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JP2014064086A - 駆動装置、発光装置及び投影装置 - Google Patents

駆動装置、発光装置及び投影装置 Download PDF

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JP2014064086A
JP2014064086A JP2012206789A JP2012206789A JP2014064086A JP 2014064086 A JP2014064086 A JP 2014064086A JP 2012206789 A JP2012206789 A JP 2012206789A JP 2012206789 A JP2012206789 A JP 2012206789A JP 2014064086 A JP2014064086 A JP 2014064086A
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JP2012206789A
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Hideo Suzuki
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

【課題】リンギングを抑制する。
【解決手段】駆動装置10が、入力電力を出力電力に変換する電源回路13と、電源回路の出力に接続された発光素子2の電路を開閉するスイッチング素子15と、発光素子2と並列となるように電源回路13の出力に接続された電流源14と、スイッチング素子15の開閉タイミングを制御するタイミング制御部11と、タイミング制御部11が前記スイッチング素子15を閉じる直前の期間若しくは前記スイッチング素子15を開けた直後の期間又はこれらの両方の期間において、電流源14の電流を時間経過に伴って変化させる制御部12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置、発光装置及び投影装置に関する。
特許文献1には、負荷である半導体レーザー素子を駆動する駆動装置について記載されている(図1、図2参照)。特許文献1の記載によれば、定電圧源(7)とグランド(G)との間に第1のFET(3)と半導体レーザー素子(6)が直列接続されており、第1のFET(3)が間欠的にオンになることによって、閾値電流以上の電流が半導体レーザー素子(6)に流れ、半導体レーザー素子(6)が間欠的に発光する。また、定電流源(9)とダイオード(10)と抵抗(11)との直列回路が定電圧源(7)と半導体レーザー素子(6)との間において第1のFET(3)に並列接続され、間欠的にオフになる第2のFET(12)が定電流源(9)とグランド(G)との間に接続されている。第1のFET(3)がオンになる直前に第2のFET(12)がオフになることによって、定電流源(9)の微弱電流が半導体レーザー素子(6)に流れるものの、半導体レーザー素子(6)が発光せず、半導体レーザー素子(6)が充電される。
特開2011−238821号公報
特許文献1に記載の技術では、第1のFET(3)がオンになった時に、定電圧源(7)から第1のFET(3)を経由して半導体レーザー素子(6)に流れる電流が立ち上がる。そのため、定電圧源(7)から第1のFET(3)及び半導体レーザー素子(6)を経由してグランド(G)までの配線の寄生インダクタンス・寄生キャパシタンス・寄生インピーダンスの影響によって、その電流にリンギングが生じる。また、第1のFET(3)がオフになった時にも、第1のFET(3)と定電圧源(7)との間にある配線等の電圧にリンギングが生じる。このようなリンギングは駆動装置の各素子に悪影響を与えるだけでなく、リンギングによる輻射ノイズが周辺機器に悪影響を与えてしまう。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、半導体レーザー素子のような負荷を間欠的に高速に駆動するに際して発生するリンギングを抑制できるようにすることである。
以上の課題を解決するために、本発明に係る駆動装置は、入力電力を出力電力に変換する電源回路と、前記電源回路の出力に接続された負荷の電路を開閉するスイッチング素子と、前記負荷と並列になるように前記電源回路の出力に接続された電流源と、前記スイッチング素子の開閉タイミングを制御するタイミング制御部と、前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間若しくは前記スイッチング素子を開けた直後の期間又はこれらの両方の期間において、前記電流源の電流を時間経過に伴って変化させる制御部と、を備える。
本発明によれば、リンギングの発生を抑制することができる。
発光装置の回路図である。 同発光装置の各部の信号波形を示したタイミングチャートである。 投影装置の光学ユニットを示した平面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付され、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔第1の実施の形態〕
図1は発光装置1の回路図である。図2は発光装置1の各部の信号を表したタイミングチャートである。
この発光装置1は間欠的に発光するものである。つまり、この発光装置1は点滅装置である。
この発光装置1は発光素子2及び駆動装置10を備える。
発光素子2は発光ダイオード、有機EL素子、半導体レーザーその他の半導体発光素子である。駆動装置10は発光素子2を間欠的に駆動する。つまり、駆動装置10は発光素子2を点滅させる。
駆動装置10はタイミング制御部11、制御部12、電源回路13、電流源14、スイッチング素子15及びスイッチング素子16等を有する。
電源回路13は、入力電力から出力電力を生成する。つまり、電源回路13は、直流の入力電圧Vin・入力電流Iinを直流の出力電圧Vout・出力電流Ioutに変換するDCDCコンバータである。例えば、電源回路13はスイッチング電源(例えば、昇圧型スイッチングレギュレータ、降圧型スイッチングレギュレータ、昇降圧型スイッチングレギュレータ、絶縁型スイッチングレギュレータ、非絶縁型スイッチングレギュレータその他のスイッチングレギュレータ)、チョッパ制御電源又はシリーズレギュレータ電源である。
具体的には、電源回路13は、電流制御型の電源回路又は電圧制御型の電源回路である。電源回路13が電流制御型の電源回路である場合、電源回路13が出力電流Ioutを第一の目標値に維持する。好ましくは、電源回路13は、出力電流Ioutを帰還して、それに基づき出力電流Ioutを制御することによって、出力電流Ioutを第一の目標値に維持する。一方、電源回路13が電圧制御型の電源回路である場合、電源回路13が出力電圧Voutを所定の目標値(第三の目標値)に維持する。好ましくは、電源回路13は、出力電圧Voutを帰還して、それに基づき出力電圧Voutを制御することによって、出力電圧Voutを所定の目標値に維持する。
電源回路13の出力とグランドとの間において電流源14と発光素子2が並列接続されている。具体的には、電源回路13の出力が電流源14の上流側(プラス側)及び発光素子2のアノードに接続され、電流源14の下流側(マイナス側)がスイッチング素子16を介してグランドに接続され、電流源14とスイッチング素子16が電源回路13の出力と接地との間に直列接続され、発光素子2のカソードがスイッチング素子15を介して電流源14の下流側に接続されている。
スイッチング素子15がNチャネル型の電界効果トランジスタであり、スイッチング素子15のドレインが発光素子2のカソードに接続され、スイッチング素子15のソースが電流源14の下流側に接続されている。スイッチング素子15は発光素子2の電路を開閉する。つまり、スイッチング素子15がオンであれば、発光素子2の電路がスイッチング素子15によって閉じられてその電路が導通状態であり、スイッチング素子15がオフであれば、発光素子2の電路がスイッチング素子15によって開かれてその電路が非導通状態である。なお、スイッチング素子15が電流源14の上流側と発光素子2との間に接続されていてもよい。その場合には、スイッチング素子15のドレインが電流源14の上流側及び電源回路13の出力に接続され、スイッチング素子15のソースが発光素子2のアノードに接続されている。
スイッチング素子16がNチャネル型の電界効果トランジスタであり、スイッチング素子16のドレインが電流源14の下流側に接続され、スイッチング素子16のソースがグランドに接続されている。また、スイッチング素子16のドレインがスイッチング素子15を介して発光素子2のカソードに接続されている。スイッチング素子16は発光素子2の電路と電流源14の電路の両方を開閉する。つまり、スイッチング素子16がオンであれば、電流源14の電路及び発光素子2の電路がスイッチング素子15によって閉じられてそれらの電路が導通状態であり、スイッチング素子15がオフであれば、電流源14の電路及び発光素子2の電路がスイッチング素子15によって開かれてそれら電路が非導通状態である。なお、スイッチング素子16が電源回路13の出力と分岐部(電流源14の上流側と発光素子2のアノードとの接続部をいう)の間に接続されていてもよい。その場合には、スイッチング素子16のドレインが電源回路13の出力に接続され、スイッチング素子16のソースが電流源14の上流側及び発光素子2のアノードに接続されている。
電流源14は、制御部12によって出力されたレベル信号Aを電流に変換して、その電流を電源回路13から吸い込む吸い込み型の定電流回路である。つまり、制御部12がデジタルのレベル信号Aを出力し、そのレベル信号AがDAコンバータによってアナログに変換されて電流源14に入力され、電流源14がアナログのレベル信号Aのレベル(電圧)に比例したレベルの電流を発生する。従って、制御部12によって出力されるレベル信号Aは電流源14の電流のレベルを表す。なお、制御部12によって出力されるレベル信号Aがアナログであれば、レベル信号AがDAコンバータ17を介さずに電流源14に入力され、DAコンバータ17が省略される。
電流源14は電流制御素子14a、オペアンプ14b及び電流電圧変換抵抗器14c等を有する。電流制御素子14aがバイポーラトランジスタであり、電流制御素子14aのベースが抵抗器14dを介してオペアンプ14bの出力に接続されている。電流制御素子14aのコレクタ電流がエミッタ電流にほぼ等しく、電流制御素子14aのコレクタ電流・エミッタ電流が電流源14の電流である。電流制御素子14aのエミッタ電流(電流源14の電流)が電流電圧変換抵抗器14cによって電圧に変換されて、その電圧がオペアンプ14bの非反転入力端子に入力される。制御部12によって出力されたレベル信号Aは、DAコンバータ17によってDA変換されて、オペアンプ14bの非反転入力端子に入力される。オペアンプ14bのバーチャルショート作用によってオペアンプ14bの非反転入力端子の電圧と反転入力端子の電圧が等しくなるので、電流源14の電流(電流制御素子14aのコレクタ電流・エミッタ電流)がアナログのレベル信号Aのレベル(電圧)に比例する。比例定数は電流電圧変換抵抗器14cの抵抗値の逆数である。
なお、電流制御素子14aが電界効果トランジスタでもよい。また、図1に図示する電流源14の構成は一例であり、電流源14が制御部12によって出力されたレベル信号Aを電流に変換するのであれば、電流源14の構成は図1に示すものに限るものではない。
タイミング制御部11はスイッチング素子15のオンとオフを交互に行う。つまり、タイミング制御部11は、例えば、周期一定の第一のタイミング信号B(図2参照)を生成し、そのタイミング信号Bをスイッチング素子15のゲートに出力する。スイッチング素子15はタイミング信号Bによって開閉される。タイミング信号Bがハイレベルである場合、スイッチング素子15が電路を閉じ、タイミング信号Bがローレベルである場合、スイッチング素子15が電路を開く。
タイミング制御部11は電源回路13の作動と停止を交互に行う。つまり、タイミング制御部11は、例えば、周期一定の第二のタイミング信号C(図2参照)を生成し、タイミング信号Cを電源回路13に出力することによって電源回路13の作動と停止を交互に行う。タイミング信号Cがハイレベルである場合、電源回路13が作動し、タイミング信号Cがローレベルである場合、電源回路13が停止する。電源回路13は作動時に上述のように直流の入力電圧Vin・入力電流Iinを直流の出力電圧Vout・出力電流Ioutに変換し、停止時にそのような変換を停止する。
タイミング信号Bのパルス幅(タイミング信号Bがハイレベルである期間)がタイミング制御部11によって制御されることによって、スイッチング素子15のオン−デューティ比及び電源回路13のオン−デューティ比がタイミング制御部11によって制御される。
タイミング制御部11はスイッチング素子16のオンとオフを交互に行う。つまり、タイミング制御部11は、タイミング信号Cをスイッチング素子16のゲートに出力する。スイッチング素子16はタイミング信号Cによって開閉される。タイミング信号Cがハイレベルである場合、スイッチング素子16が電路を閉じ、タイミング信号Cがローレベルである場合、スイッチング素子16が電路を開く。
ここでは、タイミング信号Cの周期とタイミング信号Bの周期は等しく、タイミング信号Cのオン−デューティ比がタイミング信号Bのオン−デューティ比よりも大きく、タイミング信号Cの立ち上がり後にタイミング信号Bが立ち上がり、タイミング信号Bの立ち下がり後にタイミング信号Cが立ち下がるようになっている。
タイミング信号B及びタイミング信号Cは制御部12にも入力される。制御部12は、タイミング信号B及びタイミング信号Cに基づいてレベル信号A(図2参照)を生成する。そして、制御部12は、DAコンバータ17を介してレベル信号Aを電流源14(オペアンプ14bの非反転入力端子)に出力する。以下、レベル信号A、電流源14の電流及び発光素子2の電流等の変化について説明する。
タイミング信号Cが立ち下がる時に、制御部12がレベル信号Aの漸減を終了するとともに、電源回路13が停止する。タイミング信号Cが立ち下がる時は、タイミング信号Bとタイミング信号Cがともにローレベルである期間P1の開始時である。期間P1において制御部12がレベル信号Aの時間変化率をゼロにするとともにレベル信号Aのレベルをゼロにする。そのため、その期間P1では電流源14の電流がゼロに維持される。よって、消費電力を抑えることができる。
期間P1において電源回路13が停止状態であり、発光素子2の電路がスイッチング素子15によって開かれ、電流源14の電路及び発光素子2の電路がスイッチング素子16によって開かれている。そのため、発光素子2に電流が流れず、発光素子2が消灯し、電源回路13の出力から分岐部(電流源14の上流側と発光素子2のアノードとの接続部をいう)までの配線18の電流がゼロである。また、期間P1中には電源回路13が停止しているので、消費電力を抑えることができる。
期間P1の終了時にタイミング信号Cが立ち上がり、電源回路13が作動する。すなわち、この時、電源回路13の作動が開始し、電源回路13が直流の入力電圧Vin・入力電流Iinを直流の出力電圧Vout・出力電流Ioutに変換することを開始する。そして、その時に制御部12がレベル信号Aの漸増を開始する。タイミング信号Cが立ち上がってからタイミング信号Bが立ち上がるまでの期間P2は、電源回路13が作動した直後の期間であって、スイッチング素子15が閉じる直前の期間である。この期間P2において制御部12がレベル信号Aの時間変化率を正にするとともに、レベル信号Aのレベルをゼロから目標レベルにまで漸増させる。その期間P2では電流源14の電路がスイッチング素子16によって閉じられているので、電流源14の電流が発生し、電流源14の電流がレベル信号Aによってゼロから第二の目標値にまで漸増する。
電源回路13が電流制御型の電源回路である場合、この第二の目標値が電源回路13の出力電流Ioutについての第一の目標値に等しい。なお、第二の目標値が第一の目標値に等しくなくてもよいが、第二の目標値が第一の目標値に近い値であることが好ましい。
電源回路13が電圧制御型の電源回路である場合、この第二の目標値が電源回路13の出力電圧Vout(第三の目標値)で生じる負荷の電流値に等しいことが好ましい。
期間P2では、制御部12がレベル信号Aの時間変化率を正の一定値にするか、時間変化率を正の範囲で変化させる。レベル信号Aの時間変化率が一定であれば、電流源14の電流の増加速度が一定である。レベル信号Aの時間変化率が変化すれば、電流源14の電流の増加速度が変化する。
期間P2において発光素子2の電路がスイッチング素子15によって開かれているので、電流源14の電流が発生しても、発光素子2に電流が流れず、発光素子2が消灯する。配線18の電流が電流源14の電流に等しく、配線18の電流が漸増する。よって、配線18の寄生インダクタンス・寄生キャパシタンス・寄生インピーダンスによるリンギングの発生を抑えることができ、配線18の電流・電圧にノイズが発生することを防止することができる。そのため、素子を保護するとともに、輻射ノイズを抑制することができる。
タイミング信号Bが立ち上がる時が期間P2の終了時であって、期間P3の開始時である。その時に制御部12がレベル信号Aの漸増を停止して、レベル信号Aをゼロに立ち下げる。そのため、電流源14の電流が第二の目標値からゼロに立ち下がる。この時、スイッチング素子15が閉じて発光素子2に電流が流れるようになる。そのため、0から第二の目標値まで漸増した配線18に流れる電流が電流源14側の電流から発光素子2側にスムーズに切り替わるようになり、配線18の電流が大きく変化しない。よって、配線18の寄生インダクタンス・寄生キャパシタンス・寄生インピーダンスによるリンギングの発生を抑えることができ、素子を保護するとともに、輻射ノイズを抑制することができる。なお、タイミング信号Bの立ち上げ時前に制御部12がレベル信号Aの漸増を停止し、それからタイミング信号Bの立ち上げ時までの間に制御部12がレベル信号Aを第二の目標値に維持し、タイミング信号Bの立ち上げ時に制御部12がレベル信号Aをゼロに立ち下げることとしてもよい。
タイミング信号Bとタイミング信号Cがともにハイレベルである期間P3では、制御部12がレベル信号Aの時間変化率をゼロにするとともに、レベル信号Aのレベルをゼロにする。そのため、その期間P3において電流源14の電流がゼロに維持される。よって、消費電力を抑えることができる。
期間P3では、電源回路13が作動状態であり、発光素子2の電路がスイッチング素子15,16によって閉じられている。そのため、電源回路13の出力電流Ioutが発光素子2に流れ、発光素子2が点灯する。スイッチング素子15,16がオンであって、電流源14の電流がゼロであるから、電流源14が発光素子2の電流に影響を与えない。
タイミング信号Bが立ち下がる時が期間P3の終了時であって、期間P4の開始時である。その時に制御部12がレベル信号Aをゼロから目標レベルに立ち上げて、レベル信号Aの漸減を開始する。そのため、電流源14の電流がゼロから第二の目標値に立ち上がって、電流源14の電流の漸減が開始する。この時、スイッチング素子15が開いて発光素子2に電流経路を閉じ、配線18に流れる電流は、発光素子2側から電流源14側の電流にスムーズに切り替わるようになり、配線18の電流が大きく変化しない。よって、配線18の寄生インダクタンス・寄生キャパシタンス・寄生インピーダンスによるリンギングの発生を抑えることができ、素子を保護するとともに、輻射ノイズを抑制することができる。
タイミング信号Bが立ち下がってからタイミング信号Cが立ち下がるまでの期間P4は、電源回路13が停止する直前の期間であるとともに、スイッチング素子15が開いた直後の期間である。その期間P4では制御部12がレベル信号Aの時間変化率を負にするとともに、レベル信号Aのレベルを目標レベルからゼロにまで漸減させる。そのため、その期間P4では、電流源14の電流が第二の目標値からゼロにまで漸減する。
期間P4では発光素子2の電路がスイッチング素子15によって開かれているので、電流源14の電流が発生しても、発光素子2に電流が流れず、発光素子2が消灯する。そのため、配線18の電流が電流源14の電流に等しく、配線18の電流が漸減するようになり、配線18の電流が大きく変化しない。よって、配線18の寄生インダクタンス・寄生キャパシタンス・寄生インピーダンスにより、配線18の電流・電圧にノイズ(リンギング)が発生することを防止することができ、素子を保護するとともに、輻射ノイズを抑制することができる。
その後、上述したように、制御部12は期間P4の終了時(期間P1の開始時)にレベル信号Aの漸減を終了する。なお、制御部12が期間P4開始時に漸減を開始するのではなく、レベル信号Aをしばらく維持し、その後漸減を開始し、期間P4の終了時にゼロにするようにしてもよい。
制御部12はマイコンである。つまり、制御部12は記憶部12a及び中央処理部12bを有する。記憶部12aにはレベル信号Aの波形(図2参照)が予め記憶されている。中央処理部12bは、その波形を記憶部12aから読み出し、その波形に基づくレベル信号Aを、DAコンバータ17を介して電流源14に出力する。記憶部12aに記憶される波形は、例えば、電流源14の電流についての第二の目標値に対応する目標レベル、期間P2におけるレベル信号Aの時間変化率、期間P2の長さ、期間P4におけるレベル信号Aの時間変化率、期間P4の長さ、期間P1におけるレベル信号Aのレベル、期間P3におけるレベル信号Aのレベル等として記憶されている。中央処理部12bは、タイミング信号B及びタイミング信号Cを基準としてレベル信号Aの漸増開始時(期間P1の終了時及び期間P2の開始時)、立ち下げ時(期間P2の終了時及び期間P3の開始時)、漸減開始時(期間P3の終了時及び期間P4の開始時)及び漸増終了時(期間P4の終了時及び期間P1の開始時)を決定する。
〔第1の実施の形態の変形例〕
本発明を適用可能な実施形態は上述した第1実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、幾つかの変形例について説明する。以下に説明する変形例は、変更個所を除いて上述した実施形態と同様である。また、以下に説明する各変形例を可能な限り組み合わせてもよい。
(1) 制御部12がマイコンではなく、タイミング信号B及びタイミング信号Cに基づきレベル信号Aを生成する論理回路であってもよい。
(2) 駆動装置10によって駆動される負荷の一例として発光素子2を例に挙げたが、発光素子2以外の負荷をオン・オフするために駆動装置10を用いてもよい。
(3) スイッチング素子16を省略してもよい。その場合、電流源14の下流側がグランドに接続されている。また、スイッチング素子15が発光素子2の下流に配置されている場合(図2参照)、スイッチング素子15のソースがグランドに接続され、スイッチング素子15が発光素子2の上流に配置されている場合(図2参照)、発光素子2のカソードがグランドに接続される。
(4) スイッチング素子15がPチャネル型の電界効果トランジスタでもよい。その場合に、タイミング信号Bが反転されてスイッチング素子15のゲートに入力される。
(5) スイッチング素子16がPチャネル型の電界効果トランジスタでもよい。その場合に、タイミング信号Cが反転されてスイッチング素子16のゲートに入力される。
(6) 期間P1において、制御部12がレベル信号Aのレベルを必ずしも0まで下げる必要はない。但し、その場合、電流源14で電力が消費されることになるので、0まで下げることが好ましい。
(7) 期間P2,P4のどちらの期間においても制御部12がレベル信号Aを変化させたが、期間P2,P4のどちらかの期間において制御部12がレベル信号Aを変化させなくてもよい。
期間P2において制御部12がレベル信号Aをゼロに維持すれば、レベル信号Aが変化せず、電流源14の電流がゼロに維持される。この場合、期間P4において制御部12が上述のようにレベル信号Aを漸減させる。
一方、期間P4において制御部12がレベル信号Aをゼロに維持すれば、レベル信号Aが変化せず、電流源14の電流がゼロに維持される。この場合、期間P2において制御部12が上述のようにレベル信号Aを漸増させる。
(8) 電源回路13をタイミング信号Cでオン・オフするように制御したが、電源回路13を常にオンさせたままでもよい。
電源回路13をタイミング信号Cでオン・オフするように制御するのは、電源回路の期間P1での電力を抑える点で好ましい。
〔第2の実施の形態〕
図3を参照して、発光装置1を備える投影装置について説明する。図3は、投影装置の光学ユニットを示した平面図である。
図3に示すように、投影装置は、表示素子30、時分割光発生装置40、光源側光学系50及び投影光学系60等を備える。
時分割光発生装置40は、赤色光、緑色光及び青色光を時分割で出射するものである。時分割光発生装置40は、第一光源41、光源装置42、第二光源43及び光学系44を有する。
光源装置42は、緑色光を発生させるものである。具体的には、光源装置42は、励起光を発して、その励起光を緑色光に変換するものである。光源装置42は、複数の励起光光源42a、複数のコリメートレンズ42b、レンズ群42c、レンズ群42d、蛍光体ホイール42e及びスピンドルモーター42fを有する。
複数の励起光光源42aは、二次元アレイ状に配列されている。これら励起光光源42aは、レーザー励起光を発するレーザーダイオードである。励起光光源42aから発するレーザー励起光の波長帯域は、青色帯域又は紫外線帯域であるが、特に限定するものではない。ここで、時分割光発生装置40は、励起光光源42a用の駆動装置10(図1参照)を有する。つまり、図1に示す発光素子2が励起光光源42aに相当し、駆動装置10によって励起光光源42aが点滅する。
コリメートレンズ42bが励起光光源42aにそれぞれ対向配置され、各励起光光源42aから発したレーザー励起光がコリメートレンズ42bによってコリメートされる。レンズ群42c及びレンズ群42dは、同一光軸上に配置されている。レンズ群42c及びレンズ群42dは、コリメートレンズ42bによってコリメートされたレーザー励起光の光束群を一つに纏めて、集光させる。
蛍光体ホイール42eが、複数の励起光光源42aが二次元アレイ状に配列された面に対向配置されている。レンズ群42c及びレンズ群42dが蛍光体ホイール42eと励起光光源42aとの間に配置されており、レンズ群42c及びレンズ群42dの光軸が蛍光体ホイール42eに直交する。レンズ群42c及びレンズ群42dによって集光されたレーザー励起光は蛍光体ホイール42eに照射される。蛍光体ホイール42eは、レーザー励起光によって励起されて緑色光を発する緑色蛍光体等からなり、レーザー励起光を緑色光に変換するものである。蛍光体ホイール42eがスピンドルモーター42fに連結され、蛍光体ホイール42eがスピンドルモーター42fによって回転される。
第一光源41は、赤色光を発生させる赤色発光ダイオードである。第二光源43は、青色光を発生させる青色発光ダイオードである。ここで、時分割光発生装置40は、第一光源41用の駆動装置10と、第二光源43用の駆動装置10とを更に有する。第一光源41用の駆動装置10における期間P3と、励起光光源42a用の駆動装置10における期間P3と、第二光源43用の駆動装置10における期間P3とが互いにずれている。従って、赤色光、緑色光(緑色光は励起光により発生する。)及び青色光が時分割で発生する。例えば、第一光源41用の駆動装置10における期間P3、励起光光源42a用の駆動装置10における期間P3と、第二光源43用の駆動装置10における期間P3とが1フレーム期間内に順次1回ずつ訪れると、1フレーム期間内に赤色光、緑色光及び青色光が順次1回ずつ発する。赤色光、緑色光及び青色光のうち少なくとも一色以上の光が1フレーム期間内に複数回発するものとしてもよい。
第一光源41は、第一光源41の光軸がレンズ群42c,42dの光軸と平行となるように配置されている。第二光源43は、第二光源43の光軸がレンズ群42c,42dの光軸及び第一光源41の光軸に直交するように配置されている。
光学系44は、第一光源41から発した赤色光の光軸、光源装置42から発した緑色光の光軸及び第二光源43から発した青色光の光軸を一つに重ねて、これらの赤色光、緑色光及び青色光を出射する。光学系44は、レンズ群44a、レンズ44b、レンズ群44c、第一ダイクロイックミラー44d及び第二ダイクロイックミラー44eを有する。
レンズ群44aは、第二光源43に対向する。レンズ群44a及びレンズ44bは、これらの光軸が一直線状になるように配列されている。レンズ群44a及びレンズ44bは、それらの光軸がレンズ群42cとレンズ群42dの間でレンズ群42c及びレンズ群42dの光軸に対して直交するように配置されている。
第一ダイクロイックミラー44dは、レンズ群44aとレンズ44bとの間に配置されているとともに、レンズ群42cとレンズ群42dとの間に配置されている。第一ダイクロイックミラー44dは、レンズ群42c,42dの光軸に対して45°で斜交するとともに、レンズ群44a及びレンズ44bの光軸に対して45°で斜交する。第一ダイクロイックミラー44dは、励起光光源42aから発する波長帯域の励起光(例えば、青色の励起光)を蛍光体ホイール42eに向けて透過させるととともに、第二光源43から発する青色波長帯域の光を第二ダイクロイックミラー44eに向けて透過させる。また、第一ダイクロイックミラー44dは、蛍光体ホイール42eから発する緑色波長帯域の光を第二ダイクロイックミラー44eに向けて反射させる。
レンズ群44cは、第一光源41に対向する。レンズ群44cは、その光軸がレンズ44bに関して第二光源43及び第一ダイクロイックミラー44dの反対側でレンズ群44a及びレンズ44bの光軸に対して直交するように配置されている。
第二ダイクロイックミラー44eは、レンズ群44cに関して第一光源41の反対側に配置されているとともに、レンズ44bに関して第一ダイクロイックミラー44dの反対側に配置されている。第二ダイクロイックミラー44eは、レンズ群44cの光軸に対して45°で斜交するとともに、レンズ群44a及びレンズ44bの光軸に対して45°で斜交する。第二ダイクロイックミラー44eは、第一ダイクロイックミラー44dからの青色及び緑色の波長帯域の光を光源側光学系50に向けて透過させるとともに、第一光源41から発する赤色の波長帯域の光を光源側光学系50に向けて反射させる。
時分割光発生装置40は、赤色光、緑色光及び青色光を時分割で発するものであれば、以上に説明した構成以外の構成のものでもよい。
例えば、蛍光体ホイール42eと、レンズ群42dの光軸が交差する個所に緑色発光ダイオードを配置し、その緑色発光ダイオードを図1に示す駆動装置10によって点滅させてもよい。その場合、励起光光源42a、レンズ群42c、蛍光体ホイール42e及びスピンドルモーター42fを省略する。
また、蛍光体ホイール42eが緑色蛍光体と光拡散透過部を有し、蛍光体ホイール42eが回転することによって緑色蛍光体と光拡散透過部が交互にレンズ群42dの光軸を通過してもよい。この場合、励起光光源42aが青色レーザーダイオードであり、第二光源43を省略し、蛍光体ホイール42eの光拡散透過部を透過した青色光が図示しない反射光学系によって第二光源43の光学系と同様の方向からレンズ群44aに導かれるようにし、励起光光源42aと第一光源41が交互に発光する。
光源側光学系50は、時分割光発生装置40から出射された赤色光、緑色光及び青色光を表示素子30に投射する。光源側光学系50は、レンズ51、反射ミラー52、レンズ53、導光装置54、レンズ55、光軸変換ミラー56、集光レンズ群57、照射ミラー58及び照射レンズ59を有する。
レンズ51は、第二ダイクロイックミラー44eに関してレンズ44bの反対側に配置されている。レンズ51は、その光軸がレンズ44b及びレンズ群44aの光軸と重なるように配置されている。
レンズ53、導光装置54及びレンズ55は、これらの光軸が一直線状になるように配置されている。レンズ53、導光装置54及びレンズ55の光軸はレンズ51、レンズ44b及びレンズ群44aの光軸に直交する。
反射ミラー52は、レンズ53の光軸とレンズ51の光軸が交差する個所に配置されている。反射ミラー52は、レンズ51,44b及びレンズ群44aの光軸に対して45°で斜交するとともに、レンズ53、導光装置54及びレンズ55の光軸に対して45°で斜交する。時分割光発生装置40によって発生された赤色光、緑色光及び青色光はレンズ51及びレンズ53によって集光されつつ、反射ミラー52によって導光装置54に向けて反射される。
導光装置54は、ライトトンネル又はライトロッドである。導光装置54は、時分割光発生装置40から出射された赤色光、緑色光及び青色光を側面で複数回反射又は全反射させることで、赤色光、緑色光及び青色光を均一な強度分布の光束にする。レンズ55は、導光装置54によって導光された赤色光、緑色光及び青色光を光軸変換ミラー56に向けて投射するとともに、集光する。光軸変換ミラー56は、レンズ55によって投射された赤色光、緑色光及び青色光を集光レンズ群57に向けて反射させる。集光レンズ群57は、光軸変換ミラー56によって反射された赤色光、緑色光及び青色光を照射ミラー58に向けて投射するとともに、集光する。照射ミラー58は、集光レンズ群57によって投射された光を表示素子30に向けて反射させる。照射レンズ59は、照射ミラー58によって反射された光を表示素子30へ投射する。
表示素子30は、空間光変調器であり、光源側光学系50によって照射された赤色光、緑色光及び青色光を各画素毎(各空間光変調素子毎)で変調することによって画像を形成する。具体的には、表示素子30は、二次元アレイ状に配列された複数の可動マイクロミラー等を有するデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)であり、可動マイクロミラーが画素としての空間光変調素子に相当する。表示素子30はドライバによって駆動される。つまり、赤色光が表示素子30に照射されている時に、表示素子30の各可動マイクロミラーが制御(例えば、PWM制御)されることで、赤色光が後述の投影光学系60に向けて反射される時間比(デューティー比)が可動マイクロミラー毎に制御される。これにより、表示素子30によって赤色の画像が形成される。緑色光や青色光が表示素子30に照射されている際も、同様である。
なお、表示素子30が反射型の空間光変調器ではなく、透過型の空間光変調器(例えば、液晶シャッターアレイパネル:いわゆる液晶表示器)であってもよい。表示素子30が透過型の空間光変調器である場合、光源側光学系50の光学設計を変更し、光源側光学系50によって照射される赤色光、緑色光及び青色光の光軸が後述の投影光学系60の光軸に重なるようにして、投影光学系60と光源側光学系50との間に表示素子30を配置する。
投影光学系60は表示素子30に正対するように設けられ、投影光学系60の光軸が前後に延びて表示素子30に交差(具体的には、直交)する。投影光学系60は、表示素子30によって反射された光を前方に投射することによって、表示素子30によって形成された画像をスクリーンに投影する。この投影光学系60は、可動レンズ群61及び固定レンズ群62等を備える。投影光学系60は、可動レンズ群61の移動によって、焦点距離が変更可能であるとともに、フォーカシングが可能である。
なお、図3に示す投影装置の光学系をリアプロジェクション表示装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態及び変形例に限定して解釈されるべきではなく、本発明の要部を変更しない範囲で適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
以上に、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
入力電力を出力電力に変換する電源回路と、
前記電源回路の出力に接続された負荷の電路を開閉するスイッチング素子と、
前記負荷と並列になるように前記電源回路の出力に接続された電流源と、
前記スイッチング素子の開閉タイミングを制御するタイミング制御部と、
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間若しくは前記スイッチング素子を開けた直後の期間又はこれらの両方の期間において、前記電流源の電流を時間経過に伴って変化させる制御部と、を備える、
ことを特徴とする駆動装置。
<請求項2>
前記制御部が、前記電流源の電流を前記負荷に流れる電流値との連続性が保たれるように時間経過に伴って変化させることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
<請求項3>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間において、前記制御部が前記電流源の電流を漸増させる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動装置。
<請求項4>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる時に、前記制御部が前記電流源の電流を立ち下げる、
ことを特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
<請求項5>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間において、前記制御部が前記電流源の電流をゼロから前記電源回路の出力電流に等しい目標値にまで漸増させる、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の駆動装置。
<請求項6>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる時に、前記制御部が前記電流源の電流を前記目標値からゼロにまで立ち下げる、
ことを特徴とする請求項5に記載の駆動装置。
<請求項7>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開けた直後の期間において、前記制御部が前記電流源の電流を漸減させる、
ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の駆動装置。
<請求項8>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開ける時に、前記制御部が前記電流源の電流を立ち上げる、
ことを特徴とする請求項7に記載の駆動装置。
<請求項9>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開けた直後の期間において、前記制御部が前記電流源の電流を前記電源回路の出力電流に等しい目標値からゼロにまで漸減させる、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の駆動装置。
<請求項10>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開けた時に、前記制御部が前記電流源の電流をゼロから前記目標値にまで立ち上げる、
ことを特徴とする請求項9に記載の駆動装置。
<請求項11>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じている期間において、前記制御部が前記電流源の電流をゼロに維持する、
ことを特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載の駆動装置。
<請求項12>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開けた直後の期間の終了時から前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間の開始時までの間の期間において、前記制御部が前記電流源の電流をゼロに維持する、
ことを特徴とする請求項1から11の何れか一項に記載の駆動装置。
<請求項13>
前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開けた直後の期間の終了時から前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間の開始時までの期間において、前記タイミング制御部が前記電源回路の作動を停止させる、
ことを特徴とする請求項1から12の何れか一項に記載の駆動装置。
<請求項14>
請求項1から13の何れか一項に記載の駆動装置と、
前記負荷としての発光素子と、を備える、
ことを特徴とする発光装置。
<請求項15>
請求項14に記載の発光装置を備える、
ことを特徴とする投影装置。
1 発光装置
2 発光素子(負荷)
10 駆動装置
11 タイミング制御部
12 制御部
13 電源回路
14 電流源
15 スイッチング素子
P1 スイッチング素子を開けた直後の期間の終了時からスイッチング素子を閉じる直前の期間の開始時までの間の期間
P2 スイッチング素子を閉じる直前の期間
P3 スイッチング素子を閉じている期間
P4 スイッチング素子を開けた直後の期間

Claims (15)

  1. 入力電力を出力電力に変換する電源回路と、
    前記電源回路の出力に接続された負荷の電路を開閉するスイッチング素子と、
    前記負荷と並列になるように前記電源回路の出力に接続された電流源と、
    前記スイッチング素子の開閉タイミングを制御するタイミング制御部と、
    前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間若しくは前記スイッチング素子を開けた直後の期間又はこれらの両方の期間において、前記電流源の電流を時間経過に伴って変化させる制御部と、を備える、
    ことを特徴とする駆動装置。
  2. 前記制御部が、前記電流源の電流を前記負荷に流れる電流値との連続性が保たれるように時間経過に伴って変化させることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間において、前記制御部が前記電流源の電流を漸増させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動装置。
  4. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる時に、前記制御部が前記電流源の電流を立ち下げる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間において、前記制御部が前記電流源の電流をゼロから前記電源回路の出力電流に等しい目標値にまで漸増させる、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の駆動装置。
  6. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる時に、前記制御部が前記電流源の電流を前記目標値からゼロにまで立ち下げる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の駆動装置。
  7. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開けた直後の期間において、前記制御部が前記電流源の電流を漸減させる、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の駆動装置。
  8. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開ける時に、前記制御部が前記電流源の電流を立ち上げる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の駆動装置。
  9. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開けた直後の期間において、前記制御部が前記電流源の電流を前記電源回路の出力電流に等しい目標値からゼロにまで漸減させる、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の駆動装置。
  10. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開けた時に、前記制御部が前記電流源の電流をゼロから前記目標値にまで立ち上げる、
    ことを特徴とする請求項9に記載の駆動装置。
  11. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じている期間において、前記制御部が前記電流源の電流をゼロに維持する、
    ことを特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載の駆動装置。
  12. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開けた直後の期間の終了時から前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間の開始時までの間の期間において、前記制御部が前記電流源の電流をゼロに維持する、
    ことを特徴とする請求項1から11の何れか一項に記載の駆動装置。
  13. 前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を開けた直後の期間の終了時から前記タイミング制御部が前記スイッチング素子を閉じる直前の期間の開始時までの期間において、前記タイミング制御部が前記電源回路の作動を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1から12の何れか一項に記載の駆動装置。
  14. 請求項1から13の何れか一項に記載の駆動装置と、
    前記負荷としての発光素子と、を備える、
    ことを特徴とする発光装置。
  15. 請求項14に記載の発光装置を備える、
    ことを特徴とする投影装置。
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