JP2013506058A - 延伸したシルクegel繊維およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2009年9月28日出願の米国仮出願第61/246,323号の優先権の恩典を主張し、その内容全体を参照により本明細書に組み入れる。
本発明は、National Institutes of Healthから授与されたEB002520の下で、U.S. Air Forceから授与されたFA9550-07-1-0079の下で、およびU.S. Army Research, Development and Engineering Command Acquisition Centerから授与されたW911SR-08-C-0012の下で、政府の支援を受けてなされたものである。米国政府は本発明において一定の権利を有している。
本発明は、egelシルクフィブロイン繊維を延伸するための組成物および方法を提供する。得られた繊維は光を伝送することができ、したがって光ファイバーとして使用することができる。さらに、本発明のシルク繊維は、織物、医療用縫合材料および組織材料等の材料として、ならびにこれらの材料に光学特性を付与するのに使用することができる。
光ファイバーは、典型的には、毛髪ほどの細さの軟性のガラス棒であり、光またはその他のデータを伝送する「ワイヤー」として利用される。簡単に言うと、それらは内側の光を外に漏らさず完全に反射することによって機能する。合成ポリマー製の光ファイバーは、典型的には、粘性の液体を紡糸口金とよばれる小さな穴を通じて押し出すことによって形成される。粘性の液体は連続的なフィラメントになり、これは押出後プロセシングを用いてさらに固化することができる。
シルクの電気ゲル化(electrogelation; egel)は、シルクフィブロインタンパク質の処理方式である。簡単に言うと、egelプロセスは、可溶化シルクフィブロイン溶液に電場を印加することによって、シルク溶液のランダムコイル構造を準安定なシルクI構造に転換させる。得られるゲル様物質は、粘膜付着性(muco-adhesive qualities)、ならびにランダムコイル構造への復帰およびβシート構造へのさらなる高次化を含む他の構造にさらに転換される能力を含む、多くの興味深い特性を有する。
合成ポリマー繊維は、典型的には、粘性の液体を紡糸口金とよばれる小さな穴を通じて押し出すことによって形成される。粘性の液体は連続的なフィラメントとなり、これを押出後プロセシングを用いてさらに固化することができる。湿式、乾式、溶融およびゲル紡糸を含む、4つの紡糸法が知られている。湿式紡糸は、溶媒に溶解する材料に対して使用される。フィラメントは、沈降液として作用する化学浴槽の中に沈められた紡糸口金を通じて延伸される。乾式紡糸もまた、溶液中の材料に対して用いられる。しかし、固化は、溶媒をガス(例えば空気)による蒸発により除去することによって行われる。溶融紡糸は、溶融させた材料を紡糸口金を通じて押し出し、冷却により固化させることを含む。ゲル紡糸は、本明細書に記載される実験に最も近いプロセスであり、これは真の溶液ではない材料に対して用いられ;ポリマー鎖が液晶形態で相互に結合される。鎖間力の発生および押し出し時の剪断力による液晶の配列により、生成されるフィラメントは、高い程度の配列性および大きく改善した引張強度を得ることができる。
1. 可溶化シルクフィブロイン溶液に電場を印加してシルクフィブロインゲルを生成する工程、
シルクフィブロインゲルを粘性のシルク液に変換する工程、
粘性のシルク液からシルク繊維を延伸する工程
を含む、シルク繊維を製造する方法。
2. シルクフィブロインゲルを粘性のシルク液に変換する工程が、水中でシルクフィブロインゲルを急冷する工程を含む、項目1の方法。
3. 水が0℃またはそれ未満の温度を有する、項目2の方法。
4. 水が40℃〜80℃の範囲の温度を有する、項目2の方法。
5. シルクを延伸する工程が、10℃〜40℃の範囲内の温度で行われる、項目2の方法。
6. シルクフィブロインゲルを粘性のシルク液に変換する工程が、急冷工程前にシルクフィブロインゲルを加熱する工程をさらに含む、項目2の方法。
7. シルクフィブロインゲルが、急冷工程で使用される水の温度よりも高い温度に加熱される、項目6の方法。
8. シルク繊維を乾燥させる工程をさらに含む、項目1の方法。
9. シルク繊維を収縮させる工程をさらに含む、項目1の方法。
10. シルク繊維を収縮させる工程が、シルク繊維を晒す周囲湿度を低下させる工程を含む、項目9の方法。
11. シルク繊維を膨張させる工程をさらに含む、項目1の方法。
12. シルク繊維を膨張させる工程が、シルク繊維を晒す周囲湿度を上昇させる工程を含む、項目11の方法。
13. シルク繊維をアルコール処置または水中アニーリング処置により処理して水不溶性シルク繊維を生成する工程をさらに含む、項目1の方法。
14. 複数のシルク繊維をラップする工程をさらに含む、項目1の方法。
15. シルク繊維の少なくとも一つを少なくとも一つの他の繊維と共にラップする工程をさらに含む、項目1の方法。
16. 前記他の繊維が、少なくとも一つのセリシン抽出処理したシルク天然フィブロイン繊維を含む、項目15の方法。
17. 少なくとも一つのシルク繊維を複合材に組み込む工程をさらに含む、項目1の方法。
18. 複合材が全シルク複合材である、項目17の方法。
19. シルク繊維が光ファイバーである、前記項目のいずれか一つの方法。
20. シルク光ファイバーを用いて繊維光学ケーブルを形成する工程をさらに含む、項目19の方法。
21. シルク光ファイバーを通じて光信号を伝送する工程をさらに含む、項目19の方法。
22. 伝送工程が、光源からの入射光をシルク光ファイバーにより受信する工程を含む、項目21の方法。
23. 伝送工程が、シルク光ファイバーの周囲環境からの刺激から変換された光信号をシルク光ファイバーにより受信する工程を含む、項目21の方法。
24. シルク光ファイバーが導波管である、項目19の方法。
25. シルク光ファイバーがマルチモードファイバーである、項目19の方法。
26. シルク光ファイバーがシングルモードファイバーである、項目19の方法。
27. 前記項目のいずれか一つの方法から調製される組成物。
可溶化シルクフィブロイン水性ストック溶液を以前に記載された通りに調製した。Sofia et al., 54 J. Biomed. Mater. Res. A 139-48 (2001)。簡単に言うと、カイコガの繭を、0.02M炭酸ナトリウム水溶液中で20分間煮立て、次いで、水(Milli-Q(登録商標)Water System, Millipore, Billerica, MAを通じて処理した超純水)で十分にリンスした。乾燥させた後、抽出されたシルクフィブロインを60℃で4時間、9.3M LiBr溶液に溶解させ、20% (w/v)可溶化シルクフィブロイン溶液を得た。得られた溶液を、Slide-A-Lyzer(登録商標)3.5K MWCO透析カセット(Pierce, Rockford, IL)を用いて蒸留水に対して3日間透析し、残留する塩を取り除いた。この透析後の溶液は光学的に清澄であり、10,000rpmで20分間の遠心分離を2度行ってシルク凝集物および最初の繭由来の残骸を取り除いた。可溶化シルクフィブロイン水溶液の終濃度は約8% (w/v)であった。この濃度は、既知容積の溶液を乾燥させその残留固形物を秤量することによって測定した。この8%シルクフィブロイン溶液を4℃で保存し、使用前に水で希釈した。
最初に、「標準」設定(上述の8% w/vシルク溶液、白金電極およびFalconチューブ)で電気ゲル化シルクを生成した。10分間の電気ゲル化の後、陽極に形成されたゲルを、60℃〜75℃に加熱した水を含むビーカーに移した。図1は、ゲルの反応の10秒間隔の画像を示す。温水に浸すと、おそらく密度差に起因して、Pt上のegelは剥離し、ビーカー底に落下することが観察された。同時に、egelに閉じ込められていた気泡が放出され水面にむかって上昇した。この剥離プロセスは、βシート材料のみがPt電極上に留まるようになるまで継続した。長い電気ゲル化期間の間、電気ゲル化開始時に陽極に最も近接していたシルク溶液は不可逆的構造(βシートであると推定される)への変換を継続する傾向があるが、ゲルの大部分はシルクI構造を得ていることに注目されたい。浴槽の底にある、互いに密着している粘性の液体パドル状物の材料を回収した。
温水のビーカーおよび実施例2の剥離したシルクを用いて、関心対象の材料の有用性を調査した。先端がフック形の絶縁ワイヤーを用い、加熱された水の中からシルクの粘性パドルを引き上げ、「構造物」を形成させることができた。その材料を浴槽温度を変化させつつ操作することで、互いに密着している構造を維持するのに温度が重要な因子となることが明らかになった。その構造物自体は、海面から引き上げられた海藻の稠度を有していた。図2に示されるように、ひとつながりの「繊維」を水面まで延伸することができた。興味深いことは、この「繊維」がその場にとどまったことである。これは、この「繊維」の端部が水面の不純物に付着したため、表面付着のため、または、引き伸ばされた材料が水の密度とほぼ一致したことで中立浮力が達成されたためと考えられる。このようにして、シート様形状を含む三次元構造物を形成することができた。
本実験では、シルクegelを5mlプラスチックシリンジに入れた。egelはシルク溶液よりも多くのシルクI構造を含み、これは準安定性なので、最初にシリンジプランジャーを取り外し、シリンジのプランジャー側端から添加することによってegelをシリンジに入れた。egelをシリンジ針を通じてシリンジ内に導入した場合、流動による剪断力がβシートへの構造変化を引き起こす可能性があり、これは本実験に根本的な影響を及ぼす。加熱前のシルクegelが図4aに示されている。ヒートガンをミディアム加熱設定で使用し(図4b)、egelを60℃以上に加熱した。加熱の間に、egelは液体になった。図4cに示されるように、内部温度が60℃に達したとき、ゲルの全量が液体になった。熱源を取り除いた後、この液体溶液は、egelと非常によく似た特徴を有するゲルに逆戻りした。この再構成ゲルは当初のegelよりもいくらか粘着性が大きく見かけ上透明度が高いようである。このことは、egelの構造および粘着性は、熱サイクルを通じて「オン」、「オフ」できることを示唆している。多くの用途において、これは、極性反転による電気チャージを用いるサイクルに対する魅力的な代替品となり得る。
追試実験において、一つの変更を加えて同じegel-シリンジ-ヒートガン実験を行った。シリンジプランジャーにアクセス孔をあける改造を施し、この孔に小径のT型熱電対を挿入した。図5aは、画像中央部に見える熱電対と共に、シリンジおよびゲルを示している。この熱電対を使用し、National InstrumentsのCompactDAQデータ収集ハードウェアおよびLabVIEWソフトウェアを用いた実験を通じてegelおよび液体の温度をモニターした。本実験は、2回の完全な加熱/冷却サイクルを実施することによって実行した。加熱にはヒートガンを使用し、冷却には水槽を使用した(図5b)。各実験フェーズの後(各加熱冷却サイクルの後)、図5cに示されるように、シリンジの針側端から少量のシルク材料を抽出した(針は装着していない)。サイクルは、各サイクル後に同様の結果を提供するようであり、すなわち冷却時に高粘性および粘着性のゲルが形成され、一方約60℃以上でそれよりずっと低粘着性、低粘性の液体が形成される。手で触れてみたところ、各冷却段階後に形成されたゲルは、加熱/冷却サイクル前に生成されていたegelと類似の反応を示した。ゲルは垂直面に付着することができ、付着した状態で保たれるか、または転がり落ちゴムボールのようになる。簡単に言うと、egelにおいて見いだされたシルク構造は、よりランダムなコイル構造に可逆的に移行しかつ元に戻ることができる。
本実験では、上記の実験3のプロトコルの後に、T型熱電対ならびにNational InstrumentsのCompactDAQデータ収集ハードウェアおよびLabVIEWソフトウェアを使用して浴槽温度をモニターする作業を含むものとした。シルクegelを、60℃に加熱した水のビーカーに入れた。egelが剥離し水槽底に沈んだ後、液体シルクの「繊維」を浴槽から上方に延伸した。速度および水槽からの高さに依存して、繊維は様々な直径で延伸することができた。延伸した各繊維を実験台の棚に吊るした後、当初は粘着性かつ不均一であった繊維が乾燥/固化し始めた。繊維はまた、直径が縮小し、より均一になる傾向があった。最終的な繊維は、優れた引張特性を示したが、非常に脆弱であった。乾燥した繊維を、約90℃未満で曲げるようにラップすると、それらは裂ける傾向があった。繊維の表面は最初の延伸後よりも滑らかであったが、繊維上になおも目立った凸部および粗い部分が存在した。
繊維の形成を高速化させる手段として、水道水および氷片を入れたビーカーを用いて氷槽を作製した。その温度は0℃付近と測定された。10mlのプラスチックシリンジを用いて、最初にシルクegelをミディアム設定のヒートガンで60℃以上に加熱した。このegelをシリンジの針側端(針は装着していない)を通じて氷槽に押し出した。図6aに示されるように、ゲルは、氷水の中に入れられると、垂直方向の「繊維」を形成し、これは水中で浮遊状態を維持する傾向があった。ゲルの見た目は、図6bに示されるように、非常に透明なものから白みがかった色に変化する傾向があった。これは、シルクI egel構造からβシートへの変換に起因するものと推測された。さらなる材料の特徴付けによりこのことが確認されるであろう。
次に、実施例7と同じ実験設定を用いて、氷槽中で急冷した液体シルク「繊維」を浴槽から延伸した。以前と同様、繊維は非常に長い繊維長まで延伸することができた。本実験では、一本の繊維のみを、約10インチの長さまで延伸した。繊維は、以前の繊維と同様粘着性であったが、延伸中に失敗する傾向が高かった。この繊維は、均一性がずっと高く、非常に滑らかな表面を有し、そして断面形状に一貫性があることが観察された。一晩実験台の棚から吊り下げた後、繊維は、以前の繊維よりも、直径が小さくなることが見出されたが、全体的にはずっと頑丈であり、脆弱ではなく、相当な引張荷重にも耐えることができた。繊維は非常に透明であることが観察され、そのため、そのような繊維は光の伝送に使用できるであろうという期待が持たれた。
延伸したシルクegel繊維は非常に透明であることが観察され、光を伝送する目的で製造および使用できる可能性がある。図7aに示されるような、手動x-yステージをアルミニウム台に対して垂直に設置した簡単な実験装置を構築した。プレゼンテーション用レーザーポインターをステージにしっかり固定した。繊維ホルダーは、マシナブルワックスを用いて形成した。図7bに示されるように、egel繊維を密着して保持するよう、ワックスに非常に小さな穴をあけた。試験結果は図8aに示されており、レーザー光は繊維を通じて伝搬され、繊維端から表面に投影された。図は、繊維の上から見える瞬間的なライトパッチを示しており、これは、繊維ホルダーの穴を通じた光の直接的な伝送を表している。図8bは、屈曲部に沿って光を伝送する繊維の能力を実証している。調整により、画像が繊維の外側での光の反射によるものではないことが確認された。
シルクegel繊維を、一回の加熱(60℃)および急冷(<0℃)サイクルを行った後、氷槽から延伸した。図9は、egelが、短くしたFalconチューブ内の3本の白金電極上に形成されている様子を示す。示されるように、陰極が1本だけ必要となる。実施例7と同様、シルクegelを10mlのプラスチックシリンジに入れ、ミディアム設定のヒートガンで60℃以上に加熱した。このegelを、図10aに示されるように、シリンジの針側端を通じて(針は装着していない)氷槽に押し出した。以前と同様、egel材料は、垂直方向、水中に「繊維」を形成する傾向があり、水中で浮遊状態を維持するものであった。絶縁ワイヤーを使用してこの「繊維」を氷槽から大気中に延伸した。図10bは、延伸された直後の繊維を示す。図10cは、約30分間風乾した後に2本の絶縁ワイヤーの間で引っ張られている繊維を示す。当初延伸した繊維上にあった滴は乾燥により消散する傾向があることに注目されたい。この繊維の牽引は、この繊維がその直径からみて印象的な強靭さを有することを示す。さらに、氷槽から延伸された繊維は乾燥後も全く頑丈である。図11は、氷水槽から延伸したシルクegel繊維のうちの1本についての立体顕微鏡画像を示す。枝分かれ部は乾燥された水滴であると考えられる(図10b)。枝分かれ部間の直線セグメントにおける繊維径は約100μmである。この繊維は顕微鏡下で見ると非常に透明である。
文献は、クモの引き糸シルクが、湿気の存在下で二つの明確に異なる収縮反応を示すことを示唆している。クモの巣を作るのに使用されるタイプのシルクである引き糸シルクは、高湿度下で超収縮を示す。この50%にも達することができる収縮は、クモの巣の自然リフレッシュ法と考えられており、朝露がクモの巣を引き締めるであろう。最近の研究は、クモのシルクはまた、湿度の小さな変化に対して弛緩・収縮サイクル反応を起こすことを示した。この場合、シルクの乾燥は、規模はずっと小さいものの、緊張と収縮を引き起こし、湿度の上昇は、弛緩を誘導するため伸長を引き起こす。Blackledge et al., How super is supercontraction? Persistent versus cyclic responses to humidity in spider dragline silk, 212 J. Experimental Bio. 1981-89 (2009)。
実施例11に記載の専用設計の加湿チャンバーを使用し、2本の繊維の収縮挙動を比較した。両方の繊維は、高温のegel(急冷なし)から延伸した同じ原繊維から切り取った。長さの測定を補助するために、約7.8mm長のサンプルの端部に無視できる重量のテープ小片を貼り付けた。第二の、16.5mm長の延伸したegel繊維には、33mgのテープ片を貼り付けた。湿度は約50%の相対湿度から約95%まで循環させたが、図18には乾燥サイクルのみが示されている。湿度を低下させると、繊維の長さは収縮した。表1に示されるように、各繊維の収縮の増分量は、初期長が異なるにもかかわらず、これらの繊維間で非常に近かった。事前にサイクルに供した繊維の%収縮増分は、延伸したegelの原繊維のそれよりもずっと大きかった。
いくつかの延伸egel繊維および繭繊維に対して引張試験を行い、最大引張応力を比較した。Instron 3366引張フレームを10Nロードセルと共に使用した。試験は、0.02インチ/分の伸張速度による伸張制御下で実施した。繊維サンプルは、瞬間接着剤により厚紙のタブに貼り付けた。この厚紙タブを、図19に示されるように、空気圧グリップを用いて機械に固定した。繊維径の測定はこれらの引張試験における難題であった。それらはVernierカリパーを用いて測定したが、これは繊維のような小スケールのものに対しては精度が低い。繊維径の測定には顕微鏡も使用することができる。図20は、試験した5本の繊維:(1)(超音波加湿器による)湿度サイクルに供された延伸egel繊維;(2)カイコ繭の原体から引き抜いた繭繊維;(3)#1と同じサイクルに供した繊維由来の別の延伸egel繊維;(4)湿度サイクルに供さなかった延伸egelの原繊維;および(5)実施例11と同様の(沸騰水を用いて行った)熱蒸気サイクルに供した延伸egel繊維、の荷重・伸張の生データを示している。
図21aに示されるように、個々の繊維の画像をデジタルカメラおよび立体顕微鏡を用いてキャプチャした。図21bは、3本の延伸egel繊維:超音波加湿器による湿度サイクルに供された繊維;延伸egel原繊維;および延伸前に氷槽中での急冷に供した繊維、の画像を示す。すべての繊維を手作業で延伸したため、繊維径が様々であり、かつ枝分かれ部または凸部が繊維上に残留している。すべての繊維は透明であることが観察され、したがってそれらを通じて光を伝送することができる。
図22に示されるように、いくつかの延伸egel繊維のSEM画像を撮影した。全体的に見て、繊維は、2つの別個の特徴と共に、非常に滑らかな表面を有していた。両方の図に見られるように、繊維は、あたかも2本の繊維が一組になったように折り重ねられているようであることが観察された。それは1本の繊維であるが、乾燥速度または延伸の不安定性がこの興味深い折り重なりの特徴をもたらしているものと考えられる。図22aに示されるように、繊維はいくつかの微小クラックを有していることが観察され、このことは何らかの損傷を被ったことを示唆しており、それは繊維を小さな曲げ半径で屈曲させたときであると考えられる。急冷工程から得られた肯定的な結果は、脆弱性の低い繊維を製造できることを示しており、これは微小クラックの形成を防ぎ、強度を高めると考えられる。これはまた、より小さな半径での繊維の屈曲を可能にするものである。
Claims (27)
- 可溶化シルクフィブロイン溶液に電場を印加してシルクフィブロインゲルを生成する工程、
シルクフィブロインゲルを粘性のシルク液に変換する工程、
粘性のシルク液からシルク繊維を延伸する工程
を含む、シルク繊維を製造する方法。 - シルクフィブロインゲルを粘性のシルク液に変換する工程が、水中でシルクフィブロインゲルを急冷する工程を含む、請求項1記載の方法。
- 水が0℃またはそれ未満の温度を有する、請求項2記載の方法。
- 水が40℃〜80℃の範囲の温度を有する、請求項2記載の方法。
- シルク繊維を延伸する工程が、10℃〜40℃の範囲内の温度で行われる、請求項2記載の方法。
- シルクフィブロインゲルを粘性のシルク液に変換する工程が、急冷工程前にシルクフィブロインゲルを加熱する工程をさらに含む、請求項2記載の方法。
- シルクフィブロインゲルが、急冷工程で使用される水の温度よりも高い温度に加熱される、請求項6記載の方法。
- シルク繊維を乾燥させる工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
- シルク繊維を収縮させる工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
- シルク繊維を収縮させる工程が、シルク繊維を晒す周囲湿度を低下させる工程を含む、請求項9記載の方法。
- シルク繊維を膨張させる工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
- シルク繊維を膨張させる工程が、シルク繊維を晒す周囲湿度を上昇させる工程を含む、請求項11記載の方法。
- シルク繊維をアルコール処置または水中アニーリング処置により処理して水不溶性シルク繊維を生成する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
- 複数のシルク繊維をラップする工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
- シルク繊維の少なくとも一つを少なくとも一つの他の繊維と共にラップする工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
- 前記他の繊維が、少なくとも一つのセリシン抽出処理したシルク天然フィブロイン繊維を含む、請求項15記載の方法。
- 少なくとも一つのシルク繊維を複合材に組み込む工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
- 複合材が全シルク複合材である、請求項17記載の方法。
- シルク繊維が光ファイバーである、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
- シルク光ファイバーを用いて繊維光学ケーブルを形成する工程をさらに含む、請求項19記載の方法。
- シルク光ファイバーを通じて光信号を伝送する工程をさらに含む、請求項19記載の方法。
- 伝送工程が、光源からの入射光をシルク光ファイバーにより受信する工程を含む、請求項21記載の方法。
- 伝送工程が、シルク光ファイバーの周囲環境からの刺激から変換された光信号をシルク光ファイバーにより受信する工程を含む、請求項21記載の方法。
- シルク光ファイバーが導波管である、請求項19記載の方法。
- シルク光ファイバーがマルチモードファイバーである、請求項19記載の方法。
- シルク光ファイバーがシングルモードファイバーである、請求項19記載の方法。
- 前記請求項のいずれか一項記載の方法から調製される組成物。
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