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JP2012502789A - 振動破砕機のための複合衝撃材 - Google Patents

振動破砕機のための複合衝撃材 Download PDF

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JP2012502789A JP2011527281A JP2011527281A JP2012502789A JP 2012502789 A JP2012502789 A JP 2012502789A JP 2011527281 A JP2011527281 A JP 2011527281A JP 2011527281 A JP2011527281 A JP 2011527281A JP 2012502789 A JP2012502789 A JP 2012502789A
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Abstract

規定された幾何学的形態に従った炭化チタンで少なくとも部分的に補強(5)された鉄合金を含む、振動破砕機のための複合衝撃材であって、前記補強部分(5)が、炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子を本質的に含まないミリメートル領域(2)によって分離された炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子で濃縮されたミリメートル領域(1)の交互マクロ−マイクロ構造を含み、炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子で濃縮された前記領域が、前記球状粒子(4)間のマイクロメートル隙間(3)が前記鉄合金によって充たされるマイクロ構造を形成することを特徴とする衝撃材。
【選択図】図10

Description

発明の分野
本発明は、ハンマーを有する破砕機、バークラッシャー(bar crushers)、鉛直軸を有する破砕機などの岩や硬い材料を破砕するための機械にグループ分けされる振動破砕機のための複合衝撃材に関する。この機械は、資源採掘産業(鉱業、採石、セメント加工、・・・)及びリサイクル産業において岩サイズを劇的に低減することを意図される製造ラインの第一工程及び第二工程に広範に使用される。
定義
表現「振動破砕機のための衝撃材(impactor for percussion crushers)」は、広い意味で解釈されるべきであり、即ち、岩や材料がそれらを細分化するために意図される極めて激しい衝撃を受けるときに方法の工程時に微粉砕される岩又は材料と直接接触する機能を持つ複合摩耗部品を意味する。それゆえ、これらの摩耗部品は大きな耐衝撃性を示し、それらはハンマー、バー又は衝撃材と称されることが多い。用語「衝撃材(impactor)」はハンマー及びバーを含むが、投射される材料の衝撃を受ける固定ライニング板も包含される。
鋳造合金の硬さ及び耐衝撃性を深さにおいて《大部分において》変性するための方法が幾つか知られている。既知の手段は一般に、小さい深さ(数ミリメートル)での表面変性に関する。鋳造工場で作られる部品に対して、機械的応力、摩耗及び衝撃に関して有意でかつ同時の局所的応力に耐えるために補強要素が深く存在しなければならない。また、それは一般に、その寿命の間に消費される部品の有意な容積(又は重量)割合であるからである。
文献LU64303(Joiret)は、二つの異なる材料、即ち摩耗を受けるヘッドを作るための硬い材料と、破壊に対する抵抗性を保証する一つ以上の弾性材料とを持つハンマーを製造するための方法を記載する。
文献EP0476496(Guerard)は、延性鋼で作られたハンマー体に機械的に埋め込まれた硬いインサートの使用を提案する。
文献EP1651389(Mayer)はまた、二つの異なる材料(即ち一方の材料が、部品が最も多く応力を受ける場所で他の材料に位置された組立てインサートの形で配置されている)を持つハンマーを製造するための技術を記載する。
文献US2008/041993(Hall)は、ハンマーの加工面に固定された極めて硬い材料におけるインサートの使用を提案する。
文献US6066407(Getz)は、炭化物で補強された複合衝撃材を開示する。しかしながら、それは、浸透合金によって包囲された炭化チタンの球状粒子を有する補強構造、又は補強部分における階層微視的幾何学的形態を開示しない。
振動によって破砕工程で使用される部品を補強するための全てのこれらの技術の共通点は、明らかに、製造及び使用時において使用される両材料間の完全で耐久性のある結合を保証する困難性である。
本発明は、良好な耐衝撃性を維持しながら改善された耐摩耗性を有する振動破砕機のための複合衝撃材を開示する。この特性は、この用途のために特別に設計された複合補強材によって、即ち金属炭化物の微細マイクロメートル球状粒子で密集した領域を衝撃材の金属マトリックス内にそれらを実際に含まない領域でミリメートル尺度で交互にする材料によって得られる。
本発明はまた、前記補強構造を得るための方法を提案する。
本発明は、規定された幾何学的形態に従った炭化チタンで少なくとも部分的に補強された鉄合金を含む振動破砕機のための複合衝撃材であって、前記補強部分が、炭化チタンのマイクロメートル球状粒子を本質的に含まないミリメートル領域によって分離された炭化チタンのマイクロメートル球状粒子で濃縮されたミリメートル領域の交互マクロ−マイクロ構造を含み、炭化チタンのマイクロメートル球状粒子で濃縮された前記領域が、前記球状粒子間のマイクロメートル隙間が前記鉄合金によって充たされるマイクロ構造を形成する複合衝撃材を開示する。
本発明の特別な実施形態によれば、複合衝撃材は、以下の特徴の少なくとも一つ又は一つの好適な組み合わせを含む:
− 前記ミリメートル濃縮領域が、36.9容量%より大きい炭化チタンの濃度を有する;
− 前記補強部分が16.6〜50.5容量%の球状炭化チタン含有量を有する;
− 炭化チタンのマイクロメートル球状粒子が50μm未満のサイズを有する;
− 炭化チタンのマイクロメートル球状粒子の主要部分が20μm未満のサイズを有する;
− 炭化チタンの球状粒子で濃縮された前記領域が36.9〜72.2容量%の炭化チタンを含む;
− 炭化チタンで濃縮された前記ミリメートル領域が、1〜12mmで変動する寸法を有する;
− 炭化チタンで濃縮された前記ミリメートル領域が、1〜6mmで変動する寸法を有する;
− 炭化チタンで濃縮された前記領域が、1.4〜4mmで変動する寸法を有する。
本発明はまた、以下の工程を含む、請求項1〜9のいずれかに記載の複合衝撃材を製造するための方法を開示する:
− 予め規定された補強幾何学的形態を有する衝撃材の圧痕を含む型を準備する;
− 補強部分を形成することを意図された衝撃材の圧痕の部分内に、炭化チタンのミリメートル粒子プリカーサの形のチタン及び炭素を含む圧縮粉末の混合物を導入する;
− 型内に鉄合金を鋳造し、前記鋳造の熱により前記プリカーサ粒子内の炭化チタンの発熱自己伝播高温合成(SHS)を引き起こす;
− 複合衝撃材の補強部分内に、前記プリカーサ粒子の位置に炭化チタンのマイクロメートル球状粒子で濃縮されたミリメートル領域の交互マクロ−マイクロ構造を形成し、前記領域を、炭化チタンのマイクロメートル球状粒子を本質的に含まないミリメートル領域によって互いに分離し、前記球状粒子を、マイクロメートル隙間によって炭化チタンで濃縮された前記ミリメートル領域内で分離する;
− 炭化チタンの微視的球状粒子の形成後に前記高温鋳造鉄合金によってミリメートル及びマイクロメートル隙間を浸透させる。
本発明の特別な実施形態によれば、上記方法は以下の特徴の少なくとも一つ又は一つの好適な組み合わせを含む:
− チタン及び炭素の圧縮粉末が鉄合金の粉末を含む;
− 前記炭素がグラファイトである。
本発明はまた、請求項11〜13のいずれかに記載の方法に従って得られる複合衝撃材を開示する。
図1は、本発明の衝撃材が使用される垂直軸を有する破砕機を示す。
図2は、本発明の衝撃材が使用される垂直軸を有する破砕機を示す。
図3は、補強が全くない従来技術の衝撃材/ハンマーを示す。
図4a−4bは、二つの可能な補強タイプを有するハンマーを示す。この補強幾何学的形態はもちろん限定されない。
図5a−5dは、本発明によるハンマーを製造するための方法を概略的に示す。図5aは、チタン及び炭素粉末を混合するための装置を示す。図5bは、極めて微細な粒子を循環させて破砕及び篩い分けした後に二つのローラ間での粉末の圧縮を示す。図5cは、衝撃材(ハンマー)の補強の位置で圧縮された粉末の粒子を含めるためにバリヤーが置かれる砂型を示す。図5dは、TiCの試薬プリカーサを含む圧縮粒子が位置される補強領域の拡大図を示す。 図5e−5hは、本発明によるハンマーを製造するための方法を概略的に示す。図5eは、型中への鉄合金の鋳造を示す。図5fは、鋳造の結果物であるハンマーを概略的に示す。図5gは、高濃度のTiC小塊を有する領域の拡大図を示す。図5hは、高濃度のTiC小塊を有する同じ領域内の拡大図を示す。マイクロメートル小塊は鋳造金属によって個々に包囲される。
図6は、マイクロメートル球状炭化チタン(TiC小塊)で濃縮されたミリメートル領域(薄いグレー)を有する本発明による衝撃材の補強部分の区域のエッチングされていない研磨面の双眼図を示す。濃い部分は、マイクロメートル球状炭化チタンで濃縮された領域間の空間だけでなく球状物自体の間の空間も充たす金属マトリックス(鋼又は鋳造鉄)を示す。
図7は、エッチングされていない研磨面上のマイクロメートル球状炭化チタンのSEM電子顕微鏡でとった図を示す。この特定のケースでは、炭化チタン球状物のほとんどは10μmより小さいサイズを持つことがわかる。 図8は、エッチングされていない研磨面上のマイクロメートル球状炭化チタンのSEM電子顕微鏡でとった図を図7とは異なる倍率で示す。この特定のケースでは、炭化チタン球状物のほとんどは10μmより小さいサイズを持つことがわかる。
図9は、SEM電子顕微鏡でとった破断表面についてのマイクロメートル球状炭化チタンの図を示す。炭化チタン球状物が金属マトリックス内に完全に組み込まれていることがわかる。これは、いったんチタンと炭素の間の化学反応が開始されたら、鋳造金属が鋳造時に細孔に完全に浸透(含浸)することを証明する。
図10は、ハンマータイプの衝撃材上の補強領域を概略的に示す。補強されたコーナは図4bのそれと類似し、補強領域の概略的な拡大は本発明によるマクロ−マイクロ構造を示すことができる。
材料科学では、SHS反応又は《自己伝播高温合成》は、反応温度が一般に1500℃以上、さらには2000℃に達する自己伝播高温合成である。例えば、炭化チタンTiCを得るためのチタン粉末と炭素粉末の間の反応は強い発熱性である。反応を局部的に開始するために少しのエネルギーだけが必要とされる。次いで、反応は、高温に到達することによって試薬の混合物の全体に自然と伝播するだろう。反応の開始後、反応面は発達し、それは自発的に伝播し(自己伝播)、それは炭化チタンがチタン及び炭素から得られることを可能にする。それによって得られた炭化チタンは、鋳造鉄合金由来ではないので、《現場で得られる》と言える。
試薬粉末の混合物は、炭素粉末及びチタン粉末を含み、板状に圧縮され、破砕されて粒子を得る。そのサイズは1〜12mm、好ましくは1〜6mm、より好ましくは1.4〜4mmで変化する。これらの粒子は100%圧縮されない。それらは一般に理論密度の55〜95%に圧縮される。これらの粒子は簡単な使用/取り扱いを可能にする(図3a−3h参照)。
図3a−3hの図に従って得られた混合された炭素及びチタン粉末のこれらのミリメートル粒子は、発生される炭化チタンのプリカーサであり、様々な又は不整な形状を有する型の部分を容易に充たすことを可能にする。これらの粒子は例えばバリヤー16によって型15の適所に維持されることができる。これらの粒子の造形又は集成は接着剤で達成されてもよい。
本発明による複合衝撃材は、炭化チタンの球状マイクロメートル粒子で濃縮された領域を、それらを実際に含まない領域によって分離された交互構造と称されうる補強マクロ−マイクロ構造を持つ。かかる構造は、炭素及びチタン粉末の混合物を含む粒子の型15における反応によって得られる。この反応は、全体部分、従って非補強部分及び補強部分の両方を鋳造するために使用される鋳造鉄又は鋼の鋳造熱(図5e参照)によって開始される。それゆえ、鋳造は、粒子として圧縮されかつ型15内に前もって置かれた炭素及びチタン粉末の混合物の発熱自己伝播高温合成を開始する(自己伝播高温合成−SHS)。次いで反応は開始されるとすぐに伝播し続ける特異性を持つ。
この高温合成(SHS)は、鋳造鉄又は鋳造鋼によるミリメートル及びマイクロメートル隙間の全ての容易な浸透を可能にする(図5g及び5h)。湿潤性を高めることによって、浸透は衝撃材のいかなる補強厚さ又は深さにわたっても達成されることができる。SHS反応及び外部鋳造金属による浸透後、高濃度の炭化チタンのマイクロメートル球状粒子を含む衝撃材上の一つ以上の補強領域(それはさらに、小塊の集団と称されうる)を生成することが有利であり、前記領域は1ミリメートル又は数ミリメートルのオーダのサイズを持ち、それは球状炭化チタンを実質的に含まない領域と互い違いになる。
いったんこれらの粒子がSHS反応に従って反応すると、これらの粒子が位置される補強領域はTiC炭化物(球状物)のマイクロメートル球状粒子4の濃縮分散を示し、そのマイクロメートル隙間3はまた、ここでは鋳造鉄又は鋼である鋳造金属によって浸透されている。ミリメートル及びマイクロメートル隙間が衝撃材の非補強部分を形成するものと同じ金属マトリックスによって浸透され、これが鋳造金属の選択において完全な自由度を与えることに注目することが重要である。最終的に得られた衝撃材では、高濃度の炭化チタンを有する補強領域は、有意な百分率割合(約35〜約70容量%)のマイクロメートル球状TiC粒子、及び浸透鉄合金からなる。
マイクロメートル球状粒子によって、1μmから最大数十μmまでの範囲のサイズを有する全体的に球状の粒子が意味される。これらの粒子の大多数は50μm未満、さらには20μm未満、又はさらには10μmのサイズを持つ。我々はまた、それらをTiC球状物とも呼ぶ。この球形状は、自己伝播合成SHSによって炭化チタンを得るための方法の特徴である(図8参照)。
衝撃材を補強するための粒子(Ti+Cタイプ)を得る
粒子を得るための方法は図5a−5hに示されている。炭素/チタン試薬の粒子はローラ10間の圧縮によってストリップになり、それは次いで破砕機11で破砕される。粉末の混合は、均一性を与えるためにブレード付きのタンクからなるミキサー8で実施される。次いで混合物はホッパー9を通って粒状化装置に渡される。この機械は二つのローラ10を備え、それらを材料が通過する。圧力はこれらのローラ10に付与され、それによって材料の圧縮が可能となる。出口では圧縮材料のストリップが得られ、それは次いで破砕されて粒子を得る。これらの粒子は次いで篩13において所望の粒子サイズに篩い分けされる。有意なパラメータはローラ上に付与される圧力である。この圧力が高ければ、ストリップが多くなり、従って粒子は圧縮されるだろう。ストリップの密度、従って粒子の密度は理論密度(それはチタン及び炭素の化学理論的混合物について3.75g/cmである)の55〜95%で変化されうる。(多孔性を考慮した)見掛け密度はそのとき2.06〜3.56g/cmである。
ストリップの圧縮レベルはローラ(直径200mm、幅30mm)に対する付与圧力(Pa)に依存する。10Paのオーダの低圧縮レベルに対しては、理論的密度の55%のオーダの密度のストリップが得られる。この材料を圧縮するためにローラ10を通過した後、粒子の見掛け密度は3.75×0.55、即ち2.06g/cmである。
25×10Paのオーダの高圧縮レベルに対しては、理論密度の90%の密度のストリップ(即ち、3.38g/cmの見掛け密度)が得られる。実際には、理論密度の95%まで達成することができる。
それゆえ、原材料Ti+Cから得られた粒子は多孔性である。この多孔性は極めて高度に圧縮された粒子の5%からわずかに圧縮された粒子の45%まで変動する。
圧縮レベルに加えて、ストリップの破砕及びTi+C粒子の篩い分けの操作時に粒子の粒子サイズ分布並びにそれらの形状を調整することもできる。望ましくない粒子サイズ画分は所望により循環される(図3b参照)。得られた粒子は全体的に1〜12mm、好ましくは1〜6mm、より好ましくは1.4〜4mmのサイズを有する。
本発明による複合衝撃材における補強領域の作成
粒子は上記のように作られる。これらの粒子で三次元構造又は超構造/マクロ−マイクロ構造を得るために、それらは、部品を補強することが望ましい型の領域に位置される。これは、接着剤によって、又は粒子を容器に閉じ込めることによって、又は他の手段(バリヤー16)によって粒子を凝集することによって達成される。Ti+C粒子の積重ねの嵩密度は、ISO697標準規格に従って測定され、ストリップの圧縮レベル、粒子の粒子サイズ分布、及び粒子の形状に影響するストリップの破砕方法に依存する。これらのTi+C粒子の嵩密度は、これらの粒子の圧縮レベル及び積重ねの密度に依存して、一般に0.9g/cm〜2.5g/cmのオーダである。
それゆえ、反応前に、チタン粉末及び炭素粉末の混合物からなる多孔性粒子の積重ねが存在する。
反応Ti+C→TiCの間、試薬から生成物までにわたって24%のオーダの体積収縮が起こる(試薬と生成物の間の密度差から生じる収縮)。従って、Ti+C混合物の理論密度は3.75g/cmであり、TiCの理論密度は4.93g/cmである。最終製品において、TiCを得るための反応後、鋳造金属が浸透するだろう:
− これらの粒子の初期圧縮レベルに依存する、高い炭化チタン濃度を有する空間に存在する微視的な多孔性;
− 粒子の初期積重ね(嵩密度)に依存する、高い炭化チタン濃度を有する領域間のミリメートル空間;
− TiCを得るためのTi+C間の反応時の体積収縮から生じる多孔性。
以下の実施例では、以下の原材料が使用された:
− チタンH.C.STARCK,Amperit 155.066,200メッシュ未満
− グラファイトカーボンGK Kropfmuhl,UF4,>99.5%,15μm未満
− Fe,HSS M2鋼の形態、25μm未満
− 割合:
− Ti+C 100gTi−24.5gC
− Ti+C+Fe 100gTi−24.5gC−35.2gFe
アルゴン下でLindorミキサーで15分間混合。
粒状化はSahut−Conreur粒状機で実施された。
Ti+C+Fe及びTi+C混合物に対して、粒子の圧縮性は10〜250×10Paでローラ間圧力を変化することによって得られた:
補強は、金属容器に粒子を置くことによって実施され、それは次いで衝撃材が補強されやすい位置の型に置かれる。次に、鋼又は鋳造鉄はこの型内に鋳造される。
実施例1
この実施例では、目的は衝撃材を作ることであり、その補強領域は約42%のTiCの全体的な容積百分率を含む。この目的のため、ストリップはC及びTiの混合物の理論密度の85%の圧縮によって作られる。破砕後、粒子は、1.4〜4mmの粒子の寸法を得るように篩い分けされる。2.1g/cmのオーダの嵩密度が得られる(粒子間の空間の35%+粒子の多孔性の15%)。
粒子は補強される部分の位置の型に位置され、それは65容量%の多孔性粒子を含む。クロムを有する鋳造鉄(3%C,25%Cr)は次いで予熱されていない砂型に約1500℃で鋳造される。TiとCの間の反応は鋳造鉄の熱によって開始される。この鋳造はいかなる保護雰囲気もなしで実施される。反応後、補強部分では、高濃度の約65%の球状炭化チタンを有する65容量%の領域が得られる。即ち、衝撃材の全体の容積の42容量%のTiC。
実施例2
この実施例では、目的は衝撃材を作ることであり、その補強領域は約30%のTiCの全体的な容積百分率を含む。この目的のため、ストリップはC及びTiの混合物の理論密度の70%の圧縮によって作られる。破砕後、粒子は、1.4〜4mmの粒子の寸法を得るように篩い分けされる。1.4g/cmのオーダの嵩密度が得られる(粒子間の空間の45%+粒子の多孔性の30%)。粒子は補強される部分の位置の型に位置され、それは55容量%の多孔性粒子を含む。反応後、補強部分では、高濃度の約53%の球状炭化チタンを有する55容量%の領域が得られる。即ち、衝撃材の全体の容積の30容量%のTiC。
実施例3
この実施例では、目的は衝撃材を作ることであり、その補強領域は約20%のTiCの全体的な容積百分率を含む。この目的のため、ストリップはC及びTiの混合物の理論密度の60%の圧縮によって作られる。破砕後、粒子は、1〜6mmの粒子の寸法を得るように篩い分けされる。1.0g/cmのオーダの嵩密度が得られる(粒子間の空間の55%+粒子の多孔性の40%)。粒子は補強される部分に位置され、それは45容量%の多孔性粒子を含む。反応後、補強部分では、約45%の球状炭化チタンに濃縮された45容量%の領域が得られる。即ち、衝撃材の補強部分の全体の容積の20容量%のTiC。
実施例4
この実施例では、粉末として鉄合金を加えることによって炭素とチタンの間の反応の強さを弱くする努力をした。実施例2と同様に、目的は衝撃材を作ることであり、その補強領域は約30%のTiCの全体的な容積百分率を含む。この目的のため、ストリップは15重量%C,63重量%Ti及び22重量%Feの混合物の理論密度の85%の圧縮によって作られる。破砕後、粒子は、1.4〜4mmの粒子の寸法を得るように篩い分けされる。2g/cmのオーダの嵩密度が得られる(粒子間の空間の45%+粒子の多孔性の15%)。粒子は補強される部分に位置され、それは55容量%の多孔性粒子を含む。反応後、補強部分では、高濃度の約55%の球状炭化チタンを有する55容量%の領域が得られる。即ち、衝撃材の補強マクロ−マイクロ構造の全体の容積の30容量%の炭化チタン。
以下の表は多数の可能な組み合わせを示す。
表1(Ti+0.98C)
衝撃材の補強部分におけるTi+0.98Cの反応後に補強マクロ−マイクロ構造において得られたTiCの全体の百分率
この表は、ストリップ、従って粒子に対する55〜95%の範囲の圧縮レベルにより、45容量%〜70容量%(粒子の全容積とそれらの閉じ込め容積の間の比率割合)の範囲の衝撃材の補強部分の粒子充填レベルを実施することができる。従って、約29容量%(表中の太字)の補強部分における全体のTiC濃度を得るためには、例えば60%圧縮率及び65%充填率、又は70%圧縮率及び55%充填率、又はさらに85%圧縮率及び45%充填率のような様々な組み合わせで行なうことができる。70容量%までの範囲の補強部分における粒子充填率レベルを得るために、振動を付与して粒子を充填することが必要である。この場合において、充填率レベルを測定するためのISO697標準規格はもはや適用できず、所定の容積における材料の量が測定される。
表2
粒子における反応後に得られた、圧縮レベル、理論密度及びTiC百分率割合の関係
ここで、我々は粒子の圧縮レベル及び反応後に得られたTiCの容積%に従って粒子の密度を表し、従ってそこから約24容量%の収縮を推論した。それゆえ、それらの理論密度の95%に圧縮された粒子は反応後に72.2容量%の濃度のTiCを得ることができる。
表3
粒子の積重ねの嵩密度
実際には、これらの表はこの技術の使用者によって計算盤として使用され、彼は衝撃材の補強部分で得られる全体のTiC百分率を設定し、これによって、自分が使用する粒子の充填率及び圧縮率を決定する。同表はTi+C+Fe粉末の混合物に対して作られた。
Ti+0.98C+Fe
ここで、本発明者は、反応後に15容量%の鉄を得ることができる混合物を目的とした。使用された混合物の割合は100gTi+24.5gC+35.2gFeである。鉄粉末によって、純粋な鉄又は鉄合金が意味される。混合物の理論密度:4.25g/cm。反応時の体積収縮:21%。
表4
衝撃材の補強部分におけるTi+0.98C+Feの反応後に補強マクロ−マイクロ構造において得られた全体のTiCの百分率
再び、約26容量%(表中の太字)の補強部分における全体のTiC濃度を得るためには、例えば55%圧縮率及び70%充填率、又は60%圧縮率及び65%充填率、又は70%圧縮率及び55%充填率、又はさらに85%圧縮率及び45%充填率のような様々な組み合わせで行なうことができる。
表5
鉄の存在を考慮しながら、粒子における反応後に得られた、圧縮レベル、理論密度、及びTiC百分率割合の関係
表6
(Ti+C+Fe)粒子の積重ねの嵩密度
利点
本発明は一般に、従来技術と比較して以下の利点を有する。
衝撃に対する良好な耐性
本発明による方法により、多孔質ミリメートル粒子が得られ、それは浸透金属合金中に埋め込まれる。これらのミリメートル粒子はそれ自体、浸透金属合金中に埋め込まれた球状傾向を持つTiCの微視的な粒子からなる。この系はマクロ構造を含む補強領域を有する衝撃材を得ることを可能にし、そのマクロ構造内には約1000倍小さい尺度で同一のマイクロ構造が存在する。
衝撃材の補強領域が、包囲する金属マトリックスに微分散された炭化チタンの小さい硬質の球状粒子を含むことにより、クラックの形成及び伝播を回避することができる(図4及び6参照)。従って、クラックに対して二重の消失系を持つ。
クラックは一般に最も脆い場所で発生し、それはこの場合においてTiC粒子又はこの粒子と浸透金属合金の間の界面である。もしクラックが界面又はマイクロメートルTiC粒子で発生するなら、このクラックの伝播はそのときこの粒子を包囲する浸透合金によって妨げられる。浸透合金の靱性はセラミックTiC粒子のそれより大きい。クラックは、粒子間に存在するマイクロメートル空間を横断するため、粒子間で渡されるエネルギーを多く必要とする。
適用パラメータに対する最大のフレキシビリティ
粒子の圧縮レベルに加えて、二つのパラメータが変化されうる。それらのパラメータは粒子サイズ分画及び粒子の形状、従ってそれらの嵩密度である。他方、インサートを有する補強技術では、インサートの圧縮レベルだけが限定された範囲内で変化されうる。補強に与えられる所望の形状に関して、補強が設けられる場所及び衝撃材のデザインを考慮すると、粒子の使用はさらなる可能性及び適応を可能にする。
製造に関する利点
補強として多孔質粒子の積重ねの使用は製造に関して以下のような特定の利点を持つ:
− 少ないガス放出、
− クラックに対する感受性が少ない、
− 衝撃材中の補強のより良好な局在化。
TiとCの反応は強い発熱性である。温度の上昇は試薬の脱ガス、即ち試薬に含まれる揮発性材料(炭素中のHO、チタン中のH,N)の脱ガスを生じる。反応温度が高いほど、この放出は有意になる。粒状化技術は温度を制限し、ガス容積を制限し、より容易にガスを放出し、従ってガス欠陥を制限することを可能にする(望ましくない気泡を有する図9参照)。
本発明による衝撃材の製造時のクラックに対する低感受性
TiC補強の膨張係数は鉄合金マトリックスのそれより低い(TiCの膨張係数:7.5×10−6/K、鉄合金の膨張係数:約12.0×10−6/K)。この膨張係数の差は、凝固段階時及び熱処理時に材料中の応力の発生の結果を持つ。もしこれらの応力が極めて有意であるなら、クラックは部品中に出現し、その拒絶に導く。本発明では、少ない割合のTiC補強が使用され(50容量%未満)、それは部品中の応力を少なくさせる。さらに、低及び高濃度の交互領域におけるマイクロメートル球状TiC粒子間の延性マトリックスの存在は、可能な局所的応力を良好に取り扱うことを可能にする。
衝撃材中の補強の優れたメンテナンス
本発明では、衝撃材の補強部分と非補強部分の間の境界は突然ではない。なぜならば補強部分と非補強部分の間の金属マトリックスの連続性があるからであり、それは補強の完全な脱離に対してそれを保護することを可能にする。
試験結果
これらの試験は、30〜130kgの重量の範囲にわたって図4b及び図10に示されたタイプのハンマータイプの衝撃材で実施された。
試験1
ハンマーの重量:30〜70kg
破砕材料:セメント加工クリンカー
急冷鋼から作られたハンマーと比較したハンマーの寿命の増加:200%
試験2
ハンマーの重量:70〜130kg
破砕材料:石灰岩
段階:第一
急冷鋼から作られたハンマーと比較したハンマーの寿命の増加:100〜200%
試験3
ハンマーの重量:30〜80kg
破砕材料:石灰岩
段階:第二
部品の寿命の増加:100〜200%
1. 炭化チタンのマイクロメートル球状粒子(小塊)で濃縮されたミリメートル領域
2. 炭化チタンのマイクロメートル球状粒子を全体的に含まない鋳造合金で充たされたミリメートル隙間
3. 鋳造合金によって浸透されるTiC小塊間のマイクロメートル隙間
4. 炭化チタンで濃縮された領域におけるマイクロメートル球状炭化チタン
5. 炭化チタン補強
6. ガス欠陥
7. ハンマー/衝撃材
8. Ti及びC粉末のミキサー
9. ホッパー
10. ローラ
11. 破砕機
12. 出口格子
13. 篩
14. ホッパーへの極めて微細な粒子の循環
15. 砂型
16. Ti/C混合物の圧縮粒子を含むバリヤー
17. 鋳造ひしゃく
18. 衝撃材(略図)

Claims (13)

  1. 規定された幾何学的形態に従った炭化チタンで少なくとも部分的に補強(5)された鉄合金を含む、振動破砕機のための複合衝撃材であって、前記補強部分(5)が、炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子を本質的に含まないミリメートル領域(2)によって分離された炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子で濃縮されたミリメートル領域(1)の交互マクロ−マイクロ構造を含み、炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子で濃縮された前記領域が、前記球状粒子(4)間のマイクロメートル隙間(3)が前記鉄合金によって充たされるマイクロ構造を形成することを特徴とする衝撃材。
  2. 前記ミリメートル濃縮領域が、36.9容量%より大きい炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子の濃度を有することを特徴とする請求項1に記載の衝撃材。
  3. 前記補強部分が16.6〜50.5容量%の球状炭化チタン含有量を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の衝撃材。
  4. 炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子が50μm未満のサイズを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の衝撃材。
  5. 炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子の主要部分が20μm未満のサイズを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の衝撃材。
  6. 炭化チタン(1)の球状粒子で濃縮された前記領域が36.9〜72.2容量%の炭化チタンを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の衝撃材。
  7. 炭化チタン(1)で濃縮された前記領域が、1〜12mmで変動する寸法を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の衝撃材。
  8. 炭化チタン(1)で濃縮された前記領域が、1〜6mmで変動する寸法を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の衝撃材。
  9. 炭化チタン(1)で濃縮された前記領域が、1.4〜4mmで変動する寸法を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の衝撃材。
  10. 以下の工程を含む、請求項1〜9のいずれかに記載の複合衝撃材を鋳造により製造するための方法:
    − 予め規定された補強幾何学的形態を有する衝撃材の圧痕を含む型を準備する;
    − 補強部分(5)を形成することを意図された衝撃材の圧痕の部分内に、炭化チタンのミリメートル粒子プリカーサの形のチタン及び炭素を含む圧縮粉末の混合物を導入する;
    − 型内に鉄合金を鋳造し、前記鋳造の熱により前記プリカーサ粒子内の炭化チタンの発熱自己伝播高温合成(SHS)を引き起こす;
    − 衝撃材の補強部分(5)内に、前記プリカーサ粒子の位置に炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子で濃縮されたミリメートル領域(1)の交互マクロ−マイクロ構造を形成し、前記領域を、炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子を本質的に含まないミリメートル領域(2)によって互いに分離し、前記球状粒子(4)を、マイクロメートル隙間(3)によって炭化チタンで濃縮された前記ミリメートル領域(1)内で分離する;
    − 炭化チタン(4)の微視的球状粒子の形成後に前記高温鋳造鉄合金によってミリメートル(2)及びマイクロメートル(3)隙間を浸透させる。
  11. チタン及び炭素の圧縮粉末の混合物が鉄合金の粉末を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記炭素がグラファイトであることを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
  13. 請求項10〜12のいずれかに記載の方法に従って得られた衝撃材。
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