JP2014057391A - モータ制御装置及びモータ制御装置の制御方法 - Google Patents
モータ制御装置及びモータ制御装置の制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】モータ制御装置は、三相のスイッチング素子のそれぞれを有する上アーム及び下アームで構成され、当該スイッチング素子のオンオフ動作によって電源側から供給された直流を交流に変換して、モータ(4)に出力するインバータブリッジ回路(13)と、各相のスイッチング素子のオンオフ動作を制御して、モータ(4)を駆動させるモータ制御回路(14)とを備え、モータ制御回路(14)は、上アーム及び下アームのいずれか一方の各相のスイッチング素子を全てオンにして、モータ(4)の各相の端子間を短絡させてブレーキ電流を発生させ、スイッチング素子のオンオフ動作の制御によってモータ(4)に流れるブレーキ電流を所定の電流制限値に制限することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
(1)
Z・=R+jωL
このとき位相θは、次式(2)で表わされ、電圧に対して電流が遅れ位相となる。
(2)
θ=ATAN(ωL/R)
(3)
Z=√(R2+(ωL)2)=√(R2+(2πfL)2)
さらに、転流周波数fは、回転数をN、マグネット磁極数をPとすると、次式(4)で表わされる。
(4)
f=N/60×P/2
(5)
Z=√(R2+(πNPL/60)2)
このように、同型式のモータであっても、電機子抵抗R、電機子インダクタンスLの値により、個々のモータA、BにインピーダンスZにバラツキが生じ、回転数Nに応じて各モータA、BのインピーダンスZのバラツキの程度が変化することがわかる。
(6)
Tm=Kt×Im
このため、モータトルクTmも、誘起電圧定数Keのバラツキに応じてバラツキが生じていると考えられる。
(7)
Idbk=Vemf/Z
ブレーキ電流Idbkは、上記のように求められるが、このブレーキ電流Idbkがこのままブレーキトルクになるわけではない。
(8)
Idbk・real=Idbk×cosθ
このため、式(2)及び式(4)から明らかなように位相θはモータA、Bの回転数Nに応じて変化するため、回転数によってブレーキ電流とブレーキトルクとの関係が変化することがわかる。
(9)
Ndbk・max=60×R/(πPL)
各モータA、Bの回転数Ndbk・maxは、それぞれ390rpm、425rpmとなり、ブレーキトルクが最大となる回転数にもズレが生じている。
3 実装ヘッド(負荷)
4A、4B モータ
5 Y軸ステージ
6 X軸ステージ(負荷)
11 主電源(電源)
13 インバータブリッジ回路
14 モータ制御回路
18u−18w ハーフブリッジ回路
19u、19w 電流センサ
21 エンコーダ
T1−T6 スイッチング素子
D1−D6 還流ダイオード
Claims (10)
- 三相のスイッチング素子のそれぞれを有する上アーム及び下アームで構成され、当該スイッチング素子のオンオフ動作によって電源側から供給された直流を交流に変換して、モータに出力するインバータブリッジ回路と、
各相のスイッチング素子のオンオフ動作を制御して、前記モータを駆動させるモータ制御回路とを備え、
前記モータ制御回路は、前記上アーム及び前記下アームのいずれか一方の各相のスイッチング素子を全てオンにして、前記モータの各相の端子間を短絡させてブレーキ電流を発生させ、前記スイッチング素子のオンオフ動作の制御によって前記モータに流れるブレーキ電流を所定の電流制限値に制限することを特徴とするモータ制御装置。 - 前記モータ制御回路は、複数のモータを駆動させており、前記複数のモータに流れるブレーキ電流を所定の電流制限値に制限することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
- 前記複数のモータは、並列駆動するように機械的に連結されており、
前記モータ制御回路は、前記複数のモータに流れるブレーキ電流を、前記複数のモータで共通の電流制限値に制限することを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。 - 前記モータ制御回路は、前記複数のモータで共通の電流制限値を、ブレーキトルクが最大となる第1の電流制限値よりも低い第2の電流制限値に設定することを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
- 前記複数のモータは、並列駆動するように機械的に連結されており、
前記モータ制御回路は、前記複数のモータに流れるブレーキ電流を、前記複数のモータで個別の電流制限値に制限することを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。 - 前記モータ制御回路は、前記複数のモータで個別の電流制限値をブレーキトルクが最大となる第1の電流制限値よりも低い第2の電流制限値に設定した上で、モータ毎に前記個別の電流制限値を補正することを特徴とする請求項5に記載のモータ制御装置。
- 前記モータ制御回路は、前記複数のモータの位置偏差に基づいて前記個別の電流制限値を補正することを特徴とする請求項6に記載のモータ制御装置。
- 前記モータ制御回路は、前記複数のモータに流れるブレーキ電流の実測値に基づいて前記個別の電流制限値を補正することを特徴とする請求項6に記載のモータ制御装置。
- 前記モータに流れるブレーキ電流を検出する電流センサを備え、
前記モータ制御回路は、前記モータに流れるブレーキ電流が電流制限値を超える場合に、前記上アーム及び前記下アームの全てのスイッチング素子を一時的にオフにすることで、前記モータに流れるブレーキ電流を所定の電流制限値に制限することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のモータ制御装置。 - 三相のスイッチング素子のそれぞれを有する上アーム及び下アームで構成され、当該スイッチング素子のオンオフ動作によって電源側から供給された直流を交流に変換して、モータに出力するインバータブリッジ回路と、
各相のスイッチング素子のオンオフ動作を制御して、前記モータを駆動させるモータ制御回路とを備えたモータ制御装置の制御方法であって、
前記モータ制御回路が、前記上アーム及び前記下アームのいずれか一方の各相のスイッチング素子を全てオンにして、前記モータの各相の端子間を短絡させてブレーキ電流を発生させ、前記スイッチング素子のオンオフ動作の制御によって前記モータに流れるブレーキ電流を所定の電流制限値に制限することを特徴とするモータ制御装置の制御方法。
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2012
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