JP2013242123A - Refrigerator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は食品や飲料水等を冷蔵或いは冷凍して貯留する冷蔵庫に係り、特に扉の断熱性能を向上した冷蔵庫に関するものである。 The present invention relates to a refrigerator that stores food, drinking water, and the like by refrigeration or freezing, and particularly relates to a refrigerator that improves the heat insulation performance of a door.
地球温暖化を防止する社会の取り組みとして、二酸化炭素(CO2)の排出抑制を図るため様々な分野で省エネ化が推進されている。近年の電気製品、特に冷熱関連の家電製品である冷蔵庫においても、消費電力量を低減する観点から断熱性能を向上したものが主流になってきている。 As a social effort to prevent global warming, energy conservation is being promoted in various fields in order to control carbon dioxide (CO 2 ) emissions. In recent years, refrigerators which are electric appliances in recent years, particularly household appliances related to cooling and heating, have improved heat insulation performance from the viewpoint of reducing power consumption.
そのためには、気密性が高く冷蔵庫内部の冷気が冷蔵庫の外部に逃げない構造が不可欠である。ここで、冷気が外部に逃げるとは、冷気そのものが外部に漏れることはもちろんのこと、伝熱によって冷蔵庫内部の冷気温度が外部に伝わることを意味している。 For this purpose, a structure that is highly airtight and does not allow the cool air inside the refrigerator to escape to the outside of the refrigerator is indispensable. Here, the fact that the cold air escapes to the outside means that the cold air inside the refrigerator is transmitted to the outside by heat transfer as well as the cold air itself leaks to the outside.
一般的には、冷蔵庫は冷蔵庫本体である箱体と、その箱体に設けられる貯蔵室の前面開口部を開閉する扉とで構成されている。そして、冷蔵庫内部の冷気が冷蔵庫の外部に逃げないようにするためには箱体と扉の間のすき間から熱が移動するのを抑制することや、冷蔵庫の貯蔵室を開閉する扉自身から熱が移動するのを抑制することが必要である。 Generally, a refrigerator is composed of a box that is a refrigerator main body, and a door that opens and closes a front opening of a storage room provided in the box. In order to prevent the cool air inside the refrigerator from escaping to the outside of the refrigerator, it is possible to prevent heat from moving from the gap between the box and the door, or from the door itself that opens and closes the refrigerator storage chamber. It is necessary to suppress the movement of.
この扉からの熱の移動を抑制する方法として、扉を構成する硬質ウレタンフォーム内に真空断熱材を埋設して扉から熱が移動するのを抑制する方法がある。その代表的な例として、例えば、特開2004−125394号公報(特許文献1)や、特開2011−69560号公報(特許文献2)で具体的な真空断熱材の構成や設置方法が提案されている。 As a method of suppressing the movement of heat from the door, there is a method of embedding a vacuum heat insulating material in the hard urethane foam constituting the door and suppressing the movement of heat from the door. As typical examples, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2004-125394 (Patent Document 1) and Japanese Patent Application Laid-Open No. 2011-69560 (Patent Document 2) propose a specific configuration and installation method of a vacuum heat insulating material. ing.
ところで、特許文献1では広い断熱面を確保するため、扉の内板側の段違い面に真空断熱材を配置しているが、扉を案内する案内突起部には真空断熱材は配置されていなかった。この理由として、案内突起部からの熱の移動は想定されていなかったもので、案内突起部まで真空断熱材を配置する要請がなかったことが考えられる。 By the way, in Patent Document 1, in order to secure a wide heat insulating surface, a vacuum heat insulating material is disposed on the uneven surface on the inner plate side of the door, but no vacuum heat insulating material is disposed on the guide protrusion that guides the door. It was. This is probably because heat transfer from the guide protrusion was not assumed, and there was no request to place a vacuum heat insulating material up to the guide protrusion.
したがって、扉の案内突起部内に充填されるのは硬質ウレタンフォームのみであることから、真空断熱材に比べて断熱性能が劣るため熱漏洩の抑制にはまだ改善の余地があるものである。 Therefore, since only the rigid urethane foam is filled in the guide projection portion of the door, there is still room for improvement in suppressing heat leakage because the heat insulation performance is inferior to the vacuum heat insulating material.
また、特許文献2のでは扉の扉内板側と鉄板よりなる扉外板側の間に真空断熱材を支持する支持部材を設けることで、硬質ウレタンフォームを扉内板側と扉外板側の両側に充填することができるものである。これにより、扉の外観性を低下させることなく真空断熱材を配置することができ、真空断熱材の面積も対角線上に配置することができることから、真空断熱材を大きくすることが可能であった。
Moreover, in
しかしながら、特許文献1と同様に扉容器を固定するための案内突起部に充填されるのは硬質ウレタンフォームであり、扉が閉じられている時の熱漏洩の抑制にはまだ改善の余地があるものである。 However, as in Patent Document 1, it is hard urethane foam that is filled in the guide projections for fixing the door container, and there is still room for improvement in suppressing heat leakage when the door is closed. Is.
このように、特許文献1や特許文献2においては扉に真空断熱材を埋設して冷蔵庫から熱が漏洩するのを抑制しているが、案内突起部については何の配慮もしておらず依然として冷蔵庫の扉から熱が漏洩する課題があった。
As described above, in Patent Document 1 and
本発明の目的は、冷蔵庫の扉から外部に漏れる熱を可及的に少なくする新規な冷蔵庫を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a novel refrigerator that minimizes heat leaking from the door of the refrigerator to the outside.
本発明の特徴は、平面部と折り曲げ部を有した真空断熱材の折り曲げ部を扉に形成した案内突起部に配置すると共に平面部を扉の平面部に配置し、この真空断熱材を扉を構成する硬質ウレタンフォーム内に埋設した、ところにある。 The feature of the present invention is that the bent portion of the vacuum heat insulating material having the flat portion and the bent portion is arranged on the guide protrusion formed on the door and the flat portion is arranged on the flat portion of the door, and the vacuum heat insulating material is attached to the door. It is in the place embedded in the rigid urethane foam.
本発明によれば、硬質ウレタンフォームより断熱性能が大きい真空断熱材の平面部を扉の平面部に配置すると共に折り曲げ部を案内突起部側に折り曲げて配置することにより、扉の内側から扉の外側に向かう熱の移動を抑制すると共に、案内突起部を介して扉と箱体の間のパッキン部から外側に向けた熱の移動をも抑制でき、扉から冷蔵庫外部に漏れる熱を可及的に少なくすることができる。 According to the present invention, the flat part of the vacuum heat insulating material having a heat insulation performance larger than that of the hard urethane foam is arranged on the flat part of the door and the bent part is arranged on the guide projection part side, thereby arranging the door from the inside of the door. While suppressing the movement of heat toward the outside, it is also possible to suppress the movement of heat from the packing part between the door and the box to the outside via the guide protrusion, and as much heat as possible leaks from the door to the outside of the refrigerator. Can be reduced.
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。まず、図1及び図2に基づいて冷蔵庫の基本的な構成について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the following embodiments, and various modifications and application examples are included in the technical concept of the present invention. Is also included in the range. First, a basic configuration of the refrigerator will be described based on FIGS. 1 and 2.
図1及び図2において、冷蔵庫10は上から冷蔵室11、貯氷室12a、12b、冷凍室13、野菜室14等の貯蔵室を有している。図1にあるように各貯蔵室の前面開口部は扉によって開閉可能に構成されており、上からヒンジ15等を中心に回動する冷蔵室扉16a、6b、貯氷室扉17aと上段冷凍室扉17b、下段冷凍室扉18、野菜室扉19が配置されている。尚、冷蔵室扉16a、16b以外は全て引き出し式の扉であり、これらの引き出し式の扉17乃至扉19は扉を引き出すと、各貯蔵室を構成する容器が扉と共に引き出されてくる構成である。
1 and 2, the
各扉17乃至扉19の貯蔵室側の面には冷蔵庫本体10を密閉するため、内部に永久磁石を埋設したパッキン20を備え、このパッキン20は各扉17乃至扉19の貯蔵室側の外周縁付近に取り付けられている。
In order to seal the refrigerator
また、冷蔵室11と製氷室12a及び上段冷凍室12bとの間を区画、断熱するために仕切断熱壁21を配置している。この仕切断熱壁21は厚さ30〜50mm程度の断熱壁で、スチロフォーム、発泡断熱材(硬質ウレタンフォーム)、真空断熱材等をそれぞれを単独使用又は複数の断熱材を組み合わせて作られている。
In addition, a partition
製氷室12a及び上段冷凍室12bと下段冷凍室13の間は、制御温度帯が同じであるため区画、断熱する仕切り断熱壁ではなく、パッキン20の受面を形成した仕切り部材22を設けている。
Since the control temperature zone is the same between the
下段冷凍室13と野菜室14の間には区画、断熱するための仕切断熱壁23を設けており、仕切断熱壁21と同様に30〜50mm程度の断熱壁で、これまたスチロフォーム、或いは発泡断熱材(硬質ウレタンフォーム)、真空断熱材等で作られている。
A partition
基本的に冷蔵、冷凍等の貯蔵温度帯の異なる部屋の仕切りには仕切断熱壁21、23を設置している。
Basically, partition
尚、冷蔵庫10の本体を構成する箱体24内には上から冷蔵室11、製氷室12a及び上段冷凍室12b、下段冷凍室13、野菜室14の貯蔵室をそれぞれ区画形成しているが、各貯蔵室の配置については特にこれに限定するものではない。
In the
また、冷蔵室扉16a、16b、製氷室扉17a、上段冷凍室扉17b、下段冷凍室扉18、野菜室扉19に関しても回転による開閉、引き出しによる開閉及び扉の分割数等、特に限定するものではない。
The
冷蔵庫本体10を構成する箱体24は外箱25と内箱26とを備え、外箱25と内箱26とによって形成される空間に断熱部24aを設けて箱体24内の各貯蔵室と外部とを断熱している。具体的には外箱25と内箱26の間の空間に真空断熱材27a、27b、27dを配置し、真空断熱材27a、27b、27d以外の空間には硬質ウレタンフォーム等の発泡断熱材24aを充填してある。
The
また、冷蔵庫の冷蔵室11、冷凍室12a、12b、下段冷凍室13、野菜室14等の各室を所定の温度に冷却するために下段冷凍室13の背側には冷却器28が備えられており、この冷却器28は圧縮機29と凝縮機30、図示しないキャピラリーチューブとが接続されて冷凍サイクルを構成している。
In addition, a
冷却器28の上方にはこの冷却器28にて冷却された冷気を冷蔵庫内に循環して所定の低温温度を保持する送風機31が配設されている。
Above the
また、冷蔵庫の冷蔵室11と製氷室12a及び上段冷凍室12b、及び冷凍室13と野菜室14を区画する断熱材として夫々仕切断熱壁21、22が配置されている。仕切断熱壁21、22は発泡ポリスチレン32と真空断熱材27Cで構成されており、この仕切断熱壁21、22については硬質ウレタンフォーム等の発泡断熱材を充填しても良く、特に発泡ポリスチレンと真空断熱材に限定するものではない。
Moreover, the partition
また、箱体24の天面後方部には冷蔵庫10の運転を制御するための基板や電源基板等の電気部品33を収納するための収納凹部34が形成されており、これに電気部品33を覆うカバー35が設けられている。
A
カバー35の高さは外観意匠性と内容積確保を考慮して、外箱25の天面とほぼ同じ高さになるように配置している。特に限定するものではないが、カバー35の高さが外箱の天面よりも突き出る場合は10mm以内の範囲に収めることが望ましい。
The height of the
これに伴って、収納凹部34は断熱材28側に電気部品33を収納する空間だけ窪んだ状態で配置されるので断熱厚さを確保するため必然的に内容積が犠牲になってしまう。逆に内容積をより大きくとると収納凹部34と内箱26間の断熱材28の厚さが薄くなってしまうので、収納凹部34の断熱材28中に真空断熱材27aを配置して断熱性能を確保、強化している。
Along with this, the
本実施例では、真空断熱材27aを前述の庫内灯のケースと電気部品33に跨るように略Z形状に成形した1枚の真空断熱材27aとしている。尚、カバー35は耐熱性を考慮し鋼板製としている。また、箱体24の背面下部に配置された圧縮機29や凝縮機30は発熱量の大きい部品であるため、庫内への熱侵入を防止するため、内箱26側への投影面に真空断熱材27dを配置している。
In this embodiment, the vacuum
次に、扉の断熱構造について本発明の第1の実施形態について図3乃至図6に基づいて説明する。 Next, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図3は本発明の第1の実施形態である冷蔵庫10の下段冷凍室扉18の要部拡大断面図である。箱体24と下段冷凍室扉18を密着させるため、下段冷凍室扉18の貯蔵室側の面にはパッキン20が取り付けられている。このパッキン20は貯蔵室の前面開口部の形状に合わせて略四角形状の枠体に形成されている。
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of a main part of the lower
下段冷凍室扉18の貯蔵室側の面には図示しないスライドレールがねじによって下段冷凍室扉18の内面側に固定され、このスライドレールによって下段冷凍室扉18は下段冷凍室13内をスライドするものである。また、下段冷凍室扉18の内面側には下段冷凍室13に向かって突出する案内突起部38が形成されており、この案内突起部38は下段冷凍室13の壁面と微小隙間を介して対面している。この案内突起部38は硬質ウレタンフォーム18aより構成されている。硬質ウレタンフォーム18aは下段冷凍室扉18を形成する主要基材であり、基礎断熱材である。
A slide rail (not shown) is fixed to the inner surface side of the lower
パッキン20は下段冷凍室扉18の貯蔵室側の内周縁部に設けられたパッキン挿入用凹部39に配置されている。このパッキン挿入用凹部39は下段冷凍室扉18を構成する硬質ウレタンフォーム18aに形成されたものである。このパッキン挿入用凹部39は更にパッキン係止凹部39aを備えており、パッキン20はパッキン係止凹部39aに係止される係止片20aによって係止されるようになっている。
The packing 20 is disposed in a
これにより、箱体24と下段冷凍室扉18を密着させたときに、パッキン20がパッキン挿入用凹部39に収納され、その収納部の周囲が下段冷凍室扉18内に充填発泡された硬質ウレタンフォームのような断熱材で覆われていることから、パッキン挿入用凹部39の高さ分だけ箱体24と下段冷凍室扉18の隙間を小さくすることができる。
As a result, when the
本実施例では下段冷凍室扉18のパッキン収納凹部39よりもパッキン20の高さを高くしている。これは、パッキン20には箱体24と下段冷凍室扉18を密着させる機能と、下段冷凍室扉18を閉めた時の衝撃力をパッキン20で吸収する機能を持たせているためである。
In the present embodiment, the height of the packing 20 is set higher than the packing
つまり、パッキン20の箱体24との接触面20bとパッキン挿入凹部39のパッキン20挿入側端部とを同じ高さ寸法(ほぼ同一面となるように寸法を決める)とすることで、箱体24と下段冷凍室扉18の隙間を限りなく少なくすることができる。しかしながら、下段冷凍室扉18を閉めた時の衝撃力で箱体24と下段冷凍室扉18が強く接触してしまい、相互に傷つきが発生してしまう恐れがある。このため、パッキン20の高さをパッキン挿入用凹部39よりも高くすることで、下段冷凍室扉18を閉める時の衝撃力でパッキン20が収縮して箱体24と下段冷凍室扉18が接触したときの傷つきを少なくすることができる。
In other words, the
尚、箱体24と下段冷凍室扉18を強く密着させるためには、パッキン20の内部にパッキン20の形状に類似した磁石を埋設し、箱体24側の前面開口部の周縁の鉄板部とパッキン20を接触させることで、パッキン20の磁石によって鉄板とパッキン20が磁力により強く密着するようにしても良い。
In order to strongly adhere the
一般にパッキン20の断熱性能が低いことから、箱体24と下段冷凍室扉18の間の隙間が大きいとパッキン20自体から熱が移動して断熱性能が低下してしまうが、パッキン20を硬質ウレタンフォームに形成されたパッキン挿入用凹部39に収納して箱体24と下段冷凍室扉18の隙間を小さくすることによって、パッキン20自体から熱が移動するのを少なくして断熱性能が低下することを抑制できる。
In general, since the heat insulation performance of the packing 20 is low, if the gap between the
更に、パッキン挿入用凹部39の周囲を下段冷凍室扉18の断熱材である硬質ウレタンフォーム18aで囲うことにより、パッキン20から熱の移動の少ない下段冷凍室扉18とすることができる。
Furthermore, by enclosing the periphery of the packing
更に特徴的な構成として、本実施例では下段冷凍室扉18内に平面部と折り曲げ部を有した真空断熱材40を収納したところにある。具体的には下段冷凍室扉18を構成する扉内板50と鉄板よりなる扉外板51の間に充填された硬質ウレタンフォーム18aに真空断熱材40を埋設したところにある。真空断熱材40は硬質ウレタンフォーム等の基礎断熱材より断熱性能が優れており、断熱効果が高い機能を有している。この真空断熱材40は図3及び図4にあるように平面部40aが形成され、一方端に折り曲げ部40bが形成されている。
As a more characteristic configuration, in this embodiment, a vacuum
下段冷凍扉18は扉内板50と扉外板51及びこれらの内部に充填された硬質ウレタンフォーム18aより構成されている。扉内板50は箱体24の貯蔵室側に配置され、扉外板51は扉の外側に配置されている。
The
扉内板50は比較的薄い合成樹脂板を扉の形状に合わせた任意形状に成形して得られ、同様に扉外板51も比較的薄い鉄板を扉の形状に合わせた任意形状に成形して得られ、両者を結合して扉の外形形状が得られるものである。
The door
真空断熱材40の折り曲げ部40bは下段冷凍室扉18に形成された案内突起部38内に配置され、また真空断熱材40の平面部40aは下段冷凍室扉18の平面部18bに沿って配置されている。ここで、この平面部40aの長さは下段冷凍室扉18に形成した一対の案内突起部38の間を結ぶ長さに設定されている。
The
また、真空断熱材40の折り曲げ部40bの長さは本実施例では案内突起部38の先端まで延びているのが良いが、これの寸法は断熱性能や冷蔵庫の寸法等の関係から決められれば良いものである。
Further, in this embodiment, the length of the
図面には示していないが、真空断熱材40の折り曲げ部40bは案内突起部38で支持することで固定されている。一方、平面部40a側は扉内板50或いは扉外板51に設けた係止機構によって係止され、この状態で硬質ウレタンフォーム18aを充填することで所望の位置に配置されるものである。
Although not shown in the drawing, the
このように、平面部40aと折り曲げ部40bを一体的に備えた真空断熱材40を用い、折り曲げ部40bを下段冷凍室扉18の案内突起部38に配置し、且つ平面部40aを下段冷凍室扉18の平面部18bに沿って配置するようにしたため、平面部40aによって貯蔵室から下段冷凍室扉18に流れる熱の移動を抑制でき、また案内突起部38からパッキン20を介して流れる熱の移動を抑制できるようになって、下段冷凍室扉18から熱の移動を可及的に抑制できるようになって断熱性能を向上することができる。
Thus, using the vacuum
更に、本実施例では真空断熱材40の平面部40aは下段冷凍扉18の扉内板50の内面側に密着しているが、このようにすると硬質ウレタンフォームが存在しない分だけ折り曲げ部40bの長さを短くできるので真空断熱材40の使用量を少なくできる、硬質ウレタンフォーム18aを省くことで下段冷凍扉18の厚さを薄くできるといった作用、効果が期待できるようになる。
Furthermore, in this embodiment, the
冷蔵庫10の外形寸法は主に家庭内に配置されるので収納性等を考慮して容量毎に決められた寸法としている。つまり、冷蔵庫10を使用する家庭の設置面積が限られていることから、冷蔵庫10の容量毎に外形寸法が決まってしまうので外形寸法をむやみに大きくすることはできない。このため、本実施例のように、真空断熱材40を使用して下段冷凍室扉18の厚さを薄くするアプローチによって冷蔵庫10の外形寸法を小さくすることができる。或いは、冷蔵庫10の外形寸法をそのままとし、貯蔵室の寸法を拡大することで内容積を大きくすることができるので、外形寸法が変わらず容量の大きい冷蔵庫10を提供することができる。
Since the external dimensions of the
次に図4に示した真空断熱材40について図5を用いて更に詳細に説明する。
Next, the vacuum
真空断熱材40は、2つの芯材41a、41bとこの芯材41a、41bを圧縮状態に保持するための内包材42、この内包材52で圧縮状態に保持した芯材41a、41bを被覆するガスバリヤ層を有する外被材43から構成してある。
The vacuum
外被材43は真空断熱材40の両面を形成するように同じ大きさのラミネートフィルムの稜線から一定の幅の部分を熱溶着により貼り合わせた袋状に形成されている。本実施例において、芯材41a、41bについてはバインダ等で接着や結着していない繊維集合体の積層体として平均繊維径4μmのグラスウールを用いた。
The
芯材芯材41a、41bについては、無機系繊維材料の積層体を使用することによりアウトガスの発生を少なくできて断熱性能的に有利である。ただ、特にこれに限定するものではなく、例えばセラミック繊維やロックウール、グラスウール以外のガラス繊維等の繊維集合体等でもよい。
About the core
また、無機繊維集合体を用いているが、有機系樹脂繊維材料とすることも可能である。有機系樹脂繊維の場合、耐熱温度等をクリヤーしていれば特に使用に際しては制約されるものではない。具体的には、ポリスチレンやポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等をメルトブローン法やスパンボンド法等で1〜30μm程度の繊維径になるように繊維化するのが一般的であるが、繊維化できる有機系樹脂や繊維化方法であれば特に問うものではない。 Moreover, although the inorganic fiber aggregate is used, it is also possible to use an organic resin fiber material. In the case of organic resin fibers, there are no particular restrictions on use as long as the heat resistant temperature is cleared. Specifically, it is common to fiberize polystyrene, polyethylene terephthalate, polypropylene, etc. to a fiber diameter of about 1 to 30 μm by a melt blown method or a spunbond method, If it is a fiberization method, it will not ask in particular.
内包材42には低密度ポリエチレンから成るフィルムを用いているが、芯材を覆い熱溶着可能であればポリプロピレンやポリエステル等も使用可能であり、特に限定するものではない。
A film made of low-density polyethylene is used as the
外被材43のラミネート構成についてはガスバリヤ性を有し、熱溶着可能であれば特に限定するものではないが、本実施形態においては、表面保護層、第1ガスバリヤ層、第2ガスバリヤ層、熱溶着層の4層構成からなるラミネートフィルムとしている。
The laminate structure of the
表面層は保護材の役割を持つ樹脂フィルムとし、第1ガスバリヤ層は樹脂フィルムに金属蒸着層を設け、第2ガスバリヤ層は酸素バリヤ性の高い樹脂フィルムに金属蒸着層を設け、第1ガスバリヤ層と第2ガスバリヤ層は金属蒸着層同士が向かい合うように貼り合わせている。 The surface layer is a resin film having a role of a protective material, the first gas barrier layer is provided with a metal vapor deposition layer on the resin film, the second gas barrier layer is provided with a metal vapor deposition layer on a resin film having a high oxygen barrier property, and the first gas barrier layer And the second gas barrier layer are bonded so that the metal vapor deposition layers face each other.
熱溶着層については表面層と同様に吸湿性の低いフィルムを用いた。具体的には、表面層を二軸延伸タイプのポリプロピレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート等の各フィルムとし、第1ガスバリヤ層をアルミニウム蒸着付きの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとし、第2ガスバリヤ層をアルミニウム蒸着付きの二軸延伸エチレンビニルアルコール共重合体樹脂フィルム又はアルミニウム蒸着付きの二軸延伸ポリビニルアルコール樹脂フィルム、或いはアルミ箔とし、熱溶着層を未延伸タイプのポリエチレン、ポリプロピレン等の各フィルムとした。 For the heat-welded layer, a film having low hygroscopicity was used as in the surface layer. Specifically, the surface layer is a biaxially stretched polypropylene, polyamide, polyethylene terephthalate film, the first gas barrier layer is a biaxially stretched polyethylene terephthalate film with aluminum vapor deposition, and the second gas barrier layer is aluminum vapor deposited. The biaxially stretched ethylene vinyl alcohol copolymer resin film, the biaxially stretched polyvinyl alcohol resin film with aluminum vapor deposition, or the aluminum foil, and the heat-welded layer were unstretched polyethylene, polypropylene, and other films.
これらの4層構成のラミネートフィルムの層構成や材料については特にこれらに限定するものではない。例えば第1、第2ガスバリヤ層として、金属箔、或いは樹脂系のフィルムに無機層状化合物、ポリアクリル酸等の樹脂系ガスバリヤコート材、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)等によるガスバリヤ膜を設けたものを用いても良い。 The layer configuration and materials of these four-layer laminate films are not particularly limited to these. For example, as the first and second gas barrier layers, a metal foil or a resin film provided with a gas barrier film made of an inorganic layered compound, a resin gas barrier coating material such as polyacrylic acid, or DLC (diamond-like carbon) is used. May be.
また、熱溶着層には例えば酸素バリヤ性の高いポリブチレンテレフタレートフィルム等を用いても良い。 Moreover, you may use a polybutylene terephthalate film etc. with a high oxygen barrier property etc. for a heat welding layer, for example.
更に、表面層については第1ガスバリヤ層の保護材であるが、真空断熱材の製造工程における真空排気効率を良くするためにも、好ましくは吸湿性の低い樹脂を配置するのが良い。 Furthermore, although the surface layer is a protective material for the first gas barrier layer, a resin with low hygroscopicity is preferably disposed in order to improve the vacuum exhaust efficiency in the manufacturing process of the vacuum heat insulating material.
また、第2ガスバリヤ層に使用する金属箔以外の樹脂系フィルムは、吸湿することによってガスバリヤ性が悪化してしまうため、熱溶着層についても吸湿性の低い樹脂を配置することで、ガスバリヤ性の悪化を抑制すると共に、ラミネートフィルム全体の吸湿量を抑制できるようになる。これにより、先に述べた真空断熱材40の真空排気工程においても、外被材43が持ち込む水分量を小さくできるため、真空排気効率が大幅に向上し、断熱性能の高性能化につながっている。
In addition, since the resin-based film other than the metal foil used for the second gas barrier layer deteriorates the gas barrier property when it absorbs moisture, it is possible to arrange the gas barrier property by arranging a resin having a low hygroscopic property for the heat-welded layer. While suppressing deterioration, the moisture absorption amount of the whole laminate film can be suppressed. As a result, even in the vacuum evacuation process of the vacuum
尚、各フィルムのラミネート(貼り合せ)は、二液硬化型ウレタン接着剤を介してドライラミネート法によって貼り合わせるのが一般的であるが、接着剤の種類や貼り合わせ方法には特にこれに限定するものではなく、ウェットラミネート法、サーマルラミネート法等の他の方法によるものでも何ら構わない。 In addition, the lamination (bonding) of each film is generally performed by a dry lamination method through a two-component curable urethane adhesive, but the type of adhesive and the bonding method are particularly limited to this. It is not necessary to use any other method such as a wet laminating method or a thermal laminating method.
以上のような真空断熱材40において、本実施例では平面部40aと片側の折り曲げ部40bを形成するため芯材を2つ用いるようにしている。
In the vacuum
すなわち、本実施例においては芯材として繊維集合体グラスウールの目付量1155g/m2を2層重ねて使用し、大きい芯材41aが300mm×650mmを1層と、小さい芯材41bが300mm×530mmを1層用い、大きい芯材41aの幅寸法の中央に小さい芯材41bを重ねて使用している。これが折り曲げ部40bを上手く形成するのに貢献している。
That is, in this embodiment, the basis weight 1155 g / m2 of the fiber aggregate glass wool is used as the core material in two layers, the
本実施例においては、繊維集合体グラスウールを用いているが、芯材41a、41bに複数の材質の異なる芯材を用いることも可能である。例えば、小さい芯材41bに樹脂繊維から成る繊維集合体や、繊維集合体グラスウールを熱圧縮成形したものや、バインダを用いて固めたグラスウールを用いることも可能である。
In this embodiment, fiber aggregate glass wool is used, but a plurality of different core materials can be used for the
ただし、大きい芯材41aにバインダを用いて固めたグラスウール等を用いた場合においては、真空断熱材40とした後に、屈曲させて折り曲げ部40bを形成することが困難であり、また、屈曲させても芯材51であるグラスウール繊維が砕けて断熱性能が劣化してしまうことからあまり好ましくない。
However, in the case where glass wool or the like hardened with a binder is used for the
真空断熱材40は真空引きする前は平面状であるが、真空包装装置等を使用して真空引きをし、真空を引いた状態で外被材43をヒートシールにより熱溶着することで、真空断熱材40とすることができる。このときに、真空断熱材40は内部が真空であることから外部からの大気圧がかかり、大きい芯材41aが小さい芯材41bに沿った形状となる。これにより大きい芯材41aの部分が折れ曲がり、折れ曲がり部40bを形成することができる。
The vacuum
本実施例においては、芯材41a、41bとして繊維集合体グラスウールの目付量1155g/m2を1層用いることで、真空引きして真空断熱材40としたときに5mmの厚さとすることができる。
In the present embodiment, by using one layer of the fiber aggregate glass wool weight per unit area of 1155 g / m2 as the
芯材41a、41bとして、その寸法が300mm×650mmの大きい芯材41aを1層と、その寸法が300mm×530mmの小さい芯材41bを1層用いたとき、小さい芯材41bを大きい芯材41aの中央寄りに配置し真空断熱材を成形すると、真空断熱材40の両側若しくは周縁に幅50mm程度の段部(薄肉部)を設けることができる。この段部を小さい芯材41b側に屈曲させることにより、幅50mm程度の折れ曲がり部40bを作ることができる。
As the
尚、大きい芯材41aと小さい芯材41bとを設けて真空引きすると大きい芯材41aと小さい芯材41bの境目において溝44(図面では溝自身は省略している)が形成される。この溝44を形成することにより、折れ曲がり部40bの内側の角部が容易に成形することができる。
When a
この溝44を有さない平面状の真空断熱材40を屈曲させた場合においては、屈曲する内側ではアルミ箔や金属層を備えたラミネートフィルムからなる外被材が収縮し局所的に皺やダメージが発生しガスバリア性の低下を招くおそれがある。しかしながら、折り曲げるための溝44があることにより、折り曲げたときに発生する皺の発生を抑制することができる。
When the flat vacuum
このようにして折り曲げ部44bを備えた真空断熱材40を形成し、次に下段冷凍室扉4を形成する時に案内突起部38内に折り曲げ部40bが位置するようにして硬質ウレタンフォームを充填発泡させれば、図3及び図4に示すような形態で硬質ウレタンフォーム中に真空断熱材40が配置されるようになって断熱性能を向上することができるようになる。
In this way, the vacuum
また、大きい芯材41aと小さい芯材41bとで形成される溝44を起点にして真空断熱材40を折り曲げることで、この部分に皺が発生することを抑制することができる。このため、真空断熱材40を扉内板50に密着させて配置するときに、扉内板50と真空断熱材40との間に隙間が発生することを低減することができ、外観性の低下を防止することができる。
Moreover, it can suppress that a wrinkle generate | occur | produces in this part by bend | folding the vacuum
尚、本実施例においては片側の案内突起部38に真空断熱材50の折り曲げ部40bを配置したが、真空断熱材50の折り曲げ部40bを平面部40aの両側に設けることにより、両側の案内起部38に真空断熱材50の折り曲げ部40bを配置することもできる。これについては実施形態2で説明する。
In this embodiment, the
また、本実施例では冷蔵庫側面側の案内突起部38に真空断熱材40の折り曲げ部40bを配置して固定しているが、冷蔵庫の上下方向側に設けた案内突起部に真空断熱材40の折り曲げ部40bを配置することも可能である。
In this embodiment, the
次に本実施形態の変形例について図6を参照しながら説明する。この変形例は、真空断熱材40の片側端に折り曲げ部40bを設け、この折り曲げ部40bを片側の案内突起部38内に配置すると共に、その案内突起部38側から略対角線状に扉外板51に向けて傾斜させて配置している。
Next, a modification of the present embodiment will be described with reference to FIG. In this modification, a
したがって、真空断熱材40の平面部40aは下段冷凍扉18を対角線上に延びる形となり、図3に示す実施例と比較して平面部40aが長くなっている。更に平面部40Aの両側に硬質ウレタンフォーム18aが充填される点で図3とは異なっている。
Therefore, the
このように片側の案内突起部38内に真空断熱材40の折り曲げ部40bを配置し、且つ対角線上に延びた平面部40aを扉外板51で支持する構成としたので、係止機構等の固定用支持部材を設けることなく真空断熱材40を扉内板501と扉外板51の間に設置することができる。
As described above, the
また、真空断熱材40を下段冷凍室扉18の対角線上に傾斜させて配置するため、扉内板50あるいは扉外板51のどちらか一方に密着させて扉と並行に真空断熱材40を配置するよりも、真空断熱材40の面積を大きくすることができ、断熱性能を向上することができる。つまり、図3に比べて左側の案内突起部38部分において熱が移動する度合いが少なくできるようになる。
Moreover, in order to arrange the vacuum
更に、案内突起部38の片側に真空断熱材40の折り曲げ部40bを配置し、真空断熱材40を扉内板50と扉外板51で形成される空間の対角線状に配置しているので、硬質ウレタンフォーム18aを平面部40aと扉内板50、及び平面部40aと扉外板51の間に充填することができ、扉内板50や扉外板51の外観意匠を低下することなく下段冷凍室扉18を得ることができる。
Furthermore, the
次に本発明の第2の実施形態について図7及び図8を参照しながら説明する。 Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図7において、真空断熱材40の平面部40aの両側端に一対の折り曲げ部40bを設け、この一対の折り曲げ部40bを一対の案内突起部38内に配置すると共に、平面部40aを扉内板50と扉外板51との間に隙間をおいて配置している。この真空断熱材40は図8に示されているように平面部40aの両側端に形成された折り曲げ部40bを備えており、図5に示す真空断熱材40と実質同様の構成である。要は図5の真空断熱材40は片側だけに折り曲げ部40bを形成したが、図8に示す真空断熱材40は両側に折り曲げ部40bを形成しているものである。したがって、真空断熱材40の構成、材料、製法等は実質同様である。
In FIG. 7, a pair of
このように、平面部40aと一対の折り曲げ部40bを一体的に備えた真空断熱材40を用い、一対の折り曲げ部40bを下段冷凍室扉18の一対の案内突起部38に配置し、且つ平面部40aを下段冷凍室扉18の平面部18bに沿って配置するようにしたため、平面部40aによって貯蔵室から下段冷凍室扉18に流れる熱の移動を抑制でき、また案内突起部38からパッキン20を介して流れる熱の移動を抑制できるようになって、下段冷凍室扉18から熱の移動を可及的に抑制できるようになって断熱性能を向上することができる。
Thus, using the vacuum
また、一対の案内突起部38内に真空断熱材40に設けた一対の折り曲げ部40bを配置することで真空断熱材40を支持、固定できるので、固定用支持部材を設けることなく真空断熱材40を扉内板50と扉外板51の間に設置することができる。
Moreover, since the vacuum
更に、一対の案内突起部38内に真空断熱材40の折り曲げ部40bを配置し、真空断熱材40の平面部40aを扉内板50と扉外板51との間に配置することで、硬質ウレタンフォーム18aを平面部40aと扉内板50、及び平面部40aと扉外板51の両側に充填することができ、扉内板50や扉外板51の外観意匠を低下することなく下段冷凍扉18を得ることができる。
Further, the
本実施例においては真空断熱材40の両側端に折り曲げ部40bを形成して下段冷凍室扉18に配置したが、これ以外の貯蔵室の扉にも適用できるものである。
In this embodiment, the
また、本実施例においては、冷蔵庫を用いて説明したが、断熱性の箱体とそれを開閉する扉と、箱体と扉を密着させるパッキンを有した構造であれば、本実施例と同様の効果を得ることができる。 Further, in the present embodiment, the description has been given using the refrigerator. However, as long as the structure has a heat-insulating box, a door for opening and closing the box, and a packing that closely contacts the box and the door, the same as in the present embodiment. The effect of can be obtained.
10…冷蔵庫、11…冷蔵室、12a…製氷室、12b…上段冷凍室、13…下段冷凍室、14…野菜室、15…扉用ヒンジ、16a…冷蔵室扉、16b…冷蔵室扉、17a…製氷室扉、17b…上段冷凍室扉、18…下段冷凍室扉、18a…硬質ウレタンフォーム、18b…平面部、19…野菜室扉、20…パッキン、21、23…仕切断熱壁、22…仕切り部材、24…箱体、24a…断熱材、25…外箱、26…内箱、28…冷却器、29…圧縮機、30…凝縮機、31…送風機、32…発泡ポリスチレン、33…電気部品、34…凹部、35…カバー、38…案内突起部、39…パッキン挿入用凹部、40…真空断熱材、40a…平面部、40b…折り曲げ部、41a…大きい芯材、41b…小さい芯材、42…内包材、43…外被材、50…扉内板、51…扉外板。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記箱体に設けた開口を開閉する案内突起部を備えた扉と、
前記箱体に冷気を供給する冷凍サイクルと、
前記箱体の開口を開閉する側の扉の面に介装され、前記案内突起部の外側に位置して前記箱体と協働して冷気の漏れを防ぐパッキンと、
前記扉内に収納され、前記扉の面に沿って延びる平面部と、前記案内突起部に向かって折り曲がる折り曲げ部を形成した真空断熱材と
より構成されたことを特徴とする冷蔵庫。 A box having a heat insulating function;
A door provided with a guide projection for opening and closing an opening provided in the box;
A refrigeration cycle for supplying cold air to the box;
A packing that is interposed on the surface of the door on the side that opens and closes the opening of the box, and that is located outside the guide projection and cooperates with the box to prevent leakage of cold air;
A refrigerator comprising: a flat portion housed in the door and extending along a surface of the door; and a vacuum heat insulating material formed with a bent portion that bends toward the guide projection.
前記扉は扉内板と扉外板及びこれらの間に充填された前記真空断熱材よりも断熱性能が小さい基礎断熱材で形成され、前記真空断熱材は前記基礎断熱材に埋設されていることを特徴とする冷蔵庫。 The refrigerator according to claim 1,
The door is formed with a door inner plate, a door outer plate, and a basic heat insulating material having a lower heat insulating performance than the vacuum heat insulating material filled therebetween, and the vacuum heat insulating material is embedded in the basic heat insulating material. A refrigerator characterized by.
前記真空断熱材の平面部の一方に形成した折り曲げ部は前記案内突起部内に配置され、前記真空断熱材の平面部は前記扉内板と前記扉外板で形成される空間の対角線上に配置され、前記硬質ウレタンフォームが前記真空断熱材の平面部と前記扉内板の間、及び前記真空断熱材の平面部と前記扉外板の間に充填されていることを特徴とする冷蔵庫。 The refrigerator according to claim 2,
The bent portion formed on one of the flat portions of the vacuum heat insulating material is disposed in the guide projection, and the flat portion of the vacuum heat insulating material is disposed on a diagonal line of the space formed by the door inner plate and the door outer plate. The refrigerator is characterized in that the rigid urethane foam is filled between the flat portion of the vacuum heat insulating material and the inner plate of the door and between the flat portion of the vacuum heat insulating material and the door outer plate.
前記真空断熱材は、複数の大きさの異なる繊維集合体から成る芯材と、芯材を収納する内包材と、この内包材を収納する外被材とから構成し、大きさの小さい芯材側に大きさの大きい芯材を折り曲げて形成されていることを特徴とする冷蔵庫。 The refrigerator according to claim 2,
The vacuum heat insulating material is composed of a core material composed of a plurality of fiber assemblies having different sizes, an inner packaging material that houses the core material, and an outer jacket material that houses the inner packaging material, and a small core material. A refrigerator characterized in that a core material having a large size is bent on the side.
Priority Applications (1)
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