JP2013230929A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】B4やA4などの定形サイズの用紙だけでなく、不定形サイズの用紙を収納できるユニバーサルカセットを備えた画像形成装置において、規制板のセット位置が不良である場合の画像不良を未然に防止するため、複雑な機構やセンサを複数使用することなく、速やかに規制板のセット位置不良をユーザーに通知する必要がある。
【解決手段】画像形成装置が定形サイズの用紙をユニバーサルカセットに収納するモードで動作している場合に不定形サイズの用紙が収納されていると検出したタイミングで規制板のセット位置不良をユーザーに通知する構成とする。
【選択図】図9
【解決手段】画像形成装置が定形サイズの用紙をユニバーサルカセットに収納するモードで動作している場合に不定形サイズの用紙が収納されていると検出したタイミングで規制板のセット位置不良をユーザーに通知する構成とする。
【選択図】図9
Description
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に、各種サイズの用紙を装填できるユニバーサルタイプの給紙カセットを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、例えばプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成部に用紙を搬送して画像を形成するようにしたものが広く普及している。そして、このような画像形成装置としては、画像形成装置本体に給紙カセットを着脱自在に装着し、給紙カセットに収納された用紙を画像形成部に自動搬送する装置を備えているのが一般的である。このような画像形成装置に用いられる給紙カセットとしては、同一のカセットで各種サイズの用紙を収納することのできるユニバーサルカセットがある。ここで、このユニバーサルカセットの用紙収納部には、異なるサイズの用紙を収納することができるように用紙収納部に収納された用紙の給紙方向後端の位置を規制する後端規制板が設けられている。また、用紙の給紙方向と直交する幅方向の位置を規制する側端規制板が設けられている。そして、このようなユニバーサルカセットにおいては、側端規制板によって用紙の側端を規制する一方、後端規制板によって用紙の後端を規制し、用紙の先端位置を常に所定の位置に設定するようにしている。これにより、用紙のサイズにかかわらず、安定した用紙の給紙を行うことができる。
また、近年、一つの画像形成装置で、様々なサイズの用紙に画像を形成する要求があり、これに伴い給紙カセットにおいても一個の給紙カセットで、B4やA4などの定形サイズの用紙だけでなく、不定形サイズの用紙を収納できるものも求められている。
ところで、従来の画像形成装置においては、規制板と用紙との間の距離が不適当な場合に画像不良を未然に防止するための様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に係る画像形成装置は、用紙の送り方向の左右両側位置を規制する規制板と、用紙の送り方向の後端位置を規制する規制板と、規制板と用紙端面との隙間が一定の範囲内であることを検知する隙間検知手段と、画像形成動作全般を制御する制御装置と、画像形成情報を表示する表示装置とを有し、規制板と用紙端面との隙間が一定の範囲内にない場合、制御装置が表示装置に用紙の位置が不良であることを表示し、画像形成動作を停止させるように構成したものである。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特許文献1に係る画像形成装置は、規制板と用紙端面との隙間を検知する隙間検知手段という複数のセンサを給紙カセットに設ける必要があり、画像形成装置のコストアップを招いてしまう。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、低コストで、規制板のセット位置が不良であることをユーザーに通知すると共に、定形サイズの用紙を使用するモードと不定形サイズの用紙を使用するモードを切り替えることが可能な画像形成装置を提供することを目的とするものである。
すなわち、請求項1に記載された発明は、用紙を収納するカセット本体に移動可能に設けられ、前記カセット本体に収納された用紙に応じた位置に移動して用紙の位置を規制する規制板を有する給紙カセットを使用して画像形成を行う画像形成装置において、前記規制板のセット位置から用紙サイズを検知する用紙サイズ検知手段と、前記用紙サイズ検知手段で検知された用紙のサイズを表示する表示手段と、前記画像形成装置に対して定形サイズの用紙を前記給紙カセットに収納するモードか不定形サイズの用紙を前記給紙カセットに収納するモードのいずれかのモードで動作するように指示する指示手段と、前記各手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記画像形成装置が定形サイズの用紙を前記給紙カセットに収納するモードで動作している場合に、前記用紙サイズ検知手段により不定形サイズの用紙が収納されていると検出されたタイミングで、前記規制板のセット位置が不良であることを示す情報を前記表示手段に表示するように制御することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、複雑な機構やセンサを複数使用することなく、画像形成装置が定形サイズの用紙を給紙カセットに収納するモードで動作している場合に不定形サイズの用紙が収納されていると検出したタイミングで規制板のセット位置不良をユーザーに通知する構成としたので、装置のコストダウン及び操作性向上に多大に貢献するものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態における画像形成装置の一例であるフルカラー複写機の概略構成を示す断面図である。図1に示すように、フルカラー複写機は200に示すデジタルカラー画像リーダ部(以下、リーダ部と称する)と、201に示すデジタルカラー画像プリンタ部(以下、プリンタ部と称する)とから構成されている。
リーダ部200において、原稿を原稿台ガラス211上に載置し、光学系読み取り駆動モータ212により露光ランプ213,214を含む原稿走査ユニット215を予め設定された一定の速度で露光走査する。そして、原稿からの反射光像を、レンズ216によりフルカラーセンサ(CCD)217に集光し、カラー色分解された画像信号を得る。このフルカラーセンサ217としては、互いに隣接して配置されたR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のフィルタを付けた3ラインのCCDを用いている。また、カラー色分解された画像信号は、画像処理部218にて画像処理が施された後、プリンタ部201に送出される。
なお、原稿台ガラス211の周辺には操作部が設けられており、複写シーケンスに関する各種モード設定を行うハードキーや表示用のディスプレイ及び表示器が配置されている。
次に、プリンタ部201について説明する。プリンタ部201において、制御部59はコントローラ部であり、CPU、RAM、ROM等を備えるコントローラボードから構成されており、ROMに記憶される制御プログラムに基づき、給紙部、中間転写部、搬送部、定着ユニット、操作部の動作を総括的に制御している。
制御部59の制御により画像を形成する画像形成部は、次に述べるような構成になっている。像担持体としての感光ドラム11a,11b,11c,11dがその中心で軸支され、矢印方向に不図示の駆動モータによって回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向にローラ帯電器12a,12b,12c,12d、スキャナー13a,13b,13c,13d、現像装置14a,14b,14c,14d、感光ドラムクリーニング装置15a,15b,15c,15dが配置されている。
このような構成において、ローラ帯電器12a〜12dが感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで、スキャナー13a〜13dにより記録画像信号に応じて変調した、例えばレーザビームなどの光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることにより、そこに静電潜像を形成する。更に、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローといった4色のトナーをそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって上記静電潜像を顕像化する。顕像化された可視画像を中間転写体30に転写する。その後、感光ドラム11a〜11d上に残った残留トナーは、感光ドラムクリーニング装置15a〜15dによって回収される。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
次に、給紙部は、用紙Pを収納する部分と、用紙Pを搬送するためのローラ、用紙Pの通過を検知するためのセンサ、用紙Pの有無を検知するためのセンサ、用紙Pを搬送路に沿って搬送させるためのガイド(図示せず)から構成される。
21a,21b,21c,21dはユニバーサルカセット、27は手差しトレイ、28はデッキであり、用紙Pを収納する。22a,22b,22c,22dは、ユニバーサルカセット21a〜21dから用紙Pを上から一枚ずつ送り出すためのピックアップローラである。ピックアップローラ22a〜22dでは、複数枚の用紙Pが送り出されることがあるが、BCローラ23a,23b,23c,23dによって確実に一枚だけ分離される。BCローラ23a〜23dによって一枚だけ分離された用紙Pは、更に引き抜きローラ24a,24b,24c,24d、レジ前ローラ26によって搬送され、レジストローラ25まで搬送される。
また、手差しトレイ27に収納された用紙Pは、BCローラ29によって一枚分離され、レジ前ローラ26によってレジストローラ25まで搬送される。また、デッキ28に収納された用紙Pは、ピックアップローラ60によって給紙ローラ61まで複数枚搬送され、給紙ローラ61によって一枚だけ確実に分離され、引き抜きローラ62まで搬送される。更に用紙Pはレジ前ローラ26によってレジストローラ25まで搬送される。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラ41aに加圧されるローラ41b(このローラにも熱源を備える場合もある)、これらローラ対から排出されてきた用紙Pを搬送する内排紙ローラ44から成る。
一方、レジストローラ25まで搬送された用紙Pは、レジストローラ25よりも上流のローラの回転駆動を止めて一旦停止させ、画像形成部の画像形成タイミングに合わせてレジストローラ25を含む上流のローラの回転駆動が再開される。用紙Pは後述の二次転写領域へ送り出される。
二次転写領域において画像が転写され、定着ユニット40において画像が定着された用紙Pは、内排紙ローラ44を通過した後、切り替えフラッパー73によって、搬送先が切り替えられる。切り替えフラッパー73がフェイスアップ排紙側にある場合は、用紙Pは外排紙ローラ45によってフェイスアップ排紙トレイ2に排出される。
一方、切り替えフラッパー73がフェイスダウン排紙側にある場合は、用紙Pは反転ローラ72a,72b,72cの方向へ搬送され、フェイスダウン排紙トレイ3へ排出される。
なお、用紙Pの搬送路には、用紙Pの通過を検知するために複数のセンサが配置されており、給紙リトライセンサ64a,64b,64c,64d、デッキ給紙センサ65、デッキ引き抜きセンサ66、レジストセンサ67、内排紙センサ68、フェイスダウン排紙センサ69、両面プレレジセンサ70、両面再給紙センサ71等がある。
また、用紙Pを収納するユニバーサルカセット21a〜21dには、用紙Pの有無を検知するユニバーサルカセット紙ありなしセンサ63a,63b,63c,63dが配置され、手差しトレイ27には手差しトレイ27上の用紙Pの有無を検知する手差しトレイ紙ありなしセンサ74が配置され、デッキ28にはデッキ28内の用紙Pの有無を検知するデッキ紙ありなしセンサ75が配置されている。
図2は、実施形態における画像形成装置に設けられた給紙カセットの一例であるユニバーサルカセットの概略構成を示す平面図である。このユニバーサルカセット21aは、各種サイズの用紙を積載収納するカセット本体と、用紙の側端位置を規制する一対の側端規制板101,102と、用紙の後端位置を規制する後端規制板105を備えている。
さらに、不図示の弾性部材により上方に付整されるとともに、支軸104を中心に回動し、積載された用紙をピックアップローラ22aに向けて押圧する中板108を備えている。なお、側端規制板101,102と後端規制板105は、中板108の回動動作に影響しない位置に配置されている。
そして、各種サイズの用紙をカセット本体内に収納する際には、側端規制板101,102を用紙の側端に当接させて用紙の側端位置を規定するとともに、後端規制板105を用紙の後端に当接させて用紙の後端位置を規定する。これにより、用紙を位置決めした状態で収納することができる。
なお、用紙を搬送する際は、ユニバーサルカセット21aを矢印A方向より画像形成装置本体内に装着した際、不図示の回動機構により中板108を、支軸104を中心に上方回動させる。これにより、側端規制板101,102及び後端規制板105により位置決めされた用紙がピックアップローラ22aに押し付けられる。
ところで、一対の側端規制板101,102は、それぞれ下部に側端規制板101,102の移動方向である幅方向と同方向(矢印B方向)に延びたラック部106,107を備えている。そして、このラック部106,107は、ユニバーサルカセット21aの底板に矢印B方向に設けられた不図示のガイド溝に案内されて、幅方向に移動自在となっている。
なお、103はユニバーサルカセット21aの底面中央部に回転自在に設けられているピニオンであり、このピニオン103に、ラック部106,107に形成された不図示のラック歯がそれぞれ噛み合っている。これにより、いずれか一方の側端規制板を幅方向に移動させると、ピニオン103とラック部106,107との作用により、他方の側端規制板が連動して一方の側端規制板と逆方向に移動する。
そして、このように一方の側端規制板を移動させることによって両方の側端規制板101,102を同時に幅方向に移動させて中板108に積載した用紙の側端を当接させることにより、用紙の幅方向の位置決めを容易に行うことができる。
後端規制板105は、ユニバーサルカセット21aの底板に矢印C方向に設けられたガイド溝に案内されて給紙方向に移動自在になっている。
図3は、実施形態における制御部59の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すCPU301はフルカラー複写機の基本制御を行う。このCPU301には、詳細は後述する図8に示す制御プログラムや制御データが書き込まれたROM302と、CPU301が処理を実行時に使用するワーク用RAM303とがアドレスバス及びデータバスを介して接続されている。また、CPU301には、リーダ部200、プリンタ部201の各構成要素を制御するための入出力ポート等を含む電気回路であるリーダ制御部305及びプリンタ制御部306も接続されており、CPU301は、制御プログラムの内容に従って、リーダ制御部305及びプリンタ制御部306を制御して画像形成動作を実行する。さらに、CPU301には、リーダ制御部305によって変換された原稿画像のデジタルデータに対して各種画像処理を行う画像処理部304も接続されている。また、CPU301には、側端規制板101,102のセット位置を検知するセンサ308と後端規制板105のセット位置を検知するセンサ309も接続されている。ここで、CPU301は、側端規制板セット位置検知センサ308及び後端規制板セット位置検知センサ309で検知した各規制板のセット位置からユニバーサルカセット21a〜21dに収納されている用紙のサイズを算出する。さらに、CPU301には、操作部307も接続されている。ここで、この操作部307の詳細な構成について説明する。
図4は、実施形態における操作部307の構成の一例を示す図である。図4において、601はタッチパネルディスプレイであり、図5に示すように、用紙の設定画面501が表示されている。なお、図5に示す例は、ユニバーサルカセット21a〜21dにそれぞれA4サイズ、A3サイズ、B5サイズ、B4サイズの用紙を収納した状態である。
図4に戻り、602はリセットキーであり、操作部307で設定された機能をデフォルト値に戻す。603はスタートキーであり、コピー動作を開始する。604はストップキーであり、コピー動作を中断する。605はクリアキーであり、コピーモードを標準モードに戻す。606はテンキーであり、コピー部数を設定する。607はカラーモード選択キーであり、原稿がカラーであるか白黒であるかを自動的に判別してカラーの場合はカラーで出力し、白黒の場合は白黒で出力するACS(オートカラーセレクト)キーと、原稿に関係なくカラー出力するColorキーと、原稿に関係なく白黒出力するBlackキーがあり、何れか一つのキーが点灯している。
図5は実施形態における操作部に表示される用紙の設定画面の表示例を示す図である。図5において、502,503,504,505はユニバーサルカセット選択キーであり、いずれかのキーを押下することにより、設定対象のカセットかどうかを切り替える。また、ユニバーサルカセット21a〜21dに定形サイズの用紙を収納するモードが設定されている場合に、側端規制板セット位置検知センサ308及び後端規制板セット位置検知センサ309により検知された用紙サイズが表示される。506は選択中の用紙情報表示領域であり、ユニバーサルカセット選択キー502〜505で選択されたいずれかのユニバーサルカセットに収納されている用紙の情報が表示される。507は「ユーザー設定サイズ」キーであり、キー押下することにより、図6に示すユーザー設定サイズ画面701に遷移する。
図6は実施形態における操作部に表示されるユーザー設定サイズ画面の表示例を示す図である。図6において、702は給紙方向の用紙サイズ選択キーであり、キー押下することにより、ソフトキー704、クリアキー605、テンキー606を使用して、給紙方向の用紙サイズの入力が可能となる。また、703は幅方向の用紙サイズ選択キーであり、キー押下することにより、ソフトキー704、クリアキー605、テンキー606を使用して、幅方向の用紙サイズの入力が可能となる。705,706はそれぞれ給紙方向の用紙サイズ表示領域、幅方向の用紙サイズ表示領域である。707は「OK」キーであり、キー押下することにより、CPU301がユーザー設定サイズ画面701で入力した用紙サイズを設定対象のユニバーサルカセットに対して設定し、図7に示す用紙の設定画面501に遷移する。なお、設定対象のユニバーサルカセットに定形サイズの用紙を収納するモードが設定されている場合、CPU301は不定形サイズの用紙を収納するモードで動作するようにモードを切り替える。なお、図7に示す例は、ユニバーサルカセット21aに不定形サイズの用紙を収納するモードが設定されていることを表示している。
図6に戻り、708は「設定取消」キーであり、キー押下することにより、ユーザー設定サイズ画面701の入力を取り消し、図5に示す用紙の設定画面501に遷移する。なお、設定対象のユニバーサルカセットに不定形サイズの用紙を収納するモードが設定されている場合、CPU301は定形サイズの用紙を収納するモードで動作するようにモードを切り替える。
次に、図8のフローチャートを用いて規制板セット位置不良画面の表示制御手順について説明する。なお、フローチャートで示す表示制御手順が制御部59のROM302とRAM303のいずれかの記憶手段に記憶され、CPU301により実行される。
カラー複写機本体に電源が投入されると、CPU301は、ステップS801でユニバーサルカセット21a〜21dのいずれかでクローズされたかどうかをチェックする。次に、CPU301は、ステップS802に処理を進め、クローズを検知したユニバーサルカセットの用紙残量情報を取得する。CPU301は、ステップS803でクローズを検知したユニバーサルカセットに定形サイズの用紙を収納するモードが設定されているかどうかをチェックする。CPU301は、定形サイズの用紙を収納するモードが設定されていると判断した場合、ステップS804に処理を進め、側端規制板セット位置検知センサ308及び後端規制板セット位置検知センサ309から規制板のセット位置情報を取得する。次に、CPU301は、ステップS805に処理を進め、規制板のセット位置情報から用紙サイズを確定する。一方、CPU301は、ステップS803で定形サイズの用紙を収納するモードが設定されていないと判断した場合には、ステップS806に処理を進め、RAM303に記憶していたユーザー設定サイズ情報を取得し、処理を終える。次に、CPU301は、ステップS807で確定した用紙サイズが不定形サイズであるか否かをチェックする。CPU301は、確定した用紙サイズが不定形サイズであると判断した場合、ステップS808に処理を進め、このユニバーサルカセットからの給紙を禁止するために用紙残量なしという情報をRAM303に登録する。一方、CPU301は、ステップS807で確定した用紙サイズが不定形サイズでないと判断した場合、処理を終える。次に、CPU301は、ステップS809に処理を進め、図9に示すように規制板セット位置不良画面901を操作部307に表示し、処理を終える。ここで、この規制板セット位置不良画面901の詳細について説明する。
図9は実施形態における操作部に表示される規制板セット位置不良画面の表示例を示す図である。図9において、902は「OK」キーであり、キー押下により規制板セット位置不良画面901を閉じる。903は規制板セット位置不良が発生している箇所を示しており、他の正常なユニバーサルカセットと区別がつくように反転表示されている。904は規制板セット位置確認イラストであり、側端規制板102及び後端規制板105のセット位置を詳細に示している。905は規制板セット位置不良警告メッセージであり、規制板セット位置不良画面901が閉じられても常時表示される。
また、図10は実施形態における操作部に表示される規制板セット位置不良画面の表示例を示す図であり、ユニバーサルカセット21a,21dで規制板セット位置不良が発生していることを903,906で示している。
以上説明したように、本実施形態によれば、複雑な機構やセンサを複数使用することなく、画像形成装置が定形サイズの用紙をユニバーサルカセットに収納するモードで動作している場合に不定形サイズの用紙が収納されていると検出したタイミングで規制板のセット位置不良をユーザーに通知する構成としたので、装置をコストダウンするとともに操作性を向上する効果がある。
本実施形態において使用しているセンサやメカ構成は一例であり、構成や配置の変更により適時機能を実現できることはいうまでもない。
200 デジタルカラー画像リーダ部
201 デジタルカラー画像プリンタ部
201 デジタルカラー画像プリンタ部
Claims (3)
- 用紙を収納するカセット本体に移動可能に設けられ、前記カセット本体に収納された用紙に応じた位置に移動して用紙の位置を規制する規制板(101,102,105)を有する給紙カセット(21a)を使用して画像形成を行う画像形成装置において、
前記規制板のセット位置から用紙サイズを検知する用紙サイズ検知手段(308,309)と、前記用紙サイズ検知手段で検知された用紙のサイズを表示する表示手段(307)と、前記画像形成装置に対して定形サイズの用紙を前記給紙カセットに収納するモードか不定形サイズの用紙を前記給紙カセットに収納するモードのいずれかのモードで動作するように指示する指示手段(707,708)と、前記各手段を制御する制御手段(301)と、を有し、
前記制御手段は、前記画像形成装置が定形サイズの用紙を前記給紙カセットに収納するモードで動作している場合に、前記用紙サイズ検知手段により不定形サイズの用紙が収納されていると検出されたタイミングで、前記規制板のセット位置が不良であることを示す情報(901)を前記表示手段に表示するように制御すること(S803,S807,S809)を特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記規制板のセット位置が不良である給紙カセットからの給紙を指示する画像形成を禁止する制御を行うこと(S808)を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、複数の給紙カセット(21a,21b,21c,21d)をさらに備え、前記制御手段は、規制板のセット位置が不良である給紙カセットが前記複数の給紙カセットのうちのいずれであるかを示す情報(1001)を前記表示手段に表示するように制御すること(S809)を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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