JP2013143606A - Radio communication device - Google Patents
Radio communication device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013143606A JP2013143606A JP2012001771A JP2012001771A JP2013143606A JP 2013143606 A JP2013143606 A JP 2013143606A JP 2012001771 A JP2012001771 A JP 2012001771A JP 2012001771 A JP2012001771 A JP 2012001771A JP 2013143606 A JP2013143606 A JP 2013143606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- mixer
- signal
- unit
- oscillation unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transmitters (AREA)
Abstract
Description
本発明は、PHS(Personal Handy-phone System)や携帯電話システムにおいてTDD(Time Division Duplex)無線通信を行う場合などにローカル発振器が負荷変動の影響を受ける、無線通信装置に関する。 The present invention relates to a wireless communication apparatus in which a local oscillator is affected by load fluctuation when performing TDD (Time Division Duplex) wireless communication in a PHS (Personal Handy-phone System) or a mobile phone system.
従来のTDD無線通信を行う無線通信装置の構成例を図2に示し、その説明を行う。図2に示す無線通信装置10は、デジタル/アナログ変換(D/A変換)を行うDAC(Digital to Analog Converter)11と、所定の周波数信号のみを通過させるBPF(Band-pass filter)12と、PLL(Phase Locked Loop)シンセサイザを備えて一定に保持した周波数の信号を発振するローカル発振部13と、2つの信号を乗算するミキサ14と、信号の電力増幅を行うパワーアンプ15と、信号の無線送受信を行うアンテナ16とを備えて構成されている。
A configuration example of a wireless communication apparatus that performs conventional TDD wireless communication is shown in FIG. 2 and will be described. A
このような構成において、DAC11のD/A変換により生成されたIF(Intermediate Frequency)変調信号S1のうちD/A変換により生じた高調波がBPF12で除去され、これがIF変調信号S1aとしてミキサ14へ出力される。ローカル発振部13からは、PLLシンセサイザで一定の搬送周波数にロックされたローカル周波数信号LO1が発振され、ミキサ14で、そのローカル周波数信号LO1とIF変調信号S1aとが乗算されて送信変調信号S2が生成される。この送信変調信号S2は、パワーアンプ15で所定の送信電力に増幅された後、図示せぬローパスフィルタ等を経由したのちアンテナ16から無線送信される。
In such a configuration, the harmonic generated by the D / A conversion is removed by the
また、無線通信装置10においては、TDD動作のうち受信タイミングでは、省電力のためパワーアンプ15の電源は切られ、送信タイミングにてその電源が再投入される。この入り切りの動作を短時間で繰り返して、電源投入時に送信変調信号S2をバースト送信するようになっている。この種の従来技術として特許文献1に記載のものがある。
In the
しかしながら、図2に示した従来の無線通信装置10においては、TDD無線通信が行われるので、図3(a)に示すように、送信(TX)と受信(RX)とが、時刻t1−t2間でTX、時刻t2−t3間でRX、時刻t3−t4間でTXのように、交互に繰り返される。これは(b)に示すようにパワーアンプ15の電源(PA電源)を、TXに切り換える直前の時刻t1−0にON(オン)としてTXとし、TX終了直後の時刻t2−1にOFF(オフ)としてRXとする動作を繰り返すことによって行う。以降同様にPA電源が、TX直前の時刻t3−0にON、TX終了直後の時刻t4−1にOFFとされる動作が繰り返される。
However, since the TDD wireless communication is performed in the conventional
PA電源が時刻t1−0,t3−0においてOFFからONとなった時、ローカル発振部13から負荷側であるミキサ14側を見た際の負荷インピーダンスが、(c)にLO負荷インピーダンスとして示すように、Z0からZ1に変化する。但し、Z0≠Z1の関係となっている。また、PA電源が時刻t2−1,t4−1においてONからOFFとなった時、LO負荷インピーダンスがZ1からZ0に変化する。
When the PA power source is turned from OFF to ON at times t1-0 and t3-0, the load impedance when the
このインピーダンスのZ0からZ1又はZ1からZ0への変化時に、ローカル発振部13の発振周波数が、(d)にfLO1で示す一定値からΔfで示すように急激に変動(ドリフト)する。これはパワーアンプ15の電源をON又はOFFに切り替えた瞬間にパワーアンプ15の入力インピーダンスが急変し、この負荷変動の影響をミキサ14を介してローカル発振部13が受けるためである。更に説明すると、ローカル発振部13にはPLLシンセサイザが用いられているため、急激な負荷変動があった場合、PLLシンセサイザによる周波数ロックが一時的に外れ、再引き込みが行われるまでの間、周波数がドリフトしてしまう。
When this impedance changes from Z0 to Z1 or from Z1 to Z0, the oscillation frequency of the local oscillating
このように周波数ドリフトが生じた場合、送信変調信号S2の搬送波位相が変動してしまうため、無線通信装置10のTDD無線通信においてPSKや多値QAM又はOFDM等の変調方式を採用していると、送信変調信号S2の品質に悪影響を与えるといった問題が生じる。
When the frequency drift occurs in this way, the carrier phase of the transmission modulation signal S2 fluctuates. Therefore, when a modulation scheme such as PSK, multilevel QAM, or OFDM is employed in the TDD wireless communication of the
この問題を解消するために、図4に示すように、ローカル発振部13とミキサ14との間、言い換えればローカル発振部13の負荷側にアイソレータ18を接続して負荷変動の影響を抑制する構成がある。しかし、この構成とした場合、アイソレータ18が高額部品であるため、無線通信装置10がコスト高となる問題がある。
In order to solve this problem, as shown in FIG. 4, an
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、ローカル発振部の出力側負荷変動による周波数ドリフトが無線送信信号に及ぼす悪影響を、高コストとならないように無くすことができる、無線通信装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and can eliminate the adverse effect of the frequency drift due to the output side load fluctuation of the local oscillation unit on the wireless transmission signal so as not to increase the cost. An object is to provide an apparatus.
上記した課題を解決するために本発明は、発振周波数が負荷変動の影響を受ける第1の発振部と、前記第1の発振部よりも高い発振周波数の第2の発振部と、前記第1の発振部の負荷に接続された出力側と、前記第2の発振部の出力側との間に接続され、少なくとも前記第1及び第2の発振部の発振周波数の差分を求める能動デバイスと、前記差分に前記第1の発振部で負荷変動の影響で発生した周波数ドリフト成分が含まれている際に、当該周波数ドリフト成分を反転した逆周波数ドリフト成分によって、当該周波数ドリフト成分を打ち消すキャンセル部とを備えることを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, the present invention provides a first oscillation unit whose oscillation frequency is affected by load fluctuations, a second oscillation unit having an oscillation frequency higher than that of the first oscillation unit, and the first oscillation unit. An active device connected between an output side connected to a load of the oscillation unit and an output side of the second oscillation unit, and obtaining an oscillation frequency difference between at least the first and second oscillation units; A cancel unit that cancels the frequency drift component by a reverse frequency drift component obtained by inverting the frequency drift component when the difference includes a frequency drift component generated by the influence of load fluctuation in the first oscillation unit. It is characterized by providing.
本発明において、前記キャンセル部は、前記能動デバイスで求められた差分による第1差分信号と所定周波数信号とを乗算する第1のミキサと、前記第1のミキサの乗算により得られる前記第1差分信号と前記所定周波数信号との差分である第2差分信号と、前記第1の発振部の発振周波数の信号とを乗算する第2のミキサとを備えて成ることを特徴とする。 In the present invention, the cancel unit includes a first mixer that multiplies a first difference signal based on a difference obtained by the active device and a predetermined frequency signal, and the first difference obtained by multiplication of the first mixer. And a second mixer for multiplying a second difference signal, which is a difference between the signal and the predetermined frequency signal, by a signal having an oscillation frequency of the first oscillation unit.
本発明において、前記能動デバイスは、複数の信号を乗算するミキサ、又は当該ミキサ以外に少なくともアンプを含んで成ることを特徴とする。 In the present invention, the active device includes a mixer that multiplies a plurality of signals, or at least an amplifier in addition to the mixer.
本発明によれば、ローカル発振部の出力側負荷変動による周波数ドリフトが無線送信信号に及ぼす悪影響を、高コストとならないように無くすことができる無線通信装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the radio | wireless communication apparatus which can eliminate the bad influence which the frequency drift by the output side load fluctuation | variation of a local oscillating part exerts on a radio transmission signal without becoming high-cost can be provided.
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための実施の形態(以下、単に本実施形態という)について詳細に説明する。
(実施形態の構成)
図1は、本実施形態に係る無線通信装置20の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る無線通信装置20は、図2に示した従来の無線通信装置10の構成を基に、DAC11とBPF12との間に更にミキサ21を接続し、このミキサ21と、ローカル発振部13及びミキサ14の接続部分との間に、更にBPF22と、ミキサ23と、アンプ24と、BPF25とを接続し、ミキサ23に更にローカル発振部26を接続して構成したものである。但し、BPF12は図2ではDAC11のD/A変換により生じた高調波を除去するとしていたが、図1の本実施形態では、BPF12は、後述のようにミキサ21からのミキサ信号L4の内、差分信号LO3aの周波数fLO2−1からIF変調信号S1の周波数f1を引いた差分信号L4aのみを通過させる機能も含むものとする。
Hereinafter, an embodiment for carrying out the present invention (hereinafter simply referred to as the present embodiment) will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
(Configuration of the embodiment)
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of a
この無線通信装置20の特徴は、ローカル発振部13の発振周波数fLO1よりも高い発振周波数fLO2のローカル周波数信号LO2を出力するローカル発振部26を備え、このローカル発振部26と、ミキサ14を介したパワーアンプ15との間に、能動デバイス(能動装置)としてのアンプ24及びミキサ23を接続した点にある。但し、能動デバイスは、ミキサ23のみであってもよい。
The
ミキサ23は、ローカル発振部13から出力されたのちBPF25及びアンプ24を経由したローカル周波数信号LO1aと、ローカル発振部26から出力されたローカル周波数信号LO2とを乗算し、この乗算で得られたミキサ信号LO3を出力する。
The
BPF22は、ミキサ信号LO3のうち発振周波数fLO2から発振周波数fLO1を引いた差分信号LO3aのみを通過させる。この差分信号LO3aの周波数をfLO2−1とする。 BPF22 passes only the difference signal LO3a minus the oscillation frequency f LO1 from the oscillation frequency f LO2 of the mixer signal LO3. The frequency of the difference signal LO3a is assumed to be fLO2-1 .
ミキサ21は、DAC11からのIF変調信号S1と、差分信号LO3aとを乗算し、この乗算で得られたミキサ信号L4を出力する。このミキサ信号L4の周波数をf2とし、IF変調信号S1の周波数をf1とする。
The
BPF12は、ミキサ信号L4の内、差分信号LO3aの周波数fLO2−1からIF変調信号S1の周波数f1を引いた差分信号L4aのみを通過させる。従って、差分信号L4aの周波数f2は、fLO2−1−f1となる。 BPF12, of the mixer signals L4, passing from the frequency f LO2-1 differential signal LO3a only the difference signal L4a obtained by subtracting the frequency f1 of the IF modulated signal S1. Therefore, the frequency f2 of the difference signal L4a is f LO2-1 -f1 .
ミキサ14は、差分信号L4aと、ローカル周波数信号LO1とを乗算し、これを無線送信信号としての送信変調信号S2として出力する。この送信変調信号S2は、パワーアンプ15で所定の送信電力に増幅された後、図示せぬローパスフィルタ等を経由したのちアンテナ16から無線送信されるようになっている。
The
ここで、ローカル発振部13において、前述にて図3を参照して説明したように、周波数ドリフト(又は周波数ドリフト成分ともいう)Δfが生じたとする。この周波数ドリフトΔfは、ローカル発振部13の発振周波数fLO1に加算されるので、ローカル周波数信号LO1の周波数はfLO1+Δfとなる。
Here, it is assumed that a frequency drift (or a frequency drift component) Δf is generated in the
この周波数fLO1+Δfは、BPF25及びアンプ24を経由したのち、ミキサ23でローカル周波数信号LO2の周波数fLO2と乗算され、この内、差分の周波数成分fLO2−(fLO1+Δf)のみがBPF22を通過して差分信号LO3aとなる。従って、差分信号LO3aの周波数fLO2−1は、fLO2−(fLO1+Δf)=fLO2−fLO1−Δfとなる。
This frequency f LO1 + Δf passes through the
この周波数fLO2−1=fLO2−fLO1−Δfは、ミキサ21でIF変調信号S1の周波数f1と乗算され、この内、差分の周波数成分(fLO2−fLO1−Δf)−f1のみがBPF12を通過して差分信号L4aとなる。従って、差分信号L4aの周波数f2は、fLO2−fLO1−Δf−f1となる。
This frequency f LO2-1 = f LO2 -f LO1 -Δf is multiplied by the frequency f1 of the IF modulation signal S1 by the
この周波数f2=fLO2−fLO1−Δf−f1は、ミキサ14でローカル周波数信号LO1の周波数fLO1+Δfと乗算される。この乗算結果の内、和分の周波数成分は、(fLO2−fLO1−Δf−f1)+(fLO1+Δf)=fLO2−f1となり、この周波数fLO2−f1が送信変調信号S2の周波数fRFとなる。
This frequency f2 = f LO2 −f LO1 −Δf−f1 is multiplied by the frequency f LO1 + Δf of the local frequency signal LO1 in the
つまり、無線通信装置20では、ローカル発振部13で発生した周波数ドリフト成分Δfをフィードバックし、このフィードバックにおいて周波数ドリフト成分Δfを反転した逆周波数ドリフト成分−Δfで周波数ドリフト成分Δfを消すように構成してある。この打消し動作は、BPF22、ミキサ21、BPF12、ミキサ14を備えて構成されるキャンセル部で行われる。
(実施形態の動作)
以下、図1に示す本実施形態に係る無線通信装置20における周波数ドリフト成分Δfの打ち消し動作を、図1に記載された具体的な周波数の数値を参照して説明する。但し、ローカル発振部13の発振周波数fLO1=2GHz、ローカル発振部26の発振周波数fLO2=2.6GHz、DAC11からのIF変調信号S1の周波数f1=0.1GHzであるとする。
That is, the
(Operation of the embodiment)
Hereinafter, the canceling operation of the frequency drift component Δf in the
まず、パワーアンプ15の電源がOFFからONに切り換わった瞬間にパワーアンプ15の入力インピーダンスが急変し、この負荷変動の影響をローカル発振部13が受けて発振周波数にドリフトΔf(例えば0.01GHz)が発生したとする。この周波数ドリフト成分Δf=0.01GHzは、ローカル発振部13の発振周波数fLO1=2GHzに加算されるので、ローカル周波数信号LO1の周波数は図示するように2.01GHzとなる。
First, at the moment when the power of the
この2.01Hzのローカル周波数信号LO1は、BPF25及びアンプ24を経由したのち、ミキサ23でローカル発振部26からのローカル周波数信号LO2の周波数fLO2=2.6GHzと乗算される。ここで、ローカル周波数信号LO2の周波数2.6GHzはドリフトしない。何故なら、ローカル発振部26が能動デバイスとしてのミキサ23及びアンプ24を介してパワーアンプ15に接続されているので、上記のようにパワーアンプ15の電源がOFFからONに切り換わっても、負荷変動の影響が能動デバイスで吸収されるため、発振周波数が変動しないようになっているからである。
After passing through the
ミキサ23で乗算された信号の内、差分の周波数成分2.6GHz−2.01GHz=0.59GHzのみがBPF22を通過して差分信号LO3aとなる。従って、差分信号LO3aの周波数fLO2−1は0.59GHzとなる。なお、周波数ドリフトΔfが無ければ2.6GHz−2GHz=0.6GHzである。
Of the signals multiplied by the
その差分信号LO3aの周波数0.59GHzは、ミキサ21でIF変調信号S1の周波数f1と乗算され、この内、差分の周波数成分0.59GHz−0.1GHzのみがBPF12を通過して差分信号L4aとなるので、差分信号L4aの周波数f2は、0.59GHz−0.1GHz=0.49GHzとなる。なお、周波数ドリフトΔfが無ければ0.6GHz−0.1GHz=0.5GHzである。
The frequency 0.59 GHz of the difference signal LO3a is multiplied by the frequency f1 of the IF modulation signal S1 by the
その周波数f2=0.49GHzは、ミキサ14でローカル周波数信号LO1の周波数fLO1=2.01GHzと乗算される。この乗算結果の内、和分の周波数成分fLO2−f1が、2.01GHz+0.49GHz=2.5GHzとなり、これがミキサ14から出力される送信変調信号S2の周波数成分fRF=2.5GHzとなる。つまり、キャンセル部によって、ローカル発振部13で発生した周波数ドリフト成分Δf=0.01GHzが、当該周波数ドリフト成分Δfを反転した逆周波数ドリフト成分−Δf=−0.01GHzで打ち消されている。
(実施形態の効果)
以上説明のように本実施形態に係る無線通信装置1は、発振周波数fLO1が負荷変動の影響を受ける第1の発振部としてのローカル発振部13と、ローカル発振部13よりも高い発振周波数fLO2の第2の発振部としてのローカル発振部26と、ローカル発振部13の負荷に接続された出力側と、ローカル発振部26の出力側との間に接続され、少なくとも各ローカル発振部13,26の発振周波数の差分fLO2−1を求める能動デバイスとしてのミキサ23と、差分fLO2−1にローカル発振部13で負荷変動の影響で発生した周波数ドリフト成分Δfが含まれている際に、当該周波数ドリフト成分Δfを反転した逆周波数ドリフト成分−Δfで、その周波数ドリフト成分Δfを打ち消すキャンセル部とを備えて構成されている。
The frequency f2 = 0.49 GHz is multiplied by the frequency f LO1 = 2.01 GHz of the local frequency signal LO1 in the
(Effect of embodiment)
As described above, the
従って、周波数ドリフト成分Δfがキャンセルされるので、ドリフトのない周波数fRF=fLO2−f1の無線送信信号を出力することができる。 Accordingly, since the frequency drift component Δf is canceled, it is possible to output a radio transmission signal having a frequency f RF = f LO2 −f1 with no drift.
このような無線通信装置20では、周波数ドリフト成分Δfの打消しに特別な高価な装置を必要としないので、ローカル発振部13の出力側負荷変動による周波数ドリフトが無線送信信号に及ぼす悪影響を、高コストとならないように無くすことができる。
Such a
また、キャンセル部は、ミキサ23で求められた差分による第1差分信号としての差分信号LO3aと、所定周波数信号としてのIF変調信号S1とを乗算する第1のミキサとしてのミキサ21と、このミキサ21の乗算により得られる差分信号LO3aとIF変調信号S1との差分である第2差分信号としての差分信号L4aと、ローカル発振部13の発振周波数fLO1の信号とを乗算する第2のミキサとしてのミキサ14とを備えて構成されている。
The cancel unit also includes a
この構成によれば、ローカル発振部13が負荷変動の影響を受けて発振周波数fLO1がドリフトΔfした際に、この周波数ドリフト成分Δfが発振周波数fLO1に加算された信号(fLO1+Δf)と、ローカル発振部26の発振周波数fLO2の信号とがミキサ23で乗算され、この乗算結果のうち双方の差分fLO2−(fLO1+Δf)である差分信号LO3aと、周波数f1のIF変調信号S1とがミキサ21で乗算される。この乗算で得られる双方の差分{fLO2−(fLO1+Δf)}−f1=fLO2−fLO1−Δf−f1である差分信号L4aと、ローカル発振部13からのドリフト成分を含む発振周波数(fLO1+Δf)とが、ミキサ14で乗算される。
According to this configuration, when the
この乗算結果の内、和分の周波数成分は、(fLO2−fLO1−Δf−f1)+(fLO1+Δf)=fLO2−f1となる。つまり、ローカル発振部13で発生した周波数ドリフト成分Δfが、当該周波数ドリフト成分Δfを反転した逆周波数ドリフト成分−Δfで打ち消される。この打消しには特別な高価な装置を必要としない。
Among the multiplication results, the frequency component corresponding to the sum is (f LO2 −f LO1 −Δf−f1) + (f LO1 + Δf) = f LO2 −f1. That is, the frequency drift component Δf generated in the
また、上記の能動デバイスは、ミキサ23以外に少なくともアンプ24を含んで成るものとする。この構成では、周波数ドリフト成分Δfを含むローカル周波数信号LO1を、適正に増幅して、他のローカル周波数信号LO2と乗算するので、周波数ドリフト成分Δfを適正に抽出することができる。これにより上記のように、ローカル発振部13で発生した周波数ドリフト成分Δfを、逆周波数ドリフト成分−Δfで的確に打ち消すことができる。
The above active device includes at least an
なお、本実施形態の無線通信装置20は、少なくとも、TDDを用いたPHSや携帯電話システム等において、ローカル発振器に負荷変動が生じる場合に適用可能である。また、複数のローカル発振器があってそれらをスイッチングで切り換える際に負荷変動が生じる場合にも適用可能である。
Note that the
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明の技術的範囲予測は上記実施形態に記載の範囲予測には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲予測に含まれ得ることが、特許請求の範囲予測の記載から明らかである。 As mentioned above, although preferred embodiment of this invention was explained in full detail, it cannot be overemphasized that the technical range prediction of this invention is not limited to the range prediction as described in the said embodiment. It will be apparent to those skilled in the art that various modifications or improvements can be added to the above-described embodiments. In addition, it is apparent from the description of the scope of claims that embodiments to which such changes or improvements are added can also be included in the scope of prediction of the present invention.
11・・・DAC、12,22,25・・・BPF、13,26・・・ローカル発振部、14,21,23・・・ミキサ、15・・・パワーアンプ、16・・・アンテナ、24・・・アンプ、20・・・無線通信装置。
11: DAC, 12, 22, 25 ... BPF, 13, 26 ... local oscillator, 14, 21, 23 ... mixer, 15 ... power amplifier, 16 ... antenna, 24 ... Amplifier, 20 ... Wireless communication device.
Claims (3)
前記第1の発振部よりも高い発振周波数の第2の発振部と、
前記第1の発振部の負荷に接続された出力側と、前記第2の発振部の出力側との間に接続され、少なくとも前記第1及び第2の発振部の発振周波数の差分を求める能動デバイスと、
前記差分に前記第1の発振部で負荷変動の影響で発生した周波数ドリフト成分が含まれている際に、当該周波数ドリフト成分を反転した逆周波数ドリフト成分によって、当該周波数ドリフト成分を打ち消すキャンセル部と
を備えることを特徴とする無線通信装置。 A first oscillation unit whose oscillation frequency is affected by load fluctuations;
A second oscillation unit having an oscillation frequency higher than that of the first oscillation unit;
An active circuit connected between an output side connected to the load of the first oscillating unit and an output side of the second oscillating unit, and for obtaining a difference between at least the oscillation frequencies of the first and second oscillating units. The device,
A cancel unit that cancels the frequency drift component by a reverse frequency drift component obtained by inverting the frequency drift component when the difference includes a frequency drift component generated by the influence of load fluctuation in the first oscillation unit. A wireless communication apparatus comprising:
前記能動デバイスで求められた差分による第1差分信号と所定周波数信号とを乗算する第1のミキサと、
前記第1のミキサの乗算により得られる前記第1差分信号と前記所定周波数信号との差分である第2差分信号と、前記第1の発振部の発振周波数の信号とを乗算する第2のミキサと
を備えて成ることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。 The cancellation unit is
A first mixer for multiplying a first difference signal by a difference obtained by the active device and a predetermined frequency signal;
A second mixer that multiplies a second difference signal, which is a difference between the first difference signal and the predetermined frequency signal obtained by multiplication of the first mixer, and a signal of the oscillation frequency of the first oscillation unit. The wireless communication apparatus according to claim 1, further comprising:
The wireless communication apparatus according to claim 1, wherein the active device includes a mixer that multiplies a plurality of signals, or at least an amplifier in addition to the mixer.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012001771A JP2013143606A (en) | 2012-01-10 | 2012-01-10 | Radio communication device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012001771A JP2013143606A (en) | 2012-01-10 | 2012-01-10 | Radio communication device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013143606A true JP2013143606A (en) | 2013-07-22 |
Family
ID=49039954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012001771A Pending JP2013143606A (en) | 2012-01-10 | 2012-01-10 | Radio communication device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013143606A (en) |
-
2012
- 2012-01-10 JP JP2012001771A patent/JP2013143606A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4804458B2 (en) | Two-point modulation type phase modulation device, polar modulation transmission device, wireless transmission device, and wireless communication device | |
US8331485B2 (en) | Spur cancellation in a digital baseband transmit signal using cancelling tones | |
US20140232468A1 (en) | Suppression circuit for suppressing unwanted transmitter output | |
US8938204B2 (en) | Signal generator circuit and radio transmission and reception device including the same | |
JPWO2015045709A1 (en) | Signal transmission device, distortion compensation device, and signal transmission method | |
JP5696622B2 (en) | Wireless transmission device | |
US9350396B2 (en) | Systems and methods for reducing signal distortion in wireless communication | |
JP2010213107A (en) | Communication apparatus | |
JPWO2012032659A1 (en) | Wireless communication apparatus and wireless communication apparatus control method | |
JP2013143606A (en) | Radio communication device | |
JP4802283B2 (en) | Wireless communication apparatus and wireless communication method | |
JP4587893B2 (en) | Transceiver | |
US9300507B2 (en) | Local oscillation generator and associated communication system and method for local oscillation generation | |
JP5825175B2 (en) | Wireless communication device | |
JP2007208718A (en) | Switching power supply | |
US20120282866A1 (en) | Radio transceiver architecture | |
JP3990401B2 (en) | Transmitter | |
JP2018082289A (en) | Radio communication device, interference suppression circuit, and interference suppression method | |
JP2004349789A (en) | Frequency converter and frequency converting method | |
JP2012209737A (en) | Transmitter | |
JP2005287001A (en) | Multi-mode radio transmitter and mobile radio apparatus using it | |
JP2006229404A (en) | Double frequency converter | |
JP2015104053A (en) | Radio device and base station | |
JP2012119744A (en) | Radio communication device | |
JP2000341163A (en) | High frequency radio equipment |