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JP2012153685A - 安全なil−17産生抑制剤 - Google Patents

安全なil−17産生抑制剤 Download PDF

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Abstract

【課題】IL−17の産生を抑制し、ひいては安全な関節炎抑制剤を提供する。
【解決手段】パンテチンを有効成分として含有する、IL−17に起因する炎症を治療または改善する医薬組成物。該IL−17に起因する炎症は、変形性関節症、自己免疫性関節炎、リウマチ様関節炎、接触型過敏症、遅延型過敏症、気道過敏症、多発性硬化症又は自己免疫性脳炎である。
【選択図】なし

Description

本発明は、パンテチンを含有するIL−17産生抑制剤に関する。
生体の免疫応答の主体をなすリンパ球がT細胞であり、T細胞には免疫反応を調節するヘルパーT細胞(以下、Thと称することがある)がある。ヘルパーT細胞としてはTh1細胞やTh2細胞がよく知られているが、最近になって、慢性関節リウマチ等にTh17細胞が関与することが報告され(非特許文献1)、これはインターロイキン(以下、ILと称することがある)17を産生する細胞であることも知られている。また、変形性関節症の病態にもIL−17が関与することが報告されている(非特許文献2)。
IL−17は、真菌に対する感染防御などの生体防御に重要な役割をはたすが、異常に産生が亢進すると生体に有害な影響を及ぼす。変形性関節症は、進行的な軟骨の破壊を特徴とする疾患であるが、IL−17は、この軟骨細胞の破壊に関与するサイトカインの1つであり(非特許文献3)、変形性関節症における重要性が注目されている。例えば、IL−17は、ヒトの変形性関節症軟骨細胞のNO産生を増強し(非特許文献4)、関節組織の破壊を起こすcollagenase3の産生を誘導する(非特許文献5)。
慢性関節リウマチは、Th17細胞の異常亢進によるIL−17等のサイトカインの産生過多により、本来はウイルス、バクテリア等に対する感染防御などの細胞性免疫が、自己の関節の組織を攻撃し、関節破壊により歩行障害などが生じる疾患である(非特許文6及び非特許文献7)。
一方、免疫抑制剤であるシクロスポリンやタクロリムスは、Thの活性化を強く抑制することが知られており、慢性関節リウマチ、アレルギー性疾患であるアトピー性皮膚炎などの自己免疫疾患の治療薬として使用されている。しかし、これらの薬物は副作用が多く、治療の途中で投与を中断したり、別の薬剤に切り替えたりしなければならず、より安全な治療薬が望まれている。
パンテチンはCoAの前駆物質であるため極めて安全な薬剤であり、粥状硬化進展抑制作用、血清脂質改善作用、脂肪酸酸化促進作用、血小板数改善作用、腸管運動促進作用等が知られている。
しかし、これまでに、パンテチンのIL−17産生抑制作用はもとより、変形性関節症、自己免疫性関節炎、リウマチ様関節炎、接触型過敏症、遅延型過敏症、気道過敏症、多発性硬化症、自己免疫性脳炎等の抑制作用は報告されておらず、示唆もされていない。
Cytokine 42(2008) P345-352 Osteoarthritis Cartilage 10(2002) P799-807 Biodrugs 18(2004) P23-35 Arthritis Rheum. 40(1997) P1050-1053 J. Rheumatol. 29(2002) P1262-1272 Arthritis Res. Ther. 7(2005) P29-37 J. Exp. Med. 204(2007) P41-47
本発明の課題は、Th17細胞の免疫応答の異常亢進に起因する疾患、又は、インターロイキン17の産生亢進による疾患を治療又は予防することができる、新規かつ安全な関節炎抑制剤組成物を提供することである。
発明者らは、ヘルパーT細胞(Th)の異常な免疫応答を抑制する組成物を探索すべく長年にわたり鋭意研究を重ねてきた。今回、マウスより摘出した脾臓細胞からThを分離し、抗原特異的刺激によりT細胞から産生されるサイトカイン(Th17)を指標として、IL−17の産生を抑制する物質について、鋭意スクリーニングを行ってきた。
その結果、驚くべきことに、パンテチン単独で、既存の免疫抑制剤のシクロスポリンに匹敵するほどのIL−17の産生抑制効果が発現することを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、
(1)パンテチンを含有することを特徴とする、IL−17に起因する炎症を治療または改善する医薬組成物、
(2)IL−17に起因する前記炎症が、変形性関節症、自己免疫性関節炎、リウマチ様関節炎、接触型過敏症、遅延型過敏症、気道過敏症、多発性硬化症又は自己免疫性脳炎である、上記(1)に記載の医薬組成物、
(3)IL−17に起因する炎症が、変形性関節症又はリウマチ様関節炎である、上記(1)に記載の医薬組成物、又は、
(4)IL−17に起因する炎症が、変形性関節症である、上記(1)に記載の医薬組成物である。
(5)IL−17に起因する炎症が、変形性膝関節症である、上記(1)に記載の医薬組成物である。
また、本発明は、
(6)上記(1)乃至(5)に記載された医薬組成物の有効量を哺乳動物に投与する、T細胞の異常亢進による疾患を予防又は治療する方法であり、
好適には、
(7)T細胞が、Th17である、上記(6)に記載の方法、又は、
(8)T細胞の異常亢進による疾患が、変形性関節症又は慢性関節リウマチである、上記(6)又は(7)に記載の方法である。
本発明の、パンテチンを含有する医薬組成物は、ヘルパーT細胞、特に、Th17の免疫応答の異常亢進を顕著に抑制して、IL−17の産生を顕著に抑制するため、IL−17に起因する炎症、例えば、変形性関節症、自己免疫性関節炎、リウマチ様関節炎、接触型過敏症、遅延型過敏症、気道過敏症、多発性硬化症や自己免疫性脳炎の治療薬又は予防薬として有用である。
パンテチンならびにシクロスポリン単剤を投与した場合のIL−17産生への影響を示した図である。
本発明のパンテチンは、第15改正日本薬局方に収載されている。
パンテチンを含有する本発明のIL−17産生抑制剤は、変形性関節症又は慢性関節リウマチ等を治療するのに好ましい投与経路に適した薬学的に許容される媒体を含んでいてもよい。また、本発明のIL−17産生抑制剤は、通常許容される賦形剤、結合剤、安定化剤などと共に配合することにより製造することができる。また、注射剤形で用いる場合は、通常許容される緩衝剤、溶解補助剤、等張剤等を添加することもできる。
投与法としては、経口投与及び注射のいずれも使用可能である。経口投与の場合はカプセル剤または錠剤、顆粒剤などの剤形で投与することができ、注射の場合は水溶性溶液による注射剤として皮下、筋肉内、又は、静脈内投与として用いることができる。
投与量は、対象疾患を有効に治療するに充分な量を使用することが可能であるが、一般に、症状、年齢、体重等により異なるが、経口投与の場合、大人では1日当たり5mg〜2000mg、好ましくは20〜1000mgを1回または数回に分けて投与することができる。
注射の場合、5%乃至10%濃度の水溶液を0.1〜10mL、好ましくは、0.2〜5mLを1回または数回に分けて投与する。
以下に、実施例等を示し、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)錠剤
(1)成分
(表1)
1日量(3錠)中(mg)
――――――――――――――――――――――――
パンテチン 30
結晶セルロース 150
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 100
ステアリン酸マグネシウム 40
乳糖 適量
(2)製法
上記成分及び分量をとり、第15改正日本薬局方製剤総則「錠剤」の項に準じて錠剤を製した。
(実施例2)注射剤
(1)成分
(表2)
1日量(%)
――――――――――――――――――――――――
パンテチン 10
氷酢酸 適量
塩化ナトリウム 適量
注射用精製水 残部
(2)製法
上記成分及び分量をとり、第15改正日本薬局方製剤総則「注射剤」の項に準じて注射剤を製した。
(試験例)マウス脾臓細胞から分離したCD4陽性T細胞のサイトカイン産生に対する作用
1.実験方法
1)動物
BALB/cマウスは日本チャールスリバー(横浜)より購入し、5週齢の雄を使用した。
2)培地
RPMI1640培地(Gibco社製)に、非働化した牛胎児血清(Fetal Bovine Serum,DSファーマバイオメディカル株式会社)を10%になるように使用した。
3)薬剤
パンテチン(第一三共プロファーマ製)が0.167, 1.67,16.7, 167μg/mLになるように、さらに両薬物の併用されるように培地により希釈、調製した。また対照薬としてシクロスポリン(和光純薬製)10μg/mLを使用した。
4)脾臓細胞からCD4陽性T細胞(Th細胞)の分離
脾臓から脾細胞を分離し、溶血、白血球を分離した。さらにDynabeads FlowComp Mouse CD4(invitrogen社製)を用いてCD4陽性T細胞を分離した。
5)CD4陽性T細胞の刺激によるサイトカイン産生
調製したCD4陽性T細胞浮遊液(8×105 cells/mL)に、上記3)にて調製した薬剤に、Dynabeads Mouse T-Activator CD3/CD28(invtorogen社製)を4μL、IL-6 20ng/mL TGFβ 2ng/mL添加し、37℃、5% CO2存在下で3日間培養した(0.2ml/well)。その後、上清中に産生されるサイトカインを、ELISA法により定量した。その際、IL-17を、それぞれ定量した。ELISA法にはeBio science社製のサイトカイン測定キットを使用した。
2.結果
結果を図1に示す。Dynabeads Mouse T-Activator CD3/CD28、IL-6、TGFβ添加により、IL-17が産生され、パンテチンは用量に依存してIL-17産生を抑制し、シクロスポリンのような非常に強いサイトカインの抑制が認められた。従って、パンテチンが本発明の目的たるTh17細胞分化抑制作用を有することが判明した。
本発明の、パンテチンを含有する医薬組成物は、ヘルパーT細胞、特に、Th17の免疫応答の異常亢進を顕著に抑制して、IL−17の産生を顕著に抑制するため、IL−17に起因する炎症、例えば、変形性関節症、自己免疫性関節炎、リウマチ様関節炎、接触型過敏症、遅延型過敏症、気道過敏症、多発性硬化症や自己免疫性脳炎の治療薬又は予防薬として有用である。

Claims (5)

  1. パンテチンを含有することを特徴とする、IL−17に起因する炎症を治療または改善する医薬組成物。
  2. IL−17に起因する炎症が、変形性関節症、自己免疫性関節炎、リウマチ様関節炎、接触型過敏症、遅延型過敏症、気道過敏症、多発性硬化症又は自己免疫性脳炎である、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. IL−17に起因する炎症が、変形性関節症又はリウマチ様関節炎である、請求項1に記載の医薬組成物。
  4. IL−17に起因する炎症が、変形性関節症である、請求項1に記載の医薬組成物。
  5. IL−17に起因する炎症が、変形性膝関節症である、請求項1に記載の医薬組成物。


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