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JP2014070057A - TNF−αによる活性酸素産生抑制剤及び線維芽細胞障害抑制剤 - Google Patents

TNF−αによる活性酸素産生抑制剤及び線維芽細胞障害抑制剤 Download PDF

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JP2014070057A
JP2014070057A JP2012218835A JP2012218835A JP2014070057A JP 2014070057 A JP2014070057 A JP 2014070057A JP 2012218835 A JP2012218835 A JP 2012218835A JP 2012218835 A JP2012218835 A JP 2012218835A JP 2014070057 A JP2014070057 A JP 2014070057A
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acid
tnf
glucoside
oil
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JP2012218835A
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Hiroshi Shimoda
博司 下田
Hiromichi Murai
弘道 村井
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Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd
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Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】TNF−αによる活性酸素産生抑制剤及びTNF−αによる線維芽細胞障害抑制剤の提供。
【解決手段】Ethyl gallate,caffeoyl glucose,methoxy caffeic acid,hypoletin 7-O-glucoside,quercetin 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,kaempherol 3-O-glucoside,quercetin 3-O-glucoside,kaempferol3-O-(6"-galloyl)-glucoside,gossypetin,junsainosideA,quercetin,tilirosideおよびkaempferolのうちの少なくとも1つを有効成分とするTNF−αによる活性酸素産生抑制剤。さらにジュンサイ抽出物を有効成分とするTNF−αによる活性酸素産生抑制剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、新規のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤及び線維芽細胞障害抑制剤に関する。本発明は、医薬品、食品、化粧料等に広く利用される。
近年、特に生体成分を酸化させる要因として、活性酸素が注目されており、その生体への悪影響が問題となっている。活性酸素は、生体細胞内のエネルギー代謝過程で生じるものであり、活性酸素としては、スーパーオキサイド(すなわち酸素分子の一電子還元で生じるスーパーオキシドアニオン:・O )、過酸化水素(H)、ヒドロキシラジカル(・OH)及び一重項酸素()等が挙げられる。これらの活性酸素は、食細胞の殺菌機構にとって必須であり、ウィルスや癌細胞の除去に重要な働きを果たしている。
しかしながら、活性酸素の過剰な生成は、生体内の膜や組織を構成する生体内分子を攻撃し、各種疾患を誘発する。通常、生体内で生産され、他の活性酸素の出発物質ともなっているスーパーオキサイドは、細胞内に含まれているスーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)の触媒作用により逐次消去されているが、スーパーオキサイドの産生が過剰である場合、又はSODの作用が低下している場合には、スーパーオキサイドの消去が不十分となり、特に、皮膚は、紫外線等の環境因子の刺激を直接受けることから、スーパーオキサイドが生成しやすい器官であるため、スーパーオキサイド濃度の上昇により、例えば、コラーゲン等の生体組織を分解し、変性し又は架橋したり、油脂類を酸化して細胞に障害を与える過酸化脂質を生成したりすると考えられており、活性酸素によって引き起こされる障害が、皮膚のしわ形成や皮膚の弾力低下等の老化の原因になるものと考えられている。したがって、活性酸素や生体内ラジカルの生成を阻害・抑制することにより、しわ形成や弾力低下等の皮膚の老化を予防、治療又は改善できるものと考えられる。
そこで、活性酸素消去物質、ラジカル消去物質等を安全性の点で有利な天然物から得る試みがなされており、このような作用を有するものとして、アブラナ科ブラシカ属植物からの抽出物(特許文献1参照)等が知られている。
一方、近年、皮下脂肪と皮膚細胞の関係が注目されている。脂肪から産生される悪玉サイトカインのTNF-αは、皮下脂肪に近接する線維芽細胞にダメージを与え(非特許文献1)、コラーゲンやエラスチンの産生を抑制し、その一方で、TNF-αはコラゲナーゼを活性化することで(非特許文献2)、コラーゲンの分解を促進することが知られている。
そこで、TNF−αによる活性酸素種の産生を抑制し、更にTNF−αによる線維芽細胞障害を抑制することが重要となる。
特開2003−81848号公報
Zhu G., Cai J., Zhang J., Zhao Y., Xu B.Abnormal nuclear factor (NF)-kB signal pathway and aspirin inhibits tumornecrosis factor alpha-induced NF-kB activation in keloid fibroblasts. DermatolSurg., 33, 697-708 (2007). Lindner D., ZietschC., Becher P.M., Schulze K., SchultheissH-P., Tschope C., Westermann D. Differential expression of matrixmetalloproteases in human fibroblasts with different origins. Biochem. Res.Int., Article ID 875742 (2012).
このような、背景の下、本発明者は、ジュンサイ及びジュンサイに含まれる成分について、TNF−αによる活性酸素の産生を抑制し、更に線維芽細胞障害の抑制作用を有することを見出し、本発明を完成させた。
本発明は、新規なTNF−αによる活性酸素産生抑制剤及びTNF−αによる線維芽細胞障害抑制剤を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の特徴は以下の通りである。
1.Ethyl
gallate,caffeoyl
glucose,methoxy
caffeic acid,hypoletin
7-O-glucoside,quercetin 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,kaempherol 3-O-glucoside,quercetin 3-O-glucoside,kaempferol 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,gossypetin,junsainoside A,quercetin,tilirosideおよびkaempferolのうちの少なくとも1つを有効成分とするTNF−αによる活性酸素産生抑制剤。
2.Ethyl
gallate,caffeoyl
glucose,methoxy
caffeic acid,hypoletin
7-O-glucoside,quercetin 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,kaempherol 3-O-glucoside,quercetin 3-O-glucoside,kaempferol 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,gossypetin,junsainoside A,quercetin,tilirosideおよびkaempferolうちの少なくとも1つを含有することを特徴とするジュンサイ抽出物。
3.ジュンサイ抽出物を有効成分とするTNF−αによる活性酸素産生抑制剤。
4.上記ジュンサイ抽出物は上記2.に記載のものである請求項3に記載のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤。
5.Ethyl
gallateおよびquercetinの少なくとも一方を有効成分とするTNF−αによる線維芽細胞障害抑制剤。
6.ジュンサイ抽出物を有効成分とするTNF−αによる線維芽細胞障害抑制剤。
ジュンサイから各成分の分離スキームを示す図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤は、ethyl gallate,caffeoyl glucose,methoxy caffeic acid,hypoletin 7-O-glucoside,quercetin 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,kaempherol 3-O-glucoside,quercetin 3-O-glucoside,kaempferol 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,gossypetin,junsainoside A,quercetin,tilirosideおよびkaempferolを有効成分とするものである。
上記化合物(以下、これらを単に「上記化合物等」という。)は、それぞれ下記化学式にて示されるものである。
Figure 2014070057
上記化合物等は、ジュンサイを溶媒で抽出することにより単離することができる。
ジュンサイ(Brasenia schreberi)は,秋田県三種町が一大産地の食材である。じゅんさい沼に大きなたらいを浮かべ若芽を摘む姿は初夏の風物詩になっている。ジュンサイは多糖類に富むゲル状粘液質に覆われていることから食感が良く,高級料亭の食材としても珍重されています。またカロリーが低いことから,ヘルシー食材としても認知が進みつつある。
抽出溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール等のグリコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;エチルエーテル、プロピルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素;アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル、水等を用いることができる。これらの中で、エタノール、1,3−ブチレングリコール、水、アセトン、ジクロロメタン等が好ましく用いられる。これらの溶媒は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。溶媒を混合して用いる場合、各溶媒の混合比は、溶媒の種類に応じて適宜調整すればよい。
抽出方法については、特に限定されるものではなくジュンサイに溶媒(例えば、エタノール)を加えた後、抽出物に含まれる活性成分の活性を失活させない程度に加温加熱する加熱抽出法や、超臨界抽出法等を適宜適用できる。また、一定量の溶媒にジュンサイを浸漬してバッチ処理する浸漬抽出法や連続的に溶媒を送り続ける連続抽出法等、公知の種々の抽出法を適用できる。
具体的な抽出方法の一例を挙げると、例えば、ジュンサイに対して、その乾燥重量の5〜50重量倍程度、好ましくは、10〜40重量倍程度の抽出溶媒を加えて浸漬して加温(25〜100℃)し、1〜6時間程度溶媒を攪拌させることにより、活性成分を抽出することができる。勿論、溶媒の種類、溶媒量や加熱温度、加熱時間等については、活性成分を効率的に抽出できるように適宜調整すればよい。
上記した方法によってジュンサイから抽出物を得た後、通常、濾過、遠心分離等の常法によって残渣と固液分離することによって、抽出液を得ることができる。本発明では、得られた抽出液をそのままTNF−αによる活性酸素産生抑制剤として用いることが可能であるが、活性が低い場合もあるため、適宜濃縮又は溶媒を留去して、エキス状や粉末状として用いることもできる。更に、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチル、トルエン、ヘキサン、ベンゼン、アセトン等の有機溶媒を1種又は2種以上用いた溶媒分画操作によって、得られた抽出液から活性画分を分取することができる。更に、必要に応じて、アルミナカラムクロマトグラフィーやシリカゲルクロマトグラフィー、ゲルろ過クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、疎水クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の適当な分離精製手段を1種若しくは2種以上組み合わせて精製することもできる。
なお、ジュンサイからの化合物等の単離は、具体的には実施例の記載に従い行うことができる。
このように、上記化合物等は、天然物から単離及び精製することができるが、上記化合物等の製造方法はこれに限定されるものではない。公知の化学合成法をもとに該化合物を合成してもよいし、天然物から得られた物質を原材料として反応等の処理を施して製造することも可能である。
また、本発明のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤はジュンサイ抽出物を有効成分とすることを特徴とする。
ジュンサイ抽出物の抽出溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール等のグリコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;エチルエーテル、プロピルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素;アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル、水等を用いることができる。これらの中で、エタノール、1,3−ブチレングリコール、水、アセトン、ジクロロメタン等が好ましく用いられる。これらの溶媒は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。溶媒を混合して用いる場合、各溶媒の混合比は、溶媒の種類に応じて適宜調整すればよい。
抽出方法については、特に限定されるものではなくジュンサイに溶媒(例えば、エタノール)を加えた後、抽出物に含まれる活性成分の活性を失活させない程度に加温加熱する加熱抽出法や、超臨界抽出法等を適宜適用できる。また、一定量の溶媒にジュンサイを浸漬してバッチ処理する浸漬抽出法や連続的に溶媒を送り続ける連続抽出法等、公知の種々の抽出法を適用できる。
具体的な抽出方法の一例を挙げると、例えば、ジュンサイに対して、その乾燥重量の5〜50重量倍程度、好ましくは、10〜40重量倍程度の抽出溶媒を加えて浸漬して加温(25〜100℃)し、1〜6時間程度溶媒を攪拌させることにより、活性成分を抽出することができる。勿論、溶媒の種類、溶媒量や加熱温度、加熱時間等については、活性成分を効率的に抽出できるように適宜調整すればよい。
また、上記ジュンサイ抽出物は、ethyl gallate,caffeoyl glucose,methoxy caffeic acid,hypoletin 7-O-glucoside,quercetin 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,kaempherol 3-O-glucoside,quercetin 3-O-glucoside,kaempferol 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,gossypetin,junsainoside A,quercetin,tilirosideおよびkaempferolを含有することが好ましい。より優れたTNF−αによる活性酸素産生抑制作用を有するからである。尚、これらは1種のみ含有されていても良いし、2種以上含有されていてもよい。
本発明のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤の割合は、TNF−αによる活性酸素産生抑制剤が活性酸素産生抑制作用を発揮する限りにおいて特に制限されない。また、TNF−αによる活性酸素産生抑制剤だけからなるものであってもよい。TNF−αによる活性酸素産生抑制剤の含有量として、具体的には、乾燥重量に換算して総量として0.005重量%以上の割合を挙げることができる。TNF−αによる活性酸素産生抑制剤としてジュンサイ抽出物を用いる場合には、その中に含まれる化合物等が上記割合となる量を使用すればよい。
本発明のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤は、その形状も特に制限されない。例えば、粉末状、顆粒状、錠剤状、丸剤状、乳剤状、液状、懸濁液状、濃縮エキス、乾燥エキス等を例示することができる。
本発明のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤は、前述の効果を目的として、様々な用途に適用することができる。用途として、医薬品、試薬(研究用、テストキット用)、化粧料、経口並びに、摂取用TNF−αによる活性酸素産生抑制剤(たとえば、食品、健康食品、機能性食品、サプリメント、特定用途食品、特定健康用食品、ペットフード、及びペット用サプリメント等の食品組成物等)が挙げられる。
本発明のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤を含む医薬組成物は、賦形剤、担体又は添加剤を含んでいてもよい。賦形剤、担体及び添加剤としては、通常使用され、かつ薬学的に許容されるものであれば特に限定されず、その種類及び組成は、適宜変更が可能である。
賦形剤としては、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム等が挙げられ、担体としては、滅菌水、生理食塩水、及び各種緩衝液等が挙げられる。添加剤としては、粘ちょう剤、緩衝材、保存剤、防腐剤等が挙げられる。
医薬用組成物の剤型としては特に制限されるものではなく、必要に応じて適宜選択すればよいが、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤及び散剤等の経口剤並びに注射剤、坐剤、及び塗布剤等の非経口剤が挙げられる。
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、散剤等の経口剤は、例えば、デンプン、乳糖、白糖、トレハロース、マンニット、カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩類等を用いて常法に従って製造される、これらの製剤中の本発明の化合物の配合量は特に限定されるものではなく、適宜設定することができる。この種の製剤には、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着色剤、香料等を適宜使用することができる。
非経口剤の場合、患者の年齢、体重、疾患の程度等に応じて用量を調節し、例えば、静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射等によって投与する。この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として一般に注射用蒸留水、生理食塩水等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺菌剤、防腐剤、安定剤等を加えてもよい。また、この非経口剤は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、通常の凍結乾燥処理により水分を除き、使用直前に凍結乾燥物から液剤を再調製することもできる。さらに必要に応じて、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤等を加えてもよい。その他の非経口剤の例として、外用液剤、軟膏等の塗布剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、これらも常法に従って製造される。
本発明のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤を化粧料(化粧料組成物)に用いる場合、TNF−αによる活性酸素産生抑制剤を、化粧料成分として一般に使用されている成分、例えば、界面活性剤、油分、保湿剤、皮膜形成剤、色素、香料等と任意に組み合わせて配合することにより調製することができる。その形態は特に制限されず、例えば、化粧水、クリーム、乳液、ゲル剤、エアゾール、エッセンス、パック、洗浄剤、ファンデーション、打粉、各種メーク剤(口紅、チーク等)とすることができる。
化粧料に配合されるTNF−αによる活性酸素産生抑制剤の配合割合は、TNF−αによる活性酸素産生抑制作用が期待される効果が得られるのであれば特に制限されないが、通常、0.0001〜10重量%程度である。抽出物を用いる場合には、その中に含まれるTNF−αによる活性酸素産生抑制剤が上記割合となるような量を設定すればよい。
上記化粧料には、本発明のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤の他に、そのTNF−αによる活性酸素産生抑制効果を損なわない範囲で化粧品に配合される成分、油分、高級アルコール、脂肪酸、紫外線吸収剤、粉体、顔料、界面活性剤、多価アルコール・糖、高分子、生理活性成分、溶媒、酸化防止剤、香料、防腐剤等を配合することができる。
例を以下に羅列するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
(1)油分の例
エステル系の油相成分:トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、2-エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸エチル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ブチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、セバシン酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピル、ネオペンタン酸イソアラキル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、カプリル酸セチル、ラウリン酸デシル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、オレイン酸デシル、リシノレイン酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシル、リノール酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、2-エチルヘキサン酸セトステアリル、2-エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ジオクタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリカプリル酸グリセリル、トリウンデシル酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソステアリル、イソノナン酸オクチル、ネオデカン酸ヘキシルデシル、ネオデカン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルデシル、ポリグリセリンオレイン酸エステル、ポリグリセリンイソステアリン酸エステル、炭酸ジプロピル、炭酸ジアルキル(C12-18)、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリイソアラキル、クエン酸トリイソオクチル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸オクチルデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリオクチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル、コハク酸ジ2-エチルヘキシル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、12-ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソセチル、12-ステアロイルヒドロキシステアリン酸ステアリル、12-ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソステアリル等が挙げられる。
炭化水素系の油相成分:スクワラン、流動パラフィン、α-オレフィンオリゴマー、イソパラフィン、セレシン、パラフィン、流動イソパラフィン、ポリブテン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等が挙げられる。
動植物油とその硬化油、および天然由来のロウ:牛脂、硬化牛脂、豚脂、硬化豚脂、馬油、硬化馬油、ミンク油、オレンジラフィー油、魚油、硬化魚油、卵黄油等の動物油およびその硬化油、アボカド油、アルモンド油、オリーブ油、カカオ脂、杏仁油、ククイナッツ油、ゴマ油、小麦胚芽油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サフラワー油、シアバター、大豆油、月見草油、シソ油、茶実油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、硬化ナタネ油、パーム核油、硬化パーム核油、パーム油、硬化パーム油、ピーナッツ油、硬化ピーナッツ油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、ホホバ油、硬化ホホバ油、マカデミアナッツ油、メドホーム油、綿実油、硬化綿実油、ヤシ油、硬化ヤシ油等の植物油およびその硬化油、ミツロウ、高酸価ミツロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬化ラノリン、液状ラノリン、カルナバロウ、モンタンロウ等のロウ等が挙げられる。
シリコーン系の油相成分:ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルシクロシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オルガノポリシロキサン、アミノ変性シリコーン油、アミノ変性オルガノポリシロキサン、ジメチコノール、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム等が挙げられる。
フッ素系の油相成分:パーフルオロポリエーテル、フッ素変性オルガノポリシロキサン、フッ化ピッチ、フルオロカーボン、フルオロアルコール、フルオロアルキル・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。
(2)高級アルコールの例
ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、2-エチルヘキサノール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等が挙げられる。
(3)脂肪酸の例
カプリル酸、カプリン酸、ウンデシレン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキン酸、アラキドン酸、ベヘン酸、エルカ酸、2-エチルヘキサン酸等が挙げられる。
(4)紫外線吸収剤の例
パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸アミル、パラアミノ安息香酸エチルジヒドロキシプロピル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸オクチル、パラアミノ安息香酸オクチルジメチル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸オクチル、サリチル酸トリエタノールアミン、サリチル酸フェニル、サリチル酸ブチルフェニル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸ホモメンチル、ケイ皮酸ベンジル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ2-エチルヘキサン酸グリセリル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシヒドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩、ジイソプロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、ヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸及びその塩、ジヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシメトキシベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ヒドロキシオクトキシベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、2、4、6-トリアニリノ-p-(カルボ-2-エチルヘキシル-1-オキシ)-1、3、5-トリアジン、2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、メチル-O-アミノベンゾエート、2-エチルヘキシル-2-シアノ-3、3-ジフェニルアクリレート、フェニルベンゾイミダゾール硫酸、3-(4-メチルベンジリデン)カンフル、イソプロピルジベンゾイルメタン、4-(3、4-ジメトキシフェニルメチレン)-2、5-ジオキソ-1-イミダゾリジンプロピオン酸2-エチルヘキシル等、およびこれらの高分子誘導体やシラン誘導体等が挙げられる。
(5)粉体・顔料の例
赤色104号、赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色素、黄色4号ALレーキ、黄色203号BAレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ウレタンパウダー、テフロン(登録商標)パウダー、シリコーンパウダー、ポリメタクリル酸メチルパウダー、セルロースパウダー、デンプン、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウム等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン、板状硫酸バリウム等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛等の金属セッケン、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状等)および粒子径に特に制限はない。なおこれらの粉体は、従来公知の表面処理、例えばフッ素化合物処理、シリコーン処理、シリコーン樹脂処理、ペンダント処理、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、油剤処理、N-アシル化リジン処理、ポリアクリル酸処理、金属セッケン処理、アミノ酸処理、レシチン処理、無機化合物処理、プラズマ処理、メカノケミカル処理等によって事前に表面処理されていてもいなくても構わない。
(6)界面活性剤の例
アニオン性界面活性剤:脂肪酸セッケン、α-アシルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、POEアルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、POEアルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、N-アシルアミノ酸塩、POEアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホ酢酸ナトリウム、アシル化加水分解コラーゲンペプチド塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤:塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベヘニン酸アミドプロピルジメチルヒドロキシプロピルアンモニウム、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ラノリン誘導体第四級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性界面活性剤:カルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型、アミノカルボン酸塩型、イミダゾリン誘導体型、アミドアミン型等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤:プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油、POE・POP共重合体、POE・POPアルキルエーテル、ポリエーテル変性シリコーンラウリン酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキシド、水素添加大豆リン脂質等が挙げられる。
天然系界面活性剤:レシチン、サポニン、糖系界面活性剤等が挙げられる。
(7)多価アルコール、糖の例
エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、3-メチル-1、3-ブタンジオール、1、3-ブチレングリコール、ソルビトール、マンニトール、ラフィノース、エリスリトール、グルコース、ショ糖、果糖、キシリトール、ラクトース、マルトース、マルチトール、トレハロース、アルキル化トレハロース、混合異性化糖、硫酸化トレハロース、プルラン等が挙げられる。またこれらの化学修飾体等も使用可能である。
(8)高分子の例
アクリル酸エステル/メタクリル酸エステル共重合体(プラスサイズ、互応化学社製)、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体(レジン28-1310、NSC社製)、酢酸ビニル/クロトン酸/ビニルネオデカネート共重合体(28-2930、NSC社製)、メチルビニルエーテルマレイン酸ハーフエステル(ガントレッツES、ISP社製)、T-ブチルアクリレート/アクリル酸エチル/メタクリル酸共重合体(ルビマー、BASF社製)、ビニルピロリドン/ビニルアセテート/ビニルプロピオネート共重合体(ルビスコールVAP、BASF社製)、ビニルアセテート/クロトン酸共重合体(ルビセットCA、BASF社製)、ビニルアセテート/クロトン酸/ビニルピロリドン共重合体(ルビセットCAP、BASF社製)、ビニルピロリドン/アクリレート共重合体(ルビフレックス、BASF社製)、アクリレート/アクリルアミド共重合体(ウルトラホールド、BASF社製)、ビニルアセテート/ブチルマレエート/イソボルニルアクリラート共重合体(アドバンテージ、ISP社製)、カルボキシビニルポリマー(カーボポール、BFGoodrich社製)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(ペミュレン、BF Goodrich社製)等のアニオン性高分子化合物や、ジアルキルアミノエチルメタクリレート重合体の酢酸両性化物(ユカフォーマー、三菱化学社製)、アクリル酸オクチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体(AMPHOMER、NSC社製)等の両性高分子化合物、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートの4級化物(GAFQUAT、ISP社製)、メチルビニルイミダゾリウムクロリド/ビニルピロリドン共重合体(ルビコート、BASF社製)等のカチオン性高分子化合物、ポリビニルピロリドン(ルビスコールK、BASF社製)、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体(ルビスコールVA、BASF社製)、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体(コポリマー937、ISP社製)、ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体(コポリマーVC713、ISP社製)等のノニオン性高分子化合物等がある。また、セルロースまたはその誘導体、ケラチン及びコラーゲンまたはその誘導体、アルギン酸カルシウム、プルラン、寒天、ゼラチン、タマリンド種子多糖類、キサンタンガム、カラギーナン、ハイメトキシルペクチン、ローメトキシルペクチン、グアーガム、アラビアゴム、結晶セルロース、アラビノガラクタン、カラヤガム、トラガカントガム、アルギン酸、アルブミン、カゼイン、カードラン、ジェランガム、デキストラン等の天然由来高分子化合物も好適に用いることができる。
(9)生理活性成分の例
生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、美白成分、抗炎症剤、老化防止剤、紫外線防御剤、スリミング剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、発毛剤、育毛剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。これらの好適な配合成分の例としては、例えばアシタバエキス、アボカドエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解エラスチン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カルカデエキス、カキョクエキス、キナエキス、キューカンバ-エキス、グアノシン、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、紅茶エキス、酵母エキス、ゴボウエキス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セ-ジエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、パセリエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、リンゴエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
また、デオキシリボ核酸、ムコ多糖類、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体高分子、アミノ酸、加水分解ペプチド、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイ、トリメチルグリシンなどの保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、フィトスフィンゴシン、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質などの油性成分、ε-アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β-グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコールチゾン等の抗炎症剤、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンCエステル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4-アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α-ヒドロキシ酸、β-ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、γ-オリザノール、ビタミンE誘導体などの血行促進剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキス、イオウ、エラグ酸、リノール酸、トラネキサム酸、グルタチオン等の美白剤、セファランチン、カンゾウ抽出物、トウガラシチンキ、ヒノキチオール、ヨウ化ニンニクエキス、塩酸ピリドキシン、DL-α-トコフェロール、酢酸DL-α-トコフェロール、ニコチン酸、ニコチン酸誘導体、パントテン酸カルシウム、D-パントテニルアルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、ビオチン、アラントイン、イソプロピルメチルフェノール、エストラジオール、エチニルエストラジオール、塩化カプロニウム、塩化ベンザルコニウム、塩酸ジフェンヒドラミン、タカナール、カンフル、サリチル酸、ノニル酸バニリルアミド、ノナン酸バニリルアミド、ピロクトンオラミン、ペンタデカン酸グリセリル、L-メントール、モノニトログアヤコール、レゾルシン、γ-アミノ酪酸、塩化ベンゼトニウム、塩酸メキシレチン、オーキシン、女性ホルモン、カンタリスチンキ、シクロスポリン、ジンクピリチオン、ヒドロコールチゾン、ミノキシジル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ハッカ油、ササニシキエキス等の育毛剤などが挙げられる。
(10)酸化防止剤の例
亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、チオジプロピオン酸ジラウリル、トコフェロール、トリルビグアナイド、ノルジヒドログアヤレチン酸、パラヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、ステアリン酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビル、没食子酸オクチル、没食子酸プロピル、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン、リンゴエキスやチョウジエキスなどの酸化防止効果の認められる植物エキス等が挙げられる。
(11)溶媒の例
精製水、エタノール、低級アルコール、エーテル類、LPG、フルオロカーボン、N-メチルピロリドン、フルオロアルコール、揮発性直鎖状シリコーン、次世代フロン等が挙げられる。
本発明の化合物を食品組成物に用いる場合、各種飲料や各種加工製品の原材料として本発明の化合物を飲食品に添加したり、必要に応じてデキストリン、乳糖、デンプン等の賦形剤や香料、色素等とともにペレット、錠剤、顆粒等に加工したり、またゼラチン等で被覆してカプセルに成形加工して健康食品、保健食品等の食品組成物を製造することができる。
食品組成物に配合される該化合物の配合割合は、該化合物の期待される効果が得られるのであれば特に制限されないが、通常、1回あたりの摂取量が0.0001〜20mg程度である。抽出物を用いる場合には、その中に含まれる化合物(1)が上記割合となるような量を設定すればよい。
これらの食品組成物には、その種類に応じて種々の成分を配合することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤等の食品素材を使用することができる。さらに、健康維持機能をもった本美肌用組成物には、他の抗酸化物質や健康食品素材などの配剤、例えば、抗酸化物質(還元型アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタミンE、還元型グルタチン、トコトリエノール、ビタミンA誘導体、リコピン、ルテイン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、フコキサンチン、尿酸、ユビキノン、コエンザイムQ10、葉酸、ニンニクエキス、アリシン、セサミン、リグナン類、カテキン、イソフラボン、カルコン、タンニン類、フラボノイド類、クマリン、イソクマリン類、ブルーベリーエキス)、健康食品素材(V.(ビタミン)A、V.B1、V.B2、V.B6、V.B12、V.C、V.D、V.E、V.P、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸カルシウム、EPA、オリゴ糖、食物繊維、スクアレン、大豆レシチン、タウリン、ドナリエラ、プロテイン、オクタコサノール、DHA、卵黄レシチン、リノール酸、ラクトフェリン、マグネシウム、亜鉛、クロム、セレン
、カリウム、ヘム鉄、カキ肉エキス、キトサン、キチンオリゴ糖、コラーゲン、コンドロイチン、ウコン、カンゾウ、クコシ、ケイヒ、サンザシ、生姜、霊芝、シジミエキス、スッポン、カンゾウ、クコシ、ケイヒ、サンザシ、生姜、霊芝、オオバコ、カミツレ、カモミール、セイヨウタンポポ、ハイビスカス、ハチミツ、ボーレン、ローヤルゼリー、ライム、ラベンダー、ローズヒップ
、ローズマリー、セージ、ビフィズス菌、フェーカリス菌、ラクリス、小麦胚芽油、ゴマ油、シソ油、大豆油、中鎖脂肪酸、アガリクス、イチョウ葉エキス、ウコン、コンドロイチン、玄米胚芽エキス、レイシ、タマネギ、DHA、 EPA、 DPA、 甜茶、冬虫夏草、ニンニク、蜂の子、パパイヤ、プーアル、プロポリス、メグスリの木、ヤブシタケ、ロイヤルゼリー、ノコギリヤシ、ヒアルロン酸、コラーゲン、ギャバ、ハープシールオイル、サメ軟骨、グルコサミン、レシチン、ホスファチジルセリン、田七ニンジン、桑葉、大豆抽出物、エキナセア、エゾウコギ、大麦抽出物、オリーブ葉、オリーブ実、ギムネマ、バナバ、サラシア、ガルシニア、キトサン、セントジョーンズワート、ナツメ、ニンジン、パッションフラワー、ブロッコリー、プラセンタ、ハトムギ、ブドウ種子、ピーナッツ種皮、ビルベリー、ブラックコホシュ、マリアアザミ、月桂樹、セージ、ローズマリー、ラフマ、黒酢、ゴーヤー、マカ、紅花、亜麻、ウーロン茶、花棘、カフェイン、カプサイシン、キシロオリゴ糖、グルコサミン、ソバ、シトラス、食物繊維、プロテイン、プルーン、スピルリナ、大麦若葉、核酸、酵母、椎茸、梅肉、アミノ酸、深海鮫抽出物、ノニ、カキ肉、スッポン、シャンピニオン、オオバコ、アセロラ、パイナップル、バナナ、モモ、アンズ、メロン、イチゴ、ラズベリー、オレンジ、フコイダン、メシマコブ、クランベリー、コンドロイチン硫酸、亜鉛、鉄、セラミド、シルクペプチド、グリシン、ナイアシン、チェストツリー、L-システイン、赤ワイン葉、ミレット、ホーステール、ビオチン、センテラアジアティカ、ハスカップ、ピクノジェノール、フキ、ルバーブ、クローブ、ローズマリー、カテキン、プーアル、クエン酸、ビール酵母、メリロート、ブラックジンガー、ショウガ、ガジュツ、ナットウキナーゼ、ベニコウジ、トコトリエノール、ラクトフェリン、シナモン、韃靼ソバ、ココア、ユズ種子エキス、シソの実エキス、ライチ種子エキス、月見草エキス、黒米エキス、α−リポ酸、生コーヒー豆エキス、温州みかんエキス、トリテルペノイド、キウイ種子エキス、赤ショウガエキス、アスタキサンチン、クルミエキス、レスベラトロール、赤米エキス、白キクラゲ多糖体、イチゴ種子エキス、イチゴ種子エキス、ニラ種子エキス、リンゴンベリーエキス、桜の花エキス、ササクレヒトヨダケエキス、マキベリーエキス、黒ショウガエキス、米ポリアミン、小麦ポリアミン)なども配合することができる。
本発明のTNF−αによる線維芽細胞障害抑制剤は、ethyl gallateおよびquercetinの少なくとも一方を有効成分とする。
ethyl
gallateおよびquercetinを得る方法は特に限定されないが、上述したTNF−αによる活性酸素産生抑制剤と同様の方法にて得ることができる。
本発明のTNF−αによる線維芽細胞障害抑制剤は、ジュンサイ抽出物を有効成分とすることを特徴とする。
ジュンサイ抽出物を得る方法は特に限定されないが上述したTNF−αによる活性酸素産生抑制剤と同様の方法にて得ることができる。
発明のTNF−αによる線維芽細胞障害抑制剤は、前述の効果を目的として、様々な用途に適用することができる。用途として、医薬品、試薬(研究用、テストキット用)、化粧料、経口並びに、摂取用TNF−αによる線維芽細胞障害抑制剤(たとえば、食品、健康食品、機能性食品、サプリメント、特定用途食品、特定健康用食品、ペットフード、及びペット用サプリメント等の食品組成物等)が挙げられる。
尚、これらに使用した場合、剤形、具体的用途、配合等は上述したTNF−αによる活性酸素産生抑制剤と同様に行うことができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
実施例
ジュンサイ抽出物の調製
乾燥ジュンサイ(200 g)に30w/w%のエタノール(6 kg)を加えて50℃で2時間撹拌抽出後,濾過を行った。濾液を減圧濃縮・乾燥してジュンサイ抽出物(44.3 g,収率22.1%)を得た。
含有成分の単離
図1のスキームに従って各成分の単離を行った。即ち、乾燥ジュンサイ(870 g)に50%w/wエタノール(20 kg)を加えて1夜浸漬後,80℃で3時間抽出を行った。濾過後,濾液を濃縮してジュンサイ抽出物(188 g, 収率: 21.6%)を得た。抽出物(100 g)をダイアイオンHP-20(1 kg)カラムに付し,10%v/vメタノール(6 L),次いで30%メタノールv/v(6 L)で樹脂を洗浄した。70%メタノール(6 L)で溶出し,溶出液を濃縮・乾固してフラクション(Fr.)10(2.3
g),Fr. 30(14.2 g),Fr. 70(29 g)およびFr. 100(4.7 g)を得た。Fr. 10(2.3 g)をODSカラムおよびHPLC(C18)で順次精製し,phenylalanine(2 mg)およびp-hydoroxybenzoic acid(2 mg)を得た。Fr. 70(14.2 g)をODSカラム(300 g)に付し,40〜100%メタノールで溶出し,溶出液を濃縮・乾固してFr.
70-40(23.9 g),Fr. 70-50(1.4 g),Fr. 70-60(1.8 g),Fr. 70-70(0.4 g)およびFr. 70-100(0.2 g)を得た。Fr. 70-40(1 g)をHPLC(C18)で精製して,ethyl gallate(3 mg),metoxy caffeic acid(1 mg)およびcaffeoyl glucose(1 mg)を得た。Fr. 70-50(1.4 g)をHPLC(C18およびC30)で精製して,hypoletin 7-O-glucoside(1 mg),kaempferol 3-O-(6''-galloyl)
glucoside(6 mg),querctin 3-O-(6''-galloyl)
glucoside(8 mg),quercetin 7-O-glucoside(2 mg),querctin 3-O-glucoside(26 mg)およびgossypetin(7 mg)を得た。Fr. 70-60(1.8 g)をHPLC(C18およびC30)で精製して,junsainoside A(32 mg),quercetin(62 mg)およびkaempferol 7-O-b-D-(6''-galloyl) glucoside(2 mg)を得た。Fr. 100(4.7 g)をODS columnおよびHPLC(C18)で順次精製し,quercetin(82 mg)およびkaempferol(54 mg)を得た。尚、tilirosideとkaempherol 3-O-glucosideは、HPLCで標品とリテンションタイムおよび紫外吸収スペクトルを照合することで存在を確認した。
試験方法
線維芽細胞(NB1RGB, 5×103 cell/100 mL)を96穴プレートに播種し,24時間培養した。サンプルおよびTNF-a(終濃度10 ng/mL)を添加して20時間培養後,MTTアッセイで細胞障害率を測定した。また,同様に培養した線維芽細胞に,活性酸素種(ROS)測定試薬 [2.7-dichlorodihydrofluorescin diacetate
(MW)(DCHFDA)] を添加し,ROS量を測定した。その結果を表1に示す。
結果及び実施例の効果
1)細胞障害に対する作用
TNF-αによる細胞障害に対して,ジュンサイ抽出物は濃度依存的な抑制作用を示した。含有成分ではethyl gallateおよびquercetinに有意な抑制作用が認められた。
2)ROS産生に対する作用
ROS産生に対して,ジュンサイ抽出物は濃度依存的な抑制作用を示した。含有成分ではethyl gallate,caffeoyl glucose,methoxy caffeic acid,hypoletin 7-O-glucoside,quercetin 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,quercetin 3-O-glucoside,kaempferol
3-O-(6"-galloyl)-glucoside,gossypetin,junsainoside A,quercetinおよびkaempferolに有意なROS産生抑制作用が認められた。
Figure 2014070057
本発明によるTNF−αによる活性酸素産生抑制剤及び線維芽細胞障害抑制剤(ジュンサイ抽出物)の配合例を示す。尚、以下の配合例は本発明を限定するものではない。
配合例1:化粧クリーム
スクワラン 20.0wt%
ミツロウ 5.0
精製ホホバ油 5.0
グリセリン 5.0
グリセリンモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタン-
モノステアレート 2.0
ジュンサイ抽出物 2.0
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残余
100.0wt%
配合例2:化粧水
エタノール 5.0wt%
グリセリン 2.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
ポリエチレンオレイルエーテル 0.5
クエン酸ナトリウム 0.1
クエン酸 0.1
ジュンサイ抽出物 0.1
精製水 残余
100.0wt%
配合例3:ボディージェル
マカデミアナッツ油 2.0wt%
ミリスチン酸オクチルドデシル 10.0
メチルフェニルポリシロキサン 5.0
ベヘニルアルコール 3.0
ステアリン酸 3.0
バチルアルコール 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット 2.0
水素添加大豆リン脂質 1.0
セラミド 0.1
パルミチン酸レチノール 0.1
防腐剤 適量
ツボクサ抽出物 1.0
ジュンサイ抽出物 1.0
1、3−ブチレングリコール 5.0
精製水 残余
100.0wt%
配合例4:乳液
スクワラン 4.0wt%
ワセリン 2.5
セタノール 2.0
グリセリン 2.0
親油型モノステアリン酸グリセリン 1.0
ステアリン酸 1.0
L−アルギニン 1.0
ジュンサイ抽出物 0.5
水酸化カリウム 0.1
香料 微量
精製水 残余
100.0wt%
配合例5:浴用剤(液状)
プロピレングリコール 50.0wt%
エタノール 20.0
硫酸ナトリウム 5.0
ジュンサイ抽出物 0.5
ラノリン 0.5
アボガド油 0.5
色素 1.5
香料 22.0
100.0wt%
配合例6:シャンプー
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム
(E.O2モル) 15.0
ヤシ油脂肪族ジエタノールアミド 5.0
グリセリン 3.0
ジュンサイ抽出物 0.4
エタノール 5.0
香料及び防腐剤 適量
イオン交換水 残余
全体 100wt%
配合例7:ヘヤークリーム
流動パラフィン 20.0wt%
固形パラフィン 3.0
ポリオキシエチレンセチル エーテル
(E.O15モル) 2.0
ソルビタンセスキオレート 1.0
ジュンサイ抽出物 0.2
エタノール 10.0
水酸化カリウム 0.1
グリセリン 3.0
香料及び防腐剤 適量
全体 100wt%
配合例8:軟膏剤
サラシミツロウ 5.0wt%
精製ラノリン 5.0
ジュンサイ抽出物 1.0
香料 0.1
ワセリン 残余
全体 100wt%
配合例9:チューインガム
砂糖 53.0wt%
ガムベース 20.0
グルコース 10.0
水飴 16.0
香料 0.5
ジュンサイ抽出物 0.5
100.0wt%
配合例10:グミ
還元水飴 40.0wt%
グラニュー糖 20.0
ブトウ糖 20.0
ゼラチン 4.7
水 9.68
ユズ果汁 4.0
ユズフレーバー 0.6
色素 0.02
ジュンサイ抽出物 1.0
100.0wt%
配合例11:キャンディー
砂糖 50.0wt%
水飴 33.0
水 14.4
有機酸 2.0
香料 0.2
ジュンサイ抽出物 0.4
100.0wt%
配合例12:ヨーグルト(ハード・ソフト)
牛乳 41.5wt%
脱脂粉乳 5.8
砂糖 8.0
寒天 0.15
ゼラチン 0.1
乳酸菌 0.005
ジュンサイ抽出物 0.4
香料 微量
水 残余
100.0wt%
配合例13:清涼飲料
果糖ブドウ糖液糖 30.0wt%
乳化剤 0.5
ジュンサイ抽出物 0.3
香料 適量
精製水 残余
100.0wt%
配合例14:錠菓
砂糖 76.4wt%
グルコース 19.0
ショ糖脂肪酸エステル 0.2
ジュンサイ抽出物 0.5
精製水 3.9
100.0wt%
配合例15:ソフトカプセル
玄米胚芽油 47.0wt%
ユズ種子油 40.0
乳化剤 12.0
ジュンサイ抽出物 1.0
100.0wt%
配合例16:錠剤
乳糖 54.0wt%
結晶セルロース 30.0
澱粉分解物 10.0
グリセリン脂肪酸エステル 5.0
ジュンサイ抽出物 1.0
100.0wt%
以上により、本発明は、TNF−αによる活性酸素産生抑制剤及び線維芽細胞障害抑制剤として有用であり、医薬品、化粧料、食品組成物等に利用することができる。

Claims (6)

  1. Ethyl
    gallate,caffeoyl
    glucose,methoxy
    caffeic acid,hypoletin
    7-O-glucoside,quercetin 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,kaempherol 3-O-glucoside,quercetin 3-O-glucoside,kaempferol 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,gossypetin,junsainoside A,quercetin,tilirosideおよびkaempferolのうちの少なくとも1つを有効成分とするTNF−αによる活性酸素産生抑制剤。
  2. Ethyl gallate,caffeoyl glucose,methoxy caffeic acid,hypoletin 7-O-glucoside,quercetin 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,kaempherol 3-O-glucoside,quercetin 3-O-glucoside,kaempferol 3-O-(6"-galloyl)-glucoside,gossypetin,junsainoside A,quercetin,tilirosideおよびkaempferolうちの少なくとも1つを含有することを特徴とするジュンサイ抽出物。
  3. ジュンサイ抽出物を有効成分とするTNF−αによる活性酸素産生抑制剤。
  4. 上記ジュンサイ抽出物は請求項2に記載のものである請求項3に記載のTNF−αによる活性酸素産生抑制剤。
  5. Ethyl
    gallateおよびquercetinの少なくとも一方を有効成分とするTNF−αによる線維芽細胞障害抑制剤。
  6. ジュンサイ抽出物を有効成分とするTNF−αによる線維芽細胞障害抑制剤。

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