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JP2013229936A - 進化した無線システムにおいて回線交換音声アプリケーションのデータレートを制御する方法 - Google Patents

進化した無線システムにおいて回線交換音声アプリケーションのデータレートを制御する方法 Download PDF

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JP2013229936A JP2013147687A JP2013147687A JP2013229936A JP 2013229936 A JP2013229936 A JP 2013229936A JP 2013147687 A JP2013147687 A JP 2013147687A JP 2013147687 A JP2013147687 A JP 2013147687A JP 2013229936 A JP2013229936 A JP 2013229936A
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Abstract

【課題】無線送受信ユニット(WTRU)で実施される拡張専用チャネル(E−DCH)を介して回線交換(CS)音声アプリケーションを送信する装置および方法を提供すること。
【解決手段】当該方法は、許可を受信するステップと、許可に基づいてE−TFC選択手順を実行するステップであって、拡張専用チャネル(E−DCH)を介して送信することのできるビット数が決定されているステップと、E−DCHを介して送信することのできるビット数に基づいて適応マルチレート(AMR)コーデックビットレートを決定するステップと、決定されたAMRコーデックビットレートに基づいてAMR音声パケットを生成するステップと、E−DCHを介した送信のために下位層にAMR音声パケットを渡すステップとを含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)リリース99は、適応マルチレート(AMR)データレートを制御するために、上りリンク(UL)および下りリンク(DL)の両方で専用転送チャネル(DCH)を介して回線交換(CS)音声を搬送する技術を導入した。AMRは、音声符号化のために最適化された音声データ圧縮方式である。
AMR符号化は、音声品質とシステム容量の最高の組み合わせを配信するために、最適チャネル(ハーフレートまたはフルレート)とコーデックモード(音声ビットレートおよびチャネルビットレート)とを選択する際に使用される。AMR符号化は、ネットワーク接続の品質および耐性を改善するが、一方で音声の明瞭性を犠牲にする。AMRコーデックは、可能なデータレートのセットに応じて様々なビット数を含める音声フレームを生成することができる。選択するデータレートが高くなるほど、音声品質は向上するが、そのデータを伝送するために、より多くの資源を必要とすることになる。
図1は、AMR音声システム100のブロック図である。AMRシステムは、送信側110と受信側120とを含むことができる。送信側110は、8ビットA−lawまたはμ−lawパルス符号モジュレータ、低域フィルタ、アナログ/デジタル変換器、音声活動検出器、音声符号器、快適雑音生成システム、および送信エラーおよび損失パケットの影響を除去するための誤り隠蔽機構を含むことができる。受信側120は、上記と逆の機能を有する構成要素を含むことができる。
図1に示すように、音声符号器は、WTRUの音声部分から、またはネットワーク側の公共電話交換網(PSTN)から8ビットA−lawまたはμ−lawから13ビットの均一なPCMへの変換により、13ビットの均一なパルスコード変調(PCM)した信号として入力を得る。音声符号器の出力では、符号化された音声がパケット化され、不連続送信制御および動作ブロック(すなわち、ネットワークインターフェース)に配信される。受信側120では、上記と逆の動作が行われる。
13ビットの均一なPCMフォーマットの160音声サンプルの入力ブロックから符号化されたブロック(現在使用されているコーデックモードによりビット数は異なる)へのマッピング、およびそれらから160の再構成された音声サンプルの出力ブロックへの詳細なマッピングは、3GPP TS 26.090に記述されている。符号化方式は、マルチレート代数符号励振線形予測である。ソースコーデックのビットレートを表1に示す。
マルチレート音声符号器は、4.75Kbit/sから12.2Kbit/sまでの8種類のソースレートと低レート背景雑音符号化モードとを有する単一の統合された音声コーデックである。音声符号器は、命令により20ミリ秒の音声フレーム毎にそのビットレートを交換することができる。AMR音声コーデックの機能を有するWTRUは、次の表1に示すソースコーデックのビットレートをサポートする。
Figure 2013229936
3GPPリリース99のシステムでは、CS音声がDCHを介して搬送された場合、上りリンクのAMRデータレートは、無線ネットワークコントローラ(RNC)により伝送されるトランスポートフォーマットコンビネーション(TFC)制御メッセージを使用して制御することができる。このネットワークは、CS音声伝送を使用してWTRUのデータレートを低減することにより、上りリンクの渋滞を緩和することができる。
3GPPリリース6は、上りリンクの伝送に、より高速なデータレートを提供するため、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を導入した。HSUPAの一環として、新しい転送チャネルである拡張専用チャネル(E−DCH)が導入された。E−DCHは、容量とデータスループットを改善して上りリンクでの専用チャネルに対する遅延を低減するために使用される転送アップリンクチャネルである。通常、各伝送時間間隔(TTI)では1つのデータのトランスポートブロックを伝送することができる。TTI毎にトランスポートブロックのサイズは異なる。
HSUPAでは、MAC層は、複数の論理チャネルまたはMAC−dフローから単一E−DCHへのデータを多重化することができる。ネットワークは、一度に多重化できるMAC−dフローを構成することができ、伝送中のMAC−dフローの中で最高の優先順位のものが、伝送のサービス品質(QoS)パラメータ表示を規定する。MAC−dフローは、QoS特性の一部を共有する論理チャネルに属するMAC−dPDUのフローと定義することができる。
高速下りリンク共用チャネル(HS−DSCH)を介したCS音声の転送とE−DCHとのサポートが、リリース7およびリリース8で導入された。この特性は、1つのセルでのDCH転送チャネルの使用を低減したり、呼のセットアップを高速化するなど、いくつかの利点を有する。
現在、CS音声サービスがE−DCHを介して搬送される場合、そのULデータレートをどのように制御するかを記述した方法はない。E−DCHを介して搬送されたCS音声のレート制御を実施する必要がある。
3GPPリリース6のシステムでは、E−DCHは、異なるスケジューリング機構とハイブリッド自動再送要求(HARQ)とを使用する。スケジューリングは、通常、WTRUの上りリンク伝送を制御するためにノードBスケジューラによって送信されるスケジューリング許可に基づいている。WTRUは、追加の資源を要求するためにスケジューリング情報を送信することができる。スケジューリング許可は、絶対的許可と相対的許可とを含む。絶対的許可は、端末が伝送に使用することのできる電力の上限の絶対値を設定する。一方、相対的許可は、“up”、“down”、“hold”などの値を示すことにより資源割り当てを更新する。しかし、トランスポートフォーマットとサポートできるデータレートとの間には明確なマッピングは存在しない。さらに、E−DCHの資源割り当てタスクは、RNCとノードBとの間で共有される。また、WTRUは、セルの端で送信電力制限のためにULデータレートを低減する必要に迫られる場合がある。
したがって、CS音声サービスがE−DCHを介して伝送される場合にAMRデータレートを制御する必要がある。CS音声がE−DCHを介して伝送される場合にAMRデータレートを制御することにより、UL音声の適用範囲を拡張することができる。
無線送受信ユニット(WTRU)で実施される拡張専用チャネル(E−DCH)を介して回線交換(CS)音声アプリケーションを送信する装置および方法が開示される。当該方法は、許可を受信するステップと、許可に基づいてE−TFC選択手順を実行するステップであって、拡張専用チャネル(E−DCH)を介して送信することのできるビット数が決定されているステップと、E−DCHを介して送信することのできるビット数に基づいて適応マルチレート(AMR)コーデックビットレートを決定するステップと、決定されたAMRコーデックビットレートに基づいてAMR音声パケットを生成するステップと、E−DCHを介した送信のために下位層にAMR音声パケットを渡すステップとを含む。
以下に示す添付の図面と共に以下の説明を読むことにより、さらに詳細な理解が得られる。
AMR音声システム100のブロック図である。 無線通信システムを示す図である。 無線送受信ユニット(WTRU)および図2に示す無線通信システムの基地局の機能ブロック図である。 非スケジュール型MAC−dフローで実施される直接マッピングの流れ図である。 WTRUデータレートがWTRUの送信電力により制限される場合の、AMRコーデックビットレートの自律選択の流れ図である。 スケジュール型MAC−dフローで実施される直接マッピングの流れ図である。
以下で使用する用語『無線送受信ユニット(WTRU)』には、限定はしないが、ユーザ装置(UE)、移動局、固定型または移動型加入者ユニット、ページャ、携帯電話、携帯用情報端末(PDA)、コンピュータ、無線環境で動作可能ないかなる他のタイプのユーザ装置が含まれる。以下で使用する用語『基地局』には、限定はしないが、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線環境で動作可能ないかなる他のタイプのインターフェース装置が含まれる。
図2は、複数のWTRU 210、ノードB 220、無線ネットワーク制御コントローラ(CRNC)230、サービング無線ネットワークコントローラ(SRNC)240、およびコアネットワーク250を含む無線通信システム200を示す。
図2に示すように、複数のWTRU 210がノードB 220と通信をしており、ノードB 220はCRNC 230およびSRNC 240と通信をしている。図2には3つのWTRU 210、1つのノードB 220、1つのCRNC 230、および1つのSRNC 240が示されているが、無線通信システム200にはいかなる組み合わせの無線装置および有線装置でも含めることができることに留意されたい。
図3は、図2の無線通信システム200のWTRU 210およびノードB 220の機能ブロック図300である。図3に示すように、WTRU 210はノードB 220と通信しており、これらは両方とも、進化した無線システムでCS音声アプリケーションのデータレートを制御する方法を実行するよう構成されている。
典型的なWTRUに見られるような構成要素に加え、WTRU 210は、プロセッサ215、受信機(レシーバ)216、トランスミッタ217、およびアンテナ218を含む。プロセッサ215は、CS音声アプリケーションのデータレートを制御する方法を実行するよう構成されている。受信機216およびトランスミッタ217は、プロセッサ215と通信している。アンテナ218は、無線データの送信および受信を容易にするために、受信機216とトランスミッタ217の両方と通信している。
典型的な基地局に見られるような構成要素に加え、ノードB 220は、プロセッサ225、受信機(レシーバ)226、トランスミッタ227、およびアンテナ228を含む。プロセッサ225は、CS音声アプリケーションのデータレートを制御する方法を実行するよう構成されている。受信機226およびトランスミッタ227は、プロセッサ225と通信している。アンテナ228は、無線データの送信および受信を容易にするために、受信機226とトランスミッタ227の両方と通信している。
第1の実施形態では、CS音声データを含んでいるMAC−dフローは、非スケジュール型MAC−dフローである。非スケジュール型MAC−dフローのために、SRNC 240は、指定のMAC−dフローまたは指定のサービスに対して保証された物理層のデータレートを信号で伝えるよう構成することができる。非スケジュール型MAC−dフローは、この特定のサービスに対してノードB 220スケジューラ制御を効果的に使用禁止にすることができる。SRNC 240は、E−DCHトランスポートブロックで伝送することができるMAC−dフローから最大ビット数を決定するよう構成することができる。サービングノードB 220は、指定のHARQプロセスで伝送すべき非スケジュール型MAC−dフローを制限し、SRNC 240にその制限について知らせるよう構成することができる。非スケジュール型フローのために、直接マッピングまたは間接マッピングを実施することができる。
図4は、非スケジュール型MAC−dフローで実施される直接マッピングの流れ図400である。SRNC 240は、1回の送信のビット数とAMRコーデックビットレートとの間に直接マッピングがある場合に、CS音声アプリケーションのデータレートを制御するよう構成することができる。UL送信中に可能な複数のビットに基づいて、UL送信のためのAMRコーデックビットレートを特定するマッピングを、WTRUに信号で伝えることができる(410)。あるいは、WTRU 210は、マッピングにより事前構成することができる。例えば、xをパケットデータ収束プロトコル(PDCP)無線リンク制御(RLC)およびMACヘッダーによるヘッダービット数とした場合に、240+xビットの非スケジュール型フローを204ビットの単一AMRフレームにマッピングすることができ、または408+xビットの非スケジュール型フローを204ビットの2つのAMRフレームにマッピングすることができる。WTRU 210は、SRNC 240から構成(または再構成)メッセージ(420)を受信することができる。構成メッセージは、非スケジュール型UL送信に可能な最大ビット数を示す情報を含むことができる。SRNC 240からの構成メッセージの受信に応答して、WTRU 210は適切なAMRコーデックビットレートを選択することができる(430)。選択されたAMRコーデックビットレートは、新たな最大ビット数にマッピングするフレームを生成するために使用することができる(440)。WTRU 210は、生成されたフレームをE−DCHを介して送信する(450)。直接マッピング方法は、SRNC 240からWTRU 210のAMRコーデックビットレートを制御する方法を考慮する。
WTRU 210は、SRNC 240のシグナリング(すなわち、構成メッセージ)により示される最大ビット数に基づいてAMRコーデックビットレートを自律的に決定するよう構成することができる。例えば、WTRU 210は、非スケジュール型UL送信の最大ビット数を示す構成メッセージを受信することができる。WTRU 210は、(1回の送信あたりのフレーム数で乗算した場合)、非スケジュール型送信の最大ビット数以下の(所要のPDCP/RLC/MACオーバーヘッドを含めた)最も大きな合計ビット数を有するAMRフレームタイプを決定するよう構成することができる。任意で、曖昧さを避けるために、ノードB 220は、非スケジュール型送信にマッピングすべきAMRフレーム数を、WTRU 210に信号で知らせることができる。
WTRU 210のデータレートがWTRU 210の送信電力によって制限される場合、直接マッピング方法はAMRコーデックビットレートの適応も考慮することができる。この場合、非スケジュール型MAC−dフローでの送信に使用可能なビット数は、SRNC 240により信号で知らされた最大ビット数未満であるが、それは、WTRU 210の送信電力が上記最大ビット数には不十分だからである。この事態は、WTRU 210がセルの端に移動すると発生する場合がある。この場合、WTRU 210の電力はさらに制限されることになる。したがって、WTRU 210は、音声接続を維持するために、使用可能な電力が低減されている場合でも、低いデータレートで音声データの送信を維持するためにAMRコーデックのコーデックビットレートを調整することができる。
図5は、WTRU 210の送信電力によりWTRU 210のデータレートが制限される場合のAMRコーデックビットレートの自律的選択を示す流れ図500である。WTRU 210は、UL送信に使用することのできる最大ビット数を示す信号を受信する(510)。次いでWTRU 210は、使用可能なパワーヘッドルームがあるならば、送信することのできる最大ビット数を決定しなければならない。通常、これは、拡張トランスポートフォーマットコンビネーション(E−TFC)選択手順の一環として行われる(520)。このビット数がネットワークにより信号で伝えられた最大ビット数以上であれば(525)、WTRU 210は、ネットワークにより信号で伝えられた最大ビット数を示す受信信号に基づいて、使用可能なビット数を選択する(530)。このビット数がネットワークにより信号で伝えられた最大ビット数未満の場合(525)、WTRU 210は、E−TFC手順に基づいて、使用可能なビット数を選択する(540)。使用可能なビット数が決定されると、WTRU 210は、AMRコーデックが、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)と、無線リンク制御(RLC)と、制約がある場合に使用可能なビット数未満のMAC−e/esヘッダーとを考慮して、最大ビット数にマッピングするフレームを生成するために、(必要ならば)AMRコーデックビットレートを変更する(550)。次いでWTRU 210は、変更されたAMRコーデックビットレートに基づいて上りリンクでデータを送信することができる(560)。WTRU 210は、AMRフレームの損失を防止するために間もなく電力制限状態に入ることが分かっている場合、E−TFC選択の前にAMRコーデックビットレートを低減するよう構成することができる。
さらに、WTRU 210は、電力制限状態が所定の時間間隔続く場合にのみAMRコーデックビットレートを低減するよう構成することができる。
別の選択肢として、非スケジュール型フローに対して間接マッピングを実施することができる。非スケジュール型MAC−dフローに対して間接マッピングが実施される場合、SRNC 240は、指定のMAC−dフローまたは指定サービスに対して保証されている物理層のデータレートを信号で知らせるよう構成することができる。しかし、AMRコーデックモードと非スケジュール型送信の最大ビット数との間には、直接マッピングが定義されていない。WTRU 210は、事前定義された性能レベルをもたらすAMRコーデックモードを、少なくとも1つの測定されたメトリックに基づいて自律的に選択するよう構成することができる。
WTRU 210が使用するメトリックは、(RLCおよび/またはMACバッファにおける)バッファされたAMRフレーム数;バッファされたAMRフレーム内のビット量;バッファリング遅延のみ、または総合遅延(バッファリング遅延とHARQ送信遅延の合計)のいずれかを含むAMRフレームの送信遅延;HARQ送信数;HARQブロックエラーレート(BLER);HARQ故障率;過度なバッファリング遅延により破棄されるAMRフレームの数または割合(そのような破棄機能が構成されている場合);WTRU送信電力;WTRUパワーヘッドルーム;E−TFC選択手順から送信電力を取得したならば、非スケジュール型フローに使用可能なビット数;音声送信のスループット;非スケジュール型フローの最大ビット数;使用可能なHARQプロセス数;最大送信電力;(新しいRRC信号でネットワークにより信号で知らされた)ターゲットHARQ BLER;上記メトリックのいかなる機能または組み合わせ、の1つまたは複数を含むことができる。
例えば、WTRU 110は、最大スループットを推定するよう構成することができる。WTRUは、最大ビット数と、非スケジュール型フローに使用可能なHARQプロセス数の割合と、HARQ BLERとの積をTTI期間(2 ms)で割った値を推定することによりスループットを決定することができる。
WTRU 210は、一度、メトリックを収集すると、メトリックを使用してAMRコーデックビットレートを選択するよう構成することができる。WTRU 210は、推定したスループットから余裕分を差し引いた値以下のコーデックビットレートを選択することができる。E−TFCからの使用可能なビット数が最大ビット数より劣る場合、その値を代わりに使用することができる。
WTRU 210は、(構成されているならば)MACセグメンテーションを使用して音声フレームをセグメント化することができる。あるいは、MACは、高速パケットアクセス(HSPA)を超えるCSトラフィックのセグメンテーションを制限することができる。
場合により、MACでセグメンテーションが許可されていない場合、選択されたトランスポートブロック(TB)サイズがCS RLC PDU未満ならば、より大きなCS MAC−eまたはMAC−esプロトコルデータユニット(PDU)の送信をブロックすることができる。MACは、TBのサイズが増加するまではPDUを送信することができない場合がある。しかし、AMRコーデックビットレートが既に低減されていたために、次に続くCS送信がより小さくなれば、所与の選択されたTBサイズで送信することのできる次のパケットの送信をブロックすることができる。したがって、Nをより上位の層で構成することのできる整数またはMACで事前定義されている整数とすると、N TTIの後でまだPDUを送信することができない場合に、MACエンティティはそのPDUを破棄することができる。
第2の実施形態では、CS音声データを含んでいるMAC−dフローはスケジュール型MAC−dフローである。ノードB 220は、WTRU 210が、MAC−dフローおよび他のMAC−dフローのために使用することのできる最大電力比を(例えば、サービング許可により)制御するよう構成することができるが、これによりノードB 220は、データレートに制限を課すことができる。
図6は、スケジュール型MAC−dフローで実施される直接マッピングの流れ図600である。UL送信中に許可されたビット数に基づいてUL送信のためにAMRコーデックビットレートを特定するマッピングを、WTRUに信号で伝えることができる(610)。あるいは、WTRUは、マッピングにより設定しておくことができる。WTRU 210は、ノードB からスケジューリング許可を受信することができる(620)。許可は、最大許容送信電力または最大許容送信電力における調整を示すことができる。スケジュール型送信に使用可能なビット数を、E−TFC選択手順を使用して決定することができる(630)。送信時にCS音声ビットを含んでいるMAC−dフローに使用可能なビット数は、E−TFC選択手順の結果により異なる場合がある。例えば、WTRU 210の最大送信電力により、または他のMAC−dフローまたは送信しなければならない論理チャネルからのデータの有無により、送信を制限することができる。次いで、WTRU 210は、使用可能なビット数およびマッピングに基づいてAMRコーデックビットレートを選択することができる(640)。選択したAMRコーデックビットレートを、最大ビット数にマップするフレームを生成するために使用することができる(650)。次いで、WTRU 210は、生成されたフレームをE−DCHを介して送信する。この直接マッピング方法は、ノードB 220に、WTRU 210のAMRコーデックビットレートの動的制御を可能にすることができる。
CS音声ビットを含んでいるMAC−dフローがスケジュール型フローである場合、スケジュール型送信に使用可能なビット数とAMRレートとの間に直接マッピングを定義することができる。さらに、所望ならば、SRNC 240にWTRU 210データレートの制御を許可するように、SRNC 240とノードB 220との間にシグナリングを定義することができる。
任意だが、WTRU 210は、使用可能なビット数が一度分かれば、AMRコーデックビットレートを変更して、使用可能なビット数未満のいくつかのビットを(マッピングから)マップするフレームを生成するよう構成可能である。さらに、WTRU 210は、AMRフレームの損失を防止するために、使用可能なビット数が間もなく低減されることが決定されている場合、E−TFC選択手順の前にAMRコーデックビットレートを低減するよう構成可能である。
別の代替形態では、間接マッピングをスケジュール型フローに対して実施することができる。スケジュール型MAC−dフローに対して間接マッピングを実施する場合、ノードB 220は、許可を信号で伝えるよう構成することができる。WTRU 210は、E−TFC選択手順を使用して上りリンク送信に必要なビット数を決定することができる。しかし、AMRコーデックモードとスケジュール型送信の最大ビット数の間には直接マッピングが定義されていない。次いで、WTRU 210は、事前定義された性能レベルをもたらすAMRコーデックモードを、少なくとも1つの測定されたメトリックに基づいて自律的に選択することができる。
WTRU 210が使用するメトリックは、バッファされたAMRフレーム数;バッファされたAMRフレーム内のビット量;バッファリング遅延のみ、または総合遅延のいずれかを含むAMRフレームの送信遅延;HARQ送信数;HARQ BLER;HARQ故障率;過度なバッファリング遅延により破棄されるAMRフレームの数または割合;WTRU送信電力;WTRUパワーヘッドルーム;E−TFC選択手順から送信電力を取得したならば、非スケジュール型フローに使用可能なビット数;音声送信のスループット;非スケジュール型フローの最大ビット数;使用可能なHARQプロセス数;最大送信電力;ターゲットHARQ BLER;上記メトリックのいかなる機能または組み合わせ、の1つまたは複数を含むことができる。
一実施形態では、WTRU 210は、最大スループットを推定するよう構成することができる。例えば、WTRU 210は、E−TFC選択手順後に決定された最大ビット数と、スケジュール型フローに使用可能なHARQプロセス数の割合と、HARQ BLERとの積をTTI期間(2 ms)で割った値を推定することによりスループットを決定することができる。
WTRU 210は、一度、メトリックを収集すると、メトリックを使用してAMRコーデックモードを選択するよう構成することができる。WTRU 210は、推定したスループットから余裕分を差し引いた値以下のAMRコーデックモードを選択することができる。E−TFC選択からの使用可能なビット数が最大ビット数未満の場合、その値を代わりに使用することができる。
WTRU 210は、(構成されているならば)MACセグメンテーションを使用して音声フレームをセグメント化することができる。あるいは、MACは、高速パケットアクセス(HSPA)を超えるCSトラフィックのセグメンテーションを制限することができる。
WTRU 210は、上記すべてのTTIに応じ、またはスケジュール型または非スケジュール型許可が変更される毎に、またはE−TFC制約から使用可能ビット数が変更される毎に、または(RLCまたはMAC層のいずれかで)音声パケットを含んでいるRLCまたはMAC SDUをセグメント化しなければならなくなる毎に、AMRコーデックードの選択を実行することができる。
場合により、MACでセグメンテーションが許可されていない場合、選択されたTBサイズがCS RLC PDU未満ならば、より大きなCS MAC−eまたはMAC−es PDUの送信をブロックすることができる。MACは、TBのサイズが増加するまではPDUを送信することができない場合がある。しかし、AMRコーデックビットレートが既に低減されていたために、次に続くCS送信がより小さくなれば、所与の選択されたTBサイズで送信することのできる次のパケットの送信をブロックすることができる。したがって、Nをより上位の層で構成することのできる整数またはMACで事前定義されている整数とすると、N TTIの後でまだPDUを送信することができない場合に、MACエンティティはそのPDUを破棄することができる。
以上、機能および要素を特定の組み合わせで説明したが、各機能または要素は、他の機能および要素を伴わず単体でも、また他の機能および要素を伴いまたは伴わずに様々な組み合わせで使用することができる。本明細書で提供した方法または流れ図は、汎用コンピュータまたはプロセッサで実行するようコンピュータ可読記憶媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ可読記憶媒体の一例として、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体記憶装置、内部ハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気ディスク、CD−ROMディスクなどの光媒体、およびデジタル多用途ディスク(DVD)が挙げられる。
適切なプロセッサの一例として、汎用プロセッサ、特定用途プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASICs)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAs)回路、いかなる他の種類の集積回路(IC)、および/またはステートマシンが挙げられる。
無線送受信ユニット(WTRU)、ユーザ装置(UE)、端末、基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)、またはいかなるホストコンピュータで使用する無線周波数トランシーバを実施するためにソフトウェアと連携したプロセッサを使用することができる。WTRUは、モジュールと共に使用することができ、また、カメラ、ビデオカメラモジュール、テレビ電話、スピーカーフォン、振動装置、スピーカ、マイクロフォン、テレビジョントランシーバ、ハンドフリーヘッドセット、キーボード、ブルートゥース(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオ装置、液晶ディスプレイ(LCD)表示装置、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ装置、デジタルミュージックプレイヤ、メディアプレイヤ、ビデオゲームプレイヤモジュール、インターネットブラウザ、および/またはいかなる無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)または超広帯域(UWB)モジュールなどの、ハードウェアおよび/またはソフトウェアで実施することができる。
実施形態
1. 回路交換(CS)呼のデータレートを制御する方法であって、
拡張専用チャネル(E−DCH)トランスポートブロックで送信することのできるCS呼から最大ビット数を決定するステップと、
上りリンク送信で使用するための決定に基づいて適応マルチレート(AMR)コーデックを選択するステップと
を具えたことを特徴とする方法。
2. 選択が所定の規則に基づくことを特徴とする実施形態1の方法。
3. AMRコーデックの選択が無線送受信ユニット(WTRU)により信号で伝えられることを特徴とする実施形態1の方法。
4. 選択されたAMRコーデックは、単一AMRフレームに対応することを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
5. 選択されたAMRコーデックは、複数のAMRフレームに対応することを特徴とする実施形態1〜3のいずれかに記載の方法。
6. 上記実施形態のいずれかに記載の方法であって、
非スケジュール型ビット数を単一AMRフレームにマッピングするステップをさらに具えたことを特徴とする方法。
7. 総合ビット数が非スケジュール型ビット最大数以下のAMRフレームタイプを選択するステップをさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
8. サービング無線ネットワークコントローラは、非スケジュール型ビットを制御することを特徴とする実施形態6または7のいずれかに記載の方法。
9. WTRUでSRNCから、非スケジュール型最大ビット数が変更中であることを示す再構成メッセージを受信するステップと、
変更後の非スケジュール型最大ビット数に基づいてAMRコーデックモードを変更するステップと
をさらに具えたことを特徴とする実施形態8記載の方法。
10. WTRUで、拡張トランスポートフォーマットコンビネーション(E−TFC)選択手順に基づいて送信のために使用可能なビット数を計算するステップと、
使用可能なビット数に基づいてAMRコーデックモードを変更するステップと
をさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
11. 計算および変更が予測的方法で実行されることを特徴とする実施形態10記載の方法。
12. 回路交換(CS)呼のデータレートを制御する方法であって、
許容可能な性能をもたらすAMRコーデックモードを決定するステップと、
決定に基づいて適応マルチレート(AMR)コーデックを選択するステップと
を具えたことを特徴とする方法。
13. 許容可能な性能は、非スケジュール型最大ビット数を搬送するAMRフレームの転送遅延により測定されることを特徴とする実施形態12記載の方法。
14. 決定は測定されたメトリックに基づくことを特徴とする実施形態12〜13のいずれかに記載の方法。
15. 測定されたメトリックは、
(RLCおよび/またはMACバッファ内に)バッファされたAMRフレーム数またはバッファされたAMRフレーム内のビット量と、
AMRフレームの送信遅延と、
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)送信数と、
HARQブロックエラーレート(BLER)と、
HARQ故障率と、
所定閾値を超えたバッファリング遅延により破棄されたAMRフレーム数と、
WTRU送信電力と、
WTRUパワーヘッドルームと、
使用可能な非スケジュール型ビット数およびWTRU送信電力と、
CS呼のスループットと
からなるグループから選択されることを特徴とする実施形態14記載の方法。
16. 測定されたメトリックは、
(RLCおよび/またはMACバッファ内に)バッファされたAMRフレーム数またはバッファされたAMRフレーム内のビット量と、
AMRフレームの送信遅延と、
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)送信数と、
HARQブロックエラーレート(BLER)と、
HARQ故障率と、
所定閾値を超えたバッファリング遅延により破棄されたAMRフレーム数と、
WTRU送信電力と、
WTRUパワーヘッドルームと、
使用可能な非スケジュール型ビット数およびWTRU送信電力と、
CS呼のスループットと
からなるグループの機能に基づくことを特徴とする実施形態14記載の方法。
17. 測定されたメトリックは、
(RLCおよび/またはMACバッファ内に)バッファされたAMRフレーム数またはバッファされたAMRフレーム内のビット量と、
AMRフレームの送信遅延と、
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)送信数と、
HARQブロックエラーレート(BLER)と、
HARQ故障率と、
所定閾値を超えたバッファリング遅延により破棄されたAMRフレーム数と、
WTRU送信電力と、
WTRUパワーヘッドルームと、
使用可能な非スケジュール型ビット数およびWTRU送信電力と、
CS呼のスループットと
からなるグループの組み合わせに基づくことを特徴とする実施形態14記載の方法。
18. AMRフレームの送信遅延は、バッファリング遅延のみを含む実施形態15〜17のいずれかに記載の方法。
19. AMRフレームの送信遅延は、バッファリング遅延とHARQ送信遅延の合計を含むことを特徴とする実施形態15〜17のいずれかに記載の方法。
20. 使用可能な非スケジュール型ビット数とWTRU送信電力は、拡張トランスポートフォーマットコンビネーション(E−TFC)選択手順から取得されることを特徴とする実施形態15〜17のいずれかに記載の方法。
21. 持続可能なAMRデータレートを推定するステップをさらに具えたことを特徴とする実施形態12〜20のいずれかに記載の方法。
22. 持続可能なAMRデータレートの推定は、
非スケジュール型最大ビット数と、
使用可能なHARQプロセス数と、
最大送信電力と、
ターゲットHARQ BLERと
の1つに基づくことを特徴とする実施形態21記載の方法。
23. ターゲットHARQ BLERは無線資源制御(RRC)シグナリングを使用してWTRUにより受信されることを特徴とする実施形態22記載の方法。
24. 媒体アクセス制御(MAC)層で音声呼を含んでいる複数のフレームをセグメント化するステップをさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
25. 媒体アクセス制御(MAC)層で音声呼を含んでいる複数のフレームをセグメント化することを禁止するステップをさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
26. トランスポートブロックのサイズがCS無線リンク制御(RLC)パケットデータユニット未満の場合、CS MAC−eまたはMAC−esパケットデータユニット(PDU)の送信を防止するステップをさらに具えたことを特徴とする実施形態25記載の方法。
27. N回の伝送時間間隔(TTI)の後にMAC−eまたはMAC−hs PDUが送信不可能になる場合、CS MAC−eまたはMAC−hs PDUを破棄するステップをさらに具えたことを特徴とする実施形態26記載の方法。
28. Nは構成可能な整数であることを特徴とする実施形態27記載の方法。
29. Nは所定の整数であることを特徴とする実施形態27記載の方法。
30. ノードBは、WTRUの最大電力比を制御することを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
31. ノードBは、MAC−dデータフローに対するWTRUの最大電力比を制御することを特徴とする実施形態30記載の方法。
32. ノードBは、WTRUの上りリンクデータレートを制御することを特徴とする実施形態30記載の方法。
33. SRNCは、WTRUの最大電力比を制御することを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
34. SRNCは、WTRUの上りリンクデータレートを制御することを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
35. WTRUでMAC−dフローに使用可能なビット数を決定するステップをさらに具えたことを特徴とする実施形態30〜34のいずれかに記載の方法。
36. 決定は、基準の拡張トランスポートフォーマットコンビネーション(E−TFC)セットに基づくことを特徴とする実施形態35記載の方法。
37. 許可を受信するステップをさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
38. 許可に基づいて拡張トランスポートフォーマットコンビネーション(E−TFC)選択手順を実行するステップであって、E−DCHを介して送信されるビット数が決定されているステップをさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
39. E−DCHを介して送信されるビット数に基づいて適応マルチレート(AMR)コーデックビットレートを決定するステップをさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
40. 決定されたAMRコーデックビットレートに基づいてAMR音声パケットを生成するステップをさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
41. E−DCHを介した送信のために下位層にAMR音声パケットを渡すステップをさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
42. 許可は、スケジュール型許可であることを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
43. 許可は、非スケジュール型許可であることを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
44. マッピング信号を受信するステップであっって、マッピング信号は、E−DCHトランスポートブロックにより送信することのできるビット数をAMRコーデックモードにマップするステップをさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
45. 複数のメトリックに基づいて最大スループットを推定するステップと、
推定された最大スループットに基づいてAMRコーデックビットレートを選択するステップと
をさらに具えたことを特徴とする上記実施形態のいずれかに記載の方法。
46. 実施形態1〜45のいずれかに記載の方法を実施するように構成されたことを特徴とする無線送受信ユニット(WTRU)。
47. 実施形態1〜45のいずれかに記載の方法を実施するように構成されたことを特徴とする無線ネットワークコントローラ(RNC)。
48. 実施形態1〜45のいずれかに記載の方法を実施するように構成されたことを特徴とするサービング無線ネットワークコントローラ(SRNC)。
49. 実施形態1〜45のいずれかに記載の方法を実施するように構成されたことを特徴とするノードB。
50. 実施形態1〜45のいずれかに記載の方法を実施するように構成されたことを特徴とする特定用途向け集積回路(ASIC)。
51. 実施形態1〜45のいずれかに記載の方法を実施するようにことを特徴とする構成された集積回路。
52. 実施形態1〜45のいずれかに記載の方法を実施するように構成されたことを特徴とする無線通信システム。

Claims (3)

  1. 無線送受信ユニット(WTRU)で実施される拡張専用チャネル(E−DCH)を介して回線交換(CS)音声アプリケーションを送信する方法であって、
    スケジュール型許可または非スケジュール型許可を受信するステップと、
    許可に基づいて拡張トランスポートフォーマットコンビネーション(E−TFC)選択手順を実行するステップであって、前記選択されたE−TFCは前記E−DCHを介して送信されるビット数に対応する、ステップと、
    マッピング信号を受信するステップであって、該マッピング信号はE−DCHトランスポートブロックを介して送信することができるビット数を適応マルチレート(AMR)コーデックモードにマッピングする、ステップと、
    前記WTRUにおいて、前記E−DCHを介して送信することができるビット数を決定するステップと、
    前記WTRUにおいて、前記E−DCHを介して送信することができるビット数に基づいて、AMRコーデックビットレートを決定するステップと、
    前記決定されたAMRコーデックビットレートに基づいて、AMR音声パケットを生成するステップと、
    前記E−DCHを介した送信のために下位層にAMR音声パケットを渡すステップと
    を具えたことを特徴とする方法。
  2. 前記E−DCHを介して送信することができるビット数を決定するステップは、
    前記選択されたE−TFCに対応するビットの数が前記マッピング信号で示されるビット数以上であるという条件での、該マッピング信号に従ったビット数と、および
    前記選択されたE−TFCに対応するビットの数が前記マッピング信号で示されるビット数未満であるという条件での、該選択されたE−TFCに対応するビット数と
    を決定するステップをさらに具えたことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記WTRUが所定期間内に電力限定状態となるという条件で、E−TFC選択より前に、前記AMRコーデックビットレートを低減するステップをさらに具えたことを特徴とする請求項1記載の方法。
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