JP2012203970A - 半導体装置及び半導体装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コマンドデコーダ16は、デバイスのアクティブ動作を認識し保持する第1の取り込み部、第1の取り込み部が出力する第1の出力信号を後段の回路(制御回路18)に出力する第1の出力部、デバイスのインアクティブ動作を認識し保持する第2の取り込み部、第2の取り込み部が出力する第2の出力信号を後段の回路に出力する第2の出力部を含む。第1及び第2の取り込み部は、同期信号(クロック信号CLK)の第1の遷移エッジに対応してCommandを取り込み且つ保持し第1の出力部は、第1の遷移エッジに対応して第1の出力信号(inACT)を出力する。第2の出力部は、テストモード信号が第2の論理であるテストモード動作時に、第1の遷移エッジと逆の遷移エッジである同期信号の第2の遷移エッジに対応して第2の出力信号(inPRE)を出力する。
【選択図】図1
Description
しかしながら、上記遅延回路は、半導体装置のPVT(製造条件、印加電圧、動作温度)により遅延時間が変動し、設計上の遅延時間に応じたtRP期間を設定できないため、tRP試験を高い精度で行うことができない。
具体的には、遅延時間を、クロック信号が低周波数の時は第1の遅延時間(4ns)とし、クロック信号が高周波数の時は第1の遅延時間より第2の遅延時間(2ns)としている(特許文献2の段落「0049」、「0052」、「0057」及び「0061」参照)。つまり、同期型半導体装置の動作周波数の違いに対応して、内部遅延時間を変更している。
つまり、同期型半導体装置へのコマンドの入力タイミングは、常にテスタから供給されるクロック信号の周波数で決定される。従って、tRP期間は、半導体装置のテスト時に、半導体装置の動作周波数に比べて低周波数のクロック信号しか供給できないテスタを用いた場合、テスタの限界性能(一般的なテストの場合、例えば15ns程度)に依存することになり、特に高速に動作する同期型半導体装置の限界性能を測定することが困難になるという問題があった。
図1は、本発明の技術思想を説明するための図である。
半導体装置100におけるコマンドデコーダ16は、制御回路18(後段の回路)の活性化制御動作(アクティブ制御動作)及び非活性化動作(プリチャージ制御動作)を定義するコマンドインタフェース機能を有する回路である。
制御回路18は、コマンドデコーダ16が取り込んだ外部からのコマンドCommandに基づき、更に後段に接続される各種内部回路に制御信号を出力し、それらの内部回路を活性化状態(アクティブ状態)にし、或いは非活性化状態(スタンバイ状態)にする制御動作を行う。
また、制御回路18は、入力される内部プリチャージ信号inPREをタイミング調整し、接続される複数の内部回路各々へ、内部回路各々の動作を非活性化する制御信号を出力する。接続される複数の内部回路各々は、制御回路18から入力される各制御信号に基づいて動作を停止する。
また、コマンドデコーダ16は、制御回路18がプリチャージ系制御を行うときに、コマンドCommandとしてPREコマンドを取りこむ第2の取り込み部と、取り込んだPREコマンドを内部プリチャージ信号inPREとして制御回路18へ出力する第1の出力部とを備える。
第1の出力部は、同期信号のfallエッジで、コマンドを確定した第1の取り込み部の出力信号を、制御回路18へ内部アクト信号inACTとして供給する。
第2の出力部は、ノーマル動作(非テストモード)時、同期信号のfallエッジで、コマンドを確定した第2の取り込み部の出力信号を、制御回路18へ内部プリチャージ信号inPREとして供給する。また、第2の出力部は、テストモード時、同期信号のfallエッジに代えてRiseエッジで、コマンドを確定した第2の取り込み部の出力信号を、制御回路18へ内部プリチャージ信号inPREとして供給する。
第2の取り込み部は、第1認識部及び第1ラッチ部から構成され、第2の出力部は、第1シフト部、スイッチSW1及びスイッチSW2より構成される。
第1ラッチ部は、内部クロックclk_f(クロック信号CLKから180度位相の遅れたクロック信号CLKに同期した信号)に対応して、接続点n01のレベルを保持する。
スイッチSW1は、接続点n02を接続点n05へ接続するスイッチであり、第1ラッチ部の出力である接続点n02のレベルを、接続点n05へ転送する。第2の出力部は、接続点n05から内部プリチャージ信号inPREを出力する。
スイッチSW2は、テストモード信号TESTに対応して、ノーマル動作時には接続点n02と接続点n04とを、テストモード動作時には接続点n03と接続点n04とを接続するスイッチである。接続点n04のレベルにより、接続点n02と接続点n05とが接続される。つまり、第2の取り込み部及び第2の出力部は、テストモード動作時には、クロック信号CLKの半周期分、内部プリチャージ信号inPREを遅延させる。
なお、図2に示す第2の取り込み部及び第2の出力部は、次に説明する図3に示す第2の取り込み部及び第2の出力部に比べて、回路部品数を少なく構成することができる。
第2の取り込み部は、スイッチSW3、第2認識部、第2ラッチ部、第3認識部及び第3ラッチ部から構成され、第2の出力部は、第2シフト部、アンド回路AND11、アンド回路AND21及びオア回路OR21から構成される。
第2認識部及び第3認識部はコマンドCommandの論理の組み合わせから、プリチャージコマンドを識別するデコーダである。
第2ラッチ部及び第3ラッチ部は、内部クロックclk_fに対応して、それぞれ接続点n11、接続点n21のレベルを保持する。
第2シフト部は、第3ラッチ部の出力である接続点n22のレベルを、内部clk_rに対応してシフトするシフタである。つまり、第3ラッチ部の出力のレベルは、クロック信号CLKの0.5クロック(クロック信号CLKの1/2の周期)後に接続点n22のレベルとなる。
アンド回路AND21は内部クロックclk_rに対応して、第3ラッチ部の出力である接続点n22のレベルを、オア回路OR21に出力する。
オア回路OR21は、アンド回路AND11の出力とアンド回路AND21の出力とのいずれかを、内部プリチャージ信号inPREとして出力する。つまり、第2の取り込み部及び第2の出力部は、テストモード動作時には、クロック信号CLKの半周期分、内部プリチャージ信号inPREを遅延させる。なお、図2及び図3に示す回路のいずれの回路を用いても、テストモード動作時には、クロック信号CLKの0.5クロック分、内部プリチャージ信号inPREを遅延させることができるが、後の実施形態の説明においては、図3に示す第2の取り込み部及び第2の出力部を用いて説明する。
これにより、tRP期間の試験において、クロック信号CLKの周期よりも短い、1/2の周期でテストを実行できる。つまり、テストにおいて、半導体装置100にクロック信号CLK及びコマンドCommandを供給するテスタは、PREコマンド(第1コマンド)とACTコマンド(第2のコマンド)との夫々のコマンドを、クロック信号CLKのfallエッジ(第1の遷移エッジ)で供給する。半導体装置100においては、制御回路18が、コマンドデコーダ16が認識した複数のコマンド(ACTコマンド、PREコマンド)に対応する制御動作(それぞれ活性化制御、非活性化制御)を、クロック信号CLKの周期よりも短い、1/2の周期で実行することができる。
これにより、半導体装置の動作周波数に比べて低周波数のクロック信号しか供給できないテスタを用いた場合、tRP期間を、テスタの限界性能の半分まで短縮することができ、高速に動作する同期型半導体装置の限界性能を測定することが容易になる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
半導体装置100は、メモリセルアレイ111、アドレスバッファ12、ロウデコーダ13、カラムデコーダ14、センスアンプ15、コマンドデコーダ16、モードレジスタ17、制御回路18、データ入出力回路19、及びクロック生成回路21を備えている。
メモリセルアレイ111は、複数のメモリセルが行及び列のマトリックス状に配置された例えば8つのバンク(BANK0〜7)から構成される。また、各バンクは、記憶領域であるメモリセルアレイ111を有している。
例えば、メモリセルアレイ111におけるメモリセルMCは、ワード線とビット線との交点に配置される。
本実施例の半導体装置100に供給されるコマンドとしては、半導体装置の内部回路の活性化を指示するACTコマンド(アクトコマンド)、半導体装置100からのデータ読出しを指示するREADコマンド、半導体装置100へのデータ書込みを指示するWRTコマンドがある。また、半導体装置100に供給されるコマンドとして、ACTコマンドにより活性化された内部回路の非活性化を指示するPREコマンド(プリチャージコマンド)、モードレジスタ17への動作モードの設定を指示するMRWコマンドなどがある。
コマンドデコーダ16は、外部メモリ制御信号であるCS信号、RAS信号、CAS信号、及びWE信号をコマンド信号として、内部クロック信号に同期して取り込み、復号する。また、コマンドデコーダ16は、復号の際、コマンドアドレス信号CAをコードとして付随的に使用する場合もある。
例えば、コマンドデコーダ16は、ACTコマンドを取りこむ際、ロウアドレスとして使用されるコマンドアドレス信号CAを使用せず、外部メモリ制御信号であるCS信号、RAS信号、CAS信号、及びWE信号をコマンド信号として復号し、内部アクト信号inACTを制御回路18へ出力する。
一方、コマンドデコーダ16は、プリチャージコマンド(PREコマンド)を取りこむ際、ロウアドレス及びカラムアドレスとして使用されないコマンドアドレス信号CAを使用し、外部メモリ制御信号であるCS信号、RAS信号、CAS信号、及びWE信号をコマンド信号として復号し、内部プリチャージ信号inPREを制御回路18へ出力する。
本実施形態において、モードレジスタ17は、外部から入力されるMRWコマンドに応じて、テストモード動作が設定された場合、活性レベル(Hレベル)のテストモード信号TESTを、コマンドデコーダ16に出力し、上述したコマンドデコーダ16におけるスイッチSW3をテスト動作モード側へ接続させる。
例えば、制御回路18は、ロウデコーダ13、カラムデコーダ14、センスアンプ15、データ入出力回路19などの回路を活性化または非活性化する制御信号を出力する。
制御回路18は、内部アクト信号inACT、内部プリチャージ信号inPREの論理レベルの変化に対応して、タイミング調整された各制御信号を生成して、アドレスバッファ12、ロウデコーダ13、及びセンスアンプ15に対して出力する。
また、制御回路18は、内部ライト信号または内部リード信号の論理レベルの変化に対応してタイミング調整された制御信号を生成して、カラムデコーダ14、データ入出力回路19に対して出力する。
アドレスバッファ12は、取り込んだロウアドレスを、内部ロウアドレス信号XAddとしてロウデコーダ13に出力し、取り込んだカラムアドレスを、内部カラムアドレス信号YAddとしてカラムデコーダ14に出力する。
図5は、メモリセルアレイ111の動作を説明するための回路図であり、図6は、動作の説明に用いるタイミングチャートである。
図5において、複数のメモリセルが配置され、それぞれのメモリセルがワード線及びビット線に接続されている。なお、図5においては、複数のメモリセルとして、3×3=9個のメモリセル(メモリセルMC1〜メモリセルMC9)を示している。また、ワード線として、3本のワード線(ワード線WLm−1〜ワード線WLm+1)、ビット線として、3対のビット線対(ビット線BLTn−1とビット線BLBn−1とのビット線対、ビット線BLTnとビット線BLBnとのビット線対、ビット線BLTn+1とビット線BLBn+1とのビット線対)を示している。なお、本セルアレイの方式は、所謂フォールディッドビットライン方式であるが、オープンビットライン方式であってもよい。
また、3対のビット線対各々は、イコライザEQn−1〜イコライザEQn+1のいずれかのイコライザに接続されている。
イコライザEQn−1〜イコライザEQn+1各々は、いずれも制御回路18から入力される制御信号BLEQが活性レベル(Hレベル)になると活性化し、それぞれに対応して設けられたビット線対間を短絡し、ビット線対を構成するビット線各々の電圧レベルをビット線プリチャージ電圧VBLPの電圧レベルと等しいレベルにする。
なお、ビット線プリチャージ電圧VBLPは、半導体装置100内に設けられた降圧回路により生成され、例えば半導体装置100が動作する電圧VDDの半分の電圧である。
また、イコライザEQn−1〜イコライザEQn+1各々は、制御回路18から入力される制御信号BLEQが非活性レベル(Lレベル)になると非活性化し、ビット線対間の短絡を停止し、ビット線各々をフローティング状態にする。
センスアンプSAn−1〜センスアンプSAn+1各々は、対応するビット線対の一方にメモリセルからのデータが読み出された後、ビット線対の間に生じる電圧差を増幅し、ビット線対をメモリセルのデータに応じて増幅する。例えば、センスアンプSAn−1〜センスアンプSAn+1各々は、対応するメモリセルにデータ0として「L」レベルが記憶されている場合、ビット線対の一方をLレベル(GNDレベル)に、ビット線対の他方をHレベル(VDDレベル)に増幅する。また、センスアンプSAn−1〜センスアンプSAn+1各々は、メモリセルにデータ1として「H」レベルが記憶されている場合、ビット線対の一方をHレベルに、ビット線対の他方をLレベルに増幅する。
制御回路18は、コマンドデコーダ16から内部アクト信号inACTが入力されると、
制御信号SAPを非活性レベル(ビット線プリチャージVBLPの電圧レベル)から活性レベル(Hレベル)に変化させ、制御信号SANを非活性レベル(ビット線プリチャージVBLPの電圧レベル)から活性レベル(Lレベル)に変化させる。センスアンプSAn−1〜センスアンプSAn+1各々は、活性レベルの制御信号SAP及び制御信号SANが入力されると、対応するメモリセルが記憶するデータの増幅動作を開始する。
また、制御回路18は、コマンドデコーダ16から内部プリチャージ信号inPREが入力されると、制御信号SAPを活性レベルから非活性レベルに変化させ、制御信号SANを活性レベルから非活性レベルに変化させる。センスアンプSAn−1〜センスアンプSAn+1各々は、非活性レベルの制御信号SAP及び制御信号SANが入力されると、対応するメモリセルが記憶するデータの増幅動作を終了する。
このように、制御回路18は、内部アクト信号inACT及び内部プリチャージ信号inPREに基づいて、制御信号SAP及び制御信号SANの電圧レベルを遷移させ、センスアンプSAn−1〜センスアンプSAn+1各々の活性または非活性を制御する。
このように、制御回路18は、内部アクト信号inACT及び内部プリチャージ信号inPREに基づいて、制御信号BLEQの電圧レベルを遷移させ、イコライザEQn−1〜イコライザEQn+1の活性または非活性を制御する。
また、制御回路18は、コマンドデコーダ16から内部プリチャージ信号inPREが入力されると、制御信号XAddEを活性レベル(Hレベル)から非活性レベル(Lレベル)とする。ロウデコーダ13は、非活性レベルの制御信号XAddEが入力されると、ワード線を非選択とし(Lレベルにし)、ワード線に接続されたメモリセルを対応するビット線と非接続とする。
このように、制御回路18は、内部アクト信号inACT及び内部プリチャージ信号inPREに基づいて、制御信号XAddEの電圧レベルを遷移させ、ロウデコーダ13の活性または非活性を制御する。
ここでは、本発明に関係するACTコマンド及びPREコマンドが、テストモード動作とは異なるノーマル動作において(MRWにテストモードが設定されていない場合において)、外部から供給される場合、図5に示す各回路が行う動作について簡単に述べる。
制御回路18は、制御信号XAddEを活性レベル(Hレベル)から非活性レベル(Lレベル)へと変化させ、ロウデコーダ13のワード線選択動作を停止させる。ロウデコーダ13は、非活性レベルの制御信号XAddEが入力されると、選択しているワード線(この場合ワード線WLm)をLレベルに変化させる。
これにより、メモリセルMC2、メモリセルMC5、及びメモリセルMC8は、それぞれビット線BLBn−1、ビット線BLBn、及びビット線BLBn+1と非接続となり、リフレッシュ後のデータを記憶する。
また、コマンドデコーダ16は、クロック信号CLKの立下りに同期して、PREコマンドを取り込み、内部プリチャージ信号inPREをLレベルからHレベルに変化させる。そして、制御回路18は、上述の通り、制御信号BLEQ、制御信号XAddE、制御信号SAP及び制御信号SANを、それぞれ内部プリチャージ信号inPREの立ち上がり時刻からタイミング調整して発生させ、イコライザEQを活性化、ロウデコーダ13を非活性化、及びセンスアンプを非活性化させる。
これら各コマンドの入力タイミング時刻は、クロック信号CLKの立下り時刻となるので、半導体装置の100のtRP試験を行う場合、tRP期間はクロック信号CLKの1周期の整数倍で試験されることとなる。
例えば、高周波数のクロック信号CLKを供給し、tRP期間の限界性能試験を行う場合、図6に示す時刻t4、あるいは時刻t5等にACTコマンドを入力する。例えば、時刻t5にACTコマンドを供給することで、ビット線の電圧が初期値の電圧レベル(ビット線プリチャージ電圧VBLPの電圧レベル)に十分プリチャージされない状態で、ワード線を選択することとなり、メモリセルのデータが十分にビット線に読み出されない状態でセンスアンプの増幅動作が開始され、誤ったデータを読み出してしまうことが考えられる。
例えば、図6において、誤ったデータ読み出しが行われる場合のACTコマンド供給時刻がt4で、正しいデータ読み出しが行われる場合のACTコマンド供給時刻がt5である場合、半導体装置100のtRPの限界性能が、(t4−t2)と(t5−t2)との間にあることを、テスタにより判定することができる。
なお、半導体装置100にMRWコマンドが供給され、上記テスト動作モードへ移行した後に、ACTコマンド、READコマンド等を供給する場合、半導体装置100は供給されるコマンドが指示する上述した動作を行う。
また、このテストモード信号TESTは、再びMRWコマンドが供給されるまでは、スイッチSW3をテスト動作モードの状態に(テストモードを設定した状態)に維持する。半導体装置100は、テスト動作モードから通常動作モードへ移行する場合、再び供給されるMRWコマンド及び入力されるコマンドアドレス信号CAの論理により、モードレジスタ17を解除し、通常動作モードを設定するものとする。
図7は、図4に示すコマンドデコーダ16のプリチャージ動作に係る部分のブロック図である。また、図8は、図7に示すスイッチSW3の論理レベルの回路図、及びトランジスタレベルの回路図である。また、図9は、図7に示すデコーダDEC1及びデコーダDEC2の論理レベルの回路図であり、図10は、図9に示すラッチLTH1及びラッチLTH2のトランジスタレベルの回路図である。なお、図10に用いる回路記号のうち、符号QPはPMOSトランジスタ(P型チャネルMOSトランジスタ)を、符号QNはNMOSトランジスタ(N型チャネルMOSトランジスタ)を、それぞれ示している。また、図11は、図4に示すコマンドデコーダ16の動作タイミングチャートである。
以下、まず、図8〜図10を用いて、図7に示すコマンドデコーダ16の構成について説明する。
スイッチSW3は、図8(a)に示すように、テストモード信号TESTの論理により、コマンドデコーダ16に入力されるコマンドアドレス信号CAを、デコーダDEC1またはデコーダDEC2の一方に供給する回路である。図8(a)において、スイッチSW3は、端子IN、端子O1、及び端子O2を有しており、ノーマル動作時においては、端子INに入力されるコマンドアドレス信号CA[n:0]を、端子O1からデコーダDEC1へ出力する。一方、スイッチSW3は、テストモード動作時においては、端子INに入力されるコマンドアドレス信号CA[n:0]を、端子O2からデコーダDEC2へ出力する。
インバータ回路INV81は、テストモード信号TESTの論理を反転してナンド回路NAND82に出力する。
ナンド回路NAND82には、コマンドアドレス信号CA[n:0]のうちの一つのコマンドアドレス信号と、インバータ回路INV81の出力信号とが入力される。インバータ回路INV83は、ナンド回路NAND82の論理を反転して端子O1から出力する。
また、NAND回路84には、コマンドアドレス信号CA[n:0]のうちの一つのコマンドアドレス信号と、テストモード信号TESTとが入力される。インバータ回路INV85は、ナンド回路NAND84の論理を反転して端子O2から出力する。
図7に戻って、スイッチSW3(スイッチ)は、テストモード信号TESTがLレベルの時(テストモード信号が第1の論理であるノーマル動作時)、コマンドアドレス信号CA[n:0]と同じ論理の信号を、デコーダDEC1へ出力し、テストモード信号TESTがHレベルの時(テストモード信号が第2の論理であるテストモード動作時)、コマンドアドレス信号CA[n:0]と同じ論理の信号を、デコーダDEC2へ出力する。
ラッチLTH1は、図10(a)に回路構成を示すように、トランジスタQN101、トランジスタQP102、トランジスタQP103、トランジスタQN104、インバータ回路INV101、インバータ回路INV102、インバータ回路INV103、インバータ回路INV104、及びインバータ回路INV105から構成される。
インバータ回路INV101は、クロックCKを論理反転し、論理反転した信号を、インバータ回路INV102の入力、トランジスタQN101のゲート端子、及びトランジスタQP103のゲート端子へと出力する。
インバータ回路INV102は、インバータ回路INV101の出力を論理反転し、論理反転した信号を、トランジスタQP102及びトランジスタQN104のゲート端子へと出力する。
トランジスタQN101及びトランジスタQP102は、ソース端子に接続されたD端子に入力されるデータを、クロックCKがLレベルの間、ドレイン端子に出力する。また、トランジスタQN101及びトランジスタQP102は、クロックCKがLレベルからHレベルへ遷移すると、ソース端子に入力されるデータを受け付けず、ドレイン端子への出力を停止する。
インバータ回路INV103は、入力がトランジスタQN101及びトランジスタQP102のドレイン端子と接続され、出力がインバータ回路INV104及びインバータ回路INV105の入力へと接続される。
インバータ回路INV104の入力は、インバータ回路INV103の出力、及びインバータ回路INV105の入力と接続される。インバータ回路INV104の出力は、トランジスタQP103及びトランジスタQN104のドレイン端子と接続される。
インバータ回路INV105の入力は、インバータ回路INV103の出力、及びインバータ回路INV104の入力と接続される。インバータ回路INV105の出力は、ラッチLTH1のデータ出力端子であるQ端子に接続される。
インバータ回路INV103及びインバータ回路INV105により、クロックCKがLレベルの間、データ入力端子Dに入力されるデータの同じ論理の信号を、データ出力端子Qから出力する。
また、インバータ回路INV103、インバータ回路INV104、トランジスタQP103、及びトランジスタQN104はフリップフロップを構成し、クロックCKがHレベルの間、クロックCKがLレベルからHレベルへ遷移したときにラッチLTH1にD端子から取り込んだデータを保持する。また、インバータ回路INV103及びインバータ回路INV105は、この取り込んだデータをQ端子から出力する。
ラッチLTH2は、図10(b)に回路構成を示すように、トランジスタQN111、トランジスタQP112、トランジスタQP113、トランジスタQN114、インバータ回路INV111、インバータ回路INV112、インバータ回路INV113、インバータ回路INV114、及びインバータ回路INV115から構成される。
また、ラッチLTH2は、トランジスタQN121、トランジスタQP122、トランジスタQP123、トランジスタQN124、インバータ回路INV122、インバータ回路INV123、インバータ回路INV124、及びインバータ回路INV125から構成される。
インバータ回路INV111は、クロックCKを論理反転し、論理反転した信号を、トランジスタQN111のゲート端子、トランジスタQP113のゲート端子、及びインバータ回路INV112の入力へと出力する。
インバータ回路INV112は、インバータ回路INV111の出力を論理反転し、論理反転した信号を、トランジスタQP112のゲート端子、トランジスタQN114のゲート端子、トランジスタQN121のゲート端子、及びインバータ回路INV122の入力へと出力する。
トランジスタQN111及びトランジスタQP112は、ソース端子に接続されたD端子に入力されるデータを、クロックCKがLレベルの間、ドレイン端子に出力する。また、トランジスタQN111及びトランジスタQP112は、クロックCKがLレベルからHレベルへ遷移すると、ソース端子に入力されるデータを受け付けず、ドレイン端子への出力を停止する。
インバータ回路INV113は、入力がトランジスタQN111及びトランジスタQP112のドレイン端子と接続され、出力がインバータ回路INV114及びインバータ回路INV115の入力へと接続される。
インバータ回路INV114の入力は、インバータ回路INV113の出力、及びインバータ回路INV115の入力と接続される。インバータ回路INV114の出力は、トランジスタQP113及びトランジスタQN114のドレイン端子と接続される。
インバータ回路INV115の入力は、インバータ回路INV113の出力、及びインバータ回路INV114の入力と接続される。インバータ回路INV115の出力は、トランジスタQN121及びトランジスタQP122のソース端子と接続される。
インバータ回路INV113及びインバータ回路INV115により、クロックCKがLレベルの間、データ入力端子Dに入力されるデータの同じ論理の信号を、トランジスタQN121及びトランジスタQP122のソース端子へと出力する。
また、インバータ回路INV113、インバータ回路INV114、トランジスタQP113、及びトランジスタQN114はフリップフロップを構成し、クロックCKがHレベルの間、クロックCKがLレベルからHレベルへ遷移したときにラッチLTH2にD端子から取り込んだデータを保持する。また、インバータ回路INV113及びインバータ回路INV115は、この取り込んだデータをトランジスタQN121及びトランジスタQP122のソース端子へと出力する。
インバータ回路INV122は、インバータ回路INV112の出力を論理反転し、論理反転した信号を、トランジスタQP122のゲート端子及びトランジスタQN124のゲート端子へと出力する。
トランジスタQN121及びトランジスタQP122は、ソース端子に接続されたインバータ回路INV115の出力を、クロックCKがHレベルの間、ドレイン端子に出力する。また、トランジスタQN121及びトランジスタQP122は、クロックCKがHレベルからLレベルへ遷移すると、ソース端子に入力されるデータを受け付けず、ドレイン端子への出力を停止する。
インバータ回路INV123は、入力がトランジスタQN121及びトランジスタQP122のドレイン端子と接続され、出力がインバータ回路INV124及びインバータ回路INV125の入力へと接続される。
インバータ回路INV124の入力は、インバータ回路INV123の出力、及びインバータ回路INV125の入力と接続される。インバータ回路INV124の出力は、トランジスタQP123及びトランジスタQN124のドレイン端子と接続される。
インバータ回路INV125の入力は、インバータ回路INV123の出力、及びインバータ回路INV124の入力と接続される。インバータ回路INV125の出力は、ラッチLTH2のデータ出力端子であるQ端子に接続される。
インバータ回路INV123及びインバータ回路INV125により、クロックCKがHレベルの間、インバータ回路INV115の出力と同じ論理の信号を、データ出力端子Qから出力する。
また、インバータ回路INV123、インバータ回路INV124、トランジスタQP123、及びトランジスタQN124はフリップフロップを構成し、クロックCKがLレベルの間、クロックCKがHレベルからLレベルへ遷移したときにラッチLTH2にD端子から取り込んだデータを保持する。また、インバータ回路INV123及びインバータ回路INV125は、この取り込んだデータをQ端子から出力する。
また、デコーダDEC2は、内部クロック信号CLK_fがLレベルの期間中にラッチLTH2(第3ラッチ部)にコマンドを取り込み、クロック信号CLK_fの立ち上がりでコマンドを保持する。
また、デコーダDEC2は、同じ内部クロック信号CLK_fの立ち上がりで、ラッチLTH2のQ端子から、認識結果であるHレベルのデータ(アンド回路AND93の出力)と同じ論理レベルの信号をラッチLTH1に出力する。
また、デコーダDEC2は、このとき内部クロック信号CLK_rがLレベルとなっているので、このLレベルの期間中にラッチLTH2の出力を、ラッチLTH1に取り込む。
図11は、半導体装置100に、クロック信号CLKのn番目の立下りでPREコマンドが供給され、クロック信号CLKの(n+1)番目の立下りでACTコマンドが供給された場合のコマンドデコーダ16の出力信号(内部アクト信号inACT及び内部プリチャージ信号inPRE)等の波形を示している。
従って、通常のノーマル動作において、コマンドデコーダ16が内部プリチャージ信号inPREを出力する時刻(時刻t1)から、内部アクト信号inACTを出力する時刻(時刻t3)までの時間は、クロック信号CLKの1周期分に相当する。
すなわち、通常のノーマル動作において、半導体装置100においてプリチャージ動作を行うtRP期間の最小時間tRPminは、クロック信号CLKの1周期分の時間となる。
従って、テストモード動作において、コマンドデコーダ16が内部プリチャージ信号inPREを出力する時刻(時刻t2)から、内部アクト信号inACTを出力する時刻(時刻t3)までの時間は、クロック信号CLKの1/2周期分に相当する。
すなわち、テストモード動作において、半導体装置100においてプリチャージ動作を行うtRP期間の最小時間tRPminは、クロック信号CLKの1/2周期分の時間となり、通常のノーマル動作の半分の時間となる。
こういった場合であっても、内部プリチャージ信号inPREを遅延させることで、実質的にPREコマンドが供給される時刻が、ACTコマンド供給時刻からクロック信号CLKの1/2周期前の時刻まで、遅延したことと同様の効果が得られ、誤ったデータが読み出される、或いは誤ったデータがメモリセルに書きこまれ、その後の読み出し動作で誤ったデータを読み出すことができる。
つまり、テストモード動作においては、PREコマンド供給後、半導体装置100の内部におけるプリチャージ動作が終了しないうちに、ACTコマンドを供給してアクティブ動作を開始することができる。
また、本発明の半導体装置の技術思想は、様々な半導体装置に適用することができる。例えば、CPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Control Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ASSP(Application Specific Standard Product)、メモリ(Memory)等の半導体装置全般に、本発明を適用することができる。このような本発明が適用された半導体装置の製品形態としては、例えば、SOC(システムオンチップ)、MCP(マルチチップパッケージ)やPOP(パッケージオンパッケージ)などが挙げられる。これらの任意の製品形態、パッケージ形態を有する半導体装置に対して本発明を適用することができる。
また、トランジスタは、電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor;FET)であれば良く、MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外にもMIS(Metal-Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETに適用できる。トランジスタ等の様々なFETに適用できる。更に、装置内に一部のバイポーラ型トランジスタを有しても良い。
更に、NMOSトランジスタ(N型チャネルMOSトランジスタ)は、第1導電型のトランジスタ、PMOSトランジスタ(P型チャネルMOSトランジスタ)は、第2導電型のトランジスタの代表例である。
また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であれば成し得る各種変形、修正を含むことは勿論である。
Claims (9)
- デバイスの動作モードを定義するコマンドデコーダと、テストモード信号を出力するテストモード回路と、を備え、
前記コマンドデコーダは、
前記デバイスのアクティブ動作を認識し保持する第1の取り込み部、
及び前記第1の取り込み部が出力する第1の出力信号を後段の回路に出力する第1の出力部、
並びに、前記デバイスのインアクティブ動作を認識し保持する第2の取り込み部、
及び前記第2の取り込み部が出力する第2の出力信号を前記後段の回路に出力する第2の出力部と、を含み、
前記第1及び第2の取り込み部は、同期信号の第1の遷移エッジに対応して外部信号を取り込み且つ保持し、
前記第1の出力部は、前記第1の遷移エッジに対応して前記第1の出力信号を出力し、
前記第2の出力部は、前記テストモード信号が第1の論理であるノーマル動作時に、前記第1の遷移エッジに対応して前記第2の出力信号を出力し、
前記テストモード信号が第2の論理であるテストモード動作時に、前記第1の遷移エッジと逆の遷移エッジである前記同期信号の第2の遷移エッジに対応して前記第2の出力信号を出力する、半導体装置。 - 前記後段の回路は、当該後段の回路に接続される複数の内部回路各々に、当該内部回路の動作を開始させる活性化信号と、前記内部回路の動作を終了させる非活性化信号とを、前記第1の出力信号及び前記第2の出力信号に基づいて、タイミング調整して出力する制御回路であって、
前記後段の回路は、前記第1の出力信号が入力されると、前記複数の内部回路各々の動作に対応した前記活性化信号または前記非活性化信号の一方を出力し、前記第2の出力信号が入力されると、前記複数の内部回路各々の動作に対応した前記活性化信号または前記非活性化信号の他方を出力することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第2の取り込み部は、
前記デバイスのインアクティブ動作を認識する第1認識部と、
前記第1認識部の認識結果を保持する第1ラッチ部と、
を有し、
前記第2の出力部は、
前記同期信号の第2の遷移エッジに対応して前記第1ラッチ部の出力を前記同期信号の半周期だけシフトする第1シフト部と、
前記テストモード信号の論理に応じて前記第2の論理信号を出力するスイッチと、
を有することを特徴とする請求項1または請求項2いずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記第2の取り込み部は、
前記デバイスのインアクティブ動作を認識する第2認識部と、
前記デバイスの前記インアクティブ動作を認識する第3認識部と、
前記テストモード信号の論理に応じて、前記デバイスの動作を示すコマンドを、前記第2認識部と前記第3認識部とのいずれか一方を選択して選択された認識部に出力するスイッチと、
前記第2認識部の認識結果を保持する第2ラッチ部と
前記第3認識部の認識結果を保持する第3ラッチ部と、
を有し、
前記第2の出力部は、
前記同期信号の第2の遷移エッジに対応して前記第3ラッチ部の出力を前記同期信号の半周期だけシフトする第2シフト部と、
前記同期信号の第1の遷移エッジに対応して前記第2ラッチ部の出力を出力する第1の論理回路と、
前記同期信号の第2の遷移エッジに対応して前記第2シフト部の出力を出力する第2の論理回路と、
前記第1の論理回路の出力と前記第2の論理回路の出力との論理和をとって、前記第2の出力信号を前記後段の回路に出力する論理和回路と、
を有することを特徴とする請求項1または請求項2いずれか一項に記載の半導体装置。 - 複数のメモリセルから構成されるメモリセルと、
前記メモリセルに接続される複数のワード線を選択するロウデコーダと、
前記メモリセルに接続される複数のビット線と、
前記複数のビット線各々の電圧と基準電圧との差分を増幅するセンスアンプと、
前記ビット線を前記基準電圧と一致させるイコライザと、を有し、
前記後段の回路に接続される複数の内部回路は、前記ロウデコーダ、前記センスアンプ、前記イコライザであって、
前記後段の回路は、
前記第1の出力信号が入力されると、前記イコライザを非活性化させる非活性化信号、前記ロウデコーダを活性化させる活性化信号、及び前記センスアンプを活性化させる活性化信号を、前記第1の出力信号に基づいてタイミング調整し、この順番に各内部回路に出力し、
前記第2の出力信号が入力されると、前記ロウデコーダを非活性化させる非活性化信号、前記センスアンプを非活性化させる活性化信号、及び前記イコライザを活性化させる活性化信号を、前記第2の出力信号に基づいてタイミング調整し、この順番に各回路に出力することを特徴とする請求項2から請求項4いずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記コマンドデコーダは、
半導体装置の内部回路の活性化を指示するACTコマンド(アクトコマンド)が入力されると、前記デバイスのアクティブ動作を認識し、
前記ACTコマンドにより活性化された前記内部回路の非活性化を指示するPREコマンド(プリチャージコマンド)が入力されると、前記デバイスのインアクティブ動作を認識することを特徴とする請求項1から請求項5いずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記テストモード信号を出力するモードレジスタを備え、
前記コマンドデコーダは、前記モードレジスタへの動作モードの設定を指示するMRWコマンドが入力されると、前記モードレジスタにテストモードを設定し、
前記モードレジスタは、前記テストモード信号を、前記第1の論理から前記第2の論理に変更することを特徴とする請求項1から請求項6いずれか一項に記載の半導体装置。 - 同期信号の第1のサイクルの第1の遷移エッジでデバイスをインアクティブにする第1のコマンド(プリチャージコマンド)を認識且つ保持し、テストモード時、テストモード信号に従って、前記第1のサイクルに続く第2のサイクルの前記第1の遷移エッジと逆の遷移エッジである第2の遷移エッジで、前記認識した第1のコマンド(プリチャージコマンド)を後段の回路へ供給し、前記第2のサイクルの前記第1の遷移エッジで、前記デバイスをアクティブにする第2のコマンド(アクティブコマンド)を認識し、及び前記認識された第2のコマンド(アクティブコマンド)を前記後段の回路へ供給する、半導体装置の制御方法。
- 前記第1のサイクルに先立つサイクルの前記第1の遷移エッジでデバイスをテストモードにするモードレジスタコマンドを認識し、前記テストモード信号を出力する請求項8に記載の半導体装置の制御方法。
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