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JP2012194711A - レーザポインティング方法およびレーザポインティングシステム - Google Patents

レーザポインティング方法およびレーザポインティングシステム Download PDF

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JP2012194711A
JP2012194711A JP2011057303A JP2011057303A JP2012194711A JP 2012194711 A JP2012194711 A JP 2012194711A JP 2011057303 A JP2011057303 A JP 2011057303A JP 2011057303 A JP2011057303 A JP 2011057303A JP 2012194711 A JP2012194711 A JP 2012194711A
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Abstract

【課題】
対象物と異なる地点に操作者がいても、対象物をレーザ光によってポイントすることができるレーザポインティング方法およびレーザポインティングシステムを提供する。
【解決手段】
撮影部26によって、対象物30および目印箇所Q,Rを撮影し、取得した撮影画像データを情報処理装置10へ送信させ、情報処理装置10によって、タッチパネル式表示部11に表示される撮影画像I上のタッチ箇所IのAB座標系での座標値である指示位置情報を取得して、レーザポインティング装置20へ送信させ、レーザポインティング装置20によって、受信した指示位置情報と、予め取得した、第1および第2の目印画像位置情報と、第1および第2の出射角度情報とから、指示出射角度を算出して、その指示出射角度で、レーザ発振部27からレーザ光を出射させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザポインティング方法およびレーザポインティングシステムに関する。
従来から、プレゼンテーションや会議の場において、プロジェクタによってスクリーン上に投影された画像における任意の箇所にレーザ光を照射して指し示すためのレーザポインタが用いられている。近年では、単にレーザ光を照射するだけではなく、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置と無線通信可能に構成され、情報処理装置を遠隔操作できるレーザポインタも開発されている。たとえば、特許文献1には、レーザ光照射用の照射用操作部と情報処理装置の遠隔操作用の指令用操作部とを備えたレーザポインタが記載されている。
特開2010−9008号公報
上記のような従来のレーザポインタでは、レーザポインタを操作する操作者が、プレゼンテーションや会議が行われる地点にいなければならないという課題がある。すなわち、操作者が、レーザ光によってポイントする対象物と同じ地点にいなければならないという課題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためのものであり、対象物と異なる地点に操作者がいても、対象物をレーザ光によってポイントすることができるレーザポインティング方法およびレーザポインティングシステムを提供することを目的とする。
また本発明は、撮影部が、対象物と対象物中または対象物の周囲に配置された目印箇所とを撮影し、撮影によって取得した撮影画像データを、情報処理装置へ送信するステップと、
前記情報処理装置が、前記撮影部から送信された撮影画像データを受信し、受信した撮影画像データに基づいて、前記情報処理装置の表示部に撮影画像を表示するステップと、
前記情報処理装置が、前記撮影画像の一部が指定されることで、指定された箇所の前記撮影画像上での相対的な位置を示す指示位置情報を取得するステップと、
前記情報処理装置が、取得した指示位置情報を、レーザ発振部へ送信するステップと、
前記レーザ発振部が、前記情報処理装置から送信された指示位置情報を受信するステップと、
前記レーザ発振部が、受信した指示位置情報と、予め取得した、前記目印箇所に対応する目印画像の前記撮影画像上での相対的な位置を示す目印画像位置情報と、予め取得した、前記レーザ発振部から前記目印箇所に向けてレーザ光を出射するときの出射角度を示す出射角度情報とから、前記指定された箇所に対応する前記対象物上の指定箇所に向けて前記レーザ発振部からレーザ光を出射するときの出射角度である指示出射角度を算出するステップと、
前記レーザ発振部が、算出した指示出射角度で、レーザ光を出射するステップとを含むことを特徴とするレーザポインティング方法である。
また本発明は、前記出射角度情報は、前記レーザ発振部を操作するための操作部が操作されることで、前記レーザ発振部が、前記目印箇所に向けてレーザ光を出射し、出射したときの出射角度を示す情報を取得したものであることを特徴とする。
また本発明は、前記出射角度情報は、前記情報処理装置が前記レーザ発振部を操作することで、前記レーザ発振部が、前記目印箇所に向けてレーザ光を出射し、出射したときの出射角度を示す情報を取得したものであることを特徴とする。
また本発明は、前記目印画像位置情報は、前記情報処理装置が、前記撮影画像上の前記目印画像が指定され、指定された目印画像の前記撮影画像上での相対的な位置を示す情報を取得したものであることを特徴とする。
また本発明は、前記撮影画像の一部は、前記情報処理装置が備えるタッチパネルがタッチされることで指定され、前記指示位置情報は、このタッチパネルからの入力信号から算出されて取得されることを特徴とする。
また本発明は、表示部を備える情報処理装置と、撮影部と、レーザ発振部とを含むレーザポインティングシステムであって、
前記撮影部は、対象物と対象物中または対象物の周囲に配置された目印箇所とを撮影し、撮影によって取得した撮影画像データを、前記情報処理装置へ送信し、
前記情報処理装置は、前記撮影部から送信された撮影画像データを受信し、受信した撮影画像データに基づいて、前記表示部に撮影画像を表示し、前記撮影画像の一部が指定されることで、指定された箇所の前記撮影画像上での相対的な位置を示す指示位置情報を取得し、取得した指示位置情報を、前記レーザ発振部へ送信し、
前記レーザ発振部は、前記情報処理装置から送信された指示位置情報を受信し、受信した指示位置情報と、予め取得した、前記目印箇所に対応する目印画像の前記撮影画像上での相対的な位置を示す目印画像位置情報と、予め取得した、前記レーザ発振部から前記目印箇所に向けてレーザ光を出射するときの出射角度を示す出射角度情報とから、前記指定された箇所に対応する前記対象物上の指定箇所に向けて前記レーザ発振部からレーザ光を出射するときの出射角度である指示出射角度を算出し、算出した指示出射角度で、レーザ光を出射することを特徴とするレーザポインティングシステムである。
本発明によれば、情報処理装置の表示部に表示される撮影画像の一部の箇所を指定することで、指定した箇所の前記撮影画像上での相対的な位置を示す指示位置情報を、レーザ発振部に送信することができる。指示位置情報を受信したレーザ発振部は、その指示位置情報と、予め取得した目印画像位置情報および出射角度情報とから、指示出射角度を算出し、その指示出射角度で、レーザ光を出射する。したがって、対象物とは異なる地点に情報処理装置があっても、情報処理装置の操作者は、対象物をレーザ光によってポイントすることができる。
また本発明によれば、レーザ発振部を操作するための操作部を操作することで出射角度情報を取得することができるので、レーザ発振部が設けられる地点に操作部が設けられる場合に、その地点において、出射角度情報を取得するための操作を行うことができる。
また本発明によれば、情報処理装置によって、レーザ発振部を操作して、目印箇所に向けてレーザ光を出射して、出射角度を取得することができるので、レーザ発振部が設けられる地点とは異なる地点に情報処理装置がある場合に、その異なる地点において、出射角度情報を取得するための操作を行うことができる。
また本発明によれば、情報処理装置の表示部に表示される撮影画像上の目印画像を指定することで、指定した目印画像の前記撮影画像上での相対的な位置を示す情報を、目印画像位置情報として取得することができる。したがって、情報処理装置がある地点において、目印画像位置情報を取得するための操作を行うことができる。
また本発明によれば、タッチパネルを用いた直感的な操作で、指示位置情報を取得することができる。
また本発明によれば、情報処理装置の表示部に表示される撮影画像の一部の箇所を指定することで、指定した箇所の前記撮影画像上での相対的な位置を示す指示位置情報を、レーザ発振部に送信することができる。指示位置情報を受信したレーザ発振部は、その指示位置情報と、予め取得した目印画像位置情報および出射角度情報とから、指示出射角度を算出し、その指示出射角度で、レーザ光を出射する。したがって、対象物とは異なる地点に情報処理装置があっても、情報処理装置の操作者は、対象物をレーザ光によってポイントすることができる。
レーザポインティングシステム1の外観を示す模式図である。 レーザポインティングシステム1の構成を示すブロック図である。 受光部261を模式的に示す図である。 発振部本体271および支持部272を模式的に示す図である。 目印物40Q,40Rおよび対象物30の外観を模式的に示す図である。 本方法全体を示すフローチャートである。 対象物設置ステップを示すフローチャートである。 設置される対象物30の様子を示す図である。 設置される対象物30の様子を示す図である。 A地点準備ステップを示すフローチャートである。 撮影画像Iを示す図である。 B地点準備ステップを示すフローチャートである。 ポイントステップを示すフローチャートである。 ステップD6で算出される指示出射角度について説明するための図である。 ステップD6で算出される指示出射角度について説明するための図である。
はじめに、本発明に係るレーザポインティング方法の実施形態(以下、「本方法」と称する)を実行するためのレーザポインティングシステム1について説明する。図1は、レーザポインティングシステム1の外観を示す模式図である。レーザポインティングシステム1は、情報処理装置10とレーザポインティング装置20とを含む。情報処理装置10とレーザポインティング装置20とは、有線または無線LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などのIP(Internet Protocol)ネットワークを介して相互にデータ通信可能に接続される。
情報処理装置10は、レーザ光でポイントする対象物30(以下、「対象物30」と称する)のポイントしたい箇所(以下、「ポイント箇所」と称する)にレーザ光を照射するために、ユーザ(以下、「操作者」と称する)が直接操作するタブレットPC(Personal Computer)である。レーザポインティング装置20は、対象物30と同じ場所、たとえば同じ部屋内に設置され、対象物30にレーザ光を照射する装置である。情報処理装置10と、レーザポインティング装置20および対象物30とは、異なる場所、たとえば、異なる部屋内に設置される。以下では、情報処理装置10がある部屋をA地点と称し、レーザポインティング装置20および対象物30がある部屋をB地点と称する。なお、A地点およびB地点それぞれに、情報処理装置10、レーザポインティング装置20、および対象物30を設置して、相互に本方法を実行できるようにしてもよい。
本方法は、B地点において対象物30を見ている人や、A地点または他の地点で対象物30の映像を見ている人に対して、操作者が、対象物30の特定の箇所を指し示したいときに実行される。たとえば、レーザポインティングシステム1は、従来公知のテレビ会議システムに組み込まれ、本方法は、テレビ会議において対象物30の説明を行うときに実行される。対象物30としては、プロジェクタ用のスクリーンなどの平面的なものであってもよいし、立体的なものであってもよい。
図2は、レーザポインティングシステム1の構成を示すブロック図である。レーザポインティングシステム1を構成する一方の装置である情報処理装置10は、タッチパネル式表示部11と、通信部12と、制御演算部13と、記憶部14とを備える。
タッチパネル式表示部11は、投影型静電容量方式タッチパネル、抵抗膜方式タッチパネルなどから構成されるタッチパネル11aと、液晶ディスプレイパネルなどから構成される表示パネル11bとを含む。タッチパネル11aは、スタイラスやユーザの指によってタッチされると、タッチされた位置を示す入力信号を、制御演算部13に入力する。表示パネル11bは、制御演算部13によって制御されることで画像を表示する。タッチパネル11aおよび表示パネル11bは、その主面がほぼ同一形状であり、主面同士が平行となるように配置される。したがって、タッチパネル式表示部11によれば、タッチパネル11aをタッチすることで、表示パネル11bに表示される画像上の画素の位置を指定することができる。なお、情報処理装置10は、画素の位置を指定できる構成であれば、タッチパネル11aを備えていなくてもよく、たとえば、タッチパネル11aの代わりにマウスを備えていてもよい。
通信部12は、ネットワークカードなどから構成され、通信部12を介することで、情報処理装置10とレーザポインティング装置20との間のデータ通信が行われる。制御演算部13は、CPU(Central Processing Unit)などから構成され、情報処理装置10の他の部材を制御する。記憶部14は、DDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリ、およびHDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性メモリから構成され、種々のデータを記憶する。
図2に示すように、レーザポインティングシステム1を構成する他方の装置であるレーザポインティング装置20は、表示部21と、通信部22と、制御演算部23と、操作部24と、記憶部25と、撮影部26と、レーザ発振部27とを備える。
表示部21は、液晶ディスプレイなどから構成され、制御演算部23によって制御されることで画像を表示する。通信部22は、ネットワークカードなどから構成され、通信部22を介することで、情報処理装置10とレーザポインティング装置20との間のデータ通信が行われる。制御演算部23は、CPUなどから構成され、レーザポインティング装置20の他の部材を制御する。記憶部25は、DDR SDRAMなどの揮発性メモリ、およびHDDなどの不揮発性メモリから構成され、種々のデータを記憶する。操作部24は、キーボード、マウスなどのインターフェースであり、操作部24による入力信号は制御演算部23に入力され、制御演算部23は、入力信号に応じてレーザポインティング装置20における他の部材を制御する。
撮影部26は、制御演算部23によって制御されることで、レーザポインティング装置20の周囲を撮影し、撮影画像データを取得するデジタルカメラである。撮影部26は、図1に示すように、CCD(Charge Coupled Device)などの複数の受光素子2611を備える受光部261と、受光部261上に集光するためのレンズ262とを備える。
図3に、受光部261を模式的に示す。受光部261において、複数の受光素子2611は、マトリクス状に配置される。受光素子2611の配置の一方向をx方向とし、他方向をy方向とする。また、受光部261の法線方向、すなわち、x方向およびy方向に垂直であり、かつ、受光部261から離れる方向を、z方向とする。z方向は、撮影部26の光軸方向に平行な方向である。
各受光素子2611は、入射した光の強度を、電気信号に変換して、制御演算部23に入力する。制御演算部23は、各電気信号をデジタル化することで、画像を構成する各画素の画像値とし、各画素値の集合体をデジタル画像データとする。そして、制御演算部23は、このデジタル画像データをx方向に反転させて、撮影画像データとして記憶部25に記憶させる。
レーザ発振部27は、制御演算部23によって制御されることで、レーザポインティング装置20の周囲にレーザ光を照射する発振機である。レーザ発振部27は、図1に示すように、発振することで出射部271aから直線状のレーザ光を出射する発振部本体271と、発振部本体271を支持する支持部272とを備える。発振部本体271から出射されるレーザ光は、JIS C 6802の安全基準においてクラス1またはクラス2程度の可視光である。可視光の色は、赤、青、緑など適宜設定される。レーザ光のスポット径は、出射部271aから10mm離間した位置において、5mm〜20mmである。
図4に、発振部本体271および支持部272を模式的に示す。図4(a)は、レーザ発振部27をx方向に見たときの図であり、図4(b)は、レーザ発振部27をy方向に見たときの図である。支持部272は、発振部本体271から出射されるレーザ光をx方向前方および後方ならびにy方向前方および後方に走査可能なように、発振部本体271を支持する。y方向に見たときにおける、発振部本体271から出射されるレーザ光の出射方向(以下、「出射方向E」と称する)とz方向とがなす角度を、x方向出射角度と称する。x方向出射角度は、y方向に見て右回りを正とし、y方向に見て左回りを負とし、出射方向Eとz方向とが平行であるときに0°とする。また、x方向に見たときにおける、出射方向Eとz方向とがなす角度を、y方向出射角度と称する。y方向出射角度は、x方向に見て左回りを正とし、x方向に見て右回りを負とし、出射方向Eとz方向とが平行であるときに0°とする。
本方法では、支持部272は、図示しない第1のモータおよび第2のモータを備える。図4(b)に示すように、第1のモータは、y方向に見たときにx方向に沿う接線を有する円軌道で回転する回転方向である回転方向Gに回転することで、x方向出射角度を、−90°より大きく90°未満の範囲内で角変位させる。図4(a)に示すように、第2のモータは、x方向に見たときにy方向に沿う接線を有する円軌道で回転する回転方向である回転方向Gに回転することで、y方向出射角度を、−90°より大きく90°未満の範囲内で角変位させる。第1のモータの回転数とx方向出射角度とは比例関係にあり、また、第2のモータの回転数とy方向出射角度とは比例関係にある。したがって、制御演算部23は、第1のモータの回転数を制御することで、x方向出射角度を調節でき、また、第2のモータの回転数を制御することで、y方向出射角度を調節できる。
また本方法では、図4(b)に示すように、支持部272は、y方向に見たときにおいて、出射部271aを通って出射方向Eの前後に延びる直線が、x方向出射角度の角変位の中心点Fを通るように、発振部本体271を支持している。これに対して、x方向に見たときには、出射部271aを通って出射方向Eの前後に延びる直線は、y方向出射角度の角変位の中心点Fからずれており、この直線と中心点Fとの間の距離は、mとなっている。mの大きさは、数mm〜数十cmである。なお、本方法とは異なる別の実施形態としては、mの大きさが0、すなわち、x方向に見たときにおいて、出射部271aを通って出射方向Eの前後に延びる直線が中心点Fを通るように、支持部272が構成されてもよいし、y方向に見たときにおいて、出射部271aを通って出射方向Eの前後に延びる直線が、中心点Fからずれるように、支持部272が構成されてもよい。
レーザ発振部27は、レーザ光をx方向およびy方向に走査可能なように構成されていればよく、本方法とは異なる実施形態としては、たとえば、y方向に見たときの回転方向Gの接線方向がz方向から45°ずれ、かつ、x方向に見たときの回転方向Gの接線方向がz方向から30°ずれるような支持部272を備えるレーザ発振部27であってもよい。また、レーザ発振部27は、支持部272および支持部272に支持される発振部本体271を備える代わりに、固定される発振部本体と、x方向出射角度を調節するための第1の角変位可能なミラーと、y方向出射角度を調節するための第2の角変位可能なミラーとを備えていてもよい。このように構成されるとき、制御演算部23は、第1の角変位可能なミラーを角変位させる第1のモータの回転数を制御することで、x方向出射角度を調節でき、また、第2の角変位可能なミラーを角変位させる第2のモータの回転数を制御することで、y方向出射角度を調節できる。
このように構成されるレーザポインティング装置20において、レーザ発振部27は、撮影部26の画角内に入らない位置に配置される。また、撮影部26は、レーザ発振部27から出射されるレーザ光が照射されない位置に配置される。さらに、撮影部26とレーザ発振部27との間の距離が大き過ぎると、対象物30において撮影部26に撮影される箇所が対象物30自身の他の箇所の陰になり、その陰になる箇所にレーザ発振部27によってレーザ光を照射できない場合があるので、撮影部26のレンズ262とレーザ発振部27の出射部271aとの間の距離は、1m以下であることが好ましい。
レーザポインティング装置20は、撮影部26とレーザ発振部27との間の距離が変化しないように一体的に構成されてもよいし、レーザ発振部27と、撮影部26として機能する従来公知のデジタルカメラと、表示部21、通信部22、制御演算部23、操作部24、および記憶部25を備える従来公知の情報処理装置とが接続されることで、レーザポインティング装置20が構成されてもよい。
図1に示すように、本方法では、上記のように構成されるレーザポインティングシステム1とともに、2つの目印物40Q,40Rが用いられる。図5に、目印物40Q,40Rおよび対象物30の外観を模式的に示す。目印物40Q,40Rは、それぞれ、1つの目印箇所Q,Rを有する。目印箇所Q,Rは、互いに、x方向における位置、および、y方向における位置のいずれもが異なる。目印箇所Q,Rは、レーザポインティング装置20のレーザ発振部27から出射されるレーザ光のスポット径と同程度の大きさであり、5mm〜20mmである。このような目印物40Q,40Rは、対象物30とともに、撮影部26の画角内に入るように、B地点において操作者に協力するユーザ(以下、「協力者」と称する)によって設置される。
なお、目印物40Q,40Rは、レーザポインティング装置20と一体化されていてもよい。たとえば、目印物40Q,40Rは、レーザ発振部27からz方向に延びるフレーム部材によって、レーザポインティング装置20と一体化される。このように構成することで、目印物40Q,40Rの設置の手間を省くことができるとともに、レーザ発振部27と目印物40Q,40Rとの位置関係が固定されるので、後述するB地点準備ステップを毎回行わなくてもよくなる。
次に、レーザポインティングシステム1によって実行される本方法を、フローチャートを用いて説明する。図6は、本方法全体を示すフローチャートである。本方法は、大略的には、対象物設置ステップと、A地点準備ステップと、B地点準備ステップと、ポイントステップとの4つのステップからなる。対象物設置ステップは、協力者が、対象物30をB地点に設置するステップである。A地点準備ステップは、操作者が、A地点において情報処理装置10の準備を行うステップである。B地点準備ステップは、協力者が、B地点においてレーザポインティング装置20の準備を行うステップである。ポイントステップは、A地点において操作者が情報処理装置10を操作することで、B地点においてレーザポインティング装置20が対象物にレーザ光を照射するステップである。
図7は、対象物設置ステップを示すフローチャートである。対象物設置ステップは、ステップA1、ステップA2の順に進む。
ステップA1では、協力者が、B地点に対象物30を設置する。図8および図9に、設置される対象物30の様子を示す。図8は、対象物30をy方向に見たときの図であり、図9は、対象物30をx方向に見たときの図である。図8および図9において、斜線部分は、対象物30および目印物40Q,40Rにおける、レーザポインティング装置20の撮影部26によって撮影される面を示している。
協力者は、目印物40Q,40Rの目印箇所Q,Rおよび対象物30における撮影部26によって撮影される面にレーザ発振部27がレーザ光を照射できるように、対象物30が目印物40Q,40Rの陰になったり、目印物40Q,40Rが対象物30の陰になったりしない位置に、対象物30を設置する。なお、ステップA1では、対象物30を設置する代わりに、B地点において、対象物30と目印物40Q,40Rとを撮影部26によって撮影でき、かつ、対象物30と目印物40Q,40Rとにレーザ発振部27によってレーザ光を照射できるように、レーザポインティング装置20を設置してもよい。また、図8および図9に示すように対象物30を2つの目印物40Q,40Rの間に設置することは必須ではない。
ここで、図8に示すように、x方向に平行に延び、x方向に値が増加し、x方向出射角度の角変位の中心点Fを原点とする座標軸を、X座標軸とする。図8では、x方向出射角度をαで表し、操作者がポイントしたい箇所であるポイント箇所をPで表している。図8に示すように、目印物40Qの目印箇所QのX座標値を、Xとし、目印物40Rの目印箇所RのX座標値を、Xとし、ポイント箇所PのX座標値を、Xとする。また、図9に示すように、y方向に平行に延び、y方向に値が増加し、y方向出射角度の角変位の中心点Fを原点とする座標軸を、Y座標軸とする。図9では、y方向出射角度をβで表している。図9に示すように、目印物40Qの目印箇所QのY座標値を、Yとし、目印物40Rの目印箇所RのX座標値を、Yとし、ポイント箇所PのY座標値を、Yとする。
図8に示すように、z方向において、レーザ発振部27から近い方の目印物40Qの目印箇所Qと中心点Fとの間の距離を、Lとする。また、z方向において、目印物40Qの目印箇所Qよりもz方向とは逆方向に突出している対象物30の最大幅を、mとし、目印物40Qの目印箇所Qよりもz方向に突出している対象物30の最大幅を、mとし、目印物40Qの目印箇所Qと目印物40Rの目印箇所Rとの間の距離を、mとする。m〜mは、たとえば、数cm〜数十cmである。Lは、たとえば、数m〜十数mであり、m,m〜mよりも非常に大きく、たとえば、100倍以上の大きさである。
図9に示すように、z方向において、レーザ発振部27から近い方の目印物40Qの目印箇所Qと中心点Fとの間の距離を、Lとする。Lは、たとえば、数m〜十数mであり、m,m〜mよりも非常に大きく、たとえば、100倍以上の大きさである。また、中心点Fを通り、z方向前後に平行に延びる直線と、出射部271aを通り、出射方向Eの前後に延びる直線との交点を、点Hとする。z方向において、中心点Fと点Hとの間の距離をmとする。y方向出射角度βが正の値のとき、点Hは、中心点Fよりもz方向前方となり、mは、m/sinαと表される。y方向出射角度βが負の値のとき、点Hは、中心点Fよりもz方向後方となり、mは、−m/sinβと表される。よって、z方向において、点Hと目印物40Qの目印箇所Qとの間の距離は、L−m/sinβと表される。
なお、y方向出射角度βが0°のときは、出射部271aを通り、出射方向Eの前後に延びる直線は、z方向に平行に延びることになるので、点Hは存在しない。また、図8に示すように、出射部271aを通り、出射方向Eの前後に延びる直線は、x方向出射角度の角変位の中心点Fを通るので、この直線と、中心点Fを通り、z方向前後に平行に延びる直線との交点は、中心点Fとなる。
ステップA2では、協力者がレーザポインティング装置20の操作部24を操作することで、レーザポインティング装置20が撮影部26によって対象物30および目印物40Q,40Rの目印箇所Q,Rを撮影する。そして、レーザポインティング装置20は、撮影して得られた撮影画像データを、通信部22を介して、情報処理装置10へ送信する。なお、レーザポインティング装置20による撮影および撮影画像データの送信は、ステップA2以降、A地点準備ステップ、B地点準備ステップ、およびポイントステップにおいても、随時行われる。
図10は、A地点準備ステップを示すフローチャートである。A地点準備ステップは、ステップB1〜ステップB5の順に進む。
ステップB1では、情報処理装置10が、通信部12を介して、レーザポインティング装置20から送信された撮影画像データを受信し、受信した撮影画像データに基づいて、タッチパネル式表示部11に撮影画像I全体を表示する。図11に、撮影画像Iを示す。撮影画像Iには、目印物40Qの目印箇所Qに対応する目印画像Iと、目印物40Rの目印箇所Rに対応する目印画像Iとが含まれる。また、撮影画像Iにおいて、ポイント箇所Pに対応する箇所をIで表す。
なお、情報処理装置10による撮影画像データの受信および撮影画像Iの表示は、ステップB1以降、A地点準備ステップ、B地点準備ステップ、およびポイントステップにおいても、随時行われる。
ステップB2では、操作者が、タッチパネル式表示部11上の撮影画像I中の目印画像I,Iのうちのいずれか一方をタッチする。たとえば、ステップB2では、操作者は、目印画像Iをタッチし、情報処理装置10は、タッチパネル式表示部11がタッチされることで、ステップB3へ処理を進める。なお、情報処理装置10は、操作者にタッチされたときに、タッチパネル式表示部11上に確認キーを表示させるように構成されてもよい。このように構成される場合、操作者がさらに確認キーをタッチすることで、ステップB3へ処理が進む。
ステップB3では、情報処理装置10が、タッチパネル式表示部11からの入力信号に基づいて、制御演算部13によって、ステップB2でタッチされた画素のAB座標系における座標値を算出して、第1の目印画像位置情報として記憶部14に記憶する。
ここで、AB座標系における座標値について説明する。図11に示すように、タッチパネル式表示部11上には、撮影画像データに基づく撮影画像Iが表示される。この撮影画像I上の座標系が、AB座標系である。AB座標系は、レーザポインティング装置20が備える撮影部26の受光部261を構成する受光素子2611の配置の方向であるx方向およびy方向に対応する。より詳細には、AB座標系は、x方向において最前方、かつy方向において最後方に配置された受光素子2611によって得られた画素値を有する画素(以下、「受光素子2611に対応する画素」と称する)を原点とし、この原点の画素から、x方向において最後方、かつy方向において最後方に配置された受光素子2611に対応する画素に向かう方向をA座標軸の方向とし、この原点の画素から、x方向において最前方、かつy方向において最後方に配置された受光素子2611に対応する画素に向かう方向をB座標軸の方向とする座標系である。
制御演算部13は、撮影画像I全体がタッチパネル式表示部11上に表示されるように、タッチパネル式表示部11上の座標系(以下、「CD座標系」と称する)における前記原点の画素の座標値を設定する。通常、制御演算部13は、AB座標系が、CD座標系を平行移動させたものとなるように、タッチパネル式表示部11上に撮影画像Iを表示させる。したがって、撮影画像I中の前記原点以外の画素のAB座標系における座標値は、従来公知の平行移動の変換式により、この画素のCD座標系における座標値から算出することができる。タッチされたタッチパネル式表示部11から制御演算部13に入力される入力信号は、タッチされた画素のCD座標系における座標値を示すので、この座標値と、従来公知の平行移動の変換式とから、制御演算部13は、タッチされた画素のAB座標系における座標値を算出することになる。
なお、制御演算部13が、AB座標系が、CD座標系を平行移動かつ回転移動させたものとなるように、タッチパネル式表示部11上に撮影画像Iを表示させる場合は、撮影画像I中の前記原点以外の画素のAB座標系における座標値は、従来公知の平行移動の変換式および回転移動の変換式により、この画素のCD座標系における座標値から、算出される。
ステップB4では、操作者が、タッチパネル式表示部11上の撮影画像I中の目印画像I,Iのうちのいずれか他方をタッチする。たとえば、ステップB4では、操作者は、目印画像Iをタッチする。ステップB5では、情報処理装置10が、タッチパネル式表示部11からの入力信号に基づいて、制御演算部13によって、ステップB4でタッチされた画素のAB座標系における座標値を算出して、第2の目印画像位置情報として記憶部14に記憶する。ステップB4,B5は、ステップB2,B3にそれぞれ対応しており、詳細は上述したとおりである。
このように行われるA地点準備ステップの目的は、第1および第2の目印画像位置情報を取得することである。図11に示すように、目印画像IのA座標値をAとし、B座標値をBとすると、座標値(A,B)が、第1の目印画像位置情報として取得され、記憶部14に記憶される。また、図11に示すように、目印画像IのA座標値をAとし、B座標値をBとすると、座標値(A,B)が、第2の目印画像位置情報として取得され、記憶部14に記憶される。
なお、本方法では、第1および第2の目印画像位置情報の取得を、操作者がタッチパネル式表示部11をタッチするという、いわば手動で行っているけれども、情報処理装置10が自動的に取得するようにしてもよい。たとえば、目印物40Q,40Rの目印箇所Q,RにQRコードなどを付すことで、情報処理装置10が自動的に第1および第2の目印画像位置情報を取得することが可能である。この場合、情報処理装置10は、制御演算部13によって、従来公知の画像認識技術により、目印箇所Qに付されたQRコードの中心位置に対応するAB座標系での座標値を、第1の目印画像位置情報として取得し、目印箇所Rに付されたQRコードの中心位置に対応するAB座標系での座標値を、第2の目印画像位置情報として取得し、取得した第1および第2の目印画像位置情報を記憶部14に記憶する。このように情報処理装置10が構成される場合、目印物40Q,40Rを含めてレーザポインティングシステム1としてもよい。
図12は、B地点準備ステップを示すフローチャートである。B地点準備ステップは、ステップC1〜ステップC6の順に進む。
ステップC1では、対象物設置ステップのステップA2における最初の撮影画像データの送信後、レーザポインティング装置20が、レーザ発振部27からレーザ光を出射する。なお、最初の撮影画像データの送信後、協力者の操作が無い状態で、いわば自動的にレーザ光を出射するのではなく、協力者によって手動でレーザ光を出射する方が好ましい。たとえば、操作者が、操作部24におけるレーザ光出射のための特定のキーを押下しているときにのみ、レーザポインティング装置20は、レーザ発振部27からレーザ光を出射する。また、レーザポインティング装置20は、レーザ発振部27からレーザ光を出射するとき、出射の前に、まず、x方向出射角度およびy方向出射角度が0°となるように、レーザ発振部27の発振部本体271を回転させることが好ましい。
ステップC2では、協力者が操作部24を操作することによって、レーザポインティング装置20が、x方向出射角度およびy方向出射角度を調節して、目印物40Q,40Rの目印箇所Q,Rのうちのいずれか一方に向けて、レーザ発振部27からレーザ光を出射する。たとえば、ステップC2では、操作者は、操作部24における発振部本体271の回転のための特定のキーを操作し、それによって、レーザポインティング装置20は、x方向出射角度およびy方向出射角度を調節して、目印物40Qの目印箇所Qに向けて、レーザ発振部27からレーザ光を出射し、出射している状態で、操作者が、操作部24におけるx方向出射角度およびy方向出射角度の確定のための特定のキーを押下することで、レーザポインティング装置20は、ステップC3へ処理を進める。
ステップC3では、レーザポインティング装置20が、ステップC2において目印箇所Qに向けてレーザ光を出射したときのx方向出射角度およびy方向出射角度を、第1の出射位置情報として、記憶部25に記憶する。
ステップC4では、協力者が操作部24を操作することによって、レーザポインティング装置20が、x方向出射角度およびy方向出射角度を調節して、目印物40Q,40Rの目印箇所Q,Rのうちのいずれか他方に向けて、レーザ発振部27からレーザ光を出射する。たとえば、ステップC4では、操作者は、操作部24における発振部本体271の回転のための特定のキーを操作し、それによって、レーザポインティング装置20は、x方向出射角度およびy方向出射角度を調節して、目印物40Rの目印箇所Rに向けて、レーザ発振部27からレーザ光を出射し、出射している状態で、操作者が、操作部24におけるx方向出射角度およびy方向出射角度の確定のための特定のキーを押下することで、レーザポインティング装置20は、ステップC5へ処理を進める。
ステップC5では、レーザポインティング装置20が、ステップC4において目印箇所Rに向けてレーザ光を出射したときのx方向出射角度およびy方向出射角度を、第2の出射位置情報として、記憶部25に記憶する。
ステップC6では、レーザポインティング装置20が、通信部22を介して、B地点準備ステップの終了を、情報処理装置10に通知する。
このように行われるB地点準備ステップの目的は、第1および第2の出射位置情報を取得することである。なお、本方法では、第1および第2の出射位置情報の取得を、協力者が操作部24を操作するという、いわば手動で行っているけれども、レーザポインティング装置20が自動的に取得するようにしてもよい。
たとえば、目印物40Q,40Rの目印箇所Q,Rにレーザ発振部27からのレーザ光を受光するための受光部を設け、この受光部とレーザポインティング装置20とをデータ通信可能に接続することで、レーザポインティング装置20が自動的に第1および第2の出射位置情報を取得することが可能である。この場合、レーザポインティング装置20は、操作部24における走査のための特定のキーが押下されているときに、x方向を主走査方向とし、y方向を副走査方向として、レーザ発振部27によるレーザ光で走査を行い、目印物40Q,40Rの受光部は、レーザ光を受光すると、受光したことを示す信号をレーザポインティング装置20へ送信し、レーザポインティング装置20は、この信号をはじめて受信したときのx方向出射角度およびy方向出射角度を、第1の出射位置情報として記憶部25に記憶し、この信号を2度目に受信したときのx方向出射角度およびy方向出射角度を、第2の出射位置情報として記憶部25に記憶する。このようにレーザポインティング装置20が構成される場合、目印物40Q,40Rを含めてレーザポインティングシステム1としてもよい。
図13は、ポイントステップを示すフローチャートである。ポイントステップは、ステップD1〜ステップD7の順に進む。
ステップD1では、情報処理装置10が、通信部12を介して、レーザポインティング装置20から送信されたB地点準備ステップの終了の通知を受信する。通知を受信した情報処理装置10は、A地点準備ステップが終了しているか否かを判断し、A地点準備ステップが終了していれば、すべての準備が終了したことを示すメッセージまたは画像を、タッチパネル式表示部11上に表示する。
ステップD2では、操作者が、タッチパネル式表示部11上に表示される撮影画像Iにおいてポイント箇所Pに対応する箇所をタッチする。図11に示す撮影画像Iにおいて、ポイント箇所Pに対応するタッチ箇所をIで表す。
ステップD3では、情報処理装置10が、タッチパネル式表示部11からの入力信号に基づいて、制御演算部13によって、ステップD2でタッチされた画素のAB座標系における座標値を算出して、指示位置情報として記憶部14に記憶する。図11に示すように、タッチ箇所IのA座標値をAとし、B座標値をBとすると、座標値(A,B)が、指示位置情報として取得され、記憶部14に記憶される。
ステップD4では、情報処理装置10が、記憶部14に記憶した第1および第2の目印画像位置情報ならびに指示位置情報を、通信部12を介して、レーザポインティング装置20へ送信する。なお、第1および第2の目印画像位置情報については、ポイントステップで送信するのではなく、A地点準備ステップで送信してもよい。
ステップD5では、レーザポインティング装置20が、通信部22を介して、情報処理装置10から送信された第1および第2の目印画像位置情報ならびに指示位置情報を受信する。
ステップD6では、レーザポインティング装置20が、第1および第2の目印画像位置情報、指示位置情報、ならびに記憶部25に記憶した第1および第2の出射位置情報に基づいて、指示出射角度を算出する。指示出射角度は、ポイント箇所Pに向けてレーザ光を出射するときのx方向出射角度およびy方向出射角度である。以下では、x方向における指示出射角度をα[°]で表し、y方向における指示出射角度をβ[°]で表す。
図14および図15を用いて、ステップD6で算出される指示出射角度について説明する。図14は、対象物30をy方向に見たときの様子を模式的に示したものであり、図15は、対象物30をx方向に見たときの様子を模式的に示したものである。図14および図15において、レーザポインティング装置20は省略している。図14に示すように、第1の出射位置情報によって表される、目印箇所Qにレーザ光が向けられるときのx方向出射角度を、α[°]とし、第2の出射位置情報によって表される、目印箇所Rにレーザ光が向けられるときのx方向出射角度を、α[°]とする。また、図15に示すように、第1の出射位置情報によって表される、目印箇所Qにレーザ光が向けられるときのy方向出射角度を、β[°]とし、第2の出射位置情報によって表される、目印箇所Rにレーザ光が向けられるときのy方向出射角度を、β[°]とする。
これらα,α,β,βの値と、図11に示す、第1の目印画像位置情報(A,B)、第2の目印画像位置情報(A,B)、および指示位置情報(A,B)とから、指示出射角度(α,β)は、次式に従って算出される。
なお、第1の目印画像位置情報と第1の出射位置情報とが対応していない場合、たとえば、第1の目印画像位置情報が(A,B)であり、第1の出射位置情報によって表されるx方向出射角度およびy方向出射角度が(α,β)である場合、レーザポインティング装置20は、第1の出射位置情報と第2の出射位置情報とを入れ換えて記憶し直して、指示出射角度(α,β)を算出する。第1の目印画像位置情報と第1の出射位置情報とが対応していることの判断基準としては、たとえば、A>Aであれば、α>αであるという判断基準が挙げられる。
上記式(1)のαは、以下のようにして導出される。図11に示す撮影画像Iは、対象物30および目印物40Q,40Rをz方向に見たものであるので、図11に示すA座標軸方向における、目印画像Iからタッチ箇所Iまでの距離に対する目印画像Iから目印画像Iまでの距離の比と、図14に示すx方向における、目印箇所Rからポイント箇所Pまでの距離に対する目印箇所Rから目印箇所Qまでの距離の比とは等しくなる。すなわち、次式が成り立つ。
この式(2)を、Xについて解けば、次式が得られる。
また、図14に示すように、z方向において、x方向出射角度の角変位の中心点Fからポイント箇所Pまでの距離はL−mであり、中心点Fから目印箇所Qまでの距離はLであり、中心点Fから目印箇所Rまでの距離はL+mであるので、次の3つの式が成り立つ。
この式(4),(5),(6)を、上記式(3)に代入すれば、次式が得られる。
ここで、Lは、m,m〜mよりも非常に大きいので、この式(7)は次式に近似でき、αが導出される。
式(1)のβも、αと同様にして導出される。図11に示すB座標軸方向における、目印画像Iからタッチ箇所Iまでの距離に対する目印画像Iから目印画像Iまでの距離の比と、図15に示すy方向における、目印箇所Rからポイント箇所Pまでの距離に対する目印箇所Rから目印箇所Qまでの距離の比とは等しくなる。すなわち、次式が成り立つ。
この式(9)を、Yについて解けば、次式が得られる。
また、図15に示すように、y方向出射角度の角変位の中心点Fを通り、z方向前後に平行に延びる直線と、ポイント箇所Pを通り、y方向出射角度をβとする直線との交点を、点Hとし、y方向出射角度の角変位の中心点Fを通り、z方向前後に平行に延びる直線と、目印箇所Qを通り、y方向出射角度をβとする直線との交点を、点Hとし、y方向出射角度の角変位の中心点Fを通り、z方向前後に平行に延びる直線と、目印箇所Rを通り、y方向出射角度をβとする直線との交点を、点Hとする。z方向において、中心点Fと点Hとの間の距離m2Pは、−m/sinβであり、中心点Fと点Hとの間の距離m2Qは、−m/sinβであり、中心点Fと点Hとの間の距離をm2Rは、−m/sinβである。したがって、z方向において、点Hからポイント箇所Pまでの距離はL−m−m/sinβとなり、点Hから目印箇所Qまでの距離はL−m/sinβとなり、点Hから目印箇所Rまでの距離はL+m−m/sinβとなるので、次の3つの式が成り立つ。
この式(11),(12),(13)を、上記式(10)に代入すれば、次式が得られる。
ここで、Lは、m,m〜mよりも非常に大きい。したがって、Lが、m/sinβ、m/sinβ、およびm/sinβよりも非常に大きいとき、この式(14)は次式に近似でき、βが導出される。
なお、m,m〜mが0である場合、式(7)は式(8)と等しくなり、式(14)は式(15)と等しくなる。したがって、この場合、より正確に、ポイント箇所Pに向けてレーザ光を出射するための指示出射角度を算出することができる。
ステップD7では、レーザポインティング装置20が、ステップD6において算出した指示出射角度となるようにx方向出射角度およびy方向出射角度を調節して、レーザ発振部27からレーザ光を出射する。なお、ステップD2から継続しているタッチ箇所Iのタッチ状態が解除された場合は、情報処理装置10が、タッチが解除されたことを示す信号を、レーザポインティング装置20へ送信する。そして、この信号を受信したレーザポインティング装置20は、レーザ発振部27からのレーザ光の出射を停止する。タッチが解除された後、さらに別の箇所が再度タッチされた場合には、ステップD3〜ステップD7の処理が再度行われ、レーザ光が出射される。また、ステップD7においてレーザ光を出射しているときに、情報処理装置10とレーザポインティング装置20とのデータ通信が切断された場合にも、レーザポインティング装置20は、レーザ発振部27からのレーザ光の出射を停止する。
このように、本方法では、操作者がタッチ箇所Iをタッチしている間のみ、ポイント箇所Pに向けてレーザ発振部27からレーザ光が出射される。なお、タッチ箇所Iがタッチされている間のみ、ポイント箇所Pに向けてレーザ光が出射される構成であると、撮影画像Iのタッチ箇所Iが操作者の指などによって隠れてしまうので、ポイント箇所Pにレーザ光が照射されているか否かを、操作者は撮影画像Iを見て確認することができない。そこで、ステップD2では、操作者がタッチ箇所Iをタッチした後、情報処理装置10が、タッチパネル式表示部11に、撮影画像Iに重ならないように出射キーを表示し、操作者がこの出射キーをタッチすることによって、レーザポインティング装置20がポイント箇所Pに向けてレーザ光を出射するように構成してもよい。この場合は、操作者が出射キーをタッチしている間のみ、ポイント箇所Pに向けてレーザ発振部27からレーザ光が出射される。
以上に説明した本方法をまとめると、レーザポインティング装置20の撮影部26が、対象物30および目印箇所Q,Rを撮影し、撮影によって取得した撮影画像データを、情報処理装置10へ送信する。情報処理装置10は、撮影部26から送信された撮影画像データを受信し、受信した撮影画像データに基づいて、情報処理装置10のタッチパネル式表示部11に撮影画像Iを表示する。操作者が、タッチパネル11aをタッチすることで、この撮影画像Iの一部を指定することにより、情報処理装置10が、指定された画素の撮影画像I上のAB座標系における座標値(A,B)を、指示位置情報として取得する。情報処理装置10は、取得した指示位置情報(A,B)を、レーザ発振部27を備えるレーザポインティング装置20へ送信し、レーザポインティング装置20は、送信された指示位置情報(A,B)を受信する。
そして、レーザポインティング装置20は、受信した指示位置情報(A,B)と、予め取得した第1の目印画像位置情報である、目印箇所Qに対応する目印画像Iの撮影画像I上のAB座標系における座標値(A,B)と、予め取得した第2の目印画像位置情報である、目印箇所Rに対応する目印画像Iの撮影画像I上のAB座標系における座標値(A,B)と、予め取得した、x方向出射角度およびy方向出射角度(α,β)を示す第1の出射角度情報と、予め取得した、x方向出射角度およびy方向出射角度(α,β)を示す第2の出射角度情報とから、式(1)に従って、指示出射角度(α,β)を算出する。レーザポインティング装置20は、算出した指示出射角度(α,β)で、レーザ発振部27からレーザ光を出射する。
このように、本方法によれば、情報処理装置10のタッチパネル式表示部11に表示される撮影画像I上の一部の箇所を指定することで、指定したタッチ箇所Iの撮影画像I上のAB座標系における座標値である指示位置情報(A,B)を、レーザポインティング装置20に送信することができる。指示位置情報(A,B)を受信したレーザポインティング装置20は、その指示位置情報(A,B)と、予め取得した、(A,B),(A,B),(α,β),(α,β)とから、式(1)に従って、指示出射角度(α,β)を算出し、算出した指示出射角度(α,β)で、レーザ発振部27からレーザ光を出射する。したがって、対象物30とは異なる地点に情報処理装置10があっても、情報処理装置10の操作者は、対象物30のポイント箇所Pをレーザ光によってポイントすることができる。
なお、本方法には、従来のようにペン型のレーザポインタを操作者の手で支持する場合と異なり、ポイント箇所Pに照射されるレーザ光の照射点の位置にぶれが生じないという効果もある。ただし、照射点の位置にぶれが生じないことにより、照射点を目視で確認し難い場合も有り得るので、照射点が明滅するようにレーザ発振部27を構成して、照射点を目視で確認し易くしてもよい。照射点の明滅は、レーザ発振部27の出射部271aにシャッタを設けて、シャッタを開閉することで実現することができる。また、照射点を明滅させる代わりに、照射するレーザ光の色が随時切り替わるように、レーザ発振部27を構成してもよい。照射するレーザ光の色の切替えは、レーザ発振部27の出射部271aに複数の異なる色のフィルタを設けて、フィルタを随時切り替えることで実現することができる。
本方法では、目印箇所Q,Rを有する目印物40Q,40Rを、B地点に設置しているけれども、目印物40Q,40Rを設置する代わりに、対象物30の2箇所を、目印箇所Q,Rとしてもよい。ただし、対象物30の2箇所を目印箇所Q,Rとする場合、操作者と協力者との間で、対象物のどの2箇所を目印箇所Q,Rとするかについて、予め取決めをしておく必要がある。
また本方法では、2つの目印物40Q,40Rを設置しているけれども、2つの目印箇所Q,Rを有する1つの目印物を設置してもよい。1つの目印物中に2つの目印箇所Q,Rを設け、z方向における、目印箇所Qと目印箇所Rとの間の距離mを0に近付けることがより好ましい。なぜならば、上述したように、距離mの値が0により近い方が、より正確に、ポイント箇所Pに向けてレーザ光を出射することができるからである。
また本方法では、対象物設置ステップの後に、A地点準備ステップを行い、その後、B地点準備ステップを行っているけれども、対象物設置ステップの後に、B地点準備ステップを行い、その後、A地点準備ステップを行ってもよいし、対象物設置ステップの後に、A地点準備ステップとB地点準備ステップとを並列的に行ってもよい。
また本方法では、協力者が、レーザポインティング装置20の操作部24を操作することで、B地点準備ステップにおいて、レーザポインティング装置20が、レーザ発振部27によって、目印箇所Q,Rに向けてレーザ光を出射し、出射したときの出射角度(α,β),(α,β)を示す情報を、第1および第2の出射角度情報として取得する。したがって、本方法によれば、目印物40Q,40Rおよびレーザポインティング装置20が設けられるB地点において、協力者が、第1および第2の出射角度情報を取得するための操作を行うことができる。
なお、本方法の変形例としては、操作者が、B地点準備ステップにおける出射角度情報を取得するための操作を行ってもよい。この変形例では、操作者が、情報処理装置10のタッチパネル式表示部11に表示されるレーザ発振部27操作用の操作キーをタッチすることで、レーザポインティング装置20が、目印箇所Q,Rに向けてレーザ光を出射し、出射したときの出射角度(α,β),(α,β)を示す情報を、第1および第2の出射角度情報として取得する。したがって、この変形例によれば、情報処理装置10が設けられ、目印物40Q,40Rが設けられないA地点において、操作者が、第1および第2の出射角度情報を取得するための操作を行うことができる。
また本方法では、操作者が、撮影画像I上の目印画像I,Iをそれぞれ指定することで、情報処理装置10が、指定された目印画像I,Iの撮影画像I上のAB座標系における座標値(A,B),(A,B)を、第1および第2の目印画像位置情報として、それぞれ取得する。したがって、本方法によれば、情報処理装置10があるA地点において、操作者が、第1および第2の目印画像位置情報を取得するための操作を行うことができる。
また本方法では、情報処理装置10は、タッチパネル式表示部11を備えており、協力者が、タッチパネル式表示部11に表示される撮影画像Iのタッチ箇所Iをタッチすることで、情報処理装置10が、このタッチ箇所Iの撮影画像I上のAB座標系における座標値(A,B)を、指示位置情報として取得する。したがって、本方法によれば、操作者による、タッチパネル式表示部11を用いた直感的な操作で、情報処理装置10は、指示位置情報を取得することができる。
1 レーザポインティングシステム
10 情報処理装置
11 タッチパネル式表示部
12 通信部
13 制御演算部
14 記憶部
20 レーザポインティング装置
21 表示部
22 通信部
23 制御演算部
24 操作部
25 記憶部
26 撮影部
27 レーザ発振部

Claims (6)

  1. 撮影部が、対象物と対象物中または対象物の周囲に配置された目印箇所とを撮影し、撮影によって取得した撮影画像データを、情報処理装置へ送信するステップと、
    前記情報処理装置が、前記撮影部から送信された撮影画像データを受信し、受信した撮影画像データに基づいて、前記情報処理装置の表示部に撮影画像を表示するステップと、
    前記情報処理装置が、前記撮影画像の一部が指定されることで、指定された箇所の前記撮影画像上での相対的な位置を示す指示位置情報を取得するステップと、
    前記情報処理装置が、取得した指示位置情報を、レーザ発振部へ送信するステップと、
    前記レーザ発振部が、前記情報処理装置から送信された指示位置情報を受信するステップと、
    前記レーザ発振部が、受信した指示位置情報と、予め取得した、前記目印箇所に対応する目印画像の前記撮影画像上での相対的な位置を示す目印画像位置情報と、予め取得した、前記レーザ発振部から前記目印箇所に向けてレーザ光を出射するときの出射角度を示す出射角度情報とから、前記指定された箇所に対応する前記対象物上の指定箇所に向けて前記レーザ発振部からレーザ光を出射するときの出射角度である指示出射角度を算出するステップと、
    前記レーザ発振部が、算出した指示出射角度で、レーザ光を出射するステップとを含むことを特徴とするレーザポインティング方法。
  2. 前記出射角度情報は、前記レーザ発振部を操作するための操作部が操作されることで、前記レーザ発振部が、前記目印箇所に向けてレーザ光を出射し、出射したときの出射角度を示す情報を取得したものであることを特徴とする請求項1に記載のレーザポインティング方法。
  3. 前記出射角度情報は、前記情報処理装置が前記レーザ発振部を操作することで、前記レーザ発振部が、前記目印箇所に向けてレーザ光を出射し、出射したときの出射角度を示す情報を取得したものであることを特徴とする請求項1に記載のレーザポインティング方法。
  4. 前記目印画像位置情報は、前記情報処理装置が、前記撮影画像上の前記目印画像が指定され、指定された目印画像の前記撮影画像上での相対的な位置を示す情報を取得したものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のレーザポインティング方法。
  5. 前記撮影画像の一部は、前記情報処理装置が備えるタッチパネルがタッチされることで指定され、前記指示位置情報は、このタッチパネルからの入力信号から算出されて取得されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のレーザポインティング方法。
  6. 表示部を備える情報処理装置と、撮影部と、レーザ発振部とを含むレーザポインティングシステムであって、
    前記撮影部は、対象物と対象物中または対象物の周囲に配置された目印箇所とを撮影し、撮影によって取得した撮影画像データを、前記情報処理装置へ送信し、
    前記情報処理装置は、前記撮影部から送信された撮影画像データを受信し、受信した撮影画像データに基づいて、前記表示部に撮影画像を表示し、前記撮影画像の一部が指定されることで、指定された箇所の前記撮影画像上での相対的な位置を示す指示位置情報を取得し、取得した指示位置情報を、前記レーザ発振部へ送信し、
    前記レーザ発振部は、前記情報処理装置から送信された指示位置情報を受信し、受信した指示位置情報と、予め取得した、前記目印箇所に対応する目印画像の前記撮影画像上での相対的な位置を示す目印画像位置情報と、予め取得した、前記レーザ発振部から前記目印箇所に向けてレーザ光を出射するときの出射角度を示す出射角度情報とから、前記指定された箇所に対応する前記対象物上の指定箇所に向けて前記レーザ発振部からレーザ光を出射するときの出射角度である指示出射角度を算出し、算出した指示出射角度で、レーザ光を出射することを特徴とするレーザポインティングシステム。
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