JP2012111166A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置のインクノズル面ワイピング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インクジェットプリンター1は、インクジェットヘッド6が印刷可能位置6Aにあるときに、水ノズル20が形成された水ノズル面21によってキャップ31を密閉する水吐出ヘッド12と、水吐出ヘッド12がキャップ31を密閉したときに水ノズル20から水を吐出させてインク吸収材37を保湿する液体供給機構と、ワイパーブレード42により水ノズル面21を払拭するワイパー機構32を有する。水ノズル20から水をキャップ31内に吐出した直後にキャップ31が移動する場合には、ワイパー機構32で水吐出ヘッド12の水ノズル面21を払拭して、水ノズル面21の水を拭い去る。
【選択図】図5
Description
印刷媒体に対する印刷が可能な印刷可能位置と当該印刷可能位置から離れた待機位置との間を移動可能なインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドが前記待機位置にあるときに、インクノズルが形成されている前記インクジェットヘッドのインクノズル面を覆うキャップと、
前記キャップの内側に収納されており、前記インクノズルから前記キャップに吐出されるインクを吸収するインク吸収材と、
保湿液を吐出するための液体ノズルが形成されている液体ノズル面を備え、前記インクジェットヘッドが前記印刷可能位置にあるときに、前記液体ノズル面によって前記キャップを密閉するキャップ密閉部材と、
前記キャップ密閉部材が前記キャップを密閉している状態で前記液体ノズルから前記保湿液を吐出させて前記インク吸収材を保湿する液体供給機構と、
ワイパーブレードによって前記液体ノズル面を払拭するワイパー機構とを有していることを特徴とする。
前記キャップ密閉部材の前記液体ノズル面によって前記キャップを密閉し、
前記液体ノズルから前記液体を吐出させ、
前記ワイパーブレードによって前記キャップ密閉部材の前記液体ノズル面を払拭し、
前記ワイパーブレードによって前記インクジェットヘッドの前記インクノズル面を払拭することを特徴とする。
図1は本実施形態のインクジェットプリンターの斜視図であり、プリンターケースを取り除いた状態を示している。図2(a)はヘッドユニットおよびメンテナンスユニットの要部を取り出して示した斜視図であり、図2(b)はキャップの断面図である。インクジェットプリンター1は、複数種類のカラーインクを用いてロール紙2から繰り出される長尺状の記録紙3に印刷を行うものである。インクジェットプリンター1は、全体として直方体状をしており、その前面には記録紙排出口4が形成されている。インクジェットプリンター1の後側部分にはロール紙装填部5が設けられており、ロール紙装填部5に装填されたロール紙2から引き出された記録紙3は、インクジェットヘッド6による印刷位置Pを経由する記録紙搬送経路7に沿って、プリンター前方に向って搬送される。印刷位置Pはプラテン8によって規定されている。
次に図3を参照して水吐出ヘッド12を詳細に説明する。図3(a)は水吐出ヘッド12を斜め上方から見た斜視図であり、図3(b)は水吐出ヘッド12を斜め下方から見た斜視図であり、図3(c)は、図3(a)のX−X線における水吐出ヘッド12の断面図である。水吐出ヘッド12は矩形の板部60を有している。板部60の内部には水ノズル20に水を供給するための水路61が形成されている。水路61は、板部60の下面に近い部位において装置幅方向に延びる幹線62と、板部60の上面に近い部位において、装置前後方向に延びる複数の支線63と、支線63のプリンター前後方向の先端から下方に向って延びる溝64を備えている。
次に、インクジェットプリンター1の各動作毎に、制御部55による第1キャリッジ移動機構26、第2キャリッジ移動機構27、ワイパー移動機構46、吸引ポンプ38およびメンテナンスユニットキャリッジ移動機構50の駆動制御を説明する。まず、図4を参照して、インクジェットプリンター1が印刷状態および待機状態に移行する動作について説明する。図4は印刷状態および待機状態におけるヘッドユニット10およびメンテナンスユニット30の位置の説明図である。
次に、インクノズル17に目詰まりが発生した際などに、インクノズル17からインクを強制的に吐出させるインク吸引動作について説明する。インク吸引動作を行う場合には、制御部55は、第1キャリッジ移動機構26を駆動して、インクジェットヘッド6をインクジェットヘッド待機位置6Bに配置するとともに、メンテナンスユニットキャリッジ移動機構50を駆動し、メンテナンスユニット30を第2メンテナンス位置30Bに移動させてキャップ31をキャッピング位置31Aに配置し、これにより、キャップ31がインクノズル面18を覆った状態とする。しかる後に、吸引ポンプ38を駆動して、インクノズル面18およびキャップ31によって形成された密閉空間に負圧を発生させて、インクノズル17からキャップ31に向ってインクを強制的に吐出させる。ここで、このインク吸引動作を行う際のヘッドユニット10およびメンテナンスユニット30の位置は、図4(b)に示す待機状態と同じである。
次に、図5を参照して、キャップ31に収納されているインク吸収材37に水分を含ませるために、キャップ31内に水を供給する水供給動作について説明する。図5は水供給動作におけるヘッドユニット10およびメンテナンスユニット30の位置の説明図である。
次に、図6を参照して、ワイパー機構32によるインクノズル面18のワイピング動作およびフラッシング動作を説明する。図6はワイピング動作およびフラッシング動作におけるヘッドユニット10およびメンテナンスユニット30の位置の説明図である。
本例では、水吐出ヘッド12の水ノズル20から水をキャップ31内に吐出した直後に、キャップ31が水吐出ヘッド12によって覆われている位置から移動してしまう場合には、ワイパー機構32によって水吐出ヘッド12の水ノズル面21を払拭して、水ノズル面21の水を拭い去る。従って、水が水ノズル面21から滴り落ちて、装置内を濡らしてしまうことを防止できる。
上記の例では水吐出ヘッド12からキャップ31に水を供給しているが、水以外の液体を用いてキャップ31内を保湿することもできる。
Claims (5)
- 印刷媒体に対する印刷が可能な印刷可能位置と当該印刷可能位置から離れた待機位置との間を移動可能なインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドが前記待機位置にあるときに、インクノズルが形成されている前記インクジェットヘッドのインクノズル面を覆うキャップと、
前記キャップの内側に収納されており、前記インクノズルから前記キャップに吐出されるインクを吸収するインク吸収材と、
保湿液を吐出するための液体ノズルが形成されている液体ノズル面を備え、前記インクジェットヘッドが前記印刷可能位置にあるときに、前記液体ノズル面によって前記キャップを密閉するキャップ密閉部材と、
前記キャップ密閉部材が前記キャップを密閉している状態で前記液体ノズルから前記保湿液を吐出させて前記インク吸収材を保湿する液体供給機構と、
ワイパーブレードによって前記液体ノズル面を払拭するワイパー機構とを有していることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1において、
前記ワイパー機構は、前記ワイパーブレードによって前記インクジェットヘッドの前記インクノズル面を払拭することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項2において、
前記キャップ密閉部材の前記液体ノズル面を払拭することが可能な第1位置と、前記インクジェットヘッドの前記インクノズル面を払拭することが可能な第2位置との間で前記ワイパー機構を移動させるワイパー機構移動機構を有していることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項3において、
前記キャップを、前記インクジェットヘッドのインクノズル面を覆うキャッピング位置と、前記キャップ密閉部材によって密閉される被密閉位置との間で移動させるキャップ移動機構と、
前記キャップ移動機構、前記液体供給機構、前記ワイパー機構および前記ワイパー機構移動機構を駆動制御する制御部とを有し、
前記制御部は、前記キャップの前記被密閉位置への移動、前記液体ノズルからの前記保湿液の吐出、前記ワイパー機構の前記第1位置への移動、前記ワイパーブレードによる前記液体ノズル面の払拭、前記ワイパー機構の前記第2位置への移動、および、前記ワイパーブレードによる前記インクノズル面の払拭を、この順番で連続して行わせることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項2に記載のインクジェット記録装置のインクノズル面ワイピング方法において、
前記キャップ密閉部材の前記液体ノズル面によって前記キャップを密閉し、
前記液体ノズルから前記液体を吐出させ、
前記ワイパーブレードによって前記キャップ密閉部材の前記液体ノズル面を払拭し、
前記ワイパーブレードによって前記インクジェットヘッドの前記インクノズル面を払拭することを特徴とするインクジェット記録装置のインクノズル面ワイピング方法。
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