JP2012163876A - 半導体光変調器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2つのカップラー11,17とそれらを結ぶ2つのアーム導波路を備え、同一のアーム導波路上に高周波を印加して変調を行う変調電極13a,13bと直流電圧を印加して動作点を調整する位相調整電極16a,16bとを備える半導体からなるマッハツェンダー型の半導体光変調器であって、変調電極13a,13bの後に接続され2つのアーム導波路の間隔を狭くし、かつ2つのアーム導波路の伝搬距離を等しくする遅延部14a,14bと、遅延部14a,14bの後に接続され光の伝搬方向を180度変換する曲線導波路からなる折り返し部15a,15bと、折り返し部15a,15bの後に接続され光の位相調整を行う位相調整電極16a,16bとを備えた。
【選択図】図1
Description
一つは、電流注入を行うことで、注入による屈折率変化を利用して位相を調整する方法である。この場合、比較的短い位相調整電極で位相調整が可能であるが、欠点として位相調整のために電流を流すため消費電力がかかるという問題がある。また、電流注入型のデバイスであるため長期的信頼性が低くなりがちであるという問題がある。
図7に示すように、従来の直線型のMZ変調器においては、入力導波路100が入口側カップラー101に接続されており、2つのアーム導波路102a,102bに光が分岐される。その後、変調部103である変調電極103a,103bが形成された光導波路を通過し、後に位相調整電極104a,104bが形成された位相調整部104を通過する。
図8は、従来のMZ変調器においてプッシュプル駆動した際の変調アームへの駆動電圧に対する規格化した透過強度の特性を示した図である。
図8においては、縦軸は規格化した透過強度[dB]を示し、横軸はプッシュプル駆動した際の変調アームへの駆動電圧[V]を示している。また、横軸は便宜上、上側アームを負の方向に駆動した場合を図8中の左側の負の部分にプロットし、図8中の右側の正の部分に下側のアームを駆動した電圧に−1を掛けて表示している。例えば、バイアス電圧3Vの状態で横軸+2Vというのは、上側アームがバイアス電圧より2V高く−1V、下側アームが2V低く−4Vの状態の時を意味している。
なお、振幅2.5Vのドライバーを想定した場合には、長さをより短くすることができる。このため、位相調整電極104a,104bの長さを余裕を見て半分の600μmとしても駆動することができることとなる。
図9は、従来のMZ変調器において500μmの位相調整電極により片方のアームづつ駆動した際の変調アームへの駆動電圧に対する規格化した透過強度の特性を示した図である。
図9に示されるように、500μmの位相調整電極により片方のアームづつ駆動した場合、半波長電圧は−8Vにまでも及ぶ。このため、位相調整には高い電圧が必要となる。なお、実験的には、半波長電圧は−8Vでも位相調整が可能であるが、実際のデバイスとして運用する場合には用意される電源電圧の仕様により制約がある。
2つのカップラーとそれらを結ぶ2つのアーム導波路を備え、同一のアーム導波路上に高周波を印加して変調を行う変調電極と直流電圧を印加して動作点を調整する位相調整電極とを備える半導体からなるマッハツェンダー型の半導体光変調器であって、
入力導波路からの光を分岐する入力側カップラーと、
前記入力側カップラーの後に接続され2つのアーム導波路の間隔を広げるための展開部と、
前記展開部の後に接続され光の変調を行う変調電極と、
前記変調電極の後に接続され2つのアーム導波路の間隔を狭くし、かつ2つのアーム導波路の伝搬距離を等しくする遅延部と、
前記遅延部の後に接続され光の伝搬方向を180度変換する曲線導波路からなる折り返し部と、
前記折り返し部の後に接続され光の位相調整を行う位相調整電極と、
前記位相調整電極の後に接続されそれぞれの光を干渉させる出力側カップラーと、
前記出力側カップラーの後に接続され干渉させた光を出力する入力導波路が形成される面と同じ面に形成される出力導波路と
により構成される
ことを特徴とする。
2つのカップラーとそれらを結ぶ2つのアーム導波路を備え、同一のアーム導波路上に高周波を印加して変調を行う変調電極と直流電圧を印加して動作点を調整する位相調整電極とを備える半導体からなるマッハツェンダー型の半導体光変調器であって、
入力導波路からの光を分岐する入力側カップラーと、
前記入力側カップラーの後に接続され2つのアーム導波路の間隔を広げるための展開部と、
前記展開部の後に接続され光の変調を行う変調電極と、
前記変調電極の後に接続され2つのアーム導波路の間隔を狭くし、かつ2つのアーム導波路の伝搬距離を等しくする遅延部と、
前記遅延部の後に接続され光の伝搬方向を180度変換する曲線導波路からなる第1の折り返し部と、
前記第1の折り返し部の後に接続され光の位相調整を行う第1の位相調整電極と、
前記第1の位相調整電極の後に接続され光の伝搬方向を再度180度変換する曲線導波路からなる第2の折り返し部と、
前記第2の折り返し部の後に接続され光の位相調整を行う第2の位相調整電極と、
前記第2の位相調整電極の後に接続されそれぞれの光を干渉させる出力側カップラーと、
前記出力側カップラーの後に接続され干渉させた光を出力する入力導波路が形成される面と異なる面に形成される出力導波路と
により構成される
ことを特徴とする。
2つのカップラーとそれらを結ぶ2つのアーム導波路を備え、同一のアーム導波路上に高周波を印加して変調を行う変調電極と直流電圧を印加して動作点を調整する位相調整電極とを備える半導体からなるマッハツェンダー型の半導体光変調器であって、
入力導波路からの光を分岐する入力側カップラーと、
前記入力側カップラーの後に接続され2つのアーム導波路の間隔を広げるための展開部と、
前記展開部の後に接続され光の変調を行う変調電極と、
前記変調電極の後に接続され2つのアーム導波路の間隔を狭くし、かつ2つのアーム導波路の伝搬距離を等しくする遅延部と、
前記遅延部の後に接続され光の伝搬方向を180度変換する曲線導波路からなる折り返し部と、
前記折り返し部の後に接続され光の位相調整を行う位相調整電極と、
前記位相調整電極の後に接続され光の伝搬方向を再度180度変換する曲線導波路からなる第2の折り返し部と、
前記第2の折り返し部からのそれぞれの光を干渉させる出力側カップラーと、
前記出力側カップラーの後に接続され干渉させた光を出力する出力導波路と
により構成される
ことを特徴とする。
2つの第3の発明に係る半導体光変調器と、
2つの前記半導体光変調器に光を分岐する入力側カップラーと、
2つの前記半導体光変調器の前記出力導波路に接続されそれぞれの出力光間に90度の位相差を与える位相差調整部と、
前記位相差調整部の後に接続されそれぞれの光を干渉させる出力側カップラーと
により構成される
ことを特徴とする。
前記変調電極を有する2つのアーム導波路の間隔をD1とし、前記位相調整電極を有する2つのアーム導波路の間隔をD2としたとき、「D1>D2」と設定する
ことを特徴とする。
本発明に係る半導体光変調器における折り返し構造に関しては、従来周知のニオブ酸リチウム光変調器(LN変調器)等でも試みられている。しかし、LN変調器の場合は導波路の屈折率差が比較的小さく、ある程度の曲げ半径で導波路を曲げないと損失になる。このため、折り返しにはミラー構造等を採用している。
本実施例に係る半導体光変調器においては、いわゆる片側ピッグテールの湾曲導波路による折り返し部を有するマッハツェンダー型の半導体光変調器を作製する。
はじめに、本実施例に係る半導体光変調器の製造方法について説明する。
図6は、本実施例に係る半導体光変調器の製造方法を示した模式図である。
はじめに、図6(a)に示すように、半絶縁性(SI(semi−insulating))−InP基板50上に第1のn型電極層51(n+−InP)を成長し、その上に第1のn型クラッド層52(n−InP)を形成し、第1のn型クラッド層52上には、第1の中間層53(i−InGaAsP)、多重量子井戸(MQW)コア層54、第2の中間層55(i−InGaAsP)が形成されている。
図1は、本実施例に係る半導体光変調器の構成を示した模式図である。なお、図1においては、本実施例に係る半導体光変調器を上方から見た場合の概略を示している。
図1に示すように、本実施例に係る半導体光変調器1は、2つのカップラー11,17とそれらを結ぶアーム導波路を備え、同一のアーム導波路上に高周波を印加して変調を行う後述する変調電極13a,13bを有する変調部13と、直流電圧を印加して動作点を調整する位相調整電極16a,16bを有する位相調整部16とを備える半導体からなるマッハツェンダー型の半導体光変調器である。
図2は、本実施例に係る半導体光変調器における遅延部の構成を示した模式図である。
通常、入力導波路10が形成される面と同じ面に出力導波路18を形成した場合、内側に位置するアーム導波路と外側に位置するアーム導波路とで光路長が異なってしまう。
上述した半導体光変調器1の製作後に行うへき開が実施できる程度まで半絶縁性−InP基板50裏面に研磨を実施する。裏面に固定半田が接着するように金属膜を蒸着した後、各種素子にへき開を実施した後に、入力導波路10及び出力導波路18a,18bが形成された半導体光変調器1の端面に無反射コートを施した。本実施例に係る半導体光変調器1においては、入力導波路10及び出力導波路18a,18bが片方だけに形成されているため、無反射コートを施す回数を従来の2回から1回に低減することができ、工程数を削減することができる。
図3に示すように、本実施例に係る半導体光変調器1を窒化アルミからなるサブマウント19に、標準的なチップボンダーで搭載したのち加熱固定し、続いて終端抵抗、コンデンサー、サーミスタ(抵抗変化として温度検出する温度センサ)、高速信号を伝送するための配線板等の各種素子20を同じくチップボンダーで搭載し、リフローにより固定を実施した。固定されたサブマウント19上の半導体光変調器1や各種素子や配線の電極をワイヤーボンディングにより結線した後、CuWからなるマウント21にサブマウント19を再度リフロー固定した。
方端のファイバー(以下、方端ファイバー22という)と半導体光変調器1の間にレンズ23を挿入して、位置合わせを実施した後、YAGレーザを用いてレンズ23を固定した。このレンズ23も、従来は入出力に2つで必要であったが、本実施例に係る半導体光変調器1を用いることにより1つだけでよく、部材を半分で済ませることができる。また、本実施例に係る半導体光変調器1を用いることによりレンズ23を固定する作業も半分にすることができるため、実装工程の工程数を削減することができる。
本発明に係る半導体光変調器は、第1の実施例に係る半導体光変調器と作製方法は同じである。しかし、本発明に係る半導体光変調器は方端ではないファイバーに適用されるものであるため、半導体光変調器の両側に無反射コートを施し、パッケージング時も半導体光変調器の両側部にレンズを位置決めして配置する。本発明に係る半導体光変調器のその他の構成は、第1の実施例に係る半導体光変調器1と基本的に変わらない。
図4は、本実施例に係る半導体光変調器の構成を示した模式図である。なお、図4においては、本実施例に係る半導体光変調器を上方から見た場合の概略を示している。
図4に示すように、本実施例に係る半導体光変調器2は、入力導波路30からの光を分岐する入力側カップラー31と、入力側カップラー31の後に接続され2つのアーム導波路の間隔を広げるための展開部32a,32bと、展開部32a,32bの後に接続され光の変調を行う変調電極33a,33bと、変調電極33a,33bの後に接続され2つのアーム導波路の間隔を狭くし、かつ2つのアーム導波路の伝搬距離を等しくする遅延部34a,34bと、遅延部34a,34bの後に接続され光の伝搬方向を180度変換する曲線導波路からなる第1の折り返し部35a,35bと、第1の折り返し部35a,35bの後に接続され光の位相調整を行う第1の位相調整電極36a,36bと、第1の位相調整電極36a,36bの後に接続され光の伝搬方向を再度180度変換する曲線導波路からなる第2の折り返し部37a,37bと、位相調整部36の後に接続され光の位相調整を行う第2の位相調整電極36c,36dと、第2の位相調整電極36c,36dの後に接続されそれぞれの光を干渉させる出力側カップラー38と、出力側カップラー38の後に接続され干渉させた光を出力する入力導波路30が形成される面と異なる面に形成される出力導波路39a,39bとにより構成されている。
高周波による変調部33は、電気的なクロストークに配慮して2つのアーム導波路の間隔D1をある程度広く取ることとし、「D1=100μm」とした。高周波が通過する2本の変調電極33a,33bは、差動信号入力でGSSG(GND−SIGNAL−SIGNAL−GND)の電極設計をした場合には、ある程度間隔D1を縮めても問題はないが、製造は難しくなる。
本発明に係る半導体光変調器は、第1の実施例に係る半導体光変調器1と作製方法は同じである。しかし、本発明に係る半導体光変調器が適用されるファイバーは方端ではないので、半導体光変調器の両側に無反射コートを施し、パッケージング時も半導体光変調器の両側部にレンズを位置決めして配置する。本発明に係る半導体光変調器のその他の構成は、第1の実施例に係る半導体光変調器1と基本的に変わらない。
図5は、本実施例に係る半導体光変調器の構成を示した模式図である。なお、図5においては、本実施例に係る半導体光変調器を上方から見た場合の概略を示している。
図5に示すように、本実施例に係る半導体光変調器3は、第1の実施例に係る半導体光変調器1において位相調整電極16a,16bの後に第2の実施例に係る第2の折り返し部37a,37bを配置した半導体光変調器を2つ用い、それぞれの半導体光変調器の出力光の位相を90度ずらす位相差調整部を備えたDQPSKである。
DPSKは、シングルMZ変調器を2つ備えるような構成となっており、2つのシングルMZ変調器からのそれぞれの出力光間に90度の位相差を与える位相差調整部43にも位相調整電極43a,43bを形成する必要がある。このため、単に2つのシングルMZ変調器を横に並べただけでは済まないため、長さ方向の長さが一段と長くなるという問題があった。
10 入力導波路
11 入力側カップラー
12a,12b 展開部
13 変調部
13a,13b 変調電極
14a,14b 遅延部
15a,15b 折り返し部
16 位相調整部
16a,16b 位相調整電極
17 出力側カップラー
18a,18b 出力導波路
19 サブマウント
20 各種素子
21 マウント
22 方端ファイバー
23 レンズ
30 入力導波路
31 入力側カップラー
32a,32b 展開部
33 変調部
33a,33b 変調電極
34a,34b 遅延部
35a,35b 第1の折り返し部
36 位相調整部
36a,36b 第1の位相調整電極
36c,36d 第2の位相調整電極
37a,37b 第2の折り返し部
38 出力側カップラー
39a,39b 出力導波路
40 入力導波路
41 入力側カップラー
42a,42b 展開部
43 位相差調整部
43a,43 位相調整電極
44 出力側カップラー
45 出力導波路
50 半絶縁性−InP基板
51 第1のn型電極層
52 第1のn型クラッド層
53 第1の中間層
54 多重量子井戸コア層
55 第2の中間層
56 第1の低濃度クラッド
57 p型クラッド層
58 第2のn型クラッド層
59 第2のn型電極層
60 第1のn型電極
61 第2のn型電極
100 入力導波路
101 入口側カップラー
102a,102b アーム導波路
103 変調部
103a,103b 変調電極
104 位相調整部
104a,104b 位相調整電極
105 出口側カップラー
106a,106b 出力導波路
Claims (5)
- 2つのカップラーとそれらを結ぶ2つのアーム導波路を備え、同一のアーム導波路上に高周波を印加して変調を行う変調電極と直流電圧を印加して動作点を調整する位相調整電極とを備える半導体からなるマッハツェンダー型の半導体光変調器であって、
入力導波路からの光を分岐する入力側カップラーと、
前記入力側カップラーの後に接続され2つのアーム導波路の間隔を広げるための展開部と、
前記展開部の後に接続され光の変調を行う変調電極と、
前記変調電極の後に接続され2つのアーム導波路の間隔を狭くし、かつ2つのアーム導波路の伝搬距離を等しくする遅延部と、
前記遅延部の後に接続され光の伝搬方向を180度変換する曲線導波路からなる折り返し部と、
前記折り返し部の後に接続され光の位相調整を行う位相調整電極と、
前記位相調整電極の後に接続されそれぞれの光を干渉させる出力側カップラーと、
前記出力側カップラーの後に接続され干渉させた光を出力する入力導波路が形成される面と同じ面に形成される出力導波路と
により構成される
ことを特徴とする半導体光変調器。 - 2つのカップラーとそれらを結ぶ2つのアーム導波路を備え、同一のアーム導波路上に高周波を印加して変調を行う変調電極と直流電圧を印加して動作点を調整する位相調整電極とを備える半導体からなるマッハツェンダー型の半導体光変調器であって、
入力導波路からの光を分岐する入力側カップラーと、
前記入力側カップラーの後に接続され2つのアーム導波路の間隔を広げるための展開部と、
前記展開部の後に接続され光の変調を行う変調電極と、
前記変調電極の後に接続され2つのアーム導波路の間隔を狭くし、かつ2つのアーム導波路の伝搬距離を等しくする遅延部と、
前記遅延部の後に接続され光の伝搬方向を180度変換する曲線導波路からなる第1の折り返し部と、
前記第1の折り返し部の後に接続され光の位相調整を行う第1の位相調整電極と、
前記第1の位相調整電極の後に接続され光の伝搬方向を再度180度変換する曲線導波路からなる第2の折り返し部と、
前記第2の折り返し部の後に接続され光の位相調整を行う第2の位相調整電極と、
前記第2の位相調整電極の後に接続されそれぞれの光を干渉させる出力側カップラーと、
前記出力側カップラーの後に接続され干渉させた光を出力する入力導波路が形成される面と異なる面に形成される出力導波路と
により構成される
ことを特徴とする半導体光変調器。 - 2つのカップラーとそれらを結ぶ2つのアーム導波路を備え、同一のアーム導波路上に高周波を印加して変調を行う変調電極と直流電圧を印加して動作点を調整する位相調整電極とを備える半導体からなるマッハツェンダー型の半導体光変調器であって、
入力導波路からの光を分岐する入力側カップラーと、
前記入力側カップラーの後に接続され2つのアーム導波路の間隔を広げるための展開部と、
前記展開部の後に接続され光の変調を行う変調電極と、
前記変調電極の後に接続され2つのアーム導波路の間隔を狭くし、かつ2つのアーム導波路の伝搬距離を等しくする遅延部と、
前記遅延部の後に接続され光の伝搬方向を180度変換する曲線導波路からなる折り返し部と、
前記折り返し部の後に接続され光の位相調整を行う位相調整電極と、
前記位相調整電極の後に接続され光の伝搬方向を再度180度変換する曲線導波路からなる第2の折り返し部と、
前記第2の折り返し部からのそれぞれの光を干渉させる出力側カップラーと、
前記出力側カップラーの後に接続され干渉させた光を出力する出力導波路と
により構成される
ことを特徴とする半導体光変調器。 - 2つの請求項3に記載の半導体光変調器と、
2つの前記半導体光変調器に光を分岐する入力側カップラーと、
2つの前記半導体光変調器の前記出力導波路に接続されそれぞれの出力光間に90度の位相差を与える位相差調整部と、
前記位相差調整部の後に接続されそれぞれの光を干渉させる出力側カップラーと
により構成される
ことを特徴とする半導体光変調器。 - 前記変調電極を有する2つのアーム導波路の間隔をD1とし、前記位相調整電極を有する2つのアーム導波路の間隔をD2としたとき、「D1>D2」と設定する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体光変調器。
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