JP2012206516A - 流体噴射装置 - Google Patents
流体噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012206516A JP2012206516A JP2012143877A JP2012143877A JP2012206516A JP 2012206516 A JP2012206516 A JP 2012206516A JP 2012143877 A JP2012143877 A JP 2012143877A JP 2012143877 A JP2012143877 A JP 2012143877A JP 2012206516 A JP2012206516 A JP 2012206516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- cap device
- fluid
- moisturizing
- head cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】流体噴射装置は、所定位置に配置された処理対象物に向けて流体を吐出する有効吐出処理と、有効吐出処理とは別に流体を吐出する予備吐出処理と、を実行可能なヘッドと、ヘッドが予備吐出処理を実行する際に、ヘッドを覆ってヘッドから吐出される流体を受ける予備吐出用ヘッドキャップ装置と、ヘッドを覆って保湿するための保湿用ヘッドキャップ装置と、を備え、予備吐出用ヘッドキャップ装置と保湿用ヘッドキャップ装置とは、ヘッドが有効吐出処理と予備吐出処理とのいずれも実行していない状態において、保湿用ヘッドキャップ装置が、ヘッドを覆うと共に予備吐出用ヘッドキャップ装置に設けられた流体を受けるための開口を覆う積み重ね状態をとり得るように配置される。
【選択図】図1
Description
A.第1の実施例:
B.第2の実施例:
C.変形例:
図1は、本発明の一実施例としての流体噴射装置であるインクジェット式プリンタの概略構成を示す説明図である。このプリンタ1000は、フレーム11を有し、フレーム11にはプラテン25が配置されている。このプラテン25上には、図示せざる紙送り機構により印刷用紙P1が配送される構成となっている。また、プリンタ1000は、キャリッジ10を有し、キャリッジ10は、ガイド部材24を介してプラテン25の長手方向(X軸方向)へ移動可能に支持され、キャリッジモータ23によりタイミングベルト21を介して往復運動される構成となっている。
図7は、第2の実施例におけるプリンタの電源オフ状態のホームポジションH1付近の詳細構成を示す説明図である。第2の実施例におけるプリンタは、以下の4点において、プリンタ1000(図1)と異なる。すなわち、予備吐出として吸引回復処理の他にフラッシング処理を行う点と、フラッシングボックス200を備えている点と、保湿用キャップ装置100aが有するキャップホルダ102aの大きさが比較的大きい点と、保湿用キャップ装置100aがX軸方向に移動可能な範囲が比較的広い点と、において異なる。なお、その他の構成については第1の実施例と同じである。
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上述した各実施例では、加湿器110を用いて加湿するのは、空間AR1のみであったが、空間AR1に代えて、或いは、空間AR1と共に、空間AR2や空間AR3についても加湿器を用いて加湿するようにしてもよい。この場合、吸引回復用キャップ装置50やフラッシングボックス200を加湿器に接続し、チューブを介して水蒸気を送り込むように構成することができる。なお、この場合は、空間AR1を加湿するための加湿器と、空間AR2又は空間AR3を加湿するための加湿器とは、兼用することもできるし、それぞれ別にすることもできる。一方、保湿用キャップ装置100,100aにおいて、空間AR1〜AR3のいずれも加湿器110を用いて加湿しない構成とすることもできる。
上述した第2の実施例では、吸引回復用キャップ装置50とフラッシングボックス200とは別体として構成されていたが、これに代えて、フラッシングボックス200が吸引回復時において各ノズルから吐出されたインクを受けるようにしてもよい。以上の実施例及び変形例からも理解できるように、一般的には、吸引回復処理やフラッシング処理等の予備吐出処理においてヘッド14から吐出されるインクを受けるキャップ装置を、本発明の流体噴射装置において採用することができる。
上述した各実施例では、印刷処理実行中やフラッシング処理実行中においても吸引回復用キャップ装置50がキャップ部54においてキャップホルダ102の底面に当接する構成であったが、印刷処理実行中やフラッシング処理実行中は当接せず、電源オフの状態においてのみ当接する構成とすることもできる。また、電源オン状態であって、印刷指示を待つ待機状態において、常に電源オフの状態と同様な配置構成(図3や図7に示す積み重ね状態)とならない構成とすることもできる。例えば、この印刷待機状態において、一定期間だけ積み重ね状態となるように構成することもできる。
上述した各実施例では、ヘッド14は、インク吐出の際にヘッドが移動するいわゆるシリアルヘッドであったが、シリアルヘッドに代えて、印刷領域PAの幅に合わせて多数のノズルが並んで配置されているいわゆるラインヘッドであってもよい。或いは、シリアルヘッドを複数並べて構成されたヘッドを用いることもできる。シリアルヘッドを複数並べて構成するヘッドとしては、例えば、複数のシリアルヘッドを用紙送り方向と垂直となる方向(図1におけるX軸方向)に一列に並べて構成されたヘッドや、複数のシリアルヘッドを千鳥状に配置して構成されたヘッドなどを用いることができる。
上述した各実施例では、印刷時に、各ノズルにおいて圧電振動子(図示省略)の伸縮等によりインクを吐出するものとしたが、圧電振動子に代えてヒータを用いるようにしてもよい。
上述した各実施例では、インクジェット式プリンタについて説明したが、本発明は、これに限らず、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が分散されている液状体や、流体として流したり噴射したりできる固体を含む)を噴射する任意の流体噴射装置に適用することができる。例えば、液晶ディスプレイやEL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイや面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や、色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液状体を噴射する液状体噴射装置に適用することもできる。また、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置や、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置や、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置や、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化性樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置や、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置や、トナーなどの粉体を例とする固体を噴射する噴射装置に適用することもできる。
Claims (5)
- 流体を噴射するための流体噴射装置であって、
所定位置に配置された処理対象物に向けて前記流体を吐出する有効吐出処理と、前記有効吐出処理とは別に前記流体を吐出する予備吐出処理と、を実行可能なヘッドと、
前記ヘッドが前記予備吐出処理を実行する際に、前記ヘッドを覆って前記ヘッドから吐出される前記流体を受ける予備吐出用ヘッドキャップ装置と、
前記ヘッドを覆って前記ヘッドを保湿するための保湿用ヘッドキャップ装置と、
を備え、
前記予備吐出用ヘッドキャップ装置と前記保湿用ヘッドキャップ装置とは、前記ヘッドが前記有効吐出処理と前記予備吐出処理とのいずれも実行していない状態において、前記保湿用ヘッドキャップ装置が、前記ヘッドを覆うと共に前記予備吐出用ヘッドキャップ装置に設けられた前記流体を受けるための開口を覆う積み重ね状態をとり得るように構成されている、流体噴射装置。 - 請求項1に記載の流体噴射装置において、
前記予備吐出用ヘッドキャップ装置と前記保湿用ヘッドキャップ装置とは、前記ヘッドが前記有効吐出処理を実行している状態において、前記予備吐出用ヘッドキャップ装置に設けられた前記開口が前記保湿用ヘッドキャップ装置によって覆われるように配置される、流体噴射装置。 - 請求項1または請求項2に記載の流体噴射装置において、
前記ヘッドは、前記有効吐出処理及び前記予備吐出処理を実行する際に、前記流体を下方に向けて吐出し、
前記予備吐出用ヘッドキャップ装置は、前記開口が上方に向くように配置され、
前記積み重ね状態において、
(i)前記保湿用ヘッドキャップ装置は、前記ヘッドを下方から覆い、
(ii)前記予備吐出用ヘッドキャップ装置は、前記保湿用ヘッドキャップ装置の下方に配置されて前記保湿用ヘッドキャップ装置の底面に当接することで前記開口が前記底面によって覆われる、流体噴射装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の流体噴射装置であって、さらに、
加湿器を備え、
前記加湿器は、前記保湿用ヘッドキャップ装置が前記ヘッドを覆うことによって形成される第1の空間と、前記保湿用ヘッドキャップ装置が前記予備吐出用ヘッドキャップ装置に設けられた前記開口を覆うことによって形成される第2の空間と、のうち少なくとも一方を加湿する、流体噴射装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の流体噴射装置において、
前記流体は、液体である、流体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012143877A JP2012206516A (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 流体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012143877A JP2012206516A (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 流体噴射装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011254728A Division JP5029776B2 (ja) | 2011-11-22 | 2011-11-22 | 流体噴射装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013003271A Division JP5459417B2 (ja) | 2013-01-11 | 2013-01-11 | 流体噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012206516A true JP2012206516A (ja) | 2012-10-25 |
Family
ID=47186678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012143877A Pending JP2012206516A (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 流体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012206516A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9254664B2 (en) | 2014-01-07 | 2016-02-09 | Seiko Epson Corporation | Droplet ejecting apparatus |
CN108501534A (zh) * | 2017-02-27 | 2018-09-07 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷射头单元、液体喷射装置及其维护方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1058703A (ja) * | 1996-08-19 | 1998-03-03 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッドの予備吐出用の廃液受容装置 |
JP2007160619A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
-
2012
- 2012-06-27 JP JP2012143877A patent/JP2012206516A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1058703A (ja) * | 1996-08-19 | 1998-03-03 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッドの予備吐出用の廃液受容装置 |
JP2007160619A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9254664B2 (en) | 2014-01-07 | 2016-02-09 | Seiko Epson Corporation | Droplet ejecting apparatus |
US9527287B2 (en) | 2014-01-07 | 2016-12-27 | Seiko Epson Corporation | Droplet ejecting apparatus |
CN108501534A (zh) * | 2017-02-27 | 2018-09-07 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷射头单元、液体喷射装置及其维护方法 |
US10399342B2 (en) | 2017-02-27 | 2019-09-03 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting head unit, liquid ejecting apparatus, and maintenance method for liquid ejecting apparatus |
US10780702B2 (en) | 2017-02-27 | 2020-09-22 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting head unit, liquid ejecting apparatus, and maintenance method for liquid ejecting apparatus |
CN108501534B (zh) * | 2017-02-27 | 2021-10-22 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷射头单元、液体喷射装置及其维护方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4872849B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP5088083B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
US20090109257A1 (en) | Fluid ejecting apparatus | |
JP2010208187A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2015033784A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5041106B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP5565232B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5076804B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2012206516A (ja) | 流体噴射装置 | |
US20120050409A1 (en) | Liquid discharging apparatus and liquid discharging head | |
JP6922611B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5029776B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP5459417B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP5125377B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2010023453A (ja) | 流体噴射装置のメンテナンス方法及び流体噴射装置 | |
JP5482270B2 (ja) | メンテナンス装置、液体噴射装置、及びメンテナンス方法 | |
JP2014031022A (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2012106429A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5076805B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2009083363A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2020175601A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5929266B2 (ja) | 液体吐出装置、及び、加湿方法 | |
JP2008307840A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2010208199A (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2009226720A (ja) | 流体噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120727 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130111 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130205 |