JP2013206250A - 情報処理装置、情報処理システム、制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ページ描画情報と描画リソースとを含む構造化ストリームを画像形成装置に印刷処理させる装置であって、画像形成装置内で描画リソースが保持されない場合に、画像形成装置に描画リソースを提供できるようにする情報処理装置を提供する。
【解決手段】XPSストリームを画像形成装置102に印刷処理させるクライアントコンピュータ101を設ける。クライアントコンピュータ101が、XPSストリーム内の描画リソースの登録を行い、ページ描画情報に、登録された描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と描画リソースとを画像形成装置102に対して送信する。
【選択図】図3
【解決手段】XPSストリームを画像形成装置102に印刷処理させるクライアントコンピュータ101を設ける。クライアントコンピュータ101が、XPSストリーム内の描画リソースの登録を行い、ページ描画情報に、登録された描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と描画リソースとを画像形成装置102に対して送信する。
【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、制御方法およびコンピュータプログラムに関する。
Microsoft社のオペレーションシステム(OS)であるWindows Vista(登録商標)によって、ドキュメントの表現形式として、XPS(XML
Paper Specification)ファイルがサポートされた。XPSファイルは、複数ページで構成されるドキュメントを表現可能なフォーマットである。ドキュメントを構成する各ページは、パーツと呼ばれる複数個のファイルデータで表現される。1ページを表現する主要な構成ファイルは、ページ内の内容を参照するためのFixedページデータと、Fixedページから参照されるイメージデータやフォントなどの描画リソースである。Fixedページデータは、ページ内の描画を表現するページ描画情報として機能する。取り扱いが容易な1つのXPSファイルとするため、最終的には、それらのファイル群は、ZIPフォーマットでアーカイブした形式で提供される。
Paper Specification)ファイルがサポートされた。XPSファイルは、複数ページで構成されるドキュメントを表現可能なフォーマットである。ドキュメントを構成する各ページは、パーツと呼ばれる複数個のファイルデータで表現される。1ページを表現する主要な構成ファイルは、ページ内の内容を参照するためのFixedページデータと、Fixedページから参照されるイメージデータやフォントなどの描画リソースである。Fixedページデータは、ページ内の描画を表現するページ描画情報として機能する。取り扱いが容易な1つのXPSファイルとするため、最終的には、それらのファイル群は、ZIPフォーマットでアーカイブした形式で提供される。
XPSファイルのサポートを受け、Microsoft社のOSに、印刷スプールファイルとしてXPSファイルを用いる新しいプリント処理系であるXPSプリントパスが導入された。プリンタベンダーは、XPSプリントパスに対して、XPSファイルをPDL(Page Description Language)に変換するXPSフィルタを提供することが可能である。このXPSフィルタをXPSプリントパスに組み込むことにより、従来の画像形成装置、例えばPDLプリンタは印刷を実行することが可能になる。(XPSプリントパスについては、例えば、特許文献1参照)
さらに、同OSの普及に伴い、従来のPDLプリンタに加えて、XPSファイルをそのままの形式で受け付け印刷可能なXPSダイレクトプリンタが登場してきた。例えば、特許文献2は、XPSフィルタで受けたXPSファイルのストリームをプリンタへ送信し印刷するXPSダイレクト印刷の制御方法を開示している。このXPSダイレクト印刷のために、XPSフィルタがシーケンスアクセス可能なXPSストリームの形式で、印刷対象のXPSファイルを受け取る仕組みが、XPSプリントパスに存在する。XPSストリームは、Fixedページと、複数の異なるFixedページから参照される描画リソースとを含む構造化ストリームである。そして、PC等の情報処理装置が、XPSストリームを画像形成装置に対して配信して印刷処理させる印刷システムが考えられる。
XPSストリームが含むXPSファイルは、1つの描画リソースを、複数のFixedページから参照可能な仕様である。これにより、同一の描画リソースをページ毎に複数格納する必要がなくなる。例えば、プレゼンテーション文書の背景や、企業ロゴなど同一イメージの描画データ量の削減に有効であり、XPSファイルのトータル的なデータサイズを抑えることができる。XPSプリントパスにおいて、XPSフィルタには、この形式のXPSストリームが渡されてくる。しかしXPSファイルの仕様では、例えば、1ページ目で参照された描画リソースが、数十、数百ページなどの後方ページで参照される可能性がある。そのため、画像形成装置は、情報処理装置から受け取ったXPSストリームで出現した描画リソースについては、最後のページを処理するまで、すべて保持する必要がある。メモリ搭載量が少ない画像形成装置は、XPSファイルに対する描画リソースをすべて保持することができない。そのため、画像形成装置の描画リソース格納上限を超えて描画リソースが削除されると、後方のページで同一イメージが参照された場合、描画リソースが画像形成装置内に存在しないため、描画命令が実行できない状態となる。
本発明は、ページ描画情報と描画リソースとを含む構造化ストリームを画像形成装置に印刷処理させる装置であって、画像形成装置内で描画リソースが保持されない場合に、画像形成装置に描画リソースを提供できるようにする情報処理装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態の情報処理装置は、ページ内の描画を表現するページ描画情報と、複数の異なる前記ページ描画情報から参照される描画リソースとを含む構造化ストリームを、画像形成装置に対して送信して印刷処理させる情報処理装置である。前記情報処理装置は、前記構造化ストリームに含まれる前記描画リソースを登録する登録手段と、前記ページ描画情報に、前記登録された描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と前記描画リソースとを前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備える。
本発明の情報処理装置によれば、描画リソースのトータルデータ量が画像形成装置の描画リソース格納上限を超えて、画像形成装置が描画リソースを保持できない場合に、画像形成装置に描画リソースを提供できるようにすることができる。
(実施例1)
図1は、本実施形態の情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示す情報処理システムは、印刷システムである。この印刷システムは、情報処理装置として機能するクライアントコンピュータ101と、XPSストリーム形式の印刷データを受信し印刷を行なうことが可能な画像形成装置102を備える。クライアントコンピュータ101は、XPSストリームを画像形成装置102に送信して、印刷処理を実行させる。XPSストリームは、ページ内の描画を表現するページ描画情報であるFixedページと、複数の異なるFixedページから参照される描画リソースとを含む構造化ストリームである。クライアントコンピュータ101と画像形成装置102とは、LAN(Local Area Network)103を介して接続され通信可能である。図1に図示されているサーバ105,107、携帯端末104などの、その他構成装置に関しては、実施例2の説明に際し参照する。
図1は、本実施形態の情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示す情報処理システムは、印刷システムである。この印刷システムは、情報処理装置として機能するクライアントコンピュータ101と、XPSストリーム形式の印刷データを受信し印刷を行なうことが可能な画像形成装置102を備える。クライアントコンピュータ101は、XPSストリームを画像形成装置102に送信して、印刷処理を実行させる。XPSストリームは、ページ内の描画を表現するページ描画情報であるFixedページと、複数の異なるFixedページから参照される描画リソースとを含む構造化ストリームである。クライアントコンピュータ101と画像形成装置102とは、LAN(Local Area Network)103を介して接続され通信可能である。図1に図示されているサーバ105,107、携帯端末104などの、その他構成装置に関しては、実施例2の説明に際し参照する。
図2は、図1のクライアントコンピュータ101と画像形成装置102のハードウェア構成を示すブロック図である。クライアントコンピュータ101において、CPU(Central Processing Unit)201は、各種プログラムを実行し、様々な機能を実現するユニットである。RAM(Random Access Memory)202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ROM(Read Only Memory)203は、各種プログラム及びデータを格納する。ROM203は、各種フォントを記憶するフォントROM203a、ブートプログラムやBIOS等を記憶するプログラムROM203b、および各種データを記憶するデータROM203cに区分けして構成される。
操作入力装置I/F205は、キーボードやポインティングデバイス(マウス)などの操作入力装置209を制御する。ディスプレイI/F206は、ディスプレイ210への表示を制御する。外部メモリI/F207は、例えばハードディスク(HD)、Solid State Disk(SSD)等の外部メモリ211とのアクセスを制御する。外部メモリ211は、オペレーティングシステムプログラム(以下、OS)をはじめ、各種アプリケーション、各種ファイル等を記憶する、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体として機能する。さらに、本発明に関連する印刷処理関連の実行可能なプログラムを記録する。ネットワークI/F208は、ネットワーク103を介して出力デバイス102に接続され、出力デバイス102との間で通信制御処理を行なう。
次に画像形成装置102のハードウェア構成について説明する。CPU222は、画像形成装置102の全体の動作を制御する。RAM229は、CPU222の主メモリ、ワークエリア等として機能するとともに、出力情報展開領域、環境データ格納領域としても用いられる。またこのRAM229は、NVRAM(Non−volatile
RAM:不揮発性RAM)領域も備えており、不図示の増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張可能である。
RAM:不揮発性RAM)領域も備えており、不図示の増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張可能である。
ROM223は、各種フォントを記憶するフォントROM223a、CPU222により実行される制御プログラム等を記憶するプログラムROM223b、および各種データを記憶するデータROM223cを備える。ネットワークI/F228は、クライアントコンピュータ101との間でデータの送受信を行なう。印刷部I/F226は、プリンタエンジンである印刷部227とのインターフェースを制御する。外部メモリ224は、外部メモリI/F230によりアクセスが制御される。外部メモリ224としては、オプションとして接続されるハードディスク(HD)、Solid
State Disk(SSD)等を含んでおり、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。なお、ハードディスク等の外部メモリが接続されない場合には、ROM223のデータROM223cに、クライアントコンピュータ101で利用される情報等を記憶する。
State Disk(SSD)等を含んでおり、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。なお、ハードディスク等の外部メモリが接続されない場合には、ROM223のデータROM223cに、クライアントコンピュータ101で利用される情報等を記憶する。
操作部232には、ユーザによる操作を受け付ける操作パネルが設けられ、CPU222は、ROM223のプログラムROM223bに記憶された制御プログラム等に基づき、印刷部I/F226を介して印刷部227に出力情報としての画像信号を出力する。また、CPU222はネットワークI/F228を介してクライアントコンピュータ101との通信処理が可能である。クライアントコンピュータ101から送信される印刷データを受信可能であり、かつ出力デバイス102内の設定情報をクライアントコンピュータ101へ通知可能である。
図3は、XPSプリントパスのブロック構成を示す。XPSプリントパスを構成する各モジュールは、外部メモリ211に格納されている。必要に応じてRAM202にロードされ、クライアントコンピュータ101上のCPU201で実行される。XPSプリントパスとは、CPU201がXPSファイルフォーマットをスプールデータとして使用し、印刷を行うことを特徴とする印刷系である。この印刷系で印刷実行可能なアプリケーションは、そのアーキテクチャ別に二種類のアプリケーションプログラムが存在する。第一のものは、Win32アプリケーションプログラム301(Win32アプリ)である。第二のものは、Windows Presentation
Foundationアプリケーションプログラム302(WPFアプリ)である。ディスプレイ210に映し出されたアプリケーション301、302は、ユーザによるマウスなど操作入力装置209での操作をうけて、印刷実行の命令を受け付ける。この印刷実行の命令をうけて、アプリケーション301、302は、印刷処理を実行する。アプリケーション301、302は、プリンタの選択と、印刷設定の作成と、描画処理との、3つの処理を順番に実行することで印刷処理を実現する。
Foundationアプリケーションプログラム302(WPFアプリ)である。ディスプレイ210に映し出されたアプリケーション301、302は、ユーザによるマウスなど操作入力装置209での操作をうけて、印刷実行の命令を受け付ける。この印刷実行の命令をうけて、アプリケーション301、302は、印刷処理を実行する。アプリケーション301、302は、プリンタの選択と、印刷設定の作成と、描画処理との、3つの処理を順番に実行することで印刷処理を実現する。
まず、アプリケーション301、302は、印刷を実行するプリンタの選択を行う。これは、印刷を実行する画像形成装置102に対応したプリンタドライバを選択することと同義である。次に、アプリケーション301、302は、プリンタドライバのコンフィギュレーションモジュール304を用いて印刷設定を作成する。コンフィギュレーションモジュール304は、印刷対象のプリンタの機種依存ファイル305を利用して、印刷設定を作成する。Win32アプリ301では、印刷設定データとしてバイナリのDEVMODE構造体314が作成される。WPFアプリ302では、マークアップ言語のXMLで記載されたPrintTicket303が作成される。
印刷設定が確定後、アプリケーション301、302は、印刷に関する描画処理を行う。Win32アプリ301から印刷する場合は、バージョン3プリンタドライバの形態を取るGDItoXPS変換モジュール306に描画データが送られる。その結果、XPSスプールファイル307が作成される。バージョン3プリンタドライバとは、Microsoft(登録商標)のWindows2000(登録商標)以降に対応したプリンタドライバのことを指す。このときGDItoXPS変換モジュール306はコンフィギュレーションモジュール304を呼び出し、印刷設定をDEVMODE構造体314形式からPrintTicket303形式に変換する。WPFアプリ302から印刷する場合は、XPSファイル307をWPFアプリ自身が生成する場合と、OSがWPFアプリからの命令に応じてXPSファイルを生成する場合の2通りがある。上記示したように、XPSプリントパスでは、印刷時に必ずXPSスプールファイル307が生成される。このことがXPSプリントパスの特徴である。
生成されたXPSスプールファイル307は、次にプリントフィルタパイプラインで処理される。プリントフィルタパイプラインには、一般にハードウェアベンダーが作成したフィルタを複数個配置することができる。フィルタパイプラインマネージャ308は、まずハードウェアベンダーから提供されたフィルタの構成情報を元に、複数のフィルタを順番に並べる。さらに、隣あうフィルタ間で、最初のフィルタの出力と、次のフィルタの入力をパイプライン状につなげる。フィルタパイプラインマネージャ308は、先頭フィルタに、XPSスプールファイル307を渡し、そのフィルタが加工した情報を、次のフィルタに渡していく。このフィルタ間の受け渡しを行うことにより、最終的に画像形成装置102で解釈可能な印刷データを生成することができる。この処理をXPSフィルタパイプライン処理とよぶ。
XPSファイルは、意味を成す参照の構成単位であるパーツと呼ばれる複数のファイルをZIP形式のフォーマットを用いて1つにアーカイブしたファイルである。XPSファイルに含まれる構成ページが多い場合、比較的データサイズが大きくなる。ここで、XPSフィルタパイプライン処理において、XPSファイルのファイル単位で、次のフィルタに情報を受け渡した場合を考える。その場合フィルタがファイルを構成するすべてのパーツを処理するまで、次のフィルタの処理が開始できない状態になる。1つのフィルタでの処理完了まで次のフィルタでの処理が開始できないため、画像形成装置102での印刷の開始が遅くなる。処理の効率化のためには、できるだけデータサイズが小さい単位でXPSスプールファイルの情報を受け渡したほうがよい。そのため、XPSプリントパスでフィルタは、1つのパーツを更に複数のピースという最小単位に分割されたものをデータ受け渡しの単位とする。この1つのパーツを複数のパーツに分割したデータ形式をインターリーブと呼ぶ。図4は、フィルタに渡されるインターリーブ形式のXPSストリーム400の例を示す。
更に、XPSフィルタパイプライン処理では、複数のフィルタが配置されるので、複数のフィルタで同時並行に動作したほうが効率よく処理を行える。効率化のため、フィルタがXPSストリーム形式でXPSスプールファイル307を受け取る場合は、ピース401からピース451方向へのシーケンシャルアクセスのみに制限される。ランダムアクセスを許さないため、XPSストリーム形式でデータを受け取るフィルタ間で、XPSスプールファイル307に対するアクセス排他処理を行う必要がない。このことにより複数フィルタ間で同時並行に動作可能になる。
フィルタで加工されたXPSストリームは、印刷処理のスケジュール管理を行うプリントマネージャ312で管理され、キュー(待ち行列)に印刷ジョブが次々と登録される。画像形成装置102が印刷できる状態になったら、キューに登録した順にXPSデータをI/Oモニタ313を通して画像形成装置102に送信する。このようにして、アプリケーション301、302からの画像形成装置102に印刷用のXPSストリームが送信される。
本実施例では、クライアントコンピュータ101は、XPSフィルタパイプラインのフィルタとして描画リソース管理フィルタ309を備える。実施例1の画像形成装置102は、XPSストリームを解釈し印刷することが可能である。そのため、描画リソース管理フィルタ309は、XPSストリームの形式で入力および出力を行う。さらに、クライアントコンピュータ101は、描画リソース管理フィルタ309と伴に動作する、描画リソース提供サービス310および描画リソース記憶手段311を備える。描画リソース提供サービス310および描画リソース記憶手段311の機能は後述する。
図4は、複数ページで構成される印刷対象データであるXPSストリームのデータ構造の例を示す。以下、この例を使ってXPSストリームの概要について説明する。XPSストリームは、ZIP形式でアーカイブされたデータストリームとして、XPSスプールファイル307から描画リソース管理フィルタ309に渡される。図4はXPSストリームのZIP形式のローカルファイルに注目した模式図である。XPSストリームを構成するZIPのローカルファイルを401〜451の実線の四角で示す。この例では51個のローカルファイルが図示されている。図4に示す例では、パーツのローカルファイルとピースのローカルファイルが混在している。パーツの状態で受け渡されたものは、410、416、422、428、435、437、444である。その他のパーツは、複数ピースに分割され渡されている。ピースに分割されたものは”.piece”のファイル拡張子を持つ複数のローカルファイルとなる。それらのローカルファイルはパーツの名前をもつ論理的なフォルダに関連つけられることにより結び付けられる。インターリーブされたパーツは、パーツのファイル先頭データより、[0].piece、[1].piece、…というように、[i].pieceという形式の連番を有するピースファイルになる。分割されたピースの最後のピースは、[i].last.pieceという特別な名前となる。
例えば、“.rels”パーツは、402、405、450の3つのピースに分割されている。“_rels/.rels”というパーツの名前をもつ論理フォルダに関連つけることにより結び付けられている。図4で論理的な1ページ内の描画を表す部分を、破線460、461、462で表す。それぞれ1ページ目、2ページ目、Nページ目の描画を表現している。記載スペースの関係によりこの図では、破線461と、破線462の間に存在する3ページ目からN−1ページ目の描画を表すローカルファイルを省略して記載した。破線461の2ページ目の描画を表現するローカルファイル群の中身を図5に示す。また破線462のNページ目の描画を表現するローカルファイル群の中身を図6に示す。実際のページ内の描画はFixedページというパーツで表現される。図5では437が、図6では444が、そのパーツにあたる。なお、それらのパーツがFixedページのパーツであることは、それぞれ430、439の[Content_types].xmlのピースに記載され、記載内容を解析することによる判別可能である。
FixedページはXML形式のファイルであり、XML要素で描画の種類を記載することにより描画の詳細を参照・指定することが可能な参照ページである。図5の437および図6の444に示すように、<Path>は、描画図形を構成するパスを指定する表現であり、Data属性でパスの頂点を指定する。子要素の<Path.Fill>は親要素として定義された<Path>を塗りつぶす指定である。子要素<ImageBrush>で塗りつぶしに使うイメージブラシを指定する。イメージブラシに使われるビットマップは501、502のように、ローカルファイルのファイルパスで指定される。このようなFixedページから指定・参照されるイメージやフォントなど、描画を行うのに必要な外部パーツを描画リソースと呼ぶ。本実施例では、描画リソースを参照するためのローカルファイルのファイルパスを描画リソース識別情報とも呼ぶ。
この例の場合、イメージブラシに使われるビットマップは“1.JPEG”という共通のJPEGファイルであり、参照されるパーツはバイナリデータで構成されるローカルファイル435である。なお、ローカルファイル435がJPEG形式のファイルであることは、434の[Content_types].xmlのピースに記載される。このようにXPSの仕様は、1つの描画リソースを、異なるFixedページから参照可能な仕様である。同一の描画リソースをページ毎に複数格納する必要がなくなる。そのためプレゼンテーション文書の背景や、企業ロゴなどの同一イメージの描画に有効であり、XPSストリームのトータルデータ量を抑えることができる。XPSプリントパスにおいて、フィルタにはこの形式のXPSストリームが渡される。この仕様を採用した場合、図4の例に示すように、2ページ目で参照された描画リソースが、Nページなどの後方ページで参照される可能性がある。そのためXPSストリームで出現した描画リソース、つまり2ページ目で参照された描画リソースについては、画像形成装置102が、最後のページを処理するまで、すべて保持する必要がある。メモリ搭載量が少ない画像形成装置は、XPSファイルに対する描画リソースをすべて保持することができない場合があり得る。この状況については、以下に説明する各実施例の情報処理装置により解決することが可能となる。
実施例1は、クライアントコンピュータ101と画像形成装置102と、それらを接続するLAN103で構成される環境で実施することを想定する。クライアントコンピュータ101が備える描画リソース管理フィルタ309と、描画リソース提供サービス310および描画リソース記憶手段311は、CPU201により動作する。この例では、クライアントコンピュータ101が有する、描画リソース管理フィルタ309と、描画リソース提供サービス310と、描画リソース記憶手段311とを含むハードウェア/ソフトウェアモジュールを、印刷補助装置と総称する。
図8は、フィルタパイプラインマネージャ308、描画リソース管理フィルタ309、および描画リソース提供サービス310と、画像形成装置102との間の情報のやり取りを示すシーケンス図である。まず初期準備として、描画リソース提供サービス310は、画像形成装置102から、図14(B)に示すプリンタ情報1110を取得する(S601)。プリンタ情報1110は、画像形成装置102が描画リソースを保持する記憶容量の格納上限値である描画リソース格納上限1111を含む。さらにプリンタ情報1110は、画像形成装置102に設定されている、画像形成装置102が通信可能な描画リソース提供サーバの情報も含む。1112は社内サーバのリストであり、1113は社外のサーバのリストである。
なお、実施例1では、サーバのリスト1112,1113を使わない動作を説明する。S601の動作は、通常クライアントコンピュータ101と画像形成装置102との間で印刷準備が整った場合や、画像形成装置102での関連する設定やメモリ構成が変更になった場合に行われる。時間間隔を設定し定期的に実施してもよいし、印刷実行時の特定のタイミングに実施してもよい。なお、クライアントコンピュータ101と画像形成装置102の接続形態や通信の状況によっては、描画リソース提供サービス310が画像形成装置102からプリンタ情報1110を取得できない場合がある。その場合、描画リソース提供サービス310は、印刷に使用されるプリンタドライバから画像形成装置102の機種名を判断し、その機種が必ず格納できる描画リソースのトータルデータ量を描画リソース格納上限値であると判断する。
図8を引き続き参照し、ユーザからの印刷要求をうけた場合の動作について説明する。フィルタパイプラインマネージャ308は、まず描画リソース管理フィルタ309の初期化を行う(S602)。この初期化において描画リソース管理フィルタ309は、印刷ジョブを一意に識別可能な図10(B)に示す印刷ジョブ識別情報810を生成する。本実施例では、印刷ジョブ識別情報810としてUUID(Universally Unique Identifier)を生成する。続けて、描画リソース管理フィルタ309は、描画リソース提供サービス310に対して、サービス情報の取得依頼を行う。サービス情報の取得依頼は、依頼先としてクラインアントコンピュータ101が記載されている。描画リソースサービス310は、サービス情報を提供するために、描画リソースの提供サービスの構成を決定する(S602)。なお、この決定処理は図16を用いて実施例2で詳細に説明する。
実施例1では、描画リソースサービス310は、図10(A)に示すサービス情報800を描画リソース管理フィルタ309に渡す。サービス情報800は、S601で説明したプリンタの描画リソース格納上限801を含む。さらに、公開対象を判断するために描画リソースを一時的に保持するサーバを示す描画リソース登録サーバ802と、実際に描画リソースを公開するサーバを示す描画リソース公開サーバ803も含む。実施例1の場合、描画リソース登録サーバ802と、描画リソース公開サーバ803には、クライアントコンピュータ101が指定されている。サービス情報とは、この処理により決定された印刷補助装置が提供するサービス内容を指す。つまり、図10(A)に示すサービス情報によれば、S602で描画リソースサービス310は、プリンタの描画リソース格納上限801が10240KBであり、描画リソースの登録および公開はクライアントコンピュータが行うものと決定する。このサービス情報をうけた後、描画リソース管理フィルタ309は、フィルタパイプラインマネージャ308から、XPSストリームを取得する(S605)。
なお、説明を簡単にするために、フィルタパイプラインマネージャ308からは、図4で示したパーツ単位、またはピース単位で取得できるものとする。実際のXPSプリンタパスでは、XPSストリームとして、複数個のパーツおよびピースが渡される場合や、パーツおよびピースが分断化されたものが取得される。その場合、描画リソース管理フィルタ309は、XPSストリームを用いてパーツまたピースを構成し、これにより分断化されたものをパーツ単位、またはピース単位で取得できる。描画リソース管理フィルタ309は、取得したXPSストリームを解析し必要に応じて加工する(S605)。加工処理の内容については後述する。解析の結果に応じてC601〜C603の三種類のケースが存在する。描画リソース管理フィルタ309は、XPSストリームの最後までXPSストリームを取得(S605)し、C601〜C603のケースに応じて、処理を繰り返す。
第一ケースは、描画リソースの登録および公開が必要ない場合である。具体的には、描画リソース管理フィルタ309は、S605で取得したXPSストリームを解析(S606)する。解析の結果、描画リソースおよびFixedページでない場合、または、Fixedページであるが、描画リソースを含んでいない、若しくは描画リソースの公開が必要ない場合である。第一ケースの場合、描画リソース管理フィルタ309は、取得したXPSストリームを加工することなくそのまま画像形成装置102へ出力する(S607)。
第二のケースは、描画リソース管理フィルタ309がS605で取得したXPSストリームが描画リソースの場合である。その場合、描画リソース管理フィルタ309は、描画リソースサービス310に対して、取得した描画リソースの登録依頼を行う(S608)。描画リソースの登録依頼の一例を図10(C)に示す。第二のケースの例を元に、描画リソースの登録依頼の構造を説明する。図10(C)に示す描画リソースの登録依頼840は、描画リソースの登録依頼先841と、描画リソース登録サーバ842と、登録対象の描画リソースの識別情報843と、その描画リソースのバイナリデータ844で構成される。描画リソースの登録の依頼先841には、サービス情報800の描画リソース登録サーバ802が指定されている。描画リソースの登録サーバ842にも、サービス情報800で指定された描画リソース登録サーバが指定される。本実施例では、描画リソースの登録の依頼先841および描画リソースの登録サーバ842ともにクライアントコンピュータ101が指定される。登録対象の描画リソースの識別情報843は、印刷ジョブ識別情報810と、登録対象の描画リソースの名前を“/”で文字列連結することにより生成された文字列である。描画リソースのバイナリデータ844には、描画リソース435のバイナリデータが格納される。続けて、描画リソース管理フィルタ309は、取得した描画リソースであるXPSストリームをそのまま画像形成装置102へ出力する(S607)。
最後の第三のケースは、描画リソース管理フィルタ309がS605で取得したXPSストリームがFixedページで、かつ描画リソース管理フィルタ309がFixedページに関連する描画リソースの公開が必要であると判断した場合である。その場合、描画リソース管理フィルタ309は取得したFixedページに対して加工を行う(S606)。Fixedページの加工の一例として、Fixedページ444を加工したものを図7(A)に示す。Fixedページ503において、要素<ImageBrush>に、新しい属性504と属性505が追加されている。属性504は描画リソース提供サービスの名前空間である。第三者が定義した属性と重複しないようにするために独自に定義される。属性505は、イメージブラシに使われるビットマップ502の公開位置を表している。公開位置としては、描画リソースの公開サーバ803と、公開対象である描画リソースの識別情報を“/”で文字列連結することにより描画リソース管理フィルタ309が生成する。描画リソースの識別情報は、描画リソースの登録依頼840で指定した描画リソースの識別情報843と一致する。この加工処理により、画像形成装置102は、描画リソースを保持できないときに、描画リソースへの位置情報を基に、クライアントコンピュータ101に対して描画リソースを取得することが可能となる。続けて、描画リソース管理フィルタ309は、描画リソースサービス310に対して、予め描画リソース記憶手段311に記憶させた描画リソースを提供対象描画リソースとして公開依頼を行う(S609)。
描画リソースの公開依頼の一例を図10(D)に示す。描画リソースの公開依頼850は、描画リソースの公開依頼先851と、描画リソース公開サーバ852と、公開対象の描画リソースの識別情報853で構成される。描画リソースの登録の依頼先851は、描画リソース登録サーバ802が指定される。描画リソースの公開依頼先852には、サービス情報800で指定された描画リソース公開サーバ803が指定される。本実施例では、851、852ともにクライアントコンピュータ101が指定される。公開対象である描画リソースの識別情報853は、印刷ジョブ識別情報810と、登録対象の描画リソースの名前を“/”で文字列連結することにより生成される。その後、描画リソース管理フィルタ309は、加工したFixedページを画像形成装置102へ出力する(S607)。なお、図面の簡略化のために図8では不図示としたが、画像形成装置102へのXPSストリーム出力S607は、図3で説明したように、プリンタマネージャ312とI/Oモニタ313を用いて出力される。
描画リソース管理フィルタ309が、XPSストリームを最後まで取得すると、フィルタパイプラインマネージャ308からフィルタの終了処理の呼び出しが行われる(S610)。描画リソース管理フィルタ309は、描画リソースサービス310に対して、非公開描画リソースの削除依頼を行う(S611)。非公開描画リソースの削除依頼は、依頼先である描画リソース登録先802と、印刷ジョブ識別番号810で構成される。この依頼の目的は、描画リソースの登録を行ったが、公開していないもの、例えば公開する必要がない描画リソースに関して削除を実行するためである。すなわち、描画リソース管理フィルタ309は、描画リソースの登録先に対して、登録された描画リソースのうち、公開していない描画リソースを削除することを求める削除依頼を行う削除依頼手段として機能する。これにより、余分なデータ量を削減することができる。
クライアントコンピュータ101からのXPSストリーム出力(S607)をうけて画像形成装置102は、クライアントコンピュータ101とは非同期に印刷処理を実施する。その印刷処理過程において、画像形成装置102は、XPSストリームに含まれる描画リソースをRAM229または外部メモリ224に保持する。しかし描画リソース格納上限(図10(A)の801)を超えた場合、画像形成装置102は描画リソースを保持できないため、現在保持している描画リソース、例えば古い描画リソースから削除していく必要が生じる。この画像形成装置102の削除処理によって、例えばFixedページ503の印刷のための解析中に描画リソース435、すなわちバイナリデータが、RAM229または外部メモリ224から削除されている場合がある。その場合、画像形成装置102は、Fixedページ503の属性505の記載に基づいて、描画リソース管理フィルタ309に描画リソースの取得依頼を行う(S612)。そして印刷が終了後、画像形成装置102はFixedページの属性505に記載の描画リソースの公開サーバ(描画リソース提供サービス310)に印刷完了の依頼を出す(S613)。印刷完了の依頼は、印刷ジョブ識別番号810を含む。印刷終了の依頼をうけて描画リソース提供サービス310は、印刷ジョブ識別番号810に関連する公開中の描画リソースをすべて削除する。
図9は、描画リソース管理フィルタ309の処理を示すフローチャートである。この処理は、図8のS603,S605〜S609,S611に相当する。描画リソース管理フィルタ309は、通常外部メモリ211に格納されており、フィルタパイプラインマネージャ308の要求でRAM202へ読み込まれ、CPU201が実行する。描画リソース管理フィルタ309は、フィルタパイプラインマネージャ308がフィルタの初期化を行ったことに起因して、描画リソース提供サービス310からサービス情報を取得する(S701)。サービス情報800は図10(A)に示す情報であり、この情報を元にXPSストリームのピースの加工を行う。次にフィルタパイプラインマネージャ308から、図4に示すようなXPSストリームを取得し、逐次的にピースを取り出す(S702)。描画リソース管理フィルタ309は、XPSストリームのピースが残っている場合は、S704へ処理を進める。すべてのXPSストリームのピースを処理した場合、S711へ処理を進める。
S704で、描画リソース管理フィルタ309は、現在のピースが例えば435のような描画リソースであるかを判断する。現在のピースが描画リソースである場合は、描画リソース管理フィルタ309は、S705〜S707で描画リソース登録処理を行った後、処理をS710に進める。現在のピースが描画リソースではないと判断した場合、S708へと処理を進め、描画リソース管理フィルタ309は現在のピースが例えば428、437、444のようなFixedページであるかを判断する。現在のピースがFixedページのピースである場合は、描画リソース管理フィルタ309は現在のピースであるFixedページのピースに含まれる描画要素の解析と、必要であれば現在のピースへの加工を行う(S709)。最終的には、描画リソース管理フィルタ309は、必要に応じて加工した現在のピースを画像形成装置102へ送信する(S710)。描画リソース管理フィルタ309は、すべてのXPSストリームのピースを処理するまでこの処理を繰り返す。描画リソース管理フィルタ309は、すべてのXPSストリームのピースを処理したのち、描画リソース提供サービス310に対して、登録したが非公開な描画リソースの削除依頼を発行し(S711)、処理を終了する。
次に、描画リソースに対する処理であるS705〜S707について説明する。本実施例では、描画リソース管理フィルタ309は、Fixedの参照に先立ちS705〜S707の処理を行う。現在の描画リソースについて描画リソース管理フィルタ309は、描画リソースサービス310へ描画リソースの登録依頼840を発行する(S705)。すなわち、描画リソース管理フィルタ309は、XPSストリームに含まれる描画リソースの登録依頼を行う登録依頼手段として機能する。描画リソース管理フィルタ309は、図10(B)に示すように、現在の印刷ジョブに対して登録した描画リソース登録トータルデータ量820を保持する。描画リソース登録トータルデータ量は、描画リソースが登録された時の、登録済み描画リソースのトータルデータ量である。印刷ジョブ開始時点の描画リソース登録トータルデータ量の値は0である。
また、描画リソース管理フィルタ309は、図10(B)に示すように、描画リソースの名前と、登録時のトータルデータ量のリストを、描画リソース管理リスト830として保持している。描画リソース管理フィルタ309は、描画リソース管理リスト830に、現在の描画リソースの名前と、現在の描画リソース登録トータルデータ量820とを登録する(S706)。その後S705で登録した現在の描画リソースのデータサイズを描画リソース登録トータルデータ量820へ加算する(S707)。なお、本実例では、描画リソース名と登録時のトータルデータ量とを紐づけてリスト化しているが、描画リソース名に代えて図5および図6の501、502に示すように、ローカルファイルのファイルパスと紐づけてリスト化してもよい。また、S705〜S707における描画リソースの登録処理では、描画リソース管理フィルタ309は、XPSストリームを解析し、2回目以降に見出した同一の描画リソースについては登録しない。描画リソースの登録は一度登録しておけば、描画リソース識別情報に基づいてFixedページから参照可能であるからである。
図11は、Fixedページのピースへの解析と加工処理のフローチャートである。図9のS709のサブルーチンとして実行される。描画リソース管理フィルタ309は、現在のFixedページのピースから描画要素をひとつずつ順番に取得する(S901)。描画リソース管理フィルタ309はすべての描画要素を処理するまで(S902)、S903〜S907の処理を繰り返す。各描画要素への処理として、描画リソース管理フィルタ309は、描画リソースを伴う描画要素、具体的には、画像形成装置102が描画リソースを要求する描画であるかの判断(S903)を行う。描画リソース管理フィルタ309は、描画リソースを伴う描画要素に関しては、描画リソース管理リスト830から、該当する描画リソースの登録時の描画リソース登録トータルデータ量を取得する(S904)。さらに現在の描画リソース登録トータルデータ量820を取得し、該当描画リソースの登録時からのデータサイズの増分を計算する。
計算の結果、該描画リソースのデータ量を増分したことにより、S701で取得したサービス情報に記載のプリンタの描画リソース格納上限を超えているかを判断する(S905)。描画リソース格納上限を超えている場合、画像形成装置102から該当描画リソースが削除される可能性が高い。そのため描画リソース管理フィルタ309は、該当描画リソースに関して図10(D)に示す描画リソース公開依頼850を描画リソース提供サービス310に発行する(S906)。描画リソース公開依頼は、依頼された描画リソースの提供対象描画リソースとしての管理を依頼すること(管理依頼)である。すなわち、描画リソース管理フィルタ309は、XPSストリームに含まれるFixedページを解析し、以下の管理依頼を行う管理依頼手段として機能する。描画リソース管理フィルタ309は、Fixedページが参照する描画リソースが登録された時の描画リソース登録トータルデータ量が、描画リソース格納上限値を超える場合に、参照される描画リソースの管理依頼を実行する。
さらに、描画リソース管理フィルタ309は、図7(A)の505に示すように、描画リソース公開依頼を発行した描画リソースへのアクセス情報を描画要素の属性として追記する(S907)。つまり、描画リソース管理フィルタ309は、解析されたFixedページに、管理される提供対象描画リソースへのアクセス情報を設定する。これにより、画像形成装置102から該当描画リソースが削除されている場合であっても、画像形成装置102は、描画リソースを公開先(管理先)から取得することができる。図11を参照して説明した解析・加工処理がされたFiedページと、図9のS707の処理後の描画データとは、画像形成装置102に送信される。すなわち、描画リソース管理フィルタ309は、アクセス情報が設定されたFiedページと登録された描画リソースとを画像形成装置102に対して送信する送信手段として機能する。
図12および図13は、描画リソース提供サービスの処理を示すフローチャートである。描画リソース提供サービス310は、通常外部メモリ211に格納されており、クライアントコンピュータの起動時に、RAM202へ読み込まれ、CPU201で実行される。描画リソース提供サービス310は、常駐サービスとして動作する。描画リソース提供サービス310は、依頼に応答することで動作する。よって起動後依頼を待つ。さらに一定時間で、描画リソース記憶手段311に対し、不要な描画リソース削除依頼を発行する(S1001)。
最初に、描画リソース提供サービス310は、何らかの依頼を取得した際は、まず依頼の宛先が自分か判断する(S1002)。依頼が自分宛ではない場合、指定されたサーバへ依頼を転送する(S1011)。自分への依頼の場合、S1003へ処理を進める。その場合S1003〜S1010の各判断工程において依頼内容を判断し、自分に依頼されていると判断した場合はその依頼に含まれる処理を行う。描画リソース管理フィルタ309からサービス情報取得を依頼された場合(S1003、はい)、S1012で描画リソース提供サービス310は、サービス情報の決定処理を行う。この処理は、図8のS603のサービス情報取得処理に対応する処理である。実施例1では、描画リソース提供サービス310は描画リソース登録サーバと、描画リソース公開サーバともに、クライアントコンピュータであるサービス情報800を描画リソース管理フィルタ309に返す。サービス情報の決定処理の詳細に関しては、実施例2で説明する。
描画リソース管理フィルタ309から描画リソースの登録を依頼された場合(S1004、はい)、S1013で描画リソース提供サービス310は、描画リソース記憶手段311に依頼された描画リソースを記憶させる。この処理は、描画リソース管理フィルタ309の図8のS608および図9のS705の描画リソースの登録依頼処理に対応する処理である。図14(C)に、描画リソースの登録依頼840の描画リソースの描画リソース記憶手段311での管理の例を示す。描画リソース記憶手段311は、描画リソース識別情報843に相当するフォルダ構成1121〜1125の位置に、描画リソースのバイナリデータである1.JPEGを格納する。描画リソース記憶手段311は、印刷ジョブ識別情報を持つフォルダ1121に、公開対象の描画リソースを表す公開リスト1126と、公開の期限を記載した公開期限ファイル1127を格納する。初期状態では、公開リスト1126と公開期限ファイル1127は空のファイルである。すなわち、描画リソースの登録依頼を受けた場合は、描画リソース記憶手段311の描画リソース識別情報843に相当するフォルダに描画リソースを格納するのみである。
描画リソース管理フィルタ309から描画リソースの公開を依頼された場合(S1005、はい)、S1014で描画リソース提供サービス310は、描画リソース公開依頼の描画リソース公開サーバ852が自分であるかを確認する。実施例1の場合、描画リソース公開サーバは自身のサーバである。従って描画リソース提供サービス310は、図14(C)に示す公開リスト1126を描画リソース記憶手段311に保持させる(S1017)。この処理は、描画リソース管理フィルタ309の図8のS609および図11の906の描画リソースの公開依頼処理に対応する処理である。描画リソース公開サーバが自分以外の場合の例は、実施例2で説明する。
描画リソース管理フィルタ309から非公開描画リソース削除を依頼された場合(1006、はい)、描画リソース提供サービス310は印刷ジョブ識別番号の描画リソース記憶手段311のフォルダ1121に格納されている公開リスト1126を参照する。フォルダ1121下に格納されている公開リスト1126に記載されていない非公開の描画リソース(すなわち、公開する必要のない描画リソース)を描画リソース記憶手段311から削除する(S1018)。さらに印刷ジョブ識別番号の描画リソース記憶手段311が格納するフォルダ1121の公開期限ファイル1127に公開の期限(提供期限)を記載する。この処理は、描画リソース管理フィルタ309の図8のS611および図9の711の描画リソースの公開依頼処理に対応する処理である。この処理により、公開の必要がない描画リソース、すなわち画像形成装置102で保持できない描画リソースのみをクライアントコンピュータが保持するため、クライアントコンピュータが余分なデータを保持する必要がなくなる。また、提供期限を設けることにより、公開対象の描画リソースを効率よく管理することが可能となる。
画像形成装置102から描画リソース取得を依頼された場合(S1007、はい)、S1019で描画リソース提供サービス310は、描画リソース記憶手段311から依頼の公開位置に存在する描画リソースを取得する。そして取得した描画リソースを画像形成装置102に送付する。この処理は、画像形成装置102の図8のS612の描画リソースの取得処理に対応する処理である。
画像形成装置102から印刷完了を依頼された場合(S1008、はい)、S1020で描画リソース提供サービス310は、描画リソース記憶手段311から印刷ジョブ識別番号810のフォルダを削除する。また、描画リソース提供サービス310は、このフォルダに付随して配置されるフォルダおよびファイルも削除する。この削除処理によって印刷ジョブ識別番号に関連するファイルが、描画リソース記憶手段311からすべて削除される。この処理は、画像形成装置102の図8のS613の印刷完了処理に対応する処理である。
描画リソース提供サービスでは、不要な描画リソース削除の依頼が一定時間で発行されるように指定されている(S1001)。この不要な描画リソース削除が依頼された場合(1009、はい)、S1021で描画リソース提供サービス310は、描画リソース記憶手段311の印刷ジョブ識別番号に関連するフォルダに格納されるすべての公開期限ファイル1127を確認する。公開期限が切れているものに関しては、描画リソース提供サービス310は、印刷ジョブ識別番号に関連するフォルダおよびこのフォルダに付随して配置されるフォルダおよびファイルを削除する。
画像形成装置102から描画リソース提供サービスの終了が依頼を受け、描画リソース提供サービス310が依頼に記載されている認証情報を確認し正しい場合は(S1010、はい)、描画リソース提供サービスを終了する。それ以外の場合は、S1001に処理を進め、次の依頼を待つ。上記実施例により、本発明の情報処理装置によれば、画像形成装置が描画リソース格納上限を超えて描画リソースを保持できない場合に、描画リソースを正確に提供する情報処理装置を提供することが可能となる。これにより、メモリ搭載量が少ないプリンタにおいても印刷が可能になる。また、公開対象となる描画リソースについてはFixedページに描画リソースの位置情報を追加するため、画像形成装置は正確に描画リソースを取得することができる。さらにプリンタの描画リソース格納上限値を考慮し公開対象を選択するため、描画リソース提供サービスが公開するためにクライアントPCで保持する描画リソースのデータ量を削減することができる。
(実施例2)
実施例2では、クライアントコンピュータ101またはポータブルデバイス104の性能を判断し、必要に応じて、外部サーバと連携して、描画リソース提供サービスを実現する方法を説明する。本実施例2では、図1に示すクライアントコンピュータ101またはポータブルデバイス104をクライアントが保有するクライアント装置として説明する。実施例1に加え、図1に示すシステム構成図では、ポータブルデバイス104は、画像形成装置102とLAN103でつながり互いに通信可能である。更にLAN103には社内サーバ105がつながっている。加えてLAN103は、インタネット106経由で社外サーバ107とつながっている。各クライアント装置101/104および各サーバ105/107は、それぞれの構成要素間で通信可能な状態である。実施例2では、外部サーバ105/107が、画像形成装置102とクライアント装置101/104との通信を仲介する。
実施例2では、クライアントコンピュータ101またはポータブルデバイス104の性能を判断し、必要に応じて、外部サーバと連携して、描画リソース提供サービスを実現する方法を説明する。本実施例2では、図1に示すクライアントコンピュータ101またはポータブルデバイス104をクライアントが保有するクライアント装置として説明する。実施例1に加え、図1に示すシステム構成図では、ポータブルデバイス104は、画像形成装置102とLAN103でつながり互いに通信可能である。更にLAN103には社内サーバ105がつながっている。加えてLAN103は、インタネット106経由で社外サーバ107とつながっている。各クライアント装置101/104および各サーバ105/107は、それぞれの構成要素間で通信可能な状態である。実施例2では、外部サーバ105/107が、画像形成装置102とクライアント装置101/104との通信を仲介する。
ポータブルデバイス104と社内サーバ105および社外サーバ107のハードウェア構成は、ハードの性能差はあるが図2のクライアントコンピュータ101と同じである。そのためハードェア構成の説明を省略する。図15は、実施例2のモジュール構成を示すブロック図である。図3のブロック図に加えて、社内サーバ105と社外サーバ107上に、描画リソース提供サービス310と描画リソース記憶手段311が配置されている。ポータブルデバイス104の描画リソース提供サービス310と、社内サーバ105と社外サーバ107の描画リソース提供サービス310はネットワークを介して通信可能である。更に、社内サーバ105と社外サーバ107の描画リソース提供サービス310は、画像形成装置102とネットワークを介して通信可能である。XPSプリントパスの動作および、フィルタパイプラインマネージャ308より取得できるXPSストリームおよび加工後のXPSストリームは実施例1と同じである。実施例1とは、クライアントコンピュータの描画リソース提供サービス310のサービス情報の決定処理1012と、そこで生成されるサービス情報800が異なる。
図16にサービス情報の決定処理のフローチャートを示す。S1301で、まずクライアントコンピュータ上の描画リソース提供サービス310は、図14(A)と図14(B)に例示するクライアント情報1100とのプリンタ情報1110を取得する。
クライアント情報1100は、記憶容量残量1101と、通信接続状態1102、および描画リソース提供サーバリスト1108を含む。記憶容量残量1101は、クライアントコンピュータの現在の記憶容量の残量である。通信接続状態1102は、アドホックな通信であるか、常時通信可能な接続であるかを表す情報である。クライアントコンピュータ101のような移動できない装置の場合、常時接続可と設定される。ポータブルデバイス104のような移動が可能な装置の場合、常時接続不可と設定される。描画リソース提供サーバ1103は、クライアントコンピュータから通信可能な外部サーバのリストである。ユーザによって描画リソース管理フィルタ309に前もって設定されたサーバ名が列挙される。描画リソース提供サービス310は、描画リソース管理フィルタ309からクライアント情報1100を取得する。
プリンタ情報1110は、画像形成装置102で描画リソースを保持する記憶容量の上限値である描画リソース格納上限1111を含む。さらにプリンタ情報1110は、画像形成装置102に設定されている、画像形成装置102が通信可能な描画リソース提供サーバの情報を含む。1112は社内サーバのリストであり、1113は社外のサーバのリストである。これらのリストは、プリンタの管理者により前もって設定され、画像形成装置102の外部メモリ224に保存されている。描画リソース提供サービス310は、プリントマネージャ312およびI/Oモニタ313を経由して画像形成装置102からプリンタ情報1110を取得する。
取得したクライアント情報1100において、描画リソース提供サービス310は、クライアント装置101/104の記憶容量残量が規定値より大きいか判断する(S1302)。規定値は、経験則または実験等によって予め定められた閾値である。クライアント装置101/104の記憶容量残量が規定値より大きいと判断した場合、描画リソース提供サービス310は、通信接続状態1102として常時接続可能かを判断する(S1303)。記憶容量残量が規定値より大きく常時接続可能な場合、描画リソース提供サービス310は、クライアント装置101/104がすべての処理を実施することが可能であると判断する。描画リソース提供サービス310は描画リソース登録サーバと描画リソース公開サーバとして、クライアント装置101/104が処理を行うことを決定する(S1304)。
すなわち、描画リソース提供サービス310は、クライアント装置の記憶容量残量の情報と通信接続状態の情報とに基づいて、描画リソースの登録先と管理先とを決定する決定手段として機能する。S1304では、描画リソース提供サービス310は、自装置を描画リソースの登録先および管理先として決定する。描画リソース提供サービス310は、サービス情報800の描画リソース登録サーバ802と描画リソース公開サーバ803にクライアントコンピュータ自身のサーバのURLを記載したサービス情報を描画リソース管理フィルタ309へ渡す(S1309)。この場合の動作は、実施例1と同じ動作である。具体的には、描画リソース提供サービス310が、描画リソース管理フィルタ309からの登録依頼にしたがって描画リソースを登録する登録手段として機能する。また、描画リソース提供サービス310が、描画リソース管理フィルタ309からの公開依頼にしたがって描画リソースを公開すなわち提供対象描画リソースとして管理する管理手段として機能する。
クライアント装置101/104の記憶容量残量が規定値より大きいが、常時接続が不可な場合(S1303、いいえ)、描画リソース提供サービス310は、自装置が扱えるデータ量に余裕があると判断する。したがって、この場合には、描画リソース提供サービス310は、自装置(クライアント装置101/104)を、描画リソース登録サーバとして、決定する。また、この場合には、描画リソース提供サービス310は、印刷終了後にクライアント装置101/104と画像形成装置102とが通信できない状態になる可能性があると判断する。したがって、この場合には、描画リソース提供サービス310は、画像形成装置102からの描画リソース取得依頼に対応するために、描画リソース公開サーバは、クライアント装置101/104以外の外部サーバ105/107で行うことを決定する。すなわち、描画リソース提供サービス310は、外部装置を描画リソースの管理先として決定する。
どの外部サーバを使うかを決定するために、クライアント装置が備えるI/Oモニタ313が、図17に示す描画リソース提供サービス選択ユーザインターフェース(UI)1400をクライアント装置のディスプレイ210へ表示する(S1305)。描画リソース提供サービス選択UI1400は、リストボックス1401を備える。このリストボックス1401には、クライアント情報1100の描画リソース提供サーバのリスト1103と、プリンタ情報1110の描画リソース提供サーバリスト1112、1113を照合し、共通部分が表示される。また描画リソース提供サーバリスト1112、1113の社内サーバと、社外サーバの区分を()付で表示することにより、ユーザは、社内サーバと、社外サーバどちらを使用するか選択することができる。本実施例では、描画リソース提供サービス310は、リストボックス1401の初期値選択項目としては、社内サーバを優先し、かつ、それぞれのリストの列挙の先頭を優先し、1つのサーバを決定し表示する。
描画リソース提供サーバのリスト1103と、描画リソース提供サーバリスト1112、1113で、共通サーバの記載がない場合は、クライアント装置101/104と画像形成装置102で通信できない状況が生じ得る。そのような状況を解決するために、描画リソース提供サービス選択UI1400には、新規サーバ登録ボタン1402が用意されている。このボタン1402で操作入力装置209でのユーザによる押下を検知すると、描画リソース提供サーバリスト1112、1113のサーバへのユーザ登録画面が表示される。サーバへのユーザ登録を完了すると、クライアント情報1100の描画リソース提供サーバのリスト1103にそのサーバが追加される。さらにリスト1103にも追加される。OKボタン1403で操作入力装置209でのユーザによる押下を検知すると、リスト1103表示の描画リソース提供サーバを選択サーバとして決定する。その決定を元に、描画リソース提供サービス310は描画リソース登録サーバとしてクライアント装置101/104で、描画リソース公開サーバとして、選択したサーバで処理を行うことを決定する(S1306)。描画リソース提供サービス310は、サービス情報800の描画リソース登録サーバ802にクライアント装置自身を記載し、描画リソース公開サーバ803に選択したサーバを記載した情報を描画リソース管理フィルタ309へ渡す。このサービス情報800をうけて、描画リソース管理フィルタ309は、描画リソースの登録依頼840と、描画リソースの公開依頼850の情報を生成する。
図18は、描画リソース登録サーバとしてクライアント装置が決定され、描画リソース公開サーバとして外部サーバ(選択サーバ)が決定された場合の、システム動作処理のシーケンス図を示す。サービス情報800に関する部分は、描画リソースの登録依頼S608と描画リソースの公開依頼S609および非公開描画リソースの削除依頼S611あるので、その部分を中心に説明する。図18に示す描画リソースの登録依頼の処理S608において、描画リソース管理フィルタ309は、図8に示す描画リソースの登録依頼840の描画リソースの登録の依頼先841には、サービス情報800の描画リソース登録サーバ802を指定する。描画リソースの登録サーバ842にも、サービス情報800で指定された描画リソース登録サーバを指定する。本実施例の場合、描画リソース管理フィルタ309は、クライアント装置101/104が指定される。この場合は実施例1と同じ処理となる。
図18に示す描画リソースの公開依頼の処理S609で、描画リソース管理フィルタ309は、描画リソースの公開依頼850に含まれる描画リソースの登録の依頼先851には、描画リソース登録サーバ802を指定する。描画リソースの公開の依頼先852は、サービス情報800で指定された描画リソース公開サーバ803を指定する。本実施例の場合、描画リソース管理フィルタ309は、描画リソース登録サーバ802として、クライアント装置101/104を指定し、描画リソース公開サーバ803として、ユーザが選択した外部サーバ105/107を指定する。この描画リソースの公開依頼850をうけたクライアント装置101/104の描画リソース提供サービス310は、描画リソースの公開サーバが自分でないことを判断する。クライアント装置101/104の描画リソース提供サービス310は、該当描画リソースについて、外部サーバ105/107に描画リソース登録依頼を発行する(S1501)。さらに描画リソース公開サーバ852の公開先として、外部サーバ105/107を指定し、描画リソース識別情報853を含む描画リソース公開依頼を発行する(S1502)。すなわち、描画リソース提供サービス310は、描画リソース管理フィルタ309からの公開依頼にしたがって、描画リソース公開サーバである外部サーバに対して、描画リソースの公開依頼を実行する。図18の非公開描画リソースの削除依頼S611での依頼先には、サービス情報800の描画リソース登録サーバ802が指定される。本ケースの場合、クライアント装置101/104が指定される。この処理は実施例1と同じ動作となる。
クライアント装置101/104の記憶容量の残量が予め定められた閾値以下である場合、描画リソース提供サービス310は、クライアント装置101/104が、描画リソース登録および描画リソース公開のための描画リソースを保持できないと判断する。描画リソース提供サービス310は、描画リソース登録サーバと描画リソース公開サーバとして、外部サーバ105/107で行うことを決定する。どの外部サーバを使うかを決定するために図17に示す描画リソース提供サービス選択UI1400をクライアント装置101/104のディスプレイ210へ表示する。サービス情報800の描画リソース登録サーバ802と描画リソース公開サーバ803に選択したサーバを記載したものを描画リソース管理フィルタ309へ渡す。図19に、実施例2での描画リソース提供サービスのシーケンス図を示す。
サービス情報800に関する部分は、描画リソースの登録依頼S608と描画リソースの公開依頼S609および非公開描画リソースの削除依頼S611あるので、その部分を中心に説明する。上記3つの依頼とも依頼先は、描画リソース提供サービス選択UI1400で選択されたサーバである。描画リソース管理フィルタ309からこれらの依頼をうけた描画リソース提供サービス310は、自分宛の依頼ではないと判断する。描画リソース提供サービス310は、指定されたサーバに依頼を転送する(図19のS1501)。この動作により、S1501での描画リソースの登録依頼、S1502での描画リソースの公開依頼、およびS1503での非公開描画リソースの削除依頼は、外部サーバ105/107の描画リソース提供サービス310に転送され実施される。外部サーバ105/107の描画リソース提供サービス310での動作は、図12および図13で説明したクライアント装置101/104の描画リソース提供サービス310が行う処理と同様である。上記実施例により、クライアント装置101/104の性能を判断し、必要に応じて、クライアント装置以外の外部サーバと連携して、描画リソース提供サービスを実現することができるようになる。
上述の実施例では、描画リソース管理フィルタ309は、描画リソースのトータルデータ量が画像形成装置102の格納上限値を超えたことに起因して、描画リソース提供サービス310に公開要求を行った。しかしながら、この例に限定されることはない。描画リソース管理フィルタ309が構造化ストリームを解析した結果、異なるFiedページが同一の描画リソースを予め定められた複数回以上参照(例えば2回以上)した場合に、該同一の描画リソースの公開依頼を行なうようにしてもよい。また、上述の実施例では、予め全ての描画リソースを描画リソース記憶手段311に格納し、描画リソース管理フィルタ309が全てのXPSストリームを処理した後に、公開の不要な描画リソースを削除した。これに替えて、描画リソースを追加登録することによりトータルデータ量が画像形成装置102の格納上限値を超える場合に、格納上限値を超えて画像形成装置102が保持できない描画リソースのみを登録対象としてもよい。さらに、参照上記実施例では描画リソースの公開位置を記載するためにFixedページに504、505を追加した。その代わりに、図7(B)に示すようにFixedページに関係する描画リソースを表すピースに、描画リソースの公開位置507を属性として追記してもよい。
実施例2の場合は、描画リソース提供サービス310からユーザ登録を行い、外部サーバと認証情報を共有する。そのことにより描画リソース提供サービス間の通信S1501〜S1503に対して、ユーザ認証および通信データの暗号化を託してもよい。同様に、画像形成装置102のためのユーザ登録を行い、外部サーバと認証情報を共有する。そのことにより描画リソース提供サービスと画像形成装置102の通信S612、S613に対して、ユーザ認証および通信データの暗号化を託してもよい。これにより強固なセキュリティー機能の確保が可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。]
102 プリンタ
309 描画リソース管理フィルタ
310 描画リソース提供サービス
311 描画リソース記憶手段
309 描画リソース管理フィルタ
310 描画リソース提供サービス
311 描画リソース記憶手段
Claims (19)
- ページ内の描画を表現するページ描画情報と、複数の異なる前記ページ描画情報から参照される描画リソースとを含む構造化ストリームを、画像形成装置に対して送信して印刷処理させる情報処理装置であって、
前記構造化ストリームに含まれる前記描画リソースを登録する登録手段と、
前記ページ描画情報に、前記登録された描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と前記描画リソースとを前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記登録手段は、前記描画リソースを前記情報処理装置の描画リソース記憶手段に登録することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記登録手段は、前記描画リソースをサーバに登録することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- ページ内の描画を表現するページ描画情報と、複数の異なる前記ページ描画情報から参照される描画リソースとを含む構造化ストリームを、画像形成装置に対して送信して印刷処理させる情報処理装置の制御方法であって、
前記構造化ストリームに含まれる前記描画リソースを登録する登録ステップと、
前記ページ描画情報に、前記登録された描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と前記描画リソースとを前記画像形成装置に対して送信する送信ステップとを含む
ことを特徴とする制御方法。 - 前記登録ステップは、前記描画リソースを前記情報処理装置の描画リソース記憶手段に登録するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4記載の制御方法。
- 前記登録ステップは、前記描画リソースをサーバに登録するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4記載の制御方法。
- ページ内の描画を表現するページ描画情報と、複数の異なる前記ページ描画情報から参照される描画リソースとを含む構造化ストリームを、画像形成装置に対して送信して印刷処理させるコンピュータで実行されるプログラムであって、
前記構造化ストリームに含まれる前記描画リソースを登録する登録ステップと、
前記ページ描画情報に、前記登録された描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と前記描画リソースとを前記画像形成装置に対して送信する送信ステップとをコンピュータに実行させる
ことを特徴とするプログラム。 - 前記登録ステップは、前記描画リソースを前記情報処理装置の描画リソース記憶手段に登録するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7記載のプログラム。
- 前記登録ステップは、前記描画リソースをサーバに登録するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7記載のプログラム。
- ページ内の描画を表現するページ描画情報と、複数の異なる前記ページ描画情報から参照される描画リソースとを含む構造化ストリームを、画像形成装置に対して送信して印刷処理させる情報処理装置であって、
前記構造化ストリームに含まれる前記描画リソースの登録依頼を行い、該描画リソースが登録された時の、登録済み描画リソースのトータルデータ量の情報を保持する登録依頼手段と、
前記構造化ストリームに含まれる前記ページ描画情報を解析し、前記ページ描画情報が参照する描画リソースが前記登録された時の前記登録済み描画リソースのトータルデータ量が、前記画像形成装置の描画リソース格納上限値を超える場合に、前記参照される描画リソースを提供対象描画リソースとして管理することを依頼する管理依頼手段と、
前記解析されたページ描画情報に、前記管理される提供対象描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と前記登録された描画リソースとを前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - ページ内の描画を表現するページ描画情報と、複数の異なる前記ページ描画情報から参照される描画リソースとを含む構造化ストリームを、画像形成装置に対して送信して印刷処理させる情報処理装置であって、
前記構造化ストリームに含まれる前記描画リソースの登録依頼を行う登録依頼手段と、
前記構造化ストリームに含まれる前記ページ描画情報を解析し、異なるページ描画情報が同一の描画リソースを予め定められた複数回以上参照した場合に、該同一の描画リソースを提供対象描画リソースとして管理することを依頼する管理依頼手段と、
前記解析されたページ描画情報に、前記管理される提供対象描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と前記登録された描画リソースとを前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記情報処理装置の記憶容量残量の情報と通信接続状態の情報とに基づいて、前記描画リソースの登録先と管理先とを決定する決定手段と、
自装置が前記描画リソースの登録先として決定された場合に、前記登録依頼手段からの登録依頼にしたがって前記描画リソースを登録する登録手段と、
自装置が前記描画リソースの管理先として決定された場合に、前記管理依頼手段からの管理依頼にしたがって前記描画リソースを前記提供対象描画リソースとして管理する管理手段とを備える
ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記決定手段は、
前記情報処理装置の記憶容量残量が予め定められた閾値より大きく、かつ、前記情報処理装置が常時接続可能である場合に、自装置を前記描画リソースの登録先および管理先として決定し、
前記情報処理装置の記憶容量残量が予め定められた閾値より大きく、かつ、前記情報処理装置が常時接続できない場合に、自装置を前記描画リソースの登録先として決定するとともに、外部装置を前記描画リソースの管理先として決定し、
前記情報処理装置の記憶容量残量が予め定められた閾値以下である場合、外部装置を前記描画リソースの登録先および管理先として決定する
ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。 - 前記管理手段は、さらに、前記外部装置が前記描画リソースの管理先として決定された場合に、前記管理依頼手段からの管理依頼にしたがって、前記外部装置に対して、前記描画リソースの管理依頼を実行する
ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。 - 前記描画リソースの登録先に対して、登録された描画リソースのうち、前記提供対象描画リソースではない描画リソースを削除することを求める削除依頼を行う削除依頼手段を備える
ことを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記構造化ストリームは、XPSストリームである
ことを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 画像形成装置と、ページ内の描画を表現するページ描画情報と、複数の異なる前記ページ描画情報から参照される描画リソースとを含む構造化ストリームを、前記画像形成装置に対して送信して印刷処理させる情報処理装置とを備える情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記構造化ストリームに含まれる前記描画リソースの登録依頼を行い、該描画リソースが登録された時の、登録済み描画リソースのトータルデータ量の情報を保持する登録依頼手段と、
前記構造化ストリームに含まれる前記ページ描画情報を解析し、前記ページ描画情報が参照する描画リソースが前記登録された時の前記登録済み描画リソースのトータルデータ量が、前記画像形成装置の描画リソース格納上限値を超える場合に、前記登録された描画リソースを提供対象描画リソースとして管理することを依頼する管理依頼手段と、
前記解析されたページ描画情報に、前記管理される提供対象描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と前記登録された描画リソースとを前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備える
ことを特徴とする情報処理システム。 - ページ内の描画を表現するページ描画情報と、複数の異なる前記ページ描画情報から参照される描画リソースとを含む構造化ストリームを、画像形成装置に対して送信して印刷処理させる情報処理装置の制御方法であって、
前記構造化ストリームに含まれる前記描画リソースの登録依頼を行い、該描画リソースが登録された時の、登録済み描画リソースのトータルデータ量の情報を保持する保持ステップと、
前記構造化ストリームに含まれる前記ページ描画情報を解析し、前記ページ描画情報が参照する描画リソースが前記登録された時の前記登録済み描画リソースのトータルデータ量が、前記画像形成装置の描画リソース格納上限値を超える場合に、前記登録された描画リソースを提供対象描画リソースとして管理することを依頼する登録依頼ステップと、
前記解析されたページ描画情報に、前記管理される提供対象描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と前記登録された描画リソースとを前記画像形成装置に対して送信する送信ステップとを含む
ことを特徴とする制御方法。 - ページ内の描画を表現するページ描画情報と、複数の異なる前記ページ描画情報から参照される描画リソースとを含む構造化ストリームを、画像形成装置に対して送信して印刷処理させるコンピュータで実行されるプログラムであって、
前記構造化ストリームに含まれる前記描画リソースの登録依頼を行い、該描画リソースが登録された時の、登録済み描画リソースのトータルデータ量の情報を保持する保持ステップと、
前記構造化ストリームに含まれる前記ページ描画情報を解析し、前記ページ描画情報が参照する描画リソースが前記登録された時の前記登録済み描画リソースのトータルデータ量が、前記画像形成装置の描画リソース格納上限値を超える場合に、前記登録された描画リソースを提供対象描画リソースとして管理することを依頼する登録依頼ステップと、
前記解析されたページ描画情報に、前記管理される提供対象描画リソースへのアクセス情報を設定し、該アクセス情報が設定されたページ描画情報と前記登録された描画リソースとを前記画像形成装置に対して送信する送信ステップとをコンピュータに実行させる
ことを特徴とするプログラム。
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