[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2013126266A - サーボ制御装置およびその調整方法 - Google Patents

サーボ制御装置およびその調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013126266A
JP2013126266A JP2011272412A JP2011272412A JP2013126266A JP 2013126266 A JP2013126266 A JP 2013126266A JP 2011272412 A JP2011272412 A JP 2011272412A JP 2011272412 A JP2011272412 A JP 2011272412A JP 2013126266 A JP2013126266 A JP 2013126266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
moving body
oscillation
speed control
control gain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011272412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5384608B2 (ja
Inventor
Chihiro Saga
賀 千 尋 佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP2011272412A priority Critical patent/JP5384608B2/ja
Priority to CN201210536957.9A priority patent/CN103163829B/zh
Publication of JP2013126266A publication Critical patent/JP2013126266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5384608B2 publication Critical patent/JP5384608B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

【課題】サーボパラメータの調整を容易にし、サーボパラメータの調整時間を短縮し、かつ、サーボパラメータの調整のばらつきを抑制することができるサーボ制御装置を提供する。
【解決手段】本実施形態によるサーボ制御装置は、回転運動または往復運動を行う運動体を駆動するサーボアンプをトルク指令または電流指令に基づいて制御し、速度制御ゲインの調整時にサーボアンプへのトルク指令または電流指令をサンプリングする指令サンプリングと、速度制御ゲインの調整時に、トルク指令または電流指令のサンプリング値を、周波数における運動体のトルクの強さへ変換し、運動体のトルクの強さがピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断する発振帯域判断と、速度制御ゲインの調整時に、発振帯域における運動体のトルクの強さを減衰させるように帯域阻止フィルタを設定するフィルタ設定と、を実行する演算処理部を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、サーボ制御装置およびその調整方法に関し、例えば、工作機械等のサーボ制御装置およびそのサーボパラメータの調整方法に関する。
工作機械の送り軸やロボットのアーム等はサーボモータによって駆動される。サーボモータは、速度ループ制御や位置ループ制御によりその駆動制御を行っている。従来のサーボモータの制御においては、速度制御ゲインは一定であり、機械的な共振を引き起こすレベルに対してある程度のマージンを有する値に設定されている。
サーボモータの駆動制御は、例えば、以下のようにして行われる。位置指令から位置検出器等で検出される位置を減じて位置偏差を求め、該位置偏差に位置制御ゲインを乗じて速度指令を求める。さらに、該速度指令から速度検出器等で検出される実速度を減じて速度偏差を求め、該速度偏差に積分補償を行なう。速度偏差に積分補償後の速度偏差を加算して補正後の速度指令を求める。補正後の速度指令に速度制御ゲインを乗じた結果をフィルタリングすることによってトルク指令(電流指令)を生成する。そして、このトルク指令に基づいてサーボモータの駆動制御を行う。
特開平8−116688号公報 特開2008−259271号公報
従来のサーボ制御装置では、フィルタのカットオフ周波数等のサーボパラメータの調整は、オペレータが速度制御ゲインを徐々に上げて行き、オペレータがトルク指令のグラフを確認することによって発振を判断する。即ち、従来のサーボ制御装置では、人が自己の視覚や聴覚等をたよりに軸の発振を判断していた。従って、サーボパラメータの調整に時間がかかり、尚且つ、調整する人によってサーボパラメータの調整がばらつくという問題があった。
また、複数の同期軸を調整する場合には、従来、マスター軸のサーボパラメータを先行して調整し、その後、スレーブ軸のサーボパラメータを調整していた。しかし、調整済のマスター軸の速度制御ゲインを高いままにしてスレーブ軸のサーボパラメータを調整すると、マスター軸の振動がスレーブ軸の調整に悪影響を及ぼしてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、サーボパラメータの調整を容易にし、サーボパラメータの調整時間を短縮し、かつ、サーボパラメータの調整のばらつきを抑制することができるサーボ制御装置を提供することである。
本発明に係る実施形態に従ったサーボ制御装置は、回転運動または往復運動を行う運動体を駆動するサーボアンプをトルク指令または電流指令に基づいて制御し、速度制御ゲインの調整時にサーボアンプへのトルク指令または電流指令をサンプリングする指令サンプリングと、速度制御ゲインの調整時に、トルク指令または電流指令のサンプリング値を、周波数における運動体のトルクの強さへ変換し、運動体のトルクの強さがピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断する発振帯域判断と、速度制御ゲインの調整時に、発振帯域における運動体のトルクの強さを減衰させるように帯域阻止フィルタを設定するフィルタ設定と、を実行する演算処理部を備えている。
前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、前記速度制御ゲインを増大させながら前記発振帯域を判断し、前記フィルタ設定において、前記演算処理部は、各前記速度制御ゲインにおいて発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定してもよい。
前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、或る速度制御ゲインにおいて、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えるまで前記運動体の速度指令に対する速度誤差を増大させ、前記フィルタ設定において、前記演算処理部は、各前記速度誤差において発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定してもよい。
前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、前記運動体のトルクの強さが所定の閾値を超えた周波数帯域を前記発振帯域と判断してもよい。
前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、或る速度制御ゲインにおいて複数の前記発振帯域がある場合に、該複数の発振帯域のうち前記運動体のトルクの強さが最も大きい発振帯域に前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定してもよい。
前記発振帯域判断において、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えた場合に、前記演算処理部は、前記速度制御ゲインを増大させて、前記指令サンプリング、前記発振帯域判断、および、前記フィルタ設定を繰り返し実行し、前記演算処理部は、前記速度制御ゲインが所定値に達した場合、あるいは、全ての前記帯域阻止フィルタが設定された場合に前記運動体の前記速度制御ゲインの調整を終了してもよい。
前記サーボアンプが複数の前記運動体を駆動する場合、前記演算処理部は、前記複数の運動体のうち第1の運動体の前記速度制御ゲインの調整の終了後、該第1の運動体の前記速度制御ゲインを低下させた状態で、前記複数の運動体のうち第2の運動体の前記速度制御ゲインの調整を実行してもよい。
本発明に係る実施形態に従ったサーボ制御装置の調整方法は、回転運動または往復運動を行う運動体を駆動するサーボアンプをトルク指令または電流指令に基づいて制御するサーボ制御装置の調整方法において、
速度制御ゲインの調整時に前記サーボアンプへのトルク指令または電流指令をサンプリングし、
前記速度制御ゲインの調整時に、前記トルク指令または前記電流指令のサンプリング値を、周波数における前記運動体のトルクの強さへ変換し、
前記運動体のトルクの強さがピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断し、
前記速度制御ゲインの調整時に、前記発振帯域における前記運動体のトルクの強さを減衰させるように帯域阻止フィルタを設定することを具備する。
前記発振帯域の判断において、前記速度制御ゲインを増大させながら前記発振帯域を判断し、前記帯域阻止フィルタの設定において、各前記速度制御ゲインにおいて発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定してもよい。
前記発振帯域の判断において、或る速度制御ゲインにおいて、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えるまで前記運動体の速度指令に対する速度誤差を増大させ、前記帯域阻止フィルタの設定において、各前記速度誤差において発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定してもよい。
前記発振帯域の判断において、前記運動体のトルクの強さが所定の閾値を超えた周波数帯域を前記発振帯域と判断してもよい。
前記発振帯域の判断において、或る速度制御ゲインで複数の前記発振帯域がある場合に、該複数の発振帯域のうち前記運動体のトルクの強さが最も大きい発振帯域に前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定してもよい。
前記発振帯域の判断において、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えた場合に、前記速度制御ゲインを増大させて、前記指令サンプリング、前記発振帯域判断、および、前記フィルタ設定を繰り返し実行し、前記速度制御ゲインが所定値に達した場合、あるいは、全ての前記帯域阻止フィルタが設定された場合に前記速度制御ゲインの調整を終了してもよい。
前記サーボアンプが複数の前記運動体を駆動する場合、前記複数の運動体のうち第1の運動体の前記速度制御ゲインの調整の終了後、該第1の運動体の前記速度制御ゲインを低下させた状態で、前記複数の運動体のうち第2の運動体の前記速度制御ゲインの調整を実行してもよい。
本発明によるサーボ制御装置は、サーボパラメータの調整を容易にし、サーボパラメータの調整時間を短縮し、かつ、サーボパラメータの調整のばらつきを抑制することができる。
第1の実施形態に従ったサーボ制御装置100、サーボアンプ200およびサーボモータ300を示す概略図。 アンプ制御モジュール112およびメインコントローラ114の概略的な動作を示すフロー図。 本実施形態によるサーボ制御装置におけるサーボパラメータの調整方法を示すフロー図。 各周波数に対するサーボモータ300のトルクの強さを示すグラフ。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
図1は、第1の実施形態に従ったサーボ制御装置100、サーボアンプ200およびサーボモータ300を示す概略図である。サーボ制御装置100は、サーボアンプ200を制御する。サーボアンプ200は、サーボ制御装置100からのトルク指令または電流指令を受けてサーボモータ300を駆動させる。サーボモータ300は、サーボアンプ200からの電力供給を受けて回転運動を行うロータ310を駆動する。ここでは、サーボモータ300を例として挙げたが、ラム等の往復運動を行なう工作機械であってもよい。
サーボ制御装置100は、制御基板110およびパネルキー120を備えている。制御基板110は、サーボアンプ200を制御するアンプ制御モジュール112と、パネルキーからの指令を受けて位置指令をアンプ制御モジュール112へ出力するメインコントローラ114とを備えている。アンプ制御モジュール112およびメインコントローラ114は、CPU、メモリ等を内蔵し、サーボアンプ200を制御するために様々な演算処理を実行することができるように構成されている。
図2は、アンプ制御モジュール112およびメインコントローラ114の概略的な動作を示すフロー図である。尚、以下の処理は、アンプ制御モジュール112またはメインコントローラ114のいずれが実行しても構わない。アンプ制御モジュール112またはメインコントローラ114のいずれが下記処理を実行するかは、それらのCPUの処理能力および負荷を考慮して決定すればよい。
アンプ制御モジュール112は、エンコーダ116からロータ310の実際の位置Pfを受け取り、メインコントローラ114からの位置指令(目標値)Pcを受け取る。アンプ制御モジュール112の演算処理部115は、位置指令Pcと実際の位置Pfとに基づいて位置誤差Peを算出する。位置誤差PeはPc−Pfと表される。
次に、演算処理部115は、位置誤差Peおよび位置制御ゲインω0を用いて速度指令Vcを算出する。速度指令Vcは、Pe*ω0と表される。
次に、演算処理部115は、エンコーダ116において検出されたロータ310の位置から実際の速度(速度フィードバック)Vfを算出する。そして、演算処理部115は、実際の速度Vfおよび速度指令Vcから速度誤差Veを算出する。速度誤差Veは、Vc−Vfと表される。
次に、演算処理部115は、速度誤差Veに積分補償ゲインKiを掛けて、さらに前回の積分補償a0に加算することによって今回の積分補償aを算出する。積分補償aは、a0+Ki*Veと表される。
次に、演算処理部115は、速度誤差Veに積分補償aを加算し、その結果得られる補正後の指令(Ve+a)に速度制御ゲインωcを掛けることでトルク指令Taを得る。トルク指令Taは、(Ve+a)*ωcと表される。トルク指令Taにフィルタを適用することによって、所定の周波数帯域を除いたトルク指令Tcを得ることができる。
その後、アンプ制御モジュール112は、トルク指令Tc(即ち、電流指令)に従ってサーボアンプ200の電流を制御し、サーボアンプ200がモータ300を駆動させる。
ここで、速度制御ゲインωcは、ロータ310の回転速度を速度指令Vcに接近させるための追従性(応答性)を示す。従って、速度制御ゲインωcが小さいと、サーボモータ300へのトルク指令または電流指令は発振し難いが、サーボモータ300の実際の回転速度を速度指令Vcに接近させるために時間がかかる。一方、速度制御ゲインωcが大きいと、サーボモータ300の実際の回転速度を素早く速度指令Vcに接近させることができるが、サーボモータ300へのトルク指令または電流指令が発振しやすくなる。トルク指令または電流指令が発振すると、ロータ310が振動する。従って、トルク指令または電流指令の発振を抑制しつつ、速度制御ゲインωcをできるだけ大きくすることが要求される。
このような速度制御ゲインωcおよびフィルタ等のサーボパラメータの調整は、上述の通り従来から人手により行なわれてきた。しかし、この場合、サーボパラメータの調整に時間が掛かり、かつ、調整にばらつきが生じてしまう。そこで、本実施形態によるサーボ制御装置100は、サーボパラメータを自動調整する。
図3は、本実施形態によるサーボ制御装置におけるサーボパラメータの調整方法を示すフロー図である。尚、サーボ制御装置が制御する同期軸が複数設けられている場合には、或る軸(例えば、マスター軸)および他の軸(例えば、スレーブ軸)をそれぞれ調節する必要がある。また、以下の調整方法は、アンプ制御モジュール112またはメインコントローラ114のいずれが実行しても構わない。アンプ制御モジュール112またはメインコントローラ114のいずれが下記処理を実行するかは、それらのCPUの処理能力および負荷を考慮して決定すればよい。
同期軸が複数のある場合、まず、調整対象の軸を選択する(S10)。このとき、調整者がパネルキー120を用いて軸を任意に選択してよい。あるいは、サーボ制御装置100が予め設定された順番に従って軸を自動で選択してもよい。
次に、速度制御ゲインωcの初期値の設定を行なう(S20)。このとき、調整者がパネルキー120を用いて速度制御ゲインωcの初期値を任意に選択してよい。あるいは、サーボ制御装置100が、速度制御ゲインωcを予め設定された所定の初期値に設定してもよい。速度制御ゲインωcの初期値は、比較的低く設定されており、トルク指令または電流指令の発振が生じにくい値に設定される。本実施形態では、速度制御ゲインωcの初期値は、100rad/secに設定されている。
次に、通常の速度誤差にホワイトノイズを意図的に印加する(S30)。即ち、ホワイトノイズとして速度誤差Veを与え、ロータ310に負荷が掛かった状態を意図的につくりだす。アンプ制御モジュール112は、速度フィードバックVfが所定値を超えたか否かを判断する(S32)。速度誤差Veを増大させると、速度フィードバックVfも増大する。よって、速度フィードバックVfが予め設定された所定値を超えていない場合(S32のNO)、アンプ制御モジュール112は、ホワイトノイズを増大させてステップS30〜S32を再度実行する(S34)。尚、速度フィードバックVfの所定値は、任意に設定され得る。速度フィードバックVfの所定値は、機械ごとに設定可能なパラメータ値であり、サーボ指令によりモータ300が微動する程度の値にする。ホワイトノイズが加算されて速度誤差Veが増大すると、サーボモータ300は、ロータ310にさらに大きな負荷が掛かった状態と同様の状態となり、さらに、発振しやすくなる。
速度フィードバックVfが所定値を超えた場合(S32のYES)、サーボ制御モジュール112は、トルク指令または電流指令を所定の時間間隔でサンプリング(指令サンプリング)する。メインコントローラ114は、サーボ制御モジュール112のリンカRAM(図示せず)からサンプリングされたトルク指令または電流指令を受け取り、トルク周波数を得る(S40)。このとき、メインコントローラ114は、トルク測定値をFFT(Fast Fourier Transformation)解析して時間域から周波数域に変換する。即ち、メインコントローラ114は、トルク指令または電流指令のサンプリング値を、周波数に対するロータ310の回転トルクの強さへ変換する。これにより、各周波数におけるサーボモータ300のトルクの強さを示すグラフが得られる。このグラフは、パネルキー120のディスプレイに表示される。このグラフの一例が図4に示されている。
図4は、各周波数に対するサーボモータ300のトルクの強さを示すグラフの一例である。このグラフの縦軸は、サーボモータ300のトルクの強さを示すトルクゲインであり、横軸は、周波数の対数表示を示している。本実施形態では、トルクゲインの閾値(以下、閾値ゲインともいう)Gthが設定されている。閾値ゲインGthは、予め設定されており、メインコントローラ114のメモリ(図示せず)に格納されている。
メインコントローラ114は、サーボモータ300のトルクの強さにゲインピークが存在するかを判断する(S50)。このとき、メインコントローラ114は、トルクゲインが閾値ゲインGthを超えるピークをゲインピークと判断する。
ゲインピークがある場合(S50のYES)、メインコントローラ114は、ゲインピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断する(発振帯域判断)。図4では、閾値ゲインGthを超えるゲインピークP1〜P6が周波数f1〜f6に存在する。従って、メインコントローラ114は、周波数f1〜f6においてトルク指令または電流指令が発振しているものと判断する。
そして、メインコントローラ114は、ゲインピークP1〜P6を減衰させるように帯域阻止フィルタを設定する(フィルタ設定)(S60)。フィルタは、例えば、或る周波数帯域のトルクゲインを選択的に減衰またはカットすることができるノッチフィルタ(帯域阻止フィルタまたは一次遅れフィルタ)である。メインコントローラ114の制御を受けてアンプ制御モジュール112は、周波数f1〜f6のいずれか1つまたは複数に対して、このノッチフィルタの減衰帯域を設定する。アンプ制御モジュール112は、例えば、ゲインピークP1〜P6のうち最もゲインの大きなP2に対応する周波数帯域f2にノッチフィルタの減衰帯域を設定する。
そして、再度、ステップS30〜S50を実行することによって、メインコントローラ114は、ゲインピークの有無を判断する。もし、ゲインピークが消えない場合、アンプ制御モジュール112は、前回の減衰帯域f2に代えて、他の周波数帯域(例えば、2番目にゲインの大きなP3に対応する周波数帯域f3)にノッチフィルタの減衰帯域を設定する。あるいは、アンプ制御モジュール112は、前回の減衰帯域f2に加え、他の周波数帯域にノッチフィルタの減衰帯域を設定する。そして、ゲインピークが消えるまで、ステップS30〜S60を繰り返す。
尚、ノッチフィルタの減衰帯域の設定は、任意の方法で設定可能である。例えば、1つのゲインピークに対応する周波数帯域にノッチフィルタの減衰帯域を設定することによって、複数のゲインピークが消える場合がある。このような場合、アンプ制御モジュール112は、1つのノッチフィルタの減衰帯域をゲインピークの高い順に交代に設定してもよい。これにより、小数のゲインピークにノッチフィルタを適用することによって、多数のゲインピークを抑制することができる。また、アンプ制御モジュール112は、ゲインピークの原因となりやすい特定の周波数帯域に発生したゲインピークのみにノッチフィルタの減衰帯域を設定してもよい。
このように、アンプ制御モジュール112は、速度制御ゲインωcを固定した状態で、ロータ310の速度フィードバックが所定値を超えるまで速度誤差Veを増大させる。そして、アンプ制御モジュール112は、各速度誤差Veにおいて発生した発振帯域に対してノッチフィルタの除去周波数を設定する。
ノッチフィルタの設定によってゲインピークがなくなった場合(S50のNO)、アンプ制御モジュール112は、速度制御ゲインωcが予め設定された所定値を超えたかどうかを判断する(S90)。ここで、速度制御ゲインωcの所定値は、一例として400rad/secに設定されているが、この所定値は、任意に設定され得る。
速度制御ゲインωcが所定値を超えていない場合(S90のNO)、アンプ制御モジュール112は、速度制御ゲインωcを増大させて、ステップS30からS90を再度実行する。速度制御ゲインωcは、例えば、ステップS30〜S90を実行するごとに、50rad/secずつ増大される。ステップS30からS90を再度実行するとき、ステップS30においてホワイトノイズとして与える速度誤差Veは、初期値にリセットされる。
このように、アンプ制御モジュール112は、速度制御ゲインωcおよび速度誤差(ホワイトノイズ)Veを増大させながら発振帯域を判断することができる。そして、アンプ制御モジュール112は、各速度制御ゲインωcおよび各速度誤差Veにおいて発生した発振帯域に対してノッチフィルタの除去周波数を設定することができる。
速度制御ゲインωcが所定値に達した場合(S90のYES)、あるいは、全てのノッチフィルタが設定された場合に、その軸の速度制御ゲインωcの調整が完了する。
複数の同期軸が無い場合(S110のNO)、そのサーボ制御装置における速度制御ゲインωcの調整は終了する(S120)。
一方、複数の同期軸(例えば、スレーブ軸)がある場合(S110のYES)、未調整の軸(例えば、マスター軸)の速度制御ゲインの調整動作を実行する。このとき、既に調整済みのマスター軸の速度制御ゲインωcを初期値(例えば、100rad/sec)に低下させ、スレーブ軸の調整中にマスター軸が発振しないようにする。これは、マスター軸とスレーブ軸とが同期して動作する場合、調整済みのマスター軸が発振してしまうと、その振動が調整中のスレーブ軸に悪影響を与えるおそれがあるからである。即ち、第1の運動体としてのマスター軸の速度制御ゲインの調整の終了後、マスター軸の速度制御ゲインを低下させた状態で、第2の運動体としてのスレーブ軸の速度制御ゲインの調整を実行する。
アンプ制御モジュール112は、例えば、調整対象の軸の設定をマスター軸からスレーブ軸へ変更する(S130)。スレーブ軸を調整対象の軸に選択したうえで、ステップS20〜S100を繰り替えす。これにより、複数の同期軸のそれぞれの速度制御ゲインωcについても調整することができる。
そして、複数の同期軸の調整が終了すると、アンプ制御モジュール112は、各軸の調整済み速度制御ゲインωcのうち最も低い速度制御ゲインωcを共通の速度制御ゲインωcとして設定する。これにより、複数の同期軸の全てが発振することなく同期して動作することができる。
尚、マスター軸(またはスレーブ軸)の速度制御ゲインωcの調整中において、ノッチフィルタの数が足りなくなった場合には、全てのノッチフィルタの設定が終了したときに調整動作が終了する。サーボパラメータの調整が終了すると、サーボ制御装置は、通常動作を実行することができる。
本実施形態によれば、サーボモータ300のトルク周波数から自動的にトルク指令または電流指令の発振を検出し、発振帯域にノッチフィルタを適用することができる。これにより、サーボモータ300のトルク指令または電流指令の発振を自動で抑制し、適切な速度制御ゲインωcを設定することができる。その結果、本実施形態は、従来のように人手によるサーボパラメータの調整よりも、高速かつ正確にサーボパラメータの調整を実現することができる。
上記のようにサーボパラメータを調整するソフトウェアプログラムを使用すれば、人の感覚の差を排除し、安定した均質なサーボパラメータの調整が可能となる。
さらに、本実施形態によるサーボ制御装置は、専門的な知識を必要とする調整を自動的に行うため、専門知識のある人間がいなくても、サーボパラメータの調整を簡単かつ短時間に行うことができる。
100・・・サーボ制御装置、200・・・サーボアンプ、300・・・サーボモータ、110・・・制御基板、120・・・パネルキー、112・・・アンプ制御モジュール、114・・・メインコントローラ、115・・・演算処理部、116・・・エンコーダ、310・・・ロータ
本発明に係る実施形態に従ったサーボ制御装置は、回転運動または往復運動を行う運動体を駆動するサーボアンプをトルク指令または電流指令に基づいて制御し、速度制御ゲインの調整時において少なくとも前記運動体が振動しているときの前記サーボアンプへのトルク指令または電流指令をサンプリングする指令サンプリングと、前記速度制御ゲインの調整時に、前記トルク指令または前記電流指令のサンプリング値を、周波数における前記運動体のトルクの強さへ変換し、前記運動体のトルクの強さがピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断する発振帯域判断と、前記速度制御ゲインの調整時に、前記発振帯域における前記運動体のトルクの強さを減衰させるように帯域阻止フィルタを設定するフィルタ設定と、を実行する演算処理部を備えている。
本発明に係る実施形態に従ったサーボ制御装置の調整方法は、回転運動または往復運動を行う運動体を駆動するサーボアンプをトルク指令または電流指令に基づいて制御するサーボ制御装置の調整方法において、
速度制御ゲインの調整時において少なくとも前記運動体が振動しているときの前記サーボアンプへのトルク指令または電流指令をサンプリングし、
前記速度制御ゲインの調整時に、前記トルク指令または前記電流指令のサンプリング値を、周波数における前記運動体のトルクの強さへ変換し、
前記運動体のトルクの強さがピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断し、
前記速度制御ゲインの調整時に、前記発振帯域における前記運動体のトルクの強さを減衰させるように帯域阻止フィルタを設定することを具備する。

Claims (14)

  1. 回転運動または往復運動を行う運動体を駆動するサーボアンプをトルク指令または電流指令に基づいて制御し、速度制御ゲインの調整時に前記サーボアンプへのトルク指令または電流指令をサンプリングする指令サンプリングと、
    前記速度制御ゲインの調整時に、前記トルク指令または前記電流指令のサンプリング値を、周波数における前記運動体のトルクの強さへ変換し、前記運動体のトルクの強さがピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断する発振帯域判断と、
    前記速度制御ゲインの調整時に、前記発振帯域における前記運動体のトルクの強さを減衰させるように帯域阻止フィルタを設定するフィルタ設定と、を実行する演算処理部を備えたサーボ制御装置。
  2. 前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、前記速度制御ゲインを増大させながら前記発振帯域を判断し、
    前記フィルタ設定において、前記演算処理部は、各前記速度制御ゲインにおいて発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項1に記載のサーボ制御装置。
  3. 前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、或る速度制御ゲインにおいて、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えるまで前記運動体の速度指令に対する速度誤差を増大させ、
    前記フィルタ設定において、前記演算処理部は、各前記速度誤差において発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサーボ制御装置。
  4. 前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、前記運動体のトルクの強さが所定の閾値を超えた周波数帯域を前記発振帯域と判断することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のサーボ制御装置。
  5. 前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、或る速度制御ゲインにおいて複数の前記発振帯域がある場合に、該複数の発振帯域のうち前記運動体のトルクの強さが最も大きい発振帯域に前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のサーボ制御装置。
  6. 前記発振帯域判断において、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えた場合に、前記演算処理部は、前記速度制御ゲインを増大させて、前記指令サンプリング、前記発振帯域判断、および、前記フィルタ設定を繰り返し実行し、
    前記演算処理部は、前記速度制御ゲインが所定値に達した場合、あるいは、全ての前記帯域阻止フィルタが設定された場合に前記運動体の前記速度制御ゲインの調整を終了することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のサーボ制御装置。
  7. 前記サーボアンプが複数の前記運動体を駆動する場合、前記演算処理部は、前記複数の運動体のうち第1の運動体の前記速度制御ゲインの調整の終了後、該第1の運動体の前記速度制御ゲインを低下させた状態で、前記複数の運動体のうち第2の運動体の前記速度制御ゲインの調整を実行することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のサーボ制御装置。
  8. 回転運動または往復運動を行う運動体を駆動するサーボアンプをトルク指令または電流指令に基づいて制御するサーボ制御装置の調整方法において、
    速度制御ゲインの調整時に前記サーボアンプへのトルク指令または電流指令をサンプリングし、
    前記速度制御ゲインの調整時に、前記トルク指令または前記電流指令のサンプリング値を、周波数における前記運動体のトルクの強さへ変換し、
    前記運動体のトルクの強さがピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断し、
    前記速度制御ゲインの調整時に、前記発振帯域における前記運動体のトルクの強さを減衰させるように帯域阻止フィルタを設定することを具備したサーボ制御装置の調整方法。
  9. 前記発振帯域の判断において、前記速度制御ゲインを増大させながら前記発振帯域を判断し、
    前記帯域阻止フィルタの設定において、各前記速度制御ゲインにおいて発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項8に記載のサーボ制御装置の調整方法。
  10. 前記発振帯域の判断において、或る速度制御ゲインにおいて、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えるまで前記運動体の速度指令に対する速度誤差を増大させ、
    前記帯域阻止フィルタの設定において、各前記速度誤差において発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項8または請求項9に記載のサーボ制御装置の調整方法。
  11. 前記発振帯域の判断において、前記運動体のトルクの強さが所定の閾値を超えた周波数帯域を前記発振帯域と判断することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載のサーボ制御装置の調整方法。
  12. 前記発振帯域の判断において、或る速度制御ゲインで複数の前記発振帯域がある場合に、該複数の発振帯域のうち前記運動体のトルクの強さが最も大きい発振帯域に前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載のサーボ制御装置の調整方法。
  13. 前記発振帯域の判断において、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えた場合に、前記速度制御ゲインを増大させて、前記指令サンプリング、前記発振帯域判断、および、前記フィルタ設定を繰り返し実行し、
    前記速度制御ゲインが所定値に達した場合、あるいは、全ての前記帯域阻止フィルタが設定された場合に前記速度制御ゲインの調整を終了することを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載のサーボ制御装置の調整方法。
  14. 前記サーボアンプが複数の前記運動体を駆動する場合、前記複数の運動体のうち第1の運動体の前記速度制御ゲインの調整の終了後、該第1の運動体の前記速度制御ゲインを低下させた状態で、前記複数の運動体のうち第2の運動体の前記速度制御ゲインの調整を実行することを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載のサーボ制御装置の調整方法。
JP2011272412A 2011-12-13 2011-12-13 サーボ制御装置およびその調整方法 Active JP5384608B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272412A JP5384608B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 サーボ制御装置およびその調整方法
CN201210536957.9A CN103163829B (zh) 2011-12-13 2012-12-13 伺服控制装置及其调整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272412A JP5384608B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 サーボ制御装置およびその調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013126266A true JP2013126266A (ja) 2013-06-24
JP5384608B2 JP5384608B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=48587005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011272412A Active JP5384608B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 サーボ制御装置およびその調整方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5384608B2 (ja)
CN (1) CN103163829B (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015177912A1 (ja) * 2014-05-22 2015-11-26 三菱電機株式会社 指令生成装置および方法
DE102016008137A1 (de) 2015-07-09 2017-01-12 Fanuc Corporation Servosteuervorrichtung mit Funktion zur Anzeige eines Einstellungszustands in einer automatischen Online-Einstellung für ein Steuersystem
DE102017204563A1 (de) 2016-03-24 2017-09-28 Fanuc Corporation Servo-Steuergerät, Servo-Steuerverfahren und Servo-Steuerprogramm
EP3381625A2 (en) * 2017-03-31 2018-10-03 Seiko Epson Corporation Robot control device, robot, and robot system
JP2018171666A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 セイコーエプソン株式会社 制御装置、ロボット、およびロボットシステム
JP2019012572A (ja) * 2018-10-24 2019-01-24 ファナック株式会社 サーボ制御装置、サーボ制御方法及びサーボ制御プログラム
JP2019153040A (ja) * 2018-03-02 2019-09-12 株式会社Fuji 制御パラメータ調整方法及び制御パラメータ調整システム
US11036058B2 (en) 2017-04-13 2021-06-15 Asahi Kasei Microdevices Corporation Driving control apparatus, device, optical module and driving control method
US11256220B2 (en) 2019-04-15 2022-02-22 Fanuc Corporation Machine learning device, control device and machine learning method

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9423786B2 (en) * 2013-04-10 2016-08-23 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Motor drive device
FR3013535B1 (fr) * 2013-11-15 2015-12-18 Renault Sas Procede et systeme de commande d'une machine electrique triphasee de vehicule automobile alimentee par des tensions hachees.
JP5875740B1 (ja) * 2014-10-01 2016-03-02 三菱電機株式会社 数値制御装置
CN106527352A (zh) * 2016-11-23 2017-03-22 河池学院 机器人伺服电机定位控制方法
JP6595550B2 (ja) * 2017-09-19 2019-10-23 ファナック株式会社 電源容量表示機能を有するアンプ選択装置、アンプ選択方法、及びアンプ選択プログラム
CN107769776B (zh) * 2017-11-07 2024-06-07 杭州城芯科技有限公司 一种可降低小数分频频率综合器中高频噪声影响的调制器电路
JP7312684B2 (ja) * 2019-11-27 2023-07-21 株式会社日立産機システム モータ制御装置、およびその自動調整方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0491689A (ja) * 1990-08-01 1992-03-25 Mitsubishi Electric Corp 電動機の速度制御装置
JPH06319284A (ja) * 1992-12-10 1994-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd サーボモータの制御パラメータ調整装置及び調整方法
JP2000278990A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータの制御装置
JP2003053643A (ja) * 2001-08-13 2003-02-26 Mori Seiki Co Ltd 工作機械送り系の制御方法及び制御装置
WO2009019953A1 (ja) * 2007-08-03 2009-02-12 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 電動機制御装置およびそのゲイン調整方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0491689A (ja) * 1990-08-01 1992-03-25 Mitsubishi Electric Corp 電動機の速度制御装置
JPH06319284A (ja) * 1992-12-10 1994-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd サーボモータの制御パラメータ調整装置及び調整方法
JP2000278990A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータの制御装置
JP2003053643A (ja) * 2001-08-13 2003-02-26 Mori Seiki Co Ltd 工作機械送り系の制御方法及び制御装置
WO2009019953A1 (ja) * 2007-08-03 2009-02-12 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 電動機制御装置およびそのゲイン調整方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015177912A1 (ja) * 2014-05-22 2015-11-26 三菱電機株式会社 指令生成装置および方法
US9829877B2 (en) 2015-07-09 2017-11-28 Fanuc Corporation Servo control apparatus having function of displaying adjustment state in online automatic adjustment to control system
DE102016008137A1 (de) 2015-07-09 2017-01-12 Fanuc Corporation Servosteuervorrichtung mit Funktion zur Anzeige eines Einstellungszustands in einer automatischen Online-Einstellung für ein Steuersystem
US10564658B2 (en) 2016-03-24 2020-02-18 Fanuc Corporation Servo control apparatus, servo control method and computer-readable recording medium
DE102017204563A1 (de) 2016-03-24 2017-09-28 Fanuc Corporation Servo-Steuergerät, Servo-Steuerverfahren und Servo-Steuerprogramm
DE102017204563B4 (de) 2016-03-24 2022-03-17 Fanuc Corporation Servo-Steuergerät, Servo-Steuerverfahren und Servo-Steuerprogramm
EP3381625A2 (en) * 2017-03-31 2018-10-03 Seiko Epson Corporation Robot control device, robot, and robot system
JP2018171666A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 セイコーエプソン株式会社 制御装置、ロボット、およびロボットシステム
JP2018171665A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 セイコーエプソン株式会社 装置、ロボット、およびロボットシステム
US11036058B2 (en) 2017-04-13 2021-06-15 Asahi Kasei Microdevices Corporation Driving control apparatus, device, optical module and driving control method
US11719954B2 (en) 2017-04-13 2023-08-08 Asahi Kasei Microdevices Corporation Driving control apparatus, device, optical module and driving control method
JP2019153040A (ja) * 2018-03-02 2019-09-12 株式会社Fuji 制御パラメータ調整方法及び制御パラメータ調整システム
JP7120775B2 (ja) 2018-03-02 2022-08-17 株式会社Fuji 制御パラメータ調整方法及び制御パラメータ調整システム
JP2019012572A (ja) * 2018-10-24 2019-01-24 ファナック株式会社 サーボ制御装置、サーボ制御方法及びサーボ制御プログラム
US11256220B2 (en) 2019-04-15 2022-02-22 Fanuc Corporation Machine learning device, control device and machine learning method

Also Published As

Publication number Publication date
CN103163829A (zh) 2013-06-19
CN103163829B (zh) 2017-05-10
JP5384608B2 (ja) 2014-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5384608B2 (ja) サーボ制御装置およびその調整方法
US7902780B2 (en) Inertia estimating controller and control system
JP4335123B2 (ja) 制御装置
US9829877B2 (en) Servo control apparatus having function of displaying adjustment state in online automatic adjustment to control system
CN111095131B (zh) 伺服控制方法
JP4578732B2 (ja) 工作機械送り系の制御装置
CN107196581B (zh) 用于微调伺服马达的控制装置、方法及计算机可读介质
JPWO2014167852A1 (ja) モータ駆動装置
JP4973665B2 (ja) 電動機制御装置と出力フィルタ調整方法および出力フィルタ調整装置
JP2016092935A (ja) ゲイン自動調整支援装置
JP5436732B1 (ja) レーザ出力制御装置、レーザ発振器およびレーザ出力制御方法
WO2004008624A1 (ja) サーボ制御装置のゲイン調整方法
CN110554656A (zh) 数值控制装置
JP7544824B2 (ja) 電動機の制御装置、機械システム、及び制御方法
JP2019082771A (ja) 数値制御装置と制御方法
CN117396753A (zh) 用于对装置进行调谐的方法和设备
JP2008259271A (ja) サーボ制御装置と定数自動調整方法
JP2001175303A (ja) 速度フィードバック制御系の速度ループゲインを自動調整する方法
JP2014183678A (ja) モータ駆動装置
JP2011147201A (ja) 電動機制御装置
JP2012056066A (ja) ねじ切り制御方法及びその装置
JP7524741B2 (ja) サーボパラメータの調整方法、及び調整装置
JP7156184B2 (ja) パラメータ調整方法
JP5278333B2 (ja) モータ制御装置
JP2006254630A (ja) モータ制御装置およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5384608

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350