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JP2013120452A - 設定変更システム - Google Patents

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JP2013120452A JP2011267260A JP2011267260A JP2013120452A JP 2013120452 A JP2013120452 A JP 2013120452A JP 2011267260 A JP2011267260 A JP 2011267260A JP 2011267260 A JP2011267260 A JP 2011267260A JP 2013120452 A JP2013120452 A JP 2013120452A
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Abstract

【課題】作業者がタクシーメータ及びシステム機器の設定変更をより容易に行うことができる設定変更システムを提供する。
【解決手段】第1の記憶部16を有するタクシーメータ10と、第2の記憶部22と、制御部21と、を有するシステム機器20と、を備え、前記タクシーメータ10は、前記第1の記憶部16が、設定値が第1の設定項目毎に割り当てられた第1のデータ群を記憶し、前記システム機器20は、前記第2の記憶部22が、設定値が第2の設定項目毎に割り当てられた第2のデータ群を記憶し、前記第1の記憶部16に記憶された前記第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が第1の設定値に書き換えられた場合、前記制御部21が、前記第2の記憶部22に記憶された前記第2のデータ群のうちの前記第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部を、前記第1の設定値に書き換える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タクシーメータ及び当該タクシーメータに付随して使用されるシステム機器を含んで構成される設定変更システムに関する。
タクシーメータは、タクシー等の車両に搭載され、車両の走行距離等に応じた賃走料金を、認可を受けた料金制に基づいて算出して逐次表示する機器である。
タクシー事業者は、例えば料金制が改定された場合等には、改定後の料金制に対応するように、タクシーメータ内部に記憶されている設定を変更する必要がある(特許文献1又は特許文献2参照。)。
特開2002―312811号公報 特開2007―257054号公報
特許文献1に開示されているタクシーメータは、外部より無線により料金制データの書き込みが可能なタクシーメータである。
特許文献2に開示されているタクシーメータは、設定変更作業に使用した外部記憶手段である設定変更用メモリーカードに、設定変更の終わったタクシーメータとこれを搭載したタクシー車両に関する正確な特定情報が面倒な作業無しに自動的に収集されることにより、設定変更されてタクシーメータを正確に把握し、設定変更されるべきでないタクシーメータの設定変更、即ち、タクシーメータの改竄を未然に防止可能なタクシーメータである。
ところで、タクシーの中には、タクシーメータだけではなく、タクシーメータに付随して使用されるシステム機器、例えば領収書を発行するためのプリンタ等を搭載した車両がある。タクシー事業者は、タクシーメータの設定を変更した場合には、この変更に対応するように、当該タクシーメータに付随するシステム機器の設定を変更する必要がある場合がある。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示されたタクシーメータでは、タクシーメータ及びシステム機器の設定の変更には、煩雑な作業が必要であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者がタクシーメータ及びシステム機器の設定変更をより容易に行うことができる設定変更システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る設定変更システムは、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 第1の記憶部を有するタクシーメータと、
第2の記憶部と、制御部と、を有するシステム機器と、
を備え、
前記タクシーメータは、
前記第1の記憶部が、設定値が第1の設定項目毎に割り当てられた第1のデータ群を記憶し、
前記システム機器は、
前記第2の記憶部が、設定値が第2の設定項目毎に割り当てられた第2のデータ群を記憶し、
前記第1の記憶部に記憶された前記第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が第1の設定値に書き換えられた場合、前記制御部が、前記第2の記憶部に記憶された前記第2のデータ群のうちの前記第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部を、前記第1の設定値に書き換える、
こと。
(2) 第1の記憶部と、第1の制御部と、第1の通信部と、を有するタクシーメータと、
第2の記憶部と、第2の通信部と、第2の制御部と、を有するシステム機器と、
を備え、
前記タクシーメータは、
前記第1の記憶部が、設定値が第1の設定項目毎に割り当てられた第1のデータ群を記憶し、
前記第1の制御部が、前記第1の記憶部に記憶された前記第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が書き換えられたことを検出した場合、前記第1の通信部が、書き換えられた設定値のうちの少なくとも一部である第1の設定値を前記システム機器に送信し、
前記システム機器は、
前記第2の記憶部が、設定値が第2の設定項目毎に割り当てられた第2のデータ群を記憶し、
前記第2の通信部が前記タクシーメータから前記第1の設定値を受信し、
前記第2の制御部が、前記第2の記憶部に記憶された前記第2のデータ群のうちの前記第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部を、前記第1の設定値に書き換える、
こと。
(3) 第1の記憶部と、第1の制御部と、を有するタクシーメータと、
第2の記憶部と、第2の制御部と、を有するシステム機器と、
前記タクシーメータ及び前記システム機器に着脱自在に取付けられる可搬型の記憶媒体と、
を備え、
前記タクシーメータは、
前記第1の記憶部が、設定値が第1の設定項目毎に割り当てられた第1のデータ群を記憶し、
前記第1の制御部が、前記第1の記憶部に記憶された前記第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が書き換えられたことを検出した場合、書き換えられた設定値の少なくとも一部である第1の設定値を前記記憶媒体に書き込み、
前記システム機器は、
前記第2の記憶部が、設定値が第2の設定項目毎に割り当てられた第2のデータ群を記憶し、
前記第2の制御部が、前記記憶媒体から前記第1の設定値を読み取り、前記第2の記憶部に記憶された前記第2のデータ群のうちの前記第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部を、第1の設定値に書き換える、
こと。
上記(1)の構成の設定変更システムによれば、第1の記憶部に記憶された第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が第1の設定値に書き換えられた場合、第2の記憶部に記憶された第2のデータ群のうちの第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部が、第1の設定値に書き換えられる。
上記(2)の構成の設定変更システムによれば、タクシーメータとシステム機器とが通信して設定値の書き換えに関する情報を授受することにより、第1の記憶部に記憶された第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が第1の設定値に書き換えられた場合、第2の記憶部に記憶された第2のデータ群のうちの第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部が、第1の設定値に書き換えられる。
上記(3)の構成の設定変更システムによれば、タクシーメータとシステム機器とが記憶媒体を介して設定値の書き換えに関する情報を授受することにより、第1の記憶部に記憶された第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が第1の設定値に書き換えられた場合、第2の記憶部に記憶された第2のデータ群のうちの第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部が、第1の設定値に書き換えられる。
本発明の設定変更システムによれば、作業者がタクシーメータ及びシステム機器の設定変更をより容易に行うことができる設定変更システムを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第1の実施形態に係る設定変更システムのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係る設定変更システムにおけるタクシーメータ及びプリンタの主要な動作を示すシーケンス図である。 図3は、第2の実施形態に係る設定変更システムのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図4は、第2の実施形態に係る設定変更システムにおけるタクシーメータの主要な動作を示すフローチャートであり、図4(a)は設定変更時の主要な動作を示し、図4(b)は営業データの書き込み時の主要な動作を示している。 図5は、第2の実施形態に係る設定変更システムにおける事務所システムの設定変更時及び営業データの読み出し時の主要な動作を示すフローチャートである。
本発明の設定変更システムに関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る設定変更システム100のハードウェアの構成例を示すブロック図である。第1の実施形態に係る設定変更システム100は、図1に示すように、タクシーメータ10と、タクシーメータ10に付随して使用されるシステム機器であるプリンタ20と、から構成される。タクシーメータ10及びプリンタ20は、例えばタクシーの車両内部に取付けられ、互いに通信可能な状態で接続される。第1の実施形態に係る設定変更システム100は、これらタクシーメータ10及びプリンタ20の設定を変更するためのシステムである。以下では、まず、タクシーメータ10を構成する各要素について説明する。
図1に示すように、タクシーメータ10は、制御部(CPU:Central Processing Unit)11、表示部12、操作部13、RAM(Random Access Memory)14、ROM(Read Only Memory)15、EEPROM(Electorically Erasable Programmable Read Only Memory)16、外部インタフェース(以下、インタフェースをI/Fと略記する。)17、メモリーカードI/O部18、及び設定カードI/O部19を備えている。
制御部11は、マイクロコンピュータ(CPU)により構成されている。制御部11は、予め用意されたプログラムを実行し、タクシーメータ10の機能を実現するために必要な様々な処理及び後述する設定変更に関する処理等を行う。例えば、図2のシーケンス図に示した処理のうち、タクシーメータ10に関する処理を制御部11が行う。
表示部12は、液晶表示器(LCD)であり、運賃の金額の表示の他、各種の表示を行う。
操作部13は、乗務員が操作できるようにタクシーメータ10の前面パネル上に配置されており、多数の操作ボタンにより構成されている。例えば、タリフ操作ボタン等の専用操作ボタンの他、設定によって任意の操作ボタンとして使用できるオプションボタンを有し、操作ボタンの操作によって発生される操作信号を制御部11に出力する。
RAM14は、データの読み書きが自在のメモリ(RAM)で構成されており、タクシーメータ10により収集された営業データの他、一時的に使用する各種データを保持するために利用される。また、例えば、後述する図3のステップS32における共通項目変更フラグがRAM14上に保持される。
ROM15は、読み出し専用メモリ(ROM)で構成されており、制御部11が実行すべきプログラムや必要なデータを予め保持している。ROM15には、後述する本発明に関わる処理動作を行う制御プログラムも予め格納されている。例えば、制御部11は、この制御プログラムにしたがって、EEPROM16に格納されている各種設定項目の設定値を設定カード50から読み出した設定変更データに書き換えたりする。また、ROM15には、後述する共通項目に関するデータも予め格納されている。
EEPROM16は、電気的に書き換え可能なメモリであり、運賃の算出基準となる基本料金、深夜早朝割増率、基本走行距離、迎車料金、及び消費税率等のタクシーメータ10が有する各種設定項目の設定値データが格納されている。本明細書中では、タクシーメータ10の設定項目毎に設定値が割り当てられた、EEPROM16に格納されるデータ群を、第1のデータ群と称する場合がある。また、EEPROM16には、第1のデータ群に基づいて運賃を算出するための算出式等を規定したプログラムデータが格納されている。
外部I/F17は、プリンタ20をタクシーメータ10に接続するために用いられるタクシーメータ10側のインタフェースである。タクシーメータ10とプリンタ20は、外部I/F17及び外部I/F23を介して無線通信により信号の送受信を行う。尚、本実施形態に係る設定変更システムでは、タクシーメータ10とプリンタ20は、無線通信により信号の送受信を行う構成としたが、ケーブルを用いて信号の送受信を行う構成としてもよい。
メモリーカードI/O部18は、乗務員のデータや営業データ等を格納するための記録媒体であるメモリーカード40を、タクシーメータ10に接続するためのインタフェースである。また、メモリーカードI/O部18は、メモリーカード40が正確に挿入されたことに応答して、制御部11に対して検知信号を出力する。
設定カードI/O部19は、設定カード50を、タクシーメータ10に接続するためのインタフェースである。設定カード50は、タクシーメータ10の設定を変更する際に用いられ、第1のデータ群のうちの書き換えの対象となる設定項目の設定値が格納されている。例えば、迎車料金及び消費税率が改定されたことによりタクシーメータ10の設定を変更する場合には、設定カード50には、書き換え後の迎車料金及び消費税率の設定値が予め記録されている。また、設定カードI/O部19は、設定カード50が正確に挿入されたことに応答して、制御部11に対して検知信号を出力する。
次に、プリンタ20を構成する各要素について説明する。
図1に示すように、プリンタ20は、制御部(CPU)21、EEPROM22、及び外部I/F23を備えている。プリンタ20は、タクシーメータから出力される運賃情報を受け付け、EEPROM22に保持されている各種設定項目の設定値等に基づいて領収情報を用紙に印字して出力するための機器である。
制御部21は、マイクロコンピュータ(CPU)により構成されている。制御部21は、予め用意されたプログラムを実行し、プリンタ20の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。
EEPROM22は、電気的に書き換え可能なメモリであり、領収情報を用紙に印字する際に必要となる基本料金、深夜早朝割増率、基本走行距離、迎車料金、消費税率、タクシー事業者の名称、及びタクシー事業者を示す図形等のプリンタ20が有する各種設定項目の設定値が格納されている。本明細書中では、プリンタ20の設定項目毎に設定値が割り当てられた、EEPROM22に格納されるデータ群を、第2のデータ群と称する場合がある。
外部I/F23は、プリンタ20をタクシーメータ10に接続するために用いられるプリンタ20側のインタフェースである。
次に、設定変更システム100の具体的な動作について説明する。
図2は、第1の実施形態における設定変更システム100における、タクシーメータ10及びプリンタ20の設定を変更する際の、タクシーメータ10及びプリンタ20の主要な動作をシーケンス図により示している。
まず、タクシーメータ10の設定を変更する際の動作について説明する。
設定カード50が作業者により設定カードI/O部19に挿入されると、設定カードI/O部19は、制御部11に対して検知信号を出力する。設定カードI/O部19からの検知信号を受け付けた制御部11は、設定カード50から書き換えの対象となる設定項目の設定値を読み出し、タクシーメータ10の設定を変更するための処理を開始する。以下第1の実施形態においては、例として、迎車料金及び消費税率が改定されたことによりタクシーメータ10の設定を変更する場合について説明する。この場合、設定カード50には、書き換え後の迎車料金及び消費税率の設定値が予め記録されている。
ステップS11では、制御部11は、共通項目に関するデータをROM15から取得し、書き換えの対象となる設定項目の中に予め定められた共通項目に該当する設定項目が存在するか否かを判定する。共通項目とは、タクシーメータ10が有する設定項目のうちのプリンタ20の設定項目と共通する設定項目である。判定の結果、共通項目に該当する設定項目が存在しない場合には、制御部11は、後述するステップS12の処理は実行せず、ステップS13の処理を実行する。判定の結果、共通項目に該当する設定項目が存在する場合には、制御部11は、ステップS12の処理を実行する。ステップS11では、より具体的には、例えば共通項目として基本料金が設定されている場合には、設定値を書き換える迎車料金及び消費税率は共通項目に該当しないため、制御部11は、ステップS13の処理を実行する。一方、例えば共通項目として消費税率が選択されている場合には、設定値を書き換える消費税率が共通項目に該当するため、制御部11は、ステップS12の処理を実行する。
ステップS12では、制御部11は、外部I/F17及び外部I/F23を介して、書き換えの対象となる設定項目のうち共通項目に該当する設定項目の書き換え後の設定値をプリンタ20に対して送信する。本明細書中では、第1のデータ群における書き換えの対象となるタクシーメータ10の設定項目のうち共通項目に該当する設定項目の書き換え後の設定値を、第1の設定値と称する場合がある。より具体的には、例えば、共通項目として消費税率が選択されている場合には、制御部11は、書き換えの対象となる迎車料金及び消費税率の設定値のうち、共通項目に該当する消費税率の書き換え後の設定値を第1の設定値としてプリンタ20に対して送信する。
ステップS13では、制御部11は、EEPROM16に格納されている第1のデータ群のうち、書き換えの対象となる設定項目の設定値を設定カード50から取得した設定値に書き換える。より具体的には、例えば、迎車料金及び消費税率の設定値を所定の値に書き換える。
その後、設定カード50が作業者により設定カードI/O部19から挿抜されると、タクシーメータ10の設定変更処理は終了する。
次に、プリンタ20の動作について説明する。
設定カード50が作業者により設定カードI/O部19に挿入され、設定カードI/O部19からの検知信号を受け付けたタクシーメータ10の制御部11は、プリンタ20に対して検知信号を出力する。タクシーメータ10の制御部11からの検知信号を受け付けたプリンタ20の制御部21は、プリンタ20の設定を変更するための処理を開始する。
ステップS21では、制御部21は、タクシーメータ10から送信される第1の設定値を待ち受ける。第1の設定値を受信しない場合には、ステップS21の処理を繰り返す。第1の設定値を受信した場合には、制御部21は、ステップS22の処理を実行する。
ステップS22では、制御部21は、EEPROM22に格納されている第2のデータ群のうち、S21において取得した第1の設定値と設定項目が共通する設定項目の設定値を、対応する第1の設定値に書き換える。本明細書中では、第2のデータ群のうち、第1の設定値と設定項目が共通する設定項目の設定値を、第2の設定値と称する場合がある。より具体的には、例えば、共通項目として消費税率が選択されており書き換え後の消費税率の設定値を第1の設定値として受信した場合には、制御部21は、EEPROM22に格納されている第2の設定値である消費税率の設定値を、受信した第1の設定値である消費税率の設定値に書き換える。
その後、設定カード50が作業者により設定カードI/O部19から挿抜されると、プリンタ20の設定変更処理は終了する。即ち、設定カードが作業者により設定カードI/O部19から挿抜されると、タクシーメータ10及びプリンタ20の設定変更処理は終了する。
以上の処理により、タクシーメータ10及びプリンタ20の設定が変更される。これにより例えば、プリンタ20は、設定の変更後に、操作部13からの操作入力により領収情報を用紙に印字して出力する際には、EEPROM22に保持されている書き換え後の設定項目の設定値に基づいて処理を行う。
[第2の実施形態]
第1の実施形態に係る設定変更システムでは、タクシーメータ10とシステム機器であるプリンタ20とが通信して設定値の書き換えに関する情報を授受することにより、タクシーメータ10及びプリンタ20の設定が変更されるのに対して、第2の実施形態に係る設定変更システムでは、タクシーメータ10とシステム機器である事務所システム30とが記憶媒体であるメモリーカード40を介して設定値の書き換えに関する情報を授受することにより、タクシーメータ10及び事務所システム30の設定が変更される。
以下、第2の実施形態に係る設定変更システムのハードウェアの構成のうち、第1の実施形態に係る設定変更システムと同一である部分については記載を省略して説明する。また、第1の実施形態の各要素の符号を援用して説明する。
第2の実施形態に係る設定変更システム100は、図3に示すように、タクシーメータ10と、タクシーメータ10に付随して使用されるシステム機器である事務所システム30と、から構成される。タクシーメータ10は、タクシーの車両内部に取付けられるのに対して、事務所システム30は、例えばタクシー運転者が入庫作業及び出庫作業を行うタクシー事業者の事務所内に配置される。第2の実施形態に係る設定変更システム100は、これらタクシーメータ10及び事務所システム30の設定を変更するためのシステムである。以下では、タクシーメータ10を構成する各要素についての記載は省略し、事務所システム30を構成する各要素について説明する。
図3に示すように、事務所システム30は、例えばPCにより構成され、制御部(CPU)31、メモリ32、及び外部I/F33を備えている。事務所システム30は、タクシーメータから出力される営業データを、メモリーカード40を介して取得して、メモリ32に保持されている各種設定項目の設定値等を参照して営業データを基に解析を行い、例えば営業日報を作成するための機器である。
制御部31は、マイクロコンピュータ(CPU)により構成されている。制御部31は、予め用意されたプログラムを実行し、事務所システム30の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。
メモリ32は、電気的に書き換え可能なメモリであり、営業データを解析して営業日報を作成する際に必要となる基本料金、深夜早朝割増率、基本走行距離、迎車料金、消費税率、タクシー事業者の名称、及びタクシー事業者を示す図形等の事務所システム30が有する各種設定項目の設定値が格納されている。本明細書中では、事務所システム30の設定項目毎に設定値が割り当てられた、メモリ32に格納されるデータ群を、第3のデータ群と称する場合がある。尚、第3のデータ群は、本発明の第1の実施形態における第2のデータ群と同一の機能を有するものである。即ち、第3のデータ群は、課題を解決するための手段の記載における第2のデータ群に相当する。第2の実施形態では、本発明の第1の実施形態における第2のデータ群との混同を防ぐために、第3のデータ群という称呼を用いている。
メモリーカードI/O部33は、乗務員のデータや営業データ等を格納するための記録媒体であるメモリーカード40を、事務所システム30に接続するためのインタフェースである。メモリーカードI/O部33は、メモリーカード40が正確に挿入されたことに応答して、制御部31に対して検知信号を出力する。
メモリーカード40は、可搬型の記憶媒体により構成されており、メモリーカードI/O部18及びメモリーカードI/O部33により、タクシーメータ10及び事務所システム30に対して着脱自在に取付けられる。メモリーカード40には、タクシーの営業状態を示す営業データとして、例えば乗車時刻、乗車地点の位置情報、降車時刻、降車地点の位置情報、乗車区間距離、及び運賃等が記録されている。
次に、設定変更システム100の具体的な動作について説明する。
図4(a)は、第2の実施形態に係る設定変更システム100における、タクシーメータ10及び事務所システム30の設定を変更する際の、タクシーメータ10の設定変更時の主要な動作を示すフローチャートである。図4(b)は、タクシーメータ10の営業データをメモリーカード40に書き込む際の、タクシーメータ10の主要な動作を示すフローチャートである。図5は、事務所システム30の設定変更時及び営業データ読み出し時の主要な動作を示すフローチャートである。
まず、図4(a)を参照して、タクシーメータ10の設定を変更する際の動作について説明する。ステップS32以外における処理は、図2に示す第1の実施形態における処理と同一であるので記載を省略する。ただし、以下、第2の実施形態においては、共通項目とは、タクシーメータ10が有する設定項目のうちの事務所システム30の設定項目と共通する設定項目を指す。
ステップS32では、制御部11は、RAM14に保持されている共通項目変更フラグをONにする。
次に、図4(b)を参照して、タクシーメータ10の営業データをメモリーカード40に書き込む際の動作について説明する。メモリーカード40が作業者によりメモリーカードI/O部18に挿入されると、メモリーカードI/O部18は、制御部11に対して検知信号を出力する。メモリーカードI/O部18からの検知信号を受け付けた制御部11は、営業データをメモリーカード40に書き込むための処理を開始する。尚、本実施形態では、メモリーカード40が挿入されることにより制御部11が処理を開始する構成としたが、操作部13により操作入力を受け付けることにより制御部11が処理を開始する構成としてもよい。
ステップS41では、制御部11は、RAM14に保持されている共通項目変更フラグの状態を判定する。判定の結果、共通項目変更フラグがOFFであると判断した場合には、後述するステップS42及びステップS43の処理は実行せず、ステップS44の処理を実行する。一方、判定により共通項目変更フラグがONであると判断した場合には、ステップS42の処理を実行する。
ステップS42では、制御部11は、メモリーカード40に保持されている共通項目変更フラグをONにする。また、ステップS42では、制御部11は、書き換えの対象となる設定項目のうち共通項目に該当する設定項目の書き換え後の設定値、即ち第1の設定値を、メモリーカード40に書き込む。このため、本実施形態においては、設定カードが挿抜されて図4(a)に示す処理が終了する前に、制御部11は、前回の書き換えに関する情報をRAM14に保持させている。
ステップS43では、制御部11は、RAM14に保持されている共通項目変更フラグをOFFにする。
ステップS44では、制御部は、RAM14に保持されている営業データをメモリーカード40に書き込む。
その後、メモリーカード40が作業者によりメモリーカードI/O部18から挿抜されると、タクシーメータ10の処理は終了する。
次に、図5を参照して、事務所システム30の設定変更及び営業データ読み出し時の動作について説明する。メモリーカード40が作業者によりメモリーカードI/O部33に挿入されると、メモリーカードI/O部33は、制御部31に対して検知信号を出力する。メモリーカードI/O部33からの検知信号を受け付けた制御部31は、図5に示す処理を開始する。
ステップS51では、制御部31は、メモリーカード40に保持されている共通項目変更フラグの状態を判定する。判定の結果、共通項目変更フラグがOFFであると判断した場合には、後述するステップS52の処理は実行せず、ステップS53の処理を実行する。一方、判定により共通項目変更フラグがONであると判断した場合には、ステップS52の処理を実行する。
ステップS52では、まず、制御部31は、メモリーカード40に保持されている第1の設定値を取得する。その後、制御部21は、メモリ32に格納されている第3のデータ群のうち、第1の設定値と設定項目が共通する設定項目の設定値を、対応する第1の設定値に書き換える。本明細書中では、第3のデータ群のうち、第1の設定値と設定項目が共通する設定項目の設定値を、第3の設定値と称する場合がある。尚、第3の設定値は、本発明の第1の実施形態における第2の設定値と同一の機能を有するものである。即ち、第3の設定値は、課題を解決するための手段の記載における第2の設定値に相当する。第2の実施形態では、本発明の第1の実施形態における第2の設定値との混同を防ぐために、第3の設定値という称呼を用いている。
ステップS53では、制御部31は、営業データをメモリーカード40から読み出し、取得した営業データを事務所システムが備えるRAM(図示せず。)に記録する。その後、制御部31は、書き換えられた設定項目の設定値を参照して、営業データを解析し、例えば営業日報を作成する。
その後、メモリーカード40が作業者によりメモリーカードI/O部33から挿抜されると、事務所システム30の処理は終了する。
以下では、第1の実施形態及び第2の実施形態に係る設定変更システム100の作用及び効果について説明する。
第1の実施形態及び第2の実施形態に係る設定変更システム100は、EEPROM16を有するタクシーメータ10と、EEPROM22(メモリ32)と、制御部21(制御部31)と、を有するプリンタ20(事務所システム30)と、を備え、タクシーメータ10は、EEPROM16が、設定値が設定項目毎に割り当てられた第1のデータ群を記憶し、プリンタ20(事務所システム30)は、EEPROM22(メモリ32)が、設定値が設定項目毎に割り当てられた第2のデータ群(第3のデータ群)を記憶し、EEPROM16に記憶された第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が第1の設定値に書き換えられた場合、制御部21(制御部31)が、EEPROM22(メモリ32)に記憶された第2のデータ群(第3のデータ群)のうちの第1の設定値と設定項目が共通する設定値の少なくとも一部を、第1の設定値に書き換える、設定変更システムである。
これにより、第1の記憶部に記憶された第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が第1の設定値に書き換えられた場合、第2の記憶部に記憶された第2のデータ群のうちの第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部が、第1の設定値に書き換えられる。
この結果、タクシーメータの設定が変更された際には、同時にシステム機器の設定も変更される。故に、システム機器ごとに設定を行う必要がなく、作業者の作業効率が向上する。また、タクシーメータの設定を行う際にそれに付随するシステム機器の設定を忘れることをを防止することができ、タクシーメータとシステム機器間の設定のズレに起因するシステム機器の誤作動を防止することができる。よって、実施形態に係る設定変更システムによれば、作業者がタクシーメータ及びシステム機器の設定変更をより容易に行うことができる設定変更システムを提供できる。
第1の実施形態に係る設定変更システム100は、EEPROM16と、制御部11と、外部I/F17と、を有するタクシーメータ10と、EEPROM22と、外部I/F23と、制御部21と、を有するプリンタ20と、を備え、タクシーメータ10は、EEPROM16が、設定値が設定項目毎に割り当てられた第1のデータ群を記憶し、制御部11が、EEPROM16に記憶された第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が書き換えられたことを検出した場合、外部I/F17が、書き換えられた設定値の少なくとも一部である第1の設定値をプリンタ20に送信し、プリンタ20は、EEPROM22が、設定値が設定項目毎に割り当てられた第2のデータ群を記憶し、外部I/F23がタクシーメータ10から第1の設定値を受信し、制御部21が、EEPROM22に記憶された第2のデータ群のうちの第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部を、第1の設定値に書き換える、設定変更システムである。
これにより、タクシーメータとシステム機器であるプリンタとが通信して設定値の書き換えに関する情報を授受することにより、第1の記憶部に記憶された第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が第1の設定値に書き換えられた場合、第2の記憶部に記憶された第2のデータ群のうちの第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部が、第1の設定値に書き換えられる。
この結果、タクシーメータとシステム機器とが通信して設定値の書き換えに関する情報を授受するために、システム機器の設定の変更の度に、タクシーメータとシステム機器とをケーブル等により接続する必要がない。このため、作業者の作業効率がさらに向上する。また、ケーブルにより接続する必要がなく設定変更処置は自動的に実行されるために、タクシーメータの設定を行う際にそれに付随するシステム機器の設定を忘れることを、さらに防止することができる。よって、実施形態に係る設定変更システムによれば、作業者がタクシーメータ及びシステム機器の設定変更をより容易に行うことができる設定変更システムを提供できる。
第2の実施形態に係る設定変更システム100は、EEPROM16と、制御部11と、を有するタクシーメータ10と、メモリ32と、制御部31と、を有する事務所システム30と、タクシーメータ10及び事務所システム30に着脱自在に取付けられる可搬型のメモリーカード40と、を備え、タクシーメータ10は、EEPROM16が、設定値が設定項目毎に割り当てられた第1のデータ群を記憶し、制御部11が、EEPROM16に記憶された第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が書き換えられたことを検出した場合、書き換えられた設定値の少なくとも一部である第1の設定値をメモリーカード40に書き込み、事務所システム30は、メモリ32が、設定値が設定項目毎に割り当てられた第3のデータ群を記憶し、制御部31が、メモリーカード40から第1の設定値を読み取り、メモリ32に記憶された第3のデータ群のうちの第1の設定値と設定項目が共通する第3の設定値の少なくとも一部を、第1の設定値に書き換える、設定変更システムである。
これにより、タクシーメータとシステム機器である事務所システムとが記憶媒体を介して設定値の書き換えに関する情報を授受することにより、第1の記憶部に記憶された第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が第1の設定値に書き換えられた場合、第2の記憶部に記憶された第2のデータ群のうちの第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部が、第1の設定値に書き換えられる。
この結果、タクシー車両内部又はその近傍に搭載されるシステム機器だけではなく、車両から離れた場所に配置されて使用されるシステム機器についても、タクシーメータの設定のみで当該システム機器の設定をも変更することができ、作業者の作業効率が向上する。また、タクシーメータの設定を行う際に、車両から離れた場所に配置されたシステム機器の設定を忘れることをを防止することができ、タクシーメータとシステム機器間の設定のズレに起因するシステム機器の誤作動を防止することができる。よって、実施形態に係る設定変更システムによれば、作業者がタクシーメータ及びシステム機器の設定変更をより容易に行うことができる設定変更システムを提供できる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、実施形態では、設定カード50を用いて書き換えの対象となるタクシーメータ10の設定項目の設定値を制御部11が読み出して設定変更処理を実行する構成としたが、外部I/Fを介して取付け可能な設定器、或いは無線通信により接続可能な設定装置等を用いる構成としてもよい。
また、第1の実施形態では、共通項目とは、タクシーメータ10が有する設定項目のうちのプリンタ20の設定項目と共通する設定項目である、としたが、共通項目とは、タクシーメータ10が有する設定項目のうちのプリンタ20の設定項目と共通する設定項目であって、例えばタクシー事業者等により、共通する設定項目の中から任意に選択して定められている設定項目である、としてもよい。これにより、タクシー事業者は、タクシーメータ10の設定変更に連動して設定を変更するプリンタ20の設定項目を任意に選択することができる。
また、第1の実施形態では、図2のステップS11において、制御部11が共通項目に関するデータをROM15から取得して、書き換えの対象となる設定項目の中に予め定めた共通項目に該当する設定項目が存在するか否かを判定し、ステップS12において、第1の設定値をプリンタ20に対して送信し、ステップS22において、制御部21がEEPROM22に格納されている第2のデータ群のうち、第1の設定値と設定項目が共通する設定項目の設定値を、対応する第1の設定値に書き換える構成としたが、制御部11が書き換えの対象となる設定項目の書き換え後の設定値の少なくとも一部をプリンタ20に対して送信し、制御部21が共通項目に関するデータをプリンタ20が備えるROM(図示せず。)から取得して、制御部11から受信した書き込み後の設定値を基に書き換えの対象となる設定項目の中に予め定めた共通項目に該当する設定項目が存在するか否かを判定し、EEPROM22に格納されている第2のデータ群のうち、当該設定値と設定項目が共通する設定項目の設定値の少なくとも一部を、対応する設定値に書き換える構成としてもよい。
また、第2の実施形態では、図4(b)のステップS42において、制御部11がRAM15から取得した共通項目に関するデータを参照して、第1の設定値をメモリーカード40に書き込み、図5のステップS52において、制御部21がメモリ32に格納されている第3のデータ群のうち、第1の設定値と設定項目が共通する設定項目の設定値を、対応する第1の設定値に書き換える構成としたが、制御部11が書き換えの対象となる設定項目の書き換え後の設定値の少なくとも一部をメモリーカード40に書き込み、制御部21が共通項目に関するデータを事務所システム30が備えるROM(図示せず。)から取得して、制御部11から受信した書き込み後の設定値を基に書き換えの対象となる設定項目の中に予め定めた共通項目に該当する設定項目が存在するか否かを判定し、メモリ32に格納されている第3のデータ群のうち、当該設定値と設定項目が共通する設定項目の設定値の少なくとも一部を、対応する設定値に書き換える構成としてもよい。
100 設定変更システム
10 タクシーメータ
11 制御部(CPU)
12 表示部
13 操作部
14 RAM
15 ROM
16 EEPROM
17 外部I/F
18 メモリーカードI/O部
19 設定カードI/O部
20 プリンタ
21 制御部(CPU)
22 EEPROM
23 外部I/F
30 事務所システム
31 制御部(CPU)
32 メモリ
33 メモリーカードI/O部
40 メモリーカード
50 設定カード

Claims (3)

  1. 第1の記憶部を有するタクシーメータと、
    第2の記憶部と、制御部と、を有するシステム機器と、
    を備え、
    前記タクシーメータは、
    前記第1の記憶部が、設定値が第1の設定項目毎に割り当てられた第1のデータ群を記憶し、
    前記システム機器は、
    前記第2の記憶部が、設定値が第2の設定項目毎に割り当てられた第2のデータ群を記憶し、
    前記第1の記憶部に記憶された前記第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が第1の設定値に書き換えられた場合、前記制御部が、前記第2の記憶部に記憶された前記第2のデータ群のうちの前記第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部を、前記第1の設定値に書き換える、
    ことを特徴とする設定変更システム。
  2. 第1の記憶部と、第1の制御部と、第1の通信部と、を有するタクシーメータと、
    第2の記憶部と、第2の通信部と、第2の制御部と、を有するシステム機器と、
    を備え、
    前記タクシーメータは、
    前記第1の記憶部が、設定値が第1の設定項目毎に割り当てられた第1のデータ群を記憶し、
    前記第1の制御部が、前記第1の記憶部に記憶された前記第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が書き換えられたことを検出した場合、前記第1の通信部が、書き換えられた設定値のうちの少なくとも一部である第1の設定値を前記システム機器に送信し、
    前記システム機器は、
    前記第2の記憶部が、設定値が第2の設定項目毎に割り当てられた第2のデータ群を記憶し、
    前記第2の通信部が前記タクシーメータから前記第1の設定値を受信し、
    前記第2の制御部が、前記第2の記憶部に記憶された前記第2のデータ群のうちの前記第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部を、前記第1の設定値に書き換える、
    ことを特徴とする設定変更システム。
  3. 第1の記憶部と、第1の制御部と、を有するタクシーメータと、
    第2の記憶部と、第2の制御部と、を有するシステム機器と、
    前記タクシーメータ及び前記システム機器に着脱自在に取付けられる可搬型の記憶媒体と、
    を備え、
    前記タクシーメータは、
    前記第1の記憶部が、設定値が第1の設定項目毎に割り当てられた第1のデータ群を記憶し、
    前記第1の制御部が、前記第1の記憶部に記憶された前記第1のデータ群のうち、少なくとも一部の設定値が書き換えられたことを検出した場合、書き換えられた設定値の少なくとも一部である第1の設定値を前記記憶媒体に書き込み、
    前記システム機器は、
    前記第2の記憶部が、設定値が第2の設定項目毎に割り当てられた第2のデータ群を記憶し、
    前記第2の制御部が、前記記憶媒体から前記第1の設定値を読み取り、前記第2の記憶部に記憶された前記第2のデータ群のうちの前記第1の設定値と設定項目が共通する第2の設定値の少なくとも一部を、第1の設定値に書き換える、
    ことを特徴とする設定変更システム。
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