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JP2013217759A - 電圧検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号処理回路の接続個数が変更され分圧部の接続条件が変動した場合でも、電圧を精度よく検出することが可能な電圧検出装置を提供すること。
【解決手段】電圧検出装置は、中心導体1とタンク3との間に配置された中間電極2と、中間電極2とタンク3との間に設けられた抵抗Rと、タンク3および中間電極2に互いに並列に接続され入力インピーダンス5を有して中間電極2に分圧された電圧である分圧部電圧E2から中心導体1に印加された電圧を検出する1または複数個の信号処理回路4とを備え、各信号処理回路4は、信号処理回路4の接続個数を検知する個数検知部と、この個数検知部の検知した接続個数が2以上の場合は、分圧部電圧E2が接続個数を1としたときの値から接続個数に応じて変動する電圧変動分を補正するように分部圧電圧E2に乗ずるゲインを接続個数に応じて調整するゲイン補正部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧検出装置に関し、特に、ガス絶縁開閉装置(GIS)等の中心導体の電圧を検出する電圧検出装置に関するものである。
特許文献1では、ガス絶縁開閉装置等のタンクの中に設けられた中心導体の電圧を検出するための電圧検出装置が開示されている。この従来の電圧検出装置では、中心導体とタンクとの間に中間電極を設けて分圧部を構成し、この分圧部の電圧を信号処理回路にて信号処理することにより中心導体の電圧を検出している。
特開2004−347397号公報
上記のように、従来の電圧検出装置では、分圧部の電圧を信号処理回路に入力することにより電圧検出を行っているが、ガス絶縁開閉装置の電圧検出の信頼性を向上させるために、信号処理回路を複数個設けて多重化することが要求されることがある。
しかしながら、例えば信号処理回路を二重化した場合、分圧部の接続条件(信号処理回路の接続個数)が単一の信号処理回路を接続していた場合から変化し、これにより分圧部の回路定数が変動し、その結果、分圧部に発生する電圧も変動することとなる。つまり、分圧部に発生する電圧はその接続条件に応じて変動するため、従来の電圧検出装置では、信号処理回路の接続個数を変更した場合は、接続個数に応じた電圧変動誤差により、中心導体の電圧を精度よく測定することが困難となっていた。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、信号処理回路の接続個数が変更され分圧部の接続条件が変動した場合でも、電圧を精度よく検出することが可能な電圧検出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電圧検出装置は、接地された第1の導体と電圧が印加される第2の導体との間に配置された中間電極と、この中間電極と前記第1の導体との間に設けられた抵抗と、前記第1の導体および前記中間電極に互いに並列に接続され所定の入力インピーダンスを有して前記中間電極に分圧された電圧である分圧部電圧から前記第2の導体に印加された電圧を検出する1または複数個の信号処理回路とを備えた電圧検出装置であって、前記各信号処理回路は、前記信号処理回路の接続個数を検知する個数検知部と、この個数検知部の検知した前記接続個数が2以上の場合は、前記分圧部電圧が前記接続個数を1としたときの値から前記接続個数に応じて変動する電圧変動分を補正するように前記分部圧電圧に乗ずるゲインを前記接続個数に応じて調整するゲイン補正部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、信号処理回路の接続個数が変更され分圧部の接続条件が変動した場合でも、電圧を精度よく検出することができる。
図1は、実施の形態1に係る電圧検出装置の構成を示す模式図である。 図2は、実施の形態1の信号処理回路の詳細構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態2の信号処理回路の詳細構成を示すブロック図である。 図4は、実施の形態2のアナログ回路の詳細構成を示すブロック図である。
以下に、本発明に係る電圧検出装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る電圧検出装置の構成を示す模式図である。本実施の形態の電圧検出装置は、例えばガス絶縁開閉装置の中心導体1の電圧を検出するものである。図1では、ガス絶縁開閉装置の中心導体1(第2の導体)の一部とタンク3(第1の導体)の一部がそれぞれ示されている。中心導体1は高電圧が印加され、タンク3は接地電位にある。本実施の形態の電圧検出装置は分圧方式を採用しているため、分圧部を構成する中間電極2が中心導体1とタンク3との間に設けられている。これにより、中心導体1と中間電極2との間に静電容量C1が形成され、中間電極2とタンク3との間に静電容量C2が形成される。また、中間電極2とタンク3との間には二次抵抗としての抵抗Rが設けられている。この電圧検出装置は、中心導体1の電圧である対地電圧E1を直接測定する代わりに、分圧部の電圧である分圧部電圧E2を測定し、この分圧部電圧E2から対地電圧E1を求める。また、この電圧検出装置は、商標周波数での適用を考慮した回路構成となっている。
本実施の形態の電圧検出装置は、共通の分圧部に対して互いに並列に接続された信号処理回路4−1〜4−Nを備えている。ここで、Nは1以上の整数であり、電圧検出装置の冗長化の要請に応じて適宜その接続個数を調整可能な構成となっている。例えばN=2とした場合は、二重化の構成に相当する。この場合、例えば1系に信号処理回路4−1を割り当て、2系に信号処理回路4−2を割り当てた構成である。例えばN=4とした場合は、1〜4系にそれぞれ信号処理回路4−1〜4−4を割り当てた四重化の構成、あるいは、1系に信号処理回路4−1,4−2を割り当て、2系に信号処理回路4−3,4−4を割り当てた二重化を二つ設けた構成に相当する。信号処理回路4−1〜4−Nはいずれも同一特性で同じ内部構成を有する。なお、以下では、信号処理回路4と記載した場合は、信号処理回路4−1〜4−Nを総称するものとする。
信号処理回路4は、中間電極2およびタンク3と接続されている。信号処理回路4は、入力インピーダンス5がRinとなるアナログ回路6、アナログ回路6の出力が入力されるA/D変換器7、およびA/D変換器7の出力が入力される制御処理部としてのマイコン(マイクロコンピュータ)8を備えている。また、信号処理回路4は、上位装置20と通信可能に接続されている。
アナログ回路6は、中心導体1の電圧を検出するための分圧部電圧E2を検出する。ここで、分圧部の出力波形は、例えば中心導体1の電圧波形の時間微分波形となる。そのため、アナログ回路6は、中心導体1に発生する一次電圧の時間微分に比例した電圧信号を積分処理することによって一次電圧に比例した電圧信号を出力する。すなわち、アナログ回路6は、分圧部の出力をアナログ的に積分する機能を有する。また、アナログ回路6は、その積分値を後段の処理で取り扱いが可能な値とするようにゲインを調整する機能を有する。アナログ回路6は、例えばオペアンプ(増幅演算器)等により構成することができる。
A/D変換器7は、アナログ回路6の出力をアナログデータからデジタルデータへ変換して出力する。マイコン8は、A/D変換器7の出力に基づいて中心導体1の対地電圧E1を検出する処理を行う。また、マイコン8は、上位装置20と通信可能に接続され、その検出結果を上位装置20へ送信するとともに、対地電圧E1の検出の際に必要なデータを上位装置20から得ることもできる。マイコン8の機能構成については後述する。
次に、分圧方式を用いた電圧検出の原理について説明する。まず、N=1の場合、すなわち、信号処理回路4の接続個数が1個の場合について説明する。この場合、分圧部の発生電圧は、次式で与えられる。
E2=ω・C1・Rp・E1/√{1+ω(C1+C2)・Rp}・・・(1)
ここで、E1は一次電圧(中心導体1の対地電圧)、E2は分圧部電圧、C1は中心導体1と中間電極2との間の静電容量、C2は中間電極2とタンク3との間の静電容量、Rpは中間電極2とタンク3との間に設けられた外付けの抵抗RとRinとの合成抵抗(Rp=1/(1/R+1/Rin))である。
ここで、例えば特許文献1に記載された数値として、角周波数ω=2πf(f=60Hz),C1=10pF,C2=150pF,R=3kΩを用い、また、信号処理回路4の入力インピーダンスとしてRin=1MΩとすると、E1=275/√3kV時の分圧部の出力は、E2=1.79029Vとなる。信号処理回路4では、このE2の値に対して、アナログ回路6にて所定のゲインが設定された後、A/D変換器7にてA/D変換するように設計されている。
次に、N=2の場合、すなわち、信号処理回路4の接続個数が2個の場合について説明する。信号処理系の二重化の要請から、分圧部は共通で同一特性の信号処理回路4を一枚追加し並列接続する場合がよくある。この場合、信号処理回路4−1,4−2のトータルの入力インピーダンスはRin/2=500kΩとなり、分圧部電圧はE2=1.78495Vとなる。信号処理回路4が1個接続されていた場合の値を基準にすると、2個並列に接続された場合の分圧部の電圧変動は、(1.79029−1.78495)/1.79029×100=0.298[%]となる。つまり、0.298[%]の変動誤差が発生してしまう。IEC規格で規定されている計測用途の階級の一つであるClass0.2を適用した場合、その判定基準である精度範囲の0.2[%]から逸脱してしまう。
さらに、N=4の場合、すなわち、信号処理回路4が4個並列に接続されている場合は(例えば、1系、2系でそれぞれ二つの信号処理回路4が接続されて各系が二重系の場合)、信号処理回路4−1〜4−4のトータルの入力インピーダンスはRin/4=250kΩとなり、分圧部電圧はE2=1.77437Vとなる。信号処理回路4が1個接続されていた場合の値を基準にすると、4個並列に接続された場合の分圧部の電圧変動は、2.565[%]となり、非常に大きな変動誤差となる。Nが4より大きい場合は、変動誤差はさらに大きくなる。
このように、分圧部に接続される信号処理回路4の個数が増加すると、分圧部電圧E2が接続個数に応じて変動してしまい、変動誤差が生ずるという問題がある。
そこで、本実施の形態では、このような変動誤差を補正し高精度の電圧計測を実施するために、信号処理回路4の内部構成を図2に示す構成とする。図2は、信号処理回路4の詳細構成を示すブロック図である。図2において、入力インピーダンス5、アナログ回路6については上記と同様であるので、以下ではマイコン8の内部構成について説明する。図2に示すように、マイコン8は、A/D変換データ記憶部30、個数検知部9、およびゲイン補正部10を備えている。以下、図2を参照して、マイコン8の内部構成および変動誤差のデジタル補正処理について説明する。
A/D変換データ記憶部30は、A/D変換器7から出力されるデジタルデータであるA/D変換データを記憶するメモリ等である。
個数検知部9は、分圧部に接続される信号処理回路4−1〜4−Nの接続個数Nを検知し認識する機能を有する。個数検知部9は、当該信号処理回路4外から信号処理回路4の接続個数Nに関する情報を得ることができ、例えば上位装置20から信号処理回路4の接続個数Nに関する情報を通信により得ることができる。この場合、上位装置20は、予め接続個数Nに関する情報を有している。あるいは、個数検知部9は、信号処理回路4に外付けされたスイッチ(図示せず)による設定情報から接続個数Nに関する情報を得ることができる。具体的には、例えばオンまたはオフの設定が可能な複数個のスイッチを外付けで設けておき、これらのスイッチの設定の組み合わせで接続個数Nを設定しておくことにより、個数検知部9は接続個数Nに関する情報を得ることができる。なお、個数検知部9は、信号処理回路4内でかつマイコン8外に設ける構成でもよい。
ゲイン補正部10は、A/D変換データ記憶部30に記憶されたデジタルデータに対し、個数検知部9が検知した接続個数Nに関する情報に基づいて、接続個数Nが1と異なる場合に生ずる変動誤差を補正するようにゲインの補正を行う。ゲイン補正部10は、A/D変換データ記憶部30および個数検知部9に接続されている。
具体的には、例えば、接続個数Nに対してゲインの補正のための補正係数をテーブル化して予めゲイン補正部10に付与しておくことができる。すなわち、N=1に対しては補正をする必要がないので補正係数k1=1とし、Nが2以上に対してはNの値ごとに予め計算した補正係数ki(i=2,3,・・・)を与えておく。ここで、一次電圧E1、静電容量C1,C2、抵抗R、入力インピーダンスRin、周波数fは既知であるため、システム構成つまり接続個数Nが決まれば分圧部に発生する電圧も決まり、分圧部電圧E2の変動誤差を補正するための補正係数を予め計算することができる。例えば、N=2の場合は、N=1の場合の分圧部電圧E2とN=2の場合の分圧部電圧E2との比として補正係数k2を求めることができる。あるいは、ゲイン補正部10は、個数検知部9から得た接続個数Nに関する情報をもとに、接続個数Nに応じた補正係数をその都度算出するようにしてもよい。上記のように、一次電圧E1、静電容量C1,C2、抵抗R、入力インピーダンスRin、周波数fは既知であるため、接続個数Nが決まれば分圧部に発生する電圧も決まり、分圧部電圧E2の変動誤差を補正するための補正係数を接続個数Nに応じて計算することができる。
ゲイン補正部10は、A/D変換データに対して、接続個数Nの1からの変動に起因する電圧変動分の逆数である補正係数を乗算することにより、分圧部電圧E2をデジタル的に補正し、この補正された分圧部電圧E2から中心導体1の対地電圧E1を検出することができる。これにより、ゲイン補正部10は、接続個数Nによる変動誤差を含まないデータを上位装置20へ送出することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、信号処理回路4内に信号処理回路4の分圧部への接続個数Nを検知する個数検知部9を設け、その接続条件(接続個数N)に応じて分圧部電圧E2の変動誤差をデジタル的に補正するようにしたので、信号処理回路4の接続個数Nが変更され分圧部の接続条件が変動した場合でも、中心導体1の電圧を変動誤差によらずに精度よく検出することができる。
実施の形態2.
図3は、本実施の形態の信号処理回路4の詳細構成を示すブロック図である。また、図4は、本実施の形態のアナログ回路6の詳細構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態の電圧検出装置の構成は図1に示す実施の形態1の構成と同様である。
図3に示すように、信号処理回路4は、入力インピーダンス5がRinとなるアナログ回路6、アナログ回路6の出力が入力されるA/D変換器7、およびA/D変換器7の出力が入力される制御処理部としてのマイコン(マイクロコンピュータ)8を備えている。入力インピーダンス5およびA/D変換器7については実施の形態1と同様である。マイコン8は、実施の形態1と同様に、A/D変換データ記憶部30を備えている。ただし、本実施の形態では、マイコン8内には、図1のゲイン補正部10および個数検知部9が設けられていない。
本実施の形態では、個数検知部11は、信号処理回路4内のマイコン8外に設けられており、アナログ回路6と接続されている。なお、個数検知部11をマイコン8内に設けることもでき、この場合でも、個数検知部11はアナログ回路6に接続される。個数検知部11は、実施の形態1の個数検知部9と同様に、分圧部に接続される信号処理回路4−1〜4−Nの接続個数Nを検知し認識する機能を有する。個数検知部11は、例えば上位装置20から信号処理回路4の接続個数Nに関する情報を通信により取得し、あるいは、信号処理回路4に外付けされたスイッチ(図示せず)による設定情報から接続個数Nに関する情報を取得することができる。個数検知部11は、接続個数Nを検出すると、接続個数Nに応じて互いに異なる信号であるゲイン切替信号をアナログ回路6に出力する。
次に、図4を参照してアナログ回路6の詳細構成について説明する。アナログ回路6は、実施の形態1で説明した機能の他、ゲイン補正部15を有する。ゲイン補正部15は個数検知部11から出力されたゲイン切替信号に応じてゲインの切り替えを行うゲイン切替部25を有する。ゲイン切替部25は信号処理回路4の接続個数Nによる電圧変動分を補正するようにゲインの選択を行う。すなわち、ゲイン補正部15は、接続個数Nに応じてゲインG1〜GNを切り替え可能に設定することができ、ゲインG1〜GNはそれぞれ接続個数1〜Nに対応したゲインであり、これらのゲインがアナログ回路6の入力データまたはその積分後のデータに乗じられることにより、接続個数Nに依存した電圧の変動誤差を補正するようにしている。例えばN=2の場合は、ゲイン切替信号はゲインG2に切り替えるように指示する信号であり、この信号を受けたゲイン補正部15は、ゲイン切替部25の制御によりゲインG2を選択するように回路構成を設定する。なお、ゲイン補正部15にてゲインG1〜GNを切り替える方式としては、例えばオペアンプのフィードバック抵抗を切り替えることにより実現することができる。
このように、本実施の形態では、信号処理回路4の接続条件によらずに分圧部電圧E2が検出できるようにアナログ回路6内でゲインの補正を行っている。これにより、アナログ回路6の出力は、電圧の変動誤差を含まないアナログデータとなり、このアナログデータをA/D変換器7にてデジタルデータへ変換した後、マイコン8を経て変動誤差を含まないデジタルデータを上位装置20へ提供することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、信号処理回路4内に信号処理回路4の分圧部への接続個数Nを検知する個数検知部11を設け、アナログ回路6内でその接続条件(接続個数N)に応じて分圧部電圧E2の変動誤差をアナログ的に補正するようにしたので、信号処理回路4の接続個数Nが変更され分圧部の接続条件が変動した場合でも、中心導体1の電圧を変動誤差によらずに精度よく検出することができる。
なお、上記説明では、電圧検出装置の適用対象を例えばガス絶縁開閉装置としたが、これに限定されず、本発明の電圧検出装置はその他の電圧機器の電圧測定にも適用することができる。
本発明は、ガス絶縁開閉装置の電圧検出装置として好適である。
1 中心導体
2 中間電極
3 タンク
4 信号処理回路
5 入力インピーダンス
6 アナログ回路
7 A/D変換器
8 マイコン
9,11 個数検知部
10,15 ゲイン補正部
20 上位装置
25 ゲイン切替部
30 A/D変換データ記憶部

Claims (3)

  1. 接地された第1の導体と電圧が印加される第2の導体との間に配置された中間電極と、この中間電極と前記第1の導体との間に設けられた抵抗と、前記第1の導体および前記中間電極に互いに並列に接続され所定の入力インピーダンスを有して前記中間電極に分圧された電圧である分圧部電圧から前記第2の導体に印加された電圧を検出する1または複数個の信号処理回路とを備えた電圧検出装置であって、
    前記各信号処理回路は、
    前記信号処理回路の接続個数を検知する個数検知部と、
    この個数検知部の検知した前記接続個数が2以上の場合は、前記分圧部電圧が前記接続個数を1としたときの値から前記接続個数に応じて変動する電圧変動分を補正するように前記分部圧電圧に乗ずるゲインを前記接続個数に応じて調整するゲイン補正部と、
    を備えることを特徴とする電圧検出装置。
  2. 前記各信号処理回路は、
    前記中間電極および前記第1の導体に接続され、前記入力インピーダンスを有するとともに、前記第2の導体に印加された電圧の時間微分に比例する入力信号を時間積分する機能を有するアナログ回路と、
    このアナログ回路の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    このA/D変換器の出力であるデジタルデータを記憶する記憶部、この記憶部に接続され前記個数検知部の検知した前記接続個数に応じて前記デジタルデータに対して前記電圧変動分の補正を行う前記ゲイン補正部、およびこのゲイン補正部に接続された前記個数検知部を有するマイクロコンピュータと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電圧検出装置。
  3. 前記各信号処理回路は、
    前記中間電極および前記第1の導体に接続され、前記入力インピーダンスを有するとともに、前記第2の導体に印加された電圧の時間微分に比例する入力信号を時間積分する機能、および前記個数検知部の検知した前記接続個数に応じて前記入力信号またはその時間積分に対して前記電圧変動分の補正を行うように前記接続個数に応じたゲインを選択する前記ゲイン補正部を有するアナログ回路と、
    このアナログ回路の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    このA/D変換器の出力であるデジタルデータを記憶する記憶部を有するマイクロコンピュータと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電圧検出装置。
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