JP2013155523A - Urinal with wash basin - Google Patents
Urinal with wash basin Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013155523A JP2013155523A JP2012016572A JP2012016572A JP2013155523A JP 2013155523 A JP2013155523 A JP 2013155523A JP 2012016572 A JP2012016572 A JP 2012016572A JP 2012016572 A JP2012016572 A JP 2012016572A JP 2013155523 A JP2013155523 A JP 2013155523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- water
- washing
- urinal
- wash
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
Description
本発明は、手洗い器付き小便器に係り、特に、排水用の横引配管に接続された、手洗い器付き小便器に関する。 The present invention relates to a urinal with a hand-washer, and more particularly, to a urinal with a hand-washer connected to a horizontal pipe for drainage.
従来から、特許文献1に示されているように、トイレ空間のスペースを有効に使用するため、又は節水化をするために手洗い器と小便器を一体にする手洗い器付き小便器が知られている。
また、特許文献2に示されているように、便器からの排水が流れる横引配管内における尿石の発生を抑制するために、便器の使用回数または使用時間間隔をカウントし、所定のカウント値に達したら、フラッシュバルブを2回開けて、合計して通常の便器洗浄水量より多い量の搬送用の水を流すように構成した汚物搬送システムが知られている。
Conventionally, as shown in
In addition, as shown in
しかしながら、上述した特許文献1及び2に示すような小便器においては、一つの吐水口から吐水するので、吐水量の合計を増やしたとしても、単位時間当たりの流量が変わらず、横引配管内を流れる洗浄水の水位がほぼ尿石が付着し易い尿混じり洗浄水と空気との境界部分以下であり、この境界部分を洗浄することができず、この境界部分に尿石が発生しやすいという問題があった。
However, in the urinals as shown in
そこで、本発明は、従来技術の欠点を解決するためになされたものであり、横引配管内において尿石が付着し易い尿混じり洗浄水と空気との境界部分を効果的に洗浄することができる手洗い器付き小便器を提供することを目的としている。 Therefore, the present invention has been made to solve the drawbacks of the prior art, and can effectively wash the boundary between urine-mixed washing water and air in which urinary stones easily adhere in the horizontal piping. It aims to provide a urinal with a hand-washer.
上記の目的を達成するために、本発明は、排水用の横引配管に接続された、手洗い器付き小便器であって、手洗い用の洗浄水を吐水する手洗吐水部と、この手洗吐水部から吐水された洗浄水を受ける手洗ボウル部と、この手洗ボウル部の底部に形成された手洗排水口と、を備えた手洗い器本体と、小便洗浄用の洗浄水を吐水する便器吐水部と、手洗ボウル部から下方に延び手洗排水口より供給された洗浄水を受ける便器ボウル部と、この便器ボウル部の底部に形成され洗浄水を下流側に形成された排水流路へと排出する便器排水口と、を備えた小便器本体と、手洗吐水部及び便器吐水部からの洗浄水の吐水を制御する制御部と、を有し、制御部は、手洗い器付き小便器の使用回数又は使用時間間隔を計測し、これらの使用回数又は使用時間間隔がそれぞれ所定の計測値に到達したとき、手洗吐水部と便器吐水部の両方からほぼ同時に吐水し、排水流路の下流に接続された排水用の横引配管内を流れる洗浄水の単位時間当たりの流量を増加させることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、手洗い器付き小便器の使用回数又は使用時間間隔を計測し、これらの使用回数又は使用時間間隔がそれぞれ所定の計測値に到達したときに、手洗吐水部と便器吐水部の両方からほぼ同時に吐水するようにしたので、通常の小便器使用時よりも、排水流路の下流に接続された横引配管内を流れる洗浄水の単位時間当たりの流量が増加して横引配管内の水位が上昇し、それにより、尿石が付着し易い尿混じり洗浄水と空気との境界部分を、効果的に洗浄することができ、境界部分における尿石の発生を抑制することができる。
In order to achieve the above object, the present invention is a urinal with a hand-washer connected to a horizontal pipe for draining, and a hand-washing / water-discharging unit for discharging water for washing the hand-washing, A hand-washing bowl body that receives the wash water discharged from the hand-washing bowl body, a hand-washing drain formed at the bottom of the hand-washing bowl part, a toilet bowl spouting part that discharges washing water for urine washing, A toilet bowl that extends downward from the hand-washing bowl and receives the wash water supplied from the hand-washing drain, and a toilet drain that is formed at the bottom of the toilet bowl and discharges the wash water to a drainage channel formed downstream. A urinal body provided with a mouth, and a control unit that controls discharge of washing water from the hand-washing water discharging unit and the toilet water discharging unit, and the control unit uses the urinal with a hand-washing device or uses time Measure intervals and use these times or hours Per unit time of flushing water that flows through the horizontal drainage pipe connected to the downstream of the drainage channel. It is characterized by increasing the flow rate.
In the present invention configured as described above, the number of use times or use time intervals of the urinal with a hand-washer is measured, and when these use times or use time intervals reach predetermined measurement values, respectively, Since the water is discharged almost simultaneously from both the toilet and the toilet fountain, the flow rate per unit time of the wash water flowing in the horizontal pipe connected downstream of the drainage channel is higher than when using a normal urinal. As a result, the water level in the horizontal pipe rises, so that the boundary part between the urine-mixed cleaning water and air, where urinary stones are likely to adhere, can be effectively washed, and the generation of urinary stones at the boundary part is prevented. Can be suppressed.
本発明において、好ましくは、手洗い付き小便器は、更に、上記手洗吐水部と上記便器吐水部との両方からほぼ同時に吐水する時に、その洗浄水中に電解水を注入する細菌抑制手段を有する。
このように構成された本発明においては、洗浄水中に電解水を注入する細菌抑制手段により、洗浄水が流れた境界部分のバクテリアの増殖を抑制することができ、境界部分における尿石の発生をより抑制することができる。
In the present invention, preferably, the urinal with hand-washing further has a bacteria suppressing means for injecting electrolyzed water into the washing water when water is discharged from both the hand-washing water discharge part and the toilet water discharge part almost simultaneously.
In the present invention configured as described above, the bacteria suppression means for injecting the electrolyzed water into the wash water can suppress the growth of bacteria at the boundary portion where the wash water flows, and the generation of urinary stones at the boundary portion is prevented. It can be suppressed more.
本発明の手洗い器付き小便器によれば、尿石が付着し易い尿混じり洗浄水と空気との境界部分を、効果的に洗浄することができる。 According to the urinal with a hand-washing apparatus of the present invention, it is possible to effectively wash the boundary between urine-mixed washing water and air to which urine stones easily adhere.
つぎに、添付図面を参照して、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器を説明する。
まず、図1乃至図5により、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器の構造を説明する。ここで、図1は、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器を複数個設置している状態において、手洗い器付き小便器が設置した壁面の裏側に設けられた横引配管と接続している様子を示す図であり、図2は、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器を示す斜視図であり、図3は、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器を示す正面図であり、図4は、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器の上面図であり、図5は、図3のV−V線に沿って見た部分断面図である。
Next, a urinal with a hand-washing apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
First, the structure of a urinal with a hand-washing apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Here, FIG. 1 shows a state where a plurality of urinals with hand-washing devices according to an embodiment of the present invention are connected to a horizontal piping provided on the back side of the wall surface where the urinals with hand-washing devices are installed. FIG. 2 is a perspective view showing a urinal with a hand-washer according to an embodiment of the present invention, and FIG. 3 is a front view showing the urinal with a hand-washer according to an embodiment of the present invention. 4 is a top view of a urinal with a hand-washing apparatus according to an embodiment of the present invention, and FIG. 5 is a partial cross-sectional view taken along line VV of FIG.
図1に示すように、手洗い器を上方に備えた手洗い器付き小便器1は、建築物の壁面2の表側に複数個並んで設置され、この手洗い器付き小便器1の設置された壁面2の裏側下方には、わずかに下り傾斜しながら横向きに延びる排水用の横引配管4が接続され、この横引配管4がさらに下流の縦排水管6に接続されている。手洗い器付き小便器1は、それぞれ、手洗い器付き小便器1の下部壁面側から建築物の壁面2を通って壁面2の裏側に設置された横引配管4に排水するようになっている。
As shown in FIG. 1, a plurality of
次に、図1乃至図5に示すように、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器1は、小便器本体8と、この小便器本体8の上方に設けられた手洗い器本体10とを備えており、小便器本体8と手洗い器本体10は、一体構造となっている。
小便器本体8は、小便を洗浄する洗浄水を吐水する便器吐水部12と、便器吐水部12から吐水された洗浄水を受ける便器ボウル部14とを備えている。
Next, as shown in FIGS. 1 to 5, a urinal 1 with a hand-washer according to an embodiment of the present invention includes a
The
便器吐水部12は、便器ボウル部14の左右中心軸線上の便器ボウル部14の中央より上方の高さ位置に配置されている。便器吐水部12は、この上流側に設けられた便器給水流路16に接続され、この便器給水流路16は給水配管(図示せず)に接続されている。便器吐水部12から吐水される洗浄水の流量は、単位時間あたりほぼ一定に設定されている。
The toilet
便器ボウル部14は、この側面に形成されたボウル部側面壁20と、このボウル部側面壁20上において洗浄水を前方に誘導する段差を形成する段部22と、このボウル部側面壁20の周囲を取り囲む外側壁面24とを備える。この便器ボウル部14のその底部には、洗浄水を排出する便器排水口26が形成され、便器排水口26は、この下流側に設けられた排水流路28に接続されている。この排水流路28は、下流側の横引配管4に連結されている。
ボウル部側面壁20は、小便器本体8の上部から底部まで延び、手洗い器本体10から下方に延びる流面を形成している。段部22は、便器吐水部12近傍から便器ボウル部14の底部前方まで下方に張り出して湾曲した弧状に延びている。
The
The
図2に示すように、手洗い器本体10は、手洗い用の洗浄水を前方に向かって吐水する手洗吐水部30と、手洗吐水部30から吐水された洗浄水を受ける手洗ボウル部32とを備えている。
As shown in FIG. 2, the hand-
手洗吐水部30は、この手洗吐水部30から前方下方に向かって洗浄水を吐水できるように設けられている。手洗吐水部30から吐水される洗浄水の流量は、単位時間あたり一定の流量に設定されている。
The hand wash
手洗ボウル部32は、ボウル形状(鉢形状)に形成され、手洗吐水部30の下方に配置されている。この手洗ボウル部32は、手洗ボウル部の底部32aを備え、手洗ボウル部32の底部32aには、6つの手洗排水口34が形成され、手洗排水口34が鉛直方向下方に延びて便器ボウル部14内側と連通し、手洗排水口34から排出された洗浄水を便器ボウル部14に供給するようになっている。
The hand-
図2に示すように、手洗い器付き小便器1には、さらに、壁面2の小便器本体8の上方の裏側に配置された光電センサ36と、この光電センサ36が検出した検出情報に基づいて、小便器本体8の洗浄作用を制御する制御手段である便器吐水制御部38と、この便器吐水制御部38からの制御信号に従って、洗浄水を便器吐水部12から便器ボウル部14に吐水させる吐水手段である便器吐水電磁弁40と、洗浄水(給水)を電気分解して生成した電解水を洗浄水中に注入する細菌抑制装置42とが設けられている。
As shown in FIG. 2, the
光電センサ36は、光を用いて人及び物体の有無を検出するセンサである。
便器吐水制御部38は、建築物の壁面2の裏側に配置され、細菌抑制装置42、後述する手洗吐水制御部46、他の手洗い器付き小便器の便器吐水制御部等と接続しながら連動して制御できるようにされている。
便器吐水電磁弁40は、便器給水流路16に設けられ、便器吐水制御部38から送られる制御信号に基づいて開閉される。
細菌抑制装置42は、便器給水流路16上の便器吐水部12と便器吐水電磁弁40との間に設けられ、尿を分解して尿石を発生させるバクテリア(細菌)の繁殖を抑制できる電解水(水中に含まれる銀イオンが残留塩素を活性化させた水)を洗浄水中に注入するためのものである。
The
The toilet water
The toilet water discharge
The
図2に示すように、手洗い器付き小便器1には、さらに、手洗吐水部30の内部の最前面に配置された手洗吐水用赤外センサ44と、建築物の壁面2の裏側に配置され、手洗吐水用赤外センサ44が検出した検出情報に基づいて、手洗い器本体10の手洗洗浄作用を制御する制御手段である手洗吐水制御部46と、この手洗吐水制御部46からの制御信号に従って、洗浄水を手洗吐水部30から吐水させる吐水手段である手洗吐水電磁弁48とが設けられている。
手洗吐水用赤外センサ44は、赤外線を検出するセンサであり、使用者の手、腕、手に持ったコップや洗浄用具等の器具を検出すると検出信号を手洗吐水制御部46に送るようになっている。
手洗吐水制御部46は、建築物の壁面2の裏側に配置されている。
手洗吐水電磁弁48は、手洗い器給水流路50に設けられ、手洗吐水制御部46から送られる制御信号に基づいて開閉される。
As shown in FIG. 2, the urinal 1 with a hand-washer is further disposed on the back side of the
The hand wash water spouting
The hand-washing
The hand wash water
次に、図6乃至図7により、本発明の実施形態による動作(作用)について説明する。
図6aは、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器1に接続された横引配管4において、小便洗浄動作が行われた場合に尿混じり洗浄水が横引配管4内を流れる様子を示す図であり、図6bは、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器1に接続された横引配管4において、設備保護洗浄動作が行われた場合に洗浄水が横引配管4内を流れる様子を示す図であり、図7は、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器1の設備保護洗浄動作の流れを示すフローチャートである。
Next, the operation (action) according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 6a shows a state in which the washing water mixed with urine flows in the
先ず、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器1の通常の小便洗浄動作について説明する。
通常、使用者が手洗い器付き小便器1の前に立つと、光電センサ36が使用者の存在を検出して検出情報を便器吐水制御部38に送り、便器吐水制御部38は使用者の存在を認識する。使用者が手洗い器付き小便器1の便器ボウル部14に放尿を終え、放尿を済ませた使用者が手洗い器付き小便器1の前から立ち去るときに、光電センサ36が使用者の存在を検出しなくなる状態に変化する。光電センサ36が非検出状態となると、便器吐水制御部38は使用者が手洗い器付き小便器1から立ち去ったと認識して、便器吐水制御部38は小便洗浄動作を開始する。
便器吐水制御部38は、便器吐水電磁弁40に制御信号を送って便器吐水電磁弁40を開き、先に決定した量の洗浄水を便器吐水部12から便器ボウル部14に吐水させる。吐水される洗浄水の量は単位時間あたりほぼ一定の流量に設定されている。この洗浄水は、便器ボウル部14を流下し便器排水口26より排出され、この下流の排水流路28を通過し、横引配管4に流入する。横引配管4に流入した洗浄水は、横引配管4の傾斜に沿って縦排水管6に向かって流れる。
First, a normal urine washing operation of the
Usually, when the user stands in front of the
The toilet water
横引配管4内を流れる尿混じり洗浄水の水位は、WL1で示される。使用者に繰り返し使用される場合の各回の小便洗浄時において、洗浄水量及び横引配管4内の尿混じり洗浄水の単位時間当りの体積流量はほぼ一定であり、横引配管4内を流れる尿混じり洗浄水の水位は、毎回の使用において、WL1でほぼ一定となっている。
従って、この洗浄水水位WL1の水面と横引配管4の内面4aとが接する接水部、すなわち尿混じり洗浄水と空気との境界面が横引配管内面4aと接する境界部4bに、尿石又は異物が付着(発生)して残りやすく、この付着した尿石又は異物が乾いた(乾きかけた)ところに、後に小便器洗浄を繰り返すことにより、尿石又は異物がさらに付着し、境界部4bの尿石又は異物が増大していく結果となる。小便洗浄時において、水位の高さ位置が概ね繰り返しこの境界部4bの高さ位置以下となるため、境界部4bは洗浄されていない状態のままである。
The level of the urine mixed washing water flowing in the
Accordingly, a urine stone is formed in the water contact portion where the water surface of the cleaning water level WL1 and the
便器吐水部12からの吐水が一定時間継続されると、便器吐水制御部38は、便器吐水電磁弁40を閉止して、便器吐水部12からの吐水を終了させる。
When the water discharge from the
次に、本発明の実施形態による手洗い器付き小便器1の手洗洗浄動作について説明する。
使用者が、手洗い器付き小便器1の前に立った状態或いは手洗い器付き小便器1の横等の位置(光電センサ36が使用者の存在を検出しないような位置)に立った状態において、手等を手洗吐水用赤外センサ44の検出範囲に移動させると、手洗吐水用赤外センサ44が手等を検出して検出信号を手洗吐水制御部46に送り、手洗吐水制御部46が手洗洗浄動作を開始し、手洗吐水制御部46が手洗吐水電磁弁48を開いて、手洗吐水を開始する。吐水される洗浄水の量は単位時間あたり一定の流量に設定されている。洗浄水は、手洗吐水部30から手洗ボウル部32に向かって吐水され、手洗ボウル部32内の洗浄水は、手洗排水口34を通って流下し、小便器本体8の便器ボウル部14に流入し、ボウル部側面壁20に沿って流下し、便器排水口26より排出され、この下流の排水流路28を通過し、横引配管4に流入する。横引配管4に流入した洗浄水は、横引配管4の傾斜に沿って縦排水管6に向かって流れる。横引配管4内を流れる洗浄水の水位の高さ位置は、WL1よりやや低い高さ位置となっている。
手洗吐水用赤外センサ44が使用者の手等の存在を検出しなくなると、手洗吐水制御部46が一定時間をおいて手洗吐水電磁弁48を閉止して、手洗吐水部30からの吐水を停止させる。
この手洗い器付き小便器1の手洗洗浄動作は、通常は、使用者が放尿を終えて立ち去る前に手洗い器付き小便器1の前に立った状態のまま行われるので、小便洗浄動作が行われる前に行われる。
Next, the hand washing operation of the
In a state where the user is standing in front of the
When the
The hand-washing operation of the
次に、図7により、上述した本発明の実施形態による手洗い器付き小便器1の設備保護洗浄動作について動作(作用)を説明する。
ここで、図7において、Sは各ステップを示している。
まず、設備保護洗浄モード(横引配管洗浄モード)においては、S1において、便器吐水制御部38が、手洗い器付き小便器1の使用回数、最後の使用者が使用してから未使用のまま経過した経過時間、使用時間間隔、手洗い器付き小便器1を設置してからの積算の使用回数、一定期間における使用頻度、予め決められた日時等のスケジュール、及び前回の設備保護洗浄が行われてからの経過時間など、の計測を開始する。
Next, FIG. 7 demonstrates operation | movement (action) about the equipment protection washing | cleaning operation | movement of the
Here, in FIG. 7, S represents each step.
First, in the equipment protection cleaning mode (horizontal pipe cleaning mode), in S1, the toilet water
次に、S2において、便器吐水制御部38が、S1において開始された計測に基づき、その計測した値が、設備保護洗浄を開始する条件の所定の計測値に到達するか否か、例えば手洗い器付き小便器1の使用回数が所定の使用回数、最後の使用者が使用してから未使用のまま経過した経過時間が所定の経過時間(未使用時間が所定の間隔を超えない時間)、手洗い器付き小便器1を設置してから積算の使用回数が所定の使用回数、一定期間における使用頻度が所定の低使用頻度又は所定の高使用頻度、予め決められた日や時刻等のスケジュールの予定値、又は前回の設備保護洗浄が行われてからの所定の経過時間など、がそれぞれ所定の計測値に到達するか否かを判定する。
これらの設備保護洗浄を開始する条件は、いずれかの条件を単独で設定してもよく、又は例えば上記設備保護洗浄開始条件のうち2つを選択して「手洗い器付き小便器1の使用回数が所定の使用回数に到達するか否か」及び/又は「最後の使用者が使用してから未使用のまま経過した経過時間が所定の経過時間に到達するか否か」と設定してもよく、又はいずれか2つを選択した条件設定よりさらに、複数の条件を同様に追加で組合せて設定した条件とすることもできる。
便器吐水制御部38が、その計測した値が、設備保護洗浄を開始する条件の所定の計測値に到達したと判定した場合には、設備保護洗浄を開始し、S3及びS4の動作を実行する。
Next, in S2, based on the measurement started in S1, the toilet
These conditions for starting the equipment protection cleaning may be set by any one of the conditions, or, for example, by selecting two of the above equipment protection cleaning start conditions, “the number of times of use of the
When the toilet
次に、S3において、便器吐水制御部38が設備保護洗浄条件を満たしたと判定した場合には、横引配管4の配管内に付着した尿石等の異物を洗浄する(付着を予防する)必要があると判定し、S3及びS4の動作を実行する。
すなわち、S3において、便器吐水制御部38が便器吐水電磁弁40を開弁して洗浄水が便器吐水部12から吐水され、ほぼ同時に、便器吐水制御部38からの制御信号を受けた手洗吐水制御部46が手洗吐水電磁弁48を開弁して洗浄水が手洗吐水部30から吐水される。手洗吐水部30から吐水された洗浄水は手洗ボウル部32から手洗排水口34を通り便器ボウル部14に流下するので、便器ボウル部14には、手洗吐水部30から吐水された洗浄水と便器吐水部12から吐水された洗浄水が両方からほぼ同時に供給され、この手洗吐水部30から吐水された洗浄水と便器吐水部12から吐水された洗浄水が、ともに、便器排水口26に流入する。便器排水口26に流入する洗浄水の流量は、手洗吐水部30から吐水された洗浄水の流量と便器吐水部12から吐水された洗浄水の流量との合計流量となる。洗浄水は、便器排水口26から排水流路28を通り、横引配管4に流入する。
Next, when it is determined in S3 that the toilet water
That is, in S3, the toilet water
S3において、横引配管4内の洗浄水の水かさが上昇し、洗浄水の水位は、WL2で示され、設備保護洗浄時の洗浄水水位WL2の高さ位置は、通常の小便洗浄時の洗浄水水位WL1の高さ位置よりも、手洗吐水部30から吐水された洗浄水が便器吐水部12から吐水された洗浄水とほぼ同時に吐水された分だけ、高い高さ位置に位置している。設備保護洗浄時において、横引配管4内の洗浄水の単位時間当りの体積流量は、洗浄水が便器吐水部12からのみ吐水された時の洗浄水の単位時間当りの体積流量よりも増加し、横引配管4の流路断面を通過する洗浄水の体積が増加し、横引配管4内の洗浄水の断面積が増加している。手洗い器付き小便器1の手洗い器を有する特徴を利用して、横引配管4内において簡単に単位時間当りの流量を増加させることができる。従って、水かさが上昇した洗浄水が、洗浄水水位WL1の水面と横引配管4とが接していた境界部4b上を洗浄しながら(境界部4bが洗浄水中にある状態で)流れ、境界部4b上の尿石や異物を洗い流せ、境界部4b上のバクテリアの増殖を抑制し、尿石の付着(発生)を抑制することができる。洗浄水が境界部4b上を長期間隔をあけずに流れることで、尿石を発生させるバクテリアの増殖を抑制することができる。
In S3, the water level of the washing water in the
複数の手洗い器付き小便器1が、同じ横引配管4に接続されている場合において、全ての手洗い器付き小便器1が連動されて同時に設備保護洗浄動作を行うが、節水のために横引配管4の最も上流側に接続された手洗い器付き小便器1のみが設備保護洗浄動作を行うように設計してもよい。1つの手洗い器付き小便器1のみが、本発明の設備保護洗浄動作を行う場合にも横引配管4内の境界部4bを洗浄し且つ尿石の付着を抑制することができる。
When
S4において、細菌抑制装置42が電解水を洗浄水中に注入する。この電解水の注入は、S3における便器吐水部口の吐水開始直後から行ってもよく、任意のタイミングで行ってもよい。洗浄水に電解水が加えられることにより、尿石を発生させるバクテリアの繁殖が抑制され、より効率的に尿石の付着(発生)を抑制することができる。
In S4, the
S5において、便器吐水制御部38が、便器吐水電磁弁40及び手洗吐水電磁弁48を閉弁して吐水を停止させ、設備保護洗浄モードを終了させる。便器吐水制御部38が設備保護洗浄モードを終了させると、再び、便器吐水制御部38がS1のステップの計測状態に戻る。
In S <b> 5, the toilet
次に、上述した本発明の実施形態による手洗い器付き小便器1の作用効果を説明する。
上述した手洗い器付き小便器1によれば、手洗い器付き小便器1の使用回数及び/又は使用時間間隔等を計測し、これらの使用回数又は使用時間間隔がそれぞれ所定の計測値に到達したときに、手洗吐水部30と便器吐水部12の両方からほぼ同時に吐水するようにしたので、通常の小便器使用時よりも、排水流路28の下流に接続された横引配管4内を流れる洗浄水の単位時間当たりの流量が増加して横引配管内の水位が上昇し、それにより、尿石が付着し易い尿混じり洗浄水と空気との境界部4bを、効果的に洗浄することができ、境界部4bにおける尿石の発生を抑制することができる。
Next, the effect of the
According to the above-described
本発明の実施形態による手洗い器付き小便器1によれば、洗浄水中に電解水を注入する細菌抑制装置42により、洗浄水が流れた境界部4bのバクテリアの増殖を抑制することができ、横引配管4内の境界部4bにおける尿石の発生をより抑制することができる。
According to the
1 手洗い器付き小便器
2 壁面
4 横引配管
4a 内面
4b 境界部
8 小便器本体
10 手洗い器本体
12 便器吐水部
14 便器ボウル部
26 便器排水口
28 排水流路
30 手洗吐水部
32 手洗ボウル部
32a 底部
34 手洗排水口
38 便器吐水制御部
42 細菌抑制装置
46 手洗吐水制御部
WL1 洗浄水水位
WL2 洗浄水水位
DESCRIPTION OF
Claims (2)
手洗い用の洗浄水を吐水する手洗吐水部と、この手洗吐水部から吐水された洗浄水を受ける手洗ボウル部と、この手洗ボウル部の底部に形成された手洗排水口と、を備えた手洗い器本体と、
小便洗浄用の洗浄水を吐水する便器吐水部と、上記手洗ボウル部から下方に延び上記手洗排水口より供給された洗浄水を受ける便器ボウル部と、この便器ボウル部の底部に形成され洗浄水を下流側に形成された排水流路へと排出する便器排水口と、を備えた小便器本体と、
上記手洗吐水部及び上記便器吐水部からの洗浄水の吐水を制御する制御部と、を有し、
上記制御部は、上記手洗い器付き小便器の使用回数又は使用時間間隔を計測し、これらの使用回数又は使用時間間隔がそれぞれ所定の計測値に到達したとき、上記手洗吐水部と上記便器吐水部の両方からほぼ同時に吐水し、上記排水流路の下流に接続された排水用の横引配管内を流れる洗浄水の単位時間当たりの流量を増加させることを特徴とする手洗い器付き小便器。 A urinal with a hand-washer connected to a horizontal pipe for drainage,
A hand-washing machine comprising a hand-washing water discharging part for discharging washing water for hand-washing, a hand-washing bowl part for receiving washing water discharged from the hand-washing water discharging part, and a hand-washing drain formed at the bottom of the hand-washing bowl part The body,
Toilet water spouting part for discharging washing water for urine washing, a toilet bowl part extending downward from the hand washing bowl part and receiving washing water supplied from the hand washing drain port, and washing water formed at the bottom of the toilet bowl part A urinal body having a toilet drainage port that discharges to a drainage channel formed on the downstream side,
A control unit for controlling the water discharge of the washing water from the hand wash water discharge unit and the toilet water discharge unit,
The control unit measures the number of use times or use time intervals of the urinal with the hand-washer, and when these use times or use time intervals respectively reach predetermined measurement values, the hand-washing water discharging unit and the toilet toilet water discharging unit A urinal with a hand-washer is characterized in that water is discharged almost simultaneously from both sides and the flow rate per unit time of the wash water flowing in the horizontal drain pipe connected downstream of the drainage channel is increased.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012016572A JP5900737B2 (en) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | Urinal with hand-washer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012016572A JP5900737B2 (en) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | Urinal with hand-washer |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014195502A Division JP5900759B2 (en) | 2014-09-25 | 2014-09-25 | urinal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013155523A true JP2013155523A (en) | 2013-08-15 |
JP5900737B2 JP5900737B2 (en) | 2016-04-06 |
Family
ID=49050994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012016572A Active JP5900737B2 (en) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | Urinal with hand-washer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5900737B2 (en) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104947776A (en) * | 2014-03-28 | 2015-09-30 | Toto株式会社 | Urinal |
JP2016023499A (en) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | Toto株式会社 | Urinal device and urinal unit |
CN105421561A (en) * | 2015-08-31 | 2016-03-23 | 徐旭东 | Vertical-type water-saving urinal |
JP2018096167A (en) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | Toto株式会社 | Toilet bowl device |
JP2018096164A (en) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | Toto株式会社 | Toilet bowl system |
US10309088B2 (en) | 2014-07-23 | 2019-06-04 | Toto, Ltd. | Urinal apparatus and urinal unit |
JP2020012284A (en) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Drainage system |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639377U (en) * | 1986-07-07 | 1988-01-21 | ||
JPH02101885U (en) * | 1989-01-30 | 1990-08-14 | ||
JP2009162051A (en) * | 2004-04-28 | 2009-07-23 | Toto Ltd | Urinal apparatus |
JP2011252343A (en) * | 2010-06-03 | 2011-12-15 | Toto Ltd | Urinal |
-
2012
- 2012-01-30 JP JP2012016572A patent/JP5900737B2/en active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639377U (en) * | 1986-07-07 | 1988-01-21 | ||
JPH02101885U (en) * | 1989-01-30 | 1990-08-14 | ||
JP2009162051A (en) * | 2004-04-28 | 2009-07-23 | Toto Ltd | Urinal apparatus |
JP2011252343A (en) * | 2010-06-03 | 2011-12-15 | Toto Ltd | Urinal |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104947776A (en) * | 2014-03-28 | 2015-09-30 | Toto株式会社 | Urinal |
CN104947776B (en) * | 2014-03-28 | 2019-06-07 | Toto株式会社 | Urinal |
JP2016023499A (en) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | Toto株式会社 | Urinal device and urinal unit |
US10309088B2 (en) | 2014-07-23 | 2019-06-04 | Toto, Ltd. | Urinal apparatus and urinal unit |
CN105421561A (en) * | 2015-08-31 | 2016-03-23 | 徐旭东 | Vertical-type water-saving urinal |
JP2018096167A (en) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | Toto株式会社 | Toilet bowl device |
JP2018096164A (en) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | Toto株式会社 | Toilet bowl system |
JP2020012284A (en) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Drainage system |
JP7182150B2 (en) | 2018-07-18 | 2022-12-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | drainage system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5900737B2 (en) | 2016-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5900737B2 (en) | Urinal with hand-washer | |
KR101356186B1 (en) | Flush toilet | |
JP5900759B2 (en) | urinal | |
TWI655341B (en) | Urinal | |
JP2017048673A (en) | Flush toilet bowl | |
JP2009079426A (en) | Sanitary facility device | |
JP6865923B2 (en) | Flush toilet | |
JP5915968B2 (en) | Urinal with hand-washer | |
JP5831848B2 (en) | Urinal with hand-washer | |
JP2017048674A (en) | Flush toilet bowl | |
CN112431273B (en) | Toilet device and toilet system | |
JP5089817B1 (en) | Urinal with hand-washer | |
JP2008075448A (en) | Automatic cleaning device | |
JP4088976B2 (en) | Automatic cleaning device | |
JP7013949B2 (en) | urinal | |
JP5915970B2 (en) | urinal | |
JP7435030B2 (en) | urinal | |
JP7306126B2 (en) | urinals and urinal systems | |
JP5915972B2 (en) | Urinal with hand-washer | |
JP2018062773A (en) | Biological information measuring device | |
JP6838700B2 (en) | Toilet bowl system | |
JP2016102333A (en) | urinal | |
JP6231851B2 (en) | Wash water supply system and sanitary equipment | |
JP2018096167A (en) | Toilet bowl device | |
JP2019027015A (en) | Sanitary washing device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150821 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150826 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5900737 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |