JP2013197645A - 通信端末、通信サーバ及び通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信端末10は、VM12(仮想マシン)を動作させるハイパーバイザ11と、APP(アプリケーションソフトウェア)の起動要求が入力されると、APPと、APPを動作させるVM12であるAPP用VMであって、ハイパーバイザ11で動作するAPP用VMとを通信サーバからネットワークを介して取得する通信部と、APP用VMをハイパーバイザ11で動作させるとともに、APPをAPP用VMで動作させる制御部とを備える。
【選択図】図1
Description
しかし、シンクライアントでは、通信端末と通信サーバとの間の通信量が多く、インターネット環境やWAN(Wide Area Network)環境で使用することは難しい。
この発明は、安全性を維持しつつ、通信端末と通信サーバとの間の通信量を減らすことを目的とする。
VM(仮想マシン)を動作させるハイパーバイザと、
APP(アプリケーションソフトウェア)の起動要求を入力する入力部と、
前記入力部が前記起動要求を入力すると、前記APPと、前記APPを動作させるVMであるAPP用VMであって、前記ハイパーバイザで動作するAPP用VMとを通信サーバからネットワークを介して取得する通信部と、
前記通信部が取得した前記APP用VMを前記ハイパーバイザで動作させるとともに、前記APPを前記APP用VMで動作させる制御部と
を備えることを特徴とする。
前記制御部は、前記入力部が前記終了要求を入力すると、前記APPと前記APP用VMとを削除する
ことを特徴とする。
前記制御部は、前記通信部が前記データを前記通信サーバへ送信し終えると、通信端末内に記憶された前記データを削除するとともに、前記APPと前記APP用VMとを削除する
ことを特徴とする。
前記通信部は、接続される基地局に応じた通信サーバから前記APPと前記APP用VMとを取得する
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
前記入力部は、前記APPを前記通信サーバから独立して使用する独立使用要求を入力し、
前記通信部は、前記入力部が前記独立使用要求を入力すると、独立して使用するために必要なデータを前記通信サーバから取得する
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
管理端末から指示を受けて、前記APPと前記APP用VMとを削除する遠隔管理部
を備えることを特徴とする。
VM(仮想マシン)を動作させるハイパーバイザを有する通信端末から、APP(アプリケーションソフトウェア)の取得要求を受信する受信部と、
前記受信部が前記取得要求を受信すると、前記APPと、前記APPを動作させるVMであるAPP用VMであって、前記ハイパーバイザで動作するAPP用VMとを前記通信端末へ送信して、前記APP用VMを前記ハイパーバイザで動作させるとともに、前記APPを前記APP用VMで動作させる送信部と
を備えることを特徴とする。
上記通信サーバを複数備える通信システムであり、
前記通信端末は、無線通信により基地局を経由して通信し、
複数の通信サーバのうち、前記通信端末が接続される基地局に応じた通信サーバの送信部が前記APPと前記APP用VMとを前記通信端末へ送信する
ことを特徴とする。
各通信サーバは、さらに、
前記通信端末が接続される基地局が変わった場合には、前記APPとの処理に関する情報を新たに接続される基地局に応じた新たな通信サーバへ送信し、前記新たな通信サーバに前記APPと協調して動作させる処理転送部
を備えることを特徴とする。
前記受信部は、前記APPを前記通信サーバから独立して使用する独立使用要求を受信し、
前記送信部は、前記受信部が前記独立使用要求を受信すると、独立して使用するために必要なデータを前記通信端末へ送信する
ことを特徴とする。
通信端末と通信サーバとを備える通信システムであり、
前記通信端末は、
VM(仮想マシン)を動作させるハイパーバイザと、
APP(アプリケーションソフトウェア)の起動要求を入力する入力部と
を備え、
前記通信サーバは、
前記入力部が入力した前記取得要求を受信する受信部と、
前記受信部が前記取得要求を受信すると、前記APPと、前記APPを動作させるVMであるAPP用VMであって、前記ハイパーバイザで動作するAPP用VMとを前記通信端末へ送信する送信部と
を備え、
前記通信端末は、さらに、
前記送信部が送信した前記APPと前記APP用VMとを取得する通信部と、
前記通信部が取得した前記APP用VMを前記ハイパーバイザで動作させるとともに、前記APPを前記APP用VMで動作させる制御部と
を備えることを特徴とする。
図1は、実施の形態1に係る通信システム100の構成図である。
実施の形態1に係る通信システム100は、通信端末10と通信サーバ20とを備える。
通信端末10は、VM12及びソフトウェア13として、制御用VM及び制御PG(以下、制御部)と、通信用VM及び通信PG(以下、通信部)と、API用VM及びAPIPG(以下、入力部)と、複数のAPP用VM及びAPPとが導入されている。なお、各APP用VM及びAPP以外は、予め通信端末10に導入されたものであり、各APP用VM及びAPPは、後述するように通信サーバ20からダウンロードされたものである。
通信サーバ20は、通信端末10からデータを受信する受信部21、記憶部24からAPPを検索する処理等を行う処理部22、通信端末10へデータを送信する送信部23、APP用VMやAPP等を記憶した記憶部24を備える。
(S11:起動要求入力処理)
通信端末10の入力部は、入力装置により、所定のAPPの起動要求を入力する。
例えば、通信端末10がスマートフォンであれば、入力部は、利用者がタッチパネルを操作したことに応じて、起動要求を入力する。また、通信端末10がモバイルPCであれば、入力部は、利用者がキーボード等を操作したことに応じて、起動要求を入力する。
通信端末10の通信部は、S11で入力された起動要求で指定されたAPPの取得要求を、ネットワークを介して通信サーバ20へ送信する。
すると、通信サーバ20の受信部21が取得要求を受信し、処理部22がAPP用VM及びAPPを記憶部24から読み出し、送信部23がAPP用VM及びAPPを通信端末10へ送信する。
そして、通信端末10の通信部は、送信されたAPP用VM及びAPPを取得する。
通信端末10の制御部は、S12で取得したAPP用VMをハイパーバイザ11上で動作させ、さらにAPPをAPP用VM上で動作させる。
S13で起動されたAPP用VM及びAPPは、処理を実行する。ここでは、APPは、通信サーバ20側のソフトウェアと協調動作する。つまり、利用者からの入力に基づき、一部の処理を通信端末10側で行い、残りの処理を通信サーバ20側で行う。
APPは、利用者から入力される入力データに従い、処理を行い出力データを出力する。出力データは、すぐに通信サーバ20へ送信される、あるいは、一時的に通信端末10内の記憶装置に記憶され、その後通信サーバ20へ送信され、送信された後削除される。
すると、通信サーバ20へ送信された出力データは、記憶部24に記憶される。この際、出力データは、利用者の識別情報やAPPの識別情報とともに記憶され、後にその利用者やそのAPPで利用できるようにされる。
通信端末10の入力部は、入力装置により、S13で起動したAPPの終了要求を入力する。入力の方法は、S11における起動要求の場合と同じである。
通信端末10の通信部は、S14でAPPから出力された出力データのうち、通信端末10内の記憶装置に記憶されている出力データを通信サーバ20へ送信する。
通信端末10の制御部は、S13で起動されたAPP用VM及びAPPを削除する。また、制御部は、S14で利用者から入力された入力データやAPPから出力された出力データ等、APPの処理実行時に発生したデータを削除する。
そのため、シンクライアントのように、APPによる処理を実行する際、常時大量の通信を行うことなく、APPによる処理を実行できる。
そのため、通信端末10には、APPの処理実行時に発生したデータが残らず、通信端末10からデータが漏洩することがない。特に、APPはAPP用VM上で動作しているため、APPにより発生したデータを容易に特定することが可能であり、APPの処理実行時に発生したデータ確実に削除できる。
例えば、APPがウイルスに感染した場合であっても、単純にAPP及びAPP用VMを削除することにより、通信端末10からウイルスを除去することができる。
例えば、例えば、APP用VMやAPPにバグがある場合や、APPに問題(ウイルス感染等)がある場合、遠隔端末40は、通信端末10へ指示を出し、通信端末10の管理部は、指示を受けるとAPP用VM及びAPPを削除する。そして、通信端末10の通信部が、バグや問題のないAPP用VM及びAPPを再びダウンロードする。
実施の形態1では、通信端末10が移動することを考慮していなかった。実施の形態2では、通信端末10が移動する場合について説明する。
実施の形態2に係る通信システム100は、通信端末10と、複数の通信サーバ20とを備える。なお、ここでは、通信システム100は、通信端末10が通信を行う場合に接続される各基地局に通信サーバ20を備えているとする。
通信端末10の通信部は、S11で入力された起動要求で指定されたAPPの取得要求を、ネットワークを介して通信サーバ20へ送信する。この際、複数の通信サーバ20のうち、通信端末10が接続された基地局に設けられた通信サーバ20を、APP等をダウンロードする対向サーバとし、取得要求は、その通信サーバ20へ送信される。
すると、基地局に設けられた通信サーバ20の受信部21が取得要求を受信し、処理部22がAPP用VM及びAPPを記憶部24から読み出し、送信部23がAPP用VM及びAPPを通信端末10へ送信する。
そして、通信端末10の通信部は、送信されたAPP用VM及びAPPを取得する。
実施の形態2では、通信端末10が移動する場合に、接続先の基地局に応じた通信端末10からAPP等をダウンロードすることについて説明した。実施の形態3では、通信端末10が処理を実行している最中に通信端末10が移動して、接続される基地局が変更された場合について説明する。
なお、ここでは、APPは、通信サーバ20側のソフトウェアと協調動作するものとする。特に、ここでは、通信サーバ20側も、ハイパーバイザを備えており、ハイパーバイザ上でAPP用VM(以下、APP用VM_S)が動作し、そのAPP用VM_S上でAPP(以下、APP_S)が動作しているものとする。そして、通信端末10側のAPP用VM(以下、APP用VM_T)で動作するAPP(以下、APP_T)と、通信サーバ20側のAPPとが協調して動作する。
(S21:基地局特定処理)
通信端末10の通信部は、接続先の基地局を特定する。
なお、接続先の基地局を特定する方法は、従来用いられているどの方法であっても構わない。
通信端末10の制御部は、接続先の基地局が変更になったか否かを判定する。
変更になっていない場合(S22でNO)、処理をS23へ進める。一方、変更になった場合(S22でYES)、処理をS24へ進める。
APP_Tは、これまでの対向サーバである通信サーバ20で動作するAPP_Sと、継続して処理を実行する。
そして、通信端末10は、処理をS21へ戻し、所定の時間経過後、再び接続先の基地局の特定を行う。
通信端末10の通信部は、新しい基地局に対応する通信サーバ20を新しい対向サーバ(以下、新対向サーバ)として接続する。
並行して、これまでの対向サーバである通信サーバ20(以下、旧対向サーバ)の送信部23(処理転送部)は、新対向サーバへ、APP用VM_S及びAPP_Sを現在の状態を維持したまま移動(ライブマイグレーション)させる。その結果、新対向サーバでは、APP用VM_S及びAPP_Sが、旧対向サーバで動作していた状態を維持したまま動作する。
APP_Tは、新対向サーバで動作するAPP_Sと協調した動作を再開する。
そして、通信端末10は、処理をS21へ戻し、所定の時間経過後、再び接続先の基地局の特定を行う。
実施の形態3では、APP_TがAPP_Sと協調して動作する場合に、通信端末10が移動するのに合わせて対向サーバを移動させることを説明した。実施の形態4では、一時的にAPP_TをAPP_Sから独立して動作させる方法について説明する。
そこで、この場合に、一時的にAPP_TをAPP_Sから独立して動作させる。
(S31:独立使用要求入力処理)
通信端末10の入力部は、入力装置により、APP_Tの独立使用要求を入力する。入力の方法は、図2に示すS11における起動要求の場合と同じである。
通信端末10の通信部は、S31で入力された独立使用要求で指定されたAPP_Tを、独立して使用するために必要なデータや追加機能の取得要求を、ネットワークを介して通信サーバ20へ送信する。
すると、通信サーバ20の受信部21が取得要求を受信し、処理部22が必要なデータと、APP_Tの必要な追加機能とを記憶部24から読み出し、送信部23がデータとSPP_Tの追加機能とを通信端末10へ送信する。
そして、通信端末10の通信部は、送信されたデータとAPP_Tの追加機能とを取得する。
通信端末10の入力部は、入力装置により、APP_Tの起動要求を入力する。入力の方法は、図2に示すS11における起動要求の場合と同じである。
通信端末10の制御部は、例えば、GPS(Global Positioning System)等を用いて、通信端末10の位置を示す位置情報を取得する。
そして、制御部は、位置情報が示す位置が、予め定められた許可エリア内であるか否かを判定する。許可エリア内である場合(S34でYES)、処理をS35へ進める。一方、許可エリア外である場合(S34でNO)、処理を終了する。
通信端末10の制御部は、APP_T用VMをハイパーバイザ11上で動作させ、さらにS32で取得した追加機能が追加されたAPP_TをAPP_T用VM上で動作させる。
S35で起動されたAPP_T用VM及びAPP_Tは、処理を実行する。ここでは、APP_Tは、APP_Sと協調して動作せず、独立して動作する。また、APPから出力された出力データは、通信端末10内の記憶装置に記憶される。
通信端末10の入力部は、入力装置により、S35で起動したAPP_Tの終了要求を入力する。入力の方法は、図1に示すS11における起動要求の場合と同じである。
通信端末10の制御部は、S35で起動されたAPP_T用VM及び追加機能を含むAPP_Tを削除する。なお、ここでは、出力データは削除されない。
通信端末10の制御部は、基地局に接続されたか否かを判定する。基地局に接続された場合(S39でYES)、処理をS40へ進める。一方、基地局に接続されていない場合(S39でNO)、所定の時間経過後、再びS39を実行する。
通信端末10の通信部は、接続された基地局に応じた通信サーバ20へ、通信端末10内の記憶装置に記憶されている出力データを、ネットワークを介して送信する。
すると、通信サーバ20へ送信された出力データは、記憶部24に記憶される。この際、出力データは、利用者の識別情報やAPPの識別情報とともに記憶され、後にその利用者やそのAPPで利用できるようにされる。
そして、通信端末10の制御部は、通信端末10内の記憶装置に記憶されている出力データを削除する。
そのため、通信エリア外等であっても、安全な環境であると確認がとれた場合には、APP_Tを用いた業務を行うことができる。
実施の形態1では、APP用VM及びAPPを通信端末10にダウンロードして実行することについて説明した。実施の形態5では、APP用VM及びAPPを実行中に、利用者が通信端末10から離れた場合について説明する。
実施の形態5に係る通信システム100は、図1に示す実施の形態1に係る通信システム100の構成に加え、ICカード30を備える。ICカード30は、例えば利用者が携帯している社員証であり、利用者のID(IDentifier)を記憶している。
なお、図3に示すように、複数の通信サーバ20を備えてもよい。
(S41:ID読出処理)
通信端末10の通信部は、ICカード30に記憶されたIDを近距離通信により読み出せるか否かを判定する。
読み出せた場合(S41でYES)、所定の時間が経過した後、再びS41を実行する。一方、読み出せない場合(S41でNO)、利用者が通信端末10から離れたと判断し、処理をS42へ進める。
実行中のAPP用VM及びAPPを現在の状態を維持したまま、通信サーバ20へ移動(ライブマイグレーション)させる。その結果、通信端末10からAPP用VM及びAPPが削除される。この際、通信端末10内の記憶装置に記憶された出力データも、通信サーバ20へアップロードされ、通信端末10内の記憶装置から削除される。
通信端末10の通信部は、ICカード30に記憶されたIDを近距離通信により読み出せるか否かを判定する。
読み出せた場合(S43でYES)、利用者が通信端末10の付近へ戻ったと判断し、処理をS44へ進める。一方、読み出せない場合(S43でNO)、所定の時間が経過した後、再びS43を実行する。
通信サーバ20の送信部23は、S42で移動されたAPP用VM及びAPPを現在の状態を維持したまま、通信端末10へ移動(ライブマイグレーション)させる。この際、必要であれば、通信サーバ20へアップロードされた出力データも、通信端末10へ送信する。
そのため、他者が通信端末10を操作してAPP用VM及びAPPを使用することを防止できる。
図8は、通信端末10、通信サーバ20のハードウェア構成の一例を示す図である。
図8に示すように、通信端末10、通信サーバ20は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、LCD901(Liquid Crystal Display)、キーボード902(K/B)、通信ボード915、NAND型フラッシュメモリ920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
ファイル群924には、上記の説明において「出力データ」等の情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「ファイル」や「データベース」の各項目として記憶される。「ファイル」や「データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPU911の動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPU911の動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、上記の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。また、「〜装置」として説明するものは、「〜回路」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。さらに、「〜処理」として説明するものは「〜ステップ」であっても構わない。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、ROM913等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、上記で述べた「〜部」としてコンピュータ等を機能させるものである。あるいは、上記で述べた「〜部」の手順や方法をコンピュータ等に実行させるものである。
Claims (13)
- VM(仮想マシン)を動作させるハイパーバイザと、
APP(アプリケーションソフトウェア)の起動要求を入力する入力部と、
前記入力部が前記起動要求を入力すると、前記APPと、前記APPを動作させるVMであるAPP用VMであって、前記ハイパーバイザで動作するAPP用VMとを通信サーバからネットワークを介して取得する通信部と、
前記通信部が取得した前記APP用VMを前記ハイパーバイザで動作させるとともに、前記APPを前記APP用VMで動作させる制御部と
を備えることを特徴とする通信端末。 - 前記入力部は、前記APPの終了要求を入力し、
前記制御部は、前記入力部が前記終了要求を入力すると、前記APPと前記APP用VMとを削除する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。 - 前記通信部は、前記入力部が前記終了要求を入力すると、前記APPで入力されたデータを前記通信サーバへ送信し、
前記制御部は、前記通信部が前記データを前記通信サーバへ送信し終えると、通信端末内に記憶された前記データを削除するとともに、前記APPと前記APP用VMとを削除する
ことを特徴とする請求項2に記載の通信端末。 - 前記通信端末は、無線通信により基地局を経由して通信し、
前記通信部は、接続される基地局に応じた通信サーバから前記APPと前記APP用VMとを取得する
ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の通信端末。 - 前記APPは、前記通信サーバと協調して動作し、接続される基地局が変わった場合には、新たに接続される基地局に応じた通信サーバと協調して動作する
ことを特徴とする請求項4に記載の通信端末。 - 前記APPは、前記通信サーバと協調して動作し、
前記入力部は、前記APPを前記通信サーバから独立して使用する独立使用要求を入力し、
前記通信部は、前記入力部が前記独立使用要求を入力すると、独立して使用するために必要なデータを前記通信サーバから取得する
ことを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の通信端末。 - 前記制御部は、所定の状態になると、前記APPの動作状態を維持したまま、前記APPと前記VMとを前記通信サーバへ移動させ、前記所定の状態でなくなると、前記APPの動作状態を維持したまま、前記APPと前記VMとを前記通信サーバから再び通信端末へ移動させる
ことを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の通信端末。 - 前記通信端末は、さらに、
管理端末から指示を受けて、前記APPと前記APP用VMとを削除する遠隔管理部
を備えることを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載の通信端末。 - VM(仮想マシン)を動作させるハイパーバイザを有する通信端末から、APP(アプリケーションソフトウェア)の取得要求を受信する受信部と、
前記受信部が前記取得要求を受信すると、前記APPと、前記APPを動作させるVMであるAPP用VMであって、前記ハイパーバイザで動作するAPP用VMとを前記通信端末へ送信して、前記APP用VMを前記ハイパーバイザで動作させるとともに、前記APPを前記APP用VMで動作させる送信部と
を備えることを特徴とする通信サーバ。 - 請求項9に記載の通信サーバを複数備える通信システムであり、
前記通信端末は、無線通信により基地局を経由して通信し、
複数の通信サーバのうち、前記通信端末が接続される基地局に応じた通信サーバの送信部が前記APPと前記APP用VMとを前記通信端末へ送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 前記APPは、前記通信端末が接続される基地局に応じた通信サーバと協調して動作し、
各通信サーバは、さらに、
前記通信端末が接続される基地局が変わった場合には、前記APPとの処理に関する情報を新たに接続される基地局に応じた新たな通信サーバへ送信し、前記新たな通信サーバに前記APPと協調して動作させる処理転送部
を備えることを特徴とする請求項10に記載の通信システム。 - 前記APPは、前記通信端末が接続される基地局に応じた通信サーバと協調して動作し、
前記受信部は、前記APPを前記通信サーバから独立して使用する独立使用要求を受信し、
前記送信部は、前記受信部が前記独立使用要求を受信すると、独立して使用するために必要なデータを前記通信端末へ送信する
ことを特徴とする請求項10又は11に記載の通信システム。 - 通信端末と通信サーバとを備える通信システムであり、
前記通信端末は、
VM(仮想マシン)を動作させるハイパーバイザと、
APP(アプリケーションソフトウェア)の起動要求を入力する入力部と
を備え、
前記通信サーバは、
前記入力部が入力した前記取得要求を受信する受信部と、
前記受信部が前記取得要求を受信すると、前記APPと、前記APPを動作させるVMであるAPP用VMであって、前記ハイパーバイザで動作するAPP用VMとを前記通信端末へ送信する送信部と
を備え、
前記通信端末は、さらに、
前記送信部が送信した前記APPと前記APP用VMとを取得する通信部と、
前記通信部が取得した前記APP用VMを前記ハイパーバイザで動作させるとともに、前記APPを前記APP用VMで動作させる制御部と
を備えることを特徴とする通信システム。
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