JP2013245578A - 送風装置 - Google Patents
送風装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013245578A JP2013245578A JP2012118416A JP2012118416A JP2013245578A JP 2013245578 A JP2013245578 A JP 2013245578A JP 2012118416 A JP2012118416 A JP 2012118416A JP 2012118416 A JP2012118416 A JP 2012118416A JP 2013245578 A JP2013245578 A JP 2013245578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- blower
- wind direction
- housing
- air outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 title abstract description 23
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 70
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 23
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 14
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- -1 hydrogen ions Chemical class 0.000 description 4
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 4
- 238000013461 design Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 3
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 3
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 2
- MHAJPDPJQMAIIY-UHFFFAOYSA-N Hydrogen peroxide Chemical compound OO MHAJPDPJQMAIIY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000035597 cooling sensation Effects 0.000 description 2
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000006798 recombination Effects 0.000 description 2
- 238000005215 recombination Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000007614 solvation Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000004332 deodorization Methods 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000004313 glare Effects 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- GPRLSGONYQIRFK-UHFFFAOYSA-N hydron Chemical class [H+] GPRLSGONYQIRFK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- TUJKJAMUKRIRHC-UHFFFAOYSA-N hydroxyl Chemical compound [OH] TUJKJAMUKRIRHC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 244000005700 microbiome Species 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
【課題】卓上で使用するのに適した小型の送風装置において、電源スイッチの存在を意識させることなく電源スイッチの操作が可能な構造を提供する。
【解決手段】送風装置1は、吸込口2aと吹出口2bが形成された筐体2と、吸込口2aより筐体2内に吸い込まれ、吹出口2bより筐体2外に吹き出される気流を形成する筐体2内に配置された送風ファン30を備える。吹出口2bには、吹出口2bを開く位置と吹出口2bを閉ざす位置の間で変位可能な風向板10が配置される。送風ファン30の電源スイッチ18は、風向板10が吹出口2bを開く位置に来たときにオンとなり、風向板10が吹出口2bを閉ざす位置に来たときにオフとなる。
【選択図】図2
【解決手段】送風装置1は、吸込口2aと吹出口2bが形成された筐体2と、吸込口2aより筐体2内に吸い込まれ、吹出口2bより筐体2外に吹き出される気流を形成する筐体2内に配置された送風ファン30を備える。吹出口2bには、吹出口2bを開く位置と吹出口2bを閉ざす位置の間で変位可能な風向板10が配置される。送風ファン30の電源スイッチ18は、風向板10が吹出口2bを開く位置に来たときにオンとなり、風向板10が吹出口2bを閉ざす位置に来たときにオフとなる。
【選択図】図2
Description
本発明は卓上で使用するのに適した送風装置に関する。
家庭用の電気機器には、扇風機、換気扇、空気清浄機、空気調和機など、様々な送風装置が含まれる。扇風機や空気清浄機の中には、卓上で使用されることを想定した、小型のものもある。
特許文献1には送風装置の一例である空気清浄機が記載されている。この空気清浄機は筐体の上面前部が操作パネルとなっており、そこに電源入・切ボタンをはじめとする多数の操作ボタンが配置されている。
卓上で使用される小型の送風装置は、操作ボタンを配置するスペースが限られている。また始終目にするものだけに、操作ボタンの数の少ない、すっきりしたデザインであることが求められる。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、卓上で使用するのに適した小型の送風装置において、電源スイッチの存在を意識させることなく電源スイッチの操作が可能な構造を提供することを目的とする。
本発明に係る送風装置は、吸込口と吹出口が形成された筐体と、前記吸込口より前記筐体内に吸い込まれ、前記吹出口より前記筐体外に吹き出される気流を形成する前記筐体内に配置された送風ファンと、前記吹出口に配置され、前記吹出口を開く位置と前記吹出口を閉ざす位置の間で変位可能な風向板と、前記風向板が前記吹出口を開く位置に来たときにオンとなり、前記風向板が前記吹出口を閉ざす位置に来たときにオフとなる前記送風ファンの電源スイッチと、を備えることを特徴としている。
上記構成の送風装置において、前記風向板が前記筐体から飛び出すように変位したとき前記吹出口は開かれ、前記風向板が前記筐体に押し込まれるように変位したとき前記吹出口は閉ざされることが好ましい。
上記構成の送風装置において、前記風向板は前記筐体に対しスライド可能なスライド体に取り付けられ、前記スライド体のスライドに連動して前記電源スイッチのオン/オフ切り替えが行われることが好ましい。
上記構成の送風装置において、前記スライド体を前記筐体の外側に向けて付勢する付勢手段と、前記スライド体を前記付勢手段の付勢力に抗して引き留めるプッシュオン・プッシュオフ方式のロック手段が設けられていることが好ましい。
上記構成の送風装置において、前記吹出口を下にして設置された状態になったとき、前記電源スイッチがオフとなるように前記付勢手段の付勢力が設定されていることが好ましい。
上記構成の送風装置において、前記吹出口は前記筐体の上面に形成されていることが好ましい。
上記構成の送風装置において、前記吹出口は円形、前記風向板は傘形状となっていることが好ましい。
本発明の送風装置では、筐体の一側面の吹出口に風向板を配置し、この風向板が吹出口を開いたり閉ざしたりする動きに伴って送風ファンの電源スイッチがオンかオフかに切り替えられるようにしたから、電源スイッチの操作ボタンまたは操作レバーを筐体外面に設ける必要がなく、送風装置のデザインをすっきりしたものにすることができる。また風向板の位置を見れば遠くからでも電源スイッチの切り替え状態を一目で知ることができる。
以下図に基づき本発明の実施形態に係る送風装置の構造を説明する。送風装置1は立方体形状の合成樹脂製筐体2を備える。筐体2の正面に向き合う使用者の右手側を筐体2の右側面、左手側を筐体2の左側面と定義する。図9は送風装置1の右側面図ということになる。
筐体2は前述の通り立方体形状であり、6面の側面(この「側面」には上面と底面も含まれる)を備える。この6面の側面のいずれかに吸込口が形成され、吸込口が形成された側面以外の一側面に吹出口が形成される。本実施形態では筐体2の左側面に吸込口2a(図3参照)が形成され、筐体2の上面に吹出口2bが形成されている。吸込口2aは複数の貫通孔の集合からなる。吹出口2bは、正面形状(ここでは上方から見たときの形状)が円形となっている。また吹出口2bはすり鉢状に下方にすぼまる形状となっている。
吹出口2bの形成は筐体2の一側面のみに限定されるが、吸込口2aに関してはそのような限定はない。筐体2の複数の側面に吸込口2aを形成することとしてもよい。
筐体2は四周の側面及び上面が1個の部品として成型されており、底面のみが別体の底板3により構成されている。底板3は着脱可能であり、その四隅には筐体2を卓上に安定して支持するためのゴム脚4が設けられている。
図12に示す通り、底板3には貫通孔3aが形成されており、貫通孔3aの奥には端子35が配置されている。図11に示すように電源コード5の一端のプラグ6を端子35に接続すると、電源コード5を通じて送風装置1への給電が可能となる。電源コード5は、家庭用の100V電源に接続されるものであってもよく、パーソナルコンピュータ等のUSB端子に接続されるものであってもよい。
図1及び図9に示す通り、筐体2の右側面には上下に並ぶ形で2個の操作ボタンが配置される。上方のものは後述する送風ファンの風量を切り替える風量切替ボタン50である。風量切替ボタン50を押す度に風量が弱→中→強と切り替わる。風量切替ボタン50の上には風量インジケータ51が配置されている。風量インジケータ51は縦長のLEDランプの数で風量を表すものであり、LEDランプを1個だけ置いた表示が風量「弱」を表し、LEDランプを2個並べた表示が風量「中」を表し、LEDランプを3個並べた表示が風量「強」を表す。
風量切替ボタン50の下の操作ボタンはリセットボタン52である。リセットボタン52は、後述するフィルタやイオン発生素子の手入れ(掃除)の後に押されるものであり、送風装置1の制御部(図示せず)に記憶されている、前回の手入れからの積算時間をゼロにリセットする働きをする。リセットボタン52の上にはフィルタの手入れ時期が到来したことを報知するインジケータ53が配置される。リセットボタン52の下にはイオン発生素子の手入れ時期が到来したことを報知するインジケータ54が配置される。インジケータ53、54はいずれもLEDランプにより構成される。
図10に示す通り、筐体2の背面にはいわゆるダルマ穴の形状の掛止孔2cが形成される。室内の壁面から突き出したフック(図示せず)に掛止孔2cを引っ掛ければ、送風装置1を壁掛け状態で保持して使用することが可能である。
図2及び図3に示す通り、筐体2の内部には送風ファン30が配置される。送風ファン30は、ケーシング30aと、その中に配置されたシロッコファン30e、及びシロッコファン30eを水平軸線回りに回転させるモータ30fを備える。シロッコファン30eは両面吸込型のものであり、ケーシング30aにはシロッコファン30eの一方の吸込面に対向する吸気口30bと、シロッコファン30eの他方の吸込面に対向する吸気口30cが形成されている。吸気口30bは吸込口2aに面する側にあり、吸気口30cはその反対側にある。
送風ファン30を左右から挟む形で吸込ダクト20とダクト部材32が配置される。吸込ダクト20とダクト部材32は、ダクト部材32の下端に形成されたフック32eを吸込ダクト20の下端に形成されたフック受け20aに係合させる形で下端同士を連結している。吸込ダクト20とダクト部材32の上端同士は、下端と同様にフックとフック受けを係合させた後、連結部材36を上に置き、連結部材36を通じて吸込ダクト20とダクト部材32の上端にそれぞれネジ37をネジ込むことで連結される。送風ファン30はダクト部材32に図示しないネジによるネジ止めで固定される。
吸込ダクト20は送風ファン30の吸気口30bと筐体2の吸込口2aを連結する形で延びる。吸込ダクト20の入口と吸込口2aの間には筐体2の底面より着脱可能なフィルタ23が配置されている。
ダクト部材32には送風ファン30の吸気口30cに対面する垂直な壁部32aがあり、そこに開口部32bが形成されている。開口部32bには、吸込ダクト20の入口に形成された切欠部20a(図4参照)より、ダクト部材32と筐体2の内面との間の隙間、主としてダクト部材32の下面と底板3の上面の間の隙間を通じて空気が流れ込む。ダクト部材32の背面下部の角部に形成された面取り部32cも空気通路となる。
送風ファン30を駆動すると、吸込口2aから筐体2内に空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気はフィルタ23を通り、空気に含まれる塵埃はフィルタ23に捕集される。フィルタ23を通り抜けた空気は図3の矢印A1のように吸込ダクト20の中を通って送風ファン30の吸気口30bに吸い込まれる。吸込ダクト20に入った空気の一部は切欠部20aより吸込ダクト20の外側に出、図4の矢印A2のようにダクト部材32の下面と底板3の隙間を通ってダクト部材32の右端に出、そこからダクト部材32の内部に入り、開口部32bを通って送風ファン30の吸気口30cに吸い込まれる。
このように、送風ファン30に対して複数の吸込経路が用意されるため、送風効率を向上させることができる。ダクト部材32の内部には端子35等の電子部品を実装した回路基板34がその平面を垂直にして配置されており、回路基板34は開口部32bに向かう気流の中に位置しているので、発熱する電子部品を冷却することができる。開口部32bをダクト部材32の上方寄りの位置に配置しておけば、下方からダクト部材32に流入する空気が回路基板34に沿って長い距離を移動することになり、冷却効果が向上する。
送風ファン30のケーシング30aには筐体2の正面に向かって開口する排気口30d(図2参照)が設けられている。シロッコファン30eのファンブレードの間から吐出された空気は、ケーシング30aの内部を図2において時計方向に旋回し、排気口30dよりほぼ水平方向に吹き出される。排気口30dからの気流吹出方向は、若干の仰角で斜め上方向としてもよく、若干の俯角で斜め下方向としてもよい。排気口30dから吹き出された空気は筐体2の内部に形成された送風路を経由して吹出口2bより吹き出される。送風路を構成するのは吹出ダクト21である。
吹出ダクト21は排気口30dから吹き出される空気を下端の入口より受け入れ、入口に続く屈曲部で空気の流れの向きをほぼ水平方向から上下方向へと変え、上端の出口より上向きに空気を吹き出す。吹出ダクト21の中で屈曲部に続く直線部分は、必ずしも垂直方向に延ばさなくてもよい。多少の角度(例えば10°以内の角度)をつけて斜めに延ばしてもよい。
吹出ダクト21の屈曲部は、排気口30dから吹き出す気流の動圧が静圧に変換される静圧変換領域21aとなる。吹き出される気流の動圧が静圧に変換されることで、気流の一部が吹出ダクト21の横幅いっぱいに拡がる効果を生む。
静圧変換領域21aの直後にイオン発生素子40が配置される。イオン発生素子40は吹出口2bより筐体2の外部に吹き出される気流の中にイオンを放出するためのものである。イオン発生素子40は吹出ダクト21の一部を構成する保持部材45に保持される。
保持部材45には吹出ダクト21の屈曲部の外周側となる屈曲部45aが形成されている。屈曲部45aは送風ファン30の吹出方向から吹出口2bの方向へとなだらかに遷移する曲面となっている。このような形状とすることで、吹出ダクト21との接続部に近い部分では吹き出し気流が正面から当たり、動圧が静圧に変換される。また、屈曲部45aと排気口30dとが接続される部分では、吹き出し気流が曲面によって滑らかに方向転換されて上方に導かれる。結果として、両者の気流が合流して吹出ダクト21の横幅方向に拡がりながらも気流速度を維持した形でイオン発生素子40に供給される。
本実施形態では、屈曲部45aは送風ファン30の吹出方向から吹出口2bの方向へとなだらかに遷移する曲面となっているが、屈曲部45aは、エルボパイプのように略直角に曲がるように形成されていてもよい。
図14に示す通り、イオン発生素子40は前後方向に薄い平箱状の筐体を有し、その筐体の正面(送風装置1全体の方位からすれば後面であって、送風ファン30に向き合う側の面)から送風ファン30の方向に、イオン発生部となる左右一対の針状の放電電極41が突き出している。放電電極41はコロナ放電によりイオンを生成する。放電電極41は屈曲部45aの直上、より正確に表現すれば屈曲部45aと屈曲部45aを吹出口2bに連通させる吹出ダクト21の直線部分との接続部、すなわち静圧変換領域21aの直後に位置することとされているが、屈曲部45aの途中、すなわち静圧変換領域21aのただ中に位置していてもよい。
一対の放電電極41は一方が正イオン発生部、他方が負イオン発生部となるものであり、水平方向に所定距離を隔てて配置されている。一対の放電電極41の配置間隔は送風ファン30の排気口30dの幅よりも広い。すなわち一対の放電電極41はそれぞれが送風ファン30の気流吹出幅よりも外側に配置されている。
放電電極41の上記のような配置を可能とするため、保持部材45は、送風ファン30の排気口30dに接続する、排気口30dと横幅がほぼ同じの開口部45bから奥(送風装置1全体の方位で言えば前方)の部分が、左右対称的な張出部45cとされている。この張出部45cの横幅の中に放電電極41が位置する。吹出ダクト21は、張出部45cより下流側では張出部45cと同じ横幅で上端の出口まで延びる。
屈曲部45aの中央には、送風ファン30からの気流を両方の放電電極41に分配する気流分岐部45dが形成されている。気流分岐部45dは送風ファン30の方向に突き出す垂直な壁からなる。
イオン発生素子40は筐体を保持部材45に上方から差し込まれて保持される。イオン発生素子40の筐体の上面には筐体2の内部の端子部42に接続する接続端子40aが形成されている。
筐体の正面には放電電極41が他の物体に接触することを防ぐ電極保護板40bが取り付けられる。このため放電電極41が他の物体に当たって変形することを懸念せずに済む。電極保護板40bには放電電極41の正面にあたる箇所に円形の貫通孔40cが形成される。静圧変換領域21aを通過する空気の少なくとも一部は、イオン発生素子40の筐体と電極保護板40bの間を通って流れる。静圧変換領域21aを通過する空気の他の一部は貫通孔40を通り抜けて放電電極41に吹き付ける。貫通孔40の形状は、本実施形態では円形としたが、他の形状であってもよい。
吹出ダクト21の上部には筐体2の内部を水平に仕切る形で導光板25が配置されている。導光板25の上面は吹出口2bの下縁に当てられる。導光板25の中で筐体2の正面に近い側に連通口25bが形成され、この連通口25bに吹出ダクト21の上端の出口が接続される。連通口25bには吹出ダクト21の内部を上昇する気流を前方寄りに誘導する誘導板25cが吹出ダクト21の内部に突出する形で形成されている。
導光板25はアクリル樹脂等の透明材料からなり、後端が入射面25aとなる。入射面25aに対向する形で光源となる発光ダイオード(LED)26が配置される。導光板25の下面には図示しない反射シートが重ねられている。
導光板25の中心には貫通孔25dが形成される。この箇所は吹出口2bの中心であり、筐体2の中心でもある。連結部材36から立ち上がる軸部17が貫通孔25dを通り抜けて導光板25の上面に突出する。この軸部17に風向板10が支持される。
風向板10は平面形状が円形となっている傘形状の合成樹脂製部品で、吹出口2bより少し直径が小さい。風向板10は後述するように筐体2の上面にポップアップするが、円形であるため使用者の手指等が触れても痛みを感じるようなことはない。風向板10の下面は円錐形の傾斜面10aとされている。風向板10の上面には円形の銘板10bがはめ込まれている。
風向板10は筐体2に対しスライド可能なスライド体に取り付けられる。本実施形態でスライド体を構成するのは風向板10の下面中心から下向きに突き出すスリーブ11である。スリーブ11は軸部17の外側に嵌合し、軸部17に沿って上下方向にスライドする。なお筐体2の側にスリーブ状の部材を配置し、その中に挿入される軸状の部材をスライド体とする構成も可能である。
スリーブ11と軸部17の間には圧縮コイルバネ16が配置され、この圧縮コイルバネ16がスリーブ11を筐体2の外側に向けて付勢する付勢手段となる。
スリーブ11には、それを圧縮コイルバネ16の付勢力に抗して引き留めるプッシュオン・プッシュオフ方式のロック手段が設けられる。一押しすれば押した物がポップアップし、ポップアップした物をもう一押しすれば引っ込み位置に戻せるプッシュオン・プッシュオフ方式のロック手段はノック式ボールペンや電気器具のスイッチで周知であり、その機構も様々なものが知られている。本実施形態では、軸部17の側面に上下に並ぶ形で形成された第1係止部17a及び第2係止部17bと、スリーブ11の内部に設けられて第1係止部17aと第2係止部17bのいずれかに選択的に係合する係合部材12がプッシュオン・プッシュオフ方式のロック手段19を構成する。
図1から図4では風向板10は筐体2から飛び出すポップアップ状態となっており、係合部材12が第1係止部17aに係合して風向板10のそれ以上の飛び出しを引き留めている。風向板10と吹出口2bとの隙間は大きく開き、これを本明細書では「吹出口が開かれる」と称する。
図5と図6では風向板10は圧縮コイルバネ16の付勢力に抗して筐体2に押し込まれ、吹出口2bの中に位置している。係合部材12が第2係止部17bに係合して風向板10をその高さに引き留める。風向板10と吹出口2bとの隙間は縮まり、これを本明細書では「吹出口が閉ざされる」と称する。なお本実施形態では風向板10は吹出口2bとの間に隙間を生じた状態で止まっているが、風向板10が吹出口2bを完全に閉塞する構成であっても構わない。
風向板10は、吹出口2bとの隙間を縮めはするものの、吹出口2bに接触することはない。これは、風向板10を再度ポップアップするためには風向板10をもう一度押し下げる必要があり、風向板10の下に押し下げストロークに見合うスペースを要するからである。しかしながら、吹出口2bの内面が下方にすぼまっておらず、そこに風向板10が接触した後も風向板10の押し下げが可能であるならば、風向板10を吹出口2bに接触させても、そしてそれにより吹出口2bを完全閉塞状態としても、構わない。
上記のような風向板10の変位を、送風ファン30の電源スイッチのオン/オフ制御に利用する。電源スイッチ18は導光板25の下に設置され、スリーブ11のスライド軌跡にアクチュエータを干渉させている。
風向板10が吹出口2bを開く位置にきたとき、すなわちポップアップ状態となったときは、図2に示す通りスリーブ11は電源スイッチ18のアクチュエータを押さない。この状態では電源スイッチ18はオンとなる。
風向板10が吹出口2bを閉ざす位置にきたとき、すなわち風向板10が吹出口2bに押し込まれたときは、図6に示す通りスリーブ11が電源スイッチ18のアクチュエータを押す。この状態では電源スイッチ18はオフとなる。
このように、風向板10が吹出口2bを開いたり閉ざしたりする動きに伴って送風ファン30の電源スイッチ18がオンかオフかに切り替えられるようにしたから、電源スイッチ18の操作ボタンまたは操作レバーを筐体2の外面に設ける必要がなく、送風装置1のデザインをすっきりしたものにすることができる。また風向板10の位置を見れば遠くからでも電源スイッチ18の切り替え状態を一目で知ることができる。
風向板10が筐体2の内部に押し込まれたときに吹出口2bが開き、同時に電源スイッチ18がオンになり、風向板10が元の位置に戻れば吹出口2bが閉ざされて電源スイッチ18がオフになるように構成することも可能である。
本実施形態では、電源スイッチ18がオンとなると同時に送風ファン30が回転を開始するものとされている。しかしながら、電源スイッチ18がオンになっただけでは送風ファン30を駆動せず、風量切替ボタン50による風量設定などのさらなる操作を契機として送風ファン30が回転を開始するように構成することもできる。
続いて送風装置1の動作を説明する。電源コード5が電源に接続されている状態で、風向板10を押してポップアップ状態にすると、電源スイッチ18がオンになり、送風ファン30が回転を開始する。イオン発生素子40、LED26、及び風量インジケータ51にも通電され、イオン発生素子40はイオンの発生を開始し、LED26は導光板25の照明を開始し、風量インジケータ51はその時点で設定されている風量の表示を開始する。
送風ファン30の回転により吸込口2aから外部の空気が吸い込まれ、その空気はフィルタ23を通り抜けた後、吸込ダクト20の中を通って吸気口30bに吸い込まれる吸気経路と、一旦ダクト部材32の外側を通り、次いでダクト部材32の内部を通って吸気口30cに吸い込まれる吸気経路の二通りの吸気経路よりケーシング30aの内部に吸い込まれる。
ケーシング30aの内部に吸い込まれた空気はシロッコファン30eに吸い込まれた後シロッコファン30eのファンブレードの間から吐出され、排気口30dから吹き出される。排気口30dから水平方向に吹き出された空気は吹出ダクト21に入り、静圧変換領域21aで吹出口2bに向かう垂直方向の気流に方向変換せしめられる。この方向変換に伴い、気流の動圧が静圧に変換される。一旦動圧を静圧に変換された後、気流は吹出ダクト21の内部を上昇し、その途中でイオン発生素子40から発生したイオンが空気に混入する。
イオン発生素子40の放電電極41には交流波形またはインパルス波形の高電圧が印加され、これによって放電電極41はコロナ放電を行う。一方の放電電極41には正電圧が印加され、コロナ放電により空気中の水分子が電離して水素イオンが生成される。この水素イオンが溶媒和エネルギーにより空気中の水分子とクラスタリングする。これにより、H+(H2O)m(mは0または任意の自然数)から成る空気イオンの正イオンが放出される。
他方の放電電極41には負電圧が印加され、コロナ放電により空気中の酸素分子または水分子が電離して酸素イオンが生成される。この酸素イオンが溶媒和エネルギーにより空気中の水分子とクラスタリングする。これにより、O2 -(H2O)n(nは任意の自然数)から成る空気イオンの負イオンが放出される。
H+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは空気中の浮遊菌や臭い成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。そして、下記の式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH2O2(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集させて浮遊菌や臭い成分を破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。従って、正イオン及び負イオンを吹出口2bから室内に送出することにより、室内の殺菌及び臭い除去を行うことができる。
H+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H2O2+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H2O2+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
一対の放電電極41は気流と直角をなす方向である左右方向に離して配置されている。このため、一方の放電電極41で生成される正イオンと他方の放電電極41で生成される負イオンは互いの衝突で再結合して消滅することが少なくなり、イオンの送出量を増加させることができる。本実施形態のように正イオン発生部となる放電電極41と負イオン発生部となる放電電極41の両方ともが送風ファン30の気流吹出幅よりも外側に配置されていることとすれば、正イオンと負イオンの再結合による消滅を一層少なくすることができる。
放電電極41で生成されたイオンを巻き込みつつ放電電極41を通過するのは静圧変換領域21aで動圧を静圧に変換された空気である。静圧変換領域21aでは一旦気流の速度成分がなくなり、そこから静圧によってイオン発生部である放電電極41の方に向かう気流が発生するから、送風ファン30から吹き出される気流の方向が放電電極41を通過する気流の多寡にあまり影響しない。そのため、送風ファン30の気流吹出幅よりも外側に放電電極41が配置されていたとしても放電電極41を通過する気流を十分に確保して、イオンを効率良く送出することができる。
放電電極41は吹出ダクト21の屈曲部の外周側に配置されているから、静圧変換領域21aを通過する気流の中でも速度成分の大きい部分が放電電極41の周辺を通る。このため、イオンを効率良く送出することができる。
送風ファン30から吹き出される気流は、屈曲部45aに形成された気流分岐部45dにより、左側の放電電極41と右側の放電電極41に均等に分配される。このため、正イオンを送出するための気流と、負イオンを送出するための気流の間に、風量の不均衡が生じない。
静圧変換領域21aを通過する空気の少なくとも一部は、イオン発生素子40の筐体と電極保護板40bの間を通って流れる。従って、放電電極41を通過する気流の存在が確実なものとなり、放電電極41で発生したイオンを確実に送出することができる。
静圧変換領域21aを通過する空気の他の一部は貫通孔40を通り抜けて放電電極41に吹き付ける。これによっても放電電極41を通過する気流の存在が確実なものとなり、放電電極41で発生したイオンを確実に送出することができる。
このように、送風ファン30から吹き出された水平方向の気流を吹出口2bに向かう垂直方向の気流に方向変換させるとともに気流の動圧を静圧に変換する静圧変換領域21aまたはその直後にイオン発生素子40のイオン発生部が配置されているから、イオン発生素子40の配置のために送風路である吹出ダクト21を垂直方向に長いものとする必要がなく、送風装置1の高さを抑えることができる。
静圧変換領域21a及びその近傍の中でも、屈曲部45aと、屈曲部45aを吹出口2bに連通させる吹出ダクト21の直線部との接続部は「吹き出される気流の動圧が静圧に変換されることで、気流の一部が吹出ダクト21の横幅いっぱいに拡がる効果を生む」という効果が最も得やすい場所であるとともに、帯電粒子送出装置1の高さを抑えるのに最も適した場所でもある。従って、この場所にイオン発生素子40のイオン発生部を配置することにより、正イオンと負イオンの再結合による消滅を一層少なくすることができる上、帯電粒子送出装置1の高さを抑えることもできる。
正イオンと負イオンを含んだ空気は図2の矢印B1のように吹出ダクト21の内部を上昇し、導光板25の連通口25bを抜けて吹出口2bの中に出る。吹出口2bの中に出た空気は矢印B2のように上昇を続け、風向板10の下面に当たる。そして矢印B3のようにより水平に近い角度となって外部に吹き出す。
空気は吹出口2bと風向板10の間に形成された環状の流出部8の全域から流出可能であるが、実際には、連通口25bが軸部17よりも前方の位置に開口し、連通口25bに設けられた誘導板25cも気流を前方寄りに誘導するものであるところから、空気の吹き出しは前方方向に集中することになる。
空気の吹き出しが前方方向に集中するのを助長するため、図2及び図7に示すように、吹出口2bの内面に凹部22が形成される。吹出口2bの内面は、凹部22以外の箇所では中心方向に向かって凸となる曲線を描きつつすぼまるのに対し、凹部22では直線的にすぼまる。このようにして形成される凹部22では風向板10との隙間幅が広がり、より多くの空気がここから流出する。
使用者の方向に送風装置1の正面を向ければ、イオンを含む気流が使用者の周囲に集中し、使用者には風による物理的な冷涼感とイオンによる清涼感の両方が与えられることになる。イオンにより使用者の周辺の殺菌や脱臭も行われる。さらに、送風装置1から吹き出す気流によって室内に空気の循環が生じ、室内全体においても殺菌や脱臭が進められることになる。
電源スイッチ18がオンになるとLED26が点灯し、LED26は水平方向に光を出射する。LED26から出射した光は入射面25aから導光板25に入る。導光板25には光を上方に反射する加工が施されているため、導光板25の内部で光は上方に向きを変え、風向板10の下面10aに当たる。光は風向板10の下面で放射状に反射され、送風装置1の周囲を間接照明する。連通口25bの箇所では光が上方に反射されないので、風向板10の下面10aのうち、前方部分に当たる光は少なく、送風装置1の正面にいる使用者はまぶしさを感じなくて済む。
LED26については別途スイッチを設け、風向板10のポップアップに連動してLED26を点灯させるかどうかを使用者が選択できるようにしてもよい。
送風装置1の使用を終えるときは、風向板10を押し下げ、図1のポップアップ状態から図5の収納状態に戻す。すると電源スイッチ18がオフになり、送風ファン30とイオン発生素子40は動作を停止する。LED26と風量インジケータ51は消灯する。
送風装置1を長時間使用していると、フィルタ23には塵埃が厚く付着し、イオン発生素子40も手入れが必要な状態になる。フィルタ23の掃除の目安となる累積使用時間に到達すると、送風装置1の前記図示しない制御部はインジケータ53を点灯させる。イオン発生素子40の手入れの目安となる累積使用時間に到達すると、制御部はインジケータ54を点灯させる。
インジケータ53または54の点灯を見た使用者がフィルタ23の掃除またはイオン発生素子40の手入れを行うには、底板3の取り外しが必要になる。底板3を取り外すには、それに先だって電源コード5のプラグ6を端子35から引き抜く必要がある。従って、掃除または手入れの作業中に使用者が感電するおそれはない。
底板3を筐体2に固定しているのは図12に示すネジ38である。ネジ38は硬貨で回すことが可能なタイプのものであり、ドライバーなしでも底板3を外すことができる。ネジ38は底板3から外れないようになっており、紛失のおそれはない。
図13に示す通り底板3を筐体2から外せば、筐体2の下面開口からフィルタ23を引き抜くことができる。引き抜いたフィルタ23は掃除した後元の位置に戻す。また保持部材45をイオン発生素子40もろとも引き抜き、次いで保持部材45からイオン発生素子40を取り外して、イオン発生素子40の手入れを行うことができる。
手入れ終了後、イオン発生素子40を再び保持部材45に取り付け、保持部材45を元の場所に戻す。保持部材45が吹出ダクト21の一部となる所定位置に納まると、接続端子40aが端子部42に接触し、イオン発生素子40に対する電気的接続が確立される。底板3を筐体2に固定し、電源コード5のプラグ6を端子35に接続すれば、送風装置1は再び使用可能な状態となる。
フィルタ23の掃除またはイオン発生素子40の手入れを終えた使用者はリセットボタン52を押す。これにより、積算時間の計時がゼロから再スタートする。
送風装置1は小型の立方体形状であるため、物が当たると転倒する可能性がある。図15に示すように天地が逆転した倒立状態になることさえある。このような状態で送風装置1が運転を継続するのは無意味である。そこで、倒立状態になったときは送風装置1の運転が自動的に停止するようにしておくのがよい。
本発明に係る構造の送風装置1であれば、上記の要請に比較的容易に応えることができる。図15に示す倒立状態、すなわち吹出口2bが形成された面を下にして設置された状態になったとき、風向板10がポップアップ状態であれば、送風装置1は風向板10で接地する。圧縮コイルバネ16には風向板10及びそれと動きを共にする部材の質量を除く送風装置1の全質量がかかるので、このときかかる質量に圧縮コイルバネ16の付勢力が負けるようにしておけばよい。そのようにしておけば、ポップアップ状態であった風向板10は送風装置1の倒立によって吹出口2bの中に引っ込み、電源スイッチ18はオフになる。これにより送風装置1の運転は停止する。
本実施形態では送風装置1にイオン発生素子40を内蔵させ、単なる送風に留まらず、空気中の水分と結合したイオンを含む気流を送出しているが、イオン以外の帯電粒子を気流に含ませることとしてもよい。イオン以外の帯電粒子の例としては帯電微粒子水を挙げることができる。静電霧化装置を用いればラジカル成分を含む帯電微粒子水を生成することができる。即ち、静電霧化装置に設けた放電電極をペルチェ素子による冷却等によって放電電極の表面に結露水を生じさせる。そして、放電電極にマイナスの高電圧を印加すると、結露水から帯電微粒子水が生成される。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は卓上で使用するのに適した小型の送風装置に広く利用可能である。
1 送風装置
2 筐体
2a 吸込口
2b 吹出口
10 風向板
11 スリーブ(スライド体)
16 圧縮コイルバネ(付勢手段)
18 電源スイッチ
19 ロック手段
30 送風ファン
2 筐体
2a 吸込口
2b 吹出口
10 風向板
11 スリーブ(スライド体)
16 圧縮コイルバネ(付勢手段)
18 電源スイッチ
19 ロック手段
30 送風ファン
Claims (7)
- 吸込口と吹出口が形成された筐体と、
前記吸込口より前記筐体内に吸い込まれ、前記吹出口より前記筐体外に吹き出される気流を形成する前記筐体内に配置された送風ファンと、
前記吹出口に配置され、前記吹出口を開く位置と前記吹出口を閉ざす位置の間で変位可能な風向板と、
前記風向板が前記吹出口を開く位置に来たときにオンとなり、前記風向板が前記吹出口を閉ざす位置に来たときにオフとなる前記送風ファンの電源スイッチと、
を備えることを特徴とする送風装置。 - 前記風向板が前記筐体から飛び出すように変位したとき前記吹出口は開かれ、前記風向板が前記筐体に押し込まれるように変位したとき前記吹出口は閉ざされることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
- 前記風向板は前記筐体に対しスライド可能なスライド体に取り付けられ、前記スライド体のスライドに連動して前記電源スイッチのオン/オフ切り替えが行われることを特徴とする請求項2に記載の送風装置。
- 前記スライド体を前記筐体の外側に向けて付勢する付勢手段と、前記スライド体を前記付勢手段の付勢力に抗して引き留めるプッシュオン・プッシュオフ方式のロック手段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
- 前記吹出口を下にして設置された状態になったとき、前記電源スイッチがオフとなるように前記付勢手段の付勢力が設定されていることを特徴とする請求項4に記載の送風装置。
- 前記吹出口は前記筐体の上面に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の送風装置。
- 前記吹出口は円形、前記風向板は傘形状となっていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の送風装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012118416A JP2013245578A (ja) | 2012-05-24 | 2012-05-24 | 送風装置 |
CN2013202832018U CN203362551U (zh) | 2012-05-24 | 2013-05-22 | 送风装置和带电粒子输出装置 |
PCT/JP2013/064334 WO2013176213A1 (ja) | 2012-05-24 | 2013-05-23 | 送風装置及び帯電粒子送出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012118416A JP2013245578A (ja) | 2012-05-24 | 2012-05-24 | 送風装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013245578A true JP2013245578A (ja) | 2013-12-09 |
Family
ID=49845568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012118416A Pending JP2013245578A (ja) | 2012-05-24 | 2012-05-24 | 送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013245578A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015141023A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | シャープ株式会社 | 送風装置 |
KR20180043332A (ko) * | 2015-09-11 | 2018-04-27 | 그리 일렉트릭 어플라이언시즈, 인코포레이티드 오브 주하이 | 공기 조화 장치용 헤드 커버 조립체 및 공기 조화 장치 |
KR20180048854A (ko) | 2015-09-11 | 2018-05-10 | 그리 일렉트릭 어플라이언시즈, 인코포레이티드 오브 주하이 | 공기조절장치 상단덮개모듈 및 공기조절장치 |
CN110043488A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-07-23 | 王铁会 | 一种自带散热功能的客车车载蒸发风机 |
-
2012
- 2012-05-24 JP JP2012118416A patent/JP2013245578A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015141023A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | シャープ株式会社 | 送風装置 |
JPWO2015141023A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2017-04-06 | シャープ株式会社 | 送風装置 |
KR20180043332A (ko) * | 2015-09-11 | 2018-04-27 | 그리 일렉트릭 어플라이언시즈, 인코포레이티드 오브 주하이 | 공기 조화 장치용 헤드 커버 조립체 및 공기 조화 장치 |
KR20180048854A (ko) | 2015-09-11 | 2018-05-10 | 그리 일렉트릭 어플라이언시즈, 인코포레이티드 오브 주하이 | 공기조절장치 상단덮개모듈 및 공기조절장치 |
KR102013833B1 (ko) * | 2015-09-11 | 2019-10-21 | 그리 일렉트릭 어플라이언시즈, 인코포레이티드 오브 주하이 | 공기 조화 장치용 헤드 커버 조립체 및 공기 조화 장치 |
KR102039283B1 (ko) * | 2015-09-11 | 2019-11-26 | 그리 일렉트릭 어플라이언시즈, 인코포레이티드 오브 주하이 | 공기조절장치 상단덮개모듈 및 공기조절장치 |
CN110043488A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-07-23 | 王铁会 | 一种自带散热功能的客车车载蒸发风机 |
CN110043488B (zh) * | 2018-12-13 | 2023-06-30 | 王铁会 | 一种自带散热功能的客车车载蒸发风机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2013176213A1 (ja) | 送風装置及び帯電粒子送出装置 | |
WO2013176214A1 (ja) | 帯電粒子送出装置及び送風装置 | |
WO2017190404A1 (zh) | 一种芳香型空气净化器 | |
WO2018189924A1 (ja) | 空気清浄機 | |
JP5916114B2 (ja) | 送風装置 | |
JP2013142331A (ja) | 送風装置及び送風方法 | |
JP2011237139A (ja) | 空調機 | |
JP2013245578A (ja) | 送風装置 | |
JP5900960B2 (ja) | 帯電粒子送出装置 | |
JP6133546B2 (ja) | 送風装置 | |
JP5989402B2 (ja) | 帯電粒子送出装置 | |
JP6046365B2 (ja) | 送風装置 | |
JP5840888B2 (ja) | イオン送出装置及びそれを備えた電気機器 | |
JP5904581B2 (ja) | 送風装置 | |
JP5452757B2 (ja) | 送風装置 | |
JP2013245579A (ja) | 送風装置 | |
JP2012125276A (ja) | 携帯型イオン送出装置 | |
JP6009820B2 (ja) | 送風装置 | |
JP2013236654A (ja) | 脱臭装置、脱臭装置を備えたごみ収容体の収納装置 | |
JP6009821B2 (ja) | 送風装置 | |
JP5774936B2 (ja) | イオン送出装置及びそれを備えた電気機器 | |
WO2013021720A1 (ja) | 空調機 | |
CN217235858U (zh) | 空调室内机 | |
CN202682416U (zh) | 手机香薰器 | |
JP2013217293A (ja) | 送風機 |