JP2013139209A - 車体前部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】左右一対のサイドメンバ2,2と、車体1の前端部に車幅方向に延び一対のサイドメンバ2,2間を接続するフロントエンドクロスメンバとを備え、フロントエンドクロスメンバが、車幅方向中央部において一対のサイドメンバ2,2の間隔よりも短く延設された中央部材20と、中央部材20の車幅方向両端部20L,20Rと一対のサイドメンバ2,2の前端部とをそれぞれ接続する左右一対の端部部材30L,30Rとから構成され、一対の端部部材30L,30Rが、一対のサイドメンバ2,2の前端部よりも車幅方向内側に向かって延びる延設部30H,30Hを有し、中央部材20は少なくとも車幅方向両端部20L,20Rにおける断面が開断面とされ、中央部材20の両端部20L,20Rが一対の端部部材30L,30Rの延設部に重ねられた状態で接合される。
【選択図】図2
Description
なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的として位置づけることができる。
[1.全体構造]
本実施形態に係る車体前部構造について、図1〜図6を用いて説明する。以下の説明では、自動車の進行方向を前方とし、前方を基準に左右を定め、重力の方向を下方とし、その逆を上方として説明する。また、車体の中心に向かう側を内側、その逆を外側として説明する。さらに、以下の説明の中でいう「水平」や「鉛直」は、厳密に鉛直,水平であることを意味するものではなく、ある程度の誤差や傾斜は許容されるものであって、略鉛直,略水平の意味である。
[2−1.各部材の構成]
図1に示すように、フロントエンドクロスメンバ10は、一対のサイドメンバ2,2よりも下方で、各サイドメンバ2,2の前端部2F,2F同士を接続する。本車体前部構造に係るフロントエンドクロスメンバ10は、図2に示すように、車幅方向の中央部に設けられる中央部材20と、車幅方向の左右両端部(すなわち、中央部材20の左端部20L及び右端部20R)に設けられる左右一対の端部部材30L,30Rの三つの部材が接合されて構成される。言い換えると、フロントエンドクロスメンバ10は、中央部材20と左端部部材30Lと右端部部材30Rとにより三分割の構造となっている。
次に、図5(a)及び(b)を用いて、中央部材20と端部部材30との接合部の構造について説明する。図5(a)は図3(a)のB−B矢視断面図、図5(b)は図3(a)のC−C矢視断面図である。なお、図5(a)及び(b)は、中央部材20の右端部20Rと右端部部材30Rの下端部30Bとの接合部を示すものであるが、中央部材20の左側の接合部(左端部20Lと左端部部材30Lの下端部30Bとの接合部)も同様の構成となっている。
次に、図6を用いて、端部部材30とサイドメンバ2,2との接合部の構造について説明する。図6は、図3(a)のD−D矢視断面図であり、ここでは、右端部部材30Rの上端部30Tと右側のサイドメンバ2の下端部2Bとの接合部を示す。
したがって、本実施形態に係る車体構造によれば、フロントエンドクロスメンバ10が、中央部材20と一対の端部部材30L,30Rの三部材から構成されているため、例えば車体1の右前方のみを軽く衝突させてしまったようなときは、右端部部材30Rのみを交換することができる。特に、本車体前部構造では、端部部材30が車幅方向内側に向かって延びる延設部30Hを有し、この延設部30Hに一対のサイドメンバ2,2の間隔よりも短く形成された中央部材20を接合した構造としているため、車体1の左右前方のいずれかを衝突させてしまったときに、中央部材20が変形することを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
上記実施形態ではフロントエンドクロスメンバ10の中央部材20が、下方に開口21cを有するハット型のアッパ部材21と板状のロア部材22とにより車両前後方向縦断面が閉断面になるように構成されているが、中央部材の構造はこれに限られず、例えば一部材で構成されていてもよい。同様に、端部部材30も二部材から構成されているが、延設部30Hと鉛直部30Vとを別部材で構成し、湾曲部30Cにおいてこれらを結合するような構成(すなわち、四部材の構成)であってもよい。
2 サイドメンバ
2F サイドメンバの前端部
5 クロスメンバ
10 フロントエンドクロスメンバ
20 中央部材
20L 中央部材の左端部
20R 中央部材の右端部
21 アッパ部材
21c 開口
21L アッパ部材の左端部
21R アッパ部材の右端部
22 ロア部材
22L ロア部材の左端部
22R ロア部材の右端部
30 端部部材
30L 左端部部材
30R 右端部部材
30H 延設部
30B 端部部材の下端部
31 インナ部材
31B インナ部材の下端部
32 アウタ部材
32B アウタ部材の下端部
Claims (3)
- 車両の前後方向に延設された左右一対のサイドメンバと、
車体の前端部に設けられ、前記車両の車幅方向に延び前記一対のサイドメンバ間を接続するフロントエンドクロスメンバとを備えた車体前部構造であって、
前記フロントエンドクロスメンバが、同フロントエンドクロスメンバの車幅方向中央部において前記一対のサイドメンバの間隔よりも短く延設された中央部材と、同中央部材の車幅方向外側に設けられて前記中央部材の車幅方向両端部と前記一対のサイドメンバの前端部とをそれぞれ接続する左右一対の端部部材とから構成され、
前記一対の端部部材が、それぞれ前記一対のサイドメンバの前端部よりも車幅方向内側に向かって延びる延設部を有し、
前記中央部材は、少なくとも車幅方向両端部における断面が開断面とされており、
前記中央部材の両端部が、前記一対の端部部材の前記延設部に重ねられた状態で接合される
ことを特徴とする、車体前部構造。 - 前記中央部材が、車幅方向に延設されるとともに車両前後方向断面が下方に開口するハット型とされたアッパ部材と、車幅方向に延設され該アッパ部材の前記開口を覆うように前記アッパ部材の下方に接合されて閉断面を形成する板状のロア部材とを備え、
前記一対の端部部材が、それぞれ前記延設部において、車両前後方向断面が下方に開口するハット型とされたインナ部材と、該インナ部材の開口を覆うように前記インナ部材の下方に接合されて閉断面を形成する板状のアウタ部材とを備え、
前記アッパ部材は、その車幅方向両端部が前記ロア部材の車幅方向両端部よりも突設されており、前記アッパ部材の車幅方向両端部は、前記一対の端部部材の前記延設部に上方から重ねられた状態で接合される
ことを特徴とする、請求項1記載の車体前部構造。 - 前記延設部における前記各アウタ部材の端部は、前記インナ部材の端部よりも前記車幅方向内側に向かって突設されており、前記延設部における前記各アウタ部材の端部が前記ロア部材の下面に接合される
ことを特徴とする、請求項2記載の車体前部構造。
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11348831A (ja) * | 1998-06-05 | 1999-12-21 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車車体フレームのクロスメンバ構造 |
US20080185872A1 (en) * | 2007-02-01 | 2008-08-07 | Magna International Inc. | Component integration panel system with closed box section |
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2012
- 2012-01-05 JP JP2012000323A patent/JP2013139209A/ja active Pending
- 2012-12-31 CN CN 201220748978 patent/CN203126963U/zh not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11348831A (ja) * | 1998-06-05 | 1999-12-21 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車車体フレームのクロスメンバ構造 |
US20080185872A1 (en) * | 2007-02-01 | 2008-08-07 | Magna International Inc. | Component integration panel system with closed box section |
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CN203126963U (zh) | 2013-08-14 |
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