JP2013135411A - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本実施形態では、端末と電子機器を組み合わせて、両者及び両者の画面を有効活用することができる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器の制御部において、通信制御部203は複数の端末と通信を行うことができる。表示処理部211は、前記複数の端末に対応している複数の表示エリアを表示器に確保することができる。
【選択図】図1
【解決手段】電子機器の制御部において、通信制御部203は複数の端末と通信を行うことができる。表示処理部211は、前記複数の端末に対応している複数の表示エリアを表示器に確保することができる。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は電子機器及びその制御方法に関する。
テレビジョン受信装置と携帯端末を関連付けたシステムが開発されている。例えば、番組とともに付加情報(番組に関する問い合わせやイベントに参加を申し込むためのメールアドレス)が放送局から送信されることがある。テレビジョン受信装置は、付加情報を分離して携帯端末へ近距離無線で送信する。携帯端末は、付加情報をから番組に関する問い合わせやイベントに参加を申し込むためのメールアドレスを取得することができる。
テレビジョン受信装置には、受信処理部、テレビジョン信号処理部の他に近距離無線通信器、インターネット接続が可能な有線通信送受信器、記録媒体に対する記録再生制御器などが装備される。
一方では、ディスプレイを大型化した携帯端末も普及している。携帯端末としては、近距離無線通信機能、電話機能、さらにはリモートコントローラ機能を備えた端末も存在する。
本実施形態では、複数の端末と電子機器(例えばテレビジョン受信装置)を組み合わせて、両者及び両者の画面を有効活用することができる電子機器及びその制御方法を提供することを目的とする。
実施形態の電子機器によれば、複数の端末と通信を行う通信制御部と、前記複数の端末に対応している複数の表示エリアを表示部に確保し、前記複数の端末のうちの第1の端末から受信したコンテンツに関する情報を用いて、前記表示部の前記第1の端末に対応する表示エリアに前記コンテンツを表示させる表示処理部を有する。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本実施形態に関わる電子機器としてのテレビジョン受信装置の構成例を示すブロック図であり、図2は同じく本実施形態に関わる端末の構成例を示すブロック図である。電子器としては例えば記録再生装置、パーソナルコンピュータなどが可能である。
受信装置は、例えばスクランブルされたデジタル地上波放送信号を受信する複数のチューナ102を有する。その他、例えばBS/CSデジタル放送受信用のチューナ(図示せず)が設けられてもよい。
チューナ102で受信された放送番組の信号は、TS処理部122に入力され、複数のチャンネル(CH)のTS(Transport Stream)が1つのTSに再多重される。多重TSは各チャンネルの放送番組のパケット列を含む。各チャンネルのパケットには、チャンネル及びパケット識別用の識別情報が付加されている。多重TSは、記憶装置111に入力される。またTS処理部122に入力したTSの中で、制御情報を含むパケットは、制御部200に入力されて処理される。
記憶装置111は、例えば、ハードディスクドライバー、光ディスク記録再生装置を含む。光ディスクにはデジタルバーサタイルディスク(DVD),ブルーレイディスク(BD)などが含まれる。
TS処理部122から制御部200に送られるパケットは、例えば、放送番組の暗号化情報であるECM(Entitlement Control Message)と、番組名、出演者、開始時刻などのイベント情報を記述したテーブルであるEIT(Event Information Table)などの情報、EPG(Electric Program Guide:電子番組ガイド)情報を含む。
パケットに含まれる映像データは、例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)方式、AVC(Advanced Video Coding)方式などでエンコードされている。またオーディオパケット内のオーディオデータは、例えば、PCM(Pulse Code Modulation)方式、MPEG方式などでエンコードされている。AVデコーダ126は、番組の映像パケットと、オーディオパケットを分離し、各パケット内のデータを各方式に応じてデコードする。
したがって、TS処理部122で分離されたパケットの中でオーディオデータを含むパケットは、オーディオデコーダ123に入力され、符号化方式に応じた復号化が実施される。オーディオデコーダ123でデコードされたオーディオデータは、オーディオデータ処理部124で同期処理、音量調整などを施され、オーディオ出力部125に供給される。オーディオ出力部125は、スピーカシステムに応じたステレオ分離処理などを実行し、出力をスピーカ126に供給する。
TS処理部で分離されたパケットの中で映像データを含むパケットは、映像デコーダ131に入力され、符号化方式に応じた復号化が実施される。映像デコーダ131でデコードされた映像データは、映像データ処理部132で、同期処理、輝度調整、色調整などが実施される。映像データ処理部132の出力は、映像出力部133に供給される。映像出力部133は、制御部200からのデータ、図形、番組表などをメイン映像信号に多重することができる。また映像出力部133は、表示器134に応じたスケール、解像度、ライン数、アスペクト比などを設定して、表示器134に向けて出力する。
なお、有料番組のオーディオパケット、映像パケットが暗号化されている場合もある。この場合、鍵情報を用いて暗号化を解くための処理系統もあるがここでは省略している。
制御部200は、中央演算処理ユニット(CPU)201、操作コマンド処理部202、通信制御部203、操作デバイス管理部204、表示処理部211、メモリ212を含む。さらにEPG(Electric program guide)データ処理部、記録制御部、などを含むがここでは示していない。
CPU201は、制御部200の全体の動作シーケンスの調整を行っている。操作コマンド処理部202は、外部から入力する操作コマンドを解析し、コマンドに応じた動作を電子機器100に反映させることができる。操作デバイス管理部204は、制御部200に対して操作信号を与える端末501,502、リモートコントローラ115などの機器識別データを把握し、管理することができる。
表示処理部211は、映像出力部133を介して表示器134に表示される映像データを全般的に制御することができる。また表示処理部211は、画像データの解像度、表示サイズ、表示エリアなどの調整処理を行うこともできる。また、EPGデータを用いて作成した番組表の映像データや、操作信号に応じて制御部200内で作成されたメニュー映像データを映像出力部133に供給することができる。メモリ212は、制御部200内で保存する各種のデータ、アプリケーションなどを保存することができる。
通信制御部203は、外部との通信を行い、操作コマンド、データ、コンテンツ、などを取り込むことができる。取り込まれたコンテンツ、及びデータは、例えば記憶装置111、或いはメモリ212に格納されることができる。通信制御部203は、電子機器100から外部に向けて、データ、コンテンツ、などを送信することができる。
通信制御部203は、無線通信送受信部113、有線通信送受信部112と接続されている。有線通信送受信部112は、インターネットを介して、遠隔サーバー、或いはホームサーバーとの間でデータの送受信を行うことができる。無線通信送受信部113は、複数の端末501、502との間でデータの送受信を行うことができ、近距離通信用である。また、電子機器100は、リモートコントローラ115からの操作信号を、赤外線受信部114を介して受け取ることもできる。
端末501、502は、電子機器100をリモートコントロールすることもできる。
端末501、502は、図示しない基地局、インターネットなどを介してサーバーをアクセスすることができる。サーバーが提供するコンテンツは勿論のこと、各種のアプリケーション、ゲームソフトなどをダウンロードし、無線通信送受信部113を介して、制御部200に転送することが可能である。また端末501、502は、コンテンツを取得するための情報(例えばウェブサーバーのアドレス、メールアドレス、ネットワークアドレスなど)を、無線通信送受信部113を介して、制御部200に転送することが可能である。
上記したウェブサーバーのアドレス、メールアドレスなど、さらには動画、静止画、写真画像などをここでは「お勧め情報」あるいは「興味情報」と称することにする。
制御部200は、端末501や502からコンテンツ、アプリケーション、或いはゲームソフトが転送されてくるときは、通信制御部203が動作する。「興味情報」が転送されてきたときは、通信制御部203は、受け取ったコンテンツをメモリ212に格納する。コンテンツは、操作コマンドに応じて、或いは自動的に記憶装置111に格納されてもよい。記憶装置111は、受け取ったコンテンツを例えばハードディスクに記録させることができる。ハードディスクにおいては、コンテンツはコンテンツファイルとして管理される。
表示用のメニュー画像データ、番組表画像データなどは、表示処理部211に格納及びまたは管理されている。メニューの表示、番組表の表示が行われるときは、メニュー画面データ、番組表画像データが、表示制御部203の制御に基づき、データ格納部(メモリ或いはハードディスク)から読み出され、表示処理部128に供給される。これにより、メニュー画像や番組表画像が表示器130に表示される。
表示用のメニュー画像データ、番組表画像データなどは、端末501或いは502に送信されることもできる。端末501或いは502がメニュー画像データ、番組表画像データなど要求した場合、表示処理部211は、メニュー画像データ、番組表画像データを送信することができる。
端末501或いは502は、メニュー画像データ、番組表画像データをタッチ式パネルの画面に表示することができ、ユーザは、タッチ式パネルの画面に表示された操作ボタンに触れることにより、電子機器に動作指令信号を与えることができる。
図2は、端末501の構成例を示している。表示器301は映像表示部として動作し、かつタッチスクリーンとして動作することができる。メニュー画像が表示されているとき、ユーザが所望の項目にタッチすると、その操作入力が、制御部320の操作コマンド処理部324で認識される。例えば、タッチ操作が、電話機能を選択する操作入力であった場合、動作モード設定部326が、端末501を携帯電話モードに設定する。
表示器301には、ダイヤル入力を行うための操作画面が表示される。所望の宛先のダイヤル入力の操作が行われると、携帯電話機能部325が、データ処理部302、通信制御部303A、送受信器304A、アンテナ305Aを介して通信相手の呼び出しシグナルを送信する。通信先との回線が接続状態になると、通信相手からの信号が送受信器304A、通信制御部303A、データ処理部302を介して復号される。そして音声データがスピーカ306から出力される。またこちらかの音声データは、マイクロホン307を介してデータ処理部302で処理され、通信制御部303Aに送られる。そして送信データとして送受信器304Aを介して通信相手に送信される。
メモリ321は、データを一時的に保存したり、或いはアプリケーションを格納するために利用される。323はバッテリであり、充電可能である。
端末171は、例えば、インターネットを介してコンテンツ或いはアプリケーションをダウンロードすることができる。またダウンロードしたコンテンツ或いはアプリケーションをデータ転送部327の制御に基づいて、例えば図1に示す電子機器に転送することができる。この場合、端末171は、外観上は中継器として機能している。近距離通信は、通信制御部303B、送受信器304B、アンテナ305Bを介して実施される。通信制御部303A,303B,送受信器304A,304B、アンテナ305A、305Bは、一体化されて構成されていてもよい。そして、送受信モードに応じて遠距離通信、近距離通信が切り替えられてもよい。また端末501は、カメラ308と画像処理部328を有しても良い。
端末501は、外部のサーバー、或いは電子機器からコンテンツをダウンロードし、表示器301に表示することができる。
図3は電子機器100とコミュニケーションを可能とする複数の端末501−504の使用状態の一例を示している。端末501−504は、ユーザ611−614が保有するものとする。
電子機器100は近距離無線通信システムにより、管理下にある端末501−504を把握することができる。ここで、端末501−504の各ユーザが、動作モードとしてTVコミュニケーションモードを選択したものとする。
すると、電子機器100は、図4に示すように、端末501−504からの送信データを表示可能な表示エリア511−514をスクリーン上に確保することができる。図では、4つの端末501−504のための4つの表示エリア511−514が確保されたが、端末504がTVコミュニケーションモードを選択しなかった場合は、3つの端末501−503のための3つの表示エリア511−513が確保される。
また、電子機器100は、各端末501−504に対して、例えばカラーが異なる或いは形状が異なる識別データを送信することができる。識別データが表示用の点滅データであれば、点滅マーク521−524が各端末501−504の表示部で表示される。一方、電子機器100の表示エリア511−514にも、点滅マーク521−524のそれぞれに対応した識別マーク531−534が表示される。例えば点滅マーク521と531は、形状或いは色が同じであり、点滅マーク522と532は、形状或いは色が同じであり、点滅マーク523と533は、形状或いは色が同じであり、点滅マーク524と534は、形状或いは色が同じである。識別マーク531−534は対応する端末の機種名、ユーザ名などであってもよい。
これにより各端末を使用しているユーザは、自分の端末に対応する電子機器上の表示エリアを容易に認識することができる。
次に、端末501から「お勧め情報」或いは「興味情報」として、コンテンツ541(動画、或いはデータ、或いは写真画像)が送信されたとする。すると電子機器100では、端末501に対応する表示エリア511にコンテンツ541を表示する。端末501から「興味情報」としてサーバーのアドレス及びコンテンツIDが送信された場合、電子機器100は、受け取ったアドレスを利用する。即ち、電子機器100は、受け取ったアドレス及びコンテンツIDを利用して、例えばインターネット上のサーバーをアクセスし、端末501が表示しているコンテンツ541と同じコンテンツを取得することができる。
ここでもし、端末501を使用しているユーザ611が、他のユーザ612−614にも同じコンテンツ541を共有してもらいたいと思う場合がある。この場合、図5に示すように、ユーザ611は、端末501、或いはリモートコントローラ115を操作し、一括転送ボタンを操作する。すると、一括転送指令信号を操作コマンド処理部202が検出し、通信制御部203は、各端末502−504に同じコンテンツ541あるいは同じコンテンツ541を取得するために必要なアドレス及びコンテンツIDが転送される。
このとき、端末502−504は、受け取ったことを知らせるために、電子機器100へコンテンツ541を返信してもよい。これにより、表示エリア512−514にもコンテンツ541が表示される。これによりユーザ611は、ユーザ612−614の端末502−504がコンテンツを受け取ったことを確認できる。
この場合、送信した側と受け取った側の識別が表示エリア511、512−514に表示される。送信した側と受け取った側の識別を行うための手法は各種可能である。例えば表示エリア511の下部に「送りました」或いは「OUT」と表示し、表示エリア512,513,514の下部に「受け取りました」或いは「IN」と表示してもよい。つまり送り側であることと、受け取り側であることの通知表示を行うことができる。
電子機器から端末502−504へ、コンテンツ541或いはコンテンツ541を取得するに必要なアドレス及びコンテンツIDを配信するきっかけは、上記の説明に限定されるものではない。自動的に電子機器が端末501で所定のモードで表示しているコンテンツの情報を要求することから始まっても良い。
図6には、上記の動作経過を左側のブロック配列で示し、右側に各端末と電子機器100間での送受信方向を示している。
例えば、電子機器100が端末501で表示しているコンテンツの情報を取得するに必要な情報(興味情報である例えばアドレスとコンテンツID)を要求する(ステップSA1,SA2,SA3)。端末501は、要求に応答し、前記興味情報を電子機器100へ送信する。電子機器100は、現在接続状態にある他の端末502−504の状態をポーリングにより把握する(ステップSA4、SA5)。端末502−504がコンテンツの受け入れ可能であれば、電子機器100は、端末502−504へ前記興味情報を送信する(ステップSA6)。
これにより、各端末502−504は、興味情報(アドレスとコンテンツID)を用いてサーバーをアクセスし、端末501で視聴されているコンテンツと同じコンテントを取得することができる。
電子機器100は、コンテンツを各端末502−504へ送信するのに先立ち、各端末502−504に対して、コンテンツを処理するために必要なデータ或いはアプリケーション或いは暗号化解読キーを送信してもよい。これにより、コンテンツが例えば暗号化されて送信されても、各端末502−504は容易にコンテンツの暗号化を解くことができる。また、各端末502−504はゲームソフトなどを受け取り保存することができる。
上記した実施形態は、種々の変形が可能である。例えば制御部200内でコンテンツの再取得機能、コンテンツの比較機能、ゲーム処理機能、などが構築されてもよい。これらの各種機能は、例えば、CPU201,メモリ212、操作コマンド処理部202、表示処理部211、通信制御部203、操作デバイス管理部204が一体となって、構築される。あるいは、専用の機能ブロックが制御部200内に設けられてもよい。
例えば、端末501から、電子機器100にコンテンツそのものが転送されたとする。この場合、電子機器100は、端末501の画面よりも画面が大きいために、解像度が高いコンテンツを表示したほうが画質は良好である。このような場合、電子機器100は、コンテンツの再取得機能の制御に基づいて、端末501に対して、コンテンツを取得するサーバーのアドレスを要求し、当該サーバーから高解像度のコンテンツを取得することもできる。例えば、読書用データ、アニメコンテンツなどは、高解像のコンテンツを再生することで、良好な画質の映像を視聴することができる。
また電子機器100は、コンテンツの転送機能を有するが、端末502、503などにコンテンツを転送する場合、解像度の低いコンテンツを転送することができる。例えば、転送するコンテンツが端末501から取得した解像度の低いコンテンツであれば、そのまま端末502、503に転送する。あるいは、端末502、503の解像度に適合した解像度、サイズなどに当該コンテンツを変換して転送する。
電子機器100は、大型の画面を有し、端末501−504は、小型の画面を有する。例えば、ユーザ611−614がそれぞれ端末501−504のカメラ機能を利用して、動画或いは静止画を取得したとする。このときユーザ611−614は、それぞれ端末501−504の動画或いは静止画を電子機器100に転送することができる。電子機器100は、受け取った動画或いは静止画を表示エリア511−514に表示して、ユーザ全員に提示することができる。
このとき、ユーザ611−614は、所望の動画或いは静止画があった場合、自分の端末に取り込むことも可能である。例えば端末を電子機器からのコンテンツ取り込みモードに設定する。そして電子機器100の画面上のカーソル(点滅マークでも良い)を移動させて、他のユーザのコンテンツ画像(他のユーザの表示エリア)に設定する。次に、取り込みボタンにタッチすることで、電子機器100から所望のコンテンツを取り込むことができる。
また、表示エリア511−514に各端末501−504からの動画が表示された状態で、例えば、何れかの端末で、同期表示ボタンが操作される場合がある。この場合、端末511−514は、表示エリア511−514に表示される動画のスタートフレームを調整することができる。例えば、端末511−514のコマ送りボタン或いは逆送りボタンにタッチすると表示エリア511−514の画像をフレーム単位でこま送り、或いは逆送りすることができる。この操作により表示エリア511−514に表示される動画のスタート画面が設定される。次に、何れかの端末の同期表示ボタンが操作されると、表示エリア511−514に表示される動画が同期して表示される。例えば、同じ被写体を異なる角度から撮像した動画などを点検する場合に有効である。また異なる被写体を同一時間帯で撮像した動画などを点検する場合に有効である。端末は、ムビーカメラであることもできる。
電子機器100、端末501−504にゲーム用のアプリケーションを格納することも可能である。この場合、電子機器100にゲーム画面を表示して、複数のユーザが端末501−504の操作ボタンを操作し、ゲームを楽しむことが可能である。また、端末501−504にゲーム画面を表示すると共に、操作画面を表示してもよい。ゲームの進行は、ある端末の操作画面の操作子がタッチ式パネル上で操作されることにより、次の指令信号及びゲーム変化信号が他の端末に送信され、ゲーム進行が行われる。この場合、端末間の送受信信号が電子機器を中継して送受信されてもよく、また端末間で送受信されてもよい。電子機器が、単なる中継器として機能する場合、電子機器である番組を視聴しているユーザには、ゲームが実施されることによる邪魔が画面上現れることはない。
図3、図4の実施形態は、端末501−504が電子機器100の近距離無線通信エリア内に存在する例であった。しかし本発明は、この実施形態に限定されるものではない。
図7は、他の実施形態を示している。今、ユーザ600が、端末500を操作し、生徒601−604の端末501−504へ問題を送信したとする。生徒601−604は、端末501−504を操作して、端末500に回答を返信する。
この場合、端末500においても先の電子機器の例と同様に各端末501−504のための表示エリアを確保し、各端末501−504からの回答をユーザ600は見ることができる。しかし、複数の表示エリアを端末500のスクリーンに確保して、回答をチェックすることは表示エリアが狭すぎる場合がある。
そこでユーザ600は、端末500のコンテンツを電子機器100へ転送して、各端末501−504からの回答を大画面で比較しながらチェックすることが可能である。なお各端末501−504からの回答が、直接、電子機器100へ伝送されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100・・・電子機器、102・・・チューナ、111・・・記憶装置、122・・・TS処理部、123・・・オーディオデコーダ、124・・・オーディオデータ処理部、125・・・オーディオ出力部、126・・・スピーカ、131・・・映像デコーダ、132・・・映像データ処理部、133・・・映像出力部、134・・・表示器、200・・・制御部、201・・・CPU、202・・・操作コマンド処理部、203・・・通信制御部、204・・・操作デバイス管理部、211・・・表示処理部、212・・・メモリ。
この実施の形態は、複数の端末と通信を行うように構成された通信制御部と、前記複数の端末に対応している複数の表示エリアを表示部に配置し、前記複数の端末のうちの第1の端末から受信したコンテンツに関する情報を用いて、前記表示部の前記第1の端末に対応する表示エリアに前記コンテンツを表示させるように構成された表示処理部を有する。
実施形態の電子機器によれば、第1の端末及び第2の端末と通信を行うように構成された通信制御部と、前記第1の端末及び第2の端末に対応している第1と第2の表示エリアを表示部に配置し、前記第1の端末及び第2の端末の識別マークを前記第1と第2の表示エリアに出力し、ユーザ操作により、前記第1の端末から受信したコンテンツに関する情報を用いて、前記第1と第2の表示エリアに同じ被写体を異なる角度から撮像したコンテンツとして出力する表示処理部と、を有する。
Claims (10)
- 複数の端末と通信を行う通信制御部と、
前記複数の端末に対応している複数の表示エリアを表示部に確保し、前記複数の端末のうちの第1の端末から受信したコンテンツに関する情報を用いて、前記表示部の前記第1の端末に対応する表示エリアに前記コンテンツを表示させる表示処理部と、を有する電子機器。 - 前記表示処理部は、前記複数の端末の識別マークを前記複数の表示エリアに表示する請求項1記載の電子機器。
- 前記通信制御部は、前記複数の端末のうちの第1の端末から興味情報を取得し、前記興味情報を、第2の端末に転送する請求項1記載の電子機器。
- さらに操作コマンド処理部を有し、一括転送指令信号を前記操作コマンド処理部が検出したとき、前記通信制御部は、前記興味情報を、第2の端末に転送する請求項1記載の電子機器。
- 表示処理部は、前記第1の端末に対応する表示エリアには、情報の送り側である示す第1の通知表示をし、前記第2の端末に対応する表示エリアには、情報の受けとり側であることを示す第2の通知表示を行う請求項1記載の電子機器。
- 前記興味情報は、前記第1の端末が取得しているコンテンツ、または前記コンテンツを取得するために必要な少なくともネットワークアドレスである請求項3又は4記載の電子機器。
- 前記通信制御部は、前記第1の端末からコンテンツ及びネットワークアドレスを含む興味情報を取得した場合、前記ネットワークアドレスを用いて外部サーバーから、前記コンテンツよりも解像度の高い同じ内容のコンテンツを取得する請求項1記載の電子機器。
- 前記操作コマンド処理部及び前記表示処理部は、前記第1、第2の端末から取得した第1、第2の映像データの画像をフレーム単位でコマ送り或いは逆送り調整を行い、同期再生する請求項3記載の電子機器。
- 電子機器の制御部による制御において、
複数の端末と通信を行い、
前記複数の端末に対応している複数の表示エリアを表示部に確保し、
前記複数の端末のうちの第1の端末から受信したコンテンツに関する情報を用いて、前記表示部の前記第1の端末に対応する表示エリアに前記コンテンツを表示させる
電子機器の制御方法。 - 前記複数の端末の内、第1の端末からコンテンツ及び又はネットワークアドレスを含む興味情報を取得し、前記興味情報を、第2の端末に転送する請求項9記載の電子機器の制御方法。
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