JP2013087079A - 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法に関するものである。
これまでに、有害生物の防除を目的として、種々の化合物が検討されており、実用に供されている。有害生物防除組成物の有効成分としては、例えば、
式(1)
で示される化合物が知られている(例えば、特許文献1参照)。
式(1)
で示される化合物が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、トリシクラゾールも有害生物防除剤の有効成分として知られている(例えば、非特許文献1参照)。
The Pesticide Manual−15th edition(BCPC刊);ISBN 978-1-901396-18-8
本発明は、有害生物に対する優れた防除効力を有する有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法を提供することを課題とする。
本発明者等は、有害生物に対する優れた防除効力を有する有害生物防除組成物を見出すべく検討した結果、式(1)で示される化合物と、トリシクラゾールと、群(A)より選ばれる1種以上の化合物とを含有する組成物が、有害生物に対する優れた防除効力を有することを見出し、本発明に到った。
すなわち、本発明とは以下のものである。
[1] 式(1)
で示される化合物と、トリシクラゾールと、群(A)より選ばれる1種以上の化合物とを含有する有害生物防除組成物。
群(A):フルトラニル、ペンシクロン、N−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−5−フルオロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、フラメトピル及びバリダマイシンAからなる群。
[2] 式(1)で示される化合物とトリシクラゾールとの重量比が、50:1〜1:100である[1]記載の有害生物防除組成物。
[3] 式(1)で示される化合物と群(A)より選ばれる1種以上の化合物との重量比が、100:1〜1:100である[1]又は[2]記載の有害生物防除組成物。
[4] 群(A)より選ばれる1種以上の化合物が、フルトラニル、ペンシクロン又はN−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−5−フルオロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドである[1]〜[3]いずれか一項記載の有害生物防除組成物。
[5] [1]〜[4]いずれか一項記載の有害生物防除組成物の有効量を、植物又は植物の栽培地に施用する工程を含む有害生物の防除方法。
[6] 植物又は植物の栽培地に施用する工程が、イネ又はイネの栽培地に施用する工程である[5]記載の有害生物の防除方法。
すなわち、本発明とは以下のものである。
[1] 式(1)
で示される化合物と、トリシクラゾールと、群(A)より選ばれる1種以上の化合物とを含有する有害生物防除組成物。
群(A):フルトラニル、ペンシクロン、N−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−5−フルオロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、フラメトピル及びバリダマイシンAからなる群。
[2] 式(1)で示される化合物とトリシクラゾールとの重量比が、50:1〜1:100である[1]記載の有害生物防除組成物。
[3] 式(1)で示される化合物と群(A)より選ばれる1種以上の化合物との重量比が、100:1〜1:100である[1]又は[2]記載の有害生物防除組成物。
[4] 群(A)より選ばれる1種以上の化合物が、フルトラニル、ペンシクロン又はN−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−5−フルオロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドである[1]〜[3]いずれか一項記載の有害生物防除組成物。
[5] [1]〜[4]いずれか一項記載の有害生物防除組成物の有効量を、植物又は植物の栽培地に施用する工程を含む有害生物の防除方法。
[6] 植物又は植物の栽培地に施用する工程が、イネ又はイネの栽培地に施用する工程である[5]記載の有害生物の防除方法。
本発明によれば、有害生物に対して優れた防除効力を有する有害生物防除組成物及び有害生物防除方法を提供することができる。
本発明の有害生物防除組成物とは、式(1)で示される化合物(以下、本ピリジン化合物と記す場合がある。)と、トリシクラゾールと、群(A)より選ばれる1種以上の化合物(以下、本植物病害防除化合物と記す場合がある。)とを含有するものである。
群(A):フルトラニル、ペンシクロン、N−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−5−フルオロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(以下、化合物(I)と記す場合がある。)、フラメトピル及びバリダマイシンAからなる群。
群(A):フルトラニル、ペンシクロン、N−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−5−フルオロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(以下、化合物(I)と記す場合がある。)、フラメトピル及びバリダマイシンAからなる群。
本発明に用いられる本ピリジン化合物は公知の化合物であり、例えば国際公開第2007/115644号パンフレットに記載された方法で製造することができる。
本発明に用いられるトリシクラゾール、フルトラニル、ペンシクロン、フラメトピル及びバリダマイシンAはいずれも公知の化合物であり、例えば「 The Pesticide Manual−15th edition(BCPC刊);ISBN 978−1−901396−18−8 」の1163、559、871、580及び1187ページ等に記載されている。これらの化合物は市販の製剤から得るか、公知の方法で製造することにより得られる。
また、本発明に用いられる化合物(I)も公知の化合物であり、例えば国際公開第2003/010149号パンフレット等に記載されている。この化合物は、当該公報に記載された方法で製造することにより得ることができる。
本発明の有害生物防除組成物における、本ピリジン化合物とトリシクラゾールと本植物病害防除化合物との含有割合は、特に限定されるものではないが、本ピリジン化合物100重量部に対して、トリシクラゾールが、通常0.2〜100000重量部、好ましくは2〜10000重量部であり、本植物病害防除化合物が、通常0.1〜100000重量部、好ましくは1〜10000重量部である。具体的には、本発明の有害生物防除組成物としては、例えば、本ピリジン化合物100重量部に対して、トリシクラゾールを10〜10000重量部、本植物病害防除化合物を100〜10000重量部含有するものが挙げられる。
本発明の有害生物防除組成物は、本ピリジン化合物とトリシクラゾールと本植物病害防除化合物とを単に混合したものでもよいが、通常は、本ピリジン化合物、トリシクラゾール及び本植物病害防除化合物と固体担体及び液体担体等の不活性担体とを混合し、必要に応じて界面活性剤やその他の製剤用補助剤を添加して、油剤、乳剤、フロアブル剤、水和剤、顆粒水和剤、粉剤、粒剤等に製剤化されたものが用いられる。
また、前記の製剤化された有害生物防除組成物は、そのまま又はその他の不活性成分を添加して有害生物防除剤として使用することができる。
本発明の有害生物防除組成物における、本ピリジン化合物、トリシクラゾール及び本植物病害防除化合物の合計量は、通常0.01〜99重量%、好ましくは0.1〜90重量%の範囲、さらに好ましくは0.5〜70重量%の範囲である。
また、前記の製剤化された有害生物防除組成物は、そのまま又はその他の不活性成分を添加して有害生物防除剤として使用することができる。
本発明の有害生物防除組成物における、本ピリジン化合物、トリシクラゾール及び本植物病害防除化合物の合計量は、通常0.01〜99重量%、好ましくは0.1〜90重量%の範囲、さらに好ましくは0.5〜70重量%の範囲である。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、例えばカオリンクレー、アッタパルジャイトクレー、ベントナイト、モンモリロナイト、酸性白土、パイロフィライト、タルク、珪藻土、方解石等の鉱物、トウモロコシ穂軸粉、クルミ殻粉等の天然有機物、尿素等の合成有機物、炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム等の塩類、合成含水酸化珪素等の合成無機物等からなる微粉末あるいは粒状物等が挙げられ、液体担体としては、例えばキシレン、アルキルベンゼン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、2−プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテル等のアルコール類、アセトン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、ダイズ油、綿実油等の植物油、石油系脂肪族炭化水素類、エステル類、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル及び水が挙げられる。
界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホネートホルムアルデヒド重縮合物等の陰イオン界面活性剤及びポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、及びアルキルトリメチルアンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子、アラビアガム、アルギン酸及びその塩、CMC(カルボキシメチルセルロ−ス)、ザンサンガム等の多糖類、アルミニウムマグネシウムシリケート、アルミナゾル等の無機物、防腐剤、着色剤及びPAP(酸性リン酸イソプロピル)、BHT等の安定化剤が挙げられる。
界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホネートホルムアルデヒド重縮合物等の陰イオン界面活性剤及びポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、及びアルキルトリメチルアンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子、アラビアガム、アルギン酸及びその塩、CMC(カルボキシメチルセルロ−ス)、ザンサンガム等の多糖類、アルミニウムマグネシウムシリケート、アルミナゾル等の無機物、防腐剤、着色剤及びPAP(酸性リン酸イソプロピル)、BHT等の安定化剤が挙げられる。
本発明の有害生物防除組成物は、植物に対して摂食、吸汁等の加害を行う有害生物(例えば、有害昆虫等の有害節足動物)による加害から植物を保護するために用いることができる。
本発明の有害生物防除組成物が防除効力を有する有害生物の具体例としては、以下の有害節足動物が挙げられる。
半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、タイワンツマグロヨコバイ(Nephotettix virescens)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、チャノミドリヒメヨコバイ(Empoasca onukii)等のヨコバイ類、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola)、チューリップヒゲナガアブラムシ(Macrosiphum euphorbiae)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、ムギクビレアブラムシ(Rhopalosiphum padi)、ミカンクロアブラムシ(Toxoptera citricidus)、モモコフキアブラムシ(Hyalopterus pruni)、リンゴワタムシ(Eriosoma lanigerum)等のアブラムシ類、アオクサカメムシ(Nezara antennata)、アカヒゲホソミドリカスミカメ(Trigonotylus caelestialium)、アカスジカメムシ(Graphosoma rubrolineatum)、オオトゲシラホシカメムシ(Eysarcoris lewisi)、ホソハリカメムシ(Riptortus clavetus)、クモヘリカメムシ(Leptocorisa chinensis)、トゲシラホシカメムシ(Eysarcoris parvus)、クサギカメムシ(Halyomorpha mista)、ミナミアオカメムシ(Nezara viridula)、ターニシュトプラントバグ(Lygus lineolaris)等のカメムシ類、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、ミカンコナジラミ(Dialeurodes citri)、ミカントゲコナジラミ(Aleurocanthus spiniferus)等のコナジラミ類、アカマルカイガラムシ(Aonidiella aurantii)、サンホーゼカイガラムシ(Comstockaspis perniciosa)、シトラススノースケール(Unaspis citri)、ルビーロウムシ(Ceroplastes rubens)、イセリヤカイガラムシ(Icerya purchasi)、フジコナカイガラムシ(Planococcus kraunhiae)、クワコナカイガラムシ(Pseudococcus longispinis)、クワシロカイガラムシ(Pseudaulacaspis pentagona)等のカイガラムシ類、グンバイムシ類、トコジラミ(Cimex lectularius)等のトコジラミ類、ペアシラ(Cacopsylla pyricola)等のキジラミ類等。
アザミウマ目害虫:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips parmi)、チャノキイロアザミウマ(Scirtothrips dorsalis)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ヒラズハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)、タバコアザミウマ(Frankliniella fusca)、オニオンスリップス(Thrips tabaci)、イネアザミウマ(Stenchaetothrips biformis)、イネクダアザミウマ(Haplothrips aculeatus)等のアザミウマ類等。
双翅目害虫:タマネギバエ(Hylemya antiqua)、タネバエ(Hylemya platura)、イネハモグリバエ(Agromyza oryzae)、イネヒメハモグリバエ(Hydrellia griseola)、イネキモグリバエ(Chlorops oryzae)、マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii)等のハモグリバエ類、ウリミバエ(Dacus cucurbitae)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)等。
甲虫目害虫:ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctopunctata)、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata)、イネドロオイムシ(Oulema oryzae)、イネゾウムシ(Echinocnemus squameus)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、ワタミゾウムシ(Anthonomus grandis)、アズキゾウムシ(Callosobruchus chinensis)、シバオサゾウムシ(Sphenophorus venatus)、マメコガネ(Popillia japonica)、ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、コーンルートワームの仲間(Diabrotica spp.)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)、コメツキムシの仲間(Agriotes spp.)、タバコシバンムシ(Lasioderma serricorne)等。
直翅目害虫:ケラ(Gryllotalpa africana)、コバネイナゴ(Oxya yezoensis)、ハネナガイナゴ(Oxya japonica)等。
アザミウマ目害虫:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips parmi)、チャノキイロアザミウマ(Scirtothrips dorsalis)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ヒラズハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)、タバコアザミウマ(Frankliniella fusca)、オニオンスリップス(Thrips tabaci)、イネアザミウマ(Stenchaetothrips biformis)、イネクダアザミウマ(Haplothrips aculeatus)等のアザミウマ類等。
双翅目害虫:タマネギバエ(Hylemya antiqua)、タネバエ(Hylemya platura)、イネハモグリバエ(Agromyza oryzae)、イネヒメハモグリバエ(Hydrellia griseola)、イネキモグリバエ(Chlorops oryzae)、マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii)等のハモグリバエ類、ウリミバエ(Dacus cucurbitae)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)等。
甲虫目害虫:ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctopunctata)、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata)、イネドロオイムシ(Oulema oryzae)、イネゾウムシ(Echinocnemus squameus)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、ワタミゾウムシ(Anthonomus grandis)、アズキゾウムシ(Callosobruchus chinensis)、シバオサゾウムシ(Sphenophorus venatus)、マメコガネ(Popillia japonica)、ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、コーンルートワームの仲間(Diabrotica spp.)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)、コメツキムシの仲間(Agriotes spp.)、タバコシバンムシ(Lasioderma serricorne)等。
直翅目害虫:ケラ(Gryllotalpa africana)、コバネイナゴ(Oxya yezoensis)、ハネナガイナゴ(Oxya japonica)等。
前記有害生物の中でも、好ましい例として、ウンカ類、ヨコバイ類、アブラムシ類、カメムシ類、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ等を挙げることができる。
本発明の有害生物防除組成物は植物病害を防除する目的で使用してもよく、例えばイネのいもち病(Magnaporthe grisea)及びイネの紋枯病(Rhizoctonia solani)等の病害を防除することができる。
本発明の有害生物防除組成物は、畑、水田、乾田、芝生、果樹園等の農耕地又は非農耕地にて使用することができる。
本発明の有害生物防除組成物は、下記の「作物」に包含される植物の有害生物防除に使用することができる。ただし、これらの植物は例示であり、これらに限定されるものではない。
「作物」:
農作物:トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等。
野菜;ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン等)、アブラナ科野菜(アブラナ、ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス等)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等。
果樹:仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ、アブラヤシ等。
果樹以外の樹木:チャ、クワ、花木類(サツキ、ツバキ、アジサイ、サザンカ、シキミ、サクラ、ユリノキ、サルスベリ、キンモクセイ等)、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ、ニレ、トチノキ等)、サンゴジュ、イヌマキ、スギ、ヒノキ、クロトン、マサキ、カナメモチ、等。
芝生:シバ類(ノシバ、コウライシバ等)、バミューダグラス類(ギョウギシバ等)、ベントグラス類(コヌカグサ、ハイコヌカグサ、イトコヌカグサ等)、ブルーグラス類(ナガハグサ、オオスズメノカタビラ等)、フェスク類(オニウシノケグサ、イトウシノケグサ、ハイウシノケグサ等)、ライグラス類(ネズミムギ、ホソムギ等)、カモガヤ、オオアワガエリ等。
その他:花卉類(バラ、カーネーション、キク、トルコギキョウ、カスミソウ、ガーベラ、マリーゴールド、サルビア、ペチュニア、バーベナ、チューリップ、アスター、リンドウ、ユリ、パンジー、シクラメン、ラン、スズラン、ラベンダー、ストック、ハボタン、プリムラ、ポインセチア、グラジオラス、カトレア、デージー、シンビジューム、ベゴニア等)、バイオ燃料植物(ヤトロファ、ベニバナ、アマナズナ類、スイッチグラス、ミスカンサス、クサヨシ、ダンチク、ケナフ、キャッサバ、ヤナギ等)、観葉植物等。
農作物:トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等。
野菜;ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン等)、アブラナ科野菜(アブラナ、ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス等)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等。
果樹:仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ、アブラヤシ等。
果樹以外の樹木:チャ、クワ、花木類(サツキ、ツバキ、アジサイ、サザンカ、シキミ、サクラ、ユリノキ、サルスベリ、キンモクセイ等)、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ、ニレ、トチノキ等)、サンゴジュ、イヌマキ、スギ、ヒノキ、クロトン、マサキ、カナメモチ、等。
芝生:シバ類(ノシバ、コウライシバ等)、バミューダグラス類(ギョウギシバ等)、ベントグラス類(コヌカグサ、ハイコヌカグサ、イトコヌカグサ等)、ブルーグラス類(ナガハグサ、オオスズメノカタビラ等)、フェスク類(オニウシノケグサ、イトウシノケグサ、ハイウシノケグサ等)、ライグラス類(ネズミムギ、ホソムギ等)、カモガヤ、オオアワガエリ等。
その他:花卉類(バラ、カーネーション、キク、トルコギキョウ、カスミソウ、ガーベラ、マリーゴールド、サルビア、ペチュニア、バーベナ、チューリップ、アスター、リンドウ、ユリ、パンジー、シクラメン、ラン、スズラン、ラベンダー、ストック、ハボタン、プリムラ、ポインセチア、グラジオラス、カトレア、デージー、シンビジューム、ベゴニア等)、バイオ燃料植物(ヤトロファ、ベニバナ、アマナズナ類、スイッチグラス、ミスカンサス、クサヨシ、ダンチク、ケナフ、キャッサバ、ヤナギ等)、観葉植物等。
前記植物の中でも、好ましい例として、トウモロコシ、コムギ、イネ等を挙げることができる。その中でも、特にイネが好ましい。
上記植物は、遺伝子組換え技術や交配による育種法により耐性を付与された植物であってもよい。
本発明の有害生物防除組成物は、植物又は植物の栽培地に施用することにより、有害生物を防除することができる。ここで植物としては、植物の茎葉、植物の花、植物の実、植物の種子等が挙げられる。
本発明の有害生物の防除方法は、本発明の有害生物防除組成物を植物又は植物の栽培地に施用することにより行われるが、具体的には、例えば、茎葉散布などの植物の茎葉への施用、植物の種子への処理、土壌処理、水面施用などの植物の栽培地への施用等が挙げられる。
本発明における茎葉散布などの植物の茎葉への施用としては、具体的には、例えば、人力噴霧機、動力噴霧機、ブームスプレーヤ若しくはパンクルスプレーヤを用いて行う地上散布や、航空防除若しくは無人ヘリコプターを用いて行う空中散布等により、栽培されている植物の表面に施用する方法が挙げられる。
本発明の有害生物組成物を、植物又は植物の栽培地に施用する場合、その施用量は、施用する植物の種類、防除対象である有害生物の種類や発生程度、製剤形態、施用時期、気象条件等によって変化させ得るが、本ピリジン化合物とトリシクラゾールと本植物病害防除化合物との合計量として、当該植物を栽培する場所1000m2あたり通常0.5〜3000g、好ましくは5〜300gである。
製剤形態が、乳剤、水和剤、フロアブル剤等の場合は通常水で希釈して散布することにより施用する。この場合、本ピリジン化合物とトリシクラゾールと本植物病害防除化合物との合計での濃度は、通常0.0000005〜10重量%、好ましくは0.000001〜5重量%の範囲となるように希釈する。粉剤、粒剤等の場合は通常希釈することなくそのまま施用する。
以下、本発明を製剤例及び試験例にてさらに詳しく説明するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではない。なお、以下の例において、部は特にことわりの無い限り重量部を表す。
まず、製剤例を示す。
まず、製剤例を示す。
製剤例1
本ピリジン化合物20部、トリシクラゾール4部及びフルトラニル4部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部及び珪藻土残部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤100部を得る。
本ピリジン化合物20部、トリシクラゾール4部及びフルトラニル4部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部及び珪藻土残部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤100部を得る。
製剤例2〜5
フルトラニル4部に代えて、[表1]記載のそれぞれの化合物及び使用量を適用した以外は製剤例1と同様の操作を行い、それぞれの水和剤100部を得る。
フルトラニル4部に代えて、[表1]記載のそれぞれの化合物及び使用量を適用した以外は製剤例1と同様の操作を行い、それぞれの水和剤100部を得る。
製剤例6
本ピリジン化合物0.35部、トリシクラゾール0.5部、フルトラニル2部、タルク10部及びカオリンクレー残部をよく粉砕混合することにより粉剤100部を得る。
本ピリジン化合物0.35部、トリシクラゾール0.5部、フルトラニル2部、タルク10部及びカオリンクレー残部をよく粉砕混合することにより粉剤100部を得る。
製剤例7〜10
フルトラニル2部に代えて、[表2]記載のそれぞれの化合物及び使用量を適用した以外は製剤例6と同様の操作を行い、それぞれの粉剤100部を得る。
フルトラニル2部に代えて、[表2]記載のそれぞれの化合物及び使用量を適用した以外は製剤例6と同様の操作を行い、それぞれの粉剤100部を得る。
製剤例11
本ピリジン化合物0.5部、トリシクラゾール1部、フルトラニル2部、タルク10部及びカオリンクレー残部をよく粉砕混合することにより粉剤100部を得る。
本ピリジン化合物0.5部、トリシクラゾール1部、フルトラニル2部、タルク10部及びカオリンクレー残部をよく粉砕混合することにより粉剤100部を得る。
製剤例12〜15
フルトラニル2部に代えて、[表3]記載のそれぞれの化合物及び使用量を適用した以外は製剤例11と同様の操作を行い、それぞれの粉剤100部を得る。
フルトラニル2部に代えて、[表3]記載のそれぞれの化合物及び使用量を適用した以外は製剤例11と同様の操作を行い、それぞれの粉剤100部を得る。
製剤例16
本ピリジン化合物2部、トリシクラゾール8部、フルトラニル16部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン30部及び水残部を混合した混合物100部を湿式粉砕法で微粉砕することにより、フロアブル剤を得る。
本ピリジン化合物2部、トリシクラゾール8部、フルトラニル16部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン30部及び水残部を混合した混合物100部を湿式粉砕法で微粉砕することにより、フロアブル剤を得る。
製剤例17〜20
フルトラニル16部に代えて、[表4]記載のそれぞれの化合物及び使用量を適用した以外は製剤例16と同様の操作を行い、それぞれのフロアブル剤100部を得る。
フルトラニル16部に代えて、[表4]記載のそれぞれの化合物及び使用量を適用した以外は製剤例16と同様の操作を行い、それぞれのフロアブル剤100部を得る。
次に、本発明の効果を試験例にて示す。
試験例1
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール、フルトラニル、ペンシクロン及び化合物(I)の所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、フルトラニル、ペンシクロン又は化合物(I)の水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記試験用薬液を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを処理区とした。
一方、展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水を調整し、2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記展着剤含有水を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを無処理区とした。
5日後に処理区及び無処理区のそれぞれで、供試した幼虫の生死を観察した。その観察結果から、式1)によって死虫率、式2)によって補正死虫率を算出した。なお、試験は2反復で行った。その平均値を表5に示す。
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール、フルトラニル、ペンシクロン及び化合物(I)の所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、フルトラニル、ペンシクロン又は化合物(I)の水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記試験用薬液を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを処理区とした。
一方、展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水を調整し、2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記展着剤含有水を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを無処理区とした。
5日後に処理区及び無処理区のそれぞれで、供試した幼虫の生死を観察した。その観察結果から、式1)によって死虫率、式2)によって補正死虫率を算出した。なお、試験は2反復で行った。その平均値を表5に示す。
式1);死虫率(%)=(供試虫数−生存虫数)/供試虫数×100
式2);補正死虫率(%)={(処理区死虫率−無処理区死虫率)/(100−無処理区死虫率)}×100
試験例2
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール、フルトラニル及びペンシクロンの所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、フルトラニル又はペンシクロンの水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記試験用薬液を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを処理区とした。
一方、展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水を調整し、2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記展着剤含有水を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを無処理区とした。
5日後に処理区及び無処理区のそれぞれで、供試した幼虫の生死を観察した。その観察結果から、式1)によって死虫率、式2)によって補正死虫率を算出した。なお、試験は2反復で行った。
その平均値を表6に示す。
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール、フルトラニル及びペンシクロンの所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、フルトラニル又はペンシクロンの水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記試験用薬液を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを処理区とした。
一方、展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水を調整し、2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記展着剤含有水を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを無処理区とした。
5日後に処理区及び無処理区のそれぞれで、供試した幼虫の生死を観察した。その観察結果から、式1)によって死虫率、式2)によって補正死虫率を算出した。なお、試験は2反復で行った。
その平均値を表6に示す。
式1);死虫率(%)=(供試虫数−生存虫数)/供試虫数×100
式2);補正死虫率(%)={(処理区死虫率−無処理区死虫率)/(100−無処理区死虫率)}×100
試験例3
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール及びペンシクロンの所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、ペンシクロンの水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記試験用薬液を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを処理区とした。
一方、展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水を調整し、2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記展着剤含有水を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを無処理区とした。
5日後に処理区及び無処理区のそれぞれで、供試した幼虫の生死を観察した。その観察結果から、式1)によって死虫率、式2)によって補正死虫率を算出した。なお、試験は2反復で行った。
その平均値を表7に示す。
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール及びペンシクロンの所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、ペンシクロンの水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記試験用薬液を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを処理区とした。
一方、展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水を調整し、2.5葉期のペーパーポット植えイネ(Oryza sativa、品種:ほしのゆめ)稚苗に、前記展着剤含有水を株あたり10ml散布した。このイネ稚苗を風乾後、水を4.8ml入れたガラス製試験管(直径30mm、高さ200mm)に入れた。その試験管の中にトビイロウンカの3齢幼虫を10頭ずつ放飼し、室内(25℃、湿度55%)に置いた。これらを無処理区とした。
5日後に処理区及び無処理区のそれぞれで、供試した幼虫の生死を観察した。その観察結果から、式1)によって死虫率、式2)によって補正死虫率を算出した。なお、試験は2反復で行った。
その平均値を表7に示す。
式1);死虫率(%)=(供試虫数−生存虫数)/供試虫数×100
式2);補正死虫率(%)={(処理区死虫率−無処理区死虫率)/(100−無処理区死虫率)}×100
試験例4
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール、フルトラニル、ペンシクロン及び化合物(I)の所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、フルトラニル、ペンシクロン又は化合物(I)の水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
培養土を入れたプラスチック製ポットに播種した後1ヶ月程度育苗して第6本葉が完全に展開したイネ(Oryza sativa、品種:ななつぼし)に、前記試験用薬液をスプレーガンを用いて1ポットあたり10ml散布処理した。風乾後、PDA培地にて3日間培養し、9cmシャーレ上に進展した紋枯病菌、菌叢ディスク1cm2程度をイネ株元に接種し、28℃の湿室(湿度95−100%)内に7日間栽培し、病斑高(処理区の病斑高とする。)を測定した。なお、試験は2反復で行った。
試験用薬液を散布しないこと以外は前記と同様にイネを栽培し、病斑高(無処理区の病斑高とする。)を測定した。下記の式3)により防除価を算出した。
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール、フルトラニル、ペンシクロン及び化合物(I)の所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、フルトラニル、ペンシクロン又は化合物(I)の水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
培養土を入れたプラスチック製ポットに播種した後1ヶ月程度育苗して第6本葉が完全に展開したイネ(Oryza sativa、品種:ななつぼし)に、前記試験用薬液をスプレーガンを用いて1ポットあたり10ml散布処理した。風乾後、PDA培地にて3日間培養し、9cmシャーレ上に進展した紋枯病菌、菌叢ディスク1cm2程度をイネ株元に接種し、28℃の湿室(湿度95−100%)内に7日間栽培し、病斑高(処理区の病斑高とする。)を測定した。なお、試験は2反復で行った。
試験用薬液を散布しないこと以外は前記と同様にイネを栽培し、病斑高(無処理区の病斑高とする。)を測定した。下記の式3)により防除価を算出した。
式3); 防除価=100×(A−B)/A
A:無処理区の病斑高
B:処理区の病斑高
その平均値を表8に示す。
A:無処理区の病斑高
B:処理区の病斑高
その平均値を表8に示す。
試験例5
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール、フルトラニル、ペンシクロン及び化合物(I)の所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、フルトラニル、ペンシクロン又は化合物(I)の水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
培養土を入れたプラスチック製ポットに播種した後1ヶ月程度育苗して第6本葉が完全に展開したイネ(Oryza sativa、品種:ななつぼし)に、前記試験用薬液をスプレーガンを用いて1ポットあたり10ml散布処理した。風乾後、PDA培地にて3日間培養し、9cmシャーレ上に進展した紋枯病菌、菌叢ディスク1cm2程度をイネ株元に接種し、28℃の湿室(湿度95−100%)内に7日間栽培し、病斑高(処理区の病斑高とする。)を測定した。なお、試験は2反復で行った。
試験用薬液を散布しないこと以外は前記と同様にイネを栽培し、病斑高(無処理区の病斑高とする。)を測定した。下記の式3)により防除価を算出した。
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール、フルトラニル、ペンシクロン及び化合物(I)の所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、フルトラニル、ペンシクロン又は化合物(I)の水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
培養土を入れたプラスチック製ポットに播種した後1ヶ月程度育苗して第6本葉が完全に展開したイネ(Oryza sativa、品種:ななつぼし)に、前記試験用薬液をスプレーガンを用いて1ポットあたり10ml散布処理した。風乾後、PDA培地にて3日間培養し、9cmシャーレ上に進展した紋枯病菌、菌叢ディスク1cm2程度をイネ株元に接種し、28℃の湿室(湿度95−100%)内に7日間栽培し、病斑高(処理区の病斑高とする。)を測定した。なお、試験は2反復で行った。
試験用薬液を散布しないこと以外は前記と同様にイネを栽培し、病斑高(無処理区の病斑高とする。)を測定した。下記の式3)により防除価を算出した。
式3); 防除価=100×(A−B)/A
A:無処理区の病斑高
B:処理区の病斑高
その平均値を表9に示す。
A:無処理区の病斑高
B:処理区の病斑高
その平均値を表9に示す。
試験例6
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール、フルトラニル、ペンシクロン及び化合物(I)の所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、フルトラニル、ペンシクロン又は化合物(I)の水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
培養土を入れたプラスチック製ポットに播種した後2週間育苗して第2本葉が完全に展開したイネ(Oryza sativa、品種:ななつぼし)に、前記試験用薬液をスプレーガンを用いて1ポットあたり10ml散布処理した。風乾後、いもち病を発症したイネとともに、25℃の湿室(湿度95−100%)内に24時間静置した。その後、前記のいもち病を発症したイネを分離した後、前記湿室内で5日間栽培し、病斑面積率(処理区の病斑面積率とする。)を測定した。なお、試験は2反復で行った。
試験用薬液を散布しないこと以外は前記と同様にイネを栽培し、病斑面積率(無処理区の病斑面積率とする。)を測定した。下記の式4)により防除価を算出した。
本ピリジン化合物3mgを、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。トリシクラゾール、フルトラニル、ペンシクロン及び化合物(I)の所定量を、それぞれ界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノココエート、商品名:ソルゲンTW−20、第一工業製薬製)を5%(w/v)含むアセトン(和光純薬工業製)0.2mlに溶解した後、所定濃度になるように展着剤(商品名:ダイン(登録商標)、住友化学園芸製)0.02容量%を含有する水で希釈した。
本ピリジン化合物の水希釈液と、トリシクラゾールの水希釈液と、フルトラニル、ペンシクロン又は化合物(I)の水希釈液とを所定の濃度になるように混合し、試験用薬液を調製した。
培養土を入れたプラスチック製ポットに播種した後2週間育苗して第2本葉が完全に展開したイネ(Oryza sativa、品種:ななつぼし)に、前記試験用薬液をスプレーガンを用いて1ポットあたり10ml散布処理した。風乾後、いもち病を発症したイネとともに、25℃の湿室(湿度95−100%)内に24時間静置した。その後、前記のいもち病を発症したイネを分離した後、前記湿室内で5日間栽培し、病斑面積率(処理区の病斑面積率とする。)を測定した。なお、試験は2反復で行った。
試験用薬液を散布しないこと以外は前記と同様にイネを栽培し、病斑面積率(無処理区の病斑面積率とする。)を測定した。下記の式4)により防除価を算出した。
式4); 防除価=100×(A−B)/A
A:無処理区の病斑面積率
B:処理区の病斑面積率
その平均値を表10に示す。
A:無処理区の病斑面積率
B:処理区の病斑面積率
その平均値を表10に示す。
Claims (6)
- 式(1)で示される化合物とトリシクラゾールとの重量比が、50:1〜1:100である請求項1記載の有害生物防除組成物。
- 式(1)で示される化合物と群(A)より選ばれる1種以上の化合物との重量比が、100:1〜1:100である請求項1又は請求項2記載の有害生物防除組成物。
- 群(A)より選ばれる1種以上の化合物が、フルトラニル、ペンシクロン又はN−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−5−フルオロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドである請求項1〜3いずれか一項記載の有害生物防除組成物。
- 請求項1〜4いずれか一項記載の有害生物防除組成物の有効量を、植物又は植物の栽培地に施用する工程を含む有害生物の防除方法。
- 植物又は植物の栽培地に施用する工程が、イネ又はイネの栽培地に施用する工程である請求項5記載の有害生物の防除方法。
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