ116に沿って破線117で示すように部分的又は全体的に湾曲し、ガスタービンエンジン12の外形形状に一致するようにすることができる。
他の実施形態において、管体延長部90は、図3に示すように、一定の内径132を有することができる。しかしながら、一定の内径132を有する管体延長部90は、第2の流体96の逆流を減速しない可能性があるので、長さ134をより長くした管体延長部90を設けることが望ましいとすることができる。特定の実施形態において、長さ134と内径132の比は、約5:1〜1.1:1、4:1〜1.25:1、3:1〜1.5:1、又は2:1〜1.75:1とすることができる。図2に示す要素と共通する図3の他の要素は、同じ参照符号で表記されている。
第2の流体96は、高温燃焼ガス、燃料、又は燃料−空気混合気とすることができるので、管体延長部90は、高温に耐えることができ及び/又は燃料に曝すことのできるあらゆる好適な材料から形成することができる。例えば、管体延長部90は、耐火材料、高融点金属、非金属材料、セラミックス、セラミックスマトリックス複合材料、及びこれらの組み合わせから形成することができる。加えて、障壁部92及び/又は第2のチャンバ108は、耐火材料、高融点金属、非金属材料、セラミックス、セラミックスマトリックス複合材料、及びこれらの組み合わせから形成することができる。特定の実施形態において、管体延長部90は、障壁部92及び/又は第2のチャンバ108と同じ材料から構成することができる。例えば、管体延長部90は、障壁部92から形成されるか、又は障壁部92の外部に形成することができる(すなわち、障壁部92の一体部品)。
上述のように、燃焼器セクション20の熱シールドに冷却空気を提供するパージ流110に沿って1つ又はそれ以上の管体延長部90を設けることが望ましいとすることができる。例えば、図4は、端部キャップ140内に配列することができる1つ又はそれ以上の燃料ノズル32を含む燃焼器セクション20の切り欠き斜視図を示す。上述のように、燃料ノズル32は、燃料と加圧空気を組み合わせて燃料−空気混合気を形成する。図示の実施形態において、燃料ノズル32は、1つ又はそれ以上の4要素からなる燃料噴射装置142から燃料を受け取り、該燃料噴射装置は、圧縮機18からの空気流149に燃料を噴射する。例えば、空気流149は、燃焼器ライナ150と有孔流れスリーブ151との間の環状チャンバ144に流入することができる。燃料及び加圧空気は、矢印146で示すように、環状チャンバ144を通って端部キャップ140に向けて流れ、燃料ノズル32を通過することができる。次いで、燃料−空気混合気は、燃焼室148に流れることができ、該燃焼器は、端部キャップ140の下流側の燃焼器ライナ150により囲まれる。燃料−空気混合気は、点火されて燃焼し、高温の燃焼ガス(例えば、排気ガス)を形成する。
これに応じて、高温燃焼ガスは、燃焼器セクション20の温度を増大させ、従って、ケーシング154の1つ又はそれ以上の外壁152のような燃焼器セクション20の種々の構成要素に冷却空気を提供することができる。更に、特定の実施形態において、1つ又はそれ以上の熱シールド156(例えば、熱シールド領域)を外壁152と高温燃焼ガス及び/又は燃料を収容するチャンバとの間に設けることができる。例えば、熱シールド156は、外壁152に隣接することができ、及び/又は外壁152と、燃料又は燃料−空気混合気を収容及び/又は流動させることができる環状チャンバ144との間に配置することができる。これに加えて、又は代替として、熱シールド156は、外壁152と、高温燃焼ガスを収容できる燃焼室148との間に配置することができる。特定の実施形態において、熱シールド156は、環状チャンバとすることができる。一般に、熱シールド156は、冷却流体(例えば、空気)を収容及び/又は流動させるチャンバであり、外壁152と高温燃焼ガス及び/又は燃料を収容するチャンバとを熱的に分離する障壁部を提供する。加えて、熱シールド156を連続的又は周期的にパージ(例えば、パージ流110により)して、熱シールド156内部を所望の温度に維持することが望ましいとすることができる。特定の実施形態において、パージ流110は、熱シールド156を通って流れ、熱シールド156に流入する可能性があるあらゆる高温燃焼ガス及び/又は燃料を除去することができる。
しかしながら、上述のように、燃焼器セクション20の圧力変動が生じる場合があり(例えば、燃焼ダイナミックスに起因して)、これにより熱シールド156を通るパージ流110が周期的に失速する可能性がある。従って、パージ流110の経路のオリフィス100の周りに管体延長部90を設けることができる。この例示的な実施形態において、管体延長部90は、外壁152と燃料−空気混合気を収容する環状チャンバ144との間に少なくとも部分的に延びた熱シールド156に提供される。このようにして、パージ流110は、管体延長部90を通じて第1の流体(例えば、冷却空気)を提供することができる。燃焼器セクション20の圧力振動により、環状チャンバ144の圧力と熱シールド156の圧力との間に負の圧力差が生じる場合には、管体延長部90は、熱シールド156に逆流する可能性がある燃料−空気混合気を少なくとも部分的に収容することができる。
更に、上述のように、管体延長部90の長さは、予想される圧力変動112に基づいて選択することができる。例えば、図5は、燃焼器セクション20において、又はより具体的には環状チャンバ144において生じる可能性がある圧力変動をモデル化したグラフ160である。グラフ160は、時間(横座標164)に対する圧力差(縦座標162)を示す。より具体的には、圧力差は、熱シールド156(例えば、第1のチャンバ106)と環状チャンバ144(例えば、第2のチャンバ108)との間の圧力差とすることができる。線166は、圧力変動112のない状態での熱シールド156と環状チャンバ144との間のベースライン圧力差を表すことができ、他方、線168は、圧力変動112によって少なくとも部分的に引き起こされる、熱シールド156と環状チャンバ144との間で生じる可能性がある1つの圧力差を表すことができる。圧力差168は、熱シールド156と環状チャンバ144との間の圧力が、正圧と負圧の間を周期的に振動することができることを示している。実際に、圧力差168は、機関169において負圧とすることができる。
熱シールド156と環状チャンバ144との間の圧力差は、パージ流110の速度に影響を及ぼす可能性がある。例えば、線168で示される圧力差は、図6のグラフ170で示されるようなパージ流110の速度の変化を引き起こす可能性がある。グラフ170は、時間(横座標174)に対する速度(縦座標172)を示す。線176は、圧力変動112のない状態での熱シールド156及び環状チャンバ144からのパージ流110のベースライン速度を表すことができ、他方、線178は、圧力差168に起因した熱シールド156から環状チャンバ144へのパージ流110の速度を表すことができる。速度178は、正から負の速度の範囲にわたることができる。図示のように、速度178は、圧力差168に連動して増減する。更に、図示の実施形態において、速度178は、圧力差168が負である期間169に相当する期間180の間は負の速度とすることができる。1つの実施形態において、速度178は、減少しているが、依然として正のままとすることができる。更に、圧力差168が周期的に振動し続ける可能性があるので、速度178も同様に周期的振動する可能性がある点は留意されたい。
パージ流110の速度が変化すると、環状チャンバ144内へのパージ流110の移動もまた変化することができる。例えば、図7は、圧力差168及び速度178の結果として生じる可能性があるパージ流110の移動をモデル化したグラフ190を示す。グラフ190は、時間(横座標194)に対する移動量(縦座標192)を示す。より具体的には、移動量192は、熱シールド156から環状チャンバ144内へのパージ流110の移動量とすることができる。線196は、圧力変動112のない状態での熱シールド156から環状チャンバ144内へのパージ流110のベースライン移動量とすることができ、線198は、圧力差168及び速度178に起因したパージ流110の移動量を表すことができる。図示のように、ベースライン移動量196は正であり、一定の割合で増大している。しかしながら、期間200では、負の速度178によって、移動量198は負となることができる。負の移動量の期間200により、パージ流110及び環状チャンバ144からの燃料−空気混合気が熱シールド156に流入するようになることができる。例示の実施形態において、パージ流110は、負の移動量202を生じる。特定の実施形態において、負の移動量202は、約1cm〜10cm、2cm〜8cm、又は3cm〜6cmの間とすることができるが、他の範囲も可能である。よって、熱シールド156と環状チャンバ144との間の流体通路を定めるオリフィス100の周りに配置された管体延長部90では、長さ116又は134は、約1cm〜10cm、2cm〜8cm、又は3cm〜6cmの間とすることができる。このため、長さ116又は134を予想される圧力差168に基づいて予想される負の移動量202に対して選択することができるので、管体延長部90は、環状チャンバ144によって収容される燃料又は燃料−空気混合気などの何らかの望ましくない流体を収容することができる。更に、何らかの予想外の変動に対処するよう長さ116又は134を増大させることが望ましいとすることができる。例えば、長さ116又は134は、約3cm〜12cm、4cm〜10cm、又は5cm〜8cmの間とすることができる。上記で考察した圧力及び速度の変動の大きさに加えて、これらの変動の周波数もまた、逆流マージンに影響を及ぼす可能性がある。周波数が異なると、望ましくない流体が管体延長部90を通って移動するのに必要な時間が異なる。これにより、特定の用途において管体延長部90の異なる長さが必要となる場合がある。
上述のように、特定の実施形態は、圧力変動の結果として生じる可能性がある、チャンバ(例えば、第1のチャンバ106及び/又は熱シールド156)への流体(例えば、第2の流体96、燃料−空気混合気、及び/又は高温ガス)の逆流を低減することができる管体延長部90を含む。管体延長部90は、流体を少なくとも部分的に収容することができ、該流体をチャンバ内に含まれるあらゆる流体(例えば、空気)から分離することができる。更に、流体が管体延長部90に流入する場合には、チャンバ全体をパージするのではなく、管体延長部90のみをパージすればよい。従って、使用されるパージ流110の量を低減することができる。例えば、パージ流110の量は、約10〜100パーセント、30〜95パーセント、又は50〜90パーセントだけ低減することができる。加えて、上述のように、管体延長部90は、パージ流110を受けることができるあらゆる通路及び/又はチャンバに好適とすることができる。例えば、管体延長部90は、高温ガス経路、燃料噴射ポート、燃料ノズル、熱シールド、燃焼器ライナ、及び同様のものに提供されるパージ流110に沿って位置付けることができる。
本明細書は、最良の形態を含む実施例を用いて本発明を開示し、更に、あらゆる当業者があらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること並びにあらゆる包含の方法を実施することを含む本発明を実施することを可能にする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
10 システム
12 ガスタービンエンジン
16 吸気セクション
18 圧縮機
20 燃焼器セクション
22 タービン
24 排気セクション
26 シャフト
28 圧縮機ブレード
30 圧縮機ロータディスク
32 燃料ノズル
34 タービンブレード
36 タービンロータディスク
38 回転軸線
40 軸方向又は軸線
42 半径方向又は軸線
44 円周方向又は軸線
60 矢印
62 矢印
64 矢印
66 矢印
68 矢印
70 矢印
90 管体延長部
92 障壁部
94 第1の流体
96 第2の流体
98 周縁
100 オリフィス
102 第1の面
104 第2の面
106 第1のチャンバ
108 第2のチャンバ
110 パージ流
112 圧力変動
114 パージ源
116 長さ
117 破線(湾曲管体延長部)
118 内径
120 第1の端部
122 第2の端部
124 第1の内径
126 第2の内径
128 外径
130 角度
132 内径
134 長さ
140 端部キャップ
142 4要素からなる燃料噴射装置
144 環状チャンバ
146 矢印
148燃焼室
149 空気流
150 ライナ
152 外壁
154 ケーシング
156 熱シールド
160 グラフ
162 圧力差(縦座標)
164 時間(横座標)
166 線(ベースライン圧力差)
168 線(圧力差)
170 グラフ
172 速度(縦座標)
174 時間(横座標)
176 線(ベースライン速度)
178 線(速度)
180 期間
190 グラフ
192 移動量(縦座標)
194 時間(横座標)
196 線(ベースライン移動量)
198 線(移動量)
200 期間
202 負の移動量

Claims (20)

  1. ターボ機械を備えたシステムであって、前記ターボ機械が、
    第1の流体を収容するよう構成された第1のチャンバと、
    第2の流体を収容するよう構成された第2のチャンバと、
    前記第1及び第2のチャンバ間に配置され、前記第1の流体と前記第2の流体とを分離するよう構成され、且つ前記第1のチャンバに面する第1の面と前記第2のチャンバに面する第2の面とを有する障壁部と、
    前記第1のチャンバから前記第2のチャンバに延びて流体通路を定めるオリフィスと、
    第1及び第2の端部を有し、該第1の端部が前記第1の面に結合されて前記オリフィスの周縁の周りに配置された管体と、
    を含み、前記管体が、前記第2の流体を少なくとも部分的に収容するよう構成されている、システム。
  2. 前記管体が、前記第1の端部にて第1の内径と、前記第2の端部にて第2の内径とを有し、前記第2の内径が前記第1の内径よりも大きい、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記管体の内径が、前記第1の端部から前記第2の端部まで前記管体の長さに沿って漸次的に増大する、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記管体の長さが、約2〜6cmの間である、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記管体の内径が、前記第1の端部から前記第2の端部まで前記管体の長さに沿って一定であり、前記内径と前記長さとの比が約2よりも大きい、請求項1に記載のシステム。
  6. 燃焼器を更に備え、前記第1のチャンバが、前記燃焼器の外壁に隣接して配置された熱シールド領域を含み、前記パージ通路が、前記パージ流を前記熱シールド領域に提供するよう構成されている、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記パージ流を第1の領域に供給するよう構成されたパージ供給源を更に備え、前記オリフィスが、前記パージ流を前記第1の領域から第2の領域に提供するよう構成されたパージ通路を定める、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記オリフィスが、ライナ冷却孔、高温ガス経路に沿ったオリフィス、燃料噴射ポート孔、又は燃料ノズル孔を含む、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記管体が、内径及び外径を有し、前記内径が、前記第1の端部から前記第2の端部まで前記管体の長さに沿って増大し、前記外形が、前記第1の端部から前記第2の端部まで前記管体の長さに沿って減少する、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記管体の軸線に交差する断面が、円形、長円形、又は多角形を有する、請求項1に記載のシステム。
  11. ターボ機械の障壁部を用いて第1の流体と第2の流体を分離する段階を含む方法であって、前記障壁部が、前記第1の流体に面する第1の面と前記第2の流体に面する第2の面とを含み、前記方法が更に、
    前記障壁部のオリフィス及び前記障壁部の第1の面から延びる管体を通る流体の通過を可能にする段階と、
    前記管体に前記第2の流体を収容し、該管体内に前記第2の流体を収容することによって逆流マージンを増大させる段階と、
    を含む、方法。
  12. 前記第1の流体を第1の圧力で供給する段階と、
    前記第2の流体を前記第1の圧力よりも大きい第2の圧力で供給する段階と、
    を更に含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の圧力又は前記第2の圧力を周期的に振動させる、段階を更に含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の流体がパージ流を含み、前記第2の流体が高温ガス又は燃料を含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記オリフィスが、ライナ冷却孔、高温ガス経路に沿ったオリフィス、燃料噴射ポート孔、又は燃料ノズル孔を含む、請求項11に記載の方法。
  16. システムであって、
    燃焼器と、
    前記燃焼器内に配置され且つ燃料を流すよう構成された第1のチャンバと、
    前記第1のチャンバに隣接して配置され且つパージ流を受けるよう構成された第2のチャンバと、
    前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとの間に延びて、前記パージ流を前記第2のチャンバから前記第1のチャンバに配向するよう構成されたオリフィスと、
    前記オリフィスの周縁の周りに配置され、前記第2のチャンバに結合されて前記燃料を少なくとも部分的に収容するよう構成された管体と、
    を備える、システム。
  17. 前記第2のチャンバが、熱シールドを有し、該熱シールドが、前記第1のチャンバと前記燃焼器の外壁との間に配置される、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記管体が、第1及び第2の端部を有し、前記第1の端部が前記第2のチャンバに結合され、前記管体の直径が、前記第1の端部から前記第2の端部まで前記管体の長さに沿って増大する、請求項16に記載のシステム。
  19. 前記管体の長さが、約2〜6cmの間である、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記管体が少なくとも部分的に湾曲している、請求項16に記載のシステム。
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