JP2013243550A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子機器に、筐体と、圧電素子と、前記圧電素子により振動し、気導音と、人体の一部を振動させて伝える振動音とを発生させるパネルと、前記パネルを前記圧電素子の搭載位置付近で前記筐体に接着する第1の接着部と、前記パネルを前記第1の接着部とは異なる箇所で前記筐体に接着する第2の接着部と、を設け、良好な音圧、周波数特性を得るようにした。
【選択図】図5
Description
図3は第1の実施形態に係る電子機器1の実装構造を示す図である。図3(a)は正面図、図3(b)は図3(a)におけるb−b線に沿った断面図である。図3に示す電子機器1はパネル10としてガラス板であるタッチパネルが筐体60(例えば金属や樹脂のケース)の前面に配されたスマートフォンである。パネル10は、後述するように接着部材により筐体60に接着され、筐体60に支持される。接着部材は、例えば接着剤や両面テープである。また、入力部40も筐体60に支持される。表示部20および圧電素子30は、それぞれ接合部材70によりパネル10に接着されている。接合部材70は、熱硬化性あるいは紫外線硬化性等を有する接着剤や両面テープ等であり、例えば無色透明のアクリル系紫外線硬化型接着剤である光学弾性樹脂でもよい。パネル10、表示部20および圧電素子30は、それぞれ略長方形状である。
図10(a)は、パネル10を接着する前における筐体60の正面上部の拡大図を示す。図10(b)は、筐体60のX−X断面図を示す。ここでは、パネル10が配設された状態が示される。そして、図10(c)は、筐体60を背面側から観察した斜視図である。
図11は第2の実施形態に係る電子機器1の実装構造を示す図である。図11(a)は正面図、図11(b)は図11(a)におけるb−b線に沿った断面図、図11(c)は図11(a)におけるc−c線に沿った断面図である。図11に示す電子機器1はパネル10として表示部20を保護するカバーパネル(アクリル板)が上側の筐体60の前面に配された折りたたみ式の携帯電話である。第2の実施形態でも、パネル10は、第1の実施形態と同様にして筐体60に接着される。そうすることで、第1の実施形態と同じ効果を得ることができる。
10 パネル
11、12 接着部
20 表示部
30 圧電素子
40 入力部
50 制御部
60 筐体
70 接合部材
80 補強部材
90 支持部
Claims (19)
- 筐体と、
圧電素子と、
前記圧電素子により振動し、気導音と、人体の一部を振動させて伝える振動音とを発生させるパネルと、
前記パネルを前記圧電素子の搭載位置付近で前記筐体に接着する第1の接着部と、
前記パネルを前記第1の接着部とは異なる箇所で前記筐体に接着する第2の接着部と、
を有する電子機器。 - 請求項1において、
前記第1の接着部は、前記圧電素子に対し当該圧電素子の長手方向側に位置する、
電子機器。 - 請求項1において、
前記第1の接着部は、前記圧電素子に対し当該圧電素子の伸縮方向側に位置する、
電子機器。 - 請求項1または2において、
前記第2の接着部は、前記圧電素子に対し当該圧電素子の短手方向側に位置する、
電子機器。 - 請求項1または2において、
前記第2の接着部は、前記圧電素子に対し当該圧電素子の伸縮方向と交差する方向側に位置する、
電子機器。 - 請求項4または5において、
前記第2の接着部は、前記パネルの端部に位置する、
電子機器。 - 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
前記第2の接着部は、前記パネルの外周に沿った端部に位置する、
電子機器。 - 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
前記第1及び第2の接着部のいずれか一方または両方は、前記パネルと前記筐体の間への水の浸入を低減する
電子機器。 - 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
前記第1の接着部は、前記第2の接着部より変形しにくい部材からなる
電子機器。 - 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
前記第1、第2の接着部は連結している
電子機器。 - 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
前記第1の接着部は、前記圧電素子が搭載される位置と前記第2の接着部との間に位置する
電子機器。 - 筐体と、
圧電素子と、
前記圧電素子により振動し、気導音と、人体の一部を振動させて伝える振動音とを発生させるパネルとを有し、
前記パネルは、前記筐体に前記圧電素子の搭載位置付近で第1の接着部材により接着され、それ以外の箇所で前記第1の接着部材より弱い接着力の第2の接着部材により接着される、電子機器。 - 請求項12において、
前記第1の接着部材は、前記圧電素子に対し当該圧電素子の長手方向側に、前記第2の接着部材は、前記圧電素子に対し当該圧電素子の短手方向側に適用される
電子機器。 - 請求項12において、
前記第1の接着部材は、前記圧電素子に対し当該圧電素子の伸縮方向側に、前記第2の接着部材は、前記圧電素子に対し前記伸縮方向と交わる方向側に適用される
電子機器。 - 請求項1乃至14のいずれかにおいて、
前記パネルは、対耳珠から対耳輪下脚までの長さ以上の距離と、耳珠から対耳輪までの長さ以上の距離とを有する領域が振動する、
電子機器。 - 請求項1乃至15のいずれかにおいて、
前記パネルは、その全域が振動する、
電子機器。 - 請求項1乃至16のいずれかにおいて、
前記パネルは、表示部、入力部、表示部のカバー、及び電池を取り外し可能とするための蓋部のうちいずれかの一部または全部を構成する、
電子機器。 - 請求項17において、
前記パネルが表示部を構成する場合に、表示領域の外側に前記圧電素子が位置する
電子機器。 - 請求項1乃至18のいずれかにおいて、
前記パネルは、その主面に対し交差する方向に振動する複数の領域を有し、当該各領域における振幅が時間とともに前記主面に対し正負いずれかの値から他方の値に変化する電子機器。
Priority Applications (3)
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US14/361,949 US9363591B2 (en) | 2012-05-21 | 2013-05-20 | Electronic device |
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JP2012115795A JP6025396B2 (ja) | 2012-05-21 | 2012-05-21 | 電子機器 |
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JP6025396B2 JP6025396B2 (ja) | 2016-11-16 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023007487A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド | 音響装置および音響システム |
CN116312220A (zh) * | 2022-07-04 | 2023-06-23 | 荣耀终端有限公司 | 电子设备 |
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2012
- 2012-05-21 JP JP2012115795A patent/JP6025396B2/ja not_active Expired - Fee Related
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