JP2013132341A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】加速度センサによる振動検知の頻度によって、設置状態に問題がある可能性があることを報知する。
【解決手段】本体1と、本体1を接地して支える脚11と、本体1の内部に複数のサスペンション2で支持された受け筒3と、受け筒3に回転自在に支持された脱水槽5と、回転軸を垂直方向としたパルセータ7と、脱水槽5の底部にパルセータ7を取り付けた洗濯・脱水軸4と、洗濯・脱水軸4と連動し、受け筒3に固定されたモータ9と、受け筒に取り付けられた加速度センサ10と、記憶装置を有し、少なくとも1回以上の加速度センサによる振動検知結果をもとに異常を報知する制御手段を有するので、設置状態の悪いことをお知らせし、設置を修正していただくことで、アンバランスの修正動作に入る確率を減らし、少しでも高い確率で脱水の立ち上げを成功させることができるようになる。
【選択図】図2
【解決手段】本体1と、本体1を接地して支える脚11と、本体1の内部に複数のサスペンション2で支持された受け筒3と、受け筒3に回転自在に支持された脱水槽5と、回転軸を垂直方向としたパルセータ7と、脱水槽5の底部にパルセータ7を取り付けた洗濯・脱水軸4と、洗濯・脱水軸4と連動し、受け筒3に固定されたモータ9と、受け筒に取り付けられた加速度センサ10と、記憶装置を有し、少なくとも1回以上の加速度センサによる振動検知結果をもとに異常を報知する制御手段を有するので、設置状態の悪いことをお知らせし、設置を修正していただくことで、アンバランスの修正動作に入る確率を減らし、少しでも高い確率で脱水の立ち上げを成功させることができるようになる。
【選択図】図2
Description
本発明は洗濯機に関するものである。
全自動洗濯機では、受け筒が外箱から吊り棒とサスペンションによって懸垂防振支持されている。受け筒の内側に脱水槽が回転自在に設けられている。受け筒底部には、モータやモータの動力を脱水槽に伝える伝達機構が取り付けられている。
このような全自動洗濯機では、脱水動作時に脱水槽を高速回転させようとすると、衣類が槽内で偏っている場合には、偏荷重によって脱水槽が大きく揺れ、大きな振動と騒音を発生させる原因となる。このような大きな振動が発生した場合に対しては、振動を速やかに検知して、脱水槽の回転を一時停止させた後に再回転させる駆動制御や、脱水槽の回転数を減少させる駆動制御などによって、洗濯物の偏りを解消させる制御動作が必要となる。
この振動検知の手段として、従来から、槽を回転駆動するモータをインバータ制御するインバータ回路の出力電流から振動発生を検知し、過振動警告を出力する洗濯機の異常振動検出方法が知られている(特許文献1参照)。
また、水槽の振れを検知するセンサを設け、このセンサによって検知される振動検知出力に基づいて洗濯工程から脱水工程への移行制御を行い、脱水工程中の異常振動検知により脱水動作を停止する制御を行う洗濯機の運転方法が知られている(特許文献2参照)。
洗濯機の振動は、主に、受け筒内の脱水槽の回転軸から、衣類の入った脱水槽の重心がずれることによって引き起こされる。受け筒がサスペンションによって吊られているために、脱水槽を回転させると、洗濯機の受け筒は脱水槽の重心を移動させることの反作用によって移動するのである。ゆえに、受け筒で観測される水平軸方向の変位は一回転を一周期とした正弦波状となる。このことから、水平軸方向に加速度センサを取り付けた場合、回転軸からの重心ずれと回転速度に応じた振幅を持つ正弦波状の加速度変動が観測できるため、加速度変化の振幅を検出することにより、振動による変位の大きさが算出できる。
このような従来の洗濯機においては、振動を検出した場合、脱水モータを停止し、再度すすぎを行うなどして、アンバランス状態を修正する動作を行っていたが、振動センサを用いて精度よく振動を検知して止めることによって、振動センサがないときに比べ、何回も修正を繰り返す、あるいは、修正を繰り返すうちにエラーで停止することが増える課題があった。特に、設置状態が悪い場合、例えば、洗濯機が傾いていたり、脚がしっかりついていなかったり、床が強固でなかったり、何か台の上に置いていたりする場合、通常よりも振動が大きくなるため、上記の修正や停止が多発する可能性があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、設置状態に問題がある可能性のあることを使用者に報知することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、加速度センサによる振動検知の頻度によって、設置状態に問題がある可能性があることを報知する洗濯機である。
これにより、設置状態の悪いことをお知らせし、設置を修正していただくことで、アンバランスの修正動作に入る確率を減らし、少しでも高い確率で脱水の立ち上げを成功させることができるようになる。
本発明の洗濯機は、設置状態の悪いことをお知らせし、設置を修正していただくことで、アンバランスの修正動作に入る確率を減らし、少しでも高い確率で脱水の立ち上げを成功させることができる。
第1の発明は、本体と、前記本体を接地して支える脚と、前記本体内部に複数の減水力可変のサスペンションで支持された受け筒と、前記受け筒に回転自在に支持された脱水槽と、回転軸を垂直方向としたパルセータと、前記脱水槽の底部に前記パルセータを取り付けた洗濯・脱水軸と、前記洗濯・脱水軸と連動し、前記受け筒に固定されたモータと、前記受け筒に取り付けられた加速度センサと、記憶装置を有し、少なくとも1回以上の加速度センサによる振動検知結果をもとに設置状態を診断、報知することにより、使用者に設置状態を修正していただき、アンバランスの修正動作に入る確率を減らし、少しでも高い確率で脱水の立ち上げを成功させることができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における洗濯機の側断面図である。図1において、洗濯機の本体1は、脚11により設置され、本体1の上端に配されたサスペンション2により受け筒3をその内部に懸垂防振支持している。洗濯・脱水軸4は中空で2軸構造としている。脱水槽5は側壁に多数の脱水孔(図示せず)を有するとともに、内周の上部に流体バランサ6を有し、中央底部には外周を傾斜面としたナベ型の形状に形成したパルセータ7が配設されている。伝達機構部8は内部に洗濯時の減速ギア(図示せず)および洗濯・脱水軸の切り換えクラッチ(図示せず)を内蔵している。モータ9は受け筒3の底部に取り付けられ、伝達機構部8を介し、パルセータ7、および、脱水槽5を回転させる。受け筒3の外側面には、回転軸方向、回転軸に垂直な方向、受け筒接線方向の、直交3軸の加速度を測定する加速度センサ10が取り付けられている。
図1は本発明の実施の形態1における洗濯機の側断面図である。図1において、洗濯機の本体1は、脚11により設置され、本体1の上端に配されたサスペンション2により受け筒3をその内部に懸垂防振支持している。洗濯・脱水軸4は中空で2軸構造としている。脱水槽5は側壁に多数の脱水孔(図示せず)を有するとともに、内周の上部に流体バランサ6を有し、中央底部には外周を傾斜面としたナベ型の形状に形成したパルセータ7が配設されている。伝達機構部8は内部に洗濯時の減速ギア(図示せず)および洗濯・脱水軸の切り換えクラッチ(図示せず)を内蔵している。モータ9は受け筒3の底部に取り付けられ、伝達機構部8を介し、パルセータ7、および、脱水槽5を回転させる。受け筒3の外側面には、回転軸方向、回転軸に垂直な方向、受け筒接線方向の、直交3軸の加速度を測定する加速度センサ10が取り付けられている。
図2は加速度センサを用いた振動検知手段の構成を示すブロック図である。センサユニット上に、加速度センサ、A/D変換器、シリアル通信機能を搭載している。制御手段は内部のシリアル通信機能を用いて、センサユニットと通信し、3軸の加速度データを一定周期で収得し、振動検知部に引き渡す。また、制御手段には、その内部、あるいは外部に、不揮発の記憶装置(図示せず)が接続されている。
図3は制御手段内部の振動検知部の詳細な構成を示すブロック図である。振動検知部は、振動と回転数精度の異なる低速側と高速側の大きく二つの部分から成り立ち、それぞれ、ノイズフィルタ部を有し、低速側では加速度検知部を、高速側では振幅検知部をしている。
以上のように構成した洗濯機について、その動作、作用を説明する。
制御手段は、毎回の洗濯動作の中で、振動検知手段によって少なくとも一回振動を検知したかどうかを記憶装置に記録する。設置状態が悪い場合は、通常よりも振動を検知する確率が上がるため、一定回数の洗濯動作のうち、振動を検知した回が所定の回数を上回った場合は、設置状態に何らかの問題があると考え、次回以降、電源をオンした際に表示でお知らせする。
なお、報知は、運転終了時や、アンバランスの検知時に行ってもよい。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、お客様に設置状態をお知らせすることで設置を修正していただき、アンバランスの修正動作に入る確率を減らし、少しでも高い確率で脱水の立ち上げを成功させることに有用である。
1 本体
2 サスペンション
3 受け筒
4 洗濯・脱水軸
5 脱水槽
7 パルセータ
9 モータ
10 加速度センサ
11 脚
2 サスペンション
3 受け筒
4 洗濯・脱水軸
5 脱水槽
7 パルセータ
9 モータ
10 加速度センサ
11 脚
Claims (1)
- 本体と、前記本体を接地して支える脚と、前記本体内部に複数のサスペンションで支持された受け筒と、前記受け筒に回転自在に支持された脱水槽と、回転軸を垂直方向としたパルセータと、前記脱水槽の底部に前記パルセータを取り付けた洗濯・脱水軸と、前記洗濯・脱水軸と連動し、前記受け筒に固定されたモータと、前記受け筒に取り付けられた加速度センサと、記憶装置を有し、少なくとも1回以上の加速度センサによる振動検知結果をもとに異常を報知する制御手段を有する洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011283170A JP2013132341A (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011283170A JP2013132341A (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013132341A true JP2013132341A (ja) | 2013-07-08 |
Family
ID=48909478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011283170A Pending JP2013132341A (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105986399A (zh) * | 2015-03-05 | 2016-10-05 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 洗衣机及判定洗衣机负载偏心的方法 |
JP2018175391A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | 日立アプライアンス株式会社 | 洗濯機 |
CN112144232A (zh) * | 2020-09-30 | 2020-12-29 | 长虹美菱股份有限公司 | 一种波轮洗衣机及用于波轮洗衣机的振动控制方法 |
CN113897762A (zh) * | 2020-06-22 | 2022-01-07 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 波轮全自动洗衣机的优化设计方法 |
WO2024084856A1 (ja) * | 2022-10-18 | 2024-04-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 判定方法、プログラム、判定システム、及び情報端末 |
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2011
- 2011-12-26 JP JP2011283170A patent/JP2013132341A/ja active Pending
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