JP2014043250A - スタンディングパウチ容器、スタンディングパウチ容器の製造方法及び包装容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】充填空間16の水頭圧だけでは、内容物が逆止弁21を通過して計量空間20へ移動することはない。更に、側面フィルム11、12に指で圧力を作用させると、圧力および作用時間に応じて、内容物は逆止弁21を通過して充填空間16から計量空間20へ移動する。目盛32を参照して、計量空間20に所定量収容されたか確認し、所定量に達すれば圧力作用を停止する。一度、計量空間20に収容された内容物は、逆止弁21により充填空間16に戻らない。
キャップ18を開き、スタンディングパウチ容器を傾けて内容物を注出する。計量空間20に収容された内容物が注出される。一方、充填空間16に圧力を作用させなければ、充填空間16の内容物が計量空間20へ移動することはなく、注出されることもない。このように、計量した内容物のみを確実に注出できる。
【選択図】図1
Description
〜構成〜
図1は、第1実施形態に係るスタンディングパウチ容器の全体斜視図である。
本実施形態のスタンディングパウチ容器の動作(使用例)について説明する。
従来技術の計量機能は容器を傾けることにより発揮されるものであり、容器を傾ける際の微妙な動作により、計量誤差が発生するという課題があった。
本願発明は上記実施形態に限定されず、本願発明の技術思想の範囲で、後述する各実施形態や、第1実施形態の変形例のように、種々の変形が可能である。上記実施形態では、注出口17は、スタンディングパウチ容器上縁部に設けられているが、注出可能であれば、これに限定されない。
〜構成〜
第1実施形態では、セパレートシール部22とガイド部材23により計量空間20が形成されているが、計量空間20の寸法と形状を規定できれば、他の構成でもよい。第2実施形態では、パイプ部材41により計量空間20が形成される。
第2実施形態も、第1実施形態と同様の計量機能を有し、正確に計量できる。また、第1実施形態の他の効果も有する。
目盛32は透明部31に印刷されているが、パイプ部材41に印刷されていてもよい。
〜構成〜
図10は、第3実施形態に係るスタンディングパウチ容器の全体斜視図およびΩ字状パイプ部材51の分解斜視図であり、図11は、概略断面図である。第2実施形態では、パイプ部材41により計量空間20が形成されるのに対し、第3実施形態では、Ω字状パイプ部材51により計量空間20が形成される。
第3実施形態も、第1,2実施形態と同様の計量機能を有し、正確に計量できる。また、第1,2実施形態の他の効果も有する。
本実施形態のΩ字状パイプ部材51はハーフパイプ部材の一例である。Ω字脚部がなく、ハーフパイプ部から構成されるハーフパイプ部材でもよい。また、一例としてハーフパイプの断面形状を半円状としているが、一部が開放され、断面がフィルムに溶着可能であれば、半楕円状や三角形状や矩形状などでもよい。
第1〜3実施形態は、本願発明の計量機能をスタンディングパウチ容器に適用したものであるが、第4実施形態は、本願発明の計量機能をスタンディングパウチ容器でない包装容器に適用したものである。
13 底面フィルム(底部)
14 外縁シール部
15 脚部
16 充填空間
17 注出口
18 キャップ
20 計量空間
21 逆止弁
22 セパレートシール部
23 ガイド部材
24,25 船形材
26,27 連結材
28,29 船形材シール部
31 透明部
32 目盛
41 パイプ部材
42 船形材
43 船形材シール部
51 Ω状パイプ部材
52 船形材
53 船形材シール部
54 Ω字状パイプ部材シール部
Claims (8)
- フィルムにより形成され、注出口にキャップを備え、液状または流動状の内容物を包装したスタンディングパウチ容器において、
容器内部に、容器自立時の上下方向が長手方向になるように、かつ長手方向一端が前記注出口に連通する様に設けられる計量空間と、
前記計量空間の長手方向他端に設けられる逆止弁と、
前記逆止弁を通過して前記計量空間に一時的に収容される内容物の計量に用いる目盛機構と
を備え、
前記フィルムの少なくとも一面では、前記計量空間に対応する箇所が、透明または半透明である
ことを特徴とするスタンディングパウチ容器。 - 前記計量空間は、
2つの船形材と船形材同士を連結する連結材とから構成されるガイド部材と、
前記ガイド部材に沿う個所にて前記フィルム同士を溶着することにより形成されるセパレートシール部と
により形成されることを特徴とする請求項1記載のスタンディングパウチ容器。 - 前記計量空間は、パイプ部材により形成され、
前記パイプ部材は、前記フィルムの透明部または半透明部に沿って配置される
ことを特徴とする請求項1記載のスタンディングパウチ容器。 - 前記パイプ部材の、
前記フィルムに沿う側は、透明または半透明であり、
前記フィルムに沿う側の反対側は、内容物および前記フィルムに沿う側と異なる色である
ことを特徴とする請求項3記載のスタンディングパウチ容器。 - 前記計量空間は、
前記フィルムの透明部または半透明部に沿って前記フィルムに溶着されるハーフパイプ部材
により形成されることを特徴とする請求項1記載のスタンディングパウチ容器。 - フィルムにより形成され、液状または流動状の内容物を包装し、
注出口に設けられたキャップと、
容器内部に、容器自立時の上下方向が長手方向になるように、かつ長手方向一端が前記注出口に連通する様に、2つの船形材と船形材同士を連結する連結材とから構成されるガイド部材が設けられ、前記ガイド部材に沿う個所の前記フィルムを溶着することにより形成されるセパレートシール部により形成される計量空間と、
前記計量空間の長手方向他端に設けられる逆止弁と、
前記逆止弁を通過して前記計量空間に一時的に収容される内容物の計量に用いる目盛機構と、
前記フィルムの少なくとも一面の前記計量空間に対応する箇所に設けられる透明部または半透明部と
を備えたスタンディングパウチ容器の製造方法であって、
容器外縁を溶着する際に、容器外部から加熱して前記フィルム同士を溶着することによりセパレートシール部を形成し、
前記セパレートシール部により形成される空間に前記ガイド部材を配置し、
前記2つの船形材と前記フィルムとを溶着する
ことを特徴とするスタンディングパウチ容器の製造方法。 - フィルムにより形成され、液状または流動状の内容物を包装し、
注出口に設けられたキャップと、
容器内部に、容器自立時の上下方向が長手方向になるように、かつ長手方向一端が前記注出口に連通する様に、前記フィルムに溶着されるハーフパイプ部材により形成される計量空間と、
前記計量空間の長手方向他端に設けられる逆止弁と、
前記逆止弁を通過して前記計量空間に一時的に収容される内容物の計量に用いる目盛機構と、
前記フィルムの少なくとも一面の前記計量空間に対応する箇所に設けられる透明部または半透明部と
を備えたスタンディングパウチ容器の製造方法であって、
容器外部から加熱して前記ハーフパイプ部材を前記フィルムに溶着する
ことを特徴とするスタンディングパウチ容器の製造方法。 - フィルムにより形成され、注出口にキャップを備え、液状または流動状の内容物を包装した包装容器において、
容器内部に、容器長手方向が長手方向になるように、かつ長手方向一端が前記注出口に連通する様に設けられる計量空間と、
前記計量空間の長手方向他端に設けられる逆止弁と、
前記逆止弁を通過して前記計量空間に一時的に収容される内容物の計量に用いる目盛機構と
を備え、
前記フィルムの少なくとも一面では、前記計量空間に対応する箇所が、透明または半透明である
ことを特徴とする包装容器。
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