JP2012225229A - 密閉型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】密閉型圧縮機の吸入リードバルブの開くタイミングの遅れを防止し、容積効率低下を防止することを目的とする。
【解決手段】シリンダボア31の開口端を覆うようにシリンダブロック33に装着され、冷媒ガスを吸入するための吸入孔55を内部に位置させて、吸入孔55の外周にわたりシリンダブロック33側に設けられた環状に連なるバルブシート面53と、シリンダブロック33側の表面上に形成された溝部54とを有するバルブプレート51と、バルブシート面53を封止可能な丸形の自由端部56を含み、縦長に形成された腕部57と、横方向両側に延びた保持部58とを有し、バルブプレート51の溝部54に全体が収容される吸入リードバルブ52とを備え、腕部57に屈曲部59を設けたものである。
【選択図】図3
【解決手段】シリンダボア31の開口端を覆うようにシリンダブロック33に装着され、冷媒ガスを吸入するための吸入孔55を内部に位置させて、吸入孔55の外周にわたりシリンダブロック33側に設けられた環状に連なるバルブシート面53と、シリンダブロック33側の表面上に形成された溝部54とを有するバルブプレート51と、バルブシート面53を封止可能な丸形の自由端部56を含み、縦長に形成された腕部57と、横方向両側に延びた保持部58とを有し、バルブプレート51の溝部54に全体が収容される吸入リードバルブ52とを備え、腕部57に屈曲部59を設けたものである。
【選択図】図3
Description
本発明は、冷蔵庫、ショーケースなどの冷蔵、冷凍装置や空気調和装置に用いられる密閉型圧縮機に関するものである。
近年、家庭用冷凍冷蔵庫や自動販売機、エアコン等の冷凍サイクル装置に使用される電動圧縮機は、地球環境に対する要求から省エネ化への動きが加速されており、高効率化が求められている。
従来の密閉型圧縮機としては、バルブプレートに形成した溝に、吸入リードバルブを収容した構成が知られている(例えば特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機の一例について説明する。
図6は、従来の密閉型圧縮機の構成を示す上面断面図、図7は、図6に示した密閉型圧縮機の側面断面図である。
図6及び図7において、密閉容器101は、その側壁部に貫設された吸入配管111及び吐出配管112を有し、この密閉容器101には、電動要素102と、電動要素102によって駆動される圧縮要素103と、この圧縮要素103の冷媒ガス吸入経路に設けられた吸入マフラ−104が収納され、さらに、密閉容器101内の底部に、潤滑油105が貯留されている。
電動要素102は、固定子121と、回転子122を備え、その軸心を略鉛直にして、4個のバネ123を介して、密閉容器101の底部に装着されている。圧縮要素103は、吸入弁装置及び吐出弁装置を含むバルブ機構106と、吐出チャンバー107と、シリンダボア131及び軸受部132を有し、かつ固定子121の上部に固定されたシリンダ本体としてのシリンダブロック133と、シリンダボア131に往復動可能に挿設されたピストン134と、一端が電動要素102の回転子122の軸心部に嵌挿され、かつ軸受部132によって軸支される主軸部135及びこの主軸部135と一体運動するようにその一端に形成された偏心軸部136を有するシャフト137と、偏心軸部136及びピストン134を連結するコンロッド138を備えている。
これらの構成要素のうち、バルブ機構106は、シリンダヘッド139とともにシリンダボア131の開放端を覆うように、4本のボルト140によってシリンダブロック133に装着されている。吐出チャンバー107は、シリンダブロック133内部に形成されている。また、シャフト137の下端部には、給油機構108が設けられている。
上記のように構成された密閉型圧縮機について、一般的な動作について説明し、その後でバルブ機構106に含まれる吸入弁装置の詳細な構成及び動作について説明する。
電動要素102の回転子122は、シャフト137を回転させ、偏心軸部136の回転運動が、コンロッド138を介して、ピストン134に伝えられる。これによって、ピストン134は、シリンダボア131内を往復運動する。ピストン134の往復運動により、冷却システム(図示せず)から、吸入配管111、吸入マフラ−104及びバルブ機構106を通って、冷媒ガスがシリンダボア131内へ吸入され、圧縮された後、バルブ機構106及び吐出チャンバー107を通して再び冷却システムに吐出される。
シャフト137の下端部に形成された給油機構108によって、潤滑油105がスパイラル溝109を通り、上方に汲み上げられて軸受部132と主軸部35との摺動面などに供給される。その一部は、偏心軸部136の端部に形成された吐出孔(図示せず)から密閉容器101内の全周方向へ水平に飛散し、ピストン134にも供給されて、それぞれ潤滑を行う。
図8は、図6、図7に示した密閉型圧縮機の従来のバルブ機構106の断面図、図9は、バルブ機構106を構成するバルブプレート151の正面図、図10は、バルブ機構106を構成する吸入リードバルブ152の正面図である。
バルブプレート151は、冷媒ガスを吸入するための吸入孔155と排出する吐出孔160を有し、この吸入孔155の外周に亘りシリンダボア131側に設けられた環状に連なるバルブシート面153と、この吸入孔155とこのバルブシート面153を内部に位置させてシリンダボア131側の表面上に形成された溝部154を有している。
吸入リードバルブ152は、バルブシート面153を封止可能な丸形の自由端部156を含み、縦長に形成された腕部157と吸入リードバルブ152自体をバルブプレート151と、シリンダボア131の開放端で挟み込むことで固定される左右非対称形状を成す保持部158によって形成されている。
このような密閉型圧縮機において、吸入リードバルブ152は、バルブプレート151の溝部154に収容されている。
しかしながら、上述した従来の密閉型圧縮機は、吸入リードバルブ152のほぼ全面がバルブプレート151の溝部154に接触し、また吸入リードバルブ152とバルブプレート151の溝部154の間に介在する潤滑油105の粘着力が作用することから、吸入時に、吸入リードバルブ152の開くタイミングが遅れ、密閉型圧縮機の容積効率が低下するという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、その目的は、吸入時に吸入リードバルブ152がバルブプレート151の溝部158と粘着することを防止し、容積効率の高い密閉型圧縮機を提供することにある。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、シリンダボアの開口端を覆うようにシリンダブロックに装着され、かつ冷媒ガスを吸入するための吸入孔を設けたバルブプレートと、前記吸入孔を開閉する吸入リードバルブを備え、前記バルブプレートにおけるシリンダブロック側表面に、前記吸入孔の外周を囲う環状のバルブシート面と、前記吸入リードバルブを取付ける溝部を設け、さらに、前記吸入リードバルブを、前記バルブシート面を封止する丸形の自由端部と、前記溝部に嵌合する横長の保持部と、縦長に形成され、かつ前記自由端部と保持部をつなぐ腕部を備える構成とし、また、前記溝部を、前記バルブシート面を囲い、かつ吸入リードバルブと相似に形成し、さらに、前記吸入リードバルブの腕部を前記溝部から離間する方向に付勢する付勢部を設けたものである。
したがって、前記吸入リードバルブは、その腕部が前記溝部から離間する方向に付勢されているため、潤滑油の粘着作用を受けることが少なく、機敏な開閉動作を行うことができる。この動作は、密閉型圧縮機の容積効率の向上に寄与する。
本発明の密閉型圧縮機は、吸入時に吸入リードバルブがバルブプレート溝部と粘着することを抑制することができ、密閉型圧縮機の容積効率の向上が可能となる。
請求項1に記載の発明は、密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素を、シリンダボアを有するシリンダブロックと、前記シリンダボアの内部で往復運動するピストンと、前記シリンダボアの開口端を閉塞するように前記シリンダブロックに装着され、かつ冷媒ガスを吸入するための吸入孔を設けたバルブプレートと、前記吸入孔を開閉する吸入リードバルブを備えた構成とし、前記バルブプレートにおけるシリンダブロック側表面に、前記吸入孔の外周を囲う環状のバルブシート面と、前記吸入リードバルブを取付ける溝部を設け、さらに、前記吸入リードバルブを、前記バルブシート面を封止する丸形の自由端部と、前記溝部に嵌合する横長の保持部と、縦長に形成され、かつ前記自由端部と保持部をつなぐ腕部を備える構成とし、また、前記溝部を、前記バルブシート面を囲い、かつ吸入リードバルブと相似に形成し、さらに、前記吸入リードバルブの腕部を前記溝部から離間する方向に付勢する付勢部を設けたものである。
かかる構成とすることにより、前記吸入リードバルブは、前記溝部から離間する方向に付勢されているため、潤滑油によってバルブプレート溝部と粘着することが抑制され、機敏な開閉動作が可能となる。その結果、密閉型圧縮機の容積効率の向上をはかることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記付勢部を、前記自由端部が前記バルブシート面から離間するように、前記腕部を形成した該腕部の屈曲部としたものである。
かかることにより、屈曲部の位置の調整に応じて前記溝部との離間面積を調整することができ、過度の離間あるいは離間不足に伴う効率の低下を解消することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記保持部を、前記腕部の中心線に対して左右非対称となるように形成したものである。
かかる構成とすることにより、密閉型圧縮機の組立て時において、前記吸入リードバルブが表裏反対で組込まれることを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明実施の形態1における密閉型圧縮機の上面断面図、図2は、同密閉型圧縮機の側面断面図である。図3は、同密閉型圧縮機のバルブ機構部の断面図、図4は、同バルブ機構部を構成するバルブプレートの正面図、図5は、同バルブ機構部を構成する吸入リードバルブの正面図である。
図1は、本発明実施の形態1における密閉型圧縮機の上面断面図、図2は、同密閉型圧縮機の側面断面図である。図3は、同密閉型圧縮機のバルブ機構部の断面図、図4は、同バルブ機構部を構成するバルブプレートの正面図、図5は、同バルブ機構部を構成する吸入リードバルブの正面図である。
図1及び図2において、密閉容器1は、その側壁部に貫設された吸入配管11及び吐出配管12を有し、この密閉容器1の内部には、電動要素2と、電動要素2によって駆動される圧縮要素3と、この圧縮要素3の冷媒ガス吸入経路に設けられる吸入マフラ−4が配置され、さらに、密閉容器1内の底部には、潤滑油5が貯留されている。
電動要素2は、固定子21と、回転子22を備え、その軸心を略鉛直にして、4個のバネ23を介して、密閉容器1の底部に装着されている。
圧縮要素3は、後述する吸入弁装置及び吐出弁装置を含むバルブ機構6と、吐出チャンバー7と、シリンダボア31及び軸受部32を有し、かつ固定子21の上部に固定されたシリンダ本体としてのシリンダブロック33と、シリンダボア31に往復動可能に挿設されたピストン34と、電動要素2の回転子22の軸心部に嵌挿され、かつ軸受部32によって軸支される主軸部35及びこの主軸部35と一体運動するようにその一端に形成された偏心軸部36を有するシャフト37と、偏心軸部36及びピストン34を連結するコンロッド38を備えた構成となっている。
これらの構成要素のうち、バルブ機構6は、シリンダヘッド39とともにシリンダボア31の開放端を覆うように、4本のボルト40によってシリンダブロック33に装着され、吐出チャンバー7は、シリンダブロック33の内部に形成されている。また、シャフト37の下端部には、給油機構8が設けられている。
上記構成の密閉型圧縮機について、動作の概略を説明する。
電動要素2への通電により、回転子22はシャフト37を回転させ、偏心軸部36の回転運動が、コンロッド38を介して、ピストン34に伝えられる。これによって、ピストン34は、シリンダボア31内を往復運動する。ピストン34の往復運動により、冷却システム(図示せず)から、吸入配管11、吸入マフラ−4及びバルブ機構6を通って、冷媒ガスがシリンダボア31内へ吸入され、圧縮された後、バルブ機構6及び吐出チャンバー7を通して再び冷却システムに吐出される。
潤滑油5は、シャフト37の回転に伴い、シャフト37の下端部に形成された給油機構8によってスパイラル溝9へ送出され、このスパイラル溝9を通って、上方に汲み上げられる。汲み上げられた潤滑油5は、軸受部32と主軸部35との摺動面などに供給されるとともに、偏心軸部36の端部に形成された吐出孔(図示せず)から密閉容器1内の全周方向へ水平に飛散してピストン34にも供給され、それぞれの摺動部の潤滑を行う。
次に、吸入弁装置について説明する。バルブ機構6は、吸入弁装置及び吐出弁装置を含み、これらが一つの要素を共有する構成になっているが、吐出弁装置については本発明と
直接的に関係しないため、その説明を省略し、吸入弁装置についてのみ以下に説明する。
直接的に関係しないため、その説明を省略し、吸入弁装置についてのみ以下に説明する。
図3乃至図5において、バルブプレート51は、冷媒ガスを吸入するための吸入孔55と圧縮された冷媒ガスを排出するための吐出孔60を有し、さらに、吸入孔55を囲むようにシリンダボア31側の表面に設けられた環状のバルブシート面53と、シリンダボア31側の表面において吸入孔55とバルブシート面53を囲うように形成された所定深さの溝部54を有している。
このバルブプレート51のシリンダボア31の反対側の面には、吐出弁機構を構成する要素が装着されるが、ここではその図示および説明を省略する。
吸入弁装置を構成する吸入リードバルブ52は、バルブシート面53を封止する丸形の自由端部56と、この自由端部56と連続し、縦長に形成された腕部57と、吸入リードバルブ52自体をバルブプレート51と、腕部57の他端に連続して形成された保持部58を具備している。保持部58は、腕部57の中心線Xに対して左右非対称となるように左右方向に延出した略矩形に形成されている。また、腕部57には、吸入リードバルブ52のバルブプレート51への装着状態において、自由端部56がバルブシート面53から微小に離間するように腕部57を屈曲させた屈曲部59が設けられている。
ここで、バルブプレート51に形成された溝部54は、吸入リードバルブ52が微小に遊び(間隔)をもって嵌合するように、吸入リードバルブ52の形状と略相似に形成され、その深さは、吸入リードバルブ52の板厚と同等の寸法に設定されている。
また、屈曲部59は、冷媒ガスの流入に伴う自由端部56の開放時に、自由端部56と腕部57が機敏に反応するように、適度なバネ定数となる位置に設定されている。
吸入リードバルブ52は、保持部58を溝部54に嵌合した状態で、バルブプレート51をシリンダボア31の開放端に取付けることにより、バルブプレート51とシリンダボア31によって挟み込まれ、固定されている。この状態において、吸入リードバルブ52の自由端部56とバルブシート面53との離間程度は、潤滑油5がその表面張力で膜を形成する程度に設定されている。
以上のように構成されたバルブ機構6において、ピストン34が吸入工程に入ると、シリンダボア31内の圧力が低下し、吸入孔55内に存在する吸入ガス圧力より低くなるときに、吸入リードバルブ52の自由端部56がシリンダボア31側に開く。これにより、吸入ガスがシリンダボア31内に流入される。
このとき、吸入リードバルブ52には、腕部57にシリンダブロック33側に屈曲した屈曲部59を設けているため、潤滑油5が介在することで粘着されたバルブプレート51のバルブシート面53と吸入リードバルブ52の自由端部56、及びバルブプレート51の溝部54と吸入リードバルブ52の腕部57を引き離す方向に力が働く。その結果、吸入リードバルブ52の自由端部56の開くタイミングが遅れることを防止することができる。
さらに、吸入リードバルブ52は、吸入工程時に自由端部56と腕部57の固有振動数で開閉を繰り返す(通常2〜4回程度)。このとき、毎回、バルブプレート51のバルブシート面53と吸入リードバルブ52の自由端部56、及びバルブプレート51の溝部54と吸入リードバルブ52の腕部57が接触する。ところが、本実施の形態1の構成においては、吸入リードバルブ52の腕部57に、シリンダブロック33側へ屈曲した屈曲部59を設けているため、吸入リードバルブ52の自由端部56の開くタイミングが遅れる
ことを防止する。
ことを防止する。
したがって、シリンダボア31内に流入させる吸入ガス量を増加させることができ、密閉型圧縮機の容積効率を向上させることができる。
さらに、吸入リードバルブ52の保持部58は、横方向(左右両側)に延び、腕部57の中心線Xに対して左右非対称の形状であるため、組み立ての際、バルブプレート51に形成された溝部54に、吸入リードバルブ52が表裏逆に取り付けられようとしても、吸入リードバルブ52の保持部58をバルブプレート51の溝部54に挿入した場合、腕部57、自由端部56が挿入できないため、誤った組立てを防止することができる。
以上のように本発明にかかる密閉型圧縮機は、吸入リードバルブの機敏な開閉動作が期待でき、密閉型圧縮機の容積効率を向上するもので、家庭用の冷凍機器から業務用の冷凍機器にわたって搭載することができる。
1 密閉容器
2 電動要素
3 圧縮要素
6 バルブ機構
31 シリンダボア
33 シリンダブロック
34 ピストン
51 バルブプレート
52 吸入リードバルブ
53 バルブシート面
54 溝部
55 吸入孔
56 自由端部
57 腕部
58 保持部
59 屈曲部
2 電動要素
3 圧縮要素
6 バルブ機構
31 シリンダボア
33 シリンダブロック
34 ピストン
51 バルブプレート
52 吸入リードバルブ
53 バルブシート面
54 溝部
55 吸入孔
56 自由端部
57 腕部
58 保持部
59 屈曲部
Claims (3)
- 密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素を、シリンダボアを有するシリンダブロックと、前記シリンダボアの内部で往復運動するピストンと、前記シリンダボアの開口端を閉塞するように前記シリンダブロックに装着され、かつ冷媒ガスを吸入するための吸入孔を設けたバルブプレートと、前記吸入孔を開閉する吸入リードバルブを備えた構成とし、前記バルブプレートにおけるシリンダブロック側表面に、前記吸入孔の外周を囲う環状のバルブシート面と、前記吸入リードバルブを取付ける溝部を設け、さらに、前記吸入リードバルブを、前記バルブシート面を封止する丸形の自由端部と、前記溝部に嵌合する横長の保持部と、縦長に形成され、かつ前記自由端部と保持部をつなぐ腕部を備える構成とし、また、前記溝部を、前記バルブシート面を囲い、かつ吸入リードバルブと相似に形成し、さらに、前記吸入リードバルブの腕部を前記溝部から離間する方向に付勢する付勢部を設けた密閉型圧縮機。
- 前記付勢部を、前記自由端部が前記バルブシート面から離間するように、前記腕部を形成した該腕部の屈曲部とした請求項1に記載の密閉型圧縮機。
- 前記保持部を、前記腕部の中心線に対して左右非対称となるように形成した請求項1または2に記載の密閉型圧縮機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160040935A (ko) * | 2014-10-06 | 2016-04-15 | 한온시스템 주식회사 | 압축기의 밸브 조립체 |
CN106031971A (zh) * | 2015-03-20 | 2016-10-19 | 浙江美亚特精密机械有限公司 | 一种压缩机用阀板制造方法 |
TWI611104B (zh) * | 2017-03-31 | 2018-01-11 | 空壓機之進、出氣孔止密結構 |
-
2011
- 2011-04-19 JP JP2011092694A patent/JP2012225229A/ja not_active Withdrawn
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