JP2014042733A - Extension pipe and vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係る実施形態は延長管および電気掃除機に関する。 Embodiments according to the present invention relate to an extension tube and a vacuum cleaner.
従来の電気掃除機の延長管は、一般にポリプロピレン(PP)やABS樹脂を成形した管本体を備える。電気掃除機の使用者は、1m程度の長さを有する比較的長尺な延長管を、そのいずれか一方の端部に接続された手元操作管の把持部を把持して操作する。 An extension pipe of a conventional vacuum cleaner generally includes a pipe body formed of polypropylene (PP) or ABS resin. The user of the electric vacuum cleaner operates a relatively long extension pipe having a length of about 1 m by gripping a grip portion of a hand control pipe connected to one end of the extension pipe.
延長管の重量の軽重は、電気掃除機の使用者に対して操作感を印象づける重要な要素である。 The light weight of the extension tube is an important factor that impresses the feeling of operation for the user of the vacuum cleaner.
そこで、電気掃除機の使用者に軽快な操作感を印象づけ、かつ電気掃除機の商品価値を高めるために、炭素繊維含有樹脂を延長管の管本体の材料に適用して軽量化を図ることが考えられる。 Therefore, in order to impress the user of the vacuum cleaner with a light operation feeling and increase the commercial value of the vacuum cleaner, it is possible to reduce the weight by applying carbon fiber-containing resin to the tube body material of the extension pipe. Conceivable.
ところで、延長管は掃除機本体から吸込口体へ電力を伝える電力線の一部を備える場合がある。炭素繊維含有樹脂は電気伝導体のため、管本体の材料に炭素繊維含有樹脂を適用するのであれば、この電力線と管本体との間を電気的に絶縁する必要が有る。 By the way, an extension pipe may be provided with a part of electric power line which transmits electric power from a vacuum cleaner main body to a suction inlet body. Since the carbon fiber-containing resin is an electric conductor, if the carbon fiber-containing resin is applied to the material of the tube main body, it is necessary to electrically insulate between the power line and the tube main body.
そこで、本発明は、炭素繊維含有樹脂製の管本体と電力線との間を確実に絶縁可能な延長管および電気掃除機を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide an extension tube and a vacuum cleaner that can reliably insulate between a tube body made of carbon fiber-containing resin and a power line.
前記の課題を解決するため本発明の実施形態に係る延長管は、炭素繊維含有樹脂製の管本体と、前記管本体の外面に設けられて前記管本体の長手方向に向けて略平行に並ぶブラケット対と、前記ブラケット対の間に挟み込まれて前記管本体の長手方向に延びる絶縁体製の仕切り部材と、凹凸を組み合わせて前記ブラケット対に前記仕切り部材を固定させる第一固定部と、前記ブラケット対および前記仕切り部材を覆い前記仕切り部材と協働して前記管本体の一方の端部から他方の端部に延びる絶縁室を区画する絶縁体製のトンネルカバーと、凹凸を組み合わせて前記ブラケット対に前記トンネルカバーを固定させる第二固定部と、前記絶縁室を通じて前記管本体の一方の端部から他方の端部に延びる電力線と、を備える。 In order to solve the above problems, an extension tube according to an embodiment of the present invention includes a tube body made of a carbon fiber-containing resin, and provided on the outer surface of the tube body so as to be substantially parallel to the longitudinal direction of the tube body. A pair of brackets, a partition member made of an insulator sandwiched between the pair of brackets and extending in the longitudinal direction of the tube main body, a first fixing portion for fixing the partition member to the pair of brackets by combining irregularities; A tunnel cover made of an insulator that covers a pair of brackets and the partition member, and cooperates with the partition member to define an insulating chamber extending from one end portion of the pipe body to the other end portion; A second fixing portion for fixing the tunnel cover to a pair; and a power line extending from one end portion of the tube main body to the other end portion through the insulating chamber.
また、本発明の実施形態に係る電気掃除機は、掃除機本体と、前記掃除機本体に収容されて負圧を発生させる電動送風機と、前記電動送風機に流体的に接続される前記延長管と、を備える。 The vacuum cleaner according to an embodiment of the present invention includes a vacuum cleaner body, an electric blower that is housed in the vacuum cleaner body and generates negative pressure, and the extension pipe that is fluidly connected to the electric blower. .
本発明に係る延長管および電気掃除機の実施形態について、図1から図13を参照して説明する。 Embodiments of an extension pipe and a vacuum cleaner according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 13.
図1は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の外観を示す斜視図である。 FIG. 1 is a perspective view showing an external appearance of a vacuum cleaner according to an embodiment of the present invention.
図1に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。電気掃除機1は、被掃除面上を走行可能な掃除機本体2と、掃除機本体2に着脱自在な管部3と、を備える。
As shown in FIG. 1, the
掃除機本体2は、本体ケース5と、本体ケース5の両側方にそれぞれ配置される一対の車輪6と、本体ケース5の後半部分に収容される電動送風機7と、本体ケース5の前半部分に配置される着脱自在な塵埃分離集塵部8と、主に電動送風機7を制御する本体制御部9と、電動送風機7に電力を導く電源コード11と、を備える。
The vacuum cleaner
本体ケース5は、前端部分に本体接続口12を備える。本体接続口12は継手であり、管部3を着脱できる。掃除機本体2の流体的な入口であり、管部3と塵埃分離集塵部8とを流体的に接続する。
The main body case 5 includes a main
電動送風機7は空気を吸い込んで負圧を生じさせる。この負圧は掃除機本体2の内部、塵埃分離集塵部8を経て管部3に作用する。
The electric blower 7 sucks air and generates negative pressure. This negative pressure acts on the pipe part 3 through the inside of the
塵埃分離集塵部8は、電動送風機7が生じさせる負圧によって流れ込む空気から塵埃を分離し、捕集し、蓄積する。他方、塵埃分離集塵部8は、塵埃が除去された清浄な空気を電動送風機7へ送り込む。なお、塵埃を含んだ空気を「含塵空気」と呼ぶ。 The dust separating and collecting unit 8 separates, collects, and accumulates dust from the air flowing in by the negative pressure generated by the electric blower 7. On the other hand, the dust separating and collecting unit 8 sends clean air from which dust is removed to the electric blower 7. Note that air containing dust is referred to as “dusty air”.
本体制御部9は、マイクロプロセッサ(図示省略)、マイクロプロセッサが実行する各種演算プログラム、パラメータなどを記憶する記憶装置(図示省略)を備える。記憶装置は予め設定される複数の運転モードを記憶する。予め設定される複数の運転モードは、管部3で受け付けられる使用者の操作に対応する。それぞれの運転モードは相互に異なる入力値(電動送風機7の入力値)を設定される。本体制御部9は、管部3に受け付けられる使用者の操作に応じ、その操作内容に対応する任意の運転モードを予め設定される複数の運転モードから択一的に選択して記憶部から読み出し、読み出した運転モードにしたがって電動送風機7を制御する。
The main
電源コード11は、配線用差込接続器(図示省略、所謂コンセント)から掃除機本体2へ電力を供給する。電源コード11は自由端部に差込プラグ14を備える。
The
管部3は、掃除機本体2から作用する負圧によって、被掃除面から含塵空気を吸い込んで掃除機本体2へ案内する。管部3は、掃除機本体2の本体接続口12に着脱自在な継手としての接続管19と、接続管19に流体的に接続される集塵ホース21と、集塵ホース21に流体的に接続される手元操作管22と、手元操作管22から突出する把持部23と、把持部23に設けられる操作部24と、手元操作管22に着脱自在な延長管25と、延長管25に着脱自在な吸込口体26と、を備える。
The pipe portion 3 sucks dust-containing air from the surface to be cleaned by the negative pressure acting from the
接続管19は、本体接続口12を通じて塵埃分離集塵部8に流体的に接続される。
The connecting
集塵ホース21は、長尺で可撓な略円筒形状のホースである。集塵ホース21の一方の端部(ここでは、後方の端部)は接続管19に流体的に接続される。集塵ホース21は、接続管19を通じて塵埃分離集塵部8に流体的に接続される。
The
手元操作管22は、集塵ホース21と延長管25とを連結させる。手元操作管22の一方の端部(ここでは、後方の端部)は、集塵ホース21の他方の端部(ここでは、前方の端部)に流体的に接続される。手元操作管22は、集塵ホース21および接続管19を順次に通じて塵埃分離集塵部8に流体的に接続される。
The
把持部23は、電気掃除機1を操作するために使用者が手で把持できる部分である。把持部23は、使用者の手で容易に把持できる適宜の形状を呈して手元操作管22から突出する。
The
操作部24は、それぞれの運転モードに対応付けられるスイッチを備える。具体的には、操作部24は、電動送風機7の運転開始操作に対応付けられる起動スイッチ24aと、電動送風機7の運転停止操作に対応付けられる停止スイッチ24bと、を備える。起動スイッチ24aおよび停止スイッチ24bは本体制御部9に電気的に接続される。電気掃除機1の使用者は、操作部24を操作して電動送風機7の運転モードを択一的に選択できる。起動スイッチ24aは、電動送風機7の運転中に、運転モードの選択スイッチとしても機能する。この場合、本体制御部9は、起動スイッチ24aから操作信号を受け取る度に運転モードを強→中→弱→強→………の順で切り換える。なお、操作部24は、起動スイッチ24aに代えて、弱運転スイッチ(図示省略)、中運転スイッチ(図示省略)および強運転スイッチ(図示省略)を個別に備えていても良い。
The
延長管25は、伸縮可能な細長略円筒状の管である。延長管25は、複数の筒状体を重ね合わせたテレスコピック構造を有する。延長管25の一方の端部(ここでは、後方の端部)と手元操作管22の他方の端部(ここでは、前方の端部)とは着脱自在な継手構造を備える。延長管25は、手元操作管22、集塵ホース21および接続管19を通じて塵埃分離集塵部8に流体的に接続される。なお、延長管25は、伸縮しない固定長のものまたは複数の固定長の管を接続したものであっても良い。
The
吸込口体26は、木床やカーペットなどの被掃除面上を走行自在あるいは滑走自在な構造を有するとともに、走行状態または滑走状態において被掃除面に対向する底面に吸込口28を有する。また、吸込口体26は、吸込口28に配置される回転自在な回転清掃体29と、回転清掃体29を駆動させる電動機31と、を備える。吸込口体26の一方の端部(ここでは、後方の端部)と延長管25の他方の端部(ここでは、前方の端部)とは着脱自在な継手構造を備える。吸込口体26は、延長管25、手元操作管22、集塵ホース21および接続管19を通じて塵埃分離集塵部8に流体的に接続される。
The
電気掃除機1は、起動スイッチ24aに対する操作を受け付けると電動送風機7を始動させる。例えば、電気掃除機1は、電動送風機7が停止している状態で起動スイッチ24aに対する操作を受け付けると、先ず電動送風機7を強運転モードで運転し、再び起動スイッチ24aに対する操作を受け付けると電動送風機7を中運転モードで運転し、三度、起動スイッチ24aに対する操作を受け付けると電動送風機7を弱運転モードで運転し、以下同様に繰り返す。強運転モード、中運転モードおよび弱運転モードは、予め設定される複数の運転モードであり、強運転モード、中運転モード、弱運転モードの順に電動送風機7に対する入力値が小さい。始動した電動送風機7は、塵埃分離集塵部8から空気を排気してその内部を負圧(吸込負圧)にする。
The
塵埃分離集塵部8の負圧は、塵埃分離集塵部8、本体接続口12、接続管19、集塵ホース21、手元操作管22および延長管25を通じて吸込口体26の吸込口28に作用する。電気掃除機1は、吸込口28に作用する負圧で被掃除面上の塵埃を空気とともに吸い込んで被掃除面を掃除する。塵埃分離集塵部8は、電気掃除機1に吸い込まれた含塵空気から塵埃を分離し、蓄積する。他方、塵埃分離集塵部8は、含塵空気から分離した空気を電動送風機7へ送る。電動送風機7は塵埃分離集塵部8から吸い込んだ空気を掃除機本体2外へ排気する。
The negative pressure of the dust separating and collecting part 8 is applied to the
次に、延長管25について詳細に説明する。
Next, the
図2は、本発明の実施形態に係る延長管を分解して示す斜視図である。 FIG. 2 is an exploded perspective view showing the extension pipe according to the embodiment of the present invention.
図2に示すように、本実施形態に係る延長管25は、管径に対して長尺な長さを呈する外管本体41と、外管本体41の管内から引き出しまたは管内へ収納自在な内管本体42と、を備える。
As shown in FIG. 2, the
外管本体41、内管本体42は炭素繊維含有樹脂、具体的には炭素繊維を含有するポリプロピレンの成形品であり、電気伝導体でもある。
The outer tube
外管本体41の一方の端部には、手元操作管22に接続される継手部43が設けられる。外管本体41の他方の端部には、内管本体42が挿入される。外管本体41の他方の端部の外周には、トンネル部45が設けられる。トンネル部45は外管本体41の長手方向に開放される。
A
外管本体41は、その外面に設けられて外管本体41の長手方向に向けて略平行に並ぶ複数、例えば4対のブラケット対46、47を備える。ブラケット対46、47はトンネル部45の側縁からその開放する方向へ向かって延びる。ブラケット対46、47のそれぞれは、外管本体41の周方向に見て対面、対向する。なお、ブラケット対46、47は非対面、非対向位置、つまり外管本体41の長手方向に見て互い違いに並んでいても良い。
The outer tube
内管本体42は、外管本体41の内径よりも若干小さい外径を呈する。
The inner tube
内管本体42の一方の端部は外管本体41の管内に挿入される。内管本体42の他方の端部は、内管本体42が外管本体41に最も深く挿入された状態であっても外管本体41の外部に残り、この外部に残る部分に、吸込口体26に接続される継手部48を備える。
One end of the inner tube
継手部48は、延長管25を吸込口体26に固定または固定解除するフック49と、継手部48を保護する保護カバー50と、を備える。フック49はコイルバネ51によって隣接構造物である吸込口体26を固定する方向へ押し付けられる。また、保護カバー50は内管本体42の他方の端部(吸込口体26が接続される端部)に向かって拡開する。
The
次に、外管本体41と内管本体42との連結部分について説明する。
Next, a connecting portion between the outer tube
延長管25は、外管本体41の管内に挿入される第一ガイドリング52と、外管本体41の他方の端部に設けられる第二ガイドリング53と、第一ガイドリング52と第二ガイドリング53との間に挟まれるシールリング55と、内管本体42に設けられるストッパー57と、を備える。
The
第一ガイドリング52、第二ガイドリング53は、外管本体41に対する内管本体42の移動を案内する。
The
第二ガイドリング53は、トンネル部45の開口端に適合する鍔部58を備える。鍔部58はトンネル部45の中空部分に繋がる開口59を有する。
The
シールリング55は外管本体41の内周面と内管本体42の外周面との間から延長管25の管外の空気が管内へ流入することを防止する。
The
ストッパー57は、内管本体42の一方の端部に設けられるストッパー固定部61に固定される。ストッパー57は、外管本体41に対する内管本体42の回転を阻止する回り止めであるとともに、外管本体41から内管本体42が抜け出ることを阻止する抜け止めでもある。
The
次に、外管本体41側の電力線収容構造について説明する。
Next, the power line housing structure on the outer tube
延長管25は、外管本体41側の電力線収容構造として、外管本体41の長手方向に延びる絶縁体製の仕切り部材62と、仕切り部材62を覆う絶縁体製の第一トンネルカバー63と、を備える。
The
仕切り部材62および第一トンネルカバー63は硬質な合成樹脂、例えばポリプロピレン(PP)やABS樹脂の成形品であり、絶縁体でもある。
The
第一トンネルカバー63は外管本体41の一方の端部から他方の端部に延びる。第一トンネルカバー63は、外管本体41の長手軸方向に長尺なトンネル部材65と、トンネル部材65の継手部43側の端部を外管本体41と協働して挟み込んで固定する端部カバー66と、を備える。
The
螺子67は、端部カバー66、トンネル部材65を外管本体41のボス68に共締めし、第一トンネルカバー63の一方の端部(継手部43に近い側の端部)を外管本体41に固定する。一対の固定片69は、トンネル部材65の被固定孔71を貫通し外管本体41の固定孔72に嵌め込まれて、第一トンネルカバー63の他方の端部(外管本体41と内管本体42との連接部分に近い側の端部)を外管本体41に固定する。固定孔72は外管本体41のトンネル部45に配置される。
The
次に、内管本体42側の電力線収容構造について説明する。
Next, the power line housing structure on the inner tube
延長管25は、内管本体42側の電力線収容構造として、内管本体42に設けられるトンネル内管73を備える。トンネル内管73は、内管本体42の継手部48の近傍から外管本体41に向かって延び、トンネル部45に到達する。トンネル内管73は、内管本体42とともに移動して第一トンネルカバー63内から引き出され、または第一トンネルカバー63内へ収納される。
The
外管本体41側の電力線収容構造と内管本体42側の電力線収容構造とは、協働して延長管25の全長に亘って電力線75を絶縁する。
The power line housing structure on the
次に、外管本体41および内管本体42の電力線収容構造に納められる電力線75ついて説明する。
Next, the
延長管25は、掃除機本体2側、より詳しくは手元操作管22から吸込口体26へ給電する電力線75を備える。
The
電力線75はその全長に亘ってコイルバネ状の構造を有して伸縮できる。電力線75はシース76に納められる。シース76は、合成樹脂、例えばポリエチレン(PE)の成形品であり、絶縁体である。シース76は第一トンネルカバー63の全長またはトンネル内管73の全長よりも短く、第一トンネルカバー63に一体化されており延長管25の伸縮を阻害しない。逆に言えば、延長管25を伸ばせば、電力線75はシース76よりも長くなり、はみ出してしまう。延長管25の電力線収容構造は、シース76からはみ出る電力線75を外管本体41および内管本体42に対して絶縁する。電力線75のそれぞれの端部には、手元操作管22または吸込口体26との電気的な接続を行うソケット77またはプラグ78が設けられる。
The
また、延長管25は、伸縮する全長を段階的に位置決めして仮固定する全長調整機構79を備える。全長調整機構79は、外管本体41に設けられる全長調整スイッチ81と、内管本体42のトンネル内管73に設けられる複数の位置決め全長調整凹部82と、を備える。
In addition, the
位置決め全長調整凹部82はトンネル内管73の長手方向、ひいては内管本体42、延長管25の長手方向に略等間隔に離間して並び、それぞれの位置で延長管25の長さを仮固定し、全長の調整を可能にする。
The positioning full length adjusting recesses 82 are arranged at substantially equal intervals in the longitudinal direction of the tunnel
図3は、本発明の実施形態に係る延長管を示す縦断面図である。 FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing the extension pipe according to the embodiment of the present invention.
先ず、外管本体41と内管本体42との連結部分について説明する。
First, a connecting portion between the outer tube
図3に示すように、本実施形態に係る延長管25の外管本体41は、内管本体42を挿入する側の端部(つまり、外管本体41の他方の端部)の端面から所定の深さに亘り、他の部分よりも内径の大きい大内径部83を有する。第一ガイドリング52、第二ガイドリング53、シールリング55は、大内径部83の内周面と内管本体42の外周面との間に挟まれて大内径部83内に収容される。
As shown in FIG. 3, the outer tube
また、外管本体41の管内には、長手方向に延びるガイド溝85が設けられる。内管本体42に固定されるストッパー57は、ガイド溝85に挟まって外管本体41と内管本体42との相対的な回転を規制する。
A
さらに、外管本体41は、大内径部83とガイド溝85との間を仕切る仕切部分86を備える。仕切部分86はストッパー57の移動範囲を規制して外管本体41から内管本体42が抜け出ることを防ぐ。
Further, the outer tube
全長調整機構79の全長調整スイッチ81は、トンネル部45に向かって開放する箱形状の押下部87と、押下部87に一体に設けられるとともに互いに離間する一対のアーム88と、トンネル内管73の位置決め全長調整凹部82に嵌脱可能なピン89と、ピン89を位置決め全長調整凹部82に嵌め込む方向へ押下部87を押し付けるコイバネ91と、を備える。
The full
押下部87は、同一線上に延びる一対の軸部92を備える。軸部92は、トンネル部45側の軸受け半体と第一トンネルカバー63側の軸受け半体とからなる軸受部(図示省略)に配置されて押下部87を揺動可能に支える。押下部87は軸部92周りにシーソー状に揺動して外管本体41と内管本体42との全長を複数段階に固定したり、固定解除したりする。
The
アーム88はピン89を挟み込み、押下部87の揺動に伴ってピン89を位置決め全長調整凹部82に嵌め込んだり、位置決め全長調整凹部82から引き抜いたりする。
The
延長管25の使用者は、コイバネ91に抗して押下部87を押し下すことによって、押下部87を揺動させ、アーム88を介して位置決め全長調整凹部82からピン89を引き抜き、コイバネ91に抗して外管本体41と内管本体42との固定を解除し、延長管25を伸縮させる。
The user of the
次いで、外管本体41の電力線収納部について説明する。
Next, the power line storage part of the outer tube
第一トンネルカバー63は、仕切り部材62を覆い、仕切り部材62と協働して外管本体41の一方の端部から他方の端部に延びる第一絶縁室93を区画する。第一絶縁室93は、外管本体41の管内部、つまり含塵空気が通過する管内通路から隔離されるとともに、外管本体41そのものに対して電気的に隔離され、導通を断たれる。
The
次いで、内管本体42の電力線収納部について説明する。
Next, the power line storage part of the inner pipe
トンネル内管73は、内管本体42の継手部48に固定されている端部を基部として外管本体41側に向かって片持ち梁状に延び、外管本体41の第一絶縁室93に差し込まれる。トンネル内管73は、第二ガイドリング53の開口59を通じて外管本体41のトンネル部45を通過し第一絶縁室93に到達する。
The tunnel
トンネル内管73は、内管本体42の長手軸方向に交差する方向(内管本体42の径方向)に見て外側にある第二トンネルカバー95と、内管本体42を臨むカバー裏蓋96と、を備える。
The tunnel
第二トンネルカバー95、カバー裏蓋96は合成樹脂、例えばポリプロピレン(PP)やABS樹脂の成形品であり、絶縁体でもある。
The
第二トンネルカバー95は、内管本体42と協働してフック49を支持するフックカバー部97を備える。
The
カバー裏蓋96は第一トンネルカバー63に対する仕切り部材62と同様な役割を第二トンネルカバー95に対して果たす。つまり、カバー裏蓋96は、第二トンネルカバー95と協働して電力線75を配置する第二絶縁室98を区画する。第二絶縁室98は、内管本体42の管内部、つまり含塵空気が通過する管内通路から隔離されるとともに、内管本体42そのものに対して電気的に隔離され、導通を断たれる。第二絶縁室98は外管本体41側の第一絶縁室93に繋がる。
The cover
電力線75に接続されるソケット77は、トンネル内管73の他方の端部(継手部48に近い側の端部)においてトンネル内管73内に納められる。ソケット77は、隣接構造物である吸込口体26に対する継手部48の接続に伴って、第二絶縁室98内に挿入される手元操作管22側のプラグ(図示省略)に電気的に接続される。カバー裏蓋96は手元操作管22側のプラグをソケット77に到達させるためのプラグ挿入孔99を備える。
The
次いで、第一トンネルカバー63の一方の端部(外管本体41の継手部43に近い側の端部)について説明する。
Next, one end portion of the first tunnel cover 63 (the end portion on the side close to the
電力線75に接続されるプラグ78は、第一トンネルカバー63の一方の端部(継手部43に近い側の端部)において外管本体41の長手方向に沿って第一絶縁室93から突出する。プラグ78は、第一トンネルカバー63と仕切り部材62との間に挟み込まれる。プラグ78は、隣接構造物である手元操作管22に対する継手部43の接続にともなって、手元操作管22側のソケット(図示省略)に差し込まれて電気的に接続される。
The
次に、外管本体41、仕切り部材62、第一トンネルカバー63の結合構造について説明する。
Next, a coupling structure of the outer tube
図4は、本実施形態に係る延長管について外管本体、仕切部材、トンネルカバーの結合構造を示す延長管の横断面斜視図である。 FIG. 4 is a cross-sectional perspective view of the extension pipe showing a coupling structure of the outer pipe main body, the partition member, and the tunnel cover with respect to the extension pipe according to the present embodiment.
図5は、本実施形態に係る延長管のブラケット対を示す斜視図である。 FIG. 5 is a perspective view showing a bracket pair of the extension pipe according to the present embodiment.
図6は、本実施形態に係る延長管のトンネルカバーの要部を示す斜視図である。 FIG. 6 is a perspective view showing a main part of the tunnel cover of the extension pipe according to the present embodiment.
図7は、本実施形態に係る延長管のブラケット対と仕切部材との結合状態を示す斜視図である。 FIG. 7 is a perspective view showing a coupled state of the bracket pair of the extension pipe and the partition member according to the present embodiment.
図4から図7に示すように、本実施形態に係る延長管25は、炭素繊維含有樹脂製の外管本体41と、外管本体41の外面に設けられて外管本体41の長手方向に向けて略平行に並ぶブラケット対46、47と、ブラケット対46、47の間に挟み込まれて外管本体41の長手方向に延びる絶縁体製の仕切り部材62と、ブラケット対46、47および仕切り部材62を覆い仕切り部材62と協働して外管本体41の一方の端部から他方の端部に延びる第一絶縁室93を区画する絶縁体製の第一トンネルカバー63と、第一絶縁室93を通じて外管本体41の一方の端部から他方の端部に延びる電力線75と、を備える。
As shown in FIG. 4 to FIG. 7, the
また、延長管25は、凹凸を組み合わせてブラケット対46、47に仕切り部材62を固定させる第一固定部101と、凹凸を組み合わせてブラケット対46、47に第一トンネルカバー63を固定させる第二固定部102と、を備える。
The
外管本体41は、その外面に設けられてブラケット対46、47を挟み、略平行に延びるカバー保持壁対103、105を備える。
The outer tube
ブラケット対46、47は、カバー保持壁対103、105に比べて外管本体41の外表面から大きく突出し、カバー保持壁対103、105よりも背が高い。ブラケット対46、47は、延長管25の同一横断面状に位置する必要は無く、ブラケット46、ブラケット47のそれぞれが延長管25の長手方向にずれていても良い。
The bracket pairs 46 and 47 protrude larger from the outer surface of the outer tube
仕切り部材62は、ブラケット対46、47の間に架かり、外管本体41の外表面に沿って延び、第一絶縁室93に対して外管本体41を覆い隠す。また、仕切り部材62の両側部はブラケット対46、47よりも外管本体41から遠ざかる隆起部106を備える。隆起部106は、第一トンネルカバー63との間の狭隘な隙間にブラケット対46、47を挟み込む。
The
第一トンネルカバー63は、外管本体41に向かって開くU文字形状の横断面を呈し、開口端部、つまり外管本体41の近傍に位置する縁部をカバー保持壁対103、105に付き合わせる。
The
仕切り部材62と第一トンネルカバー63とが仕切る第一絶縁室93にはトンネル内管73が配置され、トンネル内管73内の第二絶縁室98には電力線75が配置されている。
A tunnel
第一固定部101の凹凸は、ブラケット対46、47側に設けられる凹部107と、仕切り部材62側に設けられる凸部108と、である。凸部108は横断面において外管本体41から遠ざかるにつれて凹部107に入り込み、引っ掛かりが大きくなる。
The unevenness of the
第二固定部102の凹凸は、ブラケット対46、47側に設けられる凹部109と、第一トンネルカバー63側に設けられる凸部111と、である。凸部111も横断面において外管本体41から遠ざかるにつれて凹部109に入り込み、引っ掛かりが大きくなる。
The unevenness of the
第一固定部101の凹部107と第二固定部102の凹部109とは、ブラケット対46、47に設けられる一体の孔112である。
The
このように構成された延長管25は、ブラケット46、47のそれぞれを第一固定部101と第二固定部102とで挟み込み、仕切り部材62と第一トンネルカバー63とで相互にブラケット46、47を押さえ合うので、延長管25の外側から第一トンネルカバー63に対して印加される外力や、外管本体41に作用する外力によって仕切り部材62と第一トンネルカバー63との間に不均一な力が作用しても外管本体41から脱落しにくくなる。
The
図8は、本実施形態に係る延長管について外管本体、仕切部材、トンネルカバーの結合構造を示す延長管の横断面図である。 FIG. 8 is a cross-sectional view of the extension pipe showing a coupling structure of the outer pipe main body, the partition member, and the tunnel cover with respect to the extension pipe according to the present embodiment.
図8に示すように、本実施形態に係る延長管25は、第一トンネルカバー63の外管本体41の近傍の縁部かつブラケット対46、47の非存在領域に設けられてカバー保持壁対103、105の仕切り部材62を臨む内側の面に当接するインロー片113を備える。
As shown in FIG. 8, the
インロー片113は第一固定部101、第二固定部102と協働して第一トンネルカバー63を略全長に亘り外管本体41に固定する。他方、インロー片113をブラケット対46、47の存在領域を避け、非存在領域に配置することによって、仮に保守や修理のために第一トンネルカバー63を開ける場合には、ブラケット対46、47の存在領域にインロー片113が並設される場合に比べて容易に第一トンネルカバー63を開けることができる。
The
図9は、本実施形態に係る延長管の電路伸縮管を示す分解斜視図である。なお、図9は電路伸縮管を内管本体42側から示す斜視図である。
FIG. 9 is an exploded perspective view showing an electric circuit telescopic tube of the extension tube according to the present embodiment. FIG. 9 is a perspective view showing the electric circuit telescopic tube from the inner tube
図9に示すように、本実施形態に係る延長管25のトンネル内管73は、第二トンネルカバー95に一対の電力線75を収容する。
As shown in FIG. 9, the tunnel
カバー裏蓋96の端部には、二股に分かれて一対のソケット77をそれぞれ個別に第二トンネルカバー95へ固定する二股分岐部115が設けられる。二股分岐部115はソケット77に通じるプラグ挿入孔99を有する。カバー裏蓋96は第二トンネルカバー95に超音波溶着される。二股分岐部115の股の部分はフック49を配置する隙間が確保される。
A
フックカバー部97は、二股分岐部115の股の部分、つまり一対の電力線75または一対のソケット77の間隙に通じるフック用開口116を有する。
The
図10は、本実施形態に係る延長管を短縮して示す縦断面図である。 FIG. 10 is a longitudinal sectional view showing the extension pipe according to the present embodiment in a shortened manner.
図10に示すように、延長管25は、炭素繊維含有樹脂製の内管本体42と、内管本体42の長手方向に延びる絶縁体製のカバー裏蓋96(仕切り部材)と、カバー裏蓋96と協働して内管本体42の一方の端部から他方の端部に延びる第二絶縁室98を区画する絶縁体製の第二トンネルカバー95と、第二絶縁室98を通じて内管本体42の一方の端部から他方の端部に延びる電力線75と、揺動することによって内管本体42の端部に連結される吸込口体26(隣接構造)の固定と固定解除とを行うフック49と、内管本体42と第二トンネルカバー95との間に挟み込まれてフック49を揺動可能に支持する軸部117と、を備える。
As shown in FIG. 10, the
フック49は合成樹脂、例えばナイロンの成形品である。フック49はコイルバネ51によって、爪118を内管本体42内に突出させる。フック49は一対の電力線75または一対のソケット77の間に挟み込まれてカバー裏蓋96の二股分岐部115の股の部分に配置される。フック49には、フック用開口116を通じて第二トンネルカバー95から突出するとともに、第二トンネルカバー95へ向かって押し下されるとフック49を固定解除位置へ揺動させる押下部119が設けられる。
The
軸部117は、フック49に一体成形される。軸部117は、内管本体42側の軸受け半体121と第二トンネルカバー95側の軸受け半体122とからなる軸受部123に配置されてフック49を揺動可能に支える。フック49は軸部117周りにシーソー状に揺動して内管本体42と吸込口体26とを固定したり、固定解除したりする。
The shaft portion 117 is integrally formed with the
次に、実施形態に係る延長管25の他の例を説明する。なお、各例で説明する延長管25A、25Bおよび25Cにおいて延長管25と同じ構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
Next, another example of the
図11は、本実施形態に係る延長管について外管本体、仕切部材、トンネルカバーの結合構造の他の例を示す第一固定部と第二固定部の側面図である。 FIG. 11 is a side view of the first fixing portion and the second fixing portion showing another example of the coupling structure of the outer tube main body, the partition member, and the tunnel cover for the extension tube according to the present embodiment.
図11に示すように、本実施形態に係る延長管25Aは、非対向に配置されて外管本体41の長手方向にずれている第一固定部101Aと第二固定部102Aとを備える。
As shown in FIG. 11, the
延長管25では、第一固定部101の凸部108と第二固定部102の凸部111とが孔112内で対向、対面している。これに対して、延長管25Aでは、第一固定部101Aの凸部108と第二固定部102Aの凸部111とは外管本体41の長手方向に見て異なる位置関係に有る。このため、延長管25Aでは、第一固定部101Aの凸部108と第二固定部102Aの凸部111とが孔112に引っ掛かるために孔112の肉厚を奪い合うことがない。つまり、延長管25Aでは、第一固定部101A、第二固定部102Aが余裕を持って仕切り部材62と第一トンネルカバー63とを固定することができる。
In the
図12は、本実施形態に係る延長管について外管本体、仕切部材、トンネルカバーの結合構造の他の例を示す第一固定部と第二固定部の側面図である。 FIG. 12 is a side view of the first fixing portion and the second fixing portion showing another example of the coupling structure of the outer tube main body, the partition member, and the tunnel cover for the extension tube according to the present embodiment.
図12に示すように、本実施形態に係る延長管25Bは、非対向に配置されて外管本体41の径方向にずれている第一固定部101Bと第二固定部102Bとを備える。換言すれば、第一固定部101Bと第二固定部102Bとはブラケット対46、47の突出高さ方向にずれている。
As shown in FIG. 12, the
延長管25では第一固定部101の凸部108と第二固定部102の凸部111とが孔112内で対向、対面している。これに対して、延長管25Bでは第一固定部101Bの凸部108と第二固定部102Bの凸部111とは外管本体41の径方向に見て異なる位置関係に有る。このため、延長管25Bでは、第一固定部101Bの凸部108と第二固定部102Bの凸部111とが孔112に引っ掛かるために孔112の肉厚を奪い合うことがない。つまり、延長管25Bでは、第一固定部101B、第二固定部102Bが余裕を持って仕切り部材62と第一トンネルカバー63とを固定することができる。
In the
特に、延長管25Bでは、ブラケット対46、47に仕切り部材62を固定させる第一固定部101Bよりもブラケット対46、47に第一トンネルカバー63を固定させる第二固定部102Bの方が外管本体41から離れている。換言すれば、延長管25Bでは、第一固定部101Bよりも第二固定部102Bの方がブラケット対46、47の突出先端部分に近い。これにより、延長管25Bは、ブラケット対46、47の突出先端部分を第一トンネルカバー63の内面で押さえ、ブラケット対46、47の変形、特に仕切り部材62から離れる方向へ倒れ込む変形を抑制して、仕切り部材62、第一トンネルカバー63をしっかりと固定できる。
In particular, in the extension pipe 25B, the
図13は、本実施形態に係る延長管について外管本体、仕切部材、トンネルカバーの結合構造の他の例を示す延長管の部分的な横断面図である。 FIG. 13 is a partial cross-sectional view of the extension pipe showing another example of the coupling structure of the outer pipe main body, the partition member, and the tunnel cover for the extension pipe according to the present embodiment.
図13に示すように、本実施形態に係る延長管25Cは、延長管25のブラケット対46、47と異なり、T文字形状のブラケット対46C、47Cを備える。ブラケット対46C、47Cは、T文字形状の屈折部分に第一固定部101Cの凹部107C、第二固定部102Cの凹部109Cをなし、第一固定部101の凸部108、第二固定部102の凸部111を引っ掛けて、仕切り部材62と第一トンネルカバー63とを固定する。
As shown in FIG. 13, the extension pipe 25C according to this embodiment includes T-shaped bracket pairs 46C and 47C, unlike the bracket pairs 46 and 47 of the
このように構成される本実施形態に係る延長管25、25A、25B、25Cは、外管本体41、内管本体42の材料に電気伝導体、特に炭素繊維含有樹脂を適用して、延長管25、25A、25B、25Cの総重量を低減させつつ容易に強度を確保する一方、電力線75と外管本体41、内管本体42とを確実に絶縁することができる。特に、電力線75と外管本体41とを絶縁する絶縁構造は、ブラケット対46、47の内側に仕切り部材62を配置し、ブラケット対46、47と仕切り部材62とを第一トンネルカバー63で囲い込むことで、簡易な構成で強固な結合構造を有する。つまり、延長管25、25A、25B、25Cの絶縁構造は極めて強固で漏電を生じ難く、安全性が高い。
The
また、本実施形態に係る延長管25は、ブラケット対46、47に設けられる一体の孔112を、第一固定部101の凹部107および第二固定部102の凹部109として使用する。したがって、ブラケット対46、47は第一固定部101、第二固定部102の両方に挟まれ押さえ付けられるので、仕切り部材62と第一トンネルカバー63との弾性変形を利用して相互の部材間を強固に結合できる。
In addition, the
さらに、本実施形態に係る延長管25Aは、第一固定部101Aと第二固定部102Aとを延長管25Aの長手方向にずらすことによって、ブラケット対46、47の肉厚をそれぞれの凸部108、凸部111で奪い合う必要がなく、余裕を持って凹凸の引っ掛かり深さを設定できる。
Furthermore, the
さらにまた、本実施形態に係る延長管25Bは、第一固定部101Bと第二固定部102Bとを外管本体41の径方向にずらすことによって、ブラケット対46、47の肉厚をそれぞれの凸部108、凸部111で奪い合う必要がなく、余裕を持って凹凸の引っ掛かり深さを設定できるとともに、一方の凹凸で他方の凹凸を押さえ付けることができるので、特に仕切り部材62を強固に固定しやすく、絶縁の確実性を向上できる。
Furthermore, the extension tube 25B according to the present embodiment shifts the first fixed
また、本実施形態に係る延長管25、25A、25B、25Cは、伸縮不能な単なる管体のみならず、テレスコピック構造の伸縮自在な管体に適用することもできる。
Further, the
したがって、本発明に係る延長管25、25A、25B、25Cおよび電気掃除機1によれば、炭素繊維含有樹脂製の外管本体41と電力線75と間を確実に絶縁することができる。
Therefore, according to the
なお、本実施形態に係る電気掃除機1は、キャニスタ型のものに限らず、スティック型などのものであってもよい。
The
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 管部
5 本体ケース
6 車輪
7 電動送風機
8 塵埃分離集塵部
9 本体制御部
11 電源コード
12 本体接続口
14 差込プラグ
19 接続管
21 集塵ホース
22 手元操作管
23 把持部
24 操作部
24a 起動スイッチ
24b 停止スイッチ
25、25A、25B、25C 延長管
26 吸込口体
28 吸込口
29 回転清掃体
31 電動機
41 外管本体
42 内管本体
43 継手部
45 トンネル部
46、46C、47、47C ブラケット対
48 継手部
49 フック
50 保護カバー
51 コイルバネ
52 第一ガイドリング
53 第二ガイドリング
55 シールリング
57 ストッパー
58 鍔部
59 開口
61 ストッパー固定部
62 仕切り部材
63 第一トンネルカバー
65 トンネル部材
66 端部カバー
67 螺子
68 ボス
69 固定片
71 被固定孔
72 固定孔
73 トンネル内管
75 電力線
76 シース
77 ソケット
78 プラグ
79 全長調整機構
81 全長調整スイッチ
82 全長調整凹部
83 大内径部
85 ガイド溝
86 仕切部分
87 押下部
88 アーム
89 ピン
91 コイバネ
92 軸部
93 第一絶縁室
95 第二トンネルカバー
96 カバー裏蓋
97 フックカバー部
98 第二絶縁室
99 プラグ挿入孔
101、101A、101B、101C 第一固定部
102、102A、102B、102C 第二固定部
103、105 カバー保持壁対
106 隆起部
107 凹部
108 凸部
109 凹部
111 凸部
112 孔
113 インロー片
115 二股分岐部
116 フック用開口
117 軸部
118 爪
119 押下部
121 軸受け半体
122 軸受け半体
123 軸受部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Vacuum cleaner 2 Vacuum cleaner main body 3 Pipe part 5 Main body case 6 Wheel 7 Electric blower 8 Dust separation dust collection part 9 Main body control part 11 Power supply cord 12 Main body connection port 14 Plug 19 Connection pipe 21 Dust collection hose 22 Hand operation Pipe 23 Grip part 24 Operation part 24a Start switch 24b Stop switch 25, 25A, 25B, 25C Extension pipe 26 Suction port body 28 Suction port 29 Rotating cleaning body 31 Electric motor 41 Outer pipe body 42 Inner pipe body 43 Joint part 45 Tunnel part 46 , 46C, 47, 47C Bracket pair 48 Joint portion 49 Hook 50 Protective cover 51 Coil spring 52 First guide ring 53 Second guide ring 55 Seal ring 57 Stopper 58 Hook portion 59 Opening 61 Stopper fixing portion 62 Partition member 63 First tunnel cover 65 Tunnel member 66 End cover 67 Screw 68 Boss 69 Fixed piece 71 Fixed hole 72 Fixed hole 73 Tunnel inner pipe 75 Power line 76 Sheath 77 Socket 78 Plug 79 Total length adjusting mechanism 81 Total length adjusting switch 82 Total length adjusting recess 83 Large inner diameter portion 85 Guide groove 86 Partitioning portion 87 Pressing portion 88 Arm 89 Pin 91 Coy spring 92 Shaft portion 93 First insulating chamber 95 Second tunnel cover 96 Cover back cover 97 Hook cover portion 98 Second insulating chamber 99 Plug insertion holes 101, 101A, 101B, 101C First fixing portions 102, 102A, 102B, 102C Second Fixing part 103, 105 Cover holding wall pair 106 Raised part 107 Concave part 108 Convex part 109 Concave part 111 Convex part 112 Hole 113 Inlay piece 115 Forked part 116 Hook opening 117 Shaft part 118 Claw 119 Press part 121 Bearing half body 122 Bearing half part Body 123 Bearing part
Claims (7)
前記管本体の外面に設けられて前記管本体の長手方向に向けて略平行に並ぶブラケット対と、
前記ブラケット対の間に挟み込まれて前記管本体の長手方向に延びる絶縁体製の仕切り部材と、
凹凸を組み合わせて前記ブラケット対に前記仕切り部材を固定させる第一固定部と、
前記ブラケット対および前記仕切り部材を覆い前記仕切り部材と協働して前記管本体の一方の端部から他方の端部に延びる絶縁室を区画する絶縁体製のトンネルカバーと、
凹凸を組み合わせて前記ブラケット対に前記トンネルカバーを固定させる第二固定部と、
前記絶縁室を通じて前記管本体の一方の端部から他方の端部に延びる電力線と、を備える延長管。 A tube body made of carbon fiber-containing resin;
A pair of brackets provided on the outer surface of the tube body and arranged substantially parallel to the longitudinal direction of the tube body;
A partition member made of an insulator sandwiched between the pair of brackets and extending in the longitudinal direction of the tube main body;
A first fixing portion for combining the unevenness to fix the partition member to the bracket pair;
A tunnel cover made of an insulator that covers the bracket pair and the partition member and defines an insulating chamber extending from one end of the tube main body to the other end in cooperation with the partition member;
A second fixing portion for fixing the tunnel cover to the bracket pair by combining unevenness;
An extension tube comprising: a power line extending from one end of the tube main body to the other end through the insulating chamber.
前記カバーの前記管本体近傍の縁部かつ前記ブラケット対の非存在領域に設けられて前記カバー保持壁対の仕切り部材を臨む側の面に当接するインロー片と、を備える請求項1から4のいずれか1項に記載の延長管。 A pair of cover holding walls provided on the outer surface of the pipe body, sandwiching the bracket pair and extending substantially in parallel;
An inlay piece provided on an edge of the cover in the vicinity of the tube main body and in a non-existing region of the bracket pair and abutting against a surface of the cover holding wall pair facing the partition member. The extension tube according to any one of the above.
前記絶縁室から引き出しまたは前記絶縁室へ収納自在で前記電力線を前記内管本体の突出端側へ導く電路伸縮内管と、を備える請求項1から5のいずれか1項に記載の延長管。 An inner tube main body that can be pulled out from or stored in the tube of the tube main body;
The extension pipe according to any one of claims 1 to 5, further comprising: an electric path telescopic inner pipe that can be drawn out of the insulating chamber or stored in the insulating chamber and guides the power line to a protruding end side of the inner pipe main body.
前記掃除機本体に収容されて負圧を発生させる電動送風機と、
前記電動送風機に流体的に接続される請求項1から6のいずれか1項に記載の延長管と、を備える電気掃除機。 The vacuum cleaner body,
An electric blower that is housed in the vacuum cleaner body and generates negative pressure;
An electric vacuum cleaner comprising: the extension pipe according to any one of claims 1 to 6, which is fluidly connected to the electric blower.
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