JP2012186065A - Circuit breaker - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、配線用遮断器や漏電遮断器などの回路遮断器に関し、詳しくは開閉機構部における動作の信頼性向上に関するものである。 The present invention relates to a circuit breaker such as a circuit breaker for wiring or an earth leakage breaker, and more particularly to an improvement in operation reliability in an opening / closing mechanism.
一般的な回路遮断器においては、接点閉状態(以下オン状態)で、過負荷電流や短絡電流が回路遮断器に流れるか、または、漏電電流を検知すると開閉接点を開くトリップ動作を行い、通電電流を遮断してトリップ状態となる。このトリップ状態から、再度、遮断動作を行なわせるためには、開閉機構部を構成するラッチにレバーを係合させるリセット動作を行なう必要がある。このリセット動作において、ラッチとレバーとの係合を安定的に行なわせるためにレバーをラッチに常に接触させている(例えば、特許文献1参照。)。
また、遮断時に発生するアークにより消弧室内に生じた溶融物がトリップバーや復帰ばねに付着するのを防止するため、金属溶融物を遮蔽する金属製の保護カバーを設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
In general circuit breakers, when the contact is closed (hereinafter referred to as ON state), overload current or short-circuit current flows to the circuit breaker, or when a leakage current is detected, a trip operation is performed to open the switching contact. The current is cut off and a trip state occurs. In order to perform the shut-off operation again from this trip state, it is necessary to perform a reset operation for engaging the lever with the latch that constitutes the opening / closing mechanism. In this reset operation, the lever is always in contact with the latch in order to stably engage the latch and the lever (see, for example, Patent Document 1).
In addition, in order to prevent the melt generated in the arc extinguishing chamber from adhering to the trip bar and the return spring due to the arc generated at the time of interruption, it is known to have a metal protective cover for shielding the metal melt. (For example, refer to Patent Document 2).
上記のように従来の回路遮断器においては、遮断時の溶融物やほこりなど開閉機構の動作を阻害する阻害物がラッチのレバー摺動面に付着している状態でリセット動作を行なうとレバーによって阻害物がかき集められ、レバーとラッチの係合部に阻害物が挟まる。これにより、トリップ動作時には、ラッチとレバーの係合を引きはずすための必要荷重が重くなり、トリップ不能を引き起こす可能性がある。また、リセット動作時には、ハンドルのリセット完了位置が安定しなくなりリセット動作ができなくなって接点開閉不能を引き起こす可能性がある。
また、安定したリセット動作を実現するためには、ラッチとレバーの係合代を拡げる必要があり、ラッチとレバーとの摺動面積が大きくなる。しかし、この摺動面積を拡げるとリセット動作の際にラッチに付着したより多くの阻害物がかき集められてしまうという問題も生じる。
また、別部品として保護カバーを追加する方法は、回路遮断器の低コスト化・小型化が進むなかで、部品コスト及び組立コストの低減と内部部品のためのスペースの確保などの課題を同時に満足することは困難であった。
As described above, in the conventional circuit breaker, if the obstruction obstructing the operation of the opening / closing mechanism such as melt or dust at the time of breaking is attached to the lever sliding surface of the latch, The obstruction is collected and the obstruction is caught between the lever and the latch. Thereby, at the time of trip operation, the necessary load for releasing the engagement between the latch and the lever becomes heavy, which may cause inability to trip. Further, at the time of the reset operation, the reset completion position of the handle becomes unstable and the reset operation cannot be performed, which may cause the contact opening / closing failure.
Further, in order to realize a stable reset operation, it is necessary to increase the engagement margin between the latch and the lever, and the sliding area between the latch and the lever is increased. However, if this sliding area is increased, there also arises a problem that more obstacles attached to the latch are collected during the reset operation.
In addition, the method of adding a protective cover as a separate part satisfies the issues such as reduction of part cost and assembly cost and securing space for internal parts as circuit breakers are being reduced in cost and size. It was difficult to do.
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、開閉機構部における開閉動作の信頼性を向上することができる回路遮断器を得るものである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides a circuit breaker that can improve the reliability of an opening / closing operation in an opening / closing mechanism.
この発明による回路遮断器は、可動接点を有する可動接触子と、可動接点と接離する固定接点と、可動接触子を保持し、回転自由に軸支されたクロスバーと、このクロスバーを駆動する下リンクと、トリップ時に該回路遮断器の筐体に固定されたフレームの軸受け部に軸支されて回動するレバーと、このレバーに軸支されるとともに下リンクにスプリングピンを介して結合され、下リンクとともにトグルリンクを構成する上リンクと、スプリングピンに従動側を結合されたメインバネと、このメインバネの駆動側と結合され、フレームに回動自由に軸支されたハンドルアームと、リセット時にレバーが摺動し、レバーを係止するラッチとを備え、該ラッチは、レバーが摺動する摺動面に凹部を有するものである。 A circuit breaker according to the present invention includes a movable contact having a movable contact, a fixed contact that contacts and separates from the movable contact, a cross bar that holds the movable contact and is rotatably supported, and drives the cross bar. A lower link that rotates, a lever that is pivotally supported by a bearing portion of a frame fixed to the casing of the circuit breaker during a trip, and a pivot that is pivotally supported by the lever and coupled to the lower link via a spring pin An upper link that forms a toggle link with the lower link, a main spring coupled to the driven side of the spring pin, a handle arm coupled to the drive side of the main spring, and pivotally supported by the frame, and a reset The lever sometimes slides and has a latch for locking the lever, and the latch has a recess on a sliding surface on which the lever slides.
この発明によれば、ラッチの摺動面に凹部を設けたので、開閉機構部のリセット動作時にレバーによりかき集められた動作阻害物が凹部に排出され、開閉機構部における動作の信頼性が向上する。 According to the present invention, since the recess is provided on the sliding surface of the latch, the operation obstruction collected by the lever at the time of the reset operation of the opening / closing mechanism is discharged to the recess, and the operation reliability in the opening / closing mechanism is improved. .
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における回路遮断器のトリップ状態を示す斜視図、図2はトリップ状態を示す側面断面図、図3はオフ状態を示す側面断面図、図4はオン状態を示す側面断面図、図5はオン状態の開閉機構部、可動接触子及びクロスバーを抜き出して示す要部斜視図、図6はラッチを示す斜視図、図7は同じくラッチを示す側面図、図8はラッチとレバーのリセット動作を説明する説明図である。
Embodiment 1 FIG.
1 is a perspective view showing a trip state of a circuit breaker according to Embodiment 1 of the present invention, FIG. 2 is a side sectional view showing a trip state, FIG. 3 is a side sectional view showing an off state, and FIG. 4 is an on state. FIG. 5 is a perspective view of the main part extracted from the opening / closing mechanism, the movable contactor, and the crossbar, FIG. 6 is a perspective view of the latch, and FIG. 7 is a side view of the latch. 8 is an explanatory diagram for explaining the reset operation of the latch and the lever.
図1において、回路遮断器100は、絶縁材料で形成されたベース11とカバー12とからなる筐体10を用いて構成される。ベース11上には、三相の各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cが互いに並列に配置され、中央の回路遮断ユニット20Bの上部には、開閉機構部40が配置される。ベース11は、一対の外壁11A、11Bと、一対の仕切壁11C、11Dを有する。外壁11Aと仕切壁11Cとの間には回路遮断ユニット20Aが配置され、仕切壁11C、11Dの間には回路遮断ユニット20Bが配置され、仕切壁11Dと外壁11Bとの間には回路遮断ユニット20Cが配置される。カバー12は、ベース11上の各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cと、開閉機構部40を覆い、開閉機構部40の操作ハンドル41はカバー12から突出する。なお、図1では、カバー12は、回路遮断ユニット20A、20Bを覆う部分を切り欠いて、それらの内部を図示している。
In FIG. 1, a
各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cは、互いに同じに構成され、その具体的な構成は、図2、図3、図4に示される。図2、図3、図4は、中央の回路遮断ユニット20Bを示すが、他の回路遮断ユニット20A、20Cも同じに構成される。
The
各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cは、ベース11に設けられた電源側端子24と、電源側端子24より延設された固定接点21と、この固定接点21と接離する可動接点22と、この可動接点22が一端に設けられ、クロスバー30により回動自由に保持される可動接触子23と、この可動接触子23と接続された過電流引き外し装置33と、過電流引き外し装置33に接続され、ベース11に設けられた負荷側端子25とを有する。可動接点22が固定接点21に接触すれば、端子24、25間の電気回路がオンとなり、可動接点22が固定接点21から開離すれば、端子24、25間の電気回路がオフとなる。
The
図2、図3、図4に示すように、クロスバー30は、ベース11の底部に配置され、図2、図3、図4の紙面と直交するように延長される。このクロスバー30は、開閉機構部40によりその軸心を中心として回動され、各相の回路遮断ユニット20A、20B、20Cにおける各可動接触子23が取り付けられる。クロスバー30がその軸心を中心として回動したときに、各相の各可動接触子23が同時に回動され、この可動接触子23の回動により、可動接点22が固定接点21に接離する。
As shown in FIGS. 2, 3, and 4, the
図2、図3、図4に加え、図5に示すように、開閉機構部40は、ベース11に固定され、相対向する一対のフレーム板によって形成されるフレーム43と、このフレーム43に回動軸心点Pにより回動自由に軸支された略U字型のハンドルアーム42(図5には図示せず。図2、3、4に図示。)と、このハンドルアーム42に固着され、手動で操作される操作ハンドル41(図5には図示せず。図2、3、4に図示。)によって、ユニット化されている。その内部は、過電流引き外し装置33のラッチ34に係止され、回動軸44aによってフレーム43のフレーム軸受部43aに軸支されるレバー44と、このレバー44にリンク支持軸Qにより軸支される上リンク45と、この上リンク45とスプリングピン47を介して係合されることでトグルリンクを構成する下リンク46(図5には図示せず。図2、3、4に図示。)と、従動側48bがスプリングピン47に、駆動側48aがハンドルアーム42に、それぞれ張架された一対のメインバネ48とで構成されている。
As shown in FIG. 5 in addition to FIGS. 2, 3, and 4, the opening /
そして、図2、図3、図4に示すように、上リンク45は、その上端がレバー44のリンク支持軸Qに回動可能に支持されており、下リンク46は、その下端がクロスバー30に回動可能に連結されている。操作ハンドル41は、カバー12からその上部に突出し、手動操作により、回動軸心点Pを中心として回動される。この操作ハンドル41の回動により、ハンドルアーム42も、操作ハンドル41とともに、回動中心点Pを中心として回動される。ハンドルアーム42は、図2に示すトリップ状態において中間位置となり、図3に示すオフ状態において左傾斜位置となり、図4に示すオン状態において右傾斜位置となる。
2, 3, and 4, the
図6、図7に示すように、ラッチ34は、単一の金属板から形成され、ハンドルアーム42の各側板の内面側に配置される。レバー44の先端部44bが摺動するラッチ34の摺動面34bには、溶融物やほこりなどの阻害物を除去するため、第1の溝34a1と第2の溝34a2が形成されている。レバー44の先端部44b(図8に図示)が摺動面34bを摺動する時に、第1、第2の溝34a1、34a2にレバー44が嵌って、滑らかな摺動を妨げないように、第1、第2の溝34a1、34a2は、レバー44の摺動方向に対して垂直な方向に互い違いに設けられている。換言すると摺動面34bは、この摺動面34bをレバー44が摺動する摺動方向に見たとき少なくとも1箇所の溝と、この溝から摺動方向に対し垂直な方向に摺動面34bを見たときラッチ34が摺動する際に接触する第1の接触部34a11と第2の接触部34a21を有している。なお、請求項で述べている「凹部」は、第1、第2の溝34a1、34a2である。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
次に回路遮断器100のオン、オフ及びトリップの各動作について説明する。
図3に示すようにオフ状態では、可動接点22が固定接点21から開離し、固定接点21と可動接点22は開離状態にある。このオフ状態では、ハンドルアーム42は左傾斜位置にあり、下リンク46は横向き状態にある。この図3に示すオフ状態において、操作ハンドル41が時計回り方向に操作されると、この操作ハンドル41とともにハンドルアーム42が、回動中心点Pを中心として、時計回り方向に回動し、ハンドルアーム42は、図4に示す右傾斜位置まで回動する。このハンドルアーム42の回動により、メインバネ48の駆動側48aが、ハンドルアーム42の回動中心点Pを中心として、時計回り方向に移動する。このメインバネ48の駆動側48aの移動により、メインバネ48の荷重方向が変化し、スプリングピン47が、図3に示す位置からその右方向に移動する。このスプリングピン47の移動により、図4に示すように、下リンク46が起立状態となり、クロスバー30が時計回り方向に回動して、可動接触子23の可動接点22が、固定接点21に接触し、オン状態となる。
Next, on, off and trip operations of the
As shown in FIG. 3, in the off state, the
図4に示すオン状態において、操作ハンドル41が反時計回り方向に操作されると、この操作ハンドル41とともにハンドルアーム42が、回動中心点Pを中心として、反時計回り方向に回動し、ハンドルアーム42は、図3に示す左傾斜位置まで回動する。このハンドルアーム42の回動により、メインバネ48の駆動側48aが、ハンドルアーム42の回動中心点Pを中心として、反時計回り方向に移動する。このメインバネ48の駆動側48aの移動により、メインバネ48の荷重方向が変化し、スプリングピン47が、図4に示す位置から左方向へ移動する。このスプリングピン47の移動により、図3に示すように、下リンク46が横向き状態に戻り、クロスバー30が反時計回り方向に回動して、可動接触子23上の可動接点22が、固定接点21から開離し、オフ状態となる。
In the on state shown in FIG. 4, when the operation handle 41 is operated in the counterclockwise direction, the
図4に示すオン状態において、過電流引き外し装置33が動作し、過電流引き外し装置33がトリップバー35を押し込み回動させると、トリップバー35によるラッチ34の係止が外れる。これによりラッチ34が回動自由となり、このラッチ34とレバー44との係合が外れる。レバー44は、メインバネ48により常時時計回り方向に付勢されているので、ラッチ34との係合が外れることにより、時計回り方向に回動する。このレバー44の回動により、ハンドルアーム42は、回動中心点Pを中心として、図4に示す右傾斜位置から図2に示す中間位置まで回動する。このハンドルアーム42の回動により、メインバネ48の駆動側48aが、スプリングピン47よりも右側まで相対的に移動し、スプリングピン47に上方向の力が働き始める。このスプリングピン47の上方向への移動により、クロスバー30が上方向に持ち上がり、下リンク46が図2に示す中間起立状態となり、可動接触子23の可動接点22が、固定接点21から開離し、図2に示すトリップ状態となる。
In the ON state shown in FIG. 4, when the
次に回路遮断器100のリセット動作について説明する。
図2及び図8(a)に示すトリップ状態において、操作ハンドル41が反時計回り方向に操作されると、この操作ハンドル41とともにハンドルアーム42が、回動中心点Pを中心として、反時計回り方向に回動し、ハンドルアーム42は、図3及び図8(b)に示すオフ状態の左傾斜位置まで回動する。このハンドルアーム42の回動により、メインバネ48の駆動側48aが、ハンドルアーム42の回動中心点Pを中心として、反時計回り方向に移動する。
Next, the reset operation of the
In the trip state shown in FIGS. 2 and 8A, when the operation handle 41 is operated in the counterclockwise direction, the
図8に示すように、このメインバネ48の駆動側48aの移動と共に、レバー44の先端部44bは、ラッチ34の摺動面34bを矢印Aの方向(図8(a)に図示)に摺動しながら、メインバネ48の付勢力Fに抗して回動軸44aを中心として反時計回り方向に回動し、ラッチ34の係止部34cに係止される。レバー44の先端部44bがラッチ34の摺動面34bを摺動する際に、先端部44bにより溶融物やほこりなどの阻害物がかき集められ、先端部44bがラッチ34に設けられた第1の溝34a1を通過するときに阻害物は第1の溝34a1に排出される。
As shown in FIG. 8, as the
しかし、第1の接触部34a11を通過した阻害物は、第1の溝34a1に排出されないので、その後、先端部44bが第2の溝34a2を通過するときに第2の溝34a2に排出される。 However, since the obstacle that has passed through the first contact portion 34a11 is not discharged into the first groove 34a1, the tip portion 44b is subsequently discharged into the second groove 34a2 when passing through the second groove 34a2. .
本実施の形態によれば、レバー44が摺動するラッチ34の摺動面34bに第1、第2の溝34a1、34a2を設けたので、摺動面34bに付着する溶融物やほこりなどの阻害物は、リセット動作におけるレバー44の摺動時に第1、第2の溝34a1、34a2へ排出され、開閉機構部40における動作の信頼性が向上する。
According to the present embodiment, since the first and second grooves 34a1 and 34a2 are provided on the sliding
またラッチ34の摺動面34bに第1、第2の接触部34a11、34a21が設けられているので、レバー44の先端部44bが第1、第2の溝34a1、34a2を通過するときもレバー44の摺動が滑らかとなり、リセット動作を安定化させることができる。
Further, since the first and second contact portions 34a11, 34a21 are provided on the sliding
またラッチ34が第1、第2の溝34a1、34a2を有することによって、ラッチ34とレバー44の摺動面積を拡げることができ、ラッチ34とレバー44との係合代を増やせるので、トリップ及びリセット動作を安定化させることができる。
Further, since the
なお、本実施の形態では、凹部である第1、第2の溝34a1、34a2は孔溝としたが、孔ではなく凹みでもよい。
また、可動接触子23の一端に可動接点22を有する1点切りタイプの回路遮断器の実施の形態で説明したが、可動接触子の両端に可動接点を有する2点切りタイプの回路遮断器に、本実施の形態における開閉機構部を適用できることは言うまでもなく、本実施の形態と同様の効果を奏するものである。
In the present embodiment, the first and second grooves 34a1 and 34a2 that are the recesses are hole grooves, but may be recesses instead of holes.
Further, the embodiment of the one-point cut type circuit breaker having the
実施の形態2.
図9は本発明の実施の形態2におけるラッチ341を示す斜視図、図10はラッチ341の別の実施の形態を示す斜視図である。ラッチ341は、実施の形態1におけるラッチ34に設けられた第1の溝34a1の代わりに複数の第1の孔341a1を設け、第2の溝34a2の代わりに複数の第2の孔341a2を設けたものである。複数の第1の孔341a1と複数の第2の孔341a2は、それぞれ互い違いに配置されている。
Embodiment 2. FIG.
FIG. 9 is a perspective view showing a
ラッチ341は、複数の第1の孔341a1間には、レバー44の摺動方向に対して垂直な方向に摺動面341bを見たとき、複数の第1の接触部341a11を有している。また、複数の第2の孔341a2間には、レバー44の摺動方向に対して垂直な方向に摺動面341bを見たとき、複数の第2の接触部341a21を有している。
The
複数の第1の孔341a1と複数の第2の孔341a2は、それぞれ互い違いに配置されているので、リセット動作のときレバー44がラッチ341の摺動面341bを摺動すると、まず、阻害物は第1の孔341a1に排出される。そして、第1の接触部341a11を通り第1の孔341a1に排出されなかった阻害物は、その後、第2の孔341a2に排出される。また、その他の構成については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
Since the plurality of first holes 341a1 and the plurality of second holes 341a2 are alternately arranged, when the
本実施の形態によれば、レバー44が摺動するラッチ341の摺動面341bに第1、第2の孔341a1、341a2を設けたので、摺動面34bに付着する溶融物やほこりなどの阻害物は、リセット動作におけるレバー44の摺動時に第1、第2の孔341a1、341a2へ排出され、開閉機構部40における動作の信頼性が向上する。
According to the present embodiment, since the first and second holes 341a1 and 341a2 are provided on the sliding
また、ラッチ341の摺動面341bに第1、第2の接触部341a11、341a21が設けられているので、レバー44の先端部44bが第1、第2の孔341a1、341a2を通過するときもレバー44の摺動が滑らかとなり、リセット動作を安定化させることができる。
Further, since the first and second contact portions 341a11 and 341a21 are provided on the sliding
また、第1、第2の接触部341a11、341a21が、摺動面341bの全体に設けられているので、レバー44の摺動がさらに滑らかとなり、リセット動作が安定化する。
Further, since the first and second contact portions 341a11, 341a21 are provided on the entire sliding
また、ラッチ341が第1、第2の孔341a1、341a2を有することによって、ラッチ341とレバー44の摺動面積を拡げることができ、ラッチ341とレバー44との係合代を増やせるので、トリップ及びリセット動作を安定化させることができる。
In addition, since the
なお、本実施の形態では、請求項でいう凹部として複数の第1の孔341a1と複数の第2の孔341a2の場合を示したが、図10に示すように、複数の孔341a1、341a2の代わりに三日月状の溝342aとしてもよい。この実施の形態のラッチ342でも、その摺動面342bに設けられた三日月状の溝342aからレバー44の摺動方向に対して垂直な方向に摺動面342bを見たとき、複数の接触部342a1を有している。
In the present embodiment, the case where a plurality of first holes 341a1 and a plurality of second holes 341a2 are used as the recesses in the claims is shown. However, as shown in FIG. 10, the plurality of holes 341a1, 341a2 Instead, a crescent-shaped
また、可動接触子の一端に可動接点を有する1点切りタイプの回路遮断器の例で説明したが、可動接触子の両端に可動接点を有する2点切りタイプの回路遮断器に、本実施の形態における開閉機構部を適用できることは言うまでもなく、本実施の形態と同様の効果を奏するものである。 Moreover, although the example of the one-point cut type circuit breaker having a movable contact at one end of the movable contact has been described, the present embodiment is applied to a two-point cut type circuit breaker having movable contacts at both ends of the movable contact. Needless to say, the opening / closing mechanism in the embodiment can be applied, and the same effects as in the present embodiment can be obtained.
上記説明では回路遮断器について述べたが、この種の開閉器全般について利用できることは当然であり、細かい変更がなされても発明の範囲を逸脱することにはならない。 In the above description, the circuit breaker has been described. However, it is a matter of course that this type of switch can be used in general, and even if minor changes are made, it does not depart from the scope of the invention.
21 固定接点、22 可動接点、23 可動接触子、30 クロスバー、
33 引外し装置、34 ラッチ、34a1、第1の溝、34a2 第2の溝、
34a11 第1の接触部、34a21 第2の接触部、
42 ハンドルアーム、 43 フレーム、44 レバー、
45 上リンク、46 下リンク、
47 スプリングピン、48 メインバネ、100 回路遮断器。
21 fixed contact, 22 movable contact, 23 movable contact, 30 crossbar,
33 trip device, 34 latch, 34a1, first groove, 34a2 second groove,
34a11 first contact portion, 34a21 second contact portion,
42 handle arm, 43 frame, 44 lever,
45 upper link, 46 lower link,
47 Spring pin, 48 Main spring, 100 Circuit breaker.
Claims (6)
該ラッチは、前記レバーが摺動する摺動面に凹部を有することを特徴とする回路遮断器。 A movable contact having a movable contact, a fixed contact contacting and moving away from the movable contact, a cross bar holding the movable contact and pivotally supported freely, a lower link driving the cross bar, and a trip A lever which is pivotally supported by a bearing portion of a frame fixed to the casing of the circuit breaker, and is pivotally supported by the lever and coupled to the lower link via a spring pin. Together with an upper link constituting a toggle link, a main spring coupled to the driven side of the spring pin, a handle arm coupled to the drive side of the main spring and pivotally supported by the frame, and at the time of resetting A latch that slides and locks the lever;
The circuit breaker according to claim 1, wherein the latch has a recess on a sliding surface on which the lever slides.
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