JP2013012493A - カラー表示装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板上に複数の画素を備え、各画素が可視域の波長の異なる光を射出する少なくとも2種の副画素及び白色副画素より構成されるカラー表示装置であって、前記少なくとも2種の副画素及び前記白色副画素は各々光半透過反射層と光反射層とに狭持された光路長調整層及び白色発光有機電界発光層を有し、前記少なくとも2種の副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離が各々射出する光を共振する距離である共振器を形成し、前記白色副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離は、前記少なくとも2種の副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離の最長光学距離より長いカラー表示装置。
【選択図】図4
Description
例えば、フルカラー表現のための赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3基本色を得る手段として3色塗り分け法、白色有機ELにカラーフィルターを組みあわせる方法がある。
また、有機EL素子からの発光を色変換膜を用いて色変換して所望の色を得る方法では、様々な改良がなされているが、赤色への変換効率が低いこと等が問題として挙げられる。
(2L)/λ+Φ/(2π)=m
(Lは光学的距離、λは取り出したい光の波長、mは整数、Φは位相シフトであり、光学的距離Lが正の最小値となるように構成)
<1> 基板上に複数の画素を備え、各画素が可視域の波長の異なる光を射出する少なくとも2種の副画素及び白色副画素より構成されるカラー表示装置であって、前記少なくとも2種の副画素及び前記白色副画素は各々光半透過反射層と光反射層とに狭持された白色発光有機電界発光層を有し、前記少なくとも2種の副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離が各々射出する光を共振する距離である共振器を形成し、前記白色副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離は、前記少なくとも2種の副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離の最長光学距離より長いことを特徴とするカラー表示装置。
<2> 前記少なくとも2種の副画素が赤色副画素、緑色副画素及び青色副画素を有し、該赤色副画素、緑色副画素及び青色副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離が各々赤色光、緑色光、及び青色光を共振する距離であることを特徴とする<1>に記載のカラー表示装置。
<3> 前記白色副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離が、前記少なくとも2種の副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離の最長光学距離より2倍以上長いことを特徴とする<1>又は<2>に記載のカラー表示装置。
<4> 前記白色副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離が、2.0μm以上であることを特徴とする<1>〜<3>のいずれかに記載のカラー表示装置。
<5> 前記少なくとも2種の副画素及び白色副画素が同一組成の白色有機電界発光層を有し、前記光半透過反射層と前記光反射層との間に光路長調整層を有し、該光路長調整層の厚みが異なることを特徴とする<1>〜<4>のいずれかに記載のカラー表示装置。
<6> 前記基板がTFTの基板であって、前記副画素の少なくとも1つが、該基板上に平坦化膜を有し、該平坦化膜上に前記光反射層を有することを特徴とする<1>〜<5>のいずれかに記載のカラー表示装置。
<7> 前記基板がTFTの基板であって、前記副画素の少なくとも1つが、該基板上に平坦化膜を有し、該平坦化膜と該基板の間、若しくは該平坦化膜中に前記光反射層を有することを特徴とする<1>〜<5>のいずれかに記載のカラー表示装置。
<8> 前記基板がTFTの基板であって、該基板上に平坦化膜を有し、前記赤色副画素、緑色副画素及び青色副画素が、該平坦化膜上に前記光反射層、前記光半透過反射層、及び前記光半透過反射層と光反射層とに狭持された光路長調整層及び白色発光有機電界発光層を有し、前記白色副画素は、前記基板と前記平坦化膜との間に前記光反射層を有し、前記平坦化膜上に、透明電極、前記白色発光有機電界発光層、及び前記光半透過反射層を有することを特徴とする<6>又は<7>に記載のカラー表示装置。
<9> 前記白色副画素の光反射層が前記TFTの電極と共通の層で形成されていることを特徴とする<8>に記載のカラー表示装置。
<10> 前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素の光射出側に、それぞれ、赤色カラーフィルター、緑色カラーフィルター、青色カラーフィルターが配置されていることを特徴とする<2>〜<9>のいずれかに記載のカラー表示装置。
1)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素の各TFTを被覆して平坦化層を形成し、
2)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素共通に光反射層を形成し、
3)光路長調整層を前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素共通の材料で、厚みを変えて形成し、
4)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素に対応してパターニングして画素電極として透明電極を形成し、
5)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素共通に白色有機電界発光層を形成し、
6)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素共通に光半透過反射層を形成する。
1)前記TFTが形成されている基板と同一の基板上に、前記白色副画素の光反射層を形成し、
2)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素のTFT、及び白色副画素の光反射層を被覆して平坦化層を形成し、
3)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、及び青色発光副画素共通に光反射層を形成し、
4)前記光路長調整層を前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、及び青色発光副画素共通の材料で、厚みを変えて形成し、
5)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素に対応してパターニングして画素電極として透明電極を形成し、
6)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素共通に前記白色有機電界発光層を形成し、
7)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素共通に前記光半透過反射層を形成する。
1)前記TFTが形成されている基板と同一の基板上に、前記白色副画素の光反射層を形成し、
2)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素のTFT、及び白色副画素の光反射層を被覆して第1の厚みの平坦化層を形成し、
3)前記赤色発光副画素に光反射層を形成し、
4)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素を通して被覆して第2の厚みの平坦化層を形成し、
5)前記緑色発光副画素で、光反射層を形成し、
6)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素を通して被覆して第3の厚みの平坦化膜を形成し、
7)前記青色発光副画素で、光反射層を形成し、
8)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素を通して被覆して第4の厚みの平坦化膜を形成し、
9)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素に対応してパターニングして画素電極として透明電極を形成し、
10)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素共通に前記白色有機電界発光層を形成し、
11)前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素及び白色副画素共通に前記光半透過反射層を形成する。
従来、R,G,B副画素に共振器構造を設ける場合、白色副画素にも共振器構造を設けると特定の波長が共振される結果、白色副画素が特定の色味を帯びるため適切なカラー再現が困難であった。白色副画素部のみ、共振器構造を有しない構成とすることは、装置の構成を複雑にし、またその製造工程が複雑化し、また高精細化も困難であった。
本願に拠れば、白色副画素部の光路長調整層の厚みは赤色発光層の光路長調整層の厚みより厚く、実質的に特定の色味の発光を生じない。
1.表示装置
本発明の表示装置は、基板上に複数の画素を備え、各画素が可視域に波長の異なる光を射出する少なくとも2種の副画素と白色副画素より構成される。
図1に示されるように、本発明の表示装置は基板の上に複数の画素を縦横に配置したマトリクス型画面パネルを有する。各画素は、可視域に波長の異なる光を射出する少なくとも2種の副画素及び白色副画素より構成され、それぞれの画素が共振器を形成している。これらの副画素を独立に制御してそれぞれを独立の輝度で発光することにより、フルカラーを再現することができる。
好ましくは、赤色(R)副画素、緑色(G)副画素及び青色(B)副画素と、白色画素(W画素)を備えた構成である。図2は、副画素の配列を示す概念図である。
好ましくは、少なくとも2種の副画素として、赤色副画素(R副画素)、緑色副画素(G副画素)及び青色副画素(B副画素)を有し、該赤色副画素、緑色副画素及び青色副画素における光半透過反射層と光反射層との間の光学的距離が各々赤色光(R光)、緑色光(G光)、及び青色光(B光)を共振する距離である。
好ましくは、白色副画素における光半透過反射層と光反射層との間の光学的距離が、前記少なくとも2種の副画素における前記光半透過反射層と光反射層との間の光学的距離の最長光学距離より2倍以上長い。
好ましくは、白色副画素における光半透過反射層と光反射層との間の光学的距離が、2.0μm以上である。より好ましくは3.0μm以上、さらにより好ましくは4.0μm以上である。
好ましくは、光半透過反射層と光反射層との間に光路長調整層を有し、少なくとも2種の副画素及び白色副画素は、同一組成の白色有機電界発光層を有し、該光路長調整層の厚みを異にする。
好ましい別の態様は、該平坦化膜と該基板の間、若しくは該平坦化膜中に前記光反射層を有する。この場合、平坦化層の少なくとも1部が光路長調整層として機能する。
好ましい具体的態様は、赤色副画素、緑色副画素、青色副画素、及び白色副画素が、平坦化膜上に光反射層、光半透過反射層、及び光半透過反射層と光反射層とに狭持された光路長調整層及び白色発光有機電界発光層を有する。
好ましい別の具体的態様は、赤色副画素、緑色副画素及び青色副画素が、平坦化膜上に光反射層、光半透過反射層、及び光半透過反射層と光反射層とに狭持された光路長調整層及び白色発光有機電界発光層を有し、白色副画素は、基板と平坦化膜との間に光反射層を有し、平坦化膜上に、透明電極、白色発光有機電界発光層、及び光半透過反射層を有する。
好ましくは、前記赤色発光副画素、緑色発光副画素、青色発光副画素の光射出側に、それぞれ、赤色カラーフィルター、緑色カラーフィルター、青色カラーフィルターが配置される。
図3は、本発明による1画素を構成するR,G,B副画素とW副画素の構成を示す断面模式図である。
TFTを配した基板1上に、TFTを被覆して平坦化膜6が設置される。該平坦化膜上に光反射層2が設けられる。画素電極(透明電極3)との絶縁性が保たれる場合は、該光反射層は、R,G,B,W副画素で共通に設けても良い。
光路長調整層の上に、画素電極として透明電極3が各画素毎にパターニングされて設置される。透明電極3は、コンタクトホールを介してTFTと電気的に接続される。
各副画素部間の非発光領域は、バンク7(絶縁層)で被覆される。
通電により白色有機電界発光層4で発光した光は、半透過反射電極5と光反射層2との間で反射を繰り返し、共振して、それぞれ、R,G,Bの光が半透過反射電極5を透過して外部に射出される。W画素部では、R,G,Bの共振した光が混合されて白色光として観察される。
R,G,B副画素部の構成は図3に示す構成と同じである。W副画素においては、TFTを配した基板11上に、まず、W副画素が設置される領域に反射層12−2が設けられる。その上に、TFT及び反射層12−2を被覆して平坦化膜16が設置される。平坦化膜は、R,G,B副画素部における平坦化膜16と共通に設置される。W副画素部においては、平坦化膜16が光路長調整層の機能を果たすが、W副画素における光路長調整層の厚みは、所定の厚みより厚ければ良いので、厳密に厚みを制御する必要がない。従って、平坦化膜の一般的製造手段によっても十分満足し得る性能を得ることができる。
各副画素部間の非発光領域は、バンク17(絶縁層)で被覆される。
その上に、各副画素とも共通に白色有機電界発光層14及び半透過反射電極15が設置される。
W画素部における反射層12−2と半反射透過層15との間の光学的距離をさらに厚くしたい場合は、平坦化膜16と透明電極13との間に光路長調整層を設けても良い。
W副画素部の構成は、図4に示す構成と同一である。
R,G,B副画素部において、光反射層は、それぞれ、平坦化層の内部に設置される。B画素部においては、光反射層22−1は、平坦化層26の最上部に設置される。G副画素部及びR副画素部の光反射層22−2,及び22−3は、それぞれ平坦化層26の内部に順に共振距離が長くなるよう位置に設置される。
平坦化膜26上に、各R,G,B,W副画素にパターン化された透明電極23が形成される。
その上に、各R,G,B,W副画素とも共通に白色有機電界発光層24及び半透過反射電極25が形成される。
また、R,G,B,W副画素の有機電界発光層及び半透過反射電極を共通に一貫して形成できるので、高精細化が容易であり、さらに製造工程が簡易で、高い生産性が得られる。
本発明の光路長調整層は、透明な絶縁層材料であれば特に限定されず、無機物(SiO2、SiON、SiN等)や有機物(ポリカーボネート、ポリアクリレート、シリコーン樹脂等)の何れでも良い。
本発明の光路長調整層に用いられる無機絶縁材料としては、従来知られている種々の金属酸化物、金属窒化物、金属フッ化物などを用いることができる。
金属酸化物の具体例としては、MgO、SiO、SiO2、Al2O3、GeO、NiO、CaO、BaO、Fe2O3、Y2O3、TiO2等が挙げられ、金属窒化物の具体例としては、SiNx、SiNxOy等が挙げられ、金属フッ化物の具体例としては、MgF2、LiF、AlF3、CaF2等が挙げられる。また、これらの混合物であっても良い。
本発明における有機電界発光層は、発光層の他に、正孔輸送層、電子輸送層、ブロック層、電子注入層、および正孔注入層などの従来知られている有機化合物層を有しても良い。
1)層構成
<電極>
本発明における有機電界発光層の一対の電極は、少なくとも一方は透明電極であり、もう一方は背面電極となる。背面電極は透明であっても、非透明であっても良い。
<有機化合物層の構成>
前記有機化合物層の層構成としては、特に制限はなく、有機電界発光素子の用途、目的に応じて適宜選択することができるが、前記透明電極上に又は前記背面電極上に形成されるのが好ましい。この場合、有機化合物層は、前記透明電極又は前記背面電極上の前面又は一面に形成される。
有機化合物層の形状、大きさ、および厚み等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
・陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極、
・陽極/正孔輸送層/発光層/ブロック層/電子輸送層/陰極、
・陽極/正孔輸送層/発光層/ブロック層/電子輸送層/電子注入層/陰極、
・陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/ブロック層/電子輸送層/陰極、
・陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/ブロック層/電子輸送層/電子注入層/陰極。
2)正孔輸送層
本発明に用いられる正孔輸送層は正孔輸送材を含む。前記正孔輸送材としては正孔を輸送する機能、もしくは陰極から注入された電子を障壁する機能のいずれかを有しているもので有れば特に制限されることはなく用いることが出来る。本発明に用いられる正孔輸送材としては、低分子正孔輸送材、および高分子正孔輸送材のいずれも用いることができる。
本発明に用いられる正孔輸送材の具体例として、例えば以下の材料を挙げることができる。
これらは、単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明おいては、正孔輸送層と陽極の間に正孔注入層を設けることができる。
正孔注入層とは、陽極から正孔輸送層に正孔を注入しやすくする層であり、具体的には前記正孔輸送材の中でイオン化ポテンシャルの小さな材料が好適用いられる。例えばフタロシアニン化合物、ポルフィリン化合物、及びスターバースト型トリアリールアミン化合物等を挙げることができ、好適に用いることができる。
正孔注入層の膜厚は、1nm〜300nmが好ましい。
本発明に用いられる発光層は、少なくとも一種の発光材料を含み、必要に応じて正孔輸送材、電子輸送材、ホスト材を含んでもよい。
本発明に用いられる発光材料としては特に限定されることはなく、蛍光発光材料または燐光発光材料のいずれも用いることができる。発光効率の点から燐光発光材料が好ましい。
また、発光材料は白色発光が得られれば1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。2種以上を併用する場合の発光材料の発光色の組合せは、特に限定されるものではないが、青色発光材料と黄色発光材料の併用、青色発光材料と緑色発光材料と赤色発光材料の併用などを挙げることができる。
上記オルトメタル化錯体の中でも、三重項励起子から発光する化合物が本発明においては発光効率向上の観点から好適に使用することができる。
燐光発光材料は1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。また、蛍光発光材料と燐光発光材料を同時に用いてもよい。
ホスト材の発光層における含有量としては20質量%〜99.9質量%が好ましく、さらに好ましくは50質量%〜99.0質量%である。
本発明においては、発光層と電子輸送層との間にブロック層を設けることができる。ブロック層とは発光層で生成した励起子の拡散抑制する層であり、また正孔が陰極側に突き抜けることを抑制する層である。
本発明においては電子輸送材を含む電子輸送層を設けることができる。
電子輸送材としては電子を輸送する機能、もしくは陽極から注入された正孔を障壁する機能のいずれかを有しているもので有れば制限されることはなく、前記ブロック層の説明時に挙げた電子輸送材を好適に用いることができる。
前記電子輸送層の厚みとしては、10nm〜200nmが好ましく、20nm〜80nmがより好ましい。
本発明おいては、電子輸送層と陰極の間に電子注入層を設けることができる。
電子注入層とは、陰極から電子輸送層に電子を注入しやすくする層であり、具体的にはフッ化リチウム、塩化リチウム、臭化リチウム等のリチウム塩、フッ化ナトリウム、塩化ナトリウム、フッ化セシウム等のアルカリ金属塩、酸化リチウム、酸化アルミニウム、酸化インジウム、又は酸化マグネシウム等の絶縁性金属酸化物等を好適に用いることができる。
電子注入層の膜厚は0.1nm〜5nmが好ましい。
本発明に用いられる基板の材料としては、水分を透過させない材料又は水分透過率の極めて低い材料が好ましく、また、前記有機化合物層から発せられる光を散乱乃至減衰等のさせることのない材料が好ましい。具体的例として、例えばYSZ(ジルコニア安定化イットリウム)、ガラス等の無機材料、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、アリルジグリコールカーボネート、ポリイミド、ポリシクロオレフィン、ノルボルネン樹脂、およびポリ(クロロトリフルオロエチレン)等の合成樹脂等の有機材料、などが挙げられる。
前記有機材料の場合、耐熱性、寸法安定性、耐溶剤性、電気絶縁性、加工性、低通気性、又は低吸湿性等に優れていることが好ましい。これらの材料は、単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
基板には、さらに必要に応じて、ハードコート層、およびアンダーコート層などを設けてもよい。
本発明における電極は、第1電極よび第2電極のいずれが陽極であっても陰極であっても構わないが、好ましくは第1電極が陽極であり、第2電極が陰極である。
本発明に用いられる陽極としては、通常、前記有機化合物層に正孔を供給する陽極としての機能を有していればよく、その形状、構造、大きさ等については特に制限はなく、発光素子の用途、目的に応じて、公知の電極の中から適宜選択することができる。
陽極の抵抗値としては、103Ω/□以下が好ましく、102Ω/□以下がより好ましい。
陽極は、無色透明であっても、有色透明であってもよく、該陽極側から発光を取り出すためには、その透過率としては、60%以上が好ましく、70%以上がより好ましい。この透過率は、分光光度計を用いた公知の方法に従って測定することができる。
本発明に用いることの出来る陰極としては、通常、前記有機化合物層に電子を注入する陰極としての機能を有していればよく、その形状、構造、大きさ等については特に制限はなく、発光素子の用途、目的に応じて、公知の電極の中から適宜選択することができる。
例えば、前記陰極の材料として、金属等を選択する場合には、その1種又は2種以上を同時又は順次にスパッタ法等に従って行うことができる。
また、陰極と有機化合物層との間に前記アルカリ金属又は前記アルカリ土類金属のフッ化物等による誘電体層を0.1nm〜5nmの厚みで挿入してもよい。
陰極は、透明であってもよいし、不透明であってもよい。なお、透明な陰極は、前記陰極の材料を1nm〜10nmの厚みに薄く製膜し、更に前記ITOやIZO等の透明な導電性材料を積層することにより形成することができる。
本発明において、有機EL素子全体は、保護層によって保護されていてもよい。
保護層に含まれる材料としては、水分や酸素等の素子劣化を促進するものが素子内に入ることを抑止する機能を有しているものであればよい。
その具体例としては、In、Sn、Pb、Au、Cu、Ag、Al、Ti、Ni等の金属、MgO、SiO、SiO2、Al2O3、GeO、NiO、CaO、BaO、Fe2O3、Y2O3、TiO2等の金属酸化物、SiNx、SiNxOy等の金属窒化物、MgF2、LiF、AlF3、CaF2等の金属フッ化物、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレート、ポリイミド、ポリウレア、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリジクロロジフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレンとジクロロジフルオロエチレンとの共重合体、テトラフルオロエチレンと少なくとも1種のコモノマーとを含むモノマー混合物を共重合させて得られる共重合体、共重合主鎖に環状構造を有する含フッ素共重合体、吸水率1%以上の吸水性物質、吸水率0.1%以下の防湿性物質等が挙げられる。
さらに、本発明における有機電界発光素子は、封止容器を用いて素子全体を封止してもよい。
また、封止容器と発光素子の間の空間に水分吸収剤又は不活性液体を封入してもよい。
水分吸収剤としては、特に限定されることはないが、例えば、酸化バリウム、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化カルシウム、硫酸ナトリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、五酸化燐、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化銅、フッ化セシウム、フッ化ニオブ、臭化カルシウム、臭化バナジウム、モレキュラーシーブ、ゼオライト、および酸化マグネシウム等を挙げることができる。不活性液体としては、特に限定されることはないが、例えば、パラフィン類、流動パラフィン類、パーフルオロアルカンやパーフルオロアミン、パーフルオロエーテル等のフッ素系溶剤、塩素系溶剤、及びシリコーンオイル類が挙げられる。
本発明における素子を構成する各層は、蒸着法やスパッタ法等の乾式製膜法、ディッピング、スピンコート法、ディップコート法、キャスト法、ダイコート法、ロールコート法、バーコート法、グラビアコート法等の湿式製膜法いずれによっても好適に製膜することができる。
中でも発光効率、耐久性の点から乾式法が好ましい。湿式製膜法の場合、残存する塗布溶媒が発光層を損傷させるので好ましくない。
特に好ましくは、抵抗加熱式真空蒸着法である。抵抗加熱式真空蒸着法は、真空下で加熱により蒸散させる物質のみを効率的に加熱できるので、素子が高温に曝されないのでダメージが少なく有利である。
従来用いられてきた酸化シリコン等の封止剤は昇華点が高く、抵抗加熱で蒸着することは不可能であった。また、公知例に一般的に記載されているイオンプレーティング式などの真空蒸着法は、蒸着元部が数千℃と超高温となるため、被蒸着材料に熱的な影響を与えて変質させるため、特に熱や紫外線の影響を受けやすい有機EL素子の封止膜の製造方法としては適していない。
本発明における有機電界発光素子は、陽極と陰極との間に直流(必要に応じて交流成分を含んでもよい)電圧(通常2ボルト〜15ボルト)、又は直流電流を印加することにより、発光を得ることができる。
本発明の表示装置は、携帯電話ディスプレイ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、コンピュータディスプレイ、自動車の情報ディスプレイ、TVモニター、あるいは一般照明を含む広い分野で幅広い分野で応用される。
本発明の図3に示される構成のカラー表示装置の製造方法について説明する。
(1)TFTを備えたガラス基板1に、該TFTを被覆して厚み3μmの平坦化膜6を設ける。TFTは、R,G,B,W副画素に対応してそれぞれ設置される。
(2)上記平坦化膜6の上に、光反射層2としてAlを真空成膜製法で、100nmの厚みに、各R,G,B,W副画素にパターン化して設置する。
・材料: SiON
・膜形成方法:イオンプレーティング法
・厚み:R部120nm、G部70nm、B部30nm、W部2200nm、
(4)上記光路長調整層上面に透明電極3(ITO、60nm)を各副画素でパターニングして形成する。透明電極3は、光路長調整層及び反射層に設けられたコンタクトホールを介してTFTの平坦化膜の上部電極を導通される。
(5)発光部をメタルマスクでカバーして、非発光部を絶縁層(バンク7)で被覆する。
<発光層構成>
・正孔注入層:4,4’,4’’−トリス(2−ナフチルフェニルアミノ)トリフェニルアミン(2−TNATAと略記する)と2−TNATAに対してテトラフルオロテトラシアノキノジメタン(F4−TCNQと略記する)を1.0質量%となるように共蒸着を行った。膜厚は40nmとした。
・正孔輸送層:N,N’−ジナフチル−N,N’−ジフェニル−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミン(α−NPDと略記する)、厚み10nm。
・発光層:1,3−bis(carbazol−9−yl)benzene(mCPと略称)とmCPに対して発光材Aを15質量%、発光材Bを0.13質量%、発光材Cを0.13質量%となるように4元で共蒸着を行った。膜厚は30nmとした。
・電子輸送層:bis−(2−methyl−8−quinolinolate)−4−(phenylphenolate)aluminium(BAlqと略記する)、厚み40nm。
・電子注入層:LiFを厚み0.5nmに蒸着後、Alを厚み1.5nmに蒸着して電子注入層とした。
金属電極(Ag、20nm)を真空成膜製法で形成する。
以上により、トップムエミッション型の有機EL素子を組み込んだ1画素が形成される。
B副画素部からは図6に示されるシャープな発光スペクトルの高輝度のB光が放射され、G副画素部からは図7に示されるシャープな発光スペクトルの高輝度のG光が放射され、R副画素部からは図8に示されるシャープな発光スペクトルの高輝度のR光が放射される。
W副画素部では、図9に示される多数の共振光が混合されて完全に白色光として観察される光が放射される。
図4に示される構成であり、実施例1において、W副画素部の構成のみを下記に変更した。各構成の製造手段は実施例1と同様である。
(1)TFTの基板11上に、まず光反射層12−2を設置する。
(2)TFT及び光反射層12−2を被覆して平坦化膜16を設置する。平坦化膜16の設置工程は、R,G,B副画素部の平坦化膜16の設置と同一工程で為される。
(3)以後の透明電極13/白色有機電界発光層14/半透過反射電極15を積層して形成する工程は、R,G,B副画素部におけると同一工程で為される。
図5に示される構成であり、実施例2に対して、R,G,B副画素部についても光反射層を平坦化膜の中に配置した構成である。
(1)TFTの基板21上に、まずW副画素で、光反射層22−4を設置する。
(2)R,G,B,W副画素部を通して、TFT及び光反射層22−2を被覆して第1の厚みの平坦化膜を設置する。
(3)次に、R副画素で、光反射層22−3を設置する。
(4)続いて、R,G,B,W副画素部を通して、全体に第2の厚みの平坦化膜を設置する。
(5)次に、G副画素で、光反射層22−2を設置する。
(6)続いて、R,G,B,W副画素部を通して、全体に第3の厚みの平坦化膜を設置する。
(7)次に、B副画素で、光反射層22−1を設置する。
(8)続いて、R,G,B,W副画素部を通して、全体に第4の厚みの平坦化膜を設置する。
(9)以後の透明電極23/白色有機電界発光層24/半透過反射電極25を積層して形成する工程は、R,G,B,W副画素とも共通に、実施例1,2におけると同様に為される。
2,12−1,12−2,22−1,22−2,22−3,22−4:光反射層
3,13,23:透明電極
4,14,24:白色有機電界発光層
5,15,25:半透過反射電極
6,16,26:平坦化膜
7,17,27:絶縁層(バンク)
8−1,8−2,8−3,8−4,18−1,18−2,18−3:光路長調整層(絶縁層)
Claims (1)
- 基板上に複数の画素を備え、各画素が可視域の波長の異なる光を射出する少なくとも2種の副画素及び白色副画素より構成されるカラー表示装置であって、前記少なくとも2種の副画素及び前記白色副画素は各々光半透過反射層と光反射層とに狭持された白色発光有機電界発光層を有し、前記少なくとも2種の副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離が各々射出する光を共振する距離である共振器を形成し、前記白色副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離は、前記少なくとも2種の副画素における前記光半透過反射層と前記光反射層との間の光学的距離の最長光学距離より長いことを特徴とするカラー表示装置。
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