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JP2012186913A - モータ及び電動パワーステアリング用モータ - Google Patents

モータ及び電動パワーステアリング用モータ Download PDF

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JP2012186913A
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Yuji Yamashita
祐司 山下
Noriyuki Suzuki
則幸 鈴木
Masusuke Toda
益資 戸田
Hiroyuki Kawada
川田  裕之
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Asmo Co Ltd
Denso Corp
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Asmo Co Ltd
Denso Corp
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Abstract

【課題】モータ本体側と制御ユニット側との電気接続時に生じ得る異物がモータ本体内に残存することのない構造としてロータの円滑な回転を確保し、信頼性向上及び静粛性向上に寄与できる制御ユニット一体型のモータを提供する。
【解決手段】モータ本体10Aは、給電ターミナル26u,26v,26wの接続端部26u1,26v1,26w1がモータケース11の径方向外側で外部に露出する構成とされ、モータ本体10Aのエンドフレーム20に設けた取付部20aへの制御ユニット10Bの固定とともに該制御ユニット10Bの接続端子38u,38v,38wと先の接続端部26u1,26v1,26w1とが接触可能に配置される。そして、締結ネジ39の締結により制御ユニット10B側の接続端子38u,38v,38wとモータ本体10A側の接続端部26u1,26v1,26w1との電気的接続がモータケース11の径方向外側にて行われる。
【選択図】図3

Description

本発明は、制御ユニット一体型のモータ、及び電動パワーステアリング用モータに関するものである。
制御ユニット一体型のモータについては、従来から種々の提案がなされている。例えば特許文献1にて開示の電動パワーステアリング装置用のモータでは、モータ本体の側面に制御ユニットが一体に組み付けられ、ユニット内の駆動制御回路とモータ本体とが電気的に接続されている。モータ本体は、ブラシレスモータよりなり、内部にロータの回転位置検出を行うレゾルバが備えられている。そして、駆動制御回路は、レゾルバからの信号に基づいてロータの回転位置に応じた三相の駆動電流を生成し、モータ本体の各相の駆動コイルに供給して、モータ本体の回転制御を行うようになっている。
特開2003−204654号公報
ところで、特許文献1のモータでは、制御ユニットから突出させた電力系統のターミナルがモータ本体内部に挿入され、モータ本体内部にてモータ本体側のターミナルとネジ等による締結を行った後、モータケースを閉じる構成となっている。そのため、ターミナルのネジ等による締結時に異物が生じることがあり、生じた異物がモータ本体内部に取り残されることがある。すると、残った異物がモータ本体の回転部分に入り込むと、ロータの円滑な回転が阻害され、これにより振動・騒音が発生し、静粛性に問題が生じてしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、モータ本体側と制御ユニット側との電気接続時に生じ得る異物がモータ本体内に残存することのない構造としてロータの円滑な回転を確保し、信頼性向上及び静粛性向上に寄与できるモータ、及び当該信頼性向上及び静粛性向上に格別寄与できる電動パワーステアリング用モータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータ本体にその回転制御を行う制御ユニットが一体に組み付けられ、該ユニット内の駆動制御回路とモータ本体とが電気的に接続されて構成されるモータであって、前記モータ本体は、駆動コイルを有するステータを内装した筒状のモータケースの開口部をエンドフレームにて閉塞し、該エンドフレームに設けられる前記制御ユニットの取付部において前記駆動コイルへの給電を行う給電部材の接続部を前記モータケースの径方向外側で露出するように構成され、前記制御ユニットは、前記モータ本体への給電を行うべく前記駆動制御回路と電気的に接続された接続端子を有し、前記モータ本体のエンドフレームに設けた取付部への前記制御ユニットの固定とともに該制御ユニットの接続端子と前記モータ本体の給電部材の接続部とが接触可能に配置され、締結手段の締結による前記接続端子と前記給電部材の接続部との電気的接続が前記モータケースの径方向外側にて行われていることをその要旨とする。
この発明では、モータ本体は、給電部材の接続部がモータケースの径方向外側で外部に露出する構成とされ、モータ本体のエンドフレームに設けた取付部への制御ユニットの固定とともに該制御ユニットの接続端子と先の給電部材の接続部とが接触可能に配置される。そして、締結手段の締結により、制御ユニット側の接続端子とモータ本体側の給電部材の接続部との電気的接続がモータケースの径方向外側にて行われる。これにより、制御ユニット側の接続端子とモータ本体側の給電部材の接続部との締結手段を用いる接続が、既に組み上がった状態のモータ本体のケースの径方向外側で行われるため、締結手段の締結時に生じ得る異物がモータ本体内に残存することが防止され、モータ本体内の回転部分にその異物が入り込んでロータの円滑な回転が阻害されることで生じる振動・騒音等の発生が未然に防止可能である。また、締結による接続作業を容易に行うことにも寄与する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記エンドフレームには、前記モータケース側に軸方向及び径方向の2方向に開放した凹部が形成され、前記制御ユニットの接続端子と前記モータ本体の給電部材の接続部との接続が前記モータケースの径方向外側の前記凹部内で行われていることをその要旨とする。
この発明では、エンドフレームにはモータケース側に軸方向及び径方向の2方向に開放した凹部が形成され、該凹部内でのモータケースの径方向外側において制御ユニットの接続端子とモータ本体の給電部材の接続部との接続が行われる。これにより、接続部分がエンドフレームの凹部内に収容されるため、モータ本体の短軸化並びにエンドフレームの軸方向幅を含めた制御ユニットの同方向の小型化(制御ユニットのエンドフレームから軸方向に突出する突出量の抑制)が可能となり、モータ全体の小型化に寄与できる。また、凹部内での締結による接続作業となるが、その凹部は軸方向及び径方向の2方向に開放した凹形状のため、作業性は良好となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のモータにおいて、前記制御ユニットの接続端子と前記モータ本体の給電部材の接続部とは前記モータ本体の径方向に重ねられ、前記締結手段の前記モータ本体の径方向に沿った締結にて相互の電気的接続が行われていることをその要旨とする。
この発明では、制御ユニット側の接続端子とモータ本体の給電部材の接続部とはモータ本体の径方向に重ねられ、同方向に沿った締結手段の締結にて相互の電気的接続が行われる。これにより、締結による接続作業が容易で、また確実に行うことが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記モータ本体は複数相の給電にて回転駆動するものであり、前記給電部材は各相に対応して設けられ、前記各相の給電部材の接続部は、前記モータ本体の軸方向に同一位置で、周方向に並んで配置されていることをその要旨とする。
この発明では、モータ本体は複数相給電であり、各相の給電部材の接続部はモータ本体の軸方向に同一位置で、周方向に並んで配置される。これにより、給電部材の接続部分での軸方向への大型化が防止され、モータ本体の短軸化並びにエンドフレームの軸方向幅を含めた制御ユニットの同方向の小型化が可能となり、モータ全体の小型化に寄与できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記モータ本体にはロータの回転位置を検出するセンサが備えられており、前記センサの接続線は前記給電部材と前記モータ本体の周方向に並んで配置されていることをその要旨とする。
この発明では、センサの接続線と給電部材とはモータ本体の周方向に並んで配置されるため、モータ本体の短軸化が可能となり、モータ本体、更にはモータ全体の小型化に寄与できる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のモータにおいて、前記センサは、前記給電部材と軸方向において重なる位置に配置されていることをその要旨とする。
この発明では、モータ本体内において、センサは給電部材と軸方向において重なる位置に配置されるため、モータ本体の短軸化が可能となり、モータ本体、更にはモータ全体の小型化に寄与できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記制御ユニットは、前記モータ本体を制御する駆動制御回路がベース部材に搭載され、そのベース部材の一端面から前記接続端子が突出して構成され、前記駆動制御回路とともに前記接続端子の接続部分がカバー部材にて覆われて構成されていることをその要旨とする。
この発明では、制御ユニットは、駆動制御回路がベース部材に搭載されそのベース部材の一端面から接続端子が突出して構成され、カバー部材は、駆動制御回路とともにその接続端子の接続部分を覆うように設けられる。これにより、接続端子が突出するため、モータ本体の給電部材の接続部との位置合わせが容易となる。また、駆動制御回路とともにその接続端子の接続部分がカバー部材にて覆われるため、接続端子の接続部分の保護、シール性の確保が容易となる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のモータにおいて、前記エンドフレームには、前記モータケース側に軸方向及び径方向の2方向に開放し、前記制御ユニットの接続端子と前記モータ本体の給電部材の接続部との接続が行われる凹部が形成され、前記モータケースの径方向外側において前記凹部の軸方向開放部が前記制御ユニットのベース部材にて閉塞され、前記凹部の径方向開放部が前記カバー部材にて閉塞されるように構成されていることをその要旨とする。
この発明では、エンドフレームにはモータケース側に軸方向及び径方向の2方向に開放し、制御ユニットの接続端子とモータ本体の給電部材の接続部との接続が行われる凹部が形成される。そして、モータケースの径方向外側においてエンドフレームの凹部の軸方向開放部が制御ユニットのベース部材にて閉塞され、その凹部の径方向開放部がカバー部材にて閉塞される。これにより、ベース部材とカバー部材との2部材で凹部の開放部を効率良く閉塞することが可能となる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記制御ユニットは、前記モータ本体に対して軸方向に沿った締結手段の締結により固定されていることをその要旨とする。
この発明では、制御ユニットはモータ本体に対して軸方向に沿った締結手段の締結により固定されるため、モータ本体に制御ユニットを固定する際の締め付けを容易とすることが可能となる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータの構造を用いた電動パワーステアリング用モータである。
この発明では、モータ本体側と制御ユニット側との電気接続時に生じ得る異物がモータ本体内に残存しない構造が用いられることから、信頼性及び静粛性の向上された電動パワーステアリング用モータの提供が可能である。
本発明によれば、モータ本体側と制御ユニット側との電気接続時に生じ得る異物がモータ本体内に残存することのない構造としてロータの円滑な回転を確保し、信頼性向上及び静粛性向上に寄与できるモータ、及び当該信頼性向上及び静粛性向上に格別寄与できる電動パワーステアリング用モータを提供することができる。
(a)〜(c)は本実施形態における制御ユニット一体型モータの外観図。 制御ユニット及びモータ本体の断面図。 制御ユニットのモータ本体への取付け前の状態を示す断面図。 制御ユニットのモータ本体への取付け前の状態を示す外観図。 エンドフレームの内側を示す背面図。 給電ターミナルを支持するホルダ部材の正面図。 フラットケーブルの構成を説明するための説明図。 (a)〜(d)は給電ターミナルの他の接続態様を説明するための説明図。 エンドフレームの別構成を示す背面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示す本実施形態のモータ10は、電動パワーステアリング装置(EPS)に用いられるものであり、モータ本体10Aに制御ユニット10Bが一体に組み付けられて構成されている。
モータ本体10Aは、ブラシレスモータにて構成されている。有底円筒状のモータケース11の内周面には円環状のステータ12が固定されており、ステータ12はステータコア13にU相、V相、W相の三相の駆動コイル14u,14v,14wが装着されて構成されている。ステータ12は、制御ユニット10Bからの三相の駆動電流の供給により回転磁界を発生させ、内側に収容されるロータ15を回転させる。
ロータ15は、ロータコア16の中心部に回転軸17が嵌挿されるとともにロータコア16の外周面にマグネット18が固定されて構成されている。回転軸17の基端部は、モータケース11の底部に装着された軸受19に支持され、回転軸17の先端側は、モータケース11の開口部11aを閉塞するエンドフレーム20の中心部に装着された軸受21にて支持されている。エンドフレーム20は、モータケース11の開口部11aを閉塞すべく複数本の固定ネジ22の締結にて開口部11aに取り付けられるものである。そして、回転軸17の先端部はそのエンドフレーム20から外側に突出し、その突出した先端部にはステアリング機構側(図示略)と駆動連結するための連結部材23が装着されている。
モータケース11の開口部11a側には、ロータ15の回転位置検出を行うセンサとしてレゾルバ24が備えられている。レゾルバ24は、レゾルバステータ24aとレゾルバロータ24bとを備えている。レゾルバステータ24aはエンドフレーム20に固定され、詳しくは図5に示すように、レゾルバステータ24aを覆うように装着される取付カバー24xがエンドフレーム20への固定ネジ24yの締結にて固定されている。一方、レゾルバロータ24bは、図2に示すように回転軸17に固定され、円環状をなすレゾルバステータ24aの内側に配置されている。
因みに、制御ユニット10Bに備えられる後述の駆動制御回路32では、レゾルバ24から出力される検出信号に基づいてロータ15の回転位置の検出を行っているが、本実施形態では、レゾルバ24を含めた組付け誤差はその駆動制御回路32での回転位置検出の補正で行われる。換言すれば、組付け誤差の吸収を電気的に行うため、レゾルバステータ24a等の組付時の位置調整が不要な構成となっている。尚、回転位置検出の補正については、レゾルバ24の出力波形とモータ本体10Aの誘起電圧波形との位相差を記憶しておき、その位相差がゼロとなるような補正が行われている。
レゾルバ24の周囲には、制御ユニット10Bからステータ12の各相の駆動コイル14u,14v,14wへの給電を行うための各相の給電ターミナル26u,26v,26wを支持する図6(エンドフレーム20側からモータケース11側に視た図)に示すようなホルダ部材25がステータ12への装着等にて支持されている。ホルダ部材25は、レゾルバ24を内側に配置可能とする略円環状の環状部25bと、該環状部25bの周方向一部から径方向外側に延出されモータケース11の開口部11aとエンドフレーム20との間から外部に露出される突出部25aを有し、その両者間を跨るようにして各相の給電ターミナル26u,26v,26wが支持されている。
各相の給電ターミナル26u,26v,26wは、略一定幅の導電性金属板が所定箇所にて屈曲されて構成されており、その幅方向がモータ本体10Aの軸線L1方向と平行となるようにホルダ部材25に対して支持されている。各相の給電ターミナル26u,26v,26wは、ホルダ部材25の環状部25b上の所定位置において結線部26u2,26v2,26w2を有し、各相の駆動コイル14u,14v,14wの端末線との結線が図られる。
また、ホルダ部材25の突出部25aにおいては、図3及び図4に示すように、各相の給電ターミナル26u,26v,26wの先端がその突出部25aの先端端面(径方向外側端面)において接続端部26u1,26v1,26w1として外部に露出されている。各相の接続端部26u1,26v1,26w1は、モータ本体10Aの径方向の直交方向及びモータ本体10Aの軸線L1方向と平行な平板状をなし、モータ本体10Aの周方向に並んで配置されている。この場合、周方向の一端からV相の接続端部26v1、U相の接続端部26u1、W相の接続端部26w1といった順に並べられ、U相の接続端部26u1とW相の接続端部26w1との間には隙間Sが設けられている。この隙間Sは、レゾルバステータ24aに一端が接続されたフラットケーブル27の他端側を、各相の接続端部26u1,26v1,26w1と周方向に並んだ状態でモータ本体10Aの外部に導出するために設けられている。
フラットケーブル27は、4本の導体線27aが1つの帯状の被覆材27bにそれぞれ平行に内装されて構成されている。フラットケーブル27は、厚さ方向に屈曲し易く、幅方向(各導体線27aの並ぶ方向)には屈曲し難い構造となっている。本実施形態では導体線27aに丸線材が用いられるが、図7に示すように被覆材27bにて被覆される部分がケーブル27の厚さ方向に潰す加工がなされて、同方向に一層屈曲し易い構造となっている。フラットケーブル27は、その幅方向が各相の接続端部26u1,26v1,26w1の並ぶ方向に沿って配置されている。
ここで、図4に示すように、フラットケーブル27の導出方向(モータ本体10Aの径方向)に沿って見た場合、レゾルバステータ24aに備えられるセンサ端子24cはモータ本体10Aの軸線L1上に位置している。フラットケーブル27は自身の構造やケーブル長を短くする等の理由から、レゾルバステータ24aとの接続部分から幅方向に屈曲しないようにU相及びW相の接続端部26u1,26w1間の隙間Sを通じて直線状に導出されるようになっている。言い換えると、このようなフラットケーブル27の導出態様となるように、各相の接続端部26u1,26v1,26w1及び隙間Sの位置の設定がなされている。また上記したように、レゾルバ24を含めた組付け誤差の吸収が電気的に行われてレゾルバステータ24aの周方向の位置調整が不要なため、同方向に屈曲し難い構造をなすフラットケーブル27の採用が好適となっている。
このように各相の接続端部26u1,26v1,26w1が露出され、フラットケーブル27が導出されるホルダ部材25の突出部25aは、モータケース11の反対側面と両側面とがエンドフレーム20の一部において径方向外側に延出される取付部20aにて覆われている。因みに、このエンドフレーム20にはホルダ部材25を収容する収容凹部20bが形成されており、該収容凹部20bはモータ本体10Aの軸線L1方向に開放され、また取付部20aにおいては接続端部26u1,26v1,26w1の露出を図るべくホルダ部材25の突出部25aの先端端面が露出するように径方向にも開放されている。そして、エンドフレーム20の取付部20aには、モータ本体10Aの回転を制御する制御ユニット10B(ベース部材31)が取り付けられる。
制御ユニット10Bは、図1〜図4の各図に示すように、モータ本体10Aの軸線L1に沿って長い略長方形状をなすベース部材31を有しており、該ベース部材31にはモータ本体10Aの駆動及び制御を行う駆動制御回路32が搭載されている。駆動制御回路32は、各種の回路部品33が回路基板34に接続されて構成され、該回路基板34に設けられるコネクタ(図示略)にてステアリングECU側との接続が図られる。そして、駆動制御回路32は、ベース部材31にかしめ等にて取り付けられるカバー部材36にて覆われる。
ベース部材31は、その長手方向一端面がエンドフレーム20の取付部20aとモータ本体10Aの軸線L1方向に対向するように配置され、該軸線L1と平行な方向からの2本の固定ネジ37の締結にてエンドフレーム20の取付部20aに取り付けられる。因みに、固定ネジ37は、ホルダ部材25の突出部25aの両側位置で螺着されている。ベース部材31の固定状態においては、該ベース部材31の一端側側面に設けた当接部31aがモータケース11の外周面に当接し、該ケース11に対しても支持されるようになっている。尚、ベース部材31の当接部31aがモータケース11の外周面に必ずしも当接せず、ベース部材31がモータケース11に支持されないものであってもよい。
ベース部材31の一端面からは、U相、V相、W相の各相の接続端子38u,38v,38wが該ベース部材31の長手方向、即ちモータ本体10Aの軸線L1方向と平行に突出し、モータ本体10A側の各相の給電ターミナル26u,26v,26wの接続端部26u1,26v1,26w1に対応するように並んで設けられている(図4参照)。これら各相の接続端子38u,38v,38wは、駆動制御回路32(回路基板34)と電気的に接続されている。各相の接続端子38u,38v,38wは、制御ユニット10B(ベース部材31)のエンドフレーム20への取付け状態において、各相の給電ターミナル26u,26v,26wの接続端部26u1,26v1,26w1上に径方向に重なるように配置される。そして、各相の接続端子38u,38v,38wと接続端部26u1,26v1,26w1とは、径方向に挿通される締結ネジ39のホルダ部材25への螺着、この場合、突出部25aの先端部に内装されたナット40に対して螺着されることにより、相互が圧接状態で接続される。また、モータ本体10Aから導出されたフラットケーブル27の他端側はコネクタ27cとして構成されており、ベース部材31に保持され駆動制御回路32(回路基板34)と電気的に接続されたコネクタ41との嵌着にて、その相互間が接続される。これにより、駆動制御回路32は、各相の給電ターミナル26u,26v,26wを介して各相の駆動コイル14u,14v,14wと電気的に接続され、またフラットケーブル27を介してレゾルバステータ24aと電気的に接続される。
次に、制御ユニット10Bのモータ本体10Aへの組立て手順について説明する。組み立てられた状態のモータ本体10Aのエンドフレーム20の取付部20aに対し、制御ユニット10B側は駆動制御回路32を搭載した状態のベース部材31が軸線L1方向に沿った固定ネジ37の螺着にて固定され、取付部20aにおける収容凹部20bの軸方向開放部がベース部材31にて閉塞される。取付部20aへのベース部材31の固定状態では、モータ本体10Aの各相の給電ターミナル26u,26v,26wの接続端部26u1,26v1,26w1上に重なるように制御ユニット10B側の各相の接続端子38u,38v,38wが配置される。
次いで、径方向に重ねて配置された各相の接続端子38u,38v,38wと接続端部26u1,26v1,26w1とは、同じく径方向に挿通される締結ネジ39の締結にて相互に電気的に接続される。また、モータ本体10Aから導出されたフラットケーブル27は、駆動制御回路32の回路基板34に対して相互のコネクタ27c,41の嵌合により接続される。尚、制御ユニット10Bの固定ネジ37による固定、接続端子38u,38v,38wと接続端部26u1,26v1,26w1との接続、及びフラットケーブル27の接続の順は適宜変更してもよい。そして、ベース部材31にカバー部材36が取り付けられて駆動制御回路32が覆われるとともに、接続端子38u,38v,38wが位置する取付部20aの収容凹部20bの径方向開放部が覆われ、制御ユニット一体型のEPS用のモータ10が組み立てられている。
そして、駆動制御回路32の回路部品33の動作で生成した三相の駆動電流が各相の接続端子38u,38v,38wから給電ターミナル26u,26v,26wの接続端部26u1,26v1,26w1を介してステータ12の各相の駆動コイル14u,14v,14wに供給され、該ステータ12にて回転磁界が生じる。ロータ15はステータ12の回転磁界を受けて回転し、回転軸17の先端の連結部材23を介してステアリング操作のアシストを行うべくステアリング機構側にその駆動力が伝達される。また、ロータ15の回転とともにレゾルバロータ24bも回転し、レゾルバステータ24aからはロータ15の回転位置に応じた検出信号が生成され、該検出信号はフラットケーブル27を介して駆動制御回路32に出力される。そして、駆動制御回路32は、レゾルバステータ24aからの検出信号の入力に基づいてロータ15の回転位置を把握し、ステアリングECUからの指令とともにその時々に適切な駆動電流の生成を行い、モータ本体10Aの回転制御が行われるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)モータ本体10Aは、給電ターミナル26u,26v,26wの接続端部26u1,26v1,26w1がモータケース11の径方向外側で外部に露出する構成とされ、モータ本体10Aのエンドフレーム20に設けた取付部20aへの制御ユニット10Bの固定とともに該制御ユニット10Bの接続端子38u,38v,38wと先の接続端部26u1,26v1,26w1とが接触可能に配置される。そして、締結ネジ39の締結により、制御ユニット10B側の接続端子38u,38v,38wとモータ本体10A側の接続端部26u1,26v1,26w1との電気的接続がモータケース11の径方向外側にて行われる。これにより、制御ユニット10B側の接続端子38u,38v,38wとモータ本体10A側の接続端部26u1,26v1,26w1との締結ネジ39を用いる接続が、既に組み上がった状態のモータ本体10Aのケース11の径方向外側で行われるため、締結ネジ39の締結時に生じ得る異物がモータ本体10A内に残存することを防止することができる。つまり、モータ本体10A内の回転部分にその異物が入り込んでロータ15の円滑な回転が阻害されることで生じる振動・騒音等の発生を未然に防止でき、信頼性及び静粛性の向上に寄与することができる。また、締結による接続作業を容易に行うことにも寄与する。
(2)エンドフレーム20にはモータケース11側に軸方向及び径方向の2方向に開放した収容凹部20bが形成され、該凹部20b内にて締結による接続が行われる。これにより、接続部分がエンドフレーム20の凹部20b内に収容されるため、モータ本体10Aの短軸化並びにエンドフレーム20の軸方向幅を含めた制御ユニット10Bの同方向の小型化(制御ユニット10Bのエンドフレーム20から軸方向に突出する突出量の抑制)が可能となり、モータ10全体の小型化に寄与できる。これらの小型化により、本実施形態のモータ10のように車両に搭載する場合に、モータ本体10A或いは制御ユニット10Bの軸方向スペースに別部品の配置が可能となり、モータ本体10A或いは制御ユニット10Bの軸方向スペースを有効利用することができる。また、凹部20b内での締結による接続作業となるが、その凹部20bは軸方向及び径方向の2方向に開放した凹形状のため、作業性は良好となる。
(3)制御ユニット10B側の接続端子38u,38v,38wとモータ本体10Aの接続端部26u1,26v1,26w1とはモータ本体10Aの径方向に重ねられ、同方向に沿った締結ネジ39の締結にて相互の電気的接続が行われる。これにより、締結による接続作業が容易となり、また確実に行うことができる。
(4)モータ本体10Aは三相給電のブラシレスモータであり、各相の給電ターミナル26u,26v,26wの接続端部26u1,26v1,26w1はモータ本体10Aの軸線L1方向に同一位置で、周方向に並んで配置される。これにより、給電ターミナル26u,26v,26wの接続部分での軸方向への大型化を防止でき、このことによってもモータ本体10Aの短軸化並びにエンドフレーム20の軸方向幅を含めた制御ユニット10Bの同方向の小型化が可能となり、モータ10全体の小型化に寄与できる。
(5)レゾルバ24(レゾルバステータ24a)から延びる接続線としてのフラットケーブル27と給電ターミナル26u,26v,26wとはモータ本体10Aの周方向に並んで配置されるため、このことによってもモータ本体10Aの短軸化が可能となり、モータ本体10A、更にはモータ10全体の小型化に寄与できる。
(6)モータ本体10A内において、レゾルバ24は給電ターミナル26u,26v,26w(ホルダ部材25)と軸線L1方向において重なる位置に配置されているため、このことによってもモータ本体10Aの短軸化が可能となり、モータ本体10A、更にはモータ10全体の小型化に寄与できる。
(7)制御ユニット10Bは、駆動制御回路32がベース部材31に搭載されそのベース部材31の一端面から接続端子38u,38v,38wが突出して構成され、カバー部材36は、駆動制御回路32とともにその接続端子38u,38v,38wの接続部分を覆うように設けられる。これにより、接続端子38u,38v,38wが突出するため、モータ本体10A側の接続端部26u1,26v1,26w1との位置合わせを容易に行うことができる。また、駆動制御回路32とともにその接続端子38u,38v,38wの接続部分がカバー部材36にて覆われるため、接続端子38u,38v,38wの接続部分の保護、シール性の確保を容易に行うことができる。
(8)モータケース11の径方向外側においてエンドフレーム20の収容凹部20bの軸方向開放部が制御ユニット10Bのベース部材31にて閉塞され、その凹部20bの径方向開放部がカバー部材36にて閉塞されている。これにより、ベース部材31とカバー部材36との2部材でエンドフレーム20の収容凹部20bの開放部を効率良く閉塞することができる。
(9)制御ユニット10Bはモータ本体10Aに対して軸線L1方向に沿った固定ネジ37の締結により固定されるため、モータ本体10Aに制御ユニット10Bを固定する際の締め付けを容易とすることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・制御ユニット10B側の接続端子38u,38v,38wとモータ本体10A側の接続端部26u1,26v1,26w1との接続態様について、例えば図8に示すように適宜変更してもよい。尚、図面が煩雑になるのを防止するためにU相分だけ符号を付し、U相を中心に説明することとする。
上記実施形態では、モータ本体10A側の接続端部26u1の径方向外側に制御ユニット10B側の接続端子38uを重ねていたが、図8(a)のように接続端部26u1の径方向内側に接続端子38uが重なるようにし、径方向外側からの締結ネジ39による締結にて相互の電気的接続を図るようにしてもよい。
上記実施形態では、ホルダ部材25に内装したナット40に締結ネジ39を締結するようにしたが、図8(b)のようにモータ本体10A側の接続端部26u1にバーリング曲げ加工を施すとともにその内周面にネジ山を形成してナット部26xを一体に形成し、ナット40を省略してもよい。この場合、モータ本体10A側の接続端部26u1の径方向外側に制御ユニット10B側の接続端子38uが重ねられ、径方向外側から締結ネジ39が接続端子38uを介して接続端部26u1のナット部26xに対して締結される。
上記実施形態では、締結ネジ39を締結するためのナット40をホルダ部材25に内装したが、図8(c)のように制御ユニット10B側のベース部材31に接続端子38uと隣接してナット40を内装してもよい。この場合、例えばモータ本体10A側の接続端部26u1の径方向内側に制御ユニット10B側の接続端子38uが重ねられ、更にその内側にナット40が位置するようにし、径方向外側から締結ネジ39が接続端部26u1及び接続端子38uを介してベース部材31のナット40に対して締結される。
上記実施形態では、モータ本体10A側の接続端部26u1と制御ユニット10B側の接続端子38uとを径方向に重ね、径方向から締結ネジ39の締結を行ったが、図8(d)のようにモータ本体10A側の接続端部26u1と制御ユニット10B側の接続端子38uとを軸方向に重ね、軸方向から締結ネジ39の締結を行うようにしてもよい。
また上記では、締結手段に締結ネジ39及びナット40(ナット部26x)を用いたが、これ以外の締結手段を用いてその電気的接続を行うようにしてもよい。
・エンドフレーム20に設けた取付部20a(収容凹部20b)の形状を適宜変更してもよい。
上記実施形態では、エンドフレーム20の収容凹部20bが取付部20aにおいて軸方向及び径方向の2方向に開放する凹形状をなしていたが、例えば図9のように取付部20aにおいて、両側に分かれた一対の取付ブロック20cを径方向外側端部において連結壁20dにて連結し、収容凹部20bを軸方向に開放するとともに径方向においても一部が開放(貫通孔20eによる開放)する凹形状に変更してもよい。このようにすれば、取付部20aの剛性が高くなるため、これに固定される制御ユニット10Bの安定性が向上する。尚、同図9の態様では、連結壁20dには径方向に貫通する貫通孔20eが形成されており、径方向外側から収容凹部20b内での締結ネジ39による締結を可能とすべく、貫通孔20eは締結ネジ39の挿通及びネジ39の締結のための工具が挿入可能に構成されている。
・駆動制御回路32とともに接続端子38u,38v,38wの接続部分を1つのカバー部材36にて覆うようにしたが、駆動制御回路32と接続端子38u,38v,38wの接続部分とをそれぞれ個別に設けたカバー部材にて覆うようにしてもよい。
・制御ユニット10Bをモータ本体10Aに対して軸線L1方向に沿った固定ネジ37の締結により固定したが、径方向に締結する等、締結方向を適宜変更してもよい。
・給電ターミナル26u,26v,26wの接続端部26u1,26v1,26w1間に隙間Sを設定し、その隙間Sを通じてレゾルバ24から延びるフラットケーブル27をモータ本体10Aの外部に導出したが、例えば接続端部26u1,26v1,26w1を周方向に連続させてもよい。この場合、フラットケーブル27を接続端部26u1,26v1,26w1と周方向に並べたり、また軸方向に並べてもよい。また、接続端部26u1,26v1,26w1も周方向のみならず、その他の方向に並べて配置してもよい。
・図4等にて示す給電ターミナル26u,26v,26wの接続端部26u1,26v1,26w1の周方向の並び順は一例であり、これを適宜変更してもよい。この並び順に応じて制御ユニット10B側の接続端子38u,38v,38wの並び順も変更する。
・レゾルバ24と駆動制御回路32との間を繋ぐ信号線としてフラットケーブル27を用いたが、その他の信号線、例えばリード線やターミナル等を用いてもよい。
・モータ本体10Aはブラシレスモータであったが、その他の構成のモータであってもよい。
・電動パワーステアリング装置(EPS)用のモータ10に適用したが、その他の用途に用いるモータに適用してもよい。
10…モータ、10A…モータ本体、10B…制御ユニット、11…モータケース、11a…開口部、12…ステータ、14u,14v,14w…駆動コイル、15…ロータ、20…エンドフレーム、20a…取付部、20b…収容凹部(凹部)、24…レゾルバ(センサ)、26u,26v,26w…給電ターミナル(給電部材)、26u1,26v1,26w1…接続端部(接続部)、26x…ナット部(締結手段)、27…フラットケーブル(接続線)、31…ベース部材、32…駆動制御回路、36…カバー部材、37…固定ネジ(締結手段)、38u,38v,38w…接続端子、39…締結ネジ(締結手段)、40…ナット(締結手段)、L1…軸線。

Claims (10)

  1. モータ本体にその回転制御を行う制御ユニットが一体に組み付けられ、該ユニット内の駆動制御回路とモータ本体とが電気的に接続されて構成されるモータであって、
    前記モータ本体は、駆動コイルを有するステータを内装した筒状のモータケースの開口部をエンドフレームにて閉塞し、該エンドフレームに設けられる前記制御ユニットの取付部において前記駆動コイルへの給電を行う給電部材の接続部を前記モータケースの径方向外側で露出するように構成され、前記制御ユニットは、前記モータ本体への給電を行うべく前記駆動制御回路と電気的に接続された接続端子を有し、
    前記モータ本体のエンドフレームに設けた取付部への前記制御ユニットの固定とともに該制御ユニットの接続端子と前記モータ本体の給電部材の接続部とが接触可能に配置され、締結手段の締結による前記接続端子と前記給電部材の接続部との電気的接続が前記モータケースの径方向外側にて行われていることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記エンドフレームには、前記モータケース側に軸方向及び径方向の2方向に開放した凹部が形成され、
    前記制御ユニットの接続端子と前記モータ本体の給電部材の接続部との接続が前記モータケースの径方向外側の前記凹部内で行われていることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のモータにおいて、
    前記制御ユニットの接続端子と前記モータ本体の給電部材の接続部とは前記モータ本体の径方向に重ねられ、前記締結手段の前記モータ本体の径方向に沿った締結にて相互の電気的接続が行われていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記モータ本体は複数相の給電にて回転駆動するものであり、前記給電部材は各相に対応して設けられ、
    前記各相の給電部材の接続部は、前記モータ本体の軸方向に同一位置で、周方向に並んで配置されていることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記モータ本体にはロータの回転位置を検出するセンサが備えられており、前記センサの接続線は前記給電部材と前記モータ本体の周方向に並んで配置されていることを特徴とするモータ。
  6. 請求項5に記載のモータにおいて、
    前記センサは、前記給電部材と軸方向において重なる位置に配置されていることを特徴とするモータ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記制御ユニットは、前記モータ本体を制御する駆動制御回路がベース部材に搭載され、そのベース部材の一端面から前記接続端子が突出して構成され、前記駆動制御回路とともに前記接続端子の接続部分がカバー部材にて覆われて構成されていることを特徴とするモータ。
  8. 請求項7に記載のモータにおいて、
    前記エンドフレームには、前記モータケース側に軸方向及び径方向の2方向に開放し、前記制御ユニットの接続端子と前記モータ本体の給電部材の接続部との接続が行われる凹部が形成され、
    前記モータケースの径方向外側において前記凹部の軸方向開放部が前記制御ユニットのベース部材にて閉塞され、前記凹部の径方向開放部が前記カバー部材にて閉塞されるように構成されていることを特徴とするモータ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記制御ユニットは、前記モータ本体に対して軸方向に沿った締結手段の締結により固定されていることを特徴とするモータ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータの構造を用いたことを特徴とする電動パワーステアリング用モータ。
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