JP2013206311A - Failure determination device of automatic transaction device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、金融機関等に設置されるATM(automatic teller machine)と呼ばれる自動取引装置の故障判断装置に関し、特に、自動取引装置の取引媒体読取部の障害を検出する技術に関する。 The present invention relates to a failure determination device for an automatic transaction apparatus called ATM (automatic teller machine) installed in a financial institution or the like, and more particularly to a technique for detecting a failure in a transaction medium reading unit of an automatic transaction apparatus.
近年、自動取引装置は、銀行内ばかりではなく、デパート、スーパーあるいはコンビニエンスストア等、いろいろな場所に設置される。そして、これらの自動取引装置は、ネットワーク経由で自動取引装置を監視する監視センタにある監視装置によって一括して管理される。監視装置は、顧客あるいは店舗担当者からの連絡、さらには自動取引装置自体からの障害発生時の通報を受けると、例えば、その自動取引装置の設置場所に保守員を派遣して、修理を行わせる。 In recent years, automatic transaction apparatuses are installed not only in banks but also in various places such as department stores, supermarkets, and convenience stores. And these automatic transaction apparatuses are collectively managed by the monitoring apparatus in the monitoring center which monitors an automatic transaction apparatus via a network. When the monitoring device receives a report from the customer or the store manager, or a notification from the automatic transaction device itself when a failure occurs, the monitoring device, for example, dispatches maintenance personnel to the installation location of the automatic transaction device to perform repairs. Make it.
自動取引装置の故障の1つとして、媒体読取部(ICカードのICチップや通帳の磁気ストライプ)の故障がある。自動取引装置での読取部の故障は、即自動取引装置の稼働停止につながるので、読取部の故障対策は重要である。読取装置の部品を一定期間で交換したり、あるいは、エラー回数が一定数以上になると保守を行う方法がとられる。さらに、保守を効率的に行う方法として、直接障害とはならないようなリトライやリジェクトの状況を把握して、自動取引装置の故障発生を事前に把握する方法も提案されている(特許文献1)。 As one of the failures of the automatic transaction apparatus, there is a failure of a medium reading unit (IC chip of an IC card or magnetic stripe of a bankbook). A failure of the reading unit in the automatic transaction apparatus leads to an immediate stop of the operation of the automatic transaction apparatus. A method is used in which parts of the reading device are replaced in a certain period or maintenance is performed when the number of errors exceeds a certain number. Furthermore, as a method for efficiently performing maintenance, a method has been proposed in which the state of a retry or rejection that does not directly cause a failure is grasped and the occurrence of a failure in the automatic transaction apparatus is grasped in advance (Patent Document 1). .
媒体の読取エラーの原因としては、自動取引装置(ATM)の読取部に原因がある場合だけでなく、媒体自体に問題がある場合も少なくなく、さらには、媒体と読取装置の組み合わせ(いわゆる相性)による場合もある。磁気ヘッドにごみが付着していた場合や、IC読み取り部に異物が付着していた場合に、自動取引装置の読取部でエラーを起こすが、エラーの原因が、媒体にあるのか読取部にあるのかを簡単に判断することは、これまでできなかった。 As a cause of the reading error of the medium, there are not only a case where there is a cause in the reading unit of the automatic transaction apparatus (ATM) but also a problem in the medium itself. Furthermore, a combination of the medium and the reading apparatus (so-called compatibility) ). If dust is attached to the magnetic head or if foreign matter is attached to the IC reading unit, an error occurs in the reading unit of the automatic transaction apparatus, but the cause of the error is in the reading unit or in the reading unit It has never been possible to judge easily.
原因がATMの読取部にある場合には、早急にATMをメンテナンスする必要があり、読取部に不具合のあるATMを的確に判断することできれば、効率の良いATMの保守システムを構築することができる。 When the cause is in the ATM reading unit, it is necessary to maintain the ATM immediately. If an ATM having a defect in the reading unit can be accurately determined, an efficient ATM maintenance system can be constructed. .
本願発明は、前記課題に鑑み、媒体読取部に故障のある自動取引装置を判断する自動取引装置の故障判断装置を提供することを目的とする。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a failure determination device for an automatic transaction apparatus that determines an automatic transaction apparatus having a failure in a medium reading unit.
前記目的を達成するために、媒体を読取る媒体読取部を有する自動取引装置につき、当該媒体読取部に故障のある自動取引装置を判断する故障判断装置において、前記自動取引装置で前記媒体が使用された場合に、前記媒体読取部による読取りの可否に関する情報と使用された媒体に関する情報と当該自動取引装置の装置情報を、複数の自動取引装置から収集し、前記複数の自動取引装置から収集した前記情報から、他の自動取引装置では読取可能であった媒体で読取エラーを起こした自動取引装置を特定し、前記特定した自動取引装置に基づき、前記媒体読取部に故障のある自動取引装置を判断するものである。 In order to achieve the above object, in an automatic transaction apparatus having a medium reading unit for reading a medium, a failure determination apparatus for determining an automatic transaction apparatus having a failure in the medium reading unit uses the medium in the automatic transaction apparatus. Information about whether or not the medium reading unit can be read, information about a medium used, and device information of the automatic transaction device are collected from a plurality of automatic transaction devices, and collected from the plurality of automatic transaction devices Based on the information, the automatic transaction apparatus that caused a reading error in a medium that could be read by another automatic transaction apparatus is identified, and the automatic transaction apparatus having a failure in the medium reading unit is determined based on the identified automatic transaction apparatus To do.
本発明によれば、媒体読取部に故障のある自動取引装置を判断する自動取引装置の故障判断装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the failure determination apparatus of the automatic transaction apparatus which determines the automatic transaction apparatus with a failure in a medium reading part can be provided.
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るATMシステムの構成を示す図である。
ATMシステムは、複数台のATM10と、サーバ20と、ホストコンピュータ30と、自動機監視装置40を有する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an ATM system according to an embodiment of the present invention.
The ATM system includes a plurality of
複数台のATM10は、金融機関やスーパーあるいはコンビニ等に設置される。ATM10は、制御部11、カード読取部12、通帳読取部13、通帳印字部14、入出金部15、タッチパネル16、通信部17等を有する。
A plurality of
制御部は、ATM10の全体を制御し、サーバ20との通信を制御する。カード読取部12は、ATM10のカード挿入口に顧客により挿入されたカードの情報を読取り、取引の処理結果等を印字したレシートと共にカード挿入/返却口から排出して利用者に返却するものである。カード読取部12は、カードに内蔵されたICチップから情報を読取るICセンサ、カードに貼付された磁気ストライプを読取る磁気リーダ、及びレシートに印字するプリンタを有する。
The control unit controls the
カード読取部12は、磁気ストライプも付帯されているICカードと磁気ストライプのみのカードのいずれにも対応する。ICチップ及び磁気ストライプに記録されているデータの内容の一部を、図14の表1に示す。データには、銀行番号、支店番号、科目、口座番号が含まれる。また、ICチップには、生体認証情報が記録されてもよい。
The
通帳読取部13は、ATM10の通帳挿入/返却口に顧客により挿入された通帳の表面に貼付された磁気ストライプの情報を読取るものである。通帳の磁気ストライプにも、前記口座番号等が記録されている。通帳印字装置14は、挿入された通帳に当該口座に関する入出金の情報や取引情報を印字する(いわゆる、記帳を行う)。なお、以下では、カードと通帳をまとめて媒体とも呼ぶ。
The
入出金部15は、顧客より預けられる紙幣や貨幣を入金したり、あるいは、顧客からの指示された金額の貨幣や紙幣を出金するものである。タッチパネル16は、ATM10の操作案内を画面に表示し、画面表示に対応して顧客から画面に入力された暗証番号や出金額を検出して、制御部11に通知するものである。
The depositing / withdrawing
通信部17は、カード読取部12や通帳読取部13で読取られた、カード情報や通帳情報あるいは入力された取引情報等を取引電文としてサーバ20に送信し、また、対応してサーバ20から送信された情報(応答電文)を受信するものである。
The
サーバ20は、各異なる場所に設置される複数のATM10とネットワークを介して接続され、これらATM10を統括的に管理する。サーバ20は、各ATM10から送信されるカード情報や取引情報(取引電文)をホストコンピュータ30(以下、ホスト30と略す)に送信し、ホスト30から対応して送信される指示情報(応答電文)を各ATM10に送信する。
The
ホスト30は、サーバ20、および顧客の預金残高や取引情報等が記憶された顧客データベースと接続される。ホスト30は、サーバ20を介して各ATM10から送信される取引電文を受信して、その取引電文と前記データベースの顧客情報と対比して、取引の可否を判断する。ホスト30は、判断結果を、応答電文としてサーバ20に送信する。
The
自動機監視装置40はATM監視センタに設けられ、複数のATM10を集中的に監視する。自動機監視装置40はATM10に故障が発生したと判断したサーバ20から送信された通知情報を表示する。
The automatic
次に、本実施形態の特徴であるATMの読取部での不具合判断に関して、各装置間での情報のやりとりを簡単に説明する。制御部11は、カード読取部12や通帳読取部13で読取った情報および入力された取引金額情報等からなる取引情報(取引電文)を、通信部17からサーバ20へ送信する。サーバ20は、ATM10から取引電文を受信した場合に、取引電文をホスト30に送信する。取引電文に含まれるデータの一部を、図14の表2に示す。
Next, regarding the defect determination in the ATM reading unit, which is a feature of the present embodiment, information exchange between each device will be briefly described. The
ホスト30は、サーバ20から送信された取引電文を受信し、取引電文に含まれる口座番号等に基づき顧客データベースを参照して、顧客の預金残高等の情報を入手する。そして、ホスト30は、受信した取引電文の内容と顧客の預金残高等から、要求された取引可否の判断を行い、対応する情報を取引応答電文として、サーバ20に送信する。サーバ20は、ホスト30からの取引応答電文を対応するATM10に送信する。取引応答電文に含まれるデータの一部を、図14の表3に示す。
The
ATM10は、例えば取引内容が支払の場合に、取引応答電文が支払を許可する内容であれば、入出金装置15より指示された金額を支払う。一方、取引応答電文が支払を認めない内容であれば、取引できない旨のメッセージを表示する。
For example, when the transaction content is payment, the
ATM10は、カード読取部12や通帳読取部13で、読み取りエラーが発生した場合には、通信部17から、エラーに関する情報(以下、エラー通知電文、あるいはエラー電文と称す)をサーバ20に送信する。エラー電文に含まれるデータの一部を、図14の表4に示す。エラー電文には、エラーの種別を示すエラーコード、エラーを起こした媒体を特定する口座番号、エラーを起こしたATM10を特定する装置番号が含まれる。エラーコードは、例えば、ICチップエラーの場合が「1」で、通帳エラーの場合が「2」である。
When a reading error occurs in the
サーバ20は、ATM10からエラー電文を受信した場合には、エラーの内容を記録する。サーバ20は、カードエラーに関しては、図15の表1で示すカードエラー情報のテーブルに記録し、通帳エラーに関しては、図15の表2で示す通帳エラー情報のテーブルに記録する。そしてサーバ20は、カードや通帳で正常に読取りができた場合に、そのカードや通帳の読取りで、他のATM10で過去にエラーが発生したことがないかを、上述のテーブルで調査する。
When the
そして、他のATM10では読みこみができるカードや通帳に対して、過去に読取りエラーを起こしたATM10を特定する。特定したATM10の情報に基づき、カードエラーに関しては、図15の表3で示すカード装置情報のテーブルを作成する。装置ごとのエラーの回数がカウンタに示される。また、特定したATM10の情報に基づき、通帳エラーに関しては、図15の表4で示す通帳装置情報のテーブルを作成する。装置ごとのエラーの回数がカウンタに示される。
Then, the
そして、他のATM10では読取ることのできるカード等での読み取りエラーの回数が、所定以上になったATM10については、そのATM10の読取部に不具合があると判断する。なお、前記各テーブルはサーバ20に格納される。
And about ATM10 in which the frequency | count of the reading error in the card | curd etc. which can be read in other ATM10 became more than predetermined, it judges that the reading part of the ATM10 has a malfunction. Each table is stored in the
サーバ20は、読取部に不具合のあるATM10を検出した場合には、自動機監視装置40に監視装置宛ての電文である通知電文を送信する。通知電文に含まれるデータの一部を、図14の表5に示す。自動機監視装置40は、この通知電文を受信して表示する。そして、監視センタにいる保守担当職員が、この通知電文の情報に応じて、対応するATMの設置場所に出向き、修理あるいは交換等を実行する。
When the
以上により、サーバ20は、媒体を読取る媒体読取部に故障のある自動取引装置を判断する故障判断装置として機能する。サーバ20は、自動取引装置で媒体を使用して取引がされた際に、媒体読取部による読取りの可否に関する情報と使用された媒体に関する情報を、複数の自動取引装置から収集し、複数の自動取引装置から収集した前記情報から、他の自動取引装置では読取可能であった媒体で読取エラーを起こした自動取引装置を特定し、特定した自動取引装置に基づき、媒体読取部に故障のある自動取引装置を判断する。
As described above, the
従来は、読取りエラーが発生しても、その原因が、媒体にあるのか読取部にあるのか、簡単にはわからないために、的確にATM10の保守を行うことができなかった。しかし、通常は、読取りエラーが起きた場合には、顧客は、店舗内の別のATM10あるいは別の店舗にあるATM10で再度取引を行うことが多いはずである。そして、このデータを比較すれば、別のATM10で正常に読み取ることができたかどうかが分かり、読取りエラーの原因が、媒体なのか読取部にあるのかを、判断することが可能になる。本実施形態は、この点に着目して、ATM10の媒体読取部の故障を判断するものである。
Conventionally, even if a reading error occurs, it is not easy to know whether the cause is in the medium or in the reading unit, so that the maintenance of the
以下、図2から図13を参照して、ATMシステムの一連の処理手順を支払取引の例を用いて詳細に説明する。図2から図4はATM10の処理を示すフローチャート、図5から図9はサーバ20の処理を示すフローチャート、図10はホスト30の処理を示すフローチャートである。また、図11及び図12は、ATMシステムの一連の処理中に、ATM10のタッチパネル16に表示される画面例である。図13は、自動機監視装置40の表示部に表示される画面例である。図15は、各種テーブルの内容を示す表である。
Hereinafter, a series of processing procedures of the ATM system will be described in detail using an example of a payment transaction with reference to FIGS. 2 to 4 are flowcharts showing the processing of the
図2は、ATM10の処理手順を説明するための、第1のATMフローチャートである。なお、以下の処理は、主に制御部11により実行される。また、本実施形態での取引においては、カードの挿入は必須で、通帳の挿入は任意とする。従って、取引としては、カードのみでの取引か、あるいはカードと通帳の両方での取引かの、2通りである。通帳のみでの取引は、受け付けないものとする。
FIG. 2 is a first ATM flowchart for explaining the processing procedure of the
まず、新規の取引開始時に、ERCOD(エラーコード)(1)、(2)=0(SP:スペースクリア)とする(ステップS100)。ERCOD(1)は、ICカードのICチップの読取エラーの発生を示す。ERCOD(2)は、通帳の磁気ストライプの読取エラーの発生を示す。図15の表6は、ERCODのテーブルである。次に、取引選択用の画面1をタッチパネル16に表示する(ステップS102)。図11(A)に示す画面である。
First, at the start of a new transaction, ERCODE (error code) (1), (2) = 0 (SP: space clear) is set (step S100). ERCOD (1) indicates the occurrence of a reading error of the IC chip of the IC card. ERCOD (2) indicates the occurrence of a read error in the magnetic stripe of the passbook. Table 6 in FIG. 15 is an ERCOD table. Next, the
図11(A)の画面の表示中に、タッチパネル16上での取引キーの押下を待つ(ステップS104)。取引キーが押下されるまで(ステップS104NO)、ステップS104をループする。取引キーが押下されたと判断すると(ステップS104YES)、押下された取引キーが支払取引かを判断する(ステップS106)。取引キーが支払取引ではないと判断する場合には(ステップS106NO)、押下された項目に従い、他の取引処理を行い(ステップS108)、ステップS100に戻る。 While the screen shown in FIG. 11A is being displayed, it waits for a transaction key to be pressed on the touch panel 16 (step S104). Until the transaction key is pressed (NO in step S104), step S104 is looped. If it is determined that the transaction key has been pressed (YES in step S104), it is determined whether the pressed transaction key is a payment transaction (step S106). If it is determined that the transaction key is not a payment transaction (NO in step S106), other transaction processing is performed according to the pressed item (step S108), and the process returns to step S100.
支払取引の取引キーが押下されたと判断する場合には(ステップS106YES)、媒体としてカードの挿入を促す画面2を表示する(ステップS110)。図11(B)に示す画面である。図11(B)の画面を表示させながら、顧客によりカードがカード読取部12に挿入されるのを待つ(ステップS112)。カードが挿入されるまで(ステップS112NO)、ステップS112をループする。カードが挿入されたと判断すると(ステップS112YES)、挿入されたカードが、ICカードであるかを判断する(ステップS114)。
When it is determined that the transaction key of the payment transaction has been pressed (YES in step S106), a
媒体がICカードであると判断すると(ステップS114YES)、ICチップのデータの読取りを行う(ステップS116)。カード読取部12のICセンサが、ICチップのデータの読取りを行う。ICセンサによる読取りにおいて、読取異常があったかを判断する(ステップS118)。読取異常があったと判断すると(ステップS118YES)、ERCOD(1)=1をセットする(ステップS120)。
If it is determined that the medium is an IC card (YES in step S114), the IC chip data is read (step S116). The IC sensor of the
続いて、ステップS130に進む。ICカードには、磁気ストライプも貼付されていて、同等な情報が記録されているからである。なお、本例では、ICカードにおいては、ICチップの情報が読み取れない場合にのみ、磁気ストライプの読込みを行い、ICチップの読取りができた場合には、磁気ストライプの読込みは行わないものとする。また、ステップS114で、挿入された媒体がICカードでないと判断した場合も(ステップS114NO)、ステップS130に進む。挿入された媒体が、ICチップのない磁気ストライプのみのカードと判断するからである。 Then, it progresses to step S130. This is because a magnetic stripe is also attached to the IC card, and equivalent information is recorded. In this example, in the IC card, the magnetic stripe is read only when the information of the IC chip cannot be read, and when the IC chip can be read, the magnetic stripe is not read. . If it is determined in step S114 that the inserted medium is not an IC card (NO in step S114), the process proceeds to step S130. This is because it is determined that the inserted medium is a card with only an IC chip and no magnetic stripe.
ステップS130では、磁気ストライプのデータの読取を行う。磁気リーダによる読取りを行い、読取異常があったかを判断する(ステップS132)。読取異常があったと判断すると(ステップS132YES)、カード使用不可を示す画面9を表示する(ステップS134)。図12(C)に示す画面である。
In step S130, the magnetic stripe data is read. Reading by the magnetic reader is performed to determine whether or not there is a reading abnormality (step S132). If it is determined that there is a reading error (YES in step S132), a
そして、挿入された媒体(カード)をカード読取部12の返却口に返却する(ステップS136)。続いて、返却口から一部が飛び出た媒体(カード)が、顧客により抜取されたかを判断する(ステップS138)。媒体(カード)が抜き取られるまで(ステップS138NO)、ステップS138をループする。媒体(カード)が抜き取られたと判断すると(ステップS138YES)、ステップ100に戻る。なお、磁気ストライプでも読取異常が発生した場合には、ERCOD(エラーコード)の設定はしない。カードの口座番号等が不明のため、サーバ20でエラー情報を管理することができないからである。なお、このときに通帳も同時に挿入され、後述するように仮に通帳のデータは読めたとしても、通帳のみで取引を開始させることはしない。セキュリティ上問題があるからである。
Then, the inserted medium (card) is returned to the return port of the card reading unit 12 (step S136). Subsequently, it is determined whether the medium (card) partially ejected from the return port has been removed by the customer (step S138). Step S138 is looped until the medium (card) is removed (NO in step S138). If it is determined that the medium (card) has been removed (YES in step S138), the process returns to step 100. If a reading abnormality occurs even in the magnetic stripe, ERCODE (error code) is not set. This is because the error information cannot be managed by the
読取異常がなかったと判断する(ステップS132NO)、取引電文の口座情報(銀行番号、支店番号、科目、口座番号)に読取った磁気ストライプのデータをセットする(ステップS140)。図14の表2で示す、取引電文の各欄にセットされる。 If it is determined that there is no reading abnormality (NO in step S132), the read magnetic stripe data is set in the account information (bank number, branch number, subject, account number) of the transaction message (step S140). It is set in each column of the transaction message shown in Table 2 of FIG.
また、ステップ118でICチップのデータの読取で読取異常がなかった場合にも(ステップS118NO)、取引電文の口座情報(銀行番号、支店番号、科目、口座番号)に読取ったICチップのデータをセットする(ステップS122)。さらに、取引電文のIC読取フラグに1をセットする(ステップS124)。図14の表2で示す、取引電文の下段のIC読取フラグの欄に1がセットされる。ICチップで読取ったことを示すためである。ステップS124及びステップS140の次は、図3のステップS150に進む。 In addition, even when there is no reading abnormality in the reading of the IC chip data in step 118 (NO in step S118), the IC chip data read in the account information (bank number, branch number, subject, account number) of the transaction message is stored. Set (step S122). Further, 1 is set to the IC reading flag of the transaction message (step S124). As shown in Table 2 of FIG. 14, 1 is set in the IC reading flag column at the bottom of the transaction message. This is to show that the data has been read by the IC chip. After step S124 and step S140, the process proceeds to step S150 in FIG.
図3は、ATM10の処理手順を説明するための、第2のATMフローチャートである。カードの読取が終わったので、暗証番号入力を促す画面3を表示する(ステップS150)。図11(C)に示す画面である。4桁の暗証番号が入力されたかを判断する(ステップS152)。4桁が入力されるまで(ステップS152NO)、ステップS152をループする。4桁が入力されたと判断すると(ステップS152YES)、取引電文の暗証番号に入力された暗証番号をセットする(ステップS154)。図14の表2で示す、取引電文の上段の暗証番号の欄に入力された暗証番号がセットされる。
FIG. 3 is a second ATM flowchart for explaining the processing procedure of the
次に、取引においては、カード媒体とともにATM10に通帳が挿入される場合もあるので、通帳が挿入されたかを判断する(ステップS156)。通帳が挿入されたと判断する(ステップS156YES)、通帳の磁気ストライプのデータを読取る(ステップS158)。通帳読取部13によって読取りが行われる。そして、読取異常があったかを判断する(S160)。読取異常があったと判断すると(S160YES)、ERCODコード(2)に2をセットする(S162)。そして、通帳使用不可として、画面10を示す(S164) 。図12(D)に示す画面である。そして、ステップS222に進む。なお、本例では、カードの読取ができた場合でも、同時に挿入された通帳の磁気ストライプの読取ができない場合には、取引全体を中止するものとする。
Next, in the transaction, since a passbook may be inserted into the
通帳の読取異常がないと判断した場合(S160NO)、あるいは、通帳が挿入されていないと判断する場合(ステップS156NO)には、金額入力の操作画面である画面4を表示する(ステップS170)。図11(D)に示す画面である。
When it is determined that there is no reading error of the bankbook (NO in S160), or when it is determined that no bankbook is inserted (NO in step S156),
そして、金額の入力後に、画面4で円キーが押下されたかを判断する(ステップS172)。円キーが押下されるまで(ステップS172NO)、ステップS172をループする。円キーが押下されたと判断すると(ステップS172YES)、金額が入力済かを判断する(ステップS174)。金額が入力されるまで(ステップS174NO)、ステップS174をループする。金額が入力済と判断すると(ステップS174YES)、金額確認のため、画面5を表示する(ステップS176)。図11(E)に示す画面である。
Then, after the amount is input, it is determined whether the yen key is pressed on the screen 4 (step S172). Until the circle key is pressed (NO in step S172), step S172 is looped. If it is determined that the yen key has been pressed (step S172 YES), it is determined whether the amount has been input (step S174). Until the amount is input (NO in step S174), step S174 is looped. If it is determined that the amount has been entered (step S174 YES), the
画面5による入力金額の表示中に、訂正キーが押下されたかの判断(ステップS178)と、確認キーが押下されたかの判断(ステップS180)を行う。訂正キーが押下されたと判断する(ステップS178YES)、ステップS170に戻り、金額入力をやり直させる。確認キーが押下されるまで、ステップS178、ステップS180をループする(ステップS180NO)。
While the input amount is displayed on the
確認キーが押下されたと判断すると(ステップS180YES)、入力金額を取引電文の取引金額にセットする(ステップS182)。図14の表2で示す、取引電文の下段の取引金額の欄に、入力金額がセットされる。そして、図4のステップS190に進む。 If it is determined that the confirmation key has been pressed (step S180 YES), the input amount is set to the transaction amount of the transaction message (step S182). The input amount is set in the transaction amount column in the lower part of the transaction message shown in Table 2 of FIG. Then, the process proceeds to step S190 in FIG.
図4は、ATM10の処理手順を説明するための、第3のATMフローチャートである。通帳が挿入されているかを判断する(ステップS190)。通帳が挿入されていると判断すると(ステップS190YES)、取引電文の取引種別に、「カード・通帳支払」をセットする(ステップS192)。図14の表2で示す、取引電文の上段の取引種別の欄に「カード・通帳支払」がセットされる。通帳が挿入されていないと判断すると(ステップS190NO)、取引電文の取引種別に、「カード支払」をセットする(ステップS194)。図14の表2で示す、取引電文の上段の取引種別の欄に「カード支払」がセットされる。
FIG. 4 is a third ATM flowchart for explaining the processing procedure of the
通信中であることを示す画面6を表示する(ステップS196)。図11(F)に示す画面である。サーバ20経由でのホスト30との通信には多少の時間がかかるので、通信中であることを顧客に示す。そして、作成した取引電文をサーバ20に送信して、対応する応答電文の受信を待つ(ステップS198)。
A
次に、応答電文を受信したかを判断する(ステップS200)。応答電文を受信するまでステップS200をループする(ステップS200NO)。ホスト30から送信された応答電文を受信したと判断すると(ステップS200YES)、受信した応答電文が、取引許可の応答であるかを判断する(ステップS202)。
Next, it is determined whether a response message has been received (step S200). Step S200 is looped until a response message is received (step S200 NO). If it is determined that the response message transmitted from the
取引許可の応答であると判断すると(ステップS202YES)、支払現金の計数を行う(ステップS204)。入出金部15が、支払う現金を計算して、支払口に紙幣または貨幣を搬送する。次に、記帳電文を受信したかを判断する(ステップS206)。記帳電文とは、ATM10に通帳が挿入された場合に、この通帳に印字される取引の履歴情報である。記帳電文は、ステップS192での取引電文の取引種別で、「カード・通帳支払」がセットされた場合に対応して、送信される。記帳電文を受信したと判断すると(ステップS206YES)、通帳への記帳が行われる(ステップS208)。通帳読取部13に挿入された通帳に受信した記帳電文の内容が印字される。
If it is determined that the response is a transaction permission response (step S202 YES), the payment cash is counted (step S204). The deposit /
記帳が終了すると、あるいは、記帳電文を受信していないと判断する(ステップS206NO)と、画面7を表示し、媒体(カード及び/または通帳)を返却する(ステップS210)。図12(A)に示す画面である。なお、画面7は、カードのみの取引で示される画面である。カードだけの場合にはカード読取部12のカード挿入/返却口からからカードを返却し、カードおよび通帳の場合には、さらに通帳読取部13の通帳挿入/返却口からから通帳も返却する。
When the book entry is completed or it is determined that the book entry message has not been received (NO in step S206), the
一方、取引許可の応答でないと判断すると(ステップS202NO)、取引不可と判断して、画面11を示す(ステップS220)。図12(E)に示す画面である。例えば、今回の取引金額よりも、データベース上での顧客の預金残高が少ない場合である。画面11の表示後、媒体(カード及び/または通帳)を返却する(ステップS222)。
On the other hand, if it is determined that the response is not a transaction permission response (NO in step S202), it is determined that the transaction is not possible and the
ステップS210またはステップS222の後、返却された媒体(カード及び/または通帳)が、抜き取られたかを判断する(ステップS224)。媒体等が抜き取られるまで(ステップS224NO)、ステップS224をループする。 After step S210 or step S222, it is determined whether the returned medium (card and / or passbook) has been removed (step S224). Until the medium or the like is extracted (NO in step S224), step S224 is looped.
次に、媒体や通帳の読取の過程でエラーが発生した場合には、エラー電文の送信処理を行う。まずr=1をセットする(ステップS226)。r=1は、ICカードの読取エラーの電文処理で、r=2は、通帳の読取エラーの電文処理である。ERCOD(エラーコード)(r)=SPかを判断する(ステップS228)。最初は、r=1、つまり、ICカードの読取でエラーが発生したかをチェックする。ERCOD(1)=SPかを判断する。エラーがなければ、ステップS100で設定したままのERCOD(1)=SPなので(ステップS228YES)、ステップS238に進む。 Next, when an error occurs in the process of reading the medium or passbook, an error message transmission process is performed. First, r = 1 is set (step S226). r = 1 is a message processing of an IC card reading error, and r = 2 is a message processing of a bankbook reading error. It is determined whether ERCOD (error code) (r) = SP (step S228). Initially, it is checked whether r = 1, that is, whether an error has occurred in reading the IC card. It is determined whether ERCOD (1) = SP. If there is no error, ERCOD (1) = SP as set in step S100 (YES in step S228), the process proceeds to step S238.
ICカードの読取りでエラーが発生した場合には、ERCODコード(1)=1で、ERCOD(1)≠SPなので(ステップS228NO)、エラー電文の口座番号に磁気ストライプで読取った口座番号をセットする(ステップS230)。エラー電文は、図14の表4に示すようである。ICチップのデータは読み取れなかったが、磁気ストライプのデータは読み取ることができたからである。 If an error occurs in reading the IC card, since ERCODE code (1) = 1 and ERCODE (1) ≠ SP (step S228 NO), the account number read by the magnetic stripe is set in the account number of the error message. (Step S230). The error message is as shown in Table 4 of FIG. This is because IC chip data could not be read, but magnetic stripe data could be read.
さらに、エラー電文の装置番号に当該ATM10の装置番号をセットする(ステップS232)。装置番号とは、今回、読取エラーが発生したATM10を特定する情報で、予め各ATM10に設定された固有の番号である。エラー電文のエラーコードにERCOD(r)のデータをセットする(ステップS234)。そして、作成したエラー電文をサーバ20に送信する(ステップS236)。なお、繰り返すが、エラー電文が作成され送信されるのは、ICチップでエラーが発生したが、カードの磁気ストライプでは読取ができた場合に限られる。磁気ストライプでも読取ができない場合には、口座番号等の必要な情報が入手できないからである。
Further, the device number of the
次に、r=r+1(ステップS238)として、rの値をインクリメントする。前回r=1なので、r=2になる。次に、r=3かを判断する(ステップS240)。r=3は、通帳の読取エラーの電文処理が終わった場合である。ここでは、r=2になるので(ステップS240NO)、ステップS228に戻る。 Next, as r = r + 1 (step S238), the value of r is incremented. Since r = 1 last time, r = 2. Next, it is determined whether r = 3 (step S240). r = 3 is the case where the electronic mail processing for the reading error of the passbook is completed. Here, since r = 2 (NO in step S240), the process returns to step S228.
前述のように、r=2で、通帳の読取エラーの電文処理を行う。ERCOD(エラーコード)(2)=SPかを判断する(ステップS228)。通帳の読取エラーがない場合には、ERCOD(エラーコード)(2)=SPなので(ステップS228YES)、ステップS238に進み、r=3になるので(ステップS240YES)、図12(B)に示す画面8を表示して取引終了する(ステップS242)。そして、ステップS100に戻る。 As described above, the message processing of the reading error of the passbook is performed at r = 2. It is determined whether ERCOD (error code) (2) = SP (step S228). If there is no passbook reading error, ERCODE (error code) (2) = SP (step S228 YES), so the process proceeds to step S238 and r = 3 (step S240 YES), so the screen shown in FIG. 8 is displayed and the transaction ends (step S242). Then, the process returns to step S100.
通帳の読取エラーが発生した場合には、ERCOD(エラーコード)(2)≠SPなので(ステップS228NO)、上述したICカードでのエラーと同様の処理を行う。エラー電文の口座番号にICチップまたは磁気ストライプから読取った口座番号をセットする(ステップS230)。そして、エラー電文の装置番号に当該ATM10の装置番号をセットし(ステップS232)、エラー電文のエラーコードにERCOD(2)のデータをセットする(ステップS234)。そして、通帳の読取エラーによるエラー電文をサーバ20に送信する(ステップS236)。ステップS236の後は、ステップS240を経て、取引終了画面(画面8)を表示して(ステップS242)、ステップS100に戻る。以上で、ATM10の処理手順を終わる。
If a passbook reading error occurs, ERCODE (error code) (2) ≠ SP (NO in step S228), so the same processing as the error in the IC card described above is performed. The account number read from the IC chip or the magnetic stripe is set in the account number of the error message (step S230). Then, the device number of the
図5から図9は、サーバ20の処理手順を説明するためのサーバフローチャートである。図5は、サーバ20の処理手順を説明するための、第1のサーバフローチャートである。
5 to 9 are server flowcharts for explaining the processing procedure of the
まず、電文を受信したかの判断をする(ステップS300)。電文を受信するまで(ステップS300NO)、ステップS300をループする。電文には、取引電文、応答電文、エラー電文、エラー情報、リセット指示の4種があるものとし、電文の種類に応じた処理を以下で行う。 First, it is determined whether a message has been received (step S300). Until step S300 is received (step S300 NO), step S300 is looped. There are four types of messages: transaction messages, response messages, error messages, error information, and reset instructions, and processing according to the type of message is performed below.
電文を受信したと判断をすると(ステップS300YES)、受信した電文がエラー情報のリセット指示であるかを判断する(ステップS302)。エラー情報のリセット指示であると判断すると(ステップS302YES)、サーバ20に記憶されている、カードエラー情報、通帳エラー情報、カード装置情報、通帳装置情報の各情報をクリアする。各情報のクリアは、サーバ20または自動機監視装置40より、例えば定期的(1か月、あるいは2カ月)に行われる。図15の表1が、カードエラー情報の1例である。図15の表2が、通帳エラー情報の1例である。図15の表3が、カード装置情報の1例である。図15の表4が、通帳装置情報の1例である。この各エラー情報の詳細は、後述する。
If it is determined that a message has been received (step S300 YES), it is determined whether the received message is an instruction to reset error information (step S302). If it is determined that this is an error information reset instruction (YES in step S302), the card error information, passbook error information, card device information, and passbook device information stored in the
さらに、カードエラー情報に対応するn、通帳エラー情報に対応するm、カード装置情報に対応するx、通帳装置に対応するyの 各変数を0にする(ステップS306)。n、m、x、yについての詳細も、後述する。ステップS306の後、ステップS300に戻る。 Further, each variable of n corresponding to the card error information, m corresponding to the passbook error information, x corresponding to the card device information, and y corresponding to the passbook device is set to 0 (step S306). Details of n, m, x, and y will also be described later. After step S306, the process returns to step S300.
受信した電文がエラー情報のリセット指示でないと判断する(ステップS302NO)、受信した電文が取引電文であるかを判断する(ステップS308)。受信した電文が取引電文でないと判断すると(ステップS308NO)、さらに応答電文であるかを判断する(ステップS314)。受信した電文がホスト30から送信された応答電文であると判断すると(ステップS314YES)、受信した応答電文を対応するATM10に送信して(ステップS316)、ステップS300に戻る。 It is determined that the received message is not an error information reset instruction (NO in step S302), and it is determined whether the received message is a transaction message (step S308). If it is determined that the received message is not a transaction message (NO in step S308), it is further determined whether it is a response message (step S314). If it is determined that the received message is a response message transmitted from the host 30 (step S314 YES), the received response message is transmitted to the corresponding ATM 10 (step S316), and the process returns to step S300.
応答電文ではないと判断すると(ステップS314NO)、受信した電文がエラー電文であるので、エラー電文の処理を行う。エラー電文は、上述したステップS236で、ATM10から送信されたものである。エラー電文のエラーコード=1であるかを判断する(ステップS318)。前述のように、エラー電文のエラーコード=1は、カードエラーを示す。なお、ここでのカードエラーとは、ICチップの読取エラーで、磁気ストライプのエラーではない。
If it is determined that the received message is not a response message (NO in step S314), the received message is an error message, and an error message is processed. The error message is transmitted from the
エラー電文のエラーコード=1であると判断すると(ステップS318YES)、n=n+1をセットする(ステップS320)。nは、カードエラー情報の総数を示す。つまり、サーバ20の管理下にある全ATM10で発生したICカードのエラーの総数に相当する。まず、カードエラー情報の口座番号(n)=エラー電文の口座番号をセットする(ステップS322)。続いて、カードエラー情報の装置番号(n)=エラー電文の装置番号をセットする(ステップS324)。これにより、図15の表1に示すような、カードエラー情報のテーブルが作成されていく。n=1番目で、口座番号123456のカードにより、装置番号123のATM10で、ICチップ読取エラーが発生したことを示す。ステップS324の終了後は、ステップS300に戻る。
If it is determined that the error code of the error message is 1 (YES in step S318), n = n + 1 is set (step S320). n indicates the total number of card error information. That is, this corresponds to the total number of IC card errors that have occurred in all
エラー電文のエラーコード=1ではないと判断すると(ステップS318NO)、つまり、エラーコード=2の場合には、通帳で読取エラーが発生したことを示す。m=m+1をセットする(ステップS326)。mは、通帳エラー情報の総数を示す。つまり、サーバ20の管理下にある全ATM10で発生した通帳のエラーの総数に相当する。まず、通帳エラー情報の口座番号(m)=エラー電文の口座番号をセットする(ステップS328)。続いて、通帳エラー情報の装置番号(m)=エラー電文の装置番号をセットする(ステップS330)。これにより、図15の表2に示すような、通帳エラー情報のテーブルが作成されていく。m=1番目で、口座番号789123の通帳により、装置番号345のATM10で、通帳読取エラーが発生したことを示す。ステップS330終了後は、ステップS300に戻る。
If it is determined that the error code of the error message is not 1 (NO in step S318), that is, if the error code = 2, it indicates that a reading error has occurred in the passbook. m = m + 1 is set (step S326). m indicates the total number of passbook error information. That is, this corresponds to the total number of bankbook errors that occurred in all
ステップS308に戻り、受信した電文が(ATM10から送信された)取引電文であると判断すると(ステップS308YES)、受信した電文をホスト30に送信する(ステップS310)。さらに、取引電文のICカード読取フラグ=1又は通帳使用取引であるかを判断する(ステップS312)。今回の取引では、使用されたICカードのICチップが正常に読み取れた場合、あるいは、通帳の磁気ストライプが正常に読み取れた場合に、ステップS332以降の処理を行う。取引電文のICカード読取フラグ=1又は通帳使用取引でないと判断すると(ステップS312NO)、ステップS300に戻る。これは、ICカードでの取引で、ICチップで読取エラーが発生して磁気ストライプで読み取った場合、あるいは、磁気ストライプのみのカードでの取引の場合で、且つ、通帳が使用されなかった場合である。 Returning to step S308, if it is determined that the received message is a transaction message (transmitted from ATM 10) (YES in step S308), the received message is transmitted to the host 30 (step S310). Further, it is determined whether the IC card reading flag of the transaction message = 1 or the transaction using a passbook (step S312). In this transaction, when the IC chip of the used IC card can be read normally, or when the magnetic stripe of the passbook is read normally, the processing after step S332 is performed. If it is determined that the transaction card IC card reading flag = 1 or the transaction using a passbook is not made (NO in step S312), the process returns to step S300. This is the case when a transaction with an IC card causes a reading error with an IC chip and the magnetic stripe is read, or when the transaction is with a card with only a magnetic stripe and the passbook is not used. is there.
取引電文のICカード読取フラグ=1又は通帳使用取引であると判断すると(ステップS312YES)、次にICカード読取フラグ=1であるかを判断する(ステップS332)。ICカード読取フラグ=1は、ICチップが正常に読み取られたことを示す。ICカード読取フラグ=1であると判断すると(ステップS332YES)、p=1をセットする(ステップS334)。図6のステップS340に進む。ICカード読取フラグ=1ではないと判断すると(ステップS332NO)、図8のステップS380に進む。 If it is determined that the transaction card has an IC card reading flag = 1 or a transaction using a passbook (YES in step S312), it is then determined whether the IC card reading flag = 1 (step S332). IC card reading flag = 1 indicates that the IC chip is normally read. If it is determined that the IC card reading flag = 1 (YES in step S332), p = 1 is set (step S334). Proceed to step S340 in FIG. If it is determined that the IC card reading flag is not 1 (step S332 NO), the process proceeds to step S380 in FIG.
図6及び図7は、サーバ20の処理手順を説明するための、第2、第3のサーバフローチャートである。以下は、カードのエラー情報テーブルを解析して、読取部に不具合が生じているATM10を特定する処理である。
6 and 7 are second and third server flowcharts for explaining the processing procedure of the
まず、1)今回の取引に使用されたカードで、過去にカードエラーの発生履歴がないかを、カードエラー情報のテーブルと対比して調べる。2)エラー発生の記録があった場合には、過去にエラーを発生したATM10が、今回使用したATM10と違うATMであるかを判断する。3)そして、他のATM10では読めるカードであっても、読めなくなるようなことが何度も発生するATM10は、読取部に不具合があると判断して、その結果を自動機監視装置40に送る。
First, 1) The card used in the current transaction is checked for a card error occurrence history in comparison with a card error information table. 2) If an error has been recorded, it is determined whether the
前述したように、過去に読取りエラーを起こしたカードが、今回違うATM10で読取ることができたということは、過去のエラーの原因がカードではなく、ATM10にある可能性が高いと判断できるからである。通帳エラーについても、同様な考え方である。通帳エラーについては、図8及び図9の第4、第5のサーバフローチャートで説明する。
As described above, a card that has caused a reading error in the past can be read by a
ステップS340では、p>n?であるかを判断する(ステップS340)。nは、前述のカードエラー情報の総数である。図15の表1の例では、n=20である。pは、カードエラー情報テーブルの各番号(1,2・・・)を順番にチェックするための変数である。カードエラー情報テーブルの全n個について、ステップS340〜S372の処理を終了すると、p>nとなる。 In step S340, p> n? (Step S340). n is the total number of the aforementioned card error information. In the example of Table 1 in FIG. 15, n = 20. p is a variable for checking each number (1, 2,...) in the card error information table in order. When the processes in steps S340 to S372 are completed for all n card error information tables, p> n.
p>nでないとを判断すると(ステップS340NO)、取引電文の口座番号=カードエラー情報の口座番号(p)&カードエラー情報のフラグ(p)=0であるかを判断する(ステップS342)。ここでは、今回正常読取りできたICカードであっても、過去にエラーとなっていて、かつ当該エラー情報の記録が未チェックであるかを判断する。チェック済の有無は、図15の表1のフラグで判断される。未チェックの場合には、フラグが0である。 If it is determined that p> n is not satisfied (NO in step S340), it is determined whether or not account number of transaction message = account number (p) of card error information & flag (p) of card error information = 0 (step S342). Here, it is determined whether even an IC card that has been successfully read this time has an error in the past, and whether the recording of the error information is unchecked. The presence or absence of the check is determined by the flag in Table 1 in FIG. If not checked, the flag is 0.
まず、カードエラー情報テーブルのカードエラー情報のp=1(つまり、No1)の口座番号が、今回の取引電文の口座番号と同一かを判断する。つまり、カードエラー情報(p=1)におけるカードが、今回取引に使用されたカードと同じものであるかを、口座番号の対比から判断する。そして、違うカードであるか、あるいは同じカードであってもチェック済であれば(ステップS342NO)、図7のステップS372にジャンプする。 First, it is determined whether the account number of p = 1 (that is, No1) of the card error information in the card error information table is the same as the account number of the current transaction message. That is, it is determined from the comparison of the account number whether the card in the card error information (p = 1) is the same as the card used for the current transaction. If it is a different card or the same card has already been checked (NO in step S342), the process jumps to step S372 in FIG.
同じカードであって、未チェックであると判断すれば(ステップS342YES)、まず図15の表1のカードエラー情報のフラグ(p)=1にセットする(ステップS344)。チェック済とするためである。次に、取引電文の装置番号≠カードエラー情報の装置番号(p)かを判断する(ステップS346)。カードエラー情報(例えばp=1)の装置番号(123)が、今回の取引電文の装置番号と同一かを判断する。つまり、同じカードで過去に別な装置でエラーを発生したケースを探すわけである。同じカードで同じ装置でエラーが発生していた場合には、装置側に起因するエラーであるとは判断できないからである。違う装置によって過去にエラーが発生していれば、今回は異なるATM10で読めたのであるから、過去に読めなかった原因がカードではなくATM10にある可能性があるからである。
If it is determined that they are the same card and are not checked (step S342 YES), the card error information flag (p) = 1 in Table 1 of FIG. 15 is first set (step S344). This is to make it checked. Next, it is determined whether the device number of the transaction message is not equal to the device number (p) of the card error information (step S346). It is determined whether the device number (123) of the card error information (for example, p = 1) is the same as the device number of the current transaction message. That is, a case where an error has occurred in another device in the past with the same card is searched. This is because if an error occurs in the same device with the same card, it cannot be determined that the error is caused by the device. If an error has occurred in the past by a different device, it can be read by a
取引電文の装置番号≠カードエラー情報の装置番号でなければ(ステップS346NO)、つまり同一装置の場合には、図7のステップS372にジャンプする。取引電文の装置番号≠カードエラー情報の装置番号であると判断すると(ステップS346YES)、ステップS348に進む。 If the device number of the transaction message is not equal to the device number of the card error information (step S346 NO), that is, if the same device, the process jumps to step S372 in FIG. If it is determined that the device number of the transaction message is not equal to the device number of the card error information (YES in step S346), the process proceeds to step S348.
ステップS348〜S362は、カードエラーの中に装置に起因すると思われるエラーが検出された場合に、その装置ごとにその回数をカウントするためのフローである。これに基づき、カード読取が疑わしい装置ごとに、そのエラーの回数を表にしたカード装置情報が作成される。図15の表3は、カード装置情報のテーブルの1例である。装置番号は、該当するATM10の番号で、カウンタはエラー発生の回数で、フラグは自動機監視装置40への警告送信済の有無を示す。
Steps S348 to S362 are a flow for counting the number of times for each device when an error that seems to be caused by the device is detected in the card error. Based on this, for each device that is suspected of card reading, card device information is created in which the number of errors is tabulated. Table 3 in FIG. 15 is an example of a table of card device information. The device number is the number of the
まず、q=1をセットする(ステップS348)。次に、q>x?であるかを判断する(ステップS350)。xは、ATM10に起因すると思われるエラーが発生したATM10に付番されるいわゆる通し番号(連続番号)に相当する。qは、カード装置情報テーブルの各番号(x:1,2・・・)を順番にチェックするための変数である。なお、q>x となるのは、当該エラーに対応するATM10の発生がまだない場合(つまり、x=0)か、カード装置情報テーブルにこれまでに同一の装置番号が記載されていない場合、つまり、カード装置情報テーブルに新しい装置番号が追加される場合である。
First, q = 1 is set (step S348). Next, q> x? Is determined (step S350). x corresponds to a so-called serial number (continuous number) assigned to the
そして、以下では、今回検出されたエラー装置が、すでにカード装置情報に記載された装置であるかを判断するため、qをx値(図15の表3では、x=3)まで、1から1つづつインクリメントして、チェックする。1例を挙げると、p=1の場合には、図15の表1より装置番号は123なので、カード装置情報に装置番号(123)に該当するものがないかを調べる。 In the following, in order to determine whether the currently detected error device is a device already described in the card device information, q is changed from 1 to x (x = 3 in Table 3 in FIG. 15). Increment by one and check. As an example, when p = 1, the device number is 123 from Table 1 in FIG. 15, so it is checked whether there is a device number (123) in the card device information.
ステップS350に戻り、例えば、q=1で図15の表3のようにx=3とすると、q>x?ではないと判断して(ステップS350NO)、カードエラー情報の装置番号(p)=カード装置情報の装置番号(q)であるかを判断する(ステップS358)。例えば、ステップS346で、p=2(口座番号654321、装置番号456、フラグ0)がYESとなったとする。このp=2(口座番号654321、装置番号456、フラグ0)と、図15の表3の第1〜3番の項目を順番に対比していく。
Returning to step S350, for example, if q = 1 and x = 3 as shown in Table 3 of FIG. 15, q> x? (Step S350 NO), it is determined whether the device number (p) of the card error information = the device number (q) of the card device information (step S358). For example, it is assumed that p = 2 (account number 654321,
カードエラー情報の装置番号(p)=カード装置情報の装置番号(q)であると判断すると(ステップS358YES)、図7のステップS362にジャンプする。p=2(装置番号456)とすれば、図15の表3のx=1(装置番号(456))と一致することになる。 If it is determined that the device number (p) of the card error information = the device number (q) of the card device information (YES in step S358), the process jumps to step S362 in FIG. If p = 2 (device number 456), it matches x = 1 (device number (456)) in Table 3 of FIG.
カードエラー情報の装置番号(p)=カード装置情報の装置番号(q)でないと判断すると(ステップS358NO)、q=q+1をセットし(ステップS360)、ステップS350に戻る。前記したように、qがxになるまで繰り返す。そして、カード装置情報のテーブルの既存の欄に同一の装置番号がない場合には、q>xとなる(ステップS350YES)。q>xとなる(ステップS350YES)と、図7のステップS352に進む。この場合には、今回検出されたエラーの装置が、カード装置情報に記載されていない装置であるので、今回検出されたエラーの装置をテーブルに追加する処理を、図7のステップS352〜S356で行う。 If it is determined that the device number (p) of the card error information is not the device number (q) of the card device information (step S358 NO), q = q + 1 is set (step S360), and the process returns to step S350. As described above, repeat until q becomes x. If there is no identical device number in the existing column of the card device information table, q> x (YES in step S350). When q> x (YES in step S350), the process proceeds to step S352 in FIG. In this case, since the error device detected this time is a device not described in the card device information, the process of adding the error device detected this time to the table is performed in steps S352 to S356 in FIG. Do.
カード装置情報の装置番号(q)=カードエラー情報の装置番号(p)にセットする(ステップS352)。さらに、カード装置情報のカウンタ(q)=1をセットする(ステップS354)。x=x+1をセットする(ステップS356)。図15の表3に示すような表が既存に作成されていれば、4番目に新たな欄が設けられ、新たな装置番号でカウンタに1が記載されることになる。 The device number (q) in the card device information is set to the device number (p) in the card error information (step S352). Further, the counter (q) = 1 of the card device information is set (step S354). x = x + 1 is set (step S356). If a table as shown in Table 3 of FIG. 15 has been created, a new column is provided in the fourth place, and 1 is written in the counter with a new device number.
また、カード装置情報に何も記載されていない場合(x=0)にも、q>xとなるので(ステップS350YES)、図7のステップS352〜S356の処理が行われる。スタート時であるので、図15の表3で、一番上の欄(x=1)に、新たな装置番号で、カウンタ1が記載される。次に、ステップS372に進む。
Further, even when nothing is described in the card device information (x = 0), q> x (YES in step S350), so that the processing in steps S352 to S356 in FIG. 7 is performed. Since it is a start time, the
図7のステップS362に戻る。カード装置情報のカウンタ(q)=カード装置情報のカウンタ(q)+1 にする(ステップS362)。図15の表3で、該当するq番目の装置のカウンタが1つ増える。次に、閾値<カード装置情報のカウンタ(q)&カード装置情報のフラグ(q)=0 であるかを判断する(ステップS364)。ここでは、カウントアップされたq番目の装置で、装置の累積するエラー回数が一定以上になったかを判断する。閾値は、例えば5である。閾値は、自動機監視装置40への警告を行う際の基準となる回数である。それ以下の回数であれば、偶発的なエラーである可能もあるからである。閾値は、例えば、図15の表7に示すように、サーバ20にテーブルとして格納される。
The process returns to step S362 in FIG. Card device information counter (q) = card device information counter (q) +1 (step S362). In Table 3 of FIG. 15, the counter of the corresponding qth device is incremented by one. Next, it is determined whether threshold value <counter (q) of card device information & flag (q) of card device information = 0 (step S364). Here, it is determined whether the number of errors accumulated in the q-th device counted up has reached a certain level or more. The threshold is 5, for example. The threshold value is the number of times that serves as a reference when a warning is given to the automatic
また、カード装置情報のフラグは、多重送信防止のためのフラグである。1度警告すれば、再度警告を送信する必要はないからである。フラグ0が、未警告であることを示す。
The flag of card device information is a flag for preventing multiple transmission. This is because once a warning is issued, it is not necessary to send the warning again.
閾値<カード装置情報のカウンタ(q)&カード装置情報のフラグ(q)=0 であると判断すると(ステップS364YES)、カード装置情報のフラグ(q)=1にセットする(ステップS366)。つまり、q番目の装置のフラグを1にセットする。通知電文の装置番号=カード装置情報の装置番号(q)にセットする(ステップS368)。通知電文とは、カード読取部12に不具合の疑いのある装置(ここではq番目の装置)に関し、自動機監視装置40に通知される情報である。図14の表5に、通知電文の内容の一部を示す。通知電文を自動機監視装置40に送信する(ステップS370)。自動機監視装置40の表示部には、図13(A)に示すような画面12が表示される。
If it is determined that the threshold value <counter (q) of card device information & flag (q) of card device information = 0 (YES in step S364), the flag (q) of card device information is set to 1 (step S366). That is, the qth apparatus flag is set to 1. The device number of the notification message is set to the device number (q) of the card device information (step S368). The notification message is information notified to the automatic
そして、p=p+1にセットし(ステップS372)、図6のステップS340に戻る。そして、カードエラー情報(図15の表1)の次の欄をチェックする。そして、p>n?であると判断すると(ステップS340)、図8のステップS380に進む。カードエラー情報に記載されたn個に対するチェックが終わったからである。
次に、通帳エラーについても、カードエラーと同様な手法で、自動機監視装置40に通知電文を送信する。これについては、以下の図8、図9の第4、第5のサーバフローチャートで説明する。
Then, p = p + 1 is set (step S372), and the process returns to step S340 in FIG. Then, the next column of the card error information (Table 1 in FIG. 15) is checked. And p> n? (Step S340), the process proceeds to step S380 in FIG. This is because the check for n pieces described in the card error information has been completed.
Next, regarding the bankbook error, a notification message is transmitted to the automatic
送信された取引電文での取引が、通帳使用取引であるかを判断する(ステップS380)。通帳使用取引ではないと判断すると(ステップS380NO)、一番最初のステップS300に戻る。通帳使用取引であると判断すると(ステップS380YES)、p=1をセットする(ステップS382)。pは、図15の表2で示す通帳エラー情報テーブルの各番号(1,2・・・)を順番にチェックするための変数である。 It is determined whether the transaction in the transmitted transaction message is a passbook use transaction (step S380). If it is determined that the transaction is not a passbook use transaction (NO in step S380), the process returns to the first step S300. If it is determined that the transaction is a passbook use transaction (step S380 YES), p = 1 is set (step S382). p is a variable for sequentially checking each number (1, 2,...) of the passbook error information table shown in Table 2 of FIG.
次に、p>m?であるかを判断する(ステップS384)。mは、上述した通帳エラー情報の総数である。図15の表2の例では、m=10である。p>mとなるのは、通帳エラー情報テーブルの全m個について、ステップS386〜S416の処理を終了した場合である。 Next, p> m? Is determined (step S384). m is the total number of passbook error information described above. In the example of Table 2 in FIG. 15, m = 10. p> m is the case where the processing of steps S386 to S416 has been completed for all m passbook error information tables.
p>mでないとを判断すると(ステップS384NO)、取引電文の口座番号=通帳エラー情報の口座番号(p)&通帳エラー情報のフラグ(p)=0であるかを判断する(ステップS386)。ここでは、今回正常読取りできた通帳であっても、過去にエラーとなり、かつ当該エラー情報の記録が未チェックであるかを判断する。チェック済の有無は、図15の表2のフラグで判断される。未チェックの場合には、フラグが0である。 If it is determined that p> m is not satisfied (NO in step S384), it is determined whether the account number of the transaction message = the account number (p) of the passbook error information & the flag (p) of the passbook error information = 0 (step S386). Here, even if the bankbook has been successfully read this time, it is determined whether an error has occurred in the past and the recording of the error information is unchecked. Whether or not the check has been made is determined by the flag in Table 2 of FIG. If not checked, the flag is 0.
まず、図15の表2の通帳エラー情報テーブルの通帳エラー情報のp=1(つまり、No1)の口座番号が、今回の取引電文の口座番号と同一かを判断する。つまり、通帳エラー情報(p=1)における通帳が、今回(正常に)取引に使用された通帳と同じものであるかを、口座番号から判断する。そして、違う通帳であるか、あるいは同じ通帳であってもチェック済であれば(ステップS386NO)、ステップS416にジャンプする。 First, it is determined whether the account number of p = 1 (that is, No1) of the passbook error information in the passbook error information table of Table 2 in FIG. 15 is the same as the account number of the current transaction message. That is, it is determined from the account number whether the bankbook in the bankbook error information (p = 1) is the same as the bankbook used for the current transaction (normally). If it is a different passbook or the same passbook is already checked (NO in step S386), the process jumps to step S416.
同じ通帳であって、未チェックであると判断すれば(ステップS386YES)、まず通帳エラー情報のフラグ(p)=1にセットする(ステップS388)。チェック済とするためである。次に、取引電文の装置番号≠通帳エラー情報の装置番号(p)かを判断する(ステップS390)。通帳エラー情報(例えばp=1)の装置番号(345)が、今回の取引電文の装置番号と同一かを判断する。つまり、同じ通帳であって過去に別な装置でエラーを発生したケースを探すわけである。違う装置によって過去にエラーが発生していれば、今回は異なる装置で読めたのであるから、過去に読めなかった原因が通帳ではなくATM10にある可能性があるからでる。
If it is determined that the same passbook is not checked (step S386 YES), first, the passbook error information flag (p) = 1 is set (step S388). This is to make it checked. Next, it is determined whether the device number of the transaction message is not equal to the device number (p) of the passbook error information (step S390). It is determined whether the device number (345) of the passbook error information (for example, p = 1) is the same as the device number of the current transaction message. That is, a case where an error has occurred in another device in the past with the same passbook is searched. If an error has occurred in the past due to a different device, it can be read by a different device this time, so there is a possibility that the cause that could not be read in the past is in the
取引電文の装置番号≠通帳エラー情報の装置番号(p)でなければ(ステップS390NO)、つまり同一装置の場合には、ステップS416にジャンプする。取引電文の装置番号≠通帳エラー情報の装置番号(p)であると判断すると(ステップS390YES)、ステップS392に進む。 If the device number of the transaction message is not equal to the device number (p) of the passbook error information (NO in step S390), that is, if the same device, the process jumps to step S416. If it is determined that the device number of the transaction message is not equal to the device number (p) of the passbook error information (YES in step S390), the process proceeds to step S392.
ステップS392〜S406は、図15の表2で示す通帳エラー情報テーブルの中に装置に起因すると思われるエラーが検出された場合に、その装置ごとにその回数をカウントするための処理である。これに基づき、通帳読取りが疑わしい装置ごとに、そのエラーの回数を表にした通帳装置情報が作成される。図15の表4は、通帳装置情報のテーブルの1例である。通帳装置情報のテーブルで、装置番号は、該当するATM10の番号で、カウンタはエラー発生の回数で、フラグは自動機監視装置40への警告送信済の有無を示す。
Steps S392 to S406 are processes for counting the number of times for each device when an error that seems to be caused by the device is detected in the passbook error information table shown in Table 2 of FIG. Based on this, passbook device information is created for each device suspected of reading the passbook, with the number of errors as a table. Table 4 in FIG. 15 is an example of a table of passbook device information. In the passbook device information table, the device number is the number of the
まず、q=1をセットする(ステップS392)。次に、q>y?であるかを判断する(ステップS350)。yは、ATM10に起因すると思われるエラーが発生したATM10に付番されるいわゆる通し番号(連続番号)に相当する。qは、通帳装置情報テーブルの各番号(y:1,2・・・)を順番にチェックするための変数である。なお、q>yとなるのは、当該エラーに対応するATM10の発生がまだない場合(y=0)か、通帳装置情報テーブルにこれまで同一の装置番号が記載されていない場合、つまり、通帳装置情報テーブルに新しい装置番号の欄が追加される場合である。
First, q = 1 is set (step S392). Next, q> y? Is determined (step S350). y corresponds to a so-called serial number (continuous number) assigned to the
そして、以下では、今回検出されたエラーの装置が、すでに通帳装置情報に記載された装置であるかを判断するため、qをy値(表4では、y=2)まで1つづつインクリメントして、チェックする。例えば、p=2とすれば、装置番号は567なので(図15の表2より)、図15の表4の通帳装置情報に同じ装置番号(567)に該当するものがないかを調べる。 In the following, q is incremented one by one up to the y value (y = 2 in Table 4) in order to determine whether the error device detected this time is already described in the passbook device information. And check. For example, if p = 2, since the device number is 567 (from Table 2 in FIG. 15), it is checked whether there is a bankbook device information in Table 4 in FIG. 15 that corresponds to the same device number (567).
ステップS394に戻り、例えば、q=1で図15の表4のようにy=2とすると、q>y?ではないと判断して(ステップS394NO)、通帳エラー情報の装置番号(p)=通帳装置情報の装置番号(q)であるかを判断する(ステップS402)。通帳エラー情報の装置番号(p)=通帳装置情報の装置番号(q)であると判断すると(ステップS402YES)、ステップS406にジャンプする。例えば、p=2で通帳エラー情報の装置番号が567であるとすると(図15の表2のNo2)、図15の表4のy=2(装置番号(567))と一致することになる。 Returning to step S394, for example, if q = 1 and y = 2 as shown in Table 4 of FIG. 15, q> y? Is determined (NO in step S394), and it is determined whether the device number (p) of the passbook error information = the device number (q) of the passbook device information (step S402). If it is determined that the device number (p) of the passbook error information = the device number (q) of the passbook device information (YES in step S402), the process jumps to step S406. For example, if p = 2 and the device number of the passbook error information is 567 (No. 2 in Table 2 in FIG. 15), it matches y = 2 (device number (567)) in Table 4 in FIG. .
通帳エラー情報の装置番号(p)=通帳装置情報の装置番号(q)でないと判断すると(ステップS402NO)、q=q+1をセットし(ステップS404)、ステップS394に戻る。前記したように、qがyになるまで繰り返す。y=2(図15の表4)で、q=3の場合には、q>yとなり(ステップS394YES)、今回検出されたエラーの装置(p)が、通帳装置情報には記載されていない装置であるので、今回検出されたエラーの装置を通帳装置情報のテーブルに追加する処理を、以下のステップS396〜S400で行う。 If it is determined that the device number (p) of the passbook error information is not equal to the device number (q) of the passbook device information (NO in step S402), q = q + 1 is set (step S404), and the process returns to step S394. Repeat as described above until q becomes y. If y = 2 (Table 4 in FIG. 15) and q = 3, then q> y (YES in step S394), and the currently detected error device (p) is not described in the passbook device information. Since it is a device, the process of adding the device with the error detected this time to the passbook device information table is performed in steps S396 to S400 below.
まず、通帳装置情報の装置番号(q)=通帳エラー情報の装置番号(p)にセットする(ステップS396)。図15の表4のような表が既存に作成されていれば、q=3番目に新たな欄が設けられることになる。さらに、通帳装置情報のカウンタ(q)=1をセットする(ステップS398)。これにより、新たに設けた欄(3番目)の装置番号のカウンタに1が記載されることになる。そして、y=y+1をセットし(ステップS400)、ステップS416に進む。 First, the device number (q) of the passbook device information is set to the device number (p) of the passbook error information (step S396). If a table such as Table 4 in FIG. 15 has been created, a new column is provided for q = 3rd. Further, the counter (q) = 1 of the passbook device information is set (step S398). As a result, 1 is written in the counter of the device number in the newly provided column (third). Then, y = y + 1 is set (step S400), and the process proceeds to step S416.
また、通帳装置情報のテーブルに何も記載されていない場合にも(y=0、q=1)で、q>yとなるので(ステップS394YES)、ステップS396〜S400の処理が行われる。図15の表4で、一番上の欄(y=1)に、新たな装置番号で、カウンタに1が記載される。そして、y=y+1をセットし(ステップS400)、ステップS416に進む。 Even when nothing is described in the passbook device information table (y = 0, q = 1) and q> y (YES in step S394), the processing in steps S396 to S400 is performed. In Table 4 of FIG. 15, 1 is written in the counter in the top column (y = 1) with the new device number. Then, y = y + 1 is set (step S400), and the process proceeds to step S416.
ステップS406に戻る。通帳装置情報のカウンタ(q)=通帳装置情報のカウンタ(q)+1 にする(ステップS406)。図15の表4で、該当する装置(q番目)のカウンタが1つ増える。例えば、一番上の装置番号(901)で、カウンタが1→2に増える。次に、閾値<通帳装置情報のカウンタ(q)&通帳装置情報のフラグ(q)=0 であるかを判断する(ステップS408)。ここでは、カウントアップされた装置のエラー回数が一定以上になったかを判断する。閾値は、例えば5である。閾値は、自動機監視装置40への警告を行う際の基準となる回数である。それ以下の回数であれば、偶発的なエラーである可能もあるからである。また、通帳装置情報のフラグは、多重送信防止のためのフラグである。1度警告すれば、再度警告を送信する必要はないからである。図15の表4のフラグの欄が対応する。フラグ0が、未警告であることを示す。
The process returns to step S406. Passbook device information counter (q) = passbook device information counter (q) +1 (step S406). In Table 4 of FIG. 15, the counter of the corresponding device (qth) is incremented by one. For example, the counter increases from 1 to 2 at the top device number (901). Next, it is determined whether or not threshold value <passage device information counter (q) & passbook device information flag (q) = 0 (step S408). Here, it is determined whether the number of errors of the counted-up device has reached a certain level. The threshold is 5, for example. The threshold value is the number of times that serves as a reference when a warning is given to the automatic
閾値<通帳装置情報のカウンタ(q)&通帳装置情報のフラグ(q)=0 であると判断すると(ステップS408YES)、通帳装置情報のフラグ(q)=1にセットする(ステップS410)。通知電文の装置番号=通帳装置情報の装置番号(q)にセットする(ステップS412)。通知電文とは、通帳読取部13に不具合の疑いのある装置に関し、自動機監視装置40に通知される情報である。通知電文の内容の一部を、図14の表5に示す。通知電文を自動機監視装置40に送信する(ステップS414)。送信を受けた自動機監視装置40の表示部には、図13(B)に示すような画面13が表示される。
If it is determined that threshold value <counter of passbook device information (q) & flag (q) of passbook device information = 0 (YES in step S408), the flag (q) of passbook device information is set to 1 (step S410). The device number of the notification message is set to the device number (q) of the passbook device information (step S412). The notification message is information notified to the automatic
そして、p=p+1にセットし(ステップS416)、ステップS384に戻る。そして、通帳エラー情報(図15の表2)の次の欄(m=1,2・・・)をチェックする。そして、p>m?であると判断すると(ステップS384)、通帳エラー情報に記載されたm個に対するチェックが終わったので、図5のステップS300に戻る。以上で、サーバ20の処理が終わる。
Then, p = p + 1 is set (step S416), and the process returns to step S384. Then, the next column (m = 1, 2,...) Of the passbook error information (Table 2 in FIG. 15) is checked. And p> m? If it is determined (step S384) that the check for m items described in the passbook error information has been completed, the process returns to step S300 in FIG. This completes the processing of the
次に、ホスト30の処理を説明する。図10は、ホスト30の処理手順を説明するためのフローチャートである。
まず、電文を受信したかを判断する(ステップS500)。電文はサーバ20から送信されたものである。電文を受信していないと判断する(ステップS500NO)、ステップS500をループする。電文を受信したと判断すると(ステップS500YES)、受信した電文が取引電文であるかを判断する(ステップS502)。受信した電文が取引電文ではないと判断すると(ステップS502NO)、電文の種類に応じた他の処理を行い(ステップS504)、ステップS500に戻る。
Next, processing of the
First, it is determined whether a message has been received (step S500). The electronic message is transmitted from the
受信した電文が取引電文であると判断すると(ステップS502YES)、取引電文の例えば、口座番号をキーに顧客DB(データベース)を検索する(ステップS506)。顧客データベースの内容の一部を、図15の表5に示す。顧客データベースには、支店番号、科目、口座番号、暗証番号、預金残高が記録されている。顧客DBを検索した結果、顧客DBに対応する顧客データがあったかを判断する(ステップS508)。 If it is determined that the received message is a transaction message (YES in step S502), for example, the customer DB (database) is searched using the account number of the transaction message as a key (step S506). A part of the contents of the customer database is shown in Table 5 of FIG. In the customer database, branch numbers, subjects, account numbers, passwords, and deposit balances are recorded. As a result of searching the customer DB, it is determined whether there is customer data corresponding to the customer DB (step S508).
顧客DBに対応する顧客データがあったと判断すると(ステップS508YES)、取引電文の暗証番号=顧客データの暗証番号であるかを判断する(ステップS510)。取引電文の暗証番号=顧客データの暗証番号であると判断する(ステップS510YES)、取引電文の取引金額<顧客データの残高であるかを判断する(ステップS512)。取引電文の取引金額<顧客データの残高であると判断する(ステップS512YES)、顧客データの残高を減額する(ステップS516)。対応するATM10で、顧客に取引金額分が支払われるため、顧客データの残高から、今回の取引金額分を減額して、顧客データベースを更新する。サーバ20に、取引許可応答の内容である応答電文を送信する(ステップS518)。これにより、サーバ20から対応するATM10に取引許可応答電文が送信され、ATM10で、お金の支払が行われる。
If it is determined that there is customer data corresponding to the customer DB (YES in step S508), it is determined whether or not the PIN of the transaction message = the PIN of the customer data (step S510). It is determined that the security code of the transaction message is equal to the password of the customer data (YES in step S510), and it is determined whether the transaction amount of the transaction message is less than the balance of the customer data (step S512). If it is determined that the transaction amount of the transaction message is less than the balance of the customer data (YES in step S512), the balance of the customer data is reduced (step S516). Since the transaction amount is paid to the customer at the
一方、顧客DBに顧客データが発見できなかったと判断する場合(ステップS508NO)、あるいは取引電文の暗証番号=顧客データの暗証番号であると判断できない場合(ステップS510NO)、取引電文の取引金額<顧客データの残高であると判断できない場合(ステップS512NO)には、いずれも、サーバ20に、応答電文として取引拒否応答の電文を送信する(ステップS514)。取引条件が満足できないからである。そして、ステップS500に戻る。
On the other hand, when it is determined that the customer data could not be found in the customer DB (NO in step S508), or when it cannot be determined that the PIN of the transaction message = the PIN of the customer data (NO in step S510), the transaction amount of the transaction message <customer If it is not possible to determine that the data balance is present (NO in step S512), a transaction rejection response message is transmitted to the
また、本フローでは図示しないが、取引電文の取引種別で、「カード・通帳支払」がセットされていた場合には、記帳電文も送信する。図4のステップS208で説明したように、この記帳電文に基づき、ATM10で、通帳に記帳が行われる。以上が、ホスト30処理の説明である。
Although not shown in this flow, if “card / passbook payment” is set as the transaction type of the transaction message, the entry message is also transmitted. As described in step S208 of FIG. 4, the
以上の実施形態から、少なくとも以下の効果が奏される。
1)他のATMで読取りができた媒体を読取できないATMのデータに基づき、読取部に不具合のあるATMを診断するようにしたので、媒体側に原因のあるケースを排除でき、ATMの読み取り部の故障を、的確に判断することができる。
2)ATMに不具合があると判断する際に、読取エラー回数に閾値を設定することで、偶発的なエラーを排除することができる。
From the above embodiment, at least the following effects are produced.
1) Based on ATM data that cannot read media that can be read by other ATMs, the ATM that has a problem with the reading unit is diagnosed. Can be accurately determined.
2) By setting a threshold value for the number of reading errors when determining that there is a defect in the ATM, it is possible to eliminate accidental errors.
また、前記説明した実施形態につき、以下の変形が可能である。
1)サーバと自動機監視装置の設置場所が異なっている必要はなく、同一場所に設置されていても よい。さらに、自動機監視装置がサーバの機能に組み込まれていてもよい。
2)閾値の設定は任意である。閾値を設定しなくてもよい。
3)媒体読取装置の故障判断装置の対象はATMに限られるものではなく、媒体読取装置を備える機器、例えば、駅の自動改札装置あるいはビルのセキュリティシステムへの適用も可能である。
4)また、サーバによる故障判断の処理も、プログラムによるソフトウェア処理だけに限るものではなく、一部あるいは全部をハードウェア構成にしてもよい。
Further, the following modifications are possible for the above-described embodiment.
1) The installation location of the server and the automatic machine monitoring device need not be different, and may be installed in the same location. Furthermore, an automatic machine monitoring device may be incorporated in the function of the server.
2) Setting of the threshold is arbitrary. It is not necessary to set a threshold value.
3) The target of the failure determination device of the media reader is not limited to ATM, and can be applied to equipment equipped with the media reader, such as an automatic ticket gate at a station or a building security system.
4) Further, the failure determination processing by the server is not limited to software processing by a program, and part or all of the hardware configuration may be adopted.
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。 Note that the present invention is not limited to the above-described embodiments as they are, and can be embodied by modifying the components without departing from the scope of the invention in the implementation stage. Various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of constituent elements disclosed in the embodiment. For example, all the constituent elements shown in the embodiments may be appropriately combined. Furthermore, constituent elements over different embodiments may be appropriately combined. It goes without saying that various modifications and applications are possible without departing from the spirit of the invention.
10 ATM
11 制御部
12 カード読取部
13 通帳読取部
14 通帳印字部
15 入出金部
16 タッチパネル
17 通信部
20 サーバ
30 ホスト
40 自動機監視装置
10 ATM
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記自動取引装置で前記媒体が使用された場合に、前記媒体読取部による読取りの可否に関する情報と使用された媒体に関する情報と当該自動取引装置の装置情報を、複数の自動取引装置から収集し、
前記複数の自動取引装置から収集した前記情報から、他の自動取引装置では読取可能であった媒体で読取エラーを起こした自動取引装置を特定し、
前記特定した自動取引装置に基づき、前記媒体読取部に故障のある自動取引装置を判断する
ことを特徴とする自動取引装置の故障判断装置。 For an automatic transaction apparatus having a medium reading unit for reading a medium, in a failure determination apparatus for determining an automatic transaction apparatus having a failure in the medium reading unit,
When the medium is used in the automatic transaction apparatus, information on whether or not the medium reading unit can read, information on the used medium, and apparatus information of the automatic transaction apparatus are collected from a plurality of automatic transaction apparatuses,
From the information collected from the plurality of automatic transaction devices, identify an automatic transaction device that caused a reading error in a medium that could be read by other automatic transaction devices,
A failure determination apparatus for an automatic transaction apparatus, wherein an automatic transaction apparatus having a failure in the medium reading unit is determined based on the specified automatic transaction apparatus.
ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置の故障判断装置。 For the specified automatic transaction apparatus, an automatic transaction apparatus in which the number of times that a reading error has occurred in a medium that could be read by another automatic transaction apparatus is equal to or greater than a predetermined number of times 2. The failure determination device for an automatic transaction apparatus according to claim 1, wherein:
ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置の故障判断装置。 2. The automatic transaction according to claim 1, further comprising: a transmission unit that transmits, as warning information, information related to the automatic transaction device that is determined to have a failure in the medium reading unit to a monitoring device that monitors the automatic transaction device. Device failure judgment device.
ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置の故障判断装置。 2. The failure determination device for an automatic transaction device according to claim 1, wherein the failure determination device is provided in a server that is connected to a plurality of the automatic transaction devices via a network and manages the connected automatic transaction devices.
ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置の故障判断装置。 2. The failure determination device for an automatic transaction apparatus according to claim 1, wherein the medium is an IC card.
ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置の故障判断装置。 2. The failure determination device for an automatic transaction device according to claim 1, wherein the medium is a bankbook.
前記自動取引装置は、前記ICチップを正常に読取った場合に、当該自動取引装置から前記サーバに送信する取引に関する取引電文の中に、当該自動取引装置の装置情報と使用された媒体に関する情報を含め、当該取引電文を前記サーバに送信し、
前記自動取引装置は、前記ICチップの読取でエラーが発生した場合には、前記磁気ストライプの読取を行い、当該磁気ストライプで正常に読取が行われた場合に、前記ICチップの読取でエラーが発生したことを示すエラー電文に当該自動取引装置の装置情報と使用された媒体に関する情報を含め、当該エラー電文を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記取引電文の情報と前記エラー電文の情報から、他の自動取引装置では読取可能であったICチップの媒体で読取エラーを起こした自動取引装置を特定し、
前記特定した自動取引装置に基づき、ICチップの読取に故障のある読取部を有する自動取引装置を判断する
ことを特徴とする自動取引装置システム。 In an automatic transaction apparatus system comprising an automatic transaction apparatus having a reading unit for reading an IC chip and a magnetic stripe of a card medium and a server connected to the plurality of automatic transaction apparatuses and managing the automatic transaction apparatus,
When the automatic transaction apparatus normally reads the IC chip, in the transaction message regarding the transaction transmitted from the automatic transaction apparatus to the server, device information of the automatic transaction apparatus and information about the medium used are displayed. Including the transaction message to the server,
The automatic transaction apparatus reads the magnetic stripe when an error occurs in reading the IC chip. When the reading is performed normally in the magnetic stripe, an error occurs in reading the IC chip. Including the information about the automatic transaction apparatus device information and the medium used in the error message indicating that it has occurred, sending the error message to the server,
The server identifies an automatic transaction apparatus that has caused a reading error in an IC chip medium that could be read by another automatic transaction apparatus from the information of the transaction message and the information of the error message,
An automatic transaction apparatus system that determines an automatic transaction apparatus having a reading unit having a failure in reading an IC chip based on the specified automatic transaction apparatus.
前記自動取引装置で媒体を使用して取引がされた際に、前記媒体読取部による読取りの可否に関する情報と使用された媒体に関する情報と当該自動取引装置の装置情報を、複数の自動取引装置から収集し、
前記複数の自動取引装置から収集した前記情報から、他の自動取引装置では読取可能であった媒体で読取エラーを起こした自動取引装置を特定し、
前記特定した自動取引装置に基づき、媒体読取部に故障のある自動取引装置を判断する
ことを特徴とする自動取引装置の故障判断方法。 In an automatic transaction apparatus having a medium reading unit for reading a medium, in a failure determination method for an automatic transaction apparatus for determining an automatic transaction apparatus having a failure in the medium reading unit,
When a transaction is performed using a medium in the automatic transaction apparatus, information regarding whether or not the medium reading unit can read, information regarding the medium used, and apparatus information of the automatic transaction apparatus are obtained from a plurality of automatic transaction apparatuses. Collect and
From the information collected from the plurality of automatic transaction devices, identify an automatic transaction device that caused a reading error in a medium that could be read by other automatic transaction devices,
A failure determination method for an automatic transaction apparatus, wherein an automatic transaction apparatus having a failure in a medium reading unit is determined based on the specified automatic transaction apparatus.
前記自動取引装置で媒体を使用して取引がされた際に、前記媒体読取部による読取りの可否に関する情報と使用された媒体に関する情報と当該自動取引装置の装置情報を、複数の自動取引装置から収集するステップと、
前記複数の自動取引装置から収集した前記情報から、他の自動取引装置では読取可能であった媒体で読取エラーを起こした自動取引装置を特定するステップと、
前記特定した自動取引装置に基づき、媒体読取部に故障のある自動取引装置を判断するステップと、有する
ことを特徴とするプログラム。 For an automatic transaction apparatus having a medium reading unit for reading a medium, in a program that causes a computer to execute determination of an automatic transaction apparatus having a failure in the medium reading unit,
When a transaction is performed using a medium in the automatic transaction apparatus, information regarding whether or not the medium reading unit can read, information regarding the medium used, and apparatus information of the automatic transaction apparatus are obtained from a plurality of automatic transaction apparatuses. Collecting steps,
From the information collected from the plurality of automatic transaction devices, identifying an automatic transaction device that has caused a reading error in a medium readable by another automatic transaction device;
And a step of determining an automatic transaction apparatus having a failure in the medium reading unit based on the specified automatic transaction apparatus.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012076795A JP2013206311A (en) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | Failure determination device of automatic transaction device |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017134485A (en) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 沖電気工業株式会社 | Automatic transaction apparatus and transaction system |
JP6353128B1 (en) * | 2017-06-22 | 2018-07-04 | 富士通フロンテック株式会社 | Automatic transaction equipment |
JP2019008765A (en) * | 2017-10-16 | 2019-01-17 | 富士通フロンテック株式会社 | Automated teller machine |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012076795A patent/JP2013206311A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6353128B1 (en) * | 2017-06-22 | 2018-07-04 | 富士通フロンテック株式会社 | Automatic transaction equipment |
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