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JP2013220105A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正行為を検知する検出センサを脱落し難く簡単に取り付けることができるパチンコ機を提供すること。
【解決手段】アタッカ装置15は遊技領域8のアウト口16の上方に配置されており、このアタッカ装置15の外殻をなす筐体29(下ケース33)の底面に設置部36が設けられている。設置部36はL字状に連続する第1および第2規制壁37,38と一対のフック片39とで囲まれた収納凹所であり、この設置部36に磁石の磁力を検出する検出センサ40が着脱可能に取り付けられている。検出センサ40の取り付け状態において、検出センサ40の一端部側のコーナーが第1規制壁37と第2規制壁38に当接していると共に、検出センサ40の長手方向の他端部側が両フック片39の爪部39aに係止することにより、検出センサ40の設置部36からの脱落が阻止されている。
【選択図】図11

Description

本発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機に係り、特に、磁石等を使用した不正行為を検出するための検出センサが搭載されたパチンコ機に関するものである。
パチンコ機の中には、遊技盤の盤面(前面)をガイドレールによって略円形状の遊技領域を区画すると共に、この遊技領域内に可変表示装置や入賞口(始動入賞口と一般入賞口)やアタッカ装置等を配設し、遊技領域に向けて発射された遊技球が始動入賞口に入賞したことを契機に抽選を行い、その抽選結果に基づいて可変表示装置が演出図柄の変動表示と停止表示を行うようにした機種が数多く存在する。抽選結果には当選(当たり)と非当選(ハズレ)があり、抽選結果が当たりの場合には、可変表示装置の表示画面に所定の演出図柄の組合せが表示され、通常モードから特別遊技モードへと移行する。この特別遊技モードでは、アタッカ装置の開閉扉が開放動作して大入賞口を露呈させるので、露呈した大入賞口に遊技球が入りやすくなって多くの賞球を獲得できるようになる。なお、遊技領域を流下する遊技球が始動入賞口や大入賞口等のいずれの入賞口にも入賞しないと、この遊技球は、遊技領域の最下部位置に設けられたアウト口から遊技盤の裏面側へ排出されるようになっている。
このようなパチンコ機において、遊技盤の盤面を覆う透明板(ガラス板)に磁石を近付けて遊技球を始動入賞口等に直接誘導したり、遊技領域内の所定箇所に多数の遊技球を集めて始動入賞口等に入賞しやすくする(所謂ブドウ状態を作る)といった不正行為(ゴト行為)が問題となっている。そこで近年のパチンコ機では、かかる磁石を用いた不正行為を防止するために、始動入賞口の上方に位置する遊技盤の裏面や、遊技盤の背面側に設けられた基板ユニット等、遊技盤の任意箇所に適宜の固定手段を用いて検知センサ(磁気センサ)を取り付け、この検知センサで磁石の磁力を検出して遊技球の発射を停止させる等の対策が講じられている。例えば、特許文献1に開示されたパチンコ機では、遊技領域内に配設されたセンター役物ユニットの所定箇所にセンサ位置決め部を設け、直方体形状の検出センサを有底箱形状のケース内に収納した状態で、このケースをセンター役物ユニットのセンサ位置決め部にネジ止め固定するようにしている。
特開2010−252928号公報
特許文献1に開示された従来のパチンコ機では、検出センサを収納したケースを遊技盤の任意箇所にネジ止めしているため、検知センサの検出面と透明板との位置関係が適正に保持され、検知センサで均一な精度での検出を行うことができる。しかしながら、専用のケースを用いて検出センサを取り付ける必要があるため、ケースによって部品コストが高騰したり、組立作業が煩雑になるという難点があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、不正行為を検知する検出センサを脱落し難く簡単に取り付けることができるパチンコ機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、遊技球が通過可能な遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられたアウト口と、前記遊技領域内に配設された入賞口およびアタッカ装置と、任意の設置部に着脱可能に取り付けられた直方体形状の検出センサとを備え、前記検出センサによって遊技を阻害する不正を検知可能なパチンコ機において、前記設置部に、前記検出センサの短辺側の一端面に当接する第1規制壁と、前記検出センサの長辺側の両端面に当接する一対のフック片と、前記第1規制壁と前記フック片の間で前記検出センサの少なくとも一方の長辺側端面に当接する第2規制壁とを突設し、前記フック片を前記検出センサの中心に対して前記第1規制壁から遠ざかる位置に配置すると共に、前記フック片の先端に形成された爪部を前記検出センサの外表面に係止させるようにした。
このように構成されたパチンコ機では、直方体形状の検出センサを設置部に取り付ける場合、検出センサをその長手方向に沿って第1規制壁側から一対のフック片間に向けて斜めに挿入すると、検出センサの外壁面が第1規制壁と第2規制壁および両フック片で囲まれた凹所に嵌り込むため、専用のケースを用いなくても検出センサを設置部に簡単に取り付けることができる。また、かかる取り付け状態において、検出センサの長手方向の一端部近傍が第1規制壁と第2規制壁に当接すると共に、検出センサの長手方向の他端部近傍が両フック片の爪部に係止しており、設置部に取り付けられた検出センサに指や爪が引っ掛かり難くなるため、検出センサの脱落を防止して取り外し難くすることができる。
上記の構成において、検出センサが取り付けられる設置部の場所は特に限定されないが、この検出センサが磁石の磁力を検出する磁気センサである場合、アタッカ装置の外殻をなす筐体の底面に第1規制壁と第2規制壁およびフック片を設け、このアタッカ装置がアウト口の上方に配置されていると共に、筐体の底面をアウト口に連通させることが好ましい。このような構成を採用すると、アタッカ装置の開閉扉を駆動する電磁ソレノイドからの磁力の影響を受けない箇所に磁気センサを取り付けることができると共に、ゴト行為による磁石からの磁力を磁気センサで精度良く検出することができる。
この場合において、第1規制壁をアウト口の入口に最も近い前方位置に配置すると、遊技領域を覆う透明板(ガラス板)に対して磁気センサの検出面を近付けて検出精度を高めることができると共に、不正行為を働こうとする者がアウト口から指や異物を挿入して磁気センサを取り外そうとしても、第1規制壁の存在によって磁気センサの取り外しを極めて困難にすることができる。
本発明のパチンコ機は、遊技を阻害する不正行為を検出する検出センサを設置部に取り付ける場合、検出センサをその長手方向に沿って第1規制壁側から一対のフック片間に向けて斜めに挿入すると、検出センサの外壁面が第1規制壁と第2規制壁および両フック片で囲まれた凹所に嵌り込むため、専用のケースを用いなくても検出センサを設置部に簡単に取り付けることができる。また、かかる取り付け状態において、検出センサの長手方向の一端部近傍が第1規制壁と第2規制壁に当接すると共に、検出センサの長手方向の他端部近傍が両フック片の爪部に係止しており、設置部に取り付けられた検出センサに指や爪が引っ掛かり難くなるため、検出センサの脱落を防止して取り外し難くすることができる。
本発明の実施形態例に係るパチンコ機の外観斜視図である。 該パチンコ機の正面図である。 該パチンコ機の背面図である。 該パチンコ機に備えられるアタッカユニットの正面図である。 該アタッカユニットの底面図である。 該アタッカユニットを上面側から見て示す斜視図である。 該アタッカユニットを底面側から見て示す斜視図である。 図4のVIII−VIII線に沿う断面図である。 該アタッカユニットと遊技盤の一部を底面側から見て示す斜視図である。 図5のアタッカユニットから検出センサを取り除いて示す底面図である。 図7のアタッカユニットから検出センサを取り除いて示す斜視図である。 該アタッカユニットの設置部に対する検出センサの取り付け作業を示す説明図である。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1と図2に示すように、本実施形態例に係るパチンコ機は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた本体枠2と、本体枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられた前面扉3等を備えており、前面扉3にはガラスやプラスチック等からなる透明板4が取り付けられている。
機枠1の左側枠部には上側軸受け体5aと下側軸受け体5bが固着されており、この下側軸受け体5bよりも下方の左下隅部には大型のスピーカ6が配設されている。一方、本体枠2の左側枠部の上下両端には第1ピン(図示せず)が設けられており、これら両第1ピンが対応する上下の軸受け体5a,5bに軸支されることにより、本体枠2は機枠1に対して開閉自在となっている。
本体枠2の上部内側には遊技盤7が収納されており、この遊技盤7の盤面(前面)は透明板4を透して目視可能となっている。図2に示すように、遊技盤7はその盤面に遊技領域8を有しており、遊技領域8はガイドレール9等によって略円形状に区画形成されている。この遊技領域8には、センター役物ユニット等と呼ばれる可変表示装置10と、一対の始動入賞口11,12と、複数の一般入賞口13と、通過ゲートであるスルーチャッカ14と、大入賞口を有するアタッカ装置15と、アウト口16と、図示せぬ遊技釘や風車等が設けられている。また、遊技領域8よりも下方の本体枠2には発射装置(図示せず)が配設されており、この発射装置から遊技球が遊技領域8に向けて打ち出されるようになっている。
遊技領域8内に設けられた上記各部材について簡単に説明すると、可変表示装置10の下辺側にはステージ18が設けられており、一対の始動入賞口11,12はステージ18の真下位置に上下二段に積層状態で配置されている。上段側の始動入賞口11は可動片を持たない非作動式の入賞口であるが、下段側の始動入賞口12は一対の可動片を有する作動式(伝導チューリップ構造)の入賞口となっている。そして、遊技領域8を流下する遊技球が両始動入賞口11,12のいずれか一方に入賞すると、それを契機として特別図柄表示の抽選が行われ、可変表示装置10の表示画面10a上で演出用図柄の変動表示および停止表示が行われる。また、遊技球がスルーチャッカ14を通過したことを契機として普通図柄表示の抽選が行われ、その抽選結果が当たりの場合に始動入賞口12の可動片を一時的に開放して遊技球の入球を許可するようになっている。
アタッカ装置15は、始動入賞口11,12に遊技球が入賞したことを契機に行われる特別図柄表示の抽選の結果、当たりとなって大当たり遊技状態へ移行した場合に作動される装置である。具体的には、特別図柄表示の抽選結果が当たりの場合、可変表示装置10の表示画面10a上で演出用図柄の変動停止を例えば「777」のような表示態様にて停止させると共に、アタッカ装置15が複数回繰り返し開放動作して大入賞口が開口される。アタッカ装置15は1回の開放動作について例えば30秒通過するまで、あるいは遊技球が大入賞口に例えば10個入るまで開放状態を維持し、かかる開放動作を例えば15回繰り返した後に大当たりが終了する。なお、始動入賞口11,12に遊技球が入ると、特別図柄表示の抽選が行われると共に、所定個数の遊技球が賞球として払い出されるが、一般入賞口13に遊技球が入った場合には、所定個数の遊技球の払い出しのみが行われる。そして、いずれの始動入賞口11,12や一般入賞口13にも入らなかった遊技球は、遊技領域8の最下端部に設けられたアウト口16から遊技盤7の裏面側に排出されるようになっている。なお、後述するように、始動入賞口11,12とアタッカ装置15は一つの部品に集約されてアタッカユニット17を構成している。
本体枠2の右側枠部にはシリンダ錠18aを有する施錠装置18が設置されており、図示省略されているが、この施錠装置18は本体枠2の裏面に配置された後部施錠杆と本体枠2の前面に配置された前部施錠杆とを備えている。常態では、施錠装置18の後部施錠杆によって機枠1に対して本体枠2が施錠されると共に、前部施錠杆によって本体枠2に対して前面扉3が施錠されている。そして、シリンダ錠18aの鍵穴に図示せぬ鍵を差し込み、この鍵を一方向(例えば時計回り)へ回動すると、後部施錠杆が下動して本体枠2が開錠されるようになっている。また、シリンダ錠18aの鍵穴に差し込んだ鍵を他方向(反時計回り)へ回動すると、前部施錠杆が上動して前面扉3が開錠されるようになっている。
前面扉3の左側枠部の上下両端には第2ピン(図示せず)が設けられており、これら両第2ピンを本体枠2の上下の軸孔(図示せず)に挿入することにより、前面扉3は本体枠2に対して開閉自在となっている。また、前面扉3には遊技盤の盤面に対向する大きな開口3aが開設されており、この開口3aは透明板4によって塞がれている。前面扉3の上部には比較的小型のスピーカ19が左右に1個ずつ配設されており、これらスピーカ19と前述した大型のスピーカ6とによって遊技に関する様々な効果音を発するようになっている。さらに、前面扉3の前面下部には、遊技盤の裏面に配設された賞球払出装置(後述する)から払い出された遊技球を収容する上段受皿20と、上段受皿20から排出された遊技球を収容する下段受皿21とが設けられており、上段受皿20の右側方には前述した発射装置の発射強度を調整するための発射ハンドル22が配設されている。
図3に示すように、このパチンコ機の背面側には、遊技に関する主要な処理を行う主制御処理部23と、主制御処理部23からの指令を受けて表示装置やスピーカ等の各種装置を制御する副制御処理部24と、上段受皿20に対して所定数の遊技球を賞球として払い出す賞球払出装置25と、主制御処理部23からの指令を受けて賞球払出装置25を制御する払出制御処理部26と、発射ハンドル22の回転操作量に応じて発射装置の作動を制御する発射制御処理部27と、賞球数や大当たり回数等の各種情報を遊技場のホールコンピュータに出力する外部端子基板28等が設けられている。主制御処理部23は、CPU(Central Processing Unit)と、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)と、生成された処理情報の一時記憶および記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)等が実装された制御基板(メイン基板)とを備えており、このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理が行われる。
図4〜図8に示すように、前記アタッカユニット17は、箱形形状の筐体29と、筐体29の前面に固定された化粧板30と、化粧板30の下部に突設されたカバー部材31等を備えており、このアタッカユニット17に一対の始動入賞口11,12とアタッカ装置15が一体的に設けられている。筐体29は合成樹脂製の上ケース32と下ケース33とで構成されており、これら両ケース32,33はネジ止めにより一体化されている。図9に示すように、アタッカユニット17は遊技盤7に切り欠かれた空所内に収納されており、化粧板30の外縁部を遊技盤7の盤面にネジ止めすることにより、アタッカユニット17はアウト口16の真上位置で遊技盤7に固定されるようになっている。
上段側の始動入賞口11は化粧板30の上端部に配設されており、この始動入賞口11に入った遊技球は遊技盤7を貫通する導通路11aを通ってアタッカユニット17の後部側方へ排出される。下段側の始動入賞口12は化粧板30の中央部に配設されており、この始動入賞口12に入った遊技球は筐体29の内部を通って下ケース33の底面中央に設けられた排出孔33aからアタッカユニット17の下方へ排出される。前述したように、この始動入賞口12は一対の可動片12aを有しており、これら可動片12aは化粧板30の上部後方に取り付けられた第1の電磁ソレノイド34を駆動源として開閉動作されるようになっている。
アタッカ装置15は化粧板30の下端部に配設されており、このアタッカ装置15は大入賞口15aを開閉動作する開閉扉15bを有している。大入賞口15aは横長矩形状の開口であり、この大入賞口15aに入った遊技球は筐体29の内部を通って下ケース33の底面に設けられた別の排出孔33bからアタッカユニット17の下方へ排出される。開閉扉15bは第2の電磁ソレノイド35を駆動源として開閉動作されるようになっており、第2の電磁ソレノイド35は下ケース33の底面隅部に取り付けられている。カバー部材31は大入賞口15aの前方に対向配置された透明な板状体であり、これら大入賞口15aとカバー部材31との間には遊技球の直径よりも大きめな隙間が確保されている。なお、化粧板30の下縁中央部には切欠き30aが形成されており、アタッカユニット17を遊技盤7に固定すると、この切欠き30aによってアウト口16が画成されるようになっている。また、図示されていないが、導通路11aの出口に球検知センサが配置されると共に、筐体29内の各排出孔33a,33bに通じる通路にもそれぞれ球検知センサが配置されており、これら球検知センサによって始動入賞口11,12と大入賞口15aに入賞した遊技球が検出されるようになっている。
図10と図11に示すように、下ケース33の底面には設置部36が設けられており、この設置部36は化粧板30に形成された切欠き30aの奥側に位置している。設置部36は下ケース33の底面に突設された第1規制壁37と第2規制壁38および一対のフック片39で囲まれた収納凹所であり、この設置部36に対して後述する検出センサ40が着脱可能に取り付けられようになっている。第1規制壁37と第2規制壁38は設置部36のコーナーに沿ってL字状に連続しており、これら規制壁37,38の高さ寸法は検出センサ40の厚みよりも若干小さめに設定されている。アタッカユニット17が遊技盤7に固定された状態において、第1規制壁37はアウト口16の内部上方で遊技盤7の盤面と平行な方向へ延びており、第2規制壁38は第1規制壁37の一端部から遊技盤7の盤面と直交する方向へ延びている。また、一対のフック片39は設置部36の後方位置に対向配置されており、これらフック片39の先端には爪部39aが形成されている。
検出センサ40はリードスイッチと呼ばれる直方体形状の磁気センサであり、磁石を用いたゴト行為、すなわち、前面扉3の透明板4に磁石を近付けて遊技領域8を流下する遊技球を始動入賞口11等に直接誘導したり、遊技領域8内の所定箇所に多数の遊技球を集めて始動入賞口11や大入賞口15a等に入賞しやすくするといった遊技を阻害する不正行為が行われた場合に、この検出センサ40によって透明板4に近付けられた磁石の磁力を検出するようにしている。検出センサ40の内部には一対の強磁性体リード(図示せず)が接離可能に収納されており、これらリードに接続する引出線40aが検出センサ40の一端面から導出されている。検出センサ40を設置部36に取り付ける場合は、図12(a)に示すように、検出センサ40を引出線40aの導出面を先頭に第1規制壁37側から両フック片39間に斜めに挿入すると、図12(b)に示すように、検出センサ40の外壁面が第1規制壁37と第2規制壁38および両フック片39で囲まれた収納凹所に嵌り込むため、検出センサ40を設置部36に対して簡単に取り付けることができる。なお、第1規制壁37の端面(図12の下面)は図示のごとく平坦になっていても良いが、第1規制壁37の端面に設置部36に向かって傾斜するテーパを付けておくと、テーパをガイド面として検出センサ40を設置部36にスムーズに取り付けることができる。
図5や図7,8に示すように、かかる検出センサ40の取り付け状態において、検出センサ40の長手方向の一端部側のコーナーが第1規制壁37と第2規制壁38に当接していると共に、検出センサ40の長手方向の他端部側が両フック片39の爪部39aに係止しており、一対のフック片39が検出センサ40の中心よりも第1規制壁37から遠ざかる位置で検出センサ40の設置部36からの脱落を阻止するようになっている。このような構成により、設置部36に取り付けられた検出センサ40に指や爪等を引っ掛けることが難しくなるため、一旦取り付けた検出センサ40を容易に取り外すことはできなくなる。なお、検出センサ40を設置部36から取り外してリユースする場合は、ニッパ等を用いてフック片39を破断すれば良い。
特に、本実施形態例に係るパチンコ機では、設置部36を構成する第1規制壁37と第2規制壁38および一対のフック片39がアタッカ装置15の外殻をなす筐体29の底面(下ケース33の底面)に設けてあり、このアタッカ装置15を遊技領域8のアウト口16の上方に配置すると共に、下ケース33の底面をアウト口16に連通させているため、アタッカ装置15の開閉扉15bを駆動する第2の電磁ソレノイド35や、始動入賞口12の可動片12aを駆動する第1の電磁ソレノイド34からの磁力の影響を受け難い遠い位置に検出センサ40(磁気センサ)を取り付けることができると共に、透明板4に近付けられた磁石の磁力を検出センサ40によって精度良く検出することができる。
しかも、第1規制壁37が遊技盤7の盤面と平行な姿勢でアウト口16の入口に最も近い前方位置に配置されているため、遊技領域8を覆う透明板4の裏面に対して検出センサ40の検出面を近付けて検出精度を高めることができると共に、不正行為を働こうとする者がアウト口16から指や異物を挿入して検出センサ40を取り外そうとしても、第1規制壁37の存在によって検出センサ40の取り外しを極めて困難にすることができる。
なお、上記実施形態例では、アタッカ装置15の外殻をなす筐体29の底面に設けた設置部36に検出センサ40を取り付ける場合について説明したが、同様の設置部36を筐体29の底面以外の部位に設けることも可能である。
また、上記実施形態例では、第2規制壁38を第1規制壁37の一端部にL字状に連続させているが、第1規制壁37と第2規制壁38は分離していても良い。また、一対の第2規制壁38を第1規制壁37の両端部から延出させ、これら両第2規制壁38を検出センサ40の長辺側の両端面に当接させるようにしても良い。
また、上記実施形態例では、不正行為(ゴト行為)による磁石の磁力を検知するために、検出センサ40としての磁気センサを設置部36に取り付ける場合について説明したが、体幹器や電波発射機等から発せられる不正信号を検出するために、検出センサ40として磁気センサ以外の電波センサや振動センサ等を用いることも可能である。
1 機枠
2 本体枠
3 前面扉
4 透明板
7 遊技盤
8 遊技領域
11,12 始動入賞口
12a 可動片
15 アタッカ装置
15a 大入賞口
15b 開閉扉
16 アウト口
17 アタッカユニット
29 筐体
30 化粧板
30a 切欠き
31 カバー部材
32 上ケース
33 下ケース
33a,33b 排出孔
34 第1の電磁ソレノイド
35 第2の電磁ソレノイド
36 設置部
37 第1規制壁
38 第2規制壁
39 フック片
39a 爪部
40 検出センサ(磁気センサ)
40a 引出線

Claims (3)

  1. 遊技球が通過可能な遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられたアウト口と、前記遊技領域内に配設された入賞口およびアタッカ装置と、任意の設置部に着脱可能に取り付けられた直方体形状の検出センサとを備え、前記検出センサによって遊技を阻害する不正を検知可能なパチンコ機において、
    前記設置部に、前記検出センサの短辺側の一端面に当接する第1規制壁と、前記検出センサの長辺側の両端面に当接する一対のフック片と、前記第1規制壁と前記フック片の間で前記検出センサの少なくとも一方の長辺側端面に当接する第2規制壁とを突設し、前記フック片を前記検出センサの中心に対して前記第1規制壁から遠ざかる位置に配置すると共に、前記フック片の先端に形成された爪部を前記検出センサの外表面に係止させたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 請求項1の記載において、前記検出センサが磁石の磁力を検出する磁気センサであり、前記アタッカ装置の外殻をなす筐体の底面に前記第1規制壁と前記第2規制壁および前記フック片を設け、このアタッカ装置が前記アウト口の上方に配置されていると共に、前記筐体の底面を前記アウト口に連通させたことを特徴とするパチンコ機。
  3. 請求項2の記載において、前記第1規制壁を前記アウト口の入口に最も近い前方位置に配置したことを特徴とするパチンコ機。
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