JP2013143786A - 力率改善回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、電力損失を低減した同期整流を用いた力率改善回路を提供する。
【解決手段】本発明は、整流回路部2と、インダクタL1と、コンデンサC1と、ダイオードD1と、スイッチング素子Q1と、PFC制御回路部3と、ダイオードD1を流れる電流をスイッチング素子Q1の動作と同期して制御する同期整流回路部4とを備える力率改善回路10である。同期整流回路部4は、ダイオードD1の端子間に並列に接続した、オフ状態に切替えるために負電圧を必要とするノーマリオンタイプのスイッチング素子Q2と、スイッチング素子Q2をオフ状態に切替えるための負電圧を供給する負電圧源と、PFC制御回路部3がスイッチング素子Q1にオン信号を出力する場合、負電圧源が供給する負電圧によりスイッチング素子Q2をオフ状態に切替える同期整流制御回路部41とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、整流回路部2と、インダクタL1と、コンデンサC1と、ダイオードD1と、スイッチング素子Q1と、PFC制御回路部3と、ダイオードD1を流れる電流をスイッチング素子Q1の動作と同期して制御する同期整流回路部4とを備える力率改善回路10である。同期整流回路部4は、ダイオードD1の端子間に並列に接続した、オフ状態に切替えるために負電圧を必要とするノーマリオンタイプのスイッチング素子Q2と、スイッチング素子Q2をオフ状態に切替えるための負電圧を供給する負電圧源と、PFC制御回路部3がスイッチング素子Q1にオン信号を出力する場合、負電圧源が供給する負電圧によりスイッチング素子Q2をオフ状態に切替える同期整流制御回路部41とを含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、力率改善回路に関し、特に、同期整流を用いた力率改善回路に関する。
交流電源の交流電圧を整流器とコンデンサにより直流電圧に変換する場合、入力電流が歪み、力率が低下する。そのため、昇圧チョッパ回路を整流器の出力に接続して、入力電流の歪みを小さくする力率改善回路が用いられている。
図8は、従来の力率改善回路を示す回路図である。図8に示す力率改善回路100は、整流回路部102、PFC(Power Factor Correction)制御回路部103、昇圧チョッパ回路部104、出力端子Voutを備える。
整流回路部102は、交流電源101に含まれるノイズを除去するフィルタ102a、フィルタ102aによりノイズが除去された交流電圧を整流する全波整流器102b、全波整流器102bからの整流電圧を平滑するコンデンサCを含む。
昇圧チョッパ回路部104は、エネルギーを蓄積するためのインダクタL1、出力電圧を昇圧するためのコンデンサC1、電流の逆流防止のためのダイオードD1、電流経路を切替えるためのスイッチング素子Q1を含む。
インダクタL1の一端は、コンデンサCの一端に接続されている。インダクタL1の他端は、スイッチング素子Q1の一端に接続されている。スイッチング素子Q1の他端は、コンデンサCの他端に接続されている。スイッチング素子Q1の端子間(ドレイン−ソース間)には、ダイオードD1とコンデンサC1とが直列に接続されている。コンデンサC1の負極は、GND電位に接続されている。出力端子Voutは、コンデンサC1の両端に接続されている。スイッチング素子Q1のゲートには、PFC制御回路部103が接続されている。
PFC制御回路部103は、インダクタL1に流れる電流の平均値またはピーク値が整流回路部102の出力電圧と相似になるようにスイッチング素子Q1をターンオンまたはターンオフすることで力率を改善している。
このように構成された力率改善回路100の動作を説明する。まず、PFC制御回路部103がスイッチング素子Q1をターンオンすると、交流電源101−フィルタ102a−全波整流器102b−インダクタL1−スイッチング素子Q1−全波整流器102b−フィルタ102a−交流電源101の経路に電流が流れて、インダクタL1にエネルギーが蓄積される。
次に、PFC制御回路部103がスイッチング素子Q1をターンオフすると、交流電源101−フィルタ102a−全波整流器102b−インダクタL1−ダイオードD1−コンデンサC1および出力端子Voutに接続された負荷(図示しない)−全波整流器102b−フィルタ102a−交流電源101の経路に電流が流れて、インダクタL1に蓄積されたエネルギーによりコンデンサC1が充電されるとともに、負荷にエネルギーが供給される。
この力率改善回路100においては、ダイオードD1での電力損失が発生することが知られている。ダイオードD1での電力損失は、電流の平均値×ダイオードD1の順方向電圧(VF)で決まり、ダイオードD1の順方向電圧が小さければ電力損失を低減することができる。しかしながら、ダイオードによる整流の原理上、順方向電圧には下限があり、ダイオードD1での電力損失の低減には限界があるとされている。
そこで、従来より、ダイオードD1での電力損失の低減を目的として、同期整流が知られている。同期整流では、ダイオードD1の端子間にスイッチング素子Q2を並列に接続し、スイッチング素子Q2の動作とスイッチング素子Q1の動作とを同期させる。スイッチング素子Q2がオン状態のとき、電流は、ダイオードD1の代わりにスイッチング素子Q2を流れるため、電力損失を低減することができる。
具体的に、特許文献1に、同期整流を用いた力率改善回路が開示してある。
特許文献1に開示してある力率改善回路は、スイッチング素子としてMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を用いて同期整流を実現している。なお、MOSFETを用いる場合、ダイオードD1は、MOSFETの寄生ダイオードで代替可能であるため、省略することができる。
特許文献1に開示してある力率改善回路は、スイッチング素子としてMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を用いて同期整流を実現している。なお、MOSFETを用いる場合、ダイオードD1は、MOSFETの寄生ダイオードで代替可能であるため、省略することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、PFC制御回路部がスイッチング素子をターンオンすることで、同期整流用スイッチング素子のゲートに印加する電圧を生成している。すなわち、PFC制御回路部が駆動を開始した後に、同期整流用スイッチング素子のゲートに電圧を印加している。したがって、特許文献1に記載の同期整流用スイッチング素子は、同期整流用スイッチング素子のゲートに電圧を印加する前に力率改善回路の出力が短絡してしまうことを防ぐため、ゲートに電圧を印加しない場合にはドレイン電流を流さない、ノーマリオフタイプでなければならない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、電力損失を低減した同期整流を用いた力率改善回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、力率改善回路は、交流電源に接続し、交流電圧を全波整流する整流回路と、整流回路の出力に一端を接続した第1のインダクタと、第1のインダクタの他端に正極を接続した第1のコンデンサと、第1のインダクタと第1のコンデンサの正極との間に直列に接続した、アノード側が第1のインダクタである第1のダイオードと、第1のインダクタと第1のダイオードのアノードとの第1の接続点と、第1のコンデンサの負極との間に直列に接続した第1のスイッチング素子と、第1のスイッチング素子にオン信号またはオフ信号を出力し、第1のインダクタと第1のコンデンサとの間の接続と非接続とを切替えるPFC制御回路と、第1のダイオードを流れる電流を第1のスイッチング素子の動作と同期して制御する同期整流回路とを備える。同期整流回路は、第1のダイオードの端子間に並列に接続した、オフ状態に切替えるために負電圧を必要とするノーマリオンタイプの第2のスイッチング素子と、第2のスイッチング素子をオフ状態に切替えるための負電圧を供給する負電圧源と、PFC制御回路が第1のスイッチング素子にオン信号を出力する場合、負電圧源が供給する負電圧により第2のスイッチング素子をオフ状態に切替える同期整流制御回路とを含む。
好ましくは、負電圧源は、同期整流制御回路に接続した第2のコンデンサであり、第2のコンデンサは、交流電源から第1のインダクタを介して第1のコンデンサに蓄積されたエネルギーによって充電されるようにすることができる。
好ましくは、力率改善回路は、第2のコンデンサを充電するための充電回路をさらに含み、充電回路は、第1のコンデンサの正極と第2のコンデンサの負極との間に直列に接続した第2のインダクタと、第1のコンデンサの正極と第2のインダクタとの間に直列に接続した、アノード側が第2のインダクタである第2のダイオードと、第2のインダクタと第2のダイオードとの第2の接続点と、第1のコンデンサの負極との間に直列に接続した第3のスイッチング素子と、第2のコンデンサの充電電圧に基づき、第3のスイッチング素子の動作を制御するオン信号またはオフ信号を出力する充電制御回路とを有するようにすることができる。
好ましくは、充電回路は、第2のコンデンサと充電制御回路とを電気的に絶縁し、第2のコンデンサの充電電圧と予め定められた電圧との誤差増幅信号を充電制御回路に伝達する信号伝達回路をさらに有するようにすることができる。
好ましくは、充電回路は、第2の接続点と第2のコンデンサの負極との間に直列に接続した、アノード側が第2のコンデンサの負極である第3のダイオードをさらに有するようにすることができる。
好ましくは、PFC制御回路は、第2のコンデンサの充電電圧が予め定められた電圧に達した場合、駆動を開始するようにすることができる。
本発明に係る力率改善回路によれば、ノーマリオンタイプのスイッチング素子を力率改善回路の同期整流に適用することができるため、電力損失を低減した力率改善回路を提供することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る力率改善回路の構成を示す回路図である。図1に示す力率改善回路10は、整流回路部2、PFC制御回路部3、インダクタL1、コンデンサC1、スイッチング素子Q1、ダイオードD1、出力端子Vout、同期整流回路部4、充電回路部5を備える。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る力率改善回路の構成を示す回路図である。図1に示す力率改善回路10は、整流回路部2、PFC制御回路部3、インダクタL1、コンデンサC1、スイッチング素子Q1、ダイオードD1、出力端子Vout、同期整流回路部4、充電回路部5を備える。
整流回路部2は、交流電源1に含まれるノイズを除去するフィルタ21、フィルタ21によりノイズが除去された交流電圧を整流する全波整流器22、全波整流器22からの整流電圧を平滑するコンデンサCを含む。
インダクタL1(第1のインダクタ)の一端は、コンデンサCの一端に接続されている。インダクタL1の他端は、スイッチング素子Q1(第1のスイッチング素子)の一端に接続されている。スイッチング素子Q1の他端は、コンデンサCの他端に接続されている。スイッチング素子Q1の端子間(ドレイン−ソース間)には、ダイオードD1(第1のダイオード)とコンデンサC1(第1のコンデンサ)とが直列に接続されている。コンデンサC1の負極は、GND電位に接続されている。出力端子Voutは、コンデンサC1の両端に接続されている。スイッチング素子Q1のゲートには、PFC制御回路部3が接続されている。
PFC制御回路部3は、インダクタL1に流れる電流の平均値またはピーク値が整流回路部2の出力電圧と相似になるようにスイッチング素子Q1をターンオンまたはターンオフすることで力率を改善する。
同期整流回路部4は、ダイオードD1を流れる電流をスイッチング素子Q1の動作と同期して制御する回路で、スイッチング素子Q2(第2のスイッチング素子)、負電圧源、同期整流制御回路部41を含む。
スイッチング素子としては、SiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)などのワイドバンドギャップ半導体を用いた接合型FET(Junction Field Effect Transistor(JFET))や静電誘導型トランジスタ(Static Induction Transistor(SIT))などが代表的である。
このようなワイドバンドギャップ半導体を用いたJFETやSITは、MOSFETと比べてオン抵抗が低いため、スイッチング素子Q2にワイドバンドギャップ半導体を用いたJFETやSITを使用することにより、電力損失を一層低減することができる。なお、スイッチング素子Q2は、他のワイドバンドギャップ半導体を用いた他の構造のスイッチング素子であってもよい。
なお、スイッチング素子Q2がJFETやSITなどの場合、MOSFETのように寄生ダイオードを含まないため、ダイオードD1を省略することはできず、ダイオードD1が別途必要である。
これらワイドバンドギャップ半導体を用いたJFETやSITは、ゲートに電圧を印加しない場合にもドレイン電流を流す、ノーマリオンタイプのスイッチング素子である。スイッチング素子Q2がノーマリオンタイプであるため、スイッチング素子Q2を確実にターンオフし、力率改善回路10の出力が短絡しないようにするには、スイッチング素子Q2のゲートに負電圧を印加する必要がある。
負電圧源は、スイッチング素子Q2をターンオフするための負電圧を供給する。
負電圧源は、コンデンサC2(第2のコンデンサ)である。コンデンサC2は、PFC制御回路部3が動作を開始する前に、交流電源1からインダクタL1を介してコンデンサC1に蓄積されたエネルギーを用いて充電回路部5により充電される。この場合、力率改善回路10の外部の電圧源から負電圧を供給する必要がなく、外部の電圧源との配線が不要になるため、力率改善回路10の独立性を高めモジュール化を容易にすることができる。
負電圧源は、コンデンサC2(第2のコンデンサ)である。コンデンサC2は、PFC制御回路部3が動作を開始する前に、交流電源1からインダクタL1を介してコンデンサC1に蓄積されたエネルギーを用いて充電回路部5により充電される。この場合、力率改善回路10の外部の電圧源から負電圧を供給する必要がなく、外部の電圧源との配線が不要になるため、力率改善回路10の独立性を高めモジュール化を容易にすることができる。
同期整流制御回路部41は、負電圧源が供給する負電圧を、スイッチング素子Q2のゲートにスイッチング素子Q1の動作と同期して印加することで、ノーマリオンタイプのスイッチング素子Q2をターンオフする。
スイッチング素子Q2、同期整流制御回路部41、コンデンサC2の正極は、いずれも、インダクタL1とスイッチング素子Q1との接続点である接続点P1(第1の接続点)に接続されている。同期整流制御回路部41は、接続点P1の電位を検出することで、スイッチング素子Q1と同期して動作することができる。また、スイッチング素子Q1がオン状態のとき、コンデンサC2の負極は、GND電位に対して負電位である。コンデンサC2の正極とスイッチング素子Q2とは等電位であるから、同期整流制御回路部41は、負電圧をスイッチング素子Q2のゲートに印加することができる。
充電回路部5は、交流電源1からインダクタL1を介してコンデンサC1に蓄積されたエネルギーを用いてコンデンサC2を充電する回路で、充電制御回路部51、信号伝達回路部52、インダクタL2、ダイオードD2、ダイオードD3、スイッチング素子Q3、インダクタL2とダイオードD2のアノードとの接続点P2を含む。
充電回路部5は、コンデンサC2の充電電圧を検出し、コンデンサC2の充電電圧に基づいて、スイッチング素子Q3(第3のスイッチング素子)をターンオンまたはターンオフする。
インダクタL2(第2のインダクタ)は、コンデンサC1の正極とコンデンサC2の負極との間に直列に接続される。ダイオードD2(第2のダイオード)は、コンデンサC1の正極とインダクタL2との間に直列に接続され、アノード側がインダクタL2である。スイッチング素子Q3は、インダクタL2とダイオードD2のアノード側との接続点である接続点P2(第2の接続点)とコンデンサC1の負極との間に直列に接続される。
充電制御回路部51は、スイッチング素子Q3のゲートに接続され、スイッチング素子Q3にオン信号またはオフ信号を出力する。
充電制御回路部51をコンデンサC2に直接接続した場合、充電制御回路部51は、正電圧と負電圧の双方を取扱うことになる。スイッチング素子Q1がオン状態のとき、コンデンサC2の負極はGND電位に対して負電位であり、スイッチング素子Q3のゲートに印加する電圧はGND電位に対して正電位であるためである。そのため、コンデンサC2と充電制御回路部51とを電気的に絶縁する信号伝達回路部52が、コンデンサC2の端子間に並列に接続されている。
信号伝達回路部52は、コンデンサC2の充電電圧と予め定められた電圧との誤差増幅信号を、充電制御回路部51に伝達する。
図2は、信号伝達回路部52の具体的な構成を示す回路図である。
抵抗R1、R2の直列回路が、コンデンサC2に並列に接続されている。コンデンサC2の電圧を抵抗R1、R2により分圧した電圧が、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子に入力される。シャントレギュレータIC1のアノードおよびカソードは、コンデンサC2の負極およびフォトカプラPC1の発光ダイオード側のカソードに、それぞれ接続されている。フォトカプラPC1の発光ダイオード側のアノードは、電流制限用抵抗R3を介して、コンデンサC2の正極に接続されている。フォトカプラPC1のフォトトランジスタ側は充電制御回路部51に接続されている。この構成は、絶縁コンバータにおける出力電圧を1次側にフィードバックする際に用いられる回路構成と同等である。
抵抗R1、R2の直列回路が、コンデンサC2に並列に接続されている。コンデンサC2の電圧を抵抗R1、R2により分圧した電圧が、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子に入力される。シャントレギュレータIC1のアノードおよびカソードは、コンデンサC2の負極およびフォトカプラPC1の発光ダイオード側のカソードに、それぞれ接続されている。フォトカプラPC1の発光ダイオード側のアノードは、電流制限用抵抗R3を介して、コンデンサC2の正極に接続されている。フォトカプラPC1のフォトトランジスタ側は充電制御回路部51に接続されている。この構成は、絶縁コンバータにおける出力電圧を1次側にフィードバックする際に用いられる回路構成と同等である。
この構成により、信号伝達回路部52は、コンデンサC2と充電制御回路部51の基準電位が異なっていても、コンデンサC2の充電電圧の変化を充電制御回路部51に伝達することができる。充電制御回路部51は、コンデンサC2と異なる基準電位をとることにより正電圧と負電圧の双方を取扱わなくてよくなるため、充電制御回路部51の回路構成を単純にすることができる。また、充電制御回路部51に、コンデンサC2の充電電圧と比べて耐電圧の低い回路部品を用いることが可能になるため、充電制御回路部51のコストを低減することができる。さらに、スイッチング素子Q1と充電制御回路部51とが電気的に絶縁されるため、スイッチング素子Q1がターンオンまたはターンオフする際に発生するスイッチングノイズが、充電制御回路部51に伝播することを防ぐことができる。
以下、力率改善回路10の動作を、<PFC制御回路部3の動作開始前>、<PFC制御回路部3動作開始後、スイッチング素子Q1オン状態>、および<PFC制御回路部3動作開始後、スイッチング素子Q1オフ状態>に分け、さらに、それぞれを〔スイッチング素子Q3オン状態〕と〔スイッチング素子Q3オフ状態〕に分けて、図を参照して説明する。
<PFC制御回路部3の動作開始前>
PFC制御回路部3は、コンデンサC2の充電電圧がスイッチング素子Q2をターンオフできる負電圧に達するまで、スイッチング素子Q1にオン信号またはオフ信号を出力する動作を開始しない。同期整流制御回路部41も動作を開始しておらず、ノーマリオンタイプのスイッチング素子Q2はオン状態である。
PFC制御回路部3は、コンデンサC2の充電電圧がスイッチング素子Q2をターンオフできる負電圧に達するまで、スイッチング素子Q1にオン信号またはオフ信号を出力する動作を開始しない。同期整流制御回路部41も動作を開始しておらず、ノーマリオンタイプのスイッチング素子Q2はオン状態である。
〔スイッチング素子Q3オン状態〕
図3は、PFC制御回路部3が動作を開始する前、スイッチング素子Q2がオン状態、スイッチング素子Q3がオン状態のときの等価回路と電流経路とを示す回路図である。電流経路を破線で示す。
図3は、PFC制御回路部3が動作を開始する前、スイッチング素子Q2がオン状態、スイッチング素子Q3がオン状態のときの等価回路と電流経路とを示す回路図である。電流経路を破線で示す。
PFC制御回路部3は動作を開始しておらず、スイッチング素子Q1(図示しない)はオフ状態であるため、コンデンサC1は、整流回路部2が出力する電圧VC1で充電されている。
スイッチング素子Q3がオン状態になると、コンデンサC1−スイッチング素子Q2−コンデンサC2−ダイオードD3−インダクタL2−スイッチング素子Q3−コンデンサC1の経路に電流が流れる。コンデンサC2が充電電圧VC2で充電されるとすると、インダクタL2には、電圧VC1−VC2が印加される。そのため、インダクタL2にエネルギーが蓄積される。
〔スイッチング素子Q3オフ状態〕
図4は、PFC制御回路部3が動作を開始する前、スイッチング素子Q2がオン状態、スイッチング素子Q3がオフ状態のときの等価回路と電流経路とを示す回路図である。
図4は、PFC制御回路部3が動作を開始する前、スイッチング素子Q2がオン状態、スイッチング素子Q3がオフ状態のときの等価回路と電流経路とを示す回路図である。
スイッチング素子Q3がオフ状態になると、インダクタL2−ダイオードD2−スイッチング素子Q2−コンデンサC2−ダイオードD3−インダクタL2の経路に電流が流れ、スイッチング素子Q3がオン状態のときにインダクタL2に蓄積されたエネルギーによって、コンデンサC2が充電される。
同期整流制御回路部41(図示しない)は、コンデンサC2の充電電圧VC2がスイッチング素子Q2をターンオフできる電圧に達すると、スタンバイ完了信号をPFC制御回路部3に伝達する。PFC制御回路部3は、スタンバイ完了信号に基づき、スイッチング素子Q1にオン信号またはオフ信号を出力する動作を開始する。同期整流制御回路部41は、スイッチング素子Q1の動作に同期した動作を開始し、スイッチング素子Q1がオン状態のとき、スイッチング素子Q2をターンオフする。なお、同期整流制御回路部41は、スイッチング素子Q2をターンオフした後に、スタンバイ完了信号をPFC制御回路部3に伝達してもよい。
以上のように、力率改善回路10では、PFC制御回路部3が動作を開始する前に、スイッチング素子Q2に対して負電位になるようにコンデンサC2を充電することができる。したがって、スイッチング素子Q2がノーマリオンタイプであっても、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2とが同時にオン状態になることがないため、力率改善回路10の出力が短絡しない。また、コンデンサC1に蓄積された電荷が放電されてしまう誤動作を防ぐことができる。
以下、PFC制御回路部3が、スタンバイ完了信号に基づき、スイッチング素子Q1にオン信号またはオフ信号を出力する動作を開始した後の力率改善回路10の動作を、図5、図6、図7を参照して説明する。
なお、PFC制御回路部3によるスイッチング素子Q1の動作と、同期整流制御回路部41によるスイッチング素子Q2の動作とは同期しており、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2は、一方がオン状態のとき、他方はオフ状態である。PFC制御回路部3によるスイッチング素子Q1の動作と、充電制御回路部51によるスイッチング素子Q3の動作とは、互いに独立している。
<PFC制御回路部3動作開始後、スイッチング素子Q1オン状態>
図5は、PFC制御回路部3が動作を開始した後、スイッチング素子Q1がオン状態、スイッチング素子Q2がオフ状態、スイッチング素子Q3がオン状態またはオフ状態のときの等価回路と電流経路とを示す回路図である。
図5は、PFC制御回路部3が動作を開始した後、スイッチング素子Q1がオン状態、スイッチング素子Q2がオフ状態、スイッチング素子Q3がオン状態またはオフ状態のときの等価回路と電流経路とを示す回路図である。
このとき、交流電源1−整流回路部2−インダクタL1−接続点P1−スイッチング素子Q1−整流回路部2−交流電源1の経路に電流が流れて、インダクタL1にエネルギーが蓄積される。
充電回路部5は、接続点P2とコンデンサC2の負極との間に直列に接続した、アノード側がコンデンサC2の負極であるダイオードD3(第3のダイオード)を有する。この場合の力率改善回路10の動作を以下に説明する。
スイッチング素子Q1がオン状態であるから、コンデンサC2の正極の電位はGND電位と等電位になり、ダイオードD3のアノードはGND電位に対して負電位になる。
〔スイッチング素子Q3オン状態〕
スイッチング素子Q3がオン状態のとき、接続点P2の電位は、GND電位と等電位になる。スイッチング素子Q1−コンデンサC2−ダイオードD3−インダクタL2−接続点P2−スイッチング素子Q3−スイッチング素子Q1の経路を見ると、ダイオードD3のアノードよりカソードの方が高電位になるためダイオードD3は導通せず、インダクタL2へのエネルギーの蓄積も、コンデンサC2の放電も生じない。
スイッチング素子Q3がオン状態のとき、接続点P2の電位は、GND電位と等電位になる。スイッチング素子Q1−コンデンサC2−ダイオードD3−インダクタL2−接続点P2−スイッチング素子Q3−スイッチング素子Q1の経路を見ると、ダイオードD3のアノードよりカソードの方が高電位になるためダイオードD3は導通せず、インダクタL2へのエネルギーの蓄積も、コンデンサC2の放電も生じない。
〔スイッチング素子Q3オフ状態〕
スイッチング素子Q3がオフ状態のとき、スイッチング素子Q1−コンデンサC2−ダイオードD3−インダクタL2−接続点P2−ダイオードD2−コンデンサC1−スイッチング素子Q1の経路を見ると、スイッチング素子Q3がオン状態のときと同様に、ダイオードD3のアノードよりカソードの方が高電位になるためダイオードD3は導通せず、インダクタL2へのエネルギーの蓄積も、コンデンサC2の放電も生じない。
スイッチング素子Q3がオフ状態のとき、スイッチング素子Q1−コンデンサC2−ダイオードD3−インダクタL2−接続点P2−ダイオードD2−コンデンサC1−スイッチング素子Q1の経路を見ると、スイッチング素子Q3がオン状態のときと同様に、ダイオードD3のアノードよりカソードの方が高電位になるためダイオードD3は導通せず、インダクタL2へのエネルギーの蓄積も、コンデンサC2の放電も生じない。
以上、図5で説明したように、力率改善回路10は、スイッチング素子Q1がオン状態のとき、交流電源1からインダクタL1にエネルギーを蓄積することができる。また、ダイオードD3を設けることで、スイッチング素子Q3がオン状態またはオフ状態に関わらず、インダクタL2へのエネルギーの蓄積も、コンデンサC2の放電も生じない。なお、コンデンサC2の放電が小さく、スイッチング素子Q2をターンオフすることに支障がない場合は、ダイオードD3を設けなくてもよい。
<PFC制御回路部3動作開始後、スイッチング素子Q1オフ状態>
次に、PFC制御回路部3が動作を開始した後、スイッチング素子Q1がオフ状態、スイッチング素子Q2がオン状態での力率改善回路10の動作を、図6および図7を参照して説明する。
次に、PFC制御回路部3が動作を開始した後、スイッチング素子Q1がオフ状態、スイッチング素子Q2がオン状態での力率改善回路10の動作を、図6および図7を参照して説明する。
〔スイッチング素子Q3オン状態〕
図6は、PFC制御回路部3が動作を開始した後、スイッチング素子Q1がオフ状態、スイッチング素子Q2がオン状態、スイッチング素子Q3がオン状態のときの等価回路と電流経路とを示す回路図である。
図6は、PFC制御回路部3が動作を開始した後、スイッチング素子Q1がオフ状態、スイッチング素子Q2がオン状態、スイッチング素子Q3がオン状態のときの等価回路と電流経路とを示す回路図である。
交流電源1−整流回路部2−インダクタL1−接続点P1−スイッチング素子Q2−コンデンサC1−整流回路部2−交流電源1の経路に電流が流れて、インダクタL1に蓄積されたエネルギーによりコンデンサC1が充電されるとともに、負荷(図示しない)にエネルギーが供給される。
また、コンデンサC1−スイッチング素子Q2−接続点P1−コンデンサC2−ダイオードD3−インダクタL2−接続点P2−スイッチング素子Q3−コンデンサC1の経路を見ると、ダイオードD3は導通しており、インダクタL2には電圧VC1−VC2が印加されていることがわかる。そのため、インダクタL2にエネルギーが蓄積される。
〔スイッチング素子Q3オフ状態〕
図7は、PFC制御回路部3が動作を開始した後、スイッチング素子Q1がオフ状態、スイッチング素子Q2がオン状態、スイッチング素子Q3がオフ状態のときの等価回路と電流経路とを示す回路図である。
図7は、PFC制御回路部3が動作を開始した後、スイッチング素子Q1がオフ状態、スイッチング素子Q2がオン状態、スイッチング素子Q3がオフ状態のときの等価回路と電流経路とを示す回路図である。
スイッチング素子Q3がオン状態のときと同様に、交流電源1−整流回路部2−インダクタL1−接続点P1−スイッチング素子Q2−コンデンサC1−整流回路部2−交流電源1の経路に電流が流れて、インダクタL1に蓄積されたエネルギーによりコンデンサC1が充電されるとともに、負荷(図示しない)にエネルギーが供給される。
また、コンデンサC2−ダイオードD3−インダクタL2−接続点P2−ダイオードD2−スイッチング素子Q2−接続点P1−コンデンサC2の経路を見ると、ダイオードD2が導通し、スイッチング素子Q3がオン状態のときにインダクタL2に蓄積されたエネルギーによって、コンデンサC2が充電される。
以上、図6および図7で説明したように、スイッチング素子Q1をターンオフすることで、スイッチング素子Q1がオン状態のときにインダクタL1に蓄積されたエネルギーにより、コンデンサC1を充電することができる。
また、スイッチング素子Q1がオフ状態のとき、スイッチング素子Q3をターンオンすることで、インダクタL2にエネルギーを蓄積することができる。次に、スイッチング素子Q3をターンオフすることで、インダクタL2に蓄積されたエネルギーによりコンデンサC2を充電することができる。
信号伝達回路部52は、上記のように充電されたコンデンサC2の充電電圧と予め定められた電圧との誤差増幅信号を、充電制御回路部51に伝達する。充電制御回路部51は、誤差増幅信号に基づき、コンデンサC2の充電電圧が予め定められた電圧になるように、スイッチング素子Q3をターンオンまたはターンオフする。コンデンサC2の充電電圧がノーマリオンタイプのスイッチング素子Q2をターンオフするために必要な負電圧を保持することで、スイッチング素子Q2による同期整流を継続することができる。
以上のように、本発明の力率改善回路10によれば、PFC制御回路部3が動作を開始する前に、充電回路部5がコンデンサC2を充電することで、スイッチング素子Q2に対して負電位である負電圧源を生成し、ノーマリオンタイプのスイッチング素子Q2をターンオフすることができる。ノーマリオンタイプのスイッチング素子Q2を同期整流に適用することにより、電力損失を低減した力率改善回路10を実現することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,101 交流電源、2,102 整流回路部、21,102a フィルタ、22,102b 全波整流器、3,103 PFC制御回路部、4 同期整流回路部、41 同期整流制御回路部、5 充電回路部、51 充電制御回路部、52 信号伝達回路部、104 昇圧チョッパ回路部、C,C1,C2 コンデンサ、D1〜D3 ダイオード、L1,L2 インダクタ、Q1〜Q3 スイッチング素子、Vout 出力端子。
Claims (6)
- 交流電源に接続し、交流電圧を全波整流する整流回路と、
前記整流回路の出力に一端を接続した第1のインダクタと、
前記第1のインダクタの他端に正極を接続した第1のコンデンサと、
前記第1のインダクタと前記第1のコンデンサの正極との間に直列に接続した、アノード側が前記第1のインダクタである第1のダイオードと、
前記第1のインダクタと前記第1のダイオードのアノードとの第1の接続点と、前記第1のコンデンサの負極との間に直列に接続した第1のスイッチング素子と、
前記第1のスイッチング素子にオン信号またはオフ信号を出力し、前記第1のインダクタと前記第1のコンデンサとの間の接続と非接続とを切替えるPFC(Power Factor Control)制御回路と、
前記第1のダイオードを流れる電流を前記第1のスイッチング素子の動作と同期して制御する同期整流回路と
を備え、
前記同期整流回路は、
前記第1のダイオードの端子間に並列に接続し、オフ状態に切替えるために負電圧を必要とするノーマリオンタイプの第2のスイッチング素子と、
前記第2のスイッチング素子をオフ状態に切替えるための負電圧を供給する負電圧源と、
前記PFC制御回路が前記第1のスイッチング素子にオン信号を出力する場合、前記負電圧源が供給する負電圧により前記第2のスイッチング素子をオフ状態に切替える同期整流制御回路と
を含む、力率改善回路。 - 前記負電圧源は、
前記同期整流制御回路に接続した第2のコンデンサであり、
前記第2のコンデンサは、
前記交流電源から前記第1のインダクタを介して前記第1のコンデンサに蓄積されたエネルギーによって充電される、請求項1に記載の力率改善回路。 - 前記力率改善回路は、
前記第2のコンデンサを充電するための充電回路をさらに含み、
前記充電回路は、
前記第1のコンデンサの正極と前記第2のコンデンサの負極との間に直列に接続した第2のインダクタと、
前記第1のコンデンサの正極と前記第2のインダクタとの間に直列に接続した、アノード側が前記第2のインダクタである第2のダイオードと、
前記第2のインダクタと前記第2のダイオードのアノードとの第2の接続点と、前記第1のコンデンサの負極との間に直列に接続した第3のスイッチング素子と、
前記第2のコンデンサの充電電圧に基づき、前記第3のスイッチング素子の動作を制御するオン信号またはオフ信号を出力する充電制御回路と
を有する、請求項2に記載の力率改善回路。 - 前記充電回路は、
前記第2のコンデンサと前記充電制御回路とを電気的に絶縁し、前記第2のコンデンサの充電電圧と予め定められた電圧との誤差増幅信号を前記充電制御回路に伝達する信号伝達回路
をさらに有する、請求項3に記載の力率改善回路。 - 前記充電回路は、
前記第2の接続点と前記第2のコンデンサの負極との間に直列に接続した、アノード側が前記第2のコンデンサの負極である第3のダイオード
をさらに有する、請求項3または4に記載の力率改善回路。 - 前記PFC制御回路は、前記第2のコンデンサの充電電圧が予め定められた電圧に達した場合、駆動を開始する、請求項2〜5のいずれか一項に記載の力率改善回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012001381A JP2013143786A (ja) | 2012-01-06 | 2012-01-06 | 力率改善回路 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012001381A Pending JP2013143786A (ja) | 2012-01-06 | 2012-01-06 | 力率改善回路 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017112641A (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | 新日本無線株式会社 | 力率改善回路及び力率改善方法 |
CN108834280A (zh) * | 2018-07-04 | 2018-11-16 | 赛尔富电子有限公司 | 一种用于照明系统的待机功耗控制装置及方法 |
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2012
- 2012-01-06 JP JP2012001381A patent/JP2013143786A/ja active Pending
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