JP2013145976A - 再生制御デバイスおよびその制御方法、再生装置、テレビジョン受像機、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な構成により、聞き逃した音声の内容をユーザが知得できる再生装置を提供する。
【解決手段】記録再生装置100の制御部102は、音声の再生中に、戻し再生の指示をユーザからユーザ入力部104を介して取得すると、字幕の再生について、行わない設定から行う設定に変更し、或いは、行う設定からより目立つ表示形態で行う設定に変更して、所定時間だけ戻された経過時点から音声および字幕の再生を行うように再生部101に指示する。
【選択図】図1
【解決手段】記録再生装置100の制御部102は、音声の再生中に、戻し再生の指示をユーザからユーザ入力部104を介して取得すると、字幕の再生について、行わない設定から行う設定に変更し、或いは、行う設定からより目立つ表示形態で行う設定に変更して、所定時間だけ戻された経過時点から音声および字幕の再生を行うように再生部101に指示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、少なくとも音声信号と字幕信号とを有するストリーム信号から、それぞれ、音声と字幕との再生を行う再生デバイスを制御する再生制御デバイスおよびその制御方法、再生装置、テレビジョン受像機、プログラム、並びに記録媒体に関するものである。
近時、デジタルテレビジョン放送などにおいて、映像信号および音声信号と共に字幕信号を有するストリーム信号が放送されている。このストリーム信号を受信して記録し再生する放送記録再生装置は、上記映像信号、音声信号、および字幕信号を別々に処理することができるので、映像および音声とは別に字幕を制御することができる。
例えば、上記放送記録再生装置に接続された表示装置では、映像の表示中に、字幕の表示・非表示を変更することができる。また、特許文献1には、早送り再生または巻き戻し再生を行ったときに、その再生方向および再生速度に応じた字幕の表示を行うことで、字幕の内容の確認が容易にできる映像記録再生装置が開示されている。
ところで、ストリーム信号から再生され出力された映像および音声を視聴しているユーザは、出力された音声を聞き逃すことがある。ユーザの利便性の観点から、このような聞逃しに対し何らかの対策を講ずることが望ましい。
例えば、特許文献2には、音声を分析し、該分析の結果に基づいて音声の聞き難さを検定し、該検定の結果に応じて字幕の表示形態を制御する字幕表示制御装置が開示されている。具体的には、該字幕表示制御装置では、音声が聞き難くなるにつれて、字幕を非表示、字幕を小サイズで表示、字幕を第サイズで表示、と段階的に変更している。これにより、聞逃しが発生しても、字幕を表示し、さらには字幕のサイズを変更することにより、音声の内容を適切かつ確実に視聴者に伝達することができる。
しかしながら、特許文献2の字幕表示制御装置は、音声を分析する手段と音声の聞き難さを検定する手段とが必要となり、回路規模が増大したり、リソースを圧迫したりする結果となる。
ところで、近時、再生装置を操作するためのリモートコントローラ(以下、「リモコン」と略称する。)には、再生用ボタン、停止用ボタン、一時停止用ボタン、早戻し用ボタン、早送り用ボタン以外にも各種のボタンが設けられている。例えば、予め設定された時間(例えば、数秒〜十数秒程度)だけ戻って再生する戻し再生用ボタン、予め設定された時間(例えば、数十秒〜1分程度)だけ送って再生する送り再生用ボタン、などが設けられている。また、ユーザは、再生中の音声を聞き逃した場合、上記戻し再生用ボタンを押すことにより、聞き逃した上記音声を再度聞き直すことが多い。
なお、上記戻し再生および上記送り再生は、製造業者および製品によって、種々の名称で呼ばれている。例えば、上記戻し再生は、「10秒戻し」、「ワンタッチリプレイ」などと呼ばれており、上記送り再生は、「30秒送り」、「15秒送り」、「ワンタッチスキップ」などと呼ばれている。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡便な構成または方法により、聞き逃した音声の内容をユーザが知得できる再生制御デバイスなどを提供することにある。
本発明に係る再生制御デバイスは、ストリーム信号に含まれる音声信号および字幕信号から音声および字幕の再生を行う再生デバイスを制御する再生制御デバイスであって、上記課題を解決するために、ユーザからの指示を取得する指示取得手段と、該指示取得手段が取得した指示に基づいて、上記再生デバイスにおける上記音声および上記字幕のそれぞれの再生を制御する再生制御手段とを備えており、上記指示取得手段は、上記再生の経過時点を所定時間だけ戻し、戻された経過時点から上記再生を再開する戻し再生の指示を上記音声の再生中に取得すると、上記再生制御手段は、上記字幕の再生について、行わない設定から行う設定に変更し、或いは、行う設定からより目立つ表示形態で行う設定に変更して、上記戻された経過時点から上記音声および上記字幕の再生を行うように上記再生デバイスに指示することすることを特徴としている。
また、本発明に係る再生制御デバイスの制御方法は、ストリーム信号に含まれる音声信号および字幕信号から音声および字幕の再生を行う再生デバイスを制御する再生制御デバイスの制御方法であって、上記課題を解決するために、ユーザからの指示を取得する指示取得ステップと、該指示取得ステップにて取得された指示に基づいて、上記再生デバイスにおける上記音声および上記字幕のそれぞれの再生を制御する再生制御ステップとを含んでおり、上記指示取得ステップにて、上記再生の経過時点を所定時間だけ戻し、戻された経過時点から上記再生を再開する戻し再生の指示を上記音声の再生中に取得すると、上記再生制御ステップにて、上記字幕の再生について、行わない設定から行う設定に変更し、或いは、行う設定からより目立つ表示形態で行う設定に変更して、上記戻された経過時点から上記音声および上記字幕の再生を行うように上記再生デバイスに指示することすることを特徴としている。
上記の構成および方法によると、音声の再生中にユーザから戻し再生が指示されると、上記字幕の再生について、行わない設定から行う設定に変更し、或いは、行う設定からより目立つ表示形態で行う設定に変更して、所定時間だけ戻された経過時点から音声および字幕の再生を行うように再生デバイスが制御される。この字幕により、ユーザは、聞き逃した音声の内容を知得することができる。従って、本発明では、近時の再生制御デバイスが有する戻し再生の制御機能を利用しており、特許文献2の字幕表示制御装置のように、音声を分析する手段、および音声の聞き難さを検定する手段を設ける必要が無い。その結果、簡便な構成または方法により、聞き逃した音声の内容をユーザが知得することができる。また、字幕を再生していた場合には、より目立つ表示形態で字幕が再生されるので、ユーザは、聞き逃した音声の内容を確実に知得することができ、その結果、ユーザの利便性が向上する。
なお、上記字幕を目立たせる表示形態の例としては、上記字幕を赤色などの目立つ色に変更する、上記字幕を明るくする、上記字幕の大きくする、上記字幕と共に映像も表示する場合、上記字幕が上記映像と重ならないようにしたり、上記映像を縮小表示したりする、などが挙げられる。
ところで、上記戻し再生を行い、上記音声および上記字幕の再生を行っても、ユーザは、上記音声を再び聞き逃し、さらに上記字幕を見逃す可能性がある。この場合、ユーザは、上記戻し再生を再び指示する可能性が高い。
そこで、本発明に係る再生制御デバイスでは、上記指示取得手段は、上記戻し再生の指示を取得した時の上記経過時点の前後所定期間内の再生を行っている場合に、上記戻し再生の指示を再び取得すると、上記再生制御手段は、より目立つ表示形態で上記字幕の再生を行う設定に変更して、再び戻された経過時点から上記音声および上記字幕の再生を行うように上記再生デバイスに指示することが好ましい。この場合、目立つ字幕に変更されるので、ユーザは、再び聞き逃した音声の内容を確実に知得することができ、その結果、ユーザの利便性が向上する。なお、上記戻し再生の指示を取得した時の上記経過時点の前後所定期間内は、ユーザが再度の聞き逃しを認識したと考えられる時点から、上記戻し再生を再び指示すると考えられる時点までの期間であることが好ましい。
ところで、ユーザは、早戻しの指示の代わりに、上記戻し再生の指示を連続して行う場合や、早送り、送り再生などの送りの指示を行い、送りすぎたために上記戻し再生の指示を行う場合がある。このような場合に字幕が新たに表示されると、ユーザは、音声を聞き逃したわけではないので、かえって煩わしさを感じる虞がある。
そこで、本発明に係る再生制御デバイスでは、上記指示取得手段は、上記戻し再生の指示を取得してから所定期間内に、上記戻し再生の指示を再び取得した場合、上記再生制御手段は、上記字幕の再生の設定を元に戻すように上記再生デバイスに指示してもよい。また、本発明に係る再生制御デバイスでは、上記指示取得手段は、上記再生の経過時点を送る送り指示を取得してから所定期間内に上記戻し再生の指示を取得すると、上記再生制御手段は、上記字幕の再生の設定を変更せずに、上記戻された経過時点から上記再生を行うように上記再生デバイスに指示してもよい。
これらの場合、上記字幕の再生の設定が、上記戻し再生の指示を受け取る前と同じとなり、ユーザに違和感を与えない。なお、上記戻し再生の指示を取得してから所定期間内は、ユーザが、上記戻し再生の指示を行った時点から、続けて次の上記戻し再生の指示を行う時点までのごく短い期間であることが好ましい。また、上記送り指示を取得してから所定期間内は、ユーザが、上記送り指示を行った時点から、続けて上記戻し再生の指示を行う時点までのごく短い期間であることが好ましい。
本発明に係る再生制御デバイスでは、上記再生制御手段は、上記戻し再生の指示を取得した時の上記経過時点の再生を行っている場合、該経過時点で再生されている字幕が途切れた場合、または、該字幕の途切れが所定時間継続した場合、上記再生制御手段は、上記字幕の再生の設定を元に戻すように上記再生デバイスに指示してもよい。この場合、音声を聞き逃した時点を経過すると、上記字幕の再生の設定が、上記戻し再生の指示を受け取る前と同じとなるので、ユーザが元に戻す必要がなくなり、ユーザの利便性がさらに向上する。また、音声を聞き逃した時点で再生されている字幕は、途切れるまで、或いは所定期間継続して途切れるまで再生されるので、字幕が途中で途切れることによりユーザに違和感を与えることを防止できる。
ところで、再生の経過時点は、ストリーム信号から時間情報を抽出し、抽出された時間情報から求められる。このため、戻し再生および送り再生のように、設定された時間だけ戻ったり送ったりする場合、ストリーム信号における何れの位置から読み出せばよいかを決定するのに、時間がかかることになる。特に、ストリーム信号がコード化されている場合、デコードしてから時間情報を抽出する必要があり、さらに時間がかかることになる。
そこで、本発明に係る再生制御デバイスでは、情報を記憶する記憶部と、上記ストリーム信号を受信して上記記憶部に書き込む書込手段と、上記記憶部から上記ストリーム信号を読み出して、上記再生デバイスに送信する読出手段とをさらに備えており、上記書込手段は、上記ストリーム信号における受信中の部分の位置を示すアドレスを求め、求めたアドレスのリストを含むインデックスを上記記憶部に記憶しており、上記指示取得手段が上記戻し再生の指示を取得すると、上記再生制御手段は、上記記憶部のインデックスを参照して、上記戻された経過時点に対応する、上記ストリーム信号の位置を求め、該位置から上記ストリーム信号を読み出すように上記読出手段に指示してもよい。
この場合、上記戻された経過時点に対応する、上記ストリーム信号の位置を求めるときに、上記ストリーム信号から時間情報を抽出したりする必要が無いので、処理を迅速に行うことができる。なお、上記アドレスを求める間隔が不定である場合、上記インデックスは上記アドレスのリストと、上記ストリーム信号の受信時点とを含む必要がある。一方、上記アドレスを求める間隔が予め設定されている場合、上記インデックスは、上記ストリーム信号の受信時点を含む必要はない。
なお、ストリーム信号に含まれる音声信号および字幕信号から音声および字幕の再生を行う再生デバイスと、該再生デバイスを制御する上記構成の再生制御デバイスとを備えた再生装置であれば、上述と同様の効果を奏する。また、放送された番組を受信し、受信した番組を再生して出力するテレビジョン受像機であって、上記構成の再生装置を備えたテレビジョン受像機であれば、上述と同様の効果を奏する。
なお、上記再生制御デバイスの各手段を、制御プログラムによりコンピュータ上で実行させることができる。さらに、上記制御プログラムを、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で当該制御プログラムを実行させることができる。
以上のように、本発明に係る再生制御デバイスは、近時の再生制御デバイスが有する戻し再生の制御機能を利用して、音声の再生中にユーザから戻し再生が指示されると、上記字幕の再生について、行わない設定から行う設定に変更し、或いは、行う設定からより目立つ表示形態で行う設定に変更して、所定時間だけ戻された経過時点から音声および字幕の再生を行うように再生デバイスを制御するので、簡便な構成または方法により、聞き逃した音声の内容をユーザが知得できるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図6を参照しながら詳細に説明する。なお、本願において、「戻し再生」とは、再生されているストリーム信号における映像および音声の経過時点を、予め設定された時間(例えば10秒などの短期間)だけ戻し、戻された経過時点の映像および音声を、上記ストリーム信号から再生することを意味する。また、「送り再生」とは、再生されているストリーム信号における映像および音声の経過時点を、予め設定された時間(例えば30秒などの短期間)だけ進ませ、進まされた経過時点の映像および音声を、上記ストリーム信号から再生することを意味する。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図6を参照しながら詳細に説明する。なお、本願において、「戻し再生」とは、再生されているストリーム信号における映像および音声の経過時点を、予め設定された時間(例えば10秒などの短期間)だけ戻し、戻された経過時点の映像および音声を、上記ストリーム信号から再生することを意味する。また、「送り再生」とは、再生されているストリーム信号における映像および音声の経過時点を、予め設定された時間(例えば30秒などの短期間)だけ進ませ、進まされた経過時点の映像および音声を、上記ストリーム信号から再生することを意味する。
[記録再生装置の概要]
図1は、本実施形態である記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。該記録再生装置は、映像信号、音声信号、および字幕信号を有するストリーム信号を、アンテナおよびチューナーを介して受信して記録し、記録されたストリーム信号から、映像、音声、および字幕を再生するものである。再生された映像および字幕は、表示装置を介して表示される一方、再生された音声は、音声出力装置を介して出力される。
図1は、本実施形態である記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。該記録再生装置は、映像信号、音声信号、および字幕信号を有するストリーム信号を、アンテナおよびチューナーを介して受信して記録し、記録されたストリーム信号から、映像、音声、および字幕を再生するものである。再生された映像および字幕は、表示装置を介して表示される一方、再生された音声は、音声出力装置を介して出力される。
なお、ストリーム信号の例としては、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)−TS(Transport Stream)などが挙げられる。また、表示装置の例としては、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electroluminescence)ディスプレイなどが挙げられる。また、音声出力装置の例としては、イヤホン、スピーカ、ヘッドホンなどが挙げられる。
図1に示すように、本実施形態の記録再生装置(再生装置)100は、再生部(再生デバイス)101、制御部(再生制御デバイス)102、記憶部103、およびユーザ入力部104を備える構成である。再生部101は、上記ストリーム信号を取得し、取得したストリーム信号から、映像、音声、および字幕を再生するものである。
制御部102は、記録再生装置100内の各種構成を統括的に制御するものである。制御部102の機能は、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現される。
記憶部103は、各種データおよびプログラムを記憶するものである。記憶部103の例としては、制御部102が動作するときに必要なプログラム、通信制御データ等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリであるROM(Read Only Memory)と、演算に使用するデータ、および演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとしてのRAMと、各種の設定データ、上記ストリーム信号などを記憶する大容量のHDD(Hard Disk Drive)とが挙げられる。
ユーザ入力部104は、ユーザからの入力を受け付けるものである。ユーザ入力部104は、ボタンスイッチなどの入力デバイス、リモコンからの信号を受信する受信デバイスなどを含む構成である。ユーザ入力部104は、入力データを作成して、制御部102に送信する。
本実施形態では、制御部102は、音声の再生中に、上記戻し再生の指示をユーザからユーザ入力部104を介して取得すると、上記予め設定された時間だけ戻された経過時点から、上記音声を再生し、さらに上記字幕も再生するように再生部101に指示する。この字幕により、ユーザは、聞き逃した音声の内容を知得することができる。従って、近時の記録再生装置が有する戻し再生の制御機能を利用しているので、音声を分析する手段、音声の聞き難さを検定する手段などを設ける必要が無い。その結果、簡便な構成により、聞き逃した音声の内容をユーザが知得することができる。
次に、再生部101、制御部102、および記憶部103の詳細について説明する。
[再生部101の詳細]
図1に示すように、再生部101は、分離部111、音声/映像デコード部112、字幕再生部113、音声信号合成部114、映像/OSD(On Screen Display)信号合成部115、音声送信部116、および映像送信部117を備える構成である。
図1に示すように、再生部101は、分離部111、音声/映像デコード部112、字幕再生部113、音声信号合成部114、映像/OSD(On Screen Display)信号合成部115、音声送信部116、および映像送信部117を備える構成である。
分離部111は、取得されたストリーム信号から、映像信号、音声信号、および字幕信号をそれぞれ分離するものである。分離部111は、分離した音声信号および映像信号を音声/映像デコード部112に送出する一方、分離した字幕信号を字幕再生部113に送出する。また、分離部111は、放送局から次々と放送され、アンテナおよびチューナーを介して受信したストリーム信号を、制御部102を介して記憶部103に記憶する一方、記憶部103に記憶されたストリーム信号を、制御部102を介して取得する。
音声/映像デコード部112は、分離部111から受け取った映像信号および音声信号をそれぞれデコードするものである。これにより、表示装置にて表示可能な形式の映像信号と、上記音声出力装置にて出力可能な形式の音声信号とが再生される。音声/映像デコード部112は、デコードした映像信号を映像/OSD信号合成部115に送出する一方、デコードした音声信号を音声信号合成部114に送出する。
字幕再生部113は、分離部111から受け取った字幕信号に基づいて、字幕を再生するものである。具体的には、字幕再生部113は、まず、分離部111から受け取った字幕信号をデコードする。例えば、MPEG2−TSでは、字幕信号は、字幕の画像ではなく、該字幕に含まれる文字に関する文字列、文字サイズ、文字色などの情報を含んでいる。そこで、字幕再生部113は、デコードした字幕信号に基づいて、字幕を再生し、再生した字幕を表示装置にて表示するためのOSD信号を作成する。字幕再生部113は、作成したOSD信号を映像/OSD信号合成部115に送出する。
音声信号合成部114は、音声/映像デコード部112にてデコードされた音声信号に、記録再生装置100に内蔵の音声信号など、各種の音声信号を合成するものである。音声信号合成部114は、合成した音声信号を音声送信部116に送出する。記録再生装置100に内蔵の音声信号の例としては、速報チャイム、ボタン操作音、警報音などの音声信号が挙げられる。
例えば、MPEG2−TSでは、上記字幕信号は、文字に関する情報の他にも、上記内蔵の音声信号を再生するように指示する内蔵音再生情報を含むことができる。従って、本実施形態では、字幕再生部113が上記内蔵音再生情報を、後述する制御部102に送出すると、制御部102は、上記内蔵音再生情報に基づいて上記内蔵の音声信号を再生して、音声信号合成部114に送出するようになっている。これにより、ストリーム信号からの音声信号と、記録再生装置100に内蔵の音声信号とは、音声信号合成部114にて合成される。
映像/OSD信号合成部115は、音声/映像デコード部112からの映像信号に、字幕再生部113からのOSD信号を合成するものである。映像/OSD信号合成部115は、OSD信号が合成された映像信号を音声送信部116に送出する。
音声送信部116は、音声信号合成部114からの音声信号を、外部の音声出力装置に送信するものである。また、映像送信部117は、映像/OSD信号合成部115からの映像信号を、外部の表示装置に送信するものである。
[制御部102および記憶部103の詳細]
図1に示すように、制御部102は、ストリーム書込部(書込手段)121、ストリーム読出部(読出手段)122、指示取得部(指示取得手段)123、および再生制御部(再生制御手段)124を備える構成である。また、記憶部103は、ストリーム記憶部131およびインデックス記憶部132を含んでいる。
図1に示すように、制御部102は、ストリーム書込部(書込手段)121、ストリーム読出部(読出手段)122、指示取得部(指示取得手段)123、および再生制御部(再生制御手段)124を備える構成である。また、記憶部103は、ストリーム記憶部131およびインデックス記憶部132を含んでいる。
ストリーム記憶部131は、1または複数のストリーム信号を記憶するものである。また、インデックス記憶部132は、後述のインデックス情報を記憶するものである。
ストリーム書込部121は、分離部111からのストリーム信号、すなわち、放送局から次々と放送されたストリーム信号をストリーム記憶部131に次々と書き込むものである。また、ストリーム書込部121は、分離部111から受け取っているストリーム信号の部分の位置を示すアドレスを、所定期間ごとに求め、求めたアドレスのリストを含むインデックスをインデックス記憶部132に書き込む。なお、上記アドレスは、分離部111が受信しているストリーム信号の部分の位置を示すものであってもよい。
ストリーム読出部122は、再生制御部124からの指示に基づいて、ストリーム記憶部131からストリーム信号の一部分を次々と読み出すものである。ストリーム読出部122は、読み出したストリーム信号一部分を分離部111に次々に送信する。
本実施形態では、ストリーム読出部122は、再生制御部124から戻し再生の指示を受け取ると、インデックス記憶部132に記憶されたインデックスを参照して、読み出していたストリーム信号のアドレスから、上記戻し再生にて戻される時間に対応するアドレスを求め、求めたアドレスが示す部分からストリーム信号を読み出している。これによりストリーム信号に含まれる時間情報を抽出して、上記戻し再生にて戻される時間に対応するストリーム信号の部分を特定し、特定した部分からストリーム信号を読み出す場合に比べて、上記戻し再生の処理を迅速に行うことができる。
例えば、1秒ごとにアドレスが求められて記憶されており、戻し再生にて戻される時間が10秒である場合、現在読み出しているアドレスの10個前のアドレスが示す部分からストリーム信号を読み出すことになる。また、60秒ごとにアドレスが求められて記憶されており、戻し再生にて戻される時間が6秒である場合、現在読み出しているアドレスよりも、該アドレスとその1個前のアドレスとの間隔の10分の1だけ前のアドレスが示す部分からストリーム信号を読み出すことになる。
同様に、ストリーム読出部122は、再生制御部124から送り再生の指示を受け取ると、インデックス記憶部132に記憶されたインデックスを参照して、読み出していたストリーム信号のアドレスから、上記送り再生にて送られる時間に対応するアドレスを求め、求めたアドレスが示す部分からストリーム信号を読み出している。
指示取得部123は、再生、一時停止、停止、巻戻し、早送り、戻し再生、送り再生など、再生に関する各種指示をユーザからユーザ入力部104を介して取得するものである。指示取得部123は、取得した指示を再生制御部124に送出する。
再生制御部124は、指示取得部123からの再生に関する指示に基づいて、ストリーム記憶部131のストリーム信号から読み出すべき部分を、ストリーム読出部122に指示すると共に、再生部101における再生を制御するものである。
本実施形態では、上述のように、音声の再生中に、指示取得部123が上記戻し再生の指示を取得すると、再生制御部124は、上記予め設定された時間だけ戻された経過時点から、上記音声を再生し、さらに上記字幕も再生するように再生部101に指示する。このとき、該字幕の表示形態をより目立つものに変更するように再生部101に指示することが好ましい。この場合、目立つ字幕に変更されるので、ユーザは、聞き逃した音声の内容を確実に知得することができ、その結果、ユーザの利便性が向上する。
[戻し再生処理1]
次に、上記構成の記録再生装置100における処理について説明する。図2は、ユーザから戻し再生の指示を取得したとき、制御部102によって実行される戻し再生処理の流れを示すフローチャートである。なお、図示の処理は、戻し再生の指示の前にいかなる指示も取得していなかった場合のものであり、それ以外の場合の処理については後述する。
次に、上記構成の記録再生装置100における処理について説明する。図2は、ユーザから戻し再生の指示を取得したとき、制御部102によって実行される戻し再生処理の流れを示すフローチャートである。なお、図示の処理は、戻し再生の指示の前にいかなる指示も取得していなかった場合のものであり、それ以外の場合の処理については後述する。
まず、ユーザがリモコンの戻し再生ボタンを押すなどして戻し再生の指示を行うと、指示取得部123が該指示を取得して、図2に示すように、戻し再生処理を開始する。初期状態では、ステップS102〜S104は何れもNOであるから、ステップS105に進む。
ステップS105において、戻し再生指示を取得した再生位置を、戻し再生の開始位置として、記憶部103に書き込む(S105)。次に、字幕を表示するように設定を変更し、或いは、字幕を表示する設定の場合には、字幕の表示形態を変更するように設定を変更する(S106)。
次に、戻し再生中であることを示すフラグ(戻し再生中フラグ)をセットし(S107)、再生位置を所定時間だけ戻す(S109)。その後、通常の再生処理に戻る。これにより、戻し再生によって戻った再生位置から映像および音声の再生が再開され、さらには、字幕の再生が開始され、或いは、字幕の表示形態を変更するように再生部101が制御される。
図3は、再生カウンタ(図示せず)から現在の再生位置が通知されたときに、制御部102によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。なお、再生カウンタは、ストリーム信号の再生中に再生位置を常時監視するものである。
図3に示すように、まず、上記現在の再生位置が、記憶部103に記憶された上記戻し再生の開始位置に到達したか否かを判断する(S202)。到達していない場合、通常の再生処理に戻る。一方、到達している場合、ステップS203に進む。
ステップS203において、字幕表示の設定および表示形態の設定を元に戻す。すなわち、戻し再生前に字幕が再生されていなかった場合、字幕の再生を終了する。あるいは、戻し再生前に字幕が再生されていた場合には、元の表示形態で字幕を再生するように変更する。次に、戻し再生中フラグをリセットする(S204)。その後、通常の再生処理に戻る。
[表示例1]
次に、戻し再生を行った場合、字幕がどのように表示されるかについて説明する。図4は、記録再生装置100に接続された表示装置にて表示される画面の変遷の一例を示す図である。図示のR1〜R4は、順番に再生され表示される別々のシーンである。また、図示の例では、戻し再生の指示の前に、字幕がモノクロで再生されていたとしている。
次に、戻し再生を行った場合、字幕がどのように表示されるかについて説明する。図4は、記録再生装置100に接続された表示装置にて表示される画面の変遷の一例を示す図である。図示のR1〜R4は、順番に再生され表示される別々のシーンである。また、図示の例では、戻し再生の指示の前に、字幕がモノクロで再生されていたとしている。
図4に示すように、まず、シーンR1〜R3が順番に表示され、シーンR3で聞き逃しをしたユーザが、シーンR4で戻し再生の操作を行ったとする。すると、再生制御部124は、字幕の色をモノクロからカラーに変更するように字幕再生部113に指示し、再生位置をシーンR3に戻して再生するようストリーム読出部122に指示する。その結果、図示のパターン1として示すように、シーンR3が表示されると共に、字幕がカラーで表示される。従って、目立つ字幕に変更されるので、ユーザは、聞き逃した音声の内容を確実に知得することができ、その結果、ユーザの利便性が向上する。なお、再生制御部124は、字幕の文字サイズを大きく表示するように字幕再生部113に指示してもよい。
或いは、再生制御部124は、映像を縮小して映像および字幕が重ならないように映像/OSD信号合成部115に指示してもよい。この場合、図4のパターン2として示すように、シーンR3の映像が縮小表示されると共に、該映像の外側に字幕がカラーで表示される。
再生が進み、シーンR4にある戻し再生の開始位置に到達する。すると、制御部102は、字幕の表示および表示形態の設定を元に戻すように、再生部101に指示する。その結果、映像のサイズは元に戻り、字幕は戻し再生の前と同じモノクロで表示される。
以上では、戻し再生の指示を1回のみ取得し、他の指示をユーザから取得しない場合について説明してきた。しかしながら、実際には、上記戻し再生指示の後に、新たな戻し再生の指示を取得したり、送り再生の指示を取得したりする場合もあり得る。このような場合に、制御部102によって実行される処理について、図2を参照して説明する。
戻し再生の指示を取得したときに、上述の処理とは異なる場合としては、以下の3つの場合が考えられる。
(1)上記戻し再生の指示を取得した後、上記戻し再生の開始位置付近を再生中に、上記戻し再生の指示を再び取得した場合。
(2)上記戻し再生の指示を取得した後、直ちに上記戻し再生の指示を再び取得した場合。
(3)上記戻し再生の指示を取得する直前に、送り再生の指示を取得していた場合。
(1)上記戻し再生の指示を取得した後、上記戻し再生の開始位置付近を再生中に、上記戻し再生の指示を再び取得した場合。
(2)上記戻し再生の指示を取得した後、直ちに上記戻し再生の指示を再び取得した場合。
(3)上記戻し再生の指示を取得する直前に、送り再生の指示を取得していた場合。
上記(1)の場合、ユーザは、後の戻し再生指示を、前の戻し再生の開始位置付近で行っているので、同じシーンの戻し再生を2回も行ったことになる。その理由としては、前の戻し再生では字幕が見難かったことが考えられる。従って、例えば字幕を明るくするなどして、字幕を見易いようにすることが望ましい。
上記(2)の場合、ユーザは、間を置かずに連続して戻し再生の指示を行っている。その理由としては、ユーザが、戻し再生の連続操作で、早戻しの操作を代用していると考えられる。従って、見逃し対策を行う必要はなく、字幕を再生する必要はない。
上記(3)の場合、ユーザは、送り再生の指示の直後に戻し再生の指示を行っている。その理由としては、ユーザが、上記送り再生によって再生位置を進め過ぎたために、戻し再生で再生位置の修正をしようとしていると考えられる。従って、見逃し対策を行う必要はなく、字幕を再生する必要はない。
[戻し再生処理2]
上記(1)の場合における処理について、図2を参照して説明する。まず、(後の)戻し再生の指示を取得すると、再生制御部124は、現在の再生位置が、記憶部103に記憶された(前の)戻し再生の開始位置付近であるかを判断する(S102)。上記(1)の場合、ステップS102にてYESであるので、再生制御部124は、字幕の明るさ(画素値)を増加するように、字幕再生部113に指示する(S108)。
上記(1)の場合における処理について、図2を参照して説明する。まず、(後の)戻し再生の指示を取得すると、再生制御部124は、現在の再生位置が、記憶部103に記憶された(前の)戻し再生の開始位置付近であるかを判断する(S102)。上記(1)の場合、ステップS102にてYESであるので、再生制御部124は、字幕の明るさ(画素値)を増加するように、字幕再生部113に指示する(S108)。
次に、再生制御部124は、現在の再生位置が、記憶部103に記憶された(前の)戻し再生の開始位置よりも後であるか否かを判断する(S110)。上記開始位置以前である場合、ステップS109に進む。一方、上記開始位置よりも後である場合、図3に示す処理により、戻し再生の処理が終了しているので、ステップS105に進む。
[表示例2]
上記(1)の場合、字幕がどのように表示されるかについて説明する。図5は、記録再生装置100に接続された表示装置にて表示される画面の変遷の別の例を示す図である。図示のT1〜T4は、順番に再生され表示される別々のシーンである。また、図示の例では、戻し再生の指示の前に、字幕が再生されていないとしている。
上記(1)の場合、字幕がどのように表示されるかについて説明する。図5は、記録再生装置100に接続された表示装置にて表示される画面の変遷の別の例を示す図である。図示のT1〜T4は、順番に再生され表示される別々のシーンである。また、図示の例では、戻し再生の指示の前に、字幕が再生されていないとしている。
図5に示すように、まず、シーンT1〜T3が順番に表示され、シーンT3で聞き逃しをしたユーザが、シーンT4で1回目(前)の戻し再生の指示を行ったとする。すると、再生制御部124は、字幕を再生するよう字幕再生部113に指示し、再生位置をシーンT3に戻して再生するようストリーム読出部122に指示する。その結果、図示のパターン3として示すように、シーンT3が表示されると共に、字幕が表示される。このとき、字幕の色は、モノクロであってもよいし、カラーであってもよい。また、字幕の文字サイズを大きくしてもよい。
或いは、再生制御部124は、映像を縮小して映像および字幕が重ならないように映像/OSD信号合成部115に指示してもよい。この場合、図5のパターン4として示すように、シーンT3の映像が縮小表示されると共に、該映像の外側に字幕が表示される。
再生が進み、シーンT4にある戻し再生の開始位置に到達する。すると、制御部102は、字幕の表示および表示形態の設定を元に戻すように、再生部101に指示する。その結果、映像のサイズは元に戻り、字幕は再生されなくなって表示されなくなる。
それから、シーンT4において、すなわち、1回目の戻し再生の指示が行われた再生位置の付近で、ユーザが2回目(後)の戻し再生の指示を行ったとする。すると、再生制御部124は、字幕を再生するよう字幕再生部113に指示し、再生位置をシーンT3に戻して再生するようストリーム読出部122に指示する。さらに、再生制御部124は、字幕の明るさを増加するように、字幕再生部113に指示する。
その結果、図5のパターン6として示すように、シーンT3が表示されると共に、字幕が前よりも明るく表示される。これにより、目立つ字幕に変更されるので、ユーザは、再び聞き逃した音声の内容を確実に知得することができ、その結果、ユーザの利便性が向上する。
[戻し再生処理3]
上記(2)の場合における処理について、図2を参照して説明する。まず、上記(2)の場合、ステップS102にてNOであるので、ステップS103に進む。ステップS103では、再生制御部124は、前の戻し再生の指示直後であるか、すなわち、前の戻し再生の指示を取得してから所定期間内に、後の戻し再生の指示を取得したか否かを判断する。なお、上記所定期間の経過は、前述の再生カウンタを利用して測定すればよい。
上記(2)の場合における処理について、図2を参照して説明する。まず、上記(2)の場合、ステップS102にてNOであるので、ステップS103に進む。ステップS103では、再生制御部124は、前の戻し再生の指示直後であるか、すなわち、前の戻し再生の指示を取得してから所定期間内に、後の戻し再生の指示を取得したか否かを判断する。なお、上記所定期間の経過は、前述の再生カウンタを利用して測定すればよい。
上記(2)の場合、ステップS103にてYESであるので、字幕表示の設定および表示形態の設定を元に戻し(S111)、戻し再生中フラグをリセットする(S112)。その後、ステップS109に進み、再生位置を所定時間だけ戻す。
[表示例3]
上記(2)の場合、字幕がどのように表示されるかについて、図5を参照して説明する。図示のように、ユーザが、シーンT4で1回目(前)の戻し再生の指示を行った直後に、2回目(後)の戻し再生の指示を行ったとする。すると、再生制御部124は、字幕の再生を元の設定に戻すよう字幕再生部113に指示し、再生位置をシーンT2に戻して再生するようストリーム読出部122に指示する。
上記(2)の場合、字幕がどのように表示されるかについて、図5を参照して説明する。図示のように、ユーザが、シーンT4で1回目(前)の戻し再生の指示を行った直後に、2回目(後)の戻し再生の指示を行ったとする。すると、再生制御部124は、字幕の再生を元の設定に戻すよう字幕再生部113に指示し、再生位置をシーンT2に戻して再生するようストリーム読出部122に指示する。
その結果、図示のパターン5として示すように、シーンT2が表示される一方、字幕が表示されなくなる。この場合、字幕を再生するか否かの状態は、上記戻し再生の指示を受け取る前の状態と同じとなり、ユーザに違和感を与えない。
[戻し再生処理4]
上記(3)の場合における処理について、図2を参照して説明する。まず、上記(3)の場合、ステップS102・S103にてNOであるので、ステップS104に進む。ステップS104では、再生制御部124は、送り再生の指示直後であるか、すなわち、送り再生の指示を取得してから所定期間内に、戻し再生の指示を取得したか否かを判断する。上記(3)の場合、ステップS104にてYESであるので、ステップS109に進み、再生位置を所定時間だけ戻す。すなわち、字幕に関する設定を変更しない。
上記(3)の場合における処理について、図2を参照して説明する。まず、上記(3)の場合、ステップS102・S103にてNOであるので、ステップS104に進む。ステップS104では、再生制御部124は、送り再生の指示直後であるか、すなわち、送り再生の指示を取得してから所定期間内に、戻し再生の指示を取得したか否かを判断する。上記(3)の場合、ステップS104にてYESであるので、ステップS109に進み、再生位置を所定時間だけ戻す。すなわち、字幕に関する設定を変更しない。
[表示例4]
上記(3)の場合、字幕がどのように表示されるかについて説明する。図6は、記録再生装置100に接続された表示装置にて表示される画面の変遷の他の例を示す図である。図示のU1〜U4は、順番に再生され表示される別々のシーンである。また、図示の例では、戻し再生の指示の前に、字幕が再生されない設定であるとする。
上記(3)の場合、字幕がどのように表示されるかについて説明する。図6は、記録再生装置100に接続された表示装置にて表示される画面の変遷の他の例を示す図である。図示のU1〜U4は、順番に再生され表示される別々のシーンである。また、図示の例では、戻し再生の指示の前に、字幕が再生されない設定であるとする。
図6に示すように、シーンU1の再生位置から、送り再生の指示が3回連続して行われたとする。この場合、再生制御部124は、所定期間だけ進めた再生位置のストリーム信号を再生するよう再生部101に指示し、これを3回繰り返す。その結果、図示のように、シーンU2〜U4が次々と表示される。このとき、字幕は表示されない。
それから、3回目の送り再生の指示の直後に、戻し再生の指示が行われたとする。すると、再生制御部124は、字幕に関する設定を変更せずに、再生位置をシーンU3に戻して再生するようストリーム読出部122に指示する。その結果、図6に示すように、シーンU3が表示される一方、字幕は表示されないままである。なお、図6の表示例では、送り再生の指示が3回行われた直後に、戻し再生の指示が行われた場合に関するものであるが、送り再生の指示の直後に戻し再生の指示が行われれば、該送り再生の指示の前に別の送り再生の指示が連続して何回行われてもよい。
〔実施の形態2〕
次に、本発明の別の実施形態について、図7および図8を参照して説明する。本実施形態の記録再生装置100は、図1〜図6に示す記録再生装置100に比べて、戻し再生の処理の後に字幕に関する設定を元に戻すタイミングが異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の別の実施形態について、図7および図8を参照して説明する。本実施形態の記録再生装置100は、図1〜図6に示す記録再生装置100に比べて、戻し再生の処理の後に字幕に関する設定を元に戻すタイミングが異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
上記の実施形態では、図3に示すように、戻し再生の指示後に、再生位置が戻し再生の開始位置に到達すると、字幕に関する設定を元に戻している(S202・S203)。この時、字幕の表示が途中で途切れる虞があり、この場合、ユーザに違和感を与えることになる。
従って、字幕における文章の区切りまで表示することが望ましい。また、字幕における文章の区切りまで表示された後、すぐに次の文章の表示が行われる場合があり、この場合でも、ユーザが字幕の表示の継続を望む場合もあり得る。すなわち、再生すべき字幕が所定期間以上途切れるまで、字幕の再生を継続することが望ましい。
図7は、字幕の再生期間と戻し再生の期間との一例を示すタイミングチャートである。ここで、戻し再生の期間とは、戻し再生によって戻った時点から戻し再生の開始時点までの期間をいう。図示のように、字幕の再生は途切れることがある。例えば、映画を再生中に登場人物のセリフが途切れた場合、再生すべき字幕がなくなるので、字幕の再生が途切れることになる。
図7に示す例では、戻し再生の開始位置t1において、字幕1は継続して再生されている。このとき、制御部102は、字幕に関する設定を元には戻さないので、字幕1が継続して再生され、表示される。
次に、字幕1の再生が終了すると、次の字幕2の再生が開始されるまで、字幕は一時的に表示されなくなる。この期間W1が上記所定期間よりも長くなると、制御部102は、字幕に関する設定を元に戻す。その結果、該設定によっては、次の字幕2が表示されなくなる。
一方、上記期間W1が上記所定期間以下であると、制御部102は、字幕に関する設定を元には戻さない。その結果、字幕2が継続して再生され、表示される。そして、字幕2の再生が終了してから、次の字幕3の再生が開始されるまでの期間W2が、上記所定期間よりも長くなると、制御部102は字幕に関する設定を元に戻す一方、上記所定期間以下であると、制御部102は、字幕に関する設定を元には戻さない。以下、字幕の再生が終了してから、次の字幕の再生が開始されるまでの期間が上記所定期間よりも長くなるまで、この処理が繰り返される。
次に、上記構成の制御部102における処理について説明する。なお、ユーザから戻し再生の指示を取得した場合に制御部102によって実行される処理は、図2に示す処理と同様であるので、その説明を省略する。
図8は、再生カウンタから現在の再生位置が通知されたときに、制御部102によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。図8に示す処理は、図3に示す処理に比べて、ステップS202・S203の間に、ステップS301・S302が追加されている点が異なり、その他の処理は同様である。
図8に示すように、現在の再生位置が、記憶部103に記憶された戻し再生の開始位置を経過している場合(S202にてYES)、制御部102は、字幕の非再生期間を取得する(S301)。この非再生期間は、最後に字幕の再生が途切れた時点を記憶部103に記憶しておき、該時点から現時点までの期間を求めることにより算出される。なお、現時点で字幕を再生している場合、上記非再生期間はゼロである。
次に、制御部102は、取得した非再生期間が上記所定期間よりも長いか否かを判断する(S302)。長い場合、字幕に関する設定を元に戻し(S203)、戻し再生中フラグをリセットした後(S204)、再生処理に戻る。一方、上記非再生期間が上記所定期間以下である場合、字幕に関する設定を元に戻さずに、再生処理に戻る。
〔実施例〕
次に、本発明に係る記録再生装置100を、表示装置であるテレビジョン受像機(以下、「TV受像機」と称する。)に適用した例について、図9を参照して説明する。図9は、本実施例であるTV受像機の概略構成を示すブロック図である。
次に、本発明に係る記録再生装置100を、表示装置であるテレビジョン受像機(以下、「TV受像機」と称する。)に適用した例について、図9を参照して説明する。図9は、本実施例であるTV受像機の概略構成を示すブロック図である。
図9に示すように、TV受像機10は、画面サイズ16:9(1920×1010ドット)の液晶表示装置22を有する。TV受像機10は、バス8に接続されたCPU6およびメモリ7を有しており、TV受像機10の動作は、CPU6およびメモリ7に記憶された各種の制御プログラムにより制御される。即ち、TV受像機10では、CPU6を含むコンピュータ・システムによって制御されており、TV受像機10をコンピュータ・システムによって動作させるためのプログラムはメモリ7に保存されている。
メモリ7は、通常、RAMによって構成されるが、一部にROMを含んでいてもよい。また、書き換え可能なフラッシュメモリ等を含んでいてもよい。上記メモリ7には、CPU6を動作させるためのOS(Operating System)や各種の制御ソフト等が保存され、受信したEPG(Electronic Program Guide)データ等の番組情報に関するデータ、OSD表示を行なう際に必要となるOSD用画像データ等が保存されている。また、上記メモリ7は、各種制御動作に必要なワークメモリとして働くワーク領域を有している。
TV受像機10には、デジタルチューナー部14が設けられており、デジタル放送を受信可能とされている。また、外部入力部31には、HDD、SDカード等の固体メモリ、BD(Blu-ray DISC)、DVD(Digital Versatile Disk)、CD等のディスク装置等、種々の外部機器30が接続可能とされており、更に、TV受像機10の本体内にもBD/DVD/CDの記録/再生部32が内蔵されている。更に、IP放送チューナー部23が備えられており、IP放送の受信も可能とされている。
TV受像機10は、この外、デジタル復調部15、分離部(DMUX)16、ビデオデコード/キャプチャ部17、ビデオセレクタ部18、映像処理部19、重畳部20、表示制御部21、液晶表示装置22、EPG/OSD/予約処理部24、オーディオデコード部25、オーディオセレクタ部26、音声出力変換部27、スピーカ28、選局部33、通信制御部34、リモコン受光部35を有している。TV受像機10には、更に、周囲の明るさを検出するための環境情報取得手段としてOPC(光)センサ38が設けられている。なお、OPCセンサ38は、ローパスフィルタを含む照度センサであることがより好ましい。これにより、例えば人がセンサの前を通過するなどの一時的な変化を緩和して、照度を平滑に取得することができる。
デジタルチューナー部14は、デジタル放送受信用アンテナ40を介して受信するデジタルテレビ放送信号を選局するもので、選局部33からの選局指示に応じて受信するチャンネルの選局を行なう。デジタルチューナー部14からの受信信号は、デジタル復調部15にて復調され、分離部(DMUX)16に送られる。
IP放送チューナー部23は、電話回線・LAN等に接続された通信制御部34を介して受信するIP放送を選局するもので、選局部33からの選局指示に応じて受信する特定のIP放送を選局し、出力を分離部(DMUX)16に送る。
分離部(DMUX)16は、デジタル復調部15又はIP放送チューナー部23から入力された、多重化された映像データ、音声データを分離し、映像データをビデオデコード/キャプチャ部17に送り、音声データをオーディオデコード部25に送る。さらに、分離部(DMUX)16は、放送信号に含まれるEPGデータ等のデータを抽出し、EPG/OSD/予約処理部24に送る。なお、分離部(DMUX)16によって抽出された放送波信号は、必要に応じてCPU6による書き込み制御によりメモリ7に記録される。
ビデオデコード/キャプチャ部17は、分離部(DMUX)16によって分離された映像データをデコードしたり、映像データに含まれるビデオ情報を静止画としてキャプチャしたりする。上記ビデオデコード/キャプチャ部17によってデコードされた映像信号は、ビデオセレクタ部18に送られる。ビデオセレクタ部18には、外部入力部31からの映像信号が入力されている。ビデオセレクタ部18は、CPU6からの制御信号により、入力映像信号から1つの映像信号を選んで出力し、映像処理部19に送る。
映像処理部19では、入力された映像信号に対して、例えば、ノイズリダクションの処理、シャープネスの調整、コントラストの調整等の映像処理を行ない、液晶表示装置(表示デバイス)22に対して最適な映像信号となるように映像データを変換する。
表示制御部21は、受信した映像データを液晶表示装置22に表示させるための駆動回路を含む部分であり、重畳部20によって加算された、EPG/OSD/予約処理部24からのEPGデータ、或いは、OSDデータを、映像処理部19からの映像データに加えて液晶表示装置22に送る。液晶表示装置22では、送られてきた映像データを画面上に表示する。
オーディオデコード部25は、分離部(DMUX)16によって分離された音声データをデコードするものである。オーディオデコード部25は、デコードした音声信号をオーディオセレクタ部26に送る。
オーディオセレクタ部26では、外部入力部31からの音声信号、および、オーディオデコード部25からの音声信号を受け、CPU6からの制御によってビデオセレクタ部18で選択された映像信号に対応した音声信号を選択し、音声出力変換部27を介して音声信号をスピーカ(音声出力デバイス)28に送る。音声出力変換部27は、受信した音声信号をスピーカ28での再生に最適な信号に変換してスピーカ28に供給する。
リモコン受光部35は、リモートコントローラ(リモコン)36からの光信号を受信して、上記リモコン36からの制御信号を受け付けるためのものである。
EPG/OSD/予約処理部24は、定期的に更新保存されたEPGデータに基づき電子番組表を作成し、また、メモリ7に予め保存されているOSDデータを描画する。上記のOSDデータとは、例えば、予めメモリ7に記憶された設定メニュー画面、音量ケージ、現在時刻、選局チャンネル等の各種情報を描画するためのデータである。また、EPG/OSD/予約処理部24は、上記の電子番組表を利用して番組の予約処理等を行なう。
通信制御部34は、電話回線、LAN、インターネット等のネットワーク網を介して通信を確立させるように制御を行なう。
本実施例のTV受像機10と上記実施形態の記録再生装置100とは、CPU6が、制御部102に対応し、メモリ7が、記憶部103に対応し、再生に関する各種ブロック14〜20・23〜26・31・32が、再生部101に対応し、リモコン受光部35が、ユーザ入力部104に対応する。
なお、以上の説明では、特に、TV受像機を例にして述べているが、その他にも、テレビジョン放送が視聴可能な携帯機器、例えば、携帯電話機、カーナビゲーションシステム、携帯型ゲーム端末機等においてテレビジョン放送を受信する場合にも、本願の発明に係る記録再生装置を適用できることは明らかである。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、記録再生装置100におけるストリーム記憶部からストリーム信号を取得しているが、外部の記録装置からストリーム信号を受信する場合にも適用可能である。この場合、ストリーム書込部121を省略し、ストリーム読出部122を、上記外部の記録装置に対しストリーム信号の読出しを指示する読出指示部に変更すればよい。
また、上記実施形態では、ストリーム書込部121は、上記アドレスを所定期間ごとに求めているが、不定期間ごとに求めてもよい。この場合、上記アドレスのリストと、受け取った受取時点とを含むインデックスをインデックス記憶部132に書き込む必要がある。上記受取時点は、上記ストリーム信号の受取りを開始した時点からの経過時間でもよいし、上記受け取っている時の時刻でもよい。また、上記受取時点は、分離部111が受信している時点でもよい。
また、ストリーム信号は、アンテナおよびチューナを介して取得してもよいし、HDD、DVDプレーヤ、BDプレーヤなど、内部または外部に設けた大容量記録装置から取得してもよい。
最後に、記録再生装置100の各ブロック、特に制御部102は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、記録再生装置100は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM、上記プログラムを展開するRAM、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである記録再生装置100の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記記録再生装置100に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、記録再生装置100を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
以上のように、音声の再生中にユーザから戻し再生が指示されると、上記字幕の再生について、行わない設定から行う設定に変更し、或いは、行う設定からより目立つ表示形態で行う設定に変更して、所定時間だけ戻された経過時点から音声および字幕の再生を行うように再生デバイスを制御するので、少なくとも音声および字幕を含むコンテンツを再生する任意の再生デバイスを制御する再生制御デバイスに適用することができる。
10 TV受像機
22 液晶表示装置(表示デバイス)
28 スピーカ(音声出力デバイス)
100 記録再生装置(再生装置)
101 再生部(再生デバイス)
102 制御部(再生制御デバイス)
103 記憶部
104 ユーザ入力部
111 分離部
112 音声/映像デコード部
113 字幕再生部
114 音声信号合成部
115 映像/OSD信号合成部
116 音声送信部
117 映像送信部
121 ストリーム書込部(書込手段)
122 ストリーム読出部(読出手段)
123 指示取得部(指示取得手段)
124 再生制御部(再生制御手段)
131 ストリーム記憶部
132 インデックス記憶部
22 液晶表示装置(表示デバイス)
28 スピーカ(音声出力デバイス)
100 記録再生装置(再生装置)
101 再生部(再生デバイス)
102 制御部(再生制御デバイス)
103 記憶部
104 ユーザ入力部
111 分離部
112 音声/映像デコード部
113 字幕再生部
114 音声信号合成部
115 映像/OSD信号合成部
116 音声送信部
117 映像送信部
121 ストリーム書込部(書込手段)
122 ストリーム読出部(読出手段)
123 指示取得部(指示取得手段)
124 再生制御部(再生制御手段)
131 ストリーム記憶部
132 インデックス記憶部
Claims (11)
- ストリーム信号に含まれる音声信号および字幕信号から音声および字幕の再生を行う再生デバイスを制御する再生制御デバイスであって、
ユーザからの指示を取得する指示取得手段と、
該指示取得手段が取得した指示に基づいて、上記再生デバイスにおける上記音声および上記字幕のそれぞれの再生を制御する再生制御手段とを備えており、
上記指示取得手段は、上記再生の経過時点を所定時間だけ戻し、戻された経過時点から上記再生を再開する戻し再生の指示を上記音声の再生中に取得すると、
上記再生制御手段は、上記字幕の再生について、行わない設定から行う設定に変更し、或いは、行う設定からより目立つ表示形態で行う設定に変更して、上記戻された経過時点から上記音声および上記字幕の再生を行うように上記再生デバイスに指示することすることを特徴とする再生制御デバイス。 - 上記指示取得手段は、上記戻し再生の指示を取得した時の上記経過時点の前後所定期間内の再生を行っている場合に、上記戻し再生の指示を再び取得すると、上記再生制御手段は、より目立つ表示形態で上記字幕の再生を行う設定に変更して、再び戻された経過時点から上記音声および上記字幕の再生を行うように上記再生デバイスに指示することを特徴とする請求項1に記載の再生制御デバイス。
- 上記指示取得手段は、上記戻し再生の指示を取得してから所定期間内に、上記戻し再生の指示を再び取得した場合、上記再生制御手段は、上記字幕の再生の設定を元に戻すように上記再生デバイスに指示することを特徴とする請求項1または2に記載の再生制御デバイス。
- 上記指示取得手段は、上記再生の経過時点を送る送り指示を取得してから所定期間内に上記戻し再生の指示を取得すると、上記再生制御手段は、上記字幕の再生の設定を変更せずに、上記戻された経過時点から上記再生を行うように上記再生デバイスに指示することを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の再生制御デバイス。
- 上記再生制御手段は、上記戻し再生の指示を取得した時の上記経過時点の再生を行っている場合、該経過時点で再生されている字幕が途切れた場合、または、該字幕の途切れが所定時間継続した場合、上記再生制御手段は、上記字幕の再生の設定を元に戻すように上記再生デバイスに指示することを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の再生制御デバイス。
- 情報を記憶する記憶部と、
上記ストリーム信号を受信して上記記憶部に書き込む書込手段と、
上記記憶部から上記ストリーム信号を読み出して、上記再生デバイスに送信する読出手段とをさらに備えており、
上記書込手段は、上記ストリーム信号における受信中の部分の位置を示すアドレスを求め、求めたアドレスのリストを含むインデックスを上記記憶部に記憶しており、
上記指示取得手段が上記戻し再生の指示を取得すると、上記再生制御手段は、上記記憶部のインデックスを参照して、上記戻された経過時点に対応する、上記ストリーム信号の位置を求め、該位置から上記ストリーム信号を読み出すように上記読出手段に指示することを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載の再生制御デバイス。 - ストリーム信号に含まれる音声信号および字幕信号から音声および字幕の再生を行う再生デバイスと、
該再生デバイスを制御する、請求項1から6までの何れか1項に記載の再生制御デバイスとを備えた再生装置。 - 放送された番組を受信し、受信した番組を再生して出力するテレビジョン受像機であって、
請求項7に記載の再生装置を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。 - 請求項1から6までの何れか1項に記載の再生制御デバイスを動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための制御プログラム。
- 請求項9に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- ストリーム信号に含まれる音声信号および字幕信号から音声および字幕の再生を行う再生デバイスを制御する再生制御デバイスの制御方法であって、
ユーザからの指示を取得する指示取得ステップと、
該指示取得ステップにて取得された指示に基づいて、上記再生デバイスにおける上記音声および上記字幕のそれぞれの再生を制御する再生制御ステップとを含んでおり、
上記指示取得ステップにて、上記再生の経過時点を所定時間だけ戻し、戻された経過時点から上記再生を再開する戻し再生の指示を上記音声の再生中に取得すると、
上記再生制御ステップにて、上記字幕の再生について、行わない設定から行う設定に変更し、或いは、行う設定からより目立つ表示形態で行う設定に変更して、上記戻された経過時点から上記音声および上記字幕の再生を行うように上記再生デバイスに指示することすることを特徴とする再生制御デバイスの制御方法。
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