JP2012213742A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材1に対して所定のパターンを印刷する印刷部と、パターンが印刷された基材が収納される収納部12と、パターンが印刷された基材を収納部に搬入する搬入部130と、搬入部による基材の収納部への搬入中に、基材に印刷されたパターンの検査を行う検査部133とを備える。
【選択図】図5
Description
特許文献2に記載された技術では、検査装置として、ローダ部、アンローダ部、検査部、搬送部等を印刷処理用の装置とは別に設置する必要があり、装置の大型化及び高価格化が避けられない。
本発明の印刷装置は、基材に対して所定のパターンを印刷する印刷部と、前記パターンが印刷された前記基材が収納される収納部と、前記パターンが印刷された前記基材を前記収納部に搬入する搬入部と、前記搬入部による前記基材の前記収納部への搬入中に、前記基材に印刷されたパターンの検査を行う検査部とを備えることを特徴とするものである。
これにより、本発明では、取込部によるパターン情報の取込範囲への基材の送り動作と、送られた基材に対するパターン情報の取込動作とを連続的に行うことができ、検査効率の向上を図ることができる。
これにより、本発明では、所定のピッチで印刷された複数のパターンを順次、連続的に検査することが可能になる。
これにより、本発明では、所定のピッチで半導体装置のそれぞれに印刷された複数のパターンを順次、連続的に検査することが可能になる。
これにより、本発明では、駆動パルス電力を調整するという簡単な構成で容易に基材の送り量を調整することが可能になる。
これにより、本発明では、パターンを撮像した結果に基づいて、容易にパターン情報を検査することが可能になる。
これにより、本発明では、安定して搬送された基材における半導体装置等の属性情報等を示す印刷パターンを所定の印刷品質及び低コストで成膜・印刷することができる。
なお、本明細書における、送り方向や直交する方向、交差する方向については、製造・組立による誤差等によってずれる範囲も含むものである。
なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
まず、印刷装置を用いて描画(印刷)する対象の一例である半導体基板について説明する。
図1(a)は半導体基板を示す模式平面図である。図1(a)に示すように、基材としての半導体基板1は基板2及び半導体装置3を備えている。基板2は耐熱性があり半導体装置3を実装可能であれば良く、基板2にはガラスエポキシ基板、紙フェノール基板、紙エポキシ基板等を用いることができる。被記録媒体としての半導体装置3は、パッケージ基材であってもよいし、半導体基材であってもよい。
図1(b)は印刷装置を示す模式平面図である。
図1(b)に示すように、印刷装置7は主に供給部8、前処理部9、塗布部(印刷部)10、冷却部11、収納部12、搬送部13、後処理部14及び制御部CONT(図8参照)の各種印刷に関連する処理を行う複数の処理装置から構成されている。なお、供給部8、収納部12が並ぶ方向、及び前処理部9、冷却部11、後処理部14が並ぶ方向をX方向とする。X方向と直交する方向をY方向とし、Y方向には塗布部10、冷却部11、搬送部13が並んで配置されている。そして、鉛直方向をZ方向とする。
(供給部)
図2(a)は供給部を示す模式正面図であり、図2(b)及び図2(c)は供給部を示す模式側面図である。図2(a)及び図2(b)に示すように、供給部8は基台15を備えている。基台15の内部には昇降装置16が設置されている。昇降装置16はZ方向に動作する直動機構を備えている。この直動機構はボールネジと回転モーターとの組合せや油圧シリンダーとオイルポンプの組合せ等の機構を用いることができる。本実施形態では、例えば、ボールネジとステップモーターとによる機構を採用している。基台15の上側には昇降板17が昇降装置16と接続して設置されている。そして、昇降板17は昇降装置16により所定の移動量だけ昇降可能になっている。
このようにして供給部8は順次半導体基板1を収納容器18からレール8b上に移動する。収納容器18内の半導体基板1を総て中継台23上に移動した後、操作者は空になった収納容器18と半導体基板1が収納されている収納容器18とを置き換える。これにより、供給部8に半導体基板1を供給することができる。
前処理部9は、中継場所9a、9bに搬送された半導体基板1に対して、処理場所9dにおいて前処理を行う。前処理としては、加熱した状態で、例えば、低圧水銀ランプ、水素バーナー、エキシマレーザー、プラズマ放電部、コロナ放電部等による活性光線の照射を例示できる。水銀ランプを用いる場合、半導体基板1に紫外線を照射することにより、半導体基板1の表面の撥液性を改質することができる。水素バーナーを用いる場合、半導体基板1の酸化した表面を一部還元することで表面を粗面化することができ、エキシマレーザーを用いる場合、半導体基板1の表面を一部溶融固化することで粗面化することができ、プラズマ放電或いはコロナ放電を用いる場合、半導体基板1の表面を機械的に削ることで粗面化することができる。本実施形態では、例えば、水銀ランプを採用している。
前処理が終了した後、前処理部9は半導体基板1を中継場所9cに移動する。続いて、搬送部13が中継場所9cから半導体基板1を除材する。
冷却部11は、各処理場所11a、11bにそれぞれ設けられ、上面が半導体装置1の吸着保持面とされたヒートシンク等の冷却板110a、110bを有している。
処理場所11a、11b(冷却板110a、110b)は、把持部13aの動作範囲内に位置しており、処理場所11a、11bにおいて冷却板110a、110bは露出する。従って、搬送部13は容易に半導体基板1を冷却板110a、110bに載置することができる。半導体基板1に冷却処理が行われた後、半導体基板1は、処理場所11aに位置する冷却板110a上または処理場所11bに位置する冷却板110a上にて待機する。従って、搬送部13の把持部13aは容易に半導体基板1を把持して移動させることができる。
次に、半導体基板1に液滴を吐出してマークを形成する塗布部10について図3乃至図6に従って説明する。液滴を吐出する装置に関しては様々な種類の装置があるが、インクジェット法を用いた装置が好ましい。インクジェット法は微小な液滴の吐出が可能であるため、微細加工に適している。
図5(a)は収納部を示す模式正面図であり、図5(b)及び図5(c)は収納部を示す模式側面図である。図5(a)及び図5(b)に示すように、収納部12は基台74を備えている。基台74の内部には昇降装置75が設置されている。昇降装置75は供給部8に設置された昇降装置16と同様の装置を用いることができる。基台74の上側には昇降板76が昇降装置75と接続して設置されている。そして、昇降板76は昇降装置75により昇降させられる。昇降板76の上には直方体状の収納容器18が設置され、収納容器18の中には半導体基板1が収納される。収納容器18は供給部8に設置された収納容器18と同じ容器が用いられている。
次に、半導体基板1を搬送する搬送部13について図1、図6乃び図7に従って説明する。
搬送部13は、装置内の天部に設けられた支持体83を備えており、支持体83の内部にはモーター、角度検出器、減速機等から構成される回転機構が設置されている。そして、モーターの出力軸は減速機と接続され、減速機の出力軸は支持体83の下側に配置された第1腕部84と接続されている。また、モーターの出力軸と連結して角度検出器が設置され、角度検出器がモーターの出力軸のZ方向(第3方向)と平行な軸線周りの回転角度を検出する。これにより、回転機構は第1腕部84の回転角度を検出して、所望の角度まで回転させることができる。
なお、把持部13aは、回転機構88によって腕部13bに対してθZ方向(Z軸回りの回転方向)に回転移動可能に設けられ、XY平面における位置が変動するため、以下の説明では便宜上、XY平面と平行な一方向をx方向、XY平面と平行でx方向と直交する方向をy方向として説明する(Z方向は共通)。
図8に示すように、制御部CONTは、上記検査部133の検査結果が入力されるとともに、上述した供給部8、前処理部9、塗布部10、後処理部14、収納部12、搬送部13、送り部131、検査部133の走査移動の動作を統括的に制御する。
次に上述した印刷装置7を用いた印刷方法について図9にて説明する。図9は、印刷方法を示すためのフローチャートである。
図9のフローチャートに示されるように、印刷方法は、半導体基板1を収納容器18から搬入する搬入工程S1、搬入された半導体基板1の表面に対して前処理を施す前処理工程S2、前処理工程S2で温度上昇した半導体基板1を冷却する冷却工程S3、冷却された半導体基板1に対して各種マークを描画印刷する印刷工程S4、各種マークが印刷された半導体基板1に対して後処理を施す後処理工程S5、後処理が施された半導体基板1を収納容器18に収納する収納工程S6を主体に構成される。
まず、クランプ部132によって半導体基板1の−X側の端縁をクランプした後に、制御部CONTは、図10(a)に示すように、送り部131を介して搬入部130を+X側に送り、パターンPの送り方向先端側に位置する第1検査領域を検査部133の検査範囲(撮像範囲)に位置させた後に、送り部131による搬入部130及び半導体基板1の送りを停止させる。半導体基板1の送りが停止されると、制御部CONTは、図10(b)に示すように、検査部133をY方向に走査移動させつつ、パターンPを撮像させる。
すなわち、送り方向におけるパターンPの全検査領域の長さをPLとし、送り方向における検査部133の検査可能範囲の長さをCLとすると、
PL≦n×CLを満足する最小の整数n回の走査移動による撮像を行うことで、パターンPの全検査領域について、最短の時間で検査を行うことができる。
さらに、各パターンPの全検査領域を一括的に撮像・検査可能な検査部133を用いる構成を採ることも可能である。
さらに、上記実施形態では、枚葉式の基材(半導体基板1)を印刷・検査対象として説明したが、これに限られるものではなく、ライン式で連続的に搬送される基材についても適用可能である。
また、光源も同様に、可視光等の活性光を射出する種々の活性光光源を用いること、つまり活性光線照射部を用いることができる。
Claims (9)
- 基材に対して所定のパターンを印刷する印刷部と、
前記パターンが印刷された前記基材が収納される収納部と、
前記パターンが印刷された前記基材を前記収納部に搬入する搬入部と、
前記搬入部による前記基材の前記収納部への搬入中に、前記基材に印刷されたパターンの検査を行う検査部とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1記載の印刷装置において、
前記搬入部に設けられ、前記基材を所定の周期で前記搬入部に向けて送る送り部と、
前記検査部に設けられ、前記送り部による前記基材の送り方向と交差する方向に走査移動して前記基材のパターン情報を取り込む取込部と、
前記送り部による前記基材の送り動作と、前記取込部の走査移動とを同期制御する制御部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 請求項2記載の印刷装置において、
前記制御部は、前記取込部の前記送り方向の取込可能長さに応じた送り量で、前記基材を送ることを特徴とする印刷装置。 - 請求項2または3記載の印刷装置において、
前記パターンは、前記基材に前記送り方向に所定のピッチで印刷され、
前記制御部は、前記所定のピッチに応じた周期で前記基材を送らせることを特徴とする印刷装置。 - 請求項4記載の印刷装置において、
前記パターンは、前記基材の表面に前記送り方向に所定のピッチで配置された複数の半導体装置のそれぞれに印刷され、
前記制御部は、前記半導体装置が配置された前記所定のピッチに応じた周期で前記基材を送らせることを特徴とする印刷装置。 - 請求項2から5のいずれか一項に記載の印刷装置において、
前記送り部は、パルスモータを有することを特徴とする印刷装置。 - 請求項2から6のいずれか一項に記載の印刷装置において、
前記取込部は、前記パターンを所定の撮像範囲で撮像する撮像装置を有することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の印刷装置において、
前記印刷部は、前記基材に対して液滴を吐出して前記パターンを形成する液滴吐出装置を有することを特徴とする印刷装置。 - 請求項8記載の印刷装置において、
前記液滴は、活性光線で硬化する液体の液滴であることを特徴とする印刷装置。
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CN113546815A (zh) * | 2021-08-16 | 2021-10-26 | 浙江凯立特医疗器械有限公司 | 一种高效植入性生物传感器生产用涂膜设备 |
Citations (3)
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JPH11274335A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-08 | Seiko Epson Corp | 電子部品へのマーキング方法およびマーキング装置 |
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2011
- 2011-04-01 JP JP2011081664A patent/JP2012213742A/ja not_active Withdrawn
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