JP2013170040A - エレベータシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】全体としての構造を簡略化させて、大量の乗客が集中した場合に輸送力を大幅に向上させる。
【解決手段】エレベータシステム10は同一昇降路10a内に配置された複数の乗りかご1a、1b、1cと、各乗りかご1a、1b、1cに設置された駆動装置2a、2b、2cとを備えている。乗りかご1a、1b、1c間に発光部4Aと受光部4Bとからなる距離センサが設けられ、距離センサ4A、4Bからの信号は制御装置5へ入力される。制御装置5は、独立運行モードと連動運行モードとをとることができ、連動運行モードをとる場合、制御装置5は距離センサ4A、4Bからの信号に基づいて、乗りかご1a、1b、1c間の距離を一定に保つ。
【選択図】図1
【解決手段】エレベータシステム10は同一昇降路10a内に配置された複数の乗りかご1a、1b、1cと、各乗りかご1a、1b、1cに設置された駆動装置2a、2b、2cとを備えている。乗りかご1a、1b、1c間に発光部4Aと受光部4Bとからなる距離センサが設けられ、距離センサ4A、4Bからの信号は制御装置5へ入力される。制御装置5は、独立運行モードと連動運行モードとをとることができ、連動運行モードをとる場合、制御装置5は距離センサ4A、4Bからの信号に基づいて、乗りかご1a、1b、1c間の距離を一定に保つ。
【選択図】図1
Description
本発明は、同一昇降路内に配置された複数の乗りかごを有するエレベータシステムに関する。
同一昇降路内に配置された複数の乗りかごを有するエレベータシステムとして、従来より、乗りかごを同一昇降路内に複数台配置するエレベータシステムと、ロープ式トラクションエレベータの乗りかごを同一昇降路内に複数縦列に配置するエレベータシステムが知られている。
いずれのエレベータシステムにおいても、同一昇降路内を走行している各乗りかごのうち、最も待ち時間の短い乗りかごを個々に到着させ、乗客の待ち時間をなるべく短くする様な運転制御を行っている。
しかしながら、従来の運行形態では、出勤時やイベント開催時など、ある特定階に大量の乗客が集中した場合も、各乗客のかご呼びに対し、乗客の待ち時間が極力少なくなる様に配車されるため、ある目的階への大量輸送としては返って輸送効率が悪くなる場合がある。
このような場合、大量輸送する目的で各乗りかごを連結機構により連結し、ダブルデッキと同様の制御を行なうことも考えられているが、このような構成をとった場合、各乗りかごを連結するための複雑な連結機構が必要となり、かつ乗りかごを連結する複雑な連結作用も必要となる。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたものであり、同一昇降路内に配置された複数の乗りかごを有するエレベータシステムにおいて、全体としての構造を複雑化させることなく、大量の乗客が集中した場合の輸送力の向上を図り、利用者全体の利便性向上を図ることができるエレベータシステムを提供することを目的とする。
本発明は、同一昇降路内に配置された複数の乗りかごと、各乗りかごを各々互いに独立して駆動する駆動装置と、隣り合う一対の乗りかご間に設けられ、当該一対の乗りかご間の距離を測定する距離センサと、距離センサからの信号が入力され、各乗りかごに対応する駆動装置を制御する制御装置とを備え、制御装置は複数の乗りかごを互いに独立して運行する独立運行モードと、複数の乗りかごを互いに連動して運行する連動運行モードのいずれかの運行モードをとり、連動運行モードをとる際、制御装置は距離センサからの信号に基づいて各乗りかごに対応する駆動装置を制御して乗りかご間の距離を一定に保つことを特徴とするエレベータシステムである。
本発明は、制御装置は予め設定された日時、運行条件により連動運行モードにより運行する乗りかごを決定し、当該連動運行モードをとる乗りかごについて距離センサからの信号に基づいて各乗りかごに対応する駆動装置を制御することを特徴とするエレベータシステムである。
本発明は、制御装置は連動運行モードをとる場合、一方の乗りかごの非常制御装置が作動した際、他方の乗りかごの非常制御装置を作動させることを特徴とするエレベータシステムである。
本発明は、制御装置は連動運行モードをとる場合、距離センサからの信号と、連動運行モードをとる各乗りかごの荷重センサからの信号に基づいて、制御時の減速度を調整することを特徴とするエレベータシステムである。
以上のように本発明によれば、全体としての構造を複雑化させることなく、大量の乗客が集中した場合の輸送力を大幅に向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は本発明によるエレベータシステムの実施の形態を示す図である。
図1および図2において、エレベータシステム10は同一昇降路10a内に配置された複数の乗りかご1a、1b、1cと、各乗りかご1a、1b、1cを各々巻上ロープ11により互いに独立して駆動する駆動装置2a、2b、2cと、隣り合う一対の乗りかご、例えば乗りかご1a、1b間に設けられ当該一対の乗りかご1a、1b間の距離を測定する距離センサ4A、4Bと、距離センサ4A、4Bからの信号が入力され各乗りかご1a、1b、1cに対応する駆動装置2a、2b、2cを制御する制御装置5とを備えている。
このうち、各乗りかご1a、1b、1cは、同一昇降路10a内において、ガイドレール6に沿って昇降可能となっており、また各乗りかご1a、1b、1cには各乗りかご1a、1b、1cを巻上ロープ11により互いに独立して昇降させる駆動装置2a、2b、2cが設けられている。
また、一対の乗りかご1a、1b間に設けられた距離センサ4A、4Bは、発光部4Aと受光部4Bとからなり、これら発光部4Aと受光部4Bとによって乗りかご1a、1b間の距離を測定することができる。
さらにまた、各乗りかご1a、1b、1cには荷重センサ7a、7b、7cが設けられ、さらに各乗りかご1a、1b、1cには非常制御装置3a、3b、3cが設けられ、この非常制御装置3a、3b、3cにより非常時に各乗りかご1a、1b、1cを緊急停止することができる。
また制御装置5は、複数の乗りかご1a、1b、1cを互いに独立して運行する独立運行モードと、複数の乗りかご1a、1b、1cを互いに連動して運行する連動運行モードのいずれをとることができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず制御装置5は予め設定された日時、運行条件により独立運行モードあるいは連動運行モードにより運行する乗りかご1a、1b、1cを決定する。
例えば、制御装置5は予め大量輸送が予定されている日時に合わせて連動運行モードを定めたり、乗り場の乗り場呼び情報に基づいて連動運行モードを定めるとともに、このようにして定めた連動運行モードにより運行される乗りかご、例えば乗りかご1a、1b、1cを決定することができる。
はじめに独立運行モードの運転制御について述べる。
このとき制御装置5は各乗りかご1a、1b、1cを通常通り乗り場の乗り場呼び情報に基づいて、互いに独立して運行する。
次に上述のように、例えば大量輸送が予定されている日時に合わせて制御装置5は連動運行モードをとる。このとき制御装置5は、連動運行モードにより運行される乗りかご1a、1b、1cを決定する。このとき各乗りかご1a、1b、1cに設定された発光部4Aと受光部4Bとからなる距離センサ4A、4Bにより乗りかご1a、1b、1c間の距離が測定され、測定された乗りかご1a、1b、1c間の距離は制御装置5へ入力される。同時に各乗りかご1a、1b、1cに設置された荷重センサ7a、7b、7cにより測定された荷重が制御装置5へ入力される。
この間制御装置5は、各乗りかご1a、1b、1c間の距離を一定に保ちながら運行制御する。
すなわち、制御装置5は、各乗りかご1a、1b、1c間に設置された距離センサ4A、4Bからの信号に基づいて、各乗りかご1a、1b、1cに設置された駆動装置2a、2b、2cを駆動制御して、各乗りかご1a、1b、1c間の距離を一定に保ちながら運行制御する。具体的には制御装置5は各乗りかご1a、1b、1c間の距離が一定となるような各乗りかご1a、1b、1cの適切な速度およびトルクを求め、このように求めた速度およびトルクに基づいて、各乗りかご1a、1b、1cの駆動装置2a、2b、2cを駆動制御する。
また制御装置5は、連動運行モードをとった場合に、いずれか一方の乗りかご、例えば乗りかご1aの非常制御装置3aが作動したとき、この非常制御装置3aの作動を察知して、他の乗りかご1b、1cの非常制御装置3b、3cを同時に作動させる。このことにより、連動運行モードをとるすべての乗りかご1a、1b、1cの非常制御装置3a、3b、3cを作動させて、乗りかご1a、1b、1cを緊急停止することができる。
さらに制御装置5は連動運行モードをとる際、各乗りかご1a、1b、1cの荷重センサ7a、7b、7cからの信号に基づいて、制御時の減速度を調整することもできる。
以上のように本実施の形態によれば、通常時は制御装置5は独立運行モードをとって、各乗りかご1a、1b、1cを互いに独立して運行することができる。
また制御装置5は予め大量輸送が予定される日時に合わせて、あるいは乗り場の乗り場呼び情報に合わせて連動運行モードをとることにより、各乗りかご1a、1b、1cを互いの距離を一定に保ちながら、あたかもダブルデッキエレベータのような運行形態で運転制御することができる。このため、大量輸送が可能となり、エレベータシステム全体としての輸送効率を上げることができる。
この場合、各乗りかご1a、1b、1cを連動させるために各乗りかご1a、1b、1cを互い複雑なに連結機構により連結する必要はない。このように複雑な連結機構を設置する必要がないので、エレベータシステム全体の構造を簡略化することができる。
また制御装置5は一方の乗りかご1aの非常制御装置3aの作動を検知して、他の乗りかご1b、1cの非常制御装置3b、3cも同時に作動させるため、すべての乗りかご1a、1b、1cを同時に緊急停止させてエレベータシステム全体としての安全性を確保することができる。
1a、1b、1c 乗りかご
2a、2b、2c 駆動装置
3a、3b、3c 非常制御装置
4A 発光部
4B 受光部
5 制御装置
7a、7b、7c 荷重センサ
10 エレベータシステム
10a 昇降路
2a、2b、2c 駆動装置
3a、3b、3c 非常制御装置
4A 発光部
4B 受光部
5 制御装置
7a、7b、7c 荷重センサ
10 エレベータシステム
10a 昇降路
Claims (4)
- 同一昇降路内に配置された複数の乗りかごと、
各乗りかごを各々互いに独立して駆動する駆動装置と、
隣り合う一対の乗りかご間に設けられ、当該一対の乗りかご間の距離を測定する距離センサと、
距離センサからの信号が入力され、各乗りかごに対応する駆動装置を制御する制御装置とを備え、
制御装置は複数の乗りかごを互いに独立して運行する独立運行モードと、複数の乗りかごを互いに連動して運行する連動運行モードのいずれかの運行モードをとり、連動運行モードをとる際、制御装置は距離センサからの信号に基づいて各乗りかごに対応する駆動装置を制御して乗りかご間の距離を一定に保つことを特徴とするエレベータシステム。 - 制御装置は予め設定された日時、運行条件により連動運行モードにより運行する乗りかごを決定し、当該連動運行モードをとる乗りかごについて距離センサからの信号に基づいて各乗りかごに対応する駆動装置を制御することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
- 制御装置は連動運行モードをとる場合、一方の乗りかごの非常制御装置が作動した際、他方の乗りかごの非常制御装置を作動させることを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
- 制御装置は連動運行モードをとる場合、距離センサからの信号と、連動運行モードをとる各乗りかごの荷重センサからの信号に基づいて、制御時の減速度を調整することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012034297A JP2013170040A (ja) | 2012-02-20 | 2012-02-20 | エレベータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012034297A JP2013170040A (ja) | 2012-02-20 | 2012-02-20 | エレベータシステム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10081513B2 (en) | 2016-12-09 | 2018-09-25 | Otis Elevator Company | Motion profile for empty elevator cars and occupied elevator cars |
JP2018532666A (ja) * | 2015-09-28 | 2018-11-08 | スマートリフツ、エルエルシーSmart Lifts, Llc | エレベータシャフト内の複数のエレベータかごを制御するシステム及び方法 |
JP2019006588A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 株式会社日立製作所 | マルチカーエレベーター |
Citations (3)
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JP2000001270A (ja) * | 1993-11-18 | 2000-01-07 | Sakita Masami | エレベ―タ―制御システム |
JP2008063017A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-21 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの群管理制御装置 |
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-
2012
- 2012-02-20 JP JP2012034297A patent/JP2013170040A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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