JP2012184091A - エレベータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来技術においては、例えば、種々の部品の取り付け、調整の際の作業効率の点でさらなる改善の余地がある。
【解決手段】実施形態のエレベータ制御装置は、エレベータの昇降路内の乗りかごを通常運転モード時の速度より低い第1低速度で移動させる点検運転モードで低速レベル調整モードが選択されている場合に、前記乗りかご上に設けられ前記乗りかごの操作を行うかご上操作部への所定の起動操作に応じて前記乗りかごの移動速度を前記第1低速度から当該第1低速度より低い第2低速度に切り替える制御を実行する。さらに、エレベータ制御装置は、前記かご上操作部への所定の復帰操作に応じて前記乗りかごの移動速度を前記第2低速度から前記第1低速度に切り替える制御を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態のエレベータ制御装置は、エレベータの昇降路内の乗りかごを通常運転モード時の速度より低い第1低速度で移動させる点検運転モードで低速レベル調整モードが選択されている場合に、前記乗りかご上に設けられ前記乗りかごの操作を行うかご上操作部への所定の起動操作に応じて前記乗りかごの移動速度を前記第1低速度から当該第1低速度より低い第2低速度に切り替える制御を実行する。さらに、エレベータ制御装置は、前記かご上操作部への所定の復帰操作に応じて前記乗りかごの移動速度を前記第2低速度から前記第1低速度に切り替える制御を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、エレベータ制御装置に関する。
従来、エレベータは、昇降路内を乗りかごが移動することにより、乗りかごを任意の階床に移動させるが、このようなエレベータには、乗りかごを適切に移動させるために、昇降路内に種々の手法で様々な機械部品や電気部品が据え付けられている。
ところで、従来技術においては、例えば、種々の部品の取り付け、調整の際の作業効率の点でさらなる改善の余地がある。
実施形態のエレベータ制御装置は、エレベータの昇降路内の乗りかごを通常運転モード時の速度より低い第1低速度で移動させる点検運転モードで低速レベル調整モードが選択されている場合に、前記乗りかご上に設けられ前記乗りかごの操作を行うかご上操作部への所定の起動操作に応じて前記乗りかごの移動速度を前記第1低速度から当該第1低速度より低い第2低速度に切り替える制御を実行する。さらに、エレベータ制御装置は、前記かご上操作部への所定の復帰操作に応じて前記乗りかごの移動速度を前記第2低速度から前記第1低速度に切り替える制御を実行する。
[実施形態]
図1は、実施形態に係るエレベータの概略構成例を示すブロック図、図2は、実施形態に係る制御盤の機能構成を示すブロック図、図3は、実施形態に係るエレベータにおける操作時系列の一例を示すフロー図、図4は、実施形態に係るエレベータの動作の一例を示す模式図である。
図1は、実施形態に係るエレベータの概略構成例を示すブロック図、図2は、実施形態に係る制御盤の機能構成を示すブロック図、図3は、実施形態に係るエレベータにおける操作時系列の一例を示すフロー図、図4は、実施形態に係るエレベータの動作の一例を示す模式図である。
本実施形態のエレベータ1は、図1に示すように、昇降路2を昇降可能な乗りかご3とつり合おもりとしてのカウンタウェイト4とをメインロープ5で連結したいわゆるつるべ式のエレベータである。エレベータ1は、昇降路2と、乗りかご3と、カウンタウェイト4と、メインロープ5と、昇降駆動部6と、乗り場7と、エレベータ制御装置としてのエレベータ制御盤(以下、特に断りのない限り単に「制御盤」という。)8とを備える。エレベータ1は、制御盤8によって各部の駆動が制御されて乗りかご3が昇降路2内を昇降することで、任意の目的階の乗り場7に移動することができるものである。
昇降路2は、建物の鉛直方向に沿って設けられる。昇降路2は、建物内の複数の階床に渡って設けられる。昇降駆動部6や制御盤8等は、例えば、昇降路2の上部の機械室等に設けられている。乗りかご3は、利用者が乗ったり荷物を乗せたりするための構造物である。乗りかご3は、昇降路2内に配置され、昇降路2を昇降可能である。カウンタウェイト4は、メインロープ5を介して乗りかご3に連結されて昇降路2内に配置され、乗りかご3と連動して昇降路2を昇降可能なつり合いおもりである。メインロープ5は、乗りかご3とカウンタウェイト4とを連結するものである。ここでは、メインロープ5は、昇降路2の上部に設けられた昇降駆動部6の巻上機9のシーブに掛けられて、一端に乗りかご3が接続され、他端にカウンタウェイト4が接続される。昇降駆動部6は、例えば、乗りかご3を移動させる動力を発生させる電動機(モータ)10等が駆動することでメインロープ5を電動で巻き上げる巻上機9などにより構成され、制御盤8によりその駆動が制御される。乗り場7は、乗りかご3が着床可能な各エレベータ停止階床に設けられ、利用者が乗りかご3に対して乗降したり、荷物を乗りかご3に対して積み下ろしたりするための場所である。
制御盤8は、通常の形式の双方向コモン・バスにより相互に連結されたCPU(中央演算処理装置)、所定の制御プログラム等を予め記憶しているROM(Read Only Memory)、CPUの演算結果を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、予め用意されたマップデータ、エレベータ1の仕様等の情報を記憶するバックアップRAM及び入出力ポート装置を有するマイクロコンピュータ及び駆動回路を備えている。
制御盤8は、乗りかご3の適正着床位置への着床を検出する着床検出器11や昇降路2の最上部及び最下部に設けられた終端階検出用のリミッタスイッチ12等の種々のセンサ、検出器や巻上機9の電動機10等のエレベータ1の各部と電気的に接続され、各部の動作を統括的に制御する。制御盤8は、例えば、かご操作盤13、乗り場操作盤14への利用者からの操作入力に応じて、巻上機9の駆動を制御し、乗りかご3を呼び登録に応じた指定の目的階に移動させる。
上記のように構成されるエレベータ1は、通常運転として、利用者によりかご操作盤13、乗り場操作盤14等を介してかご呼び操作が行われた場合に、かご操作盤13、乗り場操作盤14から制御盤8に呼び登録信号が入力され、制御盤8がこの呼び登録信号に応じて乗りかご3の呼び登録を行う。そして、制御盤8は、この呼び登録、種々のセンサ、検出器からの出力、乗りかご3の現在の移動方向(昇降方向)等に基づいて、乗りかご3が合理的に移動しながらそれぞれの呼びに応答するように乗りかご3の着床順序を定め、昇降駆動部6の巻上機9を駆動制御し、乗りかご3を目的の階床へと移動させる。これにより、エレベータ1は、乗りかご3が昇降路2内を鉛直方向上下に昇降移動し、任意の目的階の乗り場7に移動する。そして、エレベータ1は、乗りかご3が目的階の乗り場7に着床し、着床検出器11等により所定の着床位置に着床したことが検出されると、その後、制御盤8が乗りかご3の扉を開放する。これにより、乗り場7で待機している利用者は、乗りかご3内に乗り込むことが可能となり、また、乗りかご3内の利用者は乗り場7に降りることが可能となる。
また、このエレベータ1は、制御盤8の制御によって運転モードを切り替えて運転可能である。制御盤8は、例えば、この制御盤8、乗りかご3内、あるいは、乗りかご3上に設置されている専用スイッチ等への運転モード切り替え操作に応じて、通常運転モードと点検運転モードとに切り替えてエレベータ1を制御することができる。ここで、通常運転モードとは、エレベータ1のサービスを行う際に選択される通常の運転モードであり、乗り場呼びやかご呼びを登録し、これら呼びに対する応答として、乗りかご3を通常の運転速度で目的階床へと移動させるモードである。一方、点検運転モードとは、作業員が点検作業を行う際に選択される運転モードであり、乗り場呼びやかご呼びの受け付けを行わず、例えば、作業員が乗りかご3上に設置されているかご上操作部としてのかご上操作盤16を操作した場合に、その操作に応じて点検用低速運転にて乗りかご3を移動させるモードである。
ここで、かご上操作盤16は、乗りかご3上に設けられ乗りかご3の操作を行うかご上操作部であり、例えば、Upボタン、Downボタン、Commonボタン等の押しボタンを備えている。制御盤8は、点検運転モードの場合には、作業員が乗りかご3の上部に乗り込んだまま、かご上操作盤16のCommonボタンとUpボタンとを押下操作した場合にこれに応じて乗りかご3を低速で上昇させ、また、CommonボタンとDownボタンとを押下操作した場合にこれに応じて乗りかご3を低速で下降させることで、乗りかご3を任意の位置に移動させることができる。
ところで、このようなエレベータ1の据付、調整時において、例えば、着床検出器11、リミッタスイッチ12やこれらに用いられる遮蔽板、反射板の取り付け、調整の際には、エレベータ1の適正な運転のために、これらの部品を正確な取り付け位置に取り付ける必要がある。この場合、乗りかご3を昇降路2内で実際に適正な位置まで移動させ、この乗りかご3の適正位置にて、各センサ、検出器が乗りかご3や遮蔽板、反射板等を検出するように位置決めして設置する。このため、着床検出器11、リミッタスイッチ12等の設置作業の前提として、乗りかご3を正確に目的の適正位置まで移動させるという作業が必要になる。ここで、例えば、エレベータ1は、据付、調整時において種々のセンサ、検出器等が未だ取り付けられていない状態では、通常通りに運転できる状態ではない場合があるので、上記のような乗りかご3の適正位置への位置合わせは、典型的には、乗りかご3を通常運転モード時よりも低速で運転する点検運転モードを利用して行う。
そしてさらに、本実施形態の制御盤8は、上記のように乗りかご3を通常運転モード時の速度より低い第1低速度(例えば十数m/min程度)で移動させる点検運転モードで、作業員によって制御盤8に一体的に設けられたオンボードモニタ15等を介して低速レベル調整モードが選択されている場合に、かご上操作盤16への所定の起動操作(起動アクション)に応じて乗りかご3の移動速度を第1低速度からこの第1低速度より低い第2低速度(例えば数m/min程度)に切り替える制御を実行する。さらに、制御盤8は、点検運転モードで低速レベル調整モードが選択されている場合に、かご上操作盤16への所定の復帰操作(復帰アクション)に応じて乗りかご3の移動速度を第2低速度から第1低速度に切り替える制御を実行する。ここで、オンボードモニタ15等を介して選択される低速レベル調整モードとは、所定の起動操作に応じて乗りかご3を点検運転モード時の通常点検速度(第1低速度)より低い極低速度(第2低速度)で移動させる運転を含む運転のモードである。
ここで、かご上操作盤16への所定の起動操作とは、例えば、かご上操作盤16のCommonボタンを押下した状態でUpボタン、又は、Downボタンを短い時間(例えば、0.5秒以内の間隔)で断続的に複数回(例えば、3回程度)押す操作等である。このかご上操作盤16のUpボタン、又は、Downボタンを短い時間で断続的に複数回押す操作は、いわゆるインチング運転といわれる乗りかご3を少しずつ動かす運転を行う際の操作に相当する。このようなインチング運転の際には、押下されているUpボタン、又は、Downボタンを一旦解除して再び押しなおすまでの短い期間は、巻上機9の電動機10に所定のトルクをかけた状態を維持して、作業員による次のUpボタン、又は、Downボタンの押下操作に応じた指令にそなえて待機する。また、かご上操作盤16への所定の復帰操作とは、例えば、かご上操作盤16のUpボタン、Downボタン、及び、Commonボタンを全て解除した状態(押下していない状態)、すなわち、かご上操作盤16の放置操作を所定時間(例えば、10秒程度)継続する操作等である。
なお、かご上操作盤16への所定の起動操作及び所定の復帰操作は、上記の操作に限られない。かご上操作盤16への所定の起動操作は、例えば、かご上操作盤16の安全スイッチをOffにし、Downボタンを連続2回押下し、安全スイッチをOnにする等の一連の操作であってもよい。また、かご上操作盤16への所定の復帰操作は、例えば、かご上操作盤16の安全スイッチをOffにし、Upボタンを連続2回押下し、安全スイッチをOnにする等の一連の操作であってもよい。
制御盤8は、点検運転モードで上記低速レベル調整モードが選択されている状態で、かご上操作盤16のCommonボタンとUpボタン又はDownボタンとが長時間連続的に押下される操作がなされた場合には、第1低速度で乗りかご3を昇降させる通常点検運転を行う。一方、制御盤8は、点検運転モードで上記低速レベル調整モードが選択されている状態で、かご上操作盤16のCommonボタンを押下した状態でUpボタン、又は、Downボタンが短い時間で断続的に複数回押下される操作がなされた場合には、所定の起動操作を検出し、第1低速度より低速の第2低速度で乗りかご3を昇降させる低速レベル調整運転を行う。
これにより、制御盤8は、作業員が乗りかご3の上でかご上操作盤16を操作し、これに応じて、乗りかご3の移動速度を第1低速度とそれよりも低い第2低速度とに適宜切り替えて、乗りかご3を昇降させることで、乗りかご3を目的の適正位置の近傍まで素早く移動させた上で、目的の適正位置の近傍に達した後は極低速で乗りかご3を目的の適正位置に移動させることができる。この結果、制御盤8は、これらの操作を作業員が乗りかご3の上でかご上操作盤16を介して行うことで、乗りかご3を短時間で正確に目的の適正位置に位置合わせ(レベル調整)することができ、よって、作業効率を向上することができる。
ここで、このエレベータ1は、上述したように、据付、調整時において種々のセンサ、検出器等が未だ取り付けられていない状態では、滑らかな運転をするために必要な部品、例えば、乗りかご3の荷重を検出する荷重検出器等も未だ設置されていない場合がある。このため、制御盤8は、上記のように点検運転モードで低速レベル調整モードが選択されている状態では、あわせて簡易荷重補償運転(簡易荷重補償モード)も行う。
制御盤8は、簡易荷重補償運転として、低速レベル調整モードが選択されている場合に、乗りかご3が第1低速度で定常走行した際の電動機10へのトルク指令値を記憶部に記憶する。制御盤8は、例えば、かご上操作盤16のCommonボタンとUpボタン又はDownボタンとが一定時間連続的に押下され、乗りかご3が第1低速度で一定時間以上通常点検運転を行った場合に、このときの電動機10への供給電流値を検出し、これに応じたトルク指令値を記憶する。そして、制御盤8は、この記憶したトルク指令値を乗りかご3とカウンタウェイト4とを釣り合わせるために必要なトルクとして、釣り合いトルク指令値に設定し、以降、低速レベル調整モードが解除されるまで、この釣り合いトルク指令値に応じて電動機10を駆動する制御を実行し、これにより、簡易的な荷重補償を行う。
これにより、制御盤8は、例えば、荷重検出器等が未だ設置されていない状態であっても、乗りかご3の動き出しのときに、釣り合いトルク指令値をもとに電動機10の駆動を開始し、電動機10にてこの釣り合いトルク指令値に応じたトルクを発生させることで、いわゆる釣り落としが発生することを抑制することができる。これにより、制御盤8は、釣り落としの影響を受けずに、乗りかご3を短時間で正確に目的の適正位置に位置合わせ(レベル調整)することができ、さらに作業効率を向上することができる。
なお、この制御盤8は、複数の態様で報知可能な報知装置17を制御可能な構成であってもよく、上記の所定の起動操作の検出時、所定の復帰操作の検出時、及び、釣り合いトルク指令値の設定時に、報知装置17を制御しそれぞれ異なる態様で報知を行う制御を実行するようにしてもよい。
報知装置17は、例えば、乗りかご3上に設けられたブザー等を含んで構成される。例えば、制御盤8は、釣り合いトルク指令値の設定時に報知装置17のブザーを「ピッ」などと1回鳴動させ、所定の起動操作の検出時に報知装置17のブザーを「ピッピッ」などと2回鳴動させ、所定の復帰操作の検出時に報知装置17のブザーを「ピー」などと数秒間程度、連続で鳴動させる。
これにより、制御盤8は、所定の起動操作の検出時、所定の復帰操作の検出時、及び、釣り合いトルク指令値の設定時に、報知装置17のブザーを異なる態様で鳴動させ報知を行うことで、作業員に対して乗りかご3の動作に応じた適切な注意喚起を行うことができる。
そして、本実施形態の制御盤8は、さらに第2低速度で乗りかご3を移動する低速レベル調整運転の際に、かご上操作盤16への操作に応じて乗りかご3の移動方向が反転した場合に、反転運転制御を実行する。制御盤8は、反転運転制御として、かご上操作盤16を操作したままでも、前回のかご上操作盤16への操作が行われた際の乗りかご3の停止位置と、前々回のかご上操作盤16への操作が行われた際の乗りかご3の停止位置との中間位置で、乗りかご3を自動で停止する反転運転を行う。
例えば、制御盤8は、第2低速度で乗りかご3を昇降させる低速レベル調整運転が行われる毎に、すなわち、かご上操作盤16のCommonボタンとUpボタン又はDownボタンとが押下操作される毎に、乗りかご3の移動方向及び当該操作が解除された際の乗りかご3の停止位置を記憶部に記憶する。そして、制御盤8は、今回の乗りかご3の移動方向が前回の移動方向と異なる場合は、第2低速度で乗りかご3を反転移動させると共に、かご上操作盤16を操作したままでも前回の停止位置と前々回の停止位置との中間位置で乗りかご3を自動で停止する反転運転を行う。この場合、制御盤8は、乗りかご3を反転した後、この乗りかご3が減速制動距離分を含めてちょうど上記中間位置に停止するように速度パターンを設定して乗りかご3を正確に中間位置に停止させる。その後、制御盤8は、再びかご上操作盤16のCommonボタンとUpボタン又はDownボタンとが押下操作され、そのときの乗りかご3の移動方向が順方向(すなわち、前回と同じ方向)であれば、再び第2低速度で乗りかご3を昇降させる低速レベル調整運転を行う。この場合、制御盤8は、乗りかご3の反転運転中、乗りかご3の移動方向が反転した後、乗りかご3が中間位置に至る前に、作業員によるかご上操作盤16の操作が解除された場合、反転運転を中止し、すぐに乗りかご3を停止する。
これにより、制御盤8は、低速レベル調整運転の際に乗りかご3の移動方向が反転した場合に上記反転運転制御を実行することで、乗りかご3が目的の適正位置を通過してしまい、これに応じて、作業員が乗りかご3の移動方向を反転させる操作を行った際に、乗りかご3を目的の適正位置により近づけた位置で自動停止させることができる。この結果、制御盤8は、乗りかご3をより短時間で正確に目的の適正位置に位置合わせすることができ、作業効率をさらに向上することができる。
次に、図2を参照して、制御盤8の概略構成の一例を説明する。図2に例示する制御盤8は、オンボードモニタ操作検出器80、モード設定部81、通常点検速度設定部82、極低速速度設定部83、連続運転検出器84、釣り合いトルク簡易測定器85、低速レベル調整モードアクション検出器86、速度解除カウンタ87、点検運転速度選択器88、点検運転制御装置89等の各機能構成を備える。これらの機能構成は、例えば、制御盤8のプログラムROMなどに格納されたプログラムが演算装置(CPU)によって読み出され、制御盤8のメインメモリ上にロードされることによって実現される。なお、これらの機能構成は、必ずしも全ての機能構成を制御盤8において実現する必要はなく、複数のハードウェア上で分散して実現するようにしてもよい。
オンボードモニタ操作検出器80は、オンボードモニタ15に入力された操作を検出するものである。モード設定部81は、点検運転モードである場合に、オンボードモニタ操作検出器80が検出した作業員のオンボードモニタ操作に応じて、「簡易荷重補償モード」+「低速レベル調整モード」を設定するものである。通常点検速度設定部82は、オンボードモニタ操作検出器80が検出した作業員のオンボードモニタ操作に応じて、低速で乗りかご3を昇降させる通常点検運転における通常点検速度(第1低速度)を設定するものである。極低速速度設定部83は、オンボードモニタ操作検出器80が検出した作業員のオンボードモニタ操作に応じて、極低速で乗りかご3を昇降させる低速レベル調整運転における極低速度(第2低速度)を設定するものである。
連続運転検出器84は、モード設定部81によって「簡易荷重補償モード」が設定された場合に、かご上操作盤16のUpボタン、Downボタン及びCommonボタンの操作信号に基づいて、乗りかご3の連続運転(例えば連続3秒以上の運転)、言い換えれば、乗りかご3の第1低速度での定常走行を検出するものである。連続運転検出器84は、例えば、CommonボタンとUpボタン又はDownボタンとが一定時間連続的に押下された場合に、乗りかご3の連続運転を検出する。
釣り合いトルク簡易測定器85は、連続運転検出器84が乗りかご3の連続運転を検出した場合に、乗りかご3が連続運転(第1低速度で定常走行)した際の電動機10へのトルク指令値を記憶部に記憶し、これを簡易的な乗りかご3の釣り合いトルク指令値に設定するものである。
低速レベル調整モードアクション検出器86は、かご上操作盤16のUpボタン、Downボタン及びCommonボタンの操作信号に基づいて、低速レベル調整モードにおける所定の起動操作(起動アクション)を検出するものである。低速レベル調整モードアクション検出器86は、例えば、かご上操作盤16のCommonボタンを押下した状態でUpボタン、又は、Downボタンを短い時間(例えば、0.5秒以内の間隔)で断続的に複数回(例えば、3回程度)押す操作がなされた場合に、低速レベル調整モードにおける所定の起動操作を検出する。また、速度解除カウンタ87は、かご上操作盤16のUpボタン、Downボタン及びCommonボタンの操作信号に基づいて、かご上操作盤16のUpボタン、Downボタン、及びCommonボタンが全て解除されている状態が継続した時間である無操作継続時間を計測するものである。
点検運転速度選択器88は、モード設定部81によって「低速レベル調整モード」が設定された場合に、通常点検速度設定部82が設定した通常点検速度(第1低速度)と、極低速速度設定部83が設定した極低速度(第2低速度)と、低速レベル調整モードアクション検出器86が検出した所定の起動操作と、速度解除カウンタ87が計測した無操作継続時間とに基づいて、乗りかご3の移動速度を選択するものである。点検運転速度選択器88は、低速レベル調整モードアクション検出器86が所定の起動操作を検出した場合には、乗りかご3の移動速度を通常点検速度から通常点検速度より低い極低速度に切り替える。また、点検運転速度選択器88は、例えば、速度解除カウンタ87が計測した無操作継続時間が所定時間(例えば10秒)以上継続した場合には、所定の復帰操作(復帰アクション)を検出し、乗りかご3の移動速度を極低速度から通常点検速度に切り替える。
点検運転制御装置89は、かご上操作盤16のUpボタン、Downボタン及びCommonボタンの操作信号と、釣り合いトルク簡易測定器85が設定した釣り合いトルク指令値と、点検運転速度選択器88が選択した乗りかご3の移動速度とに基づいて、電動機10、乗りかご3を制動するブレーキ制御装置18、報知装置17等を統括的に制御し、通常点検運転、低速レベル調整運転、簡易荷重補償運転等を行うものである。また、点検運転制御装置89は、かご上操作盤16のUpボタン、Downボタン及びCommonボタンの操作信号に基づいて、ボタンが押下操作される毎に乗りかご3の移動方向及び当該操作が解除された際の乗りかご3の停止位置を記憶部に記憶し、これらに基づいて反転運転を行う。
したがって、以上の構成により、制御盤8は、第1低速度で乗りかご3を昇降させる通常点検運転、第1低速度より低い第2低速度で乗りかご3を昇降させる低速レベル調整運転、釣り合いトルク指令値に応じて簡易的な荷重補償を行う簡易荷重補償運転、かご上操作盤16を操作したままでも前回停止位置、前々回停止位置との中間位置で乗りかご3を停止する反転運転などを適宜に行うことができる。
次に、図3を参照して操作時系列の一例を説明する。
まず、作業員は、制御盤8、乗りかご3内、あるいは、乗りかご3上に設置されている専用スイッチ等への運転モード切り替え操作により点検運転モードに切り替えて、通常点検速度(第1低速度)で乗りかご3を昇降させる通常点検運転状態とする(ST1)。次に、作業員は、オンボードモニタ15等への操作により低速レベル調整モードを選択する(ST2)。
そして、作業員がかご上操作盤16のCommonボタンとUpボタン又はDownボタンとを長時間連続的に押下操作すると、制御盤8は、かご上操作盤16への操作に応じて乗りかご3を通常点検速度で移動させ、この通常点検速度で例えば3秒以上連続で運転すると(ST3)、このときの電動機10へのトルク指令値を記憶部に記憶し、これを低速レベル調整モード選択中の簡易的な乗りかご3の釣り合いトルク指令値に設定する(ST4)。このとき、制御盤8は、報知装置17のブザーを「ピッ」などと単発1回で鳴動させる。これにより、このエレベータ1では、低速レベル調整モード選択中に、釣り落としが発生することを抑制することができる。
次に、作業員がかご上操作盤16のCommonボタンを押下した状態でUpボタン、又は、Downボタンを短い時間で断続的に複数回押す操作をすると、制御盤8は、このかご上操作盤16への操作に応じて、低速レベル調整モードにおける所定の起動操作を検出し(ST5)、乗りかご3の移動速度を通常点検速度から通常点検速度より低い極低速度(第2低速度)に切り替える(ST6)。このとき、制御盤8は、報知装置17のブザーを「ピッピッ」などと2回鳴動させる。
作業員がUpボタン、Downボタンのうちの同一方向のボタンを押下操作する場合には、制御盤8は、かご上操作盤16への操作に応じて乗りかご3を極低速度で同一方向に移動させる低速レベル調整運転で連続運転し、作業員がUpボタン、Downボタンのうちの反転方向のボタンを操作した場合には(ST7)、制御盤8は、かご上操作盤16への操作に応じて乗りかご3を極低速度で反転方向に移動させると共に、低速レベル調整運転にあってかご上操作盤16を操作したままでも前回停止位置と前々回停止位置との中間位置で乗りかご3を停止する反転運転を行う(ST8)。このとき、乗りかご3の反転運転中、乗りかご3の移動方向が反転した後、乗りかご3が中間位置に至る前に、作業員がかご上操作盤16の操作を解除した場合、制御盤8は、反転運転を中止し、すぐに乗りかご3を停止する。作業員は、乗りかご3の上でかご上操作盤16を操作し、これらの操作を繰り返し行うことで、乗りかご3を目的の適正位置に移動させる。
そして、作業員がかご上操作盤16のUpボタン、Downボタン、及びCommonボタンの全ての押下操作を解除した状態で所定時間(例えば10秒)以上経過すると、制御盤8は、このかご上操作盤16への放置操作に応じて、低速レベル調整モードにおける所定の復帰操作を検出し(ST9)、乗りかご3の移動速度を極低速度から通常点検速度に切り替える(ST10)。このとき、制御盤8は、報知装置17のブザーを「ピー」などと数秒間程度、連続で鳴動させる。
次に、図4を参照して、上記のような操作時系列で操作された場合のエレベータ1の動作の一例を説明する。図4中、「○」は、Commonボタンを押した状態でUpボタンの押下操作、あるいは、押しなおし操作(押下しているボタンを一旦、解除した後、再び押しなおす操作)を表し、「●」は、Commonボタンを押した状態でDownボタンの押下操作、あるいは、押しなおし操作を表している。
点検運転モードで低速レベル調整モードが選択されている場合、乗りかご3が位置P1にあるときに、作業員がかご上操作盤16のCommonボタンを押下した状態でUpボタンを連続的に押下する操作を行うと、乗りかご3は、通常点検運転で連続運転され、通常点検速度(第1低速度)で上昇する。この間、制御盤8は、乗りかご3がこの通常点検速度で例えば3秒以上連続で上昇すると、このときの電動機10へのトルク指令値を低速レベル調整モード選択中の簡易的な釣り合いトルク指令値に設定する。
そして、乗りかご3が目的の適正位置の近傍まで上昇し、位置P2に到達した時点で作業員がかご上操作盤16のCommonボタンを押下した状態でUpボタンを短い時間で断続的に複数回押下する操作を行うと、乗りかご3は、インチング運転で断続運転される。そして、乗りかご3が位置P3を通過し、位置P4にて作業員が3回目の押下をすると、乗りかご3は、低速レベル調整運転に移行し、作業員のかご上操作盤16の操作に応じて通常点検速度よりも低い極低速度(第2低速度)で上昇する。
その後、乗りかご3が目的の適正位置を通過してしまい、これに応じて、位置P5にて作業員がかご上操作盤16のCommonボタンを押下した状態でDownボタンを押下操作すると、乗りかご3が極低速度で下降すると共に、低速レベル調整運転にあってかご上操作盤16を操作したままでも前回停止位置P5と前々回停止位置P4との中間位置P6で乗りかご3を自動で停止する反転運転を行う。
乗りかご3が中間位置P6で自動停止した後、再び作業員がかご上操作盤16のCommonボタンを押下した状態でDownボタンを押下操作すると、乗りかご3は、作業員のかご上操作盤16の操作に応じて低速レベル調整運転で極低速度で下降する。
その後、乗りかご3が再び目的の適正位置を通過してしまい、これに応じて、位置P7にて作業員がかご上操作盤16のCommonボタンを押下した状態でUpボタンを押下操作すると、乗りかご3が極低速度で上昇すると共に、低速レベル調整運転にあってかご上操作盤16を操作したままでも前回停止位置P7と前々回停止位置P6との中間位置P8で乗りかご3を自動で停止する反転運転を行う。このとき、乗りかご3が中間位置P8まで上昇する途中の目的の適正位置直前で作業員がかご上操作盤16のUpボタンを離して操作を解除した場合、乗りかご3は、反転運転を中止しすぐに停止する。この結果、作業員は、乗りかご3を目的の適正位置に位置合わせ(レベル調整)することができる。
上記のように構成される制御盤8は、エレベータ1の昇降路2内の乗りかご3を通常運転モード時の速度より低い第1低速度で移動させる点検運転モードで低速レベル調整モードが選択されている場合に、乗りかご3上に設けられ乗りかご3の操作を行うかご上操作盤16への所定の起動操作に応じて乗りかご3の移動速度を第1低速度からこの第1低速度より低い第2低速度に切り替える制御を実行すると共に、かご上操作盤16への所定の復帰操作に応じて乗りかご3の移動速度を第2低速度から第1低速度に切り替える制御を実行する。
したがって、制御盤8は、作業員が乗りかご3の上でかご上操作盤16を操作し、乗りかご3の移動速度を第1低速度とそれよりも低い第2低速度とに適宜切り替えることで、乗りかご3を短時間で正確に目的の適正位置に位置合わせすることができ、作業効率を向上することができる。この結果、制御盤8は、作業効率を向上し作業時間を短縮した上で、着床検出器11、リミッタスイッチ12やこれらに用いられる遮蔽板、反射板の取り付け精度を適正に確保することができる。
以上で説明した実施形態に係るエレベータ制御装置によれば、種々の部品の取り付け、調整の際の作業効率を向上することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 エレベータ
2 昇降路
3 乗りかご
4 カウンタウェイト
5 メインロープ
6 昇降駆動部
7 乗り場
8 制御盤(エレベータ制御装置)
9 巻上機
10 電動機
11 着床検出器
12 リミッタスイッチ
13 かご操作盤
14 乗り場操作盤
15 オンボードモニタ
16 かご上操作盤(かご上操作部)
17 報知装置
18 ブレーキ制御装置
2 昇降路
3 乗りかご
4 カウンタウェイト
5 メインロープ
6 昇降駆動部
7 乗り場
8 制御盤(エレベータ制御装置)
9 巻上機
10 電動機
11 着床検出器
12 リミッタスイッチ
13 かご操作盤
14 乗り場操作盤
15 オンボードモニタ
16 かご上操作盤(かご上操作部)
17 報知装置
18 ブレーキ制御装置
Claims (5)
- エレベータの昇降路内の乗りかごを通常運転モード時の速度より低い第1低速度で移動させる点検運転モードで低速レベル調整モードが選択されている場合に、前記乗りかご上に設けられ前記乗りかごの操作を行うかご上操作部への所定の起動操作に応じて前記乗りかごの移動速度を前記第1低速度から当該第1低速度より低い第2低速度に切り替える制御を実行すると共に、前記かご上操作部への所定の復帰操作に応じて前記乗りかごの移動速度を前記第2低速度から前記第1低速度に切り替える制御を実行することを特徴とする、
エレベータ制御装置。 - 前記乗りかごを移動させる動力を発生させる電動機を制御可能であると共に、前記低速レベル調整モードが選択されている場合に、前記乗りかごが前記第1低速度で定常走行した際の前記電動機へのトルク指令値を前記乗りかごの釣り合いトルク指令値に設定し、当該低速レベル調整モードが解除されるまで、当該釣り合いトルク指令値に応じて前記電動機を駆動する制御を実行する、
請求項1に記載のエレベータ制御装置。 - 複数の態様で報知可能な報知装置を制御可能であると共に、前記所定の起動操作の検出時、前記所定の復帰操作の検出時、及び、前記釣り合いトルク指令値の設定時に、前記報知装置を制御しそれぞれ異なる態様で報知を行う制御を実行する、
請求項2に記載のエレベータ制御装置。 - 前記第2低速度で前記乗りかごを移動する際に、前記かご上操作部への操作に応じて前記乗りかごの移動方向が反転した場合に、前記かご上操作部を操作したままでも、前回の前記かご上操作部への操作が行われた際の前記乗りかごの停止位置と、前々回の前記かご上操作部への操作が行われた際の前記乗りかごの停止位置との中間位置で、前記乗りかごを停止する反転運転の制御を実行する、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のエレベータ制御装置。 - 前記反転運転中、当該乗りかごが前記中間位置に至る前に、前記かご上操作部の操作が解除された場合、前記反転運転を中止し前記乗りかごを停止する、
請求項4に記載のエレベータ制御装置。
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