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JP2012147910A - 口腔内観察装置 - Google Patents

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JP2012147910A
JP2012147910A JP2011008246A JP2011008246A JP2012147910A JP 2012147910 A JP2012147910 A JP 2012147910A JP 2011008246 A JP2011008246 A JP 2011008246A JP 2011008246 A JP2011008246 A JP 2011008246A JP 2012147910 A JP2012147910 A JP 2012147910A
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Japan
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oral cavity
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light
sensor
irradiation light
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JP2011008246A
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Teruo Iwazawa
照夫 岩澤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
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Abstract

【課題】口腔内から取り出された状態で、光源から強度の高い照射光が射出されてしまうことをより確実に防止する。
【解決手段】口腔A内に挿入される挿入部2と、該挿入部2に設けられた、照射光Bを射出する発光部2a、該発光部2aから発せられた照射光Bに対する口腔A内からの戻り光を撮影する撮影部11および口腔A内の生体情報を検出する内部生体情報センサ12,13,14と、該内部生体情報センサ12,13,14により口腔A内の生体情報が検出されているときにだけ発光部2aからの照射光Bの射出を許容する発光制限部5とを備える口腔内観察装置1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、口腔内観察装置に関するものである。
従来、強度の高い照射光を使用した口腔内観察装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1の口腔内観察装置は、光源からの強度の高い照射光が誤って目に入らないように、光センサによって光源が口腔内に入っていることを検出したときにだけ光源を点灯させる安全装置を備えている。
特開2005−65906号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている口腔内観察装置は、全ての光センサが所定の閾値より低い強度の光を検出している状態では光源からの照射光の射出が許可されしまう不都合がある。すなわち、全てのセンサが手で覆われていたり、ケース内に配置されていたりする場合には、光源は遮断されず、強度の高い照射光が射出されてしまうという不都合がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、口腔内から取り出された状態で、光源から強度の高い照射光が射出されてしまうことをより確実に防止することができる口腔内観察装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、口腔内に挿入される挿入部と、該挿入部に設けられた、照射光を射出する発光部、該発光部から発せられた照射光に対する口腔内からの戻り光を撮影する撮影部および口腔内の生体情報を検出する内部生体情報センサと、該内部生体情報センサにより口腔内の生体情報が検出されているときにだけ前記発光部からの照射光の射出を許容する発光制限部とを備える口腔内観察装置を提供する。
本発明によれば、挿入部を口腔内に挿入すると、挿入部に設けられた内部生体情報センサにより口腔内の生体情報が検出される。一方、挿入部を口腔内から取り出すと、内部生体情報センサにより検出されていた口腔内の生体情報が検出されなくなる。
したがって、口腔内の生体情報が検出されない場合には、発光制限部が発光部からの照射光の射出を禁止することにより、口腔内に挿入されていない挿入部の発光部から高い強度の照射光が外部に射出されてしまうことをより確実に防止することができる。内部生体情報センサが、明るさによるのではなく、生体情報によって照射光の射出の許否を判断するので、挿入部を口腔内に挿入したのと同様の状態を口腔外に配置した挿入部に対して実現することが困難であり、口腔外において高い輝度の照射光が射出されてしまうことをより確実に防止することができる。
上記発明においては、前記挿入部に接続され口腔外に配置される外部装置を備え、該外部装置に、前記内部生体情報センサと同一の生体情報を検出する外部生体情報センサが設けられ、前記発光制限部が、前記内部生体情報センサにより検出される口腔内の生体情報と、前記外部生体情報センサにより検出される生体情報とが相違する場合に、前記発光部からの照射光の射出を許容してもよい。
このようにすることで、口腔外に配置される外部装置に備えられた外部生体情報センサによって検出される生体情報が口腔内の生体情報と同一である場合には、口腔外においても擬似的に口腔内と同等の状態となっていることが考えられるので、内部生体情報センサにより検出された生体情報のみによっては照射光の射出を許可しないこととして、発光部が口腔外に配置された状態で照射光が射出されてしまう不都合の発生をより確実に防止することができる。
また、上記発明においては、前記生体情報センサが、湿度センサ、温度センサ、匂いセンサおよび呼吸センサの少なくとも1つであってもよい。
これらのセンサにより検出される生体情報は、擬似的に発生させることが困難であり、発光部が口腔内にあることをより確実に検出することができる。
本発明によれば、口腔内から取り出された状態で、光源から強度の高い照射光が射出されてしまうことをより確実に防止することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る口腔内観察装置を示す全体構成図である。 図1の口腔内観察装置の変形例を示す全体構成図である。
本発明の一実施形態に係る口腔内観察装置1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る口腔内観察装置1は、図1に示されるように、口腔A内に挿入される挿入部2と、該挿入部2に接続され、口腔A外に配置される外部装置3とを備えている。
外部装置3には、照射光Bを射出する光源4と、該光源4からの照射光Bの射出を制御する制御部5と、挿入部2から送られてくる画像信号を処理して画像を生成する画像処理部6とが備えられている。挿入部2と外部装置3とは、光ファイバ7および信号線8,9により接続されている。
挿入部2には、外部装置3の光源4から射出された照射光Bを導光する光ファイバ7の先端が配置され、該光ファイバ7の先端から挿入部2の長手方向に射出された照射光Bを長手方向に交差する方向に偏向し、挿入部2の先端の発光部2aから射出させるミラー10が設けられている。また、挿入部2には、発光部2aと同一の側面に、口腔A内の画像を取得する撮像素子11が設けられている。この撮像素子11としては、例えば、CCDやCMOS等を挙げることができる。
さらに、本実施形態に係る口腔内観察装置1は、挿入部2に、口腔A内の生体情報を検出する生体情報センサ(内部生体情報センサ)12,13,14を備えている。生体情報センサ12,13,14としては、口腔A内の湿度を検出する湿度センサ12、口腔A内の匂いを検出する匂いセンサ13、口腔A内における呼吸を検出する呼吸センサ14等の任意の1以上のセンサを採用することができる。
生体情報センサ12,13,14の出力は、信号線8を介して外部装置3の制御部5に接続されている。
制御部5は、生体情報センサ12,13,14から送られてくる生体情報に基づいて、挿入部2が口腔A内に配置されているか否かを判定するようになっている。
口腔A内は、湿度99%以上と極めて多湿状態であるので、生体情報センサとして湿度センサ12を用いる場合、制御部5は、通常の室内において実現されない湿度、例えば、90%以上の湿度が湿度センサ12により検出された場合に、挿入部2が口腔A内に配されていると判定するようになっている。
また、生体情報センサとして匂いセンサ13を用いる場合、制御部5は、予め設定された清浄な空気における臭気指数に対して所定の閾値以上に高い臭気指数が検出された場合に、挿入部2が口腔A内に配置されていると判定するようになっている。
また、生体情報センサとして呼吸センサ14を用いる場合、制御部5は、呼吸による空気の周期的な流れ、あるいは、呼吸音の周期的な変化を検出することにより、挿入部2が口腔A内に配置されていると判定するようになっている。
制御部5は、挿入部2が口腔A内に配置されていると判定した場合には、光源4からの照射光Bの射出を許可するようになっている。
また、制御部5は、挿入部2が口腔A内に配置されていないと判定した場合には、光源4からの照射光Bの射出を禁止するようになっている。
このように構成された本実施形態に係る口腔内観察装置1の作用について、以下に説明する。
本実施形態に係る口腔内観察装置1を用いて口腔A内、例えば、歯牙の観察を行うには、患者の口腔A内に挿入部2を挿入し、光源4からの照射光Bを光ファイバ7を介して挿入部2の先端から射出させ、反射して戻る照射光Bあるいは、口腔A内から発せられた蛍光等の戻り光を撮像素子11によって撮影する。取得された画像信号は、信号線9を介して外部装置3に送られ、外部装置3内の画像処理部6によって処理されることにより画像が生成される。生成された画像が図示しないモニタに表示されることにより、口腔A内を観察することができる。
この場合において、挿入部2が口腔A内に挿入されていない状態では、挿入部2に設けられた各種生体情報センサ12,13,14によっては、生体情報が検出されていない。したがって、生体情報センサ12,13,14からの信号を受けた制御部5は、挿入部2が口腔A内に配置されていないと判定し、光源4からの照射光Bの射出を禁止する。これにより、口腔A内に配置されていない状態の挿入部2の先端から強度の高い照射光Bが外部に向けて射出されてしまうことを防止することができる。
一方、挿入部2が口腔A内に挿入されている状態では、挿入部2に設けられた各種生体情報センサ12,13,14によって、生体情報が検出される。したがって、生体情報センサ12,13,14からの信号を受けた制御部5は、挿入部2が口腔A内に配置されていると判定し、光源4からの照射光Bの射出を許可する。これにより、口腔A内に配置されている状態の挿入部2の先端から強度の高い照射光Bが口腔A内に向けて射出され、撮像素子11により画像を取得することができる。
すなわち、本実施形態に係る口腔内観察装置1によれば、挿入部2が口腔A内に配置されているか否かを光センサによる明るさによって判定するのではなく、口腔A内において検出される生体情報によって判定するので、人がセンサを手で押さえる等の簡単な操作によっては、口腔A外に配置されている挿入部2が口腔内に配置されていると制御部5に誤判定させることができない。したがって、口腔A外に配置されている状態の挿入部2から強度の高い照射光Bが射出されてしまうことを、より確実に防止することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、生体情報センサ12,13,14として、湿度センサ12、匂いセンサ13および呼吸センサ14を例示したが、これに限定されるものではなく、他の任意の生体情報センサを採用してもよい。また、生体情報センサ12,13,14としてはいずれか1つを採用してもよいし、2以上の生体情報センサ12,13,14を組み合わせて採用してもよい。また、明るさを検出する光センサ(図示略)を併用してもよい。
また、本実施形態においては、光源4、制御部5および画像処理部6を外部装置3に配置して、挿入部2との間を光ファイバ7および信号線8,9により接続したが、これに代えて、挿入部2内に光源4、制御部5および画像処理部6を設けたハンドヘルドタイプの口腔内観察装置1を採用してもよい。この場合、画像処理部6により生成された画像を有線または無線によって外部に送信し、外部のモニタによって観察することにすればよい。
また、光ファイバ7によって照射光Bを導光することとしたが、これに代えて、挿入部2の先端にLD、LED等の発光素子を配置して、直接、照射光Bを発光させることにしてもよい。
また、本実施形態においては、挿入部2に生体情報センサ12,13,14を設けることとしたが、これに代えて、図2に示されるように、外部装置3にも同じ生体情報センサ(外部生体情報センサ)12’,13’,14’を配置して、挿入部2の生体情報センサ12,13,14の出力と外部装置3の生体情報センサ12’,13’,14’の出力との差分を算出し、差分が所定の閾値を超え、かつ、挿入部2の生体情報センサ12,13,14が生体情報を検出している場合に、光源4からの照射光Bの射出を許容することとしてもよい。このようにすることで、口腔A外に配置されている挿入部2から照射光Bが射出されてしまうことをより確実に防止することができる。
A 口腔
B 照射光
1 口腔内観察装置
2 挿入部
2a 発光部
3 外部装置
5 制御部(発光制限部)
11 撮像素子(撮影部)
12 湿度センサ(生体情報センサ、内部生体情報センサ)
12’,13’,14’ 生体情報センサ(外部生体情報センサ)
13 匂いセンサ(生体情報センサ、内部生体情報センサ)
14 呼吸センサ(生体情報センサ、内部生体情報センサ)

Claims (3)

  1. 口腔内に挿入される挿入部と、
    該挿入部に設けられた、照射光を射出する発光部、該発光部から発せられた照射光に対する口腔内からの戻り光を撮影する撮影部および口腔内の生体情報を検出する内部生体情報センサと、
    該内部生体情報センサにより口腔内の生体情報が検出されているときにだけ前記発光部からの照射光の射出を許容する発光制限部とを備える口腔内観察装置。
  2. 前記挿入部に接続され口腔外に配置される外部装置を備え、
    該外部装置に、前記内部生体情報センサと同一の生体情報を検出する外部生体情報センサが設けられ、
    前記発光制限部が、前記内部生体情報センサにより検出される口腔内の生体情報と、前記外部生体情報センサにより検出される生体情報とが相違する場合に、前記発光部からの照射光の射出を許容する請求項1に記載の口腔内観察装置。
  3. 前記生体情報センサが、湿度センサ、温度センサ、匂いセンサおよび呼吸センサの少なくとも1つである請求項1または請求項2に記載の口腔内観察装置。
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