JP2013000137A - Vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は電気掃除機に関する。 The present invention relates to a vacuum cleaner.
従来、電動送風機を内蔵する電気掃除機では、電動送風機の振動が、電動送風機から掃除機本体の筺体へ伝播し、筺体へ伝播した振動が筺体から大気へと伝播して振動を発生することが知られている。 Conventionally, in a vacuum cleaner incorporating an electric blower, the vibration of the electric blower propagates from the electric blower to the housing of the cleaner body, and the vibration propagated to the housing propagates from the housing to the atmosphere and generates vibration. Are known.
このような振動による騒音を低減する方法としては、振動源である電動送風機の振動発生を直接的に抑える方法や、電動送風機の振動の伝播を低減する方法が知られている。このうち、電動送風機の振動の伝播を低減する方法としては、特許文献1に開示されたものが知られている。
As a method for reducing the noise due to such vibration, a method for directly suppressing vibration generation of an electric blower that is a vibration source and a method for reducing propagation of vibration of the electric blower are known. Among these, the method disclosed in
特許文献1の電気掃除機では、電動送風機と電動送風機を覆うモータカバーとを備えており、モータクッションを介して電動送風機がモータカバーに支持されている。 The electric vacuum cleaner of Patent Literature 1 includes an electric blower and a motor cover that covers the electric blower, and the electric blower is supported by the motor cover via a motor cushion.
一方、電気掃除機に用いられる電動送風機は、吸気口から吸い込んだ空気を排気口から吐き出すことで吸込性能を得ている。このため、電気掃除機では、掃除機本体の内部において排気口から吐き出された空気が吸気口に吸い込まれて循環しないように、排気口側と吸気口側のそれぞれの気密性を保持する必要がある。 On the other hand, the electric blower used for the vacuum cleaner obtains the suction performance by discharging the air sucked from the intake port from the exhaust port. For this reason, in the vacuum cleaner, it is necessary to maintain the airtightness of the exhaust port side and the intake port side so that the air discharged from the exhaust port is not sucked into the intake port and circulated inside the vacuum cleaner body. is there.
このような気密性の保持を図りつつ、電動送風機の振動の伝播を低減するものとして、特許文献2に開示されたものが知られている。
特許文献2の電気掃除機では、電動送風機の吸気口に、気密性と防振性とを有するシール部材が設けられ、このシール部材とは別に、電動送風機の胴部を本体ケースに対して支持する付勢手段が設けられている。この付勢手段によって、電動送風機の上下端が回転軸に対して同じ位相で回転する並進運動を防止することができる。
The thing disclosed by
In the electric vacuum cleaner of
特許文献1の電気掃除機では、電動送風機のファンケーシング周りを支持しているモータクッションが、断面略コ字形状を呈しており、ファンケーシングを下面側及び外周面側の2つの方向から覆うようにして支持する構造となっていた。このため、電動送風機の上下端が回転軸に対して違う位相で回転するコニカル振動が電動送風機に生じた場合に、モータクッションを通じてモータカバーに振動が伝播するおそれがあった。
In the electric vacuum cleaner of
また、特許文献2の電気掃除機では、前記したように電動送風機の上下端が回転軸に対して同じ位相で回転する並進運動を防止することができるものの、付勢手段は電動送風機の吸込口と反対側の端部近傍において(吸込口から間隔を隔てた軸方向反対側の端部近傍において)電動送風機を支持しているので、この場合にも電動送風機の上下端が回転軸に対して違う位相で回転するコニカル振動が生じると、これを好適に抑えることができなくなるおそれがあった。
Moreover, in the vacuum cleaner of
一方、特許文献1,2の電気掃除機において、ファンケーシングやシール部材による防振効果を高めるためには、振動に併せてこれらが柔軟に変形するように構成することが考えられる。しかしながら、そのようにすると、電動送風機の支持性能の低下を来たすおそれがあり、これが気密性能の低下に繋がって、吸込性能が低下するおそれがあった。また、これとは逆に、気密や、支持を安定させようとして、ファンカバーやシール部材の剛性を高めると、防振効果が低下して振動が増大するおそれがあった。このため、吸込性能を維持しつつ防振効果の得られる技術の開発が望まれていた。
On the other hand, in the electric vacuum cleaners of
そこで本発明は、電気掃除機の吸込性能を低減させることなく、電動送風機からの振動伝播を抑制して騒音を低減することができる電気掃除機を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the vacuum cleaner which can suppress the vibration propagation from an electric blower and reduce noise, without reducing the suction performance of a vacuum cleaner.
上記目的を達成するために、本発明の電気掃除機は、電動送風機と、前記電動送風機を収容するケースと、前記ケースに設けられた吸込部と、前記電動送風機に設けられ、前記吸込部に連通される吸込口と、前記吸込部と前記吸込口との間に介設され、前記電動送風機の略軸方向における気密を保持する気密部材と、前記気密部材とは別に設けられ、前記電動送風機を支持する弾性支持手段と、を備えた電気掃除機であって、前記弾性支持手段は、前記電動送風機の回転軸方向の全長の中心位置よりも前記気密部材側となる位置で、回転軸に直交する方向から前記電動送風機を支持していることを特徴とする。
また、本発明の電気掃除機は、電動送風機と、前記電動送風機を収容するケースと、前記ケースに設けられた吸込部と、前記電動送風機に設けられ、前記吸込部に連通する吸込口と、前記吸込部と前記吸込口との間に介設され、前記電動送風機の略軸方向における気密を保持する気密部材と、前記気密部材とは別に設けられ、前記電動送風機を支持する弾性支持手段と、を備えた電気掃除機であって、前記ケースは、フィルタが設けられた第1の部材と、前記吸込部を有する第2の部材とを含み、前記第1の部材と前記第2の部材とがシール部材を介して結合されてなり、前記弾性支持手段は、前記電動送風機の回転軸方向の全長の中心位置よりも前記気密部材側となる位置で、回転軸に直交する方向から前記電動送風機を支持していることを特徴とする。
さらに、本発明の電気掃除機は、電動送風機と、前記電動送風機を収容するケースと、前記ケースに設けられた吸込部と、前記電動送風機に設けられ、前記吸込部に連通する吸込口と、前記吸込部と前記吸込口との間に介設され、前記電動送風機の略軸方向における気密を保持する気密部材と、前記気密部材とは別に設けられ、前記電動送風機を支持する弾性支持手段と、を備えた電気掃除機であって、前記電動送風機は、その回転軸が鉛直方向とされた姿勢で前記ケース内に支持されており、前記弾性支持手段は、前記電動送風機の回転軸方向の全長の中心位置よりも前記気密部材側となる位置で、回転軸に直交する方向から前記電動送風機を支持していることを特徴とする。
In order to achieve the above object, an electric vacuum cleaner of the present invention includes an electric blower, a case that houses the electric blower, a suction portion provided in the case, and an electric blower that is provided in the electric blower. The electric blower provided separately from the air inlet, the air-tight member interposed between the suction portion and the suction port for holding the air-tightness in the substantially axial direction of the electric blower, and the air-tight member An elastic support means for supporting the electric blower, wherein the elastic support means is located on the rotary shaft at a position closer to the airtight member than the center position of the entire length of the electric blower in the rotary shaft direction. The electric blower is supported from an orthogonal direction.
The vacuum cleaner of the present invention includes an electric blower, a case that houses the electric blower, a suction portion that is provided in the case, a suction port that is provided in the electric blower and communicates with the suction portion, An airtight member interposed between the suction portion and the suction port, and maintaining airtightness in a substantially axial direction of the electric blower; and an elastic support means for supporting the electric blower provided separately from the airtight member. The case includes a first member provided with a filter, and a second member having the suction portion, and the first member and the second member. Are coupled via a seal member, and the elastic support means is located at a position closer to the airtight member than a central position of the entire length of the electric blower in the rotation axis direction, and is electrically driven from a direction orthogonal to the rotation axis. Supporting the blower And features.
Furthermore, the electric vacuum cleaner of the present invention includes an electric blower, a case for housing the electric blower, a suction portion provided in the case, a suction port provided in the electric blower and communicating with the suction portion, An airtight member interposed between the suction portion and the suction port, and maintaining airtightness in a substantially axial direction of the electric blower; and an elastic support means for supporting the electric blower provided separately from the airtight member. The electric blower is supported in the case in a posture in which the rotation axis of the electric blower is in the vertical direction, and the elastic support means is arranged in the rotation axis direction of the electric blower. The electric blower is supported from the direction orthogonal to the rotation axis at a position closer to the airtight member than the center position of the entire length.
本発明によれば、電気掃除機の吸込性能を低減させることなく、電動送風機からの振動伝播を抑制して騒音を低減することができる電気掃除機提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the vacuum cleaner which can suppress the vibration propagation from an electric blower and can reduce a noise can be provided, without reducing the suction performance of a vacuum cleaner.
以下、本発明を実施するための形態を適宜図面を参照しながら説明するが、本実施形態は以下の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で任意に変更して実施可能である。
なお、以下では、図2に示すように、掃除機本体2において、ホース部3(図1参照)が接続される接続口2aが形成される側を前側、排気口2dが形成される側を後側、把手26が設けられる側を上側、基板等の電装品48が設けられる側を下側として説明する。また、図11に示すように、掃除機本体2の左車輪55aが設けられる側を左側、右車輪55bが設けられる側を右側として説明する。
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings as appropriate. However, the embodiments are not limited to the following contents, and can be arbitrarily modified within the scope of the invention. It is.
In the following, as shown in FIG. 2, in the
(第1実施形態)
図1に示すように、電気掃除機1は、掃除機本体2と、ホース部3と、手元操作スイッチSW等が設けられた操作管4と、伸縮自在に設けられた延長管5と、第2の吸込具6及び第1の吸込具7とを備えて構成されている。
掃除機本体2の内部には、後記する電動送風機10(図2参照)を備え、電動送風機10により発生させた吸引力により、塵埃を第1の吸込具7等から吸引する。掃除機本体2から第1の吸込具7までのホース部3、操作管4、延長管5、第2の吸込具6の内部には、図示しない通風路が設けられており、第1の吸込具7から吸引された塵埃は、第2の吸込具6、延長管5、操作管4、ホース部3を通じて掃除機本体2に吸引される。
(First embodiment)
As shown in FIG. 1, the
The
図2に示すように、掃除機本体2は、前端部に、管状の接続口2aを備えている。掃除機本体2の前部側には、接続口2aから吸い込んだ塵埃を分離収集する集塵装置20が備わり、掃除機本体2の後部側には、集塵装置20に連通して吸引力を発生する電動送風機10が備わる。
接続口2aには、ホース部3(図1参照)に設けられた継手管3aが挿入されて保持されるようになっている。接続口2aの一端には、シール部材2bが設けられており、シール部材2bは、継手管3aと集塵装置20側に設けられた入口管20aとの気密を保持するようになっている。掃除機本体2の前部下面(集塵装置20の下方)には、キャスタを支持するためのキャスタ支持部2cが設けられている。
As shown in FIG. 2, the
A
集塵装置20は、塵埃分離部21と塵埃収容部22とを有して構成されている。塵埃分離部21は、吸い込んだ空気を旋回させ、遠心分離作用(サイクロン方式)によって塵埃を分離する部分である。塵埃収容部22は、塵埃分離部21に連通しており、塵埃分離部21で分離された塵埃を収容する集塵かご27を内部に備えている。
The
塵埃分離部21と塵埃収容部22とは、集塵装置20の軸方向(前後傾斜方向)に配列され、それぞれの向かい合う軸方向端部同士が接続されて空気の通流可能に連通されており、使用者の操作によって容易に分離可能に構成されている。このうち塵埃分離部21は、掃除機本体2の前側に配置され、塵埃収容部22は、塵埃分離部21よりも掃除機本体2の斜め後側に配置されている。塵埃分離部21の前端部には、開口部21aが設けられており、その開口部21aが入口管20aに接続されている。なお、塵埃分離部21の前端部の円周面を入口管20aに対して接続してもよい。
The
塵埃分離部21は、外筒21bと、この外筒21b内に設けられ、フィルタ機能を有する内筒21cとを有している。内筒21cの周面には、複数の貫通孔21dが形成されている。塵埃分離部21内において、空気は、貫通孔21dを通じて内筒21cの外側(外筒21bの内側)から内筒21cの内側に流れるようになっており、その際、貫通孔21dを通らない大きなゴミが外筒21bと内筒21cとの間に分離されるようになっている。この場合、吸込力にもよるが、例えば、1円玉以上の重さを有するゴミは、外筒21b内において吸い上げられることなく、外筒21b内に残されるようになっている。
The
これらの外筒21bと内筒21cとは、使用者の操作によって容易に分離可能に設けられている。これによって、ゴミ捨て時には、外筒21bと内筒21cとを分離することによって、外筒21bの内部に堆積したゴミを排出することができ、内筒21cの貫通孔21dに引っ掛かった髪の毛や糸屑等のゴミがある場合にも、これを容易に除去することができる。
The
図2に示すように、塵埃収容部22は、縦断面で略逆三角形状とされた中空状の収容ケース22aを備え(図3(a)参照)、収容ケース22aの前側開口を塞ぐ前蓋23と、収容ケース22aの後側開口を塞ぐ後蓋として機能するフィルタ24とを有している。
前蓋23は、ヒンジ部23aを中心として開閉可能に設けられており、閉じられた状態で、その前面が前側に配置された塵埃分離部21の後部に当接するようになっている。前蓋23の後面上部には、フック部23bが後方へ向けて突設されている。このフック部23bは、収容ケース22aの前側開口縁に設けられた受け部22bに係止可能となっており、フック部23bを受け部22bに係止することで、収容ケース22aの前側開口に前蓋23が閉じられた状態で保持されるようになっている。これにより、前蓋23が不意に開くことが防止されている。
As shown in FIG. 2, the
The
収容ケース22aの上部には、使用者による押下操作可能なボタン25(レバー等の部材でもよい)が設けられている。ボタン25には、収容ケース22aの前側に延びる伝達棒(ロッド)25aが連結されている。伝達棒25aの後端は、ボタン25に連結され、伝達棒25aの他端は、受け部22bに連結されている。
このような構成において、使用者によりボタン25が押下操作されると、伝達棒25aが前側へスライド移動して受け部22bが前方へ突出移動し、受け部22bとフック部23bとの係止が解除されるようになっている。そして、受け部22bとフック部23bとの係止が解除されると、図3(a)に示すように、ヒンジ部23aを中心として、前蓋23が開くようになっている。
A button 25 (which may be a member such as a lever) that can be pressed by the user is provided on the upper portion of the
In such a configuration, when the
収容ケース22aの前側開口は、鉛直方向から略45〜50度前側へ傾斜している。収容ケース22aの上部には、略水平方向に延設された把手26が設けられている。ゴミ捨て時に使用者は、この把手26を握って塵埃収容部22を上方へ持ち上げることができ、塵埃分離部21を掃除機本体2に残したまま、塵埃収容部22のみを掃除機本体2から取り外すことができる。ここで、使用者が把手26を握って塵埃収容部22を上方に持ち上げると、前蓋23は斜め下方向を向いて傾いた状態で閉じられているので、例えば、把手26を握る手でボタン25を押下操作すると、受け部22bとフック部23bとの係止が解除されて、前蓋23がヒンジ部23aを支点として自重により前方へ倒れて回動し、収容ケース22aの前側開口が開く状態となる。
The front opening of the
集塵かご27は、図2に示すように、断面略台形状を呈しており、塵埃収容部22に収容されている。集塵かご27は、上下に分割された上容器27aと下容器27bとが後部の蝶番27cを介して連結されてなり、ゴミ捨て時には、図3(a)に示すように、上容器27aと下容器27bが蝶番27cにより上下方向に開きながらヒンジ部27eを中心として回動するようになっている。
なお、集塵かご27は、開口と反対側(後方側)に凹んだ形状を有していればよく、その形状は、一つの面が開口したかご形状、箱形状または容器形状であってもよいし、ちり取り形状であってもよい。
また、集塵かご27の前後方向の断面形状は、略四角形状であってもよいし、略円形状であってもよいし、略三角形状であってもよい。好ましくは、開口する側(前側)から底面側(後側)へ向けて断面が小さくなるように形成されているのがよい。このように形成することによって、塵埃が排出される側(開口側)に向けて断面積が拡がるため、使用者は、集塵かご27内に堆積した塵埃を容易に排出することができる。
As shown in FIG. 2, the
The
The cross-sectional shape of the
集塵かご27は、枠体27d(支骨)を有しており、開口以外の底面、上下左右面に、金属やナイロン等からなるメッシュ部材が被覆または貼着されている。このように、集塵かご27の底面だけでなく、上下左右面にも通気性を持たせることによって、集塵かご27の底面に塵埃が堆積しても流路を確保することができる。このことは、吸い込み空気の圧力損失を低減し、吸引力の低下を抑制することに寄与する。
メッシュ部材は、通気性があり、塵埃を捕集するフィルタ機能を有する。なお、メッシュ部材は、フィルタ機能を有するものであれば、メッシュ部材の代わりにコンビニエンスストア等で手軽に購入することのできる使い捨てのティッシュペーパを用いてもよいし、メッシュ部材とティッシュペーパとを組み合わせてもよい。例えば、使用者により、メッシュ部材の上にティッシュペーパを装着してもよい。
The
The mesh member is air permeable and has a filter function of collecting dust. In addition, as long as the mesh member has a filter function, a disposable tissue paper that can be easily purchased at a convenience store or the like may be used instead of the mesh member, or a combination of the mesh member and the tissue paper may be used. May be. For example, the user may put tissue paper on the mesh member.
なお、集塵かご27に図示しないばね等の付勢手段を設け、ボタン25の押下操作時に、この付勢手段によって収容ケース22aの前側へ集塵かご27が飛び出すように構成することで、この付勢手段の付勢力を利用して前蓋23を集塵かご27で押し開けるように構成してもよい。
The
後側のフィルタ24は、ヒンジ部24aを中心として開閉可能に設けられており、閉じられた状態で、その後面が後側に配置された吸気ダクト30の前部に当接する(前部を覆う)ようになっている。
フィルタ24は、図3(b)に示すように、断面形状が略四角形の枠体24bを備え、この枠体24b内にプリーツ状に折られたフィルタ部材24cが配置されて形成されている。フィルタ部材24cの波方向(山と谷との条方向)は上下方向(重力作用方向)であるのが好ましい。フィルタ部材24cは、例えば、高密度のHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)を用いることができる。HEPAフィルタは、定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を有し、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を有している。
The
As shown in FIG. 3B, the
本実施形態では、フィルタ24の後面(吸気ダクト30に対峙する面)に、図2に示すように、パッキン24dが設けられている。パッキン24dは、塵埃収容部22の後面(フィルタ24の後面)と掃除機本体2(特に吸気ダクト30)との気密を保持する。なお、パッキン24dは、必ずしも設けなくてもよい。
また、2つのヒンジ部23a及びヒンジ部24aを、一つのヒンジ部で共用してもよい。また、ヒンジ部24aは、フィルタ24の下端部ではなく、フィルタ24の上端部に備えられてもよい。
In the present embodiment, packing 24d is provided on the rear surface of the filter 24 (the surface facing the intake duct 30) as shown in FIG. The
Further, the two
掃除機本体2の後側には、電動送風機10が配置されている。電動送風機10の上流側となる電動送風機10の上方には、掃除機本体2の前後方向に延びる合成樹脂製のケースとしての吸気ダクト30(第2の部材)が設けられている。電動送風機10は合成樹脂製のケースとしての排気ダクト40(第1の部材)に収容されており、電動送風機10の下流側となる電動送風機10の前方に延びるダクト部42にはフィルタ45が設けられている。
An
吸気ダクト30の延設方向の前端には、開口30aが設けられており、この開口30aには、前方に配置される塵埃収容部22のフィルタ24に設けられたパッキン24dが装着されるようになっている。開口30aには、集塵装置20の外に残った塵埃を吸着する補助フィルタ31が設けられている。この補助フィルタ31により、下流側に配置された電動送風機10に塵埃が吸い込まれることを好適に抑制している。
An
補助フィルタ31の上部には、塵埃収容部22のフィルタ24に付着した塵埃を除去する除塵装置32が設けられている。除塵装置32は、回転体の外周に、図示しないらせん状のバネ(弾性体)を備えており、このらせん状のバネが、フィルタ24のフィルタ部材24c(図3(b)参照)を弾くことによって、フィルタ部材24cに付着した塵埃を振るい落とすようになっている。
なお、除塵装置32は、図示しないモータによる駆動や、図11に示すように、コードリール60の周囲に巻き付けられたコード61の引き出し操作によって駆動されるように構成することができる。
A
The
図3(b)に示すように、フィルタ部材24cは、前記したように、その山谷方向が上下方向となっているので、振るい落とされた塵埃は重力作用方向に落ち易くなっている。フィルタ部材24cから振るい落とされた塵埃は、収容ケース22a内に堆積する。これによって、フィルタ部材24cの目詰まりを防止することができ、空気の圧力損失の低下を抑制することができる。このことは、吸引力の低下の抑制に寄与する。
As shown in FIG. 3B, the
図2に示すように、吸気ダクト30の延設方向の後端は、電動送風機10に連通しており、吸気ダクト30の後部側の下面には、電動送風機10の吸込口10aに向けて開口する吸込部としての開口部30nが形成されている。
また、開口部30nの下縁周部には、電動送風機10の略軸方向における気密を保持する気密部材35が取り付けられている。これにより、集塵装置20を通過した空気の流れは、吸気ダクト30により偏向され、開口部30nから吸込口10aを通じて電動送風機10内に流入する。
As shown in FIG. 2, the rear end in the extending direction of the
Further, an
気密部材35は、図2、図5、図6に示すように、円環状を呈しており、合成ゴム等の弾性材からなる。気密部材35は、ベース部35aと、このベース部35aから電動送風機10(図2、図4参照)に向けて延設された円筒状のリップ部35bと、ベース部35aの上面に形成された同心円状の複数の溝部35c(図6参照)と、を有している。同心円状の複数の溝部35cは、図5に示すように、吸気ダクト30の開口部30nの下縁周部に設けられた同心円状の複数の突状部32aに対して係合可能である。
気密部材35は、これらの突状部32aに溝部35cをそれぞれ係合させて開口部30nの下縁周部に配置され、下方から隔壁30jに取り付けられる固定部材36によりベース部35aが上下方向から挟持されるようにして吸気ダクト30に固定される。
As shown in FIGS. 2, 5, and 6, the
The
固定部材36には、図5に示すように、固定用のねじ37(図9参照)が挿通される複数のねじ孔36aが設けられ、また、周部に2つの突出部36bが形成されている。複数のねじ孔36aは、隔壁30jの下面に形成された複数のボス部30gにそれぞれ対応しており、2つの突出部36bは、隔壁30jの下面に形成された2つの係合溝30hに係合可能である。このため固定部材36の位置決めが容易であり、製造時間の短縮を図ることができる。
また、固定部材36の内周部には、図7に示すように、円環状の挟持片36cが形成されている。この挟持片36cは、図9に示すように、吸気ダクト30の隔壁30j(図5参照)との間に気密部材35のベース部35aを挟持可能である。
As shown in FIG. 5, the fixing
Further, as shown in FIG. 7, an
ここで、ボス部30gが突出形成された隔壁30jの上面側は、図2に示すように、集塵装置20から電動送風機10への導風路30kとなっているので、図5に示すようなボス部30gを設けないで固定部材36を隔壁30jに固定しようとすると、隔壁30j自体の厚みを増すか、導風路30k側にボス部を突出させて形成する必要が生じ、吸気ダクト30の重量増や導風路30kの空気の流れに抵抗が生じるおそれがある。
Here, as shown in FIG. 2, the upper surface side of the
これに対して、本実施形態のようなボス部30gを隔壁30jの下面に形成することによって、前記のような隔壁30j自体の厚みを増したり、導風路30k側にボス部を突出させて形成したりする必要がなくなり、また、隔壁30jと固定部材36との間に気密部材35を挟持することができるので、軽量化を図りつつ気密部材35を好適に固定することが可能となる。このため、導風路30kを空気が流れる際の抵抗の増加を伴わず、吸引力の低下を防ぐことができる。
On the other hand, by forming the
吸気ダクト30(隔壁30j)に気密部材35が固定され、後記するようにして、吸気ダクト30を排気ダクト40に装着すると、図2に示すように、排気ダクト40内に収容された電動送風機10のファンケーシング11の上面11aに気密部材35のリップ部35bが当接して密着する。これにより、吸気ダクト30内とファンケーシング11内が気密に連通する。
When the
また、図5に示すように、吸気ダクト30の隔壁30jの周部には、排気ダクト40の収容部41に形成された凹部41cに対応する位置に、3つの突片部30mが形成されている。この突片部30mは、排気ダクト40に吸気ダクト30を取り付けると、排気ダクト40の凹部41c内に挿入されて、後記する弾性支持手段50の弾性体53を抜け止め保持するようになっている。
Further, as shown in FIG. 5, three projecting
一方、排気ダクト40は、図2、図4に示すように、電動送風機10を収容する空間を備えた収容部41と、収容部41と一体的に形成されたダクト部42と、を有している。収容部41は、電動送風機10のファンケーシング11を収容する大径の第1収容部41aと、電動送風機10のモータケーシング12を収容する小径の第2収容部41bと、を備えて構成されている。
On the other hand, as shown in FIGS. 2 and 4, the
本実施形態では、略円形の開口を有する第1収容部41aに、シール部材46を介して吸気ダクト30が接続されている。シール部材46は、吸気ダクト30の接続部に設けられた凹溝30p(図5参照)に収められ、この凹溝30pと第1収容部41aの上縁部41e(図4参照)とに接して配置されている。
In the present embodiment, the
吸気ダクト30と第1収容部41aとの固定は、図4に示すように、吸気ダクト30の周縁に設けられたボス孔30dに、図示しないねじを通し、これを第1収容部41aのボス部41dに締結することで行うことができる。ねじの締結により、シール部材46は、吸気ダクト30の凹溝30p(図5参照)と排気ダクト40の上縁部41eとから一様に圧力を受けて変形し、気密状態を保持する。本実施形態では、吸気ダクト30及び排気ダクト40が合成樹脂製であるため、シリコンゴム製のシール部材46を使用している。なお、シール部材46として、変形量が大きく硬度の低い弾性部材や、接着性を有するものを使用しても差し支えない。
As shown in FIG. 4, the
また、排気ダクト40に備わるフィルタ45の目詰まり発生に対処するため等、電動送風機10が収容される空間の耐圧性能を高めたい場合には、ねじによる締結力を強くするために硬度の高い弾性部材でシール部材46を形成してもよい。
また、吸気ダクト30と排気ダクト40とのねじによる締結箇所は、シール部材46を略均一に変形させるために4箇所としたが、これに限られることはなく、シール部材46を均一に変形させることができるものであれば、3箇所以下でもよいし、5箇所以上であってもよい。また、ねじによる締結ではなく、弾性体を利用したクランプ等の固定手段を用いてもよい。
Further, in order to increase the pressure resistance performance of the space in which the
In addition, the fastening positions of the
本実施形態では、第1収容部41aの内側において、図2、図9に示すように、弾性支持手段50を介してファンケーシング11が弾性支持されている。つまり、電動送風機10のケーシングのうち、小径のモータケーシング12よりも大径とされたファンケーシング11側において、電動送風機10が弾性支持手段50によって防振支持されている。
In the present embodiment, the
弾性支持手段50は、図8に示すように、弾性部材からなる当接部51と、当接部51に連結されたボス部52と、ボス部52に装着されたコイルスプリング状の弾性体53と、を備えて構成されている。
当接部51は、略半球形状を呈しており、先端部がファンケーシング11の外周面11bに押圧されるようにして、ファンケーシング11を支持するようになっている。本実施形態では、当接部51がファンケーシング11の外周面11bの下部に設けられた下部フランジ部11b1周りに当接するように構成されている(図9参照)。ボス部52は、側面視で中心部から放射状に延びる複数のリブ52aを有しており、複数のリブ52aの先端外周部でボス部52を保持する円弧を形成している。弾性体53は、複数のリブ52aの先端外周部に外嵌されてボス部52に取り付けられる。
なお、ボス部52は、複数のリブ52aにより形成されたものに限られることはなく、側面視で円形状、四角形状、三角形状、多角形状等、弾性体53が外嵌されて固定されるものであれば種々の形状のものを採用し得る。
As shown in FIG. 8, the elastic support means 50 includes a
The
The
本実施形態では、弾性支持手段50が円環状の支持部材54に取り付けられており、モータケーシング12の周方向に所定の間隔を置いて計3個配置されている。
支持部材54は、図8に示すように、平らな上面を有するリング部54aと、このリング部54aの外周縁部から上方に直角に立ち上がる立上部54bと、を有している。リング部54aの内径は、モータケーシング12の外径よりも大きく形成されており、リング部54aとモータケーシング12との間には、間隙が形成されるようになっている(図9参照)。また、図9に示すように、リング部54aの上面54a1は、ファンケーシング11の下面11cに当接可能であり、下面11cに上面54a1が当接した状態で、各弾性支持手段50の当接部51が外周面11bの下部フランジ部11b1周りに当接するようになっている。
In the present embodiment, the elastic support means 50 is attached to the
As shown in FIG. 8, the
各弾性支持手段50は、軸心O1(図8参照)が、電動送風機10の回転軸13(図10参照)に直交する面内(不図示)にそれぞれ位置するように、立上部44bに取り付けられている。取り付けられた状態で、各弾性支持手段50の当接部51は、ファンケーシング11側の頂点に内接する円の内径が、ファンケーシング11の外径より若干小さくなるように設定されている。これにより、各弾性支持手段50がファンケーシング11の外周面11bに密着して配置される。
なお、各弾性支持手段50は、立上部44bに図示しない孔や図示しない切欠きを形成することによって、これらを通じて取り付けることができる。
なお、当接部51、ボス部52、及び弾性体53の大きさは適宜設定することができる。また、弾性支持手段50の個数も適宜設定することができる。
Each elastic support means 50 is attached to the upright portion 44b so that the axis O1 (see FIG. 8) is located in a plane (not shown) orthogonal to the rotating shaft 13 (see FIG. 10) of the
Each elastic support means 50 can be attached by forming a hole (not shown) or a notch (not shown) in the upright portion 44b.
The sizes of the
このような弾性支持手段50の配置される位置に対応して、図4に示すように、排気ダクト40には、その収容部41(第1収容部41a)の開口部に、3つの凹部41cが形成されている。各凹部41cは、各弾性支持手段50の弾性体53の端部をそれぞれ収容可能な大きさに設けられており、各弾性体53の端部を好適に支持するようになっている。
なお、第1収容部41aの外周面には、吸気ダクト30を接続固定するためのボス部41dが設けられている。
Corresponding to the position where the elastic support means 50 is arranged, as shown in FIG. 4, the
A
第2収容部41bの底面には、図2に示すように、合成ゴム製の防振材49が設置されている。防振材49は、モータケーシング12の下端部17を収容保持するようになっており、掃除機本体2の落下等による衝撃が加わった際に、排気ダクト40に電動送風機10が直接衝突することを防止している。
防振材49は、合成ゴム製のものに限られることはなく、ばね部材等で構成してもよい。
As shown in FIG. 2, a
The
排気ダクト40のダクト部42は、図2に示すように、掃除機本体2の前側へ向けて延設されており(下流側が前側となっており)、その開口部には、パッキン44を介してフィルタ45が配置されている。フィルタ45は、図示しないねじ等によって気密固定されている。これにより、排気ダクト40とフィルタ45との間の気密を保持でき、電動送風機10の後記する排気口2dから排出される排気は、フィルタ45を通過することとなる。
フィルタ45は、断面形状が略四角形の枠体内にプリーツ状に折られたフィルタ部材が備わる。フィルタ部材の山谷方向は上下方向(重力作用方向)であることが好ましい。フィルタ45は、例えば、高密度のULPAフィルタ(Ultra Low Penetration Air Filter)を使用することができる。ULPAフィルタは、定格風量で粒径が0.15μmの粒子に対して99.9995%以上の粒子捕集率を有し、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を有するエアフィルタであり、HEPAフィルタの粒子捕集効率よりも高い粒子捕集効率を備えている。このようなULPAフィルタを使用することにより、掃除機本体2の後端面の排気口2dから排出される排気は、常に掃除機本体2の周囲の空気よりもきれいな空気とすることができる。
As shown in FIG. 2, the
The
図2に示すように、電動送風機10は、排気ダクト40内において、電動送風機10の吸込口10aが上方を向き(吸気ダクト30の開口部30nに対峙するように上方を向き)その回転軸13が鉛直方向とされた縦置きの姿勢で設置(支持)されている。電動送風機10は、上端の吸込口10aから、これとは反対側となる下端部12aまでの長さL(電動送風機10の回転軸13方向の全長L)が電動送風機10の各寸法のうち最も大きな寸法となっている。つまり、電動送風機10は、最大寸法が上下方向となる姿勢で掃除機本体2に収容されており、これによって、掃除機本体2の前後方向の寸法のコンパクト化が図られている。
As shown in FIG. 2, the
電動送風機10は、図10に示すように、ファンケーシング11とモータケーシング12で外側を覆われ、その内部に、回転軸13、回転軸13と一体に設けられた回転子13a、回転軸13に締結された羽根車14、流れを減速する静止翼11d、流れを変更するリターン流路11e、電磁力を発生させるステータ15、及び電流を供給する整流ブラシ16を内蔵する。
As shown in FIG. 10, the
電動送風機10は、ファンケーシング11の外周面11b及び外周面11bの下部フランジ部11b1が、全長Lの中心位置となる長さL/2の位置よりも吸込口10a側(上側)となる位置に設けられている。つまり、前記した弾性支持手段50は、図9に示すように、全長Lの中心位置となる長さL/2の位置よりも吸込口10a側となる位置で、ファンケーシング11を介して電動送風機10を支持している。
つまり、電動送風機10は、回転軸13(図10参照)の軸方向において、図2に示すように、上端の気密部材35、及びこの気密部材35とは別に設けられた弾性支持手段50の2箇所(回転軸13方向の2箇所)で支持されている。しかも、電動送風機10は、長さL/2の位置よりも吸込口10a側となる、振動の生じ易いファンケーシング11側の2箇所で支持されているので、回転軸13の軸方向において、上端の気密部材35と弾性支持手段50との間に、電動送風機10の振動の節を積極的に設定するようにして支持される。別言すれば、電動送風機10は、振動の節に相当する位置の近傍で弾性支持手段50により押さえられるようにして支持されている。
In the
In other words, the
図10に示すように、このような電動送風機10は、整流ブラシ16に交流電圧が印加されると、回転子13a及びステータ15に電磁力が発生し、回転子13aとステータ15とが互いに吸引もしくは反発して、回転軸13が回転する。回転軸13が回転すると、羽根車14が回転し、吸込口10aから空気が吸引されて吸引力が発生する。
As shown in FIG. 10, in such an
羽根車14の回転により吸込口10aから吸引された空気は、羽根車14により回転軸13から離れる方向に風を発生させ、静止翼11dに流入する。静止翼11dに流入した空気は、減速され、ステータ15、回転子13aを冷却し、モータケーシング12の外周面に設けられた排気口10bから排気ダクト40(図2参照)の収容部41に流出する。
The air sucked from the
図2に示すように、排気ダクト40の収容部41に流出した空気は、ダクト部42に流れ、ダクト部42のフィルタ45を通じて排気ダクト40の外部に排出される。その後、排気ダクト40より排出された空気は、排気ダクト40の下方に沿って掃除機本体2の内部を後側へ流れ、排気ダクト40の後方に沿って上方向へ流れて掃除機本体2の排気口2dから外部に排出される。
なお、排気ダクト40の下方に沿って流れる空気で、排気ダクト40の下部に配置される電装品48が冷却されるようになっている。
As shown in FIG. 2, the air that has flowed out into the
In addition, the
このような空気の流れにおいて、フィルタ45は、集塵装置20が装備するフィルタ24が濾し取れない塵埃や、集塵装置20を取り外したときに直接混入する塵埃、もしくは電動送風機10から発塵する微細な塵埃を濾過する。したがって、掃除機本体2内に吸引された空気は、清浄した空気にされて掃除機本体2の外部に排出されることとなる。
In such an air flow, the
図11に示すように、掃除機本体2の後部から引出し可能に設けられたコード61は先端にプラグ62を有しており、このプラグ62を部屋などにあるコンセントに差し込むことで電気を得る。コード61は、コードリール室63に設けられたコードリール60に巻き付けられている。このように、掃除機本体2の後部の左側部内にコード61を収納しておくことが、電気掃除機1の使用時や不使用時に邪魔にならないので好ましい。
なお、掃除機本体2の前部からプラグ62やコード61が取り出せるように掃除機本体2の前部にコードリール室63を設けた場合、進行方向にプラグ62やコード61が出ることになるため掃除時に扱いづらい。また、掃除機本体2の側面部や上面部からプラグ62やコード61が出るように構成した場合にも掃除時に扱いづらい。
As shown in FIG. 11, a
In addition, when the
これに対して、本実施形態のように掃除機本体2の後部からプラグ62やコード61が引き出せるようにコードリール室63を設けることで、掃除時には進行方向や方向転換の際の邪魔にならず、扱い易くなる。本実施形態では、電動送風機10およびコードリール室63は、掃除機本体2内で左右方向に隣接配置されている。また、電動送風機10とコードリール室63は、掃除機本体2内で集塵装置20よりも後側に設けられている。
ここで、コードリール室63の縦方向の長さは、電動送風機10の縦方向の長さよりも長くされており、電動送風機10と排気ダクト40とを合わせた縦方向の長さよりも短くなるように設定されている。
On the other hand, by providing the
Here, the longitudinal length of the
次に、電動送風機10の排気ダクト40への組み付けおよび吸気ダクト30の組み付けについて図2、図4、図8、図9等を参照して説明する。
初めに、弾性支持手段50が予め取り付けられた支持部材54を、電動送風機10に装着する。支持部材54は、電動送風機10のモータケーシング12の下方からモータケーシング12を通じてファンケーシング11に装着する。この際、支持部材54のリング部54aの上面をファンケーシング11の下面11cに当接するようにして支持部材54を装着し、ファンケーシング11の外周面11b(下部フランジ部11b1)に弾性支持手段50の当接部51を当接させる(図8参照)。
Next, assembly of the
First, the
次に、弾性支持手段50が装着された電動送風機10を排気ダクト40の開口部から挿入する。このとき、弾性支持手段50の各弾性体53を排気ダクト40の各凹部41c内に挿入する。
その後、シール部材46を介して排気ダクト40に吸気ダクト30を装着し、図示しないねじを吸気ダクト30の各ボス孔39dに通してこれを排気ダクト40のボス部41dに締結する。これにより、排気ダクト40に電動送風機10が収容され、排気ダクト40に吸気ダクト30が取り付けられる。
Next, the
Thereafter, the
排気ダクト40に吸気ダクト30が取り付けられると、吸気ダクト27に固定された気密部材35のリップ部35bは、電動送風機10のファンケーシング11の気密面となる上面11aの吸込口10aの周りに接触する。この接触により、気密部材35のベース部35a及びリップ部35bが変形し、図9に示すように、吸気ダクト30の隔壁30jの突状部32aの周りに形成された隙間Sの周辺部分に変形を生じる。この変形により反力が生じ、リップ部35bは、ファンケーシング11の上面11aに対して十分な面圧で当接する。これによって、気密部材35とファンケーシング11の上面11aとの気密が保持される。
When the
このような気密部材35により、電動送風機10は下側に向けて押されることとなるが、電動送風機10を支持している支持部材54と排気ダクト40の各凹部41cに支持された弾性体53の反力によって、電動送風機10は上方への力を受けることとなり、気密部材35とファンケーシング11の上面11aとの密着性が高まるようになっている。
The
図2に示すように、電動送風機10は、集塵装置20を介した空気を吸気ダクト30を介して吸込み、羽根車14(図10参照)で昇圧して、排気口10bから排気ダクト40に向けて押し出している。したがって、図9に示すように、気密部材35のリップ部35bを境にして、リップ部35bの径方向内側R1は負圧、径方向外側R2は正圧となって圧力差を生じるが、ベース部35aを固定している固定部材36が、負圧側へリップ部35bが変形するのを抑えるように保持する。これにより、吸込側と排気側との気密が好適に保持されることとなり、排気側から吸気側に空気が流れることが好適に防止される。したがって、吸込性能の低下が好適に防止されるようになる。
As shown in FIG. 2, the
なお、気密部材35は、ファンケーシング11の上面11aに当接した状態で、吸気ダクト30の隔壁30jの突状部32aとの間に隙間Sを有しており、弾性的に電動送風機10を保持している。これにより、電動送風機10から吸気ダクト30への振動の伝達を気密部材35で抑制することができる。本実施形態では、合成ゴム製の気密部材35を用いているが、これよりも硬度の低いゴム等を使用して、吸気ダクト30への振動の伝達量を低減するようにしてもよい。
The
以上説明した本実施形態の電気掃除機1によれば、電動送風機10の略回転軸13方向における気密を保持する気密部材35と、気密部材35とは別に設けられ、電動送風機10を支持する弾性支持手段50と、を備え、弾性支持手段50は、電動送風機10の回転軸13方向の全長Lの中心位置(L/2)よりも気密部材35側となる位置であるファンケーシング11の外周面11bにおいて、回転軸13に直交する方向から電動送風機10を支持しているので、電動送風機10の振動運動は、電動送風機10の上部(ファンケーシング11)を中心とした運動に変化し、並進振動、コニカル振動を区別することなくこれらの両方の振動を防振することができ、掃除機本体2に伝わる回転振動が低減される。つまり、吸込側に近い側を弾性支持手段50によって積極的に支持することにより、吸込側に生じる振動を積極的に抑えて気密性が損なわれないようにしつつ、電動送風機10の振動を抑えている。これにより、電動送風機10の回転振動に起因する騒音を効果的に低減することができる。
According to the
しかも、弾性支持手段50により支持されるファンケーシング11内には、回転子13aよりも大径とされた羽根車14が収容されており、高速回転する羽根車14の遠心力等によって、ファンケーシング11に生じる振動がモータケーシング12側に生じる振動に比べて大きなものとなっている(振れが大きくなる部分である)ので、ファンケーシング11側で電動送風機10を積極的に支持することによって、電動送風機10に生じる振動を好適に防振することができる。
In addition, the
また、電動送風機10は、振動の節に相当する位置の近傍で弾性支持手段50により支持されているので、効率よく振動を抑えることができ、電動送風機10の回転振動に起因する騒音を効果的に低減することができる。
Further, since the
また、弾性支持手段50は、支持部材54に支持されているので、支持部材54を電動送風機10に組み付けることによって弾性支持手段50を電動送風機10に簡単に組み付けることができる。このことは生産性の向上に寄与する。
Further, since the elastic support means 50 is supported by the
気密部材35は、吸気ダクト30の隔壁30jの突状部32aの周りに、隙間Sを介して装着されているので、隙間Sの周辺部分においてベース部35a及びリップ部35bを好適に変形させることができる。これにより、変形による反力でリップ部35bを十分な面圧でファンケーシング11の上面11aに当接させることができ、気密性を確保することができる。したがって、電気掃除機1の吸込性能を好適に維持することができ、また、排気がされる空気に吸気側の空気が含まれることがなく排気される空気が清潔なものとなる。
また、好適な気密性を確保することができるので、リップ部35bの肉厚を径方向に分厚く形成する必要がなくなり、肉厚化による接触面積の増大から気密部材35を介して振動の伝達量が増えてしまうこともない。
本実施形態の気密部材35では、電動送風機10の下流のダクト部42に備わるフィルタ45に仮に目詰まりが生じた場合に、例えば、20kPa以上の正圧が排気側に加わることとなっても、気密部材35による気密性を好適に確保することが可能である。
Since the
In addition, since it is possible to secure a favorable airtightness, it is not necessary to form the
In the
気密部材35は、吸込口10aの近傍にてファンケーシング11の上面11aにリップ部35bが当接して気密性を保持しているので、ファンケーシング11の外周面11bや外周面11bの近傍で上面11aに当接して気密性を保持する場合に比べて、振動の伝達面積ならびに気密面積が小さくなり、防振性及び気密性を好適に確保することができる。
Since the
また、気密部材35の押圧による弾性支持手段50の弾性体53の反力によって、電動送風機10が上方への力を受けるようになっており、気密部材35とファンケーシング11の上面11aとの気密性が高まるようになっているので、これらの間の気密性が好適に保持され、電気掃除機1の吸込性能を好適に維持することができる。
In addition, the
しかも、気密部材35を固定している固定部材36は、負圧側へリップ部35bが変形するのを抑えるように気密部材35を保持するようになっているので、吸込側と排気側との気密が好適に保持されることとなり、吸込性能の低下を好適に防止することができる。
In addition, the fixing
さらに、気密部材35は、ファンケーシング11の上面11aに当接した状態で、吸気ダクト30の隔壁30jの突状部32aとの間に隙間Sを有しており、弾性的に電動送風機10を保持しているので、電動送風機10の振動を好適に抑えることができる。
Furthermore, the
また、電動送風機10は、最大寸法である上端の吸込口10aからこれとは反対側となる下端部12aまでの長さLが上下方向となる(回転軸13が鉛直方向となる)縦置きの姿勢で、掃除機本体2に収容されているので、掃除機本体2の前後方向の寸法のコンパクト化が可能であり、取扱性に優れた電気掃除機1が得られる。
Further, the
また、電動送風機10を収容しているケースは、吸気ダクト30と排気ダクト40とからなり、シール部材46を介して結合(装着)されているので、前記した気密部材35が設けられていることと相俟って、吸気側と排気側の気密性を好適に確保することができる。
Moreover, since the case which accommodates the
なお、弾性支持手段50は、電動送風機10の全長Lの中心位置となる長さL/2の位置よりも吸込口10a側となる位置であれば、図10に示すように、電動送風機10の重心Gの近傍位置において、モータケーシング12を支持するように構成してもよい。
In addition, as long as the elastic support means 50 is the position which becomes the
(第2実施形態)
図12を参照して第2実施形態の電気掃除機1について説明する。本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、電動送風機10の回転軸13(図10参照)が掃除機本体2の前後方向(前後方向(水平方向))に向けられて掃除機本体2内に収容されている点である。
(Second Embodiment)
With reference to FIG. 12, the
吸気ダクト38は、気密部材35が備わる隔壁30jと、この隔壁30jの前面に接続された導風路38aとを有している。導風路38aの前端部は、塵埃収容部22のフィルタ24の後面に接続可能に構成されている。
The
排気ダクト40のダクト部42は、下方へ向けられており、排気ダクト40は、掃除機本体2の下部空間にフィルタ45が位置するように配置されている。
The
本実施形態においても、前記第1実施形態で説明した作用効果と同様の作用効果が得られる。加えて、本実施形態の電気掃除機1では、吸気ダクト30を簡略化することができ、製造コストの低減を図ることができる。
また、掃除機本体2内の上下方向に、排気ダクト40のダクト部42及びフィルタ45を収納することができるので、上下方向のスペースを効率よく利用したレイアウトが可能である。このことは、掃除機本体2の小型化に寄与する。
また、第1実施形態の電気掃除機1に比べて、フィルタ45が掃除機本体2の後側に位置しているので、フィルタ45から排気口2dまでの排気路を短くすることができ、より効率のよい排気を実現することができる。
Also in this embodiment, the same effect as the effect demonstrated in the said 1st Embodiment is obtained. In addition, in the
Moreover, since the
Moreover, compared with the
前記第1、第2実施形態では、弾性支持手段50がファンケーシング11を支持する構成を示したが、これに限られることはなく、電動送風機10の全長Lの中心位置となる長さL/2の位置よりも吸込口10a側となる位置であれば、図10に示すように、電動送風機10の重心Gの近傍位置においてモータケーシング12を支持するように構成してもよい。
In the first and second embodiments, the configuration in which the elastic support means 50 supports the
また、ケースは、給気ダクト30と排気ダクト40とから構成したが、これに限られることはなく、電動送風機10が収容できるものであれば、いずれか一方のみで構成してもよい。
Moreover, although the case was comprised from the
1 電気掃除機
2 掃除機本体
10 電動送風機
10a 吸込口
11 ファンケーシング
11b 側面
11b1 下部フランジ部
12 モータケーシング
13 回転軸
20 集塵装置
30 吸気ダクト(第2の部材(ケース))
30n 開口部(吸込部)
35 気密部材
40 排気ダクト(第1の部材(ケース))
45 フィルタ
46 シール部材
50 弾性支持手段
54 支持部材
L 全長
DESCRIPTION OF
30n opening (suction part)
35
45
Claims (6)
前記弾性支持手段は、前記電動送風機の回転軸方向の全長の中心位置よりも前記気密部材側となる位置で、回転軸に直交する方向から前記電動送風機を支持していることを特徴とする電気掃除機。 An electric blower, a case housing the electric blower, a suction portion provided in the case, a suction port provided in the electric blower and communicated with the suction portion, and the suction portion and the suction port. An electric vacuum cleaner comprising an airtight member interposed between the airtight member for maintaining airtightness in a substantially axial direction of the electric blower and an elastic support means provided separately from the airtight member and supporting the electric blower. And
The elastic support means supports the electric blower from a direction orthogonal to the rotation axis at a position closer to the airtight member than a central position of the entire length of the electric blower in the rotation axis direction. Vacuum cleaner.
前記ケースは、フィルタが設けられた第1の部材と、前記吸込部を有する第2の部材とを含み、前記第1の部材と前記第2の部材とがシール部材を介して結合されてなり、
前記弾性支持手段は、前記電動送風機の回転軸方向の全長の中心位置よりも前記気密部材側となる位置で、回転軸に直交する方向から前記電動送風機を支持していることを特徴とする電気掃除機。 An electric blower, a case for housing the electric blower, a suction portion provided in the case, a suction port provided in the electric blower and communicating with the suction portion, and between the suction portion and the suction port An electric vacuum cleaner comprising: an airtight member interposed between the airtight member and maintaining airtightness in a substantially axial direction of the electric blower; and an elastic support means provided separately from the airtight member and supporting the electric blower. ,
The case includes a first member provided with a filter and a second member having the suction portion, and the first member and the second member are coupled via a seal member. ,
The elastic support means supports the electric blower from a direction orthogonal to the rotation axis at a position closer to the airtight member than a central position of the entire length of the electric blower in the rotation axis direction. Vacuum cleaner.
前記電動送風機は、その回転軸が鉛直方向とされた姿勢で前記ケース内に支持されており、
前記弾性支持手段は、前記電動送風機の回転軸方向の全長の中心位置よりも前記気密部材側となる位置で、回転軸に直交する方向から前記電動送風機を支持していることを特徴とする電気掃除機。 An electric blower, a case for housing the electric blower, a suction portion provided in the case, a suction port provided in the electric blower and communicating with the suction portion, and between the suction portion and the suction port An electric vacuum cleaner comprising: an airtight member interposed between the airtight member and maintaining airtightness in a substantially axial direction of the electric blower; and an elastic support means provided separately from the airtight member and supporting the electric blower. ,
The electric blower is supported in the case in a posture in which the rotating shaft is in a vertical direction,
The elastic support means supports the electric blower from a direction orthogonal to the rotation axis at a position closer to the airtight member than a central position of the entire length of the electric blower in the rotation axis direction. Vacuum cleaner.
前記弾性支持手段は、支持部材に支持されていることを特徴とする電気掃除機。 It is a vacuum cleaner of any one of Claims 1-3,
The vacuum cleaner, wherein the elastic support means is supported by a support member.
前記電動送風機は、回転子を収容するモータケーシングと、前記モータケーシングよりも大径に形成され、送風機を収容するファンケーシングと、を備えており、
前記弾性支持手段は、前記ファンケーシングを支持していることを特徴とする電気掃除機。 The vacuum cleaner according to any one of claims 1 to 4, wherein
The electric blower includes a motor casing that houses a rotor, and a fan casing that is formed in a larger diameter than the motor casing and houses the blower.
The vacuum cleaner, wherein the elastic support means supports the fan casing.
前記電動送風機は、振動の節に相当する位置の近傍で前記弾性支持手段により支持されていることを特徴とする電気掃除機。 It is a vacuum cleaner of any one of Claims 1-5,
The electric blower is supported by the elastic support means in the vicinity of a position corresponding to a vibration node.
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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