JP2012033317A - 非水電解質二次電池用負極材とその製造方法及びリチウムイオン二次電池 - Google Patents
非水電解質二次電池用負極材とその製造方法及びリチウムイオン二次電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012033317A JP2012033317A JP2010170248A JP2010170248A JP2012033317A JP 2012033317 A JP2012033317 A JP 2012033317A JP 2010170248 A JP2010170248 A JP 2010170248A JP 2010170248 A JP2010170248 A JP 2010170248A JP 2012033317 A JP2012033317 A JP 2012033317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon
- silicon oxide
- negative electrode
- secondary battery
- carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
【解決手段】非水電解質を用いる二次電池用の負極材であって、少なくとも、粒子径が0.5〜50nmの珪素が原子オーダー及び/又は微結晶状態で珪素酸化物に分散した構造を有するSi/Oのモル比が1/0.5〜1.6の珪素−珪素酸化物系複合体と、該珪素−珪素酸化物系複合体の表面に該珪素−珪素酸化物系複合体に対しての被覆量が1〜40質量%で被覆された炭素被膜とからなり、かつ、水素化マグネシウム及び/又は水素化カルシウムを前記珪素−珪素酸化物系複合体と反応させることにより、少なくとも前記珪素−珪素酸化物系複合体に対するドープ量が0.1〜20質量%でマグネシウム及び/又はカルシウムがドープされたものである非水電解質二次電池用負極材。
【選択図】図1
Description
しかし、現在のリチウムイオン二次電池の性能では、電気自動車に適用するには容量、サイクル耐久性が十分とはいえず、更に高容量でサイクル耐久性に優れた次世代型のリチウムイオン二次電池の開発が進められている。
現在は炭素系の負極材が広く使われているが、飛躍的に性能を高めるため炭素系以外の材料も開発が進められており、その代表的なものとして珪素及び珪素酸化物がある。
例えば特許文献1にはMgまたはLaとの合金化が、特許文献2にはMgまたはCaとの合金化が開示されている。しかし、未だ実用に足るサイクル耐久性は得られていない状況にある。
しかし、開発初期には初回効率が低い、電子導電性が低い、サイクル耐久性が十分ではないという問題があり、これまでさまざまな改良がなされてきた。
珪素酸化物の初回効率が低い原因は、初回充電時に充放電に寄与しないリチウム化合物が生成するためと考えられている。
その対策として、初回充電前にあらかじめ珪素酸化物とリチウム金属またはリチウム化合物(酸化リチウム,水酸化リチウム,水素化リチウム,有機リチウム等)を反応させてそのようなリチウム化合物を生成させておくという方法が下記の通り知られている。
そして、組成式がLixSiOyであるリチウムを含有する珪素の酸化物の第1の製造方法として、予めリチウムを含有しない珪素の低級酸化物SiOyを合成し、得られた珪素の低級酸化物SiOyとリチウムもしくはリチウムを含有する物質との電気化学的反応により、該珪素の低級酸化物SiOyにリチウムイオンを吸蔵させる方法が開示されている。また、第2の製造方法として、リチウムと珪素の各々の単体又はその化合物を所定のモル比で混合し、非酸化性雰囲気中または酸素を規制した雰囲気中で加熱して合成する方法が開示されている。ここで、出発原料として各々の酸化物、水酸化物、あるいは炭酸塩、硝酸塩等の塩あるいは有機化合物等々が挙げられている。加熱温度としては、通常400℃以上で合成が可能であるが、800℃以上では珪素と二酸化珪素に不均化反応する場合があるため400〜800℃の温度が好ましいとの記述がある。
化学的方法として、負極活物質とリチウム金属、リチウム合金(リチウム−アルミニウム合金など)、リチウム化合物(n−ブチルリチウム、水素化リチウム、水素化リチウムアルミニウムなど)とを直接反応させる方法が開示され、化学的方法においてはリチウム挿入反応を25〜80℃の温度で行うことが好ましいと記載されている。
電気化学的方法として、正極活物質の位置に負極活物質を配置し、負極活物質の位置にリチウム金属またはリチウム合金を配置し、リチウム塩を含む非水電解質からなる酸化還元系を開放系で放電する方法と、正極活物質としてリチウム含有遷移金属酸化物、該負極活物質、リチウム塩を含む非水電解質からなる酸化還元系を充電する方法が開示されている。
そしてSiOガスを発生する原料粉末としては、酸化珪素(SiOz)粉末(0<z<2)や二酸化珪素粉末を用いることができ、必要に応じ、還元粉末(金属珪素化合物、炭素含有粉末)を添加して用いることが記載されている。また、金属リチウム又はリチウム化合物は特に限定されず、金属リチウムの他、リチウム化合物として、例えば、酸化リチウム、水酸化リチウム、炭酸リチウム、硝酸リチウム、珪酸リチウム又はそれらの水和物等を用いることができるとの記述がある。
この電子導電性を高める改良として、特許文献8には、珪素酸化物粒子の表面に電子導電性材料層を備えた負極材料が開示されている。このうち、珪素酸化物は、元素組成がSiとOからなる酸化珪素であって、SiOx(0<x<2)で表される珪素の低級酸化物が好ましく、また該酸化珪素にLiをドープさせた珪素酸リチウムであってもよいと記載されている。また、導電性材料としては炭素材料が好ましいとの記述、及びCVD法または液相法または焼成法を用いて作製することができ、好ましくはCVD法で蒸着するとの記述がある。
その製造方法として、酸化珪素を900〜1400℃の温度で有機物ガス及び/又は蒸気で不均化するとともに化学蒸着処理する方法が記載されている。
その製造方法として、珪素酸化物をリチウム化剤としてリチウム金属及び/又は有機リチウム化合物によって1300℃以下でリチウムドープする方法、更に、所定の粒子サイズに粉砕した珪素−珪素酸化物−リチウム系複合体を900℃乃至1400℃で有機炭化水素ガス及び/又は蒸気で熱CVDを施し、カーボンの付着量が表面処理後の複合粒子全体に対し5〜50質量%となるように被覆する方法が記載されている。
即ち、特許文献10に記載の方法で製造した導電化珪素−珪素酸化物−リチウム系複合体は、初回効率はリチウムドープされていない導電化珪素−珪素酸化物よりも大幅に向上したが、電子導電性とサイクル耐久性はやや劣る結果であった。
また、別の観点として、リチウム化剤としてリチウム金属及び/又は有機リチウム化合物を用いる方法は、反応熱が大きくかつ反応速度が大きいため、反応温度を制御することが難しく、工業的規模で製造するのが困難であるという問題もあった。
また、珪素−珪素酸化物系複合体に対するドープ量が0.1〜20質量%でマグネシウム及び/又はカルシウムがドープされ、かつ炭素被膜が1〜40質量%だけ被覆された粒子径が0.5〜50nmの珪素が原子オーダー及び/又は微結晶状態で珪素酸化物に分散した構造を有するSi/Oのモル比が1/0.5〜1.6の珪素−珪素酸化物系複合体がベースとなっているため、従来の負極材に比べて高容量・高サイクル耐久性であり、特に初回効率に優れた負極材となっているものである。
このように、800℃〜1300℃で有機物ガス及び/又は蒸気を熱CVD処理することにより形成された炭素被膜を有するものであれば、炭素被膜中の炭素の結晶化や、炭素被膜と珪素−珪素酸化物系複合体の結合が促進されたものとなり、緻密で高品質の炭素被膜が、高生産性で被覆されたものとすることができる。
上述のように、本発明の非水電解質二次電池用負極材は、非水電解質の二次電池の負極として用いた場合にペーストの安定性やそれに伴うサイクル耐久性を良好なものとできるものである。このため、本発明の非水電解質二次電池用負極材が用いられたリチウムイオン二次電池は、サイクル耐久性に優れたものとなる。
また、炭素を被覆した後にマグネシウム及び/又はカルシウムをドープすることによって、珪素−珪素酸化物系複合体と被覆炭素との界面のSiCの生成を抑制することができるので、その生成量を十分に少なくすることができる。よって、珪素−珪素酸化物系複合体中の珪素の結晶が必要以上に成長することを抑制でき、負極とした時にサイクル耐久性等の電池特性が良好な負極材となる。
そして、珪素−珪素酸化物系複合体に炭素を被覆し、かつマグネシウム及び/又はカルシウムがドープされたものなので、容量を従来に比べて改善できるとともに、導電性及び初回効率が改善された非水電解質二次電池用負極材とすることができる。
そして、200℃以上1200℃以下の低い温度で加熱してマグネシウム及び/又はカルシウムのドープを行うことにより、反応が穏やかで容易に温度制御でき、工業的規模でマグネシウム及び/又はカルシウムをドープすることができる。その上、SiC生成や珪素−珪素酸化物系複合体中の珪素結晶が必要以上に成長することを防ぐことができ、放電容量やサイクル耐久性が劣化することを確実に防止することができる。
このように、熱CVD処理を、800℃〜1300℃での有機物ガス及び/又は蒸気によるものとすることによって、炭素被膜中の炭素の結晶化や、炭素被膜と珪素−珪素酸化物系複合体の結合を促進することができ、緻密で高品質の炭素被膜を、高生産性で被覆できるとともに、より高容量でサイクル耐久性に優れた非水電解質二次電池用負極材を製造することができる。
本発明者は、上記目的を達成するため、従来の非水電解質を用いる二次電池用の負極材の問題点とその解決法について鋭意検討を重ねた。
そのうち、最も改善が進んでいる特許文献10に記載の技術の問題点を徹底的に検証し、ペースト安定性とサイクル耐久性に劣る原因を究明した。
本発明の非水電解質を用いる二次電池用の負極材は、少なくとも、粒子径が0.5〜50nmの珪素が原子オーダー及び/又は微結晶状態で珪素酸化物に分散した構造を有するSi/Oのモル比が1/0.5〜1.6の珪素−珪素酸化物系複合体と、該珪素−珪素酸化物系複合体の表面に珪素−珪素酸化物系複合体に対しての被覆量が1〜40質量%で被覆された炭素被膜とからなるものである。
そして少なくとも珪素−珪素酸化物系複合体に対するドープ量が0.1〜20質量%でマグネシウム及び/又はカルシウムがドープされたものである。
D(nm)=Kλ/Bcosθ (1)
ただし、K=0.9,λ=0.154nm(CuKαの場合),B=半値全幅(rad),θ=ピーク位置(°)である。
本発明の非水電解質二次電池用負極材の珪素の粒子の大きさは0.5〜50nmであり、0.7〜40nmであることが望ましく、1〜30nmであることが更に望ましい。
粒子径を0.5nm以上とすることで初回効率の低下が防止でき、50nm以下とすることで容量やサイクル耐久性が低下することを防止することができる。
また、珪素含有量は10〜60質量%、特に15〜50質量%、更には20〜40質量%であることが望ましい。そして珪素酸化物の含有量は40〜90質量%、特に50〜85質量%、更には60〜80質量%であることが望ましい。
マグネシウム及び/又はカルシウムの含有量を0.1質量%以上とすることで、初回効率の向上を達成でき、20質量%以下とすることで、サイクル特性の低下や取扱いの安全面に問題が生じることもなく、好適である。
なお、同時に炭素被膜にもマグネシウム及び/又はカルシウムがドープされていても問題はなく、その量は特に限定されない。
即ち、ドープされたマグネシウム及び/又はカルシウムは非水電解質二次電池用負極材中で主に珪酸マグネシウム及び/又は珪酸カルシウムとなって存在していることが、安定性の観点から望ましい。
ここで、珪酸マグネシウムは一般式MgxSiOy(0.5≦x≦2,2.5≦y≦4)で表され、珪酸カルシウムは一般式CaxSiOy(0.5≦x≦2,2.5≦y≦4)で表される化合物を示す。
被覆炭素量を1質量%以上とすることで、導電性を十分なものとすることができ、40質量%以下とすることで、炭素の割合が多くなりすぎ、容量が減少してしまう危険性を確実に避けることができる。
電気伝導率が1×10−6S/m以上であれば、電極の導電性が小さく、リチウムイオン二次電池用負極材として用いた場合にサイクル耐久性が低下するおそれを確実に防止することができる。
なお、ここでいう電気伝導率とは、4端子を持つ円筒状のセル内に被測定粉末を充填し、この被測定粉末に電流を流したときの電圧降下を測定することで求めた値である。
(i)マグネシウム及び/又はカルシウムドープされた珪素−珪素酸化物系複合体からなる非水電解質二次電池用負極材であって、マグネシウム及び/又はカルシウム含有量が酸素に対して原子比で0.5以下である。
(ii)CuKα線のX線回折において、2θ=28.4±0.2°のSiに帰属される回折ピークの回折線の広がりをもとに、シェラー法によって求めた結晶子の大きさが0.5〜50nmである。
(iii)粒子の表面部分を透過電子顕微鏡で観察すると、炭素が層状に整列しており、これによって導電性が高まり、更に、その内側は二酸化珪素との融合状態にあることによって、炭素層の脱落防止ができ、安定した導電性が確保される構造である。
(iv)ラマン分光スペクトルより、1580cm−1付近にグラファイトに帰属されるスペクトルを有することより、炭素の一部又は全てがグラファイト構造である。
なお、この粉末は、所望の粒度分布まで粉砕・分級されたものとすることができる。
このように、熱CVD処理の温度を、800℃以上とすることによって、炭素被膜と珪素−珪素酸化物系複合体との融合、炭素原子の整列(結晶化)を十分かつ確実に行うことができ、より高容量でサイクル耐久性に優れた非水電解質二次電池用負極材が得られる。また、珪素の微結晶の形成に長時間を要することなく、効率的である。また、1300℃以下とすることによって、二酸化珪素部分の結晶構造化が進んでリチウムイオンの往来が阻害され、負極材としての機能が低下するおそれもないものとすることができる。
なお、熱CVD処理の時間は、被覆炭素量との関係で、適宜設定される。また、粉末に酸化珪素を用いた場合は、この処理による熱の作用で酸化珪素が珪素−珪素酸化物系複合体に変化する。
また、場合によっては、再度同様に熱CVD処理を繰り返し行うことができる。具体的には、酸化珪素又は珪素−珪素酸化物系複合体の粉末に、不活性ガス気流下で800℃〜1300℃で加熱した反応装置にて、少なくとも有機物ガス及び/又は蒸気を含む雰囲気下、800℃〜1300℃、望ましくは900℃〜1300℃、より望ましくは900℃〜1200℃の温度に加熱することができる。
例えばメタン、エタン、エチレン、アセチレン、プロパン、ブタン、ブテン、ペンタン、イソブタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素の単独もしくは混合物、ベンゼン、トルエン、キシレン、スチレン、エチルベンゼン、ジフェニルメタン、ナフタレン、フェノール、クレゾール、ニトロベンゼン、クロルベンゼン、インデン、クマロン、ピリジン、アントラセン、フェナントレン等の1環〜3環の芳香族炭化水素もしくはこれらの混合物が挙げられる。また、タール蒸留工程で得られるガス軽油、クレオソート油、アントラセン油、ナフサ分解タール油も単独もしくは混合物として用いることができる。
例えば、連続法、回分法での処理が可能で、具体的には流動層反応炉、回転炉、竪型移動層反応炉、トンネル炉、バッチ炉、ロータリーキルン等をその目的に応じて適宜選択することができる。
なお、水素化マグネシウムを使うと同質量の水素化カルシウムを使用する場合に比べ初回効率が高くなるので、どちらか一方を使う場合は、水素化マグネシウムを使うほうが良い。
具体的には、乾燥空気雰囲気下のグローブボックス内で、炭素被覆した珪素−珪素酸化物系複合体の粉末と水素化マグネシウム及び/又は水素化カルシウムの粉末を所定量ずつ秤取し、ステンレス密閉容器に入れ、タンブラーミキサーにセットして室温で所定時間回転させ、均一になるように混合することができる。
一方、リチウムドープとは異なり、マグネシウム又はカルシウムドープの場合はポリイミドをバインダーとした電極ペーストの安定性が高くなるという利点を有する。
このために、粉末状、塊状など、その供給形態は特に限定されないが、珪素−珪素酸化物系複合体はもちろん、水素化マグネシウムや水素化カルシウムも、望ましくは粉末状のものが良い。
上述のように水素化マグネシウム及び/又は水素化カルシウムを用いているので、反応は穏やかに進行するので、反応熱による温度上昇は数十℃であり、灼熱することはない。
例えば、連続法、回分法での処理が可能で、具体的には回転炉、竪型移動層反応炉、トンネル炉、バッチ炉、ロータリーキルン等をその目的に応じて適宜選択することができる。小型装置としては管状電気炉が例示される。
具体的には、アルゴンガス流通下の石英管内に、前記混合物を入れ、管状電気炉で200℃〜1200℃に加熱して、所定時間反応させる。なお、この反応において、生成物の特性は反応温度により大きく支配され、200℃未満では反応が不十分となる恐れがあり、1200℃より高温ではSiCが生成したり珪酸マグネシウム又は珪酸カルシウムの結晶が成長しすぎ、電池とした場合に容量が低下してしまう恐れがあり望ましくない。
反応温度の上限温度は、珪酸マグネシウム又は珪酸カルシウムの結晶が大きく成長しない1000℃以下とすることがより望ましく、酸化珪素中の珪素の結晶が大きく成長しない900℃以下とすることが更に望ましい。
しかしながら、固体内への拡散速度は一般的に小さいので、水素化マグネシウムや水素化カルシウムが炭素被覆された酸化珪素又は珪素−珪素酸化物系複合体内に完全に均一に侵入することは困難である。
従って、安全のために、水素化マグネシウムや水素化カルシウムの添加量は全不可逆容量分(初回充放電における充電容量と放電容量の差)を補填する量以下、即ちMg,Ca/O≦0.5とすることが望ましい。
例えば、正極活物質としてはLiCoO2、LiNiO2、LiMn2O4、V2O5、MnO2、TiS2、MoS2などの遷移金属の酸化物及びカルコゲン化合物などが用いられる。
また、電解質としては、例えば、過塩素酸リチウムなどのリチウム塩を含む非水溶液が用いられ、非水溶媒としてはプロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジメトキシエタン、γ−ブチロラクトン、2−メチルテトラヒドロフランなどを単独で又は2種類以上を組み合わせて用いられる。また、それ以外の種々の非水系電解質や固体電解質も使用できる。
この場合においても導電剤の種類は特に限定されず、構成された電池において、分解や変質を起こさない電子伝導性の材料であればよい。具体的にはAl,Ti,Fe,Ni,Cu,Zn,Ag,Sn,Si等の金属粉末や金属繊維、又は天然黒鉛、人造黒鉛、各種のコークス粉末、メソフェーズ炭素、気相成長炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、PAN系炭素繊維、各種の樹脂焼成体等の黒鉛を用いることができる。
導電剤の添加量を1質量%以上とすることによって、充放電に伴う膨張・収縮に耐えられなくなる危険を避けることができる。また、60質量%以下とすることによって、充放電容量が小さくなる危険性を極力低くすることができる。
5質量%以上とすることによって、充放電に伴う膨張・収縮に十分に耐えることができるものとなる。また90質量%以下とすることによって、充放電容量が小さくなることもない。
なお、下記例で%は質量%を示し、平均粒子径はレーザー回折法による粒度分布測定における累積重量平均値(又はメジアン径)D50として測定した値である。また、珪素の結晶の大きさはCu−Kα線のX線回折データよりシェラー法により求めたSi(111)面の結晶子の大きさである。
金属珪素と二酸化珪素をモル比1:1で混合し、100Paの減圧下、1400℃で反応させて酸化珪素のガスを発生させ、このガスを50Paの減圧下、900℃に冷却し析出させて塊状の生成物を得た。この生成物を乾式ボールミルで粉砕し、平均粒子径5μmの粉末を得た。
化学分析により、この粉末の組成はSiO0.95であり、透過電子顕微鏡により珪素が原子オーダー〜微結晶状態で珪素酸化物に分散した構造が観察され、珪素−酸化珪素複合体であることが分かった。この珪素−酸化珪素複合体の珪素の結晶の大きさは4nmであった。
この混合物29gをアルミナ製70mlボートに仕込み、内径50mmのアルミナ炉芯管を備えた管状電気炉の炉芯管の中央に静置した。そしてアルゴンガスを毎分2l通気しながら、毎分5℃で800℃まで加熱し、5時間保持した後、放冷した。
また、Cu−Kα線のX線回折で珪素と珪酸マグネシウムに帰属されるピークが観察され、珪素の結晶の大きさは8nmであり、珪素の結晶の成長が抑制されていることが確認できた(図1)。この時のX線回折チャートを図1に示す。
実施例1と同様の方法で、珪素の結晶の大きさが4nmの珪素−酸化珪素複合体粉末を得た。
この珪素−酸化珪素複合体粉末を実施例1と同様に熱CVD処理し、被覆炭素量が5%の炭素被覆された珪素−酸化珪素複合体粉末を得た。
この混合物31gをアルミナ製70mlボートに仕込み、内径50mmのアルミナ炉芯管を備えた管状電気炉の炉芯管の中央に静置した。そしてアルゴンガスを毎分2l通気しながら、毎分5℃で800℃まで加熱し、5時間保持した後、放冷した。
また、Cu−Kα線のX線回折で珪素,珪酸カルシウムに帰属されるピークが観察され、珪素の結晶の大きさは10nmであり、珪素の結晶の成長が抑制されていることが確認できた(図2)。この時のX線回折チャートを図2に示す。
実施例1と同様の方法で、珪素の結晶の大きさが4nmの珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
この珪素−珪素酸化物系複合体粉末を実施例1と同様の条件で熱CVD処理し、被覆炭素量が5%の炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
次に、この炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を、反応温度を300℃、反応時間を20時間とした以外は実施例1と同様の条件で水素化マグネシウムと反応させた。
また、Cu−Kα線のX線回折で珪素と珪酸マグネシウムに帰属されるピークが観察され、珪素の結晶の大きさは5nmであり、珪素の結晶の成長が抑制されていることが確認できた。
実施例1と同様の方法で、珪素の結晶の大きさが4nmの珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
この珪素−珪素酸化物系複合体粉末を実施例1と同様の条件で熱CVD処理し、被覆炭素量が5%の炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
次に、この炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を、反応温度を1200℃、反応時間を30分とした以外は実施例1と同様の条件で水素化マグネシウムと反応させた。
また、Cu−Kα線のX線回折で珪素と珪酸マグネシウムに帰属されるピークが観察され、珪素の結晶の大きさは43nmであり、珪素の結晶の成長が抑制されていることが確認できた。
実施例1と同様の方法で、珪素の結晶の大きさが4nmの珪素−酸化珪素複合体粉末を得た。
この珪素−酸化珪素複合体粉末を実施例1と同様の条件で熱CVD処理し、被覆炭素量が5%の炭素被覆された珪素−酸化珪素複合体粉末を得た。この粉末の珪素の結晶の大きさは7nmであった。
これをそのまま非水電解質二次電池用負極材とした。
実施例1と同様の方法で、珪素の結晶の大きさが4nmの珪素−酸化珪素複合体粉末を得た。
この珪素−酸化珪素複合体粉末を実施例1と同様に熱CVD処理し、被覆炭素量が5%の炭素被覆された珪素−酸化珪素複合体粉末を得た。
この混合物30gをアルミナ製70mlボートに仕込み、内径50mmのアルミナ炉芯管を備えた管状電気炉の炉芯管の中央に静置した。そしてアルゴンガスを毎分2l通気しながら、毎分5℃で800℃まで加熱し、5時間保持した後、放冷した。
また、X線回折で珪素と珪酸リチウムに帰属されるピークが観察され、珪素の結晶の大きさは40nmであり、珪素の結晶の成長が抑制されていることが確認できた。
実施例1と同様の方法で、珪素の結晶の大きさが4nmの珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
この珪素−珪素酸化物系複合体粉末を実施例1と同様の条件で熱CVD処理し、被覆炭素量が5%の炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
次に、この炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を、加熱温度を100℃、加熱時間を40時間とした以外は実施例1と同様の条件で水素化マグネシウムと加熱した。
このようにして得られた非水電解質二次電池用負極材のマグネシウムドープ量は0.0%であり、マグネシウムドープ反応が起こらないことが判った。
実施例1と同様の方法で、珪素の結晶の大きさが4nmの珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
この珪素−珪素酸化物系複合体粉末を実施例1と同様の条件で熱CVD処理し、被覆炭素量が5%の炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
次に、この炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を、反応温度を1300℃、反応時間を10分とした以外は実施例1と同様の条件で水素化マグネシウムと反応させた。
このようにして得られた非水電解質二次電池用負極材の珪素の結晶の大きさは90nmであり、珪素の結晶が大きく成長していることが判った。
実施例1と同様の方法で、珪素の結晶の大きさが4nmの珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
この珪素−珪素酸化物系複合体粉末を実施例1と同様の条件で熱CVD処理し、被覆炭素量が5%の炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
次に、この炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を、水素化マグネシウム:珪素−珪素酸化物系複合体(炭素除く)=1:2000(質量比)となるように水素化マグネシウムを配合した以外は実施例1と同様の条件で水素化マグネシウムと反応させた。
このようにして得られた非水電解質二次電池用負極材のマグネシウムドープ量は0.04%であった。
実施例1と同様の方法で、珪素の結晶の大きさが4nmの珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
この珪素−珪素酸化物系複合体粉末を実施例1と同様の条件で熱CVD処理し、被覆炭素量が5%の炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を得た。
次に、この炭素被覆された珪素−珪素酸化物系複合体粉末を、水素化マグネシウム:珪素−珪素酸化物系複合体(炭素除く)=1:3(質量比)となるように水素化マグネシウムを配合した以外は実施例1と同様の条件で水素化マグネシウムと反応させた。
このようにして得られた非水電解質二次電池用負極材のマグネシウムドープ量は22%であった。
リチウムイオン二次電池負極活物質としての評価は、全ての実施例及び比較例で同一で、以下の方法・手順にて行った。
まず、得られた非水電解質二次電池用負極材20gに鱗片状黒鉛粉(平均粒子径D50=5μm)を、鱗片状黒鉛の炭素と非水電解質二次電池用負極材の被覆炭素が合計42質量%となるように加え、混合物を製造した。
この混合物に宇部興産(株)製ポリイミドバインダU−ワニスAを固形物換算で10質量%加え、20℃以下の温度でスラリー状のペーストを作製した。更にN−メチルピロリドンを加えて粘度調整を行い、速やかにこのペーストを厚さ20μmの銅箔に塗布し、200℃で2時間乾燥後、ローラープレスにより電極を加圧成形し、最終的には2cm2に打ち抜き、負極とした。負極の質量を測定し、これから銅箔と鱗片状黒鉛とバインダーの質量を引いて負極材の質量を求めた。
そして、作製したリチウムイオン二次電池は、一晩室温で放置した後、二次電池充放電試験装置((株)ナガノ製)を用いて、室温で、テストセルの電圧が5mVに達するまで1.5mAの定電流で充電を行い、5mVに達した後は、セル電圧を5mVに保つように電流を減少させて充電を行った。そして、電流値が200μAを下回った時点で充電を終了した。放電は0.6mAの定電流で行い、セル電圧が2.0Vを上回った時点で放電を終了した。
質量当り容量(mAh/g)=負極材の放電容量(mAh)/負極材質量(g)
初回効率(%)=負極材の放電容量(mAh)/負極材の充電容量(mAh)×100
そして、以上の充放電試験を繰り返して評価用リチウムイオン二次電池の充放電試験を50回行い、サイクル耐久性の評価を行った。
容量保持率(%)=サイクル50回後の負極材の放電容量(mAh)/初回の負極材の放電容量(mAh)×100
上記の方法で実施例1−4及び比較例1−6の非水電解質二次電池用負極材を評価した結果を表1に示す。
また、加熱温度が1200℃より高い比較例4では珪素の結晶成長が大きくなってサイクル耐久性が悪くなった。
そして、マグネシウムドープ量が多い(20質量%より多い)比較例6ではマグネシウムドープ量が多すぎるために反応性が高く、電池作製の際にバインダーとの密着性に不具合が生じ、結果的にサイクル耐久性が悪くなった。
Claims (5)
- 非水電解質を用いる二次電池用の負極材であって、少なくとも、
粒子径が0.5〜50nmの珪素が原子オーダー及び/又は微結晶状態で珪素酸化物に分散した構造を有するSi/Oのモル比が1/0.5〜1.6の珪素−珪素酸化物系複合体と、該珪素−珪素酸化物系複合体の表面に該珪素−珪素酸化物系複合体に対しての被覆量が1〜40質量%で被覆された炭素被膜とからなり、
かつ、水素化マグネシウム及び/又は水素化カルシウムを前記珪素−珪素酸化物系複合体と反応させることにより、少なくとも前記珪素−珪素酸化物系複合体に対するドープ量が0.1〜20質量%でマグネシウム及び/又はカルシウムがドープされたものであることを特徴とする非水電解質二次電池用負極材。 - 前記炭素被膜は、800℃〜1300℃で有機物ガス及び/又は蒸気を熱CVD処理することにより形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の非水電解質二次電池用負極材。
- 少なくとも、正極と、負極と、リチウムイオン導電性の非水電解質とからなるリチウムイオン二次電池であって、
前記負極に、請求項1または請求項2に記載の非水電解質二次電池用負極材が用いられたものであることを特徴とするリチウムイオン二次電池。 - 非水電解質を用いる二次電池用の負極材の製造方法であって、少なくとも、
一般式SiOx(x=0.5〜1.6)で表される酸化珪素と、粒子径が50nm以下の珪素が原子オーダー及び/又は微結晶状態で珪素酸化物に分散した構造を有するSi/Oのモル比が1/0.5〜1.6の珪素−珪素酸化物系複合体との少なくともいずれか一方からなる粉末の表面に、被覆量を該粉末に対して1〜40質量%となるように炭素を被覆し、
該炭素被覆後の粉末と水素化マグネシウム及び/又は水素化カルシウムを混合した後、温度200℃以上1200℃以下で加熱して、前記粉末に対してのドープ量が0.1〜20質量%となるようにマグネシウム及び/又はカルシウムを前記炭素被覆後の粉末にドープすることを特徴とする非水電解質二次電池用負極材の製造方法。 - 前記炭素被覆の方法は、800℃〜1300℃での有機物ガス及び/又は蒸気による熱CVD処理とすることを特徴とする請求項4に記載の非水電解質二次電池用負極材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010170248A JP5406799B2 (ja) | 2010-07-29 | 2010-07-29 | 非水電解質二次電池用負極材とその製造方法及びリチウムイオン二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010170248A JP5406799B2 (ja) | 2010-07-29 | 2010-07-29 | 非水電解質二次電池用負極材とその製造方法及びリチウムイオン二次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012033317A true JP2012033317A (ja) | 2012-02-16 |
JP5406799B2 JP5406799B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=45846529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010170248A Active JP5406799B2 (ja) | 2010-07-29 | 2010-07-29 | 非水電解質二次電池用負極材とその製造方法及びリチウムイオン二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5406799B2 (ja) |
Cited By (56)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012169259A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-09-06 | Ind Technol Res Inst | エネルギー貯蔵複合粒子、電池負極材料および電池 |
JP2013197069A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | リチウム二次電池用負極材料及びその製造方法、リチウム二次電池用負極及びその製造方法、リチウム二次電池及びこれを用いた電気機器 |
US20140050987A1 (en) * | 2012-08-14 | 2014-02-20 | Unist Academy-Industry Research Corporation | Negative electrode active material for rechargeable lithium battery, method for preparing the same, and rechargeable lithium battery including the same |
WO2014065418A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
WO2015145521A1 (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-01 | 株式会社 東芝 | 非水電解質電池用負極活物質、非水電解質二次電池用負極、非水電解質二次電池及び電池パック |
JP2015210961A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
JP2015210959A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
JP2015210962A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
JP2015229606A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | 日立化成株式会社 | マグネシウムケイ酸塩複合体 |
KR101586816B1 (ko) | 2015-06-15 | 2016-01-20 | 대주전자재료 주식회사 | 비수전해질 이차전지용 음극재, 이의 제조방법, 및 이를 포함하는 비수전해질 이차전지 |
JP5909552B2 (ja) * | 2012-06-25 | 2016-04-26 | 株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ | リチウムイオン二次電池負極材用粉末、これを用いたリチウムイオン二次電池負極およびキャパシタ負極、ならびにリチウムイオン二次電池およびキャパシタ |
JP2016138315A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 信越化学工業株式会社 | Cvd装置、ケイ素系負極活物質材料、非水電解質二次電池用負極、及びリチウムイオン二次電池 |
WO2017085907A1 (ja) * | 2015-11-20 | 2017-05-26 | 信越化学工業株式会社 | 負極活物質、負極電極、リチウムイオン二次電池、非水電解質二次電池用負極材の製造方法及びリチウムイオン二次電池の製造方法 |
JP2017204374A (ja) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | 株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ | 酸化珪素系粉末負極材 |
CN107408681A (zh) * | 2015-02-24 | 2017-11-28 | 橙力电池株式会社 | 硅负极活性物质及其制备方法 |
EP3379611A1 (en) | 2017-03-20 | 2018-09-26 | Daejoo Electronic Materials Co., Ltd. | Silicon oxide composite for anode material of secondary battery and method for preparing the same |
JP2018195586A (ja) * | 2018-07-17 | 2018-12-06 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
KR20190030676A (ko) | 2019-03-15 | 2019-03-22 | 대주전자재료 주식회사 | 리튬 이차전지 음극재용 실리콘 복합산화물 및 이의 제조방법 |
EP3480875A1 (en) * | 2013-12-25 | 2019-05-08 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Negative electrode active material for nonaqueous electrolyte secondary batteries and method for producing same |
WO2019112325A1 (ko) | 2017-12-05 | 2019-06-13 | 대주전자재료 주식회사 | 비수전해질 이차전지용 음극활물질 및 이의 제조 방법 |
KR20190066596A (ko) | 2017-12-05 | 2019-06-13 | 대주전자재료 주식회사 | 비수전해질 이차전지용 음극활물질 및 이의 제조 방법 |
KR20190091001A (ko) * | 2018-01-26 | 2019-08-05 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 음극 활물질, 이를 포함하는 음극 및 상기 음극을 포함하는 리튬 이온 이차 전지 |
KR20190093176A (ko) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 주식회사 엘지화학 | 음극 활물질, 이를 포함하는 음극 및 리튬 이차전지 |
US10388948B2 (en) | 2012-01-30 | 2019-08-20 | Nexeon Limited | Composition of SI/C electro active material |
US10396355B2 (en) | 2014-04-09 | 2019-08-27 | Nexeon Ltd. | Negative electrode active material for secondary battery and method for manufacturing same |
US10424785B2 (en) | 2016-06-27 | 2019-09-24 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Negative electrode material including composite particles, and method for producing the same |
KR20190116010A (ko) | 2018-04-04 | 2019-10-14 | 대주전자재료 주식회사 | 규소-탄소 복합체 및 규소-탄소 복합체의 제조 방법 |
KR20190116011A (ko) | 2018-04-04 | 2019-10-14 | 대주전자재료 주식회사 | 규소-산화규소-탄소 복합체 및 규소-산화규소-탄소 복합체의 제조 방법 |
KR20190116012A (ko) | 2018-04-04 | 2019-10-14 | 대주전자재료 주식회사 | 규소 복합 산화물 및 이의 제조 방법 |
US10476072B2 (en) | 2014-12-12 | 2019-11-12 | Nexeon Limited | Electrodes for metal-ion batteries |
US10586976B2 (en) | 2014-04-22 | 2020-03-10 | Nexeon Ltd | Negative electrode active material and lithium secondary battery comprising same |
JP2020507906A (ja) * | 2017-12-12 | 2020-03-12 | 貝特瑞新材料集団股▲ふん▼有限公司Btr New Material Group Co.,Ltd. | リチウムイオン二次電池用負極材料及びその製造方法 |
EP3531483A4 (en) * | 2016-10-19 | 2020-04-22 | OSAKA Titanium Technologies Co., Ltd. | SILICON OXIDE NEGATIVE ELECTRODE MATERIAL AND PRODUCTION METHOD THEREFOR |
CN111149241A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-12 | 上海杉杉科技有限公司 | 硅基储锂材料及其制备方法 |
CN111149242A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-12 | 上海杉杉科技有限公司 | 硅基储锂材料及其制备方法 |
JP2020518962A (ja) * | 2017-05-04 | 2020-06-25 | エルジー・ケム・リミテッド | 負極活物質、前記負極活物質を含む負極、前記負極を含む二次電池及び前記負極活物質の製造方法 |
KR20200090058A (ko) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 주식회사 엘지화학 | 리튬이차전지용 음극 활물질 및 이를 포함한 리튬이차전지 |
US10822713B2 (en) | 2011-06-24 | 2020-11-03 | Nexeon Limited | Structured particles |
KR20200126344A (ko) | 2019-04-29 | 2020-11-06 | 대주전자재료 주식회사 | 리튬 이차전지 음극재용 실리콘 복합산화물 및 이의 제조방법 |
EP3675249A4 (en) * | 2017-12-01 | 2020-11-11 | LG Chem, Ltd. | ANODE FOR SECONDARY LITHIUM BATTERY AND SECONDARY LITHIUM BATTERY INCLUDING IT |
JP2020202068A (ja) * | 2019-06-10 | 2020-12-17 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極活物質、リチウムイオン二次電池およびリチウムイオン二次電池用負極活物質の製造方法 |
US20200403235A1 (en) * | 2017-11-24 | 2020-12-24 | Lg Chem, Ltd. | Negative electrode active material for lithium secondary battery and preparation method thereof |
KR20200144855A (ko) | 2019-06-19 | 2020-12-30 | 대주전자재료 주식회사 | 리튬 이차전지 음극재용 탄소-규소복합산화물 복합체 및 이의 제조방법 |
EP3709405A4 (en) * | 2018-01-30 | 2021-01-20 | Lg Chem, Ltd. | ANODE ACTIVE MATERIAL, METHOD FOR MANUFACTURING ANODE ACTIVE MATERIAL, ANODE WITH ANODE ACTIVE MATERIAL AND SECONDARY BATTERY WITH ANODE |
JP2021504918A (ja) * | 2017-12-01 | 2021-02-15 | デジュ・エレクトロニック・マテリアルズ・カンパニー・リミテッドDaejoo Electronic Materials Co., Ltd. | ケイ素酸化物複合体を含む非水電解質二次電池用負極活物質、及びその製造方法 |
WO2021133128A1 (ko) * | 2019-12-25 | 2021-07-01 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 음극 활물질, 상기 음극 활물질을 포함하는 음극 및 이차전지 |
CN114420910A (zh) * | 2022-01-19 | 2022-04-29 | 山东能源集团有限公司 | 一种具有核壳结构的氮掺杂硅炭复合材料及其制备方法 |
CN114600271A (zh) * | 2019-08-19 | 2022-06-07 | 大洲电子材料株式会社 | 二次电池及其制造方法 |
KR20220120742A (ko) | 2021-02-22 | 2022-08-31 | 한양대학교 산학협력단 | 리튬이차전지용 규소산화물계 복합체 음극 활물질 및 이의 제조방법 |
JP2023033246A (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-09 | ポスコ シリコン ソリューション カンパニー リミテッド | 二次電池用負極材 |
JP2023033245A (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-09 | ポスコ シリコン ソリューション カンパニー リミテッド | 二次電池用負極材 |
JP2023511165A (ja) * | 2020-01-21 | 2023-03-16 | デジュ・エレクトロニック・マテリアルズ・カンパニー・リミテッド | ケイ素-ケイ素複合酸化物-炭素複合材料、その調製方法、およびそれを含む負極活物質 |
CN116157358A (zh) * | 2020-08-27 | 2023-05-23 | 松下知识产权经营株式会社 | 非水电解质二次电池用负极材料及非水电解质二次电池 |
WO2023133814A1 (zh) * | 2022-01-14 | 2023-07-20 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 蛋黄核壳结构复合材料及制备方法和含该材料的二次电池 |
US11888156B2 (en) | 2018-05-15 | 2024-01-30 | Lg Energy Solution, Ltd. | Negative electrode active material, negative electrode including negative electrode active material, and lithium secondary battery including negative electrode |
JP7466982B2 (ja) | 2020-08-28 | 2024-04-15 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 負極および前記負極を含む二次電池 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102260425B1 (ko) | 2018-05-24 | 2021-08-02 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 리튬 이차전지용 음극활물질 및 이의 제조방법 |
KR102511822B1 (ko) | 2021-02-18 | 2023-03-17 | 에스케이온 주식회사 | 리튬 이차 전지용 음극 활물질 이를 포함하는 리튬 이차 전지 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004047404A (ja) * | 2002-05-17 | 2004-02-12 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 導電性珪素複合体及びその製造方法並びに非水電解質二次電池用負極材 |
JP2006503688A (ja) * | 2002-10-21 | 2006-02-02 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 高吸蔵水素吸蔵材料 |
JP2007294423A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-11-08 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 珪素−珪素酸化物−リチウム系複合体及びその製造方法並びに非水電解質二次電池用負極材 |
-
2010
- 2010-07-29 JP JP2010170248A patent/JP5406799B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004047404A (ja) * | 2002-05-17 | 2004-02-12 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 導電性珪素複合体及びその製造方法並びに非水電解質二次電池用負極材 |
JP2006503688A (ja) * | 2002-10-21 | 2006-02-02 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 高吸蔵水素吸蔵材料 |
JP2007294423A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-11-08 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 珪素−珪素酸化物−リチウム系複合体及びその製造方法並びに非水電解質二次電池用負極材 |
Cited By (103)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012169259A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-09-06 | Ind Technol Res Inst | エネルギー貯蔵複合粒子、電池負極材料および電池 |
US10822713B2 (en) | 2011-06-24 | 2020-11-03 | Nexeon Limited | Structured particles |
US10388948B2 (en) | 2012-01-30 | 2019-08-20 | Nexeon Limited | Composition of SI/C electro active material |
JP2013197069A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | リチウム二次電池用負極材料及びその製造方法、リチウム二次電池用負極及びその製造方法、リチウム二次電池及びこれを用いた電気機器 |
JPWO2014002356A1 (ja) * | 2012-06-25 | 2016-05-30 | 株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ | リチウムイオン二次電池負極材用粉末、これを用いたリチウムイオン二次電池負極およびキャパシタ負極、ならびにリチウムイオン二次電池およびキャパシタ |
JP5909552B2 (ja) * | 2012-06-25 | 2016-04-26 | 株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ | リチウムイオン二次電池負極材用粉末、これを用いたリチウムイオン二次電池負極およびキャパシタ負極、ならびにリチウムイオン二次電池およびキャパシタ |
US20140050987A1 (en) * | 2012-08-14 | 2014-02-20 | Unist Academy-Industry Research Corporation | Negative electrode active material for rechargeable lithium battery, method for preparing the same, and rechargeable lithium battery including the same |
US9203083B2 (en) * | 2012-08-14 | 2015-12-01 | Unist Academy-Industry Research Corporation | Negative electrode active material for rechargeable lithium battery, method for preparing the same, and rechargeable lithium battery including the same |
CN104737336A (zh) * | 2012-10-26 | 2015-06-24 | 日立化成株式会社 | 锂离子二次电池用负极材料、锂离子二次电池用负极和锂离子二次电池 |
JP2020113547A (ja) * | 2012-10-26 | 2020-07-27 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
US10892482B2 (en) | 2012-10-26 | 2021-01-12 | Showa Denko Materials Co., Ltd. | Negative electrode material for lithium ion secondary battery, negative electrode for lithium ion secondary battery, and lithium ion secondary battery |
JP2018160460A (ja) * | 2012-10-26 | 2018-10-11 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
EP2913872A1 (en) | 2012-10-26 | 2015-09-02 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Negative electrode material for lithium ion secondary battery, negative electrode for lithium ion secondary battery, and lithium ion secondary battery |
JPWO2014065418A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2016-09-08 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
WO2014065418A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
EP3480875A1 (en) * | 2013-12-25 | 2019-05-08 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Negative electrode active material for nonaqueous electrolyte secondary batteries and method for producing same |
US10511026B2 (en) | 2014-03-24 | 2019-12-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electrode for nonaqueous electrolyte secondary battery, nonaqueous electrolyte secondary battery, battery pack, and vehicle |
JPWO2015145521A1 (ja) * | 2014-03-24 | 2017-04-13 | 株式会社東芝 | 非水電解質電池用負極活物質、非水電解質二次電池用負極、非水電解質二次電池及び電池パック |
WO2015145521A1 (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-01 | 株式会社 東芝 | 非水電解質電池用負極活物質、非水電解質二次電池用負極、非水電解質二次電池及び電池パック |
US10693134B2 (en) | 2014-04-09 | 2020-06-23 | Nexeon Ltd. | Negative electrode active material for secondary battery and method for manufacturing same |
US10396355B2 (en) | 2014-04-09 | 2019-08-27 | Nexeon Ltd. | Negative electrode active material for secondary battery and method for manufacturing same |
US10586976B2 (en) | 2014-04-22 | 2020-03-10 | Nexeon Ltd | Negative electrode active material and lithium secondary battery comprising same |
JP2015210962A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
JP2015210959A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
JP2015210961A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
JP2015229606A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | 日立化成株式会社 | マグネシウムケイ酸塩複合体 |
US10476072B2 (en) | 2014-12-12 | 2019-11-12 | Nexeon Limited | Electrodes for metal-ion batteries |
JP2016138315A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 信越化学工業株式会社 | Cvd装置、ケイ素系負極活物質材料、非水電解質二次電池用負極、及びリチウムイオン二次電池 |
EP3264505A4 (en) * | 2015-02-24 | 2018-08-01 | Nexeon Ltd | Silicon anode active material and preparation method therefor |
CN107408681A (zh) * | 2015-02-24 | 2017-11-28 | 橙力电池株式会社 | 硅负极活性物质及其制备方法 |
CN106537659A (zh) * | 2015-06-15 | 2017-03-22 | 大洲电子材料株式会社 | 用于非水电解质可充电电池的负极活性材料及其制备方法和包含该负极活性材料的非水电解质可充电电池 |
KR101586816B1 (ko) | 2015-06-15 | 2016-01-20 | 대주전자재료 주식회사 | 비수전해질 이차전지용 음극재, 이의 제조방법, 및 이를 포함하는 비수전해질 이차전지 |
CN113937258A (zh) * | 2015-06-15 | 2022-01-14 | 大洲电子材料株式会社 | 用于非水电解质可充电电池的负极活性材料及其制备方法和包含其的非水电解质可充电电池 |
CN106537659B (zh) * | 2015-06-15 | 2021-09-24 | 大洲电子材料株式会社 | 用于非水电解质可充电电池的负极活性材料 |
JP2018519648A (ja) * | 2015-06-15 | 2018-07-19 | デジュ・エレクトロニック・マテリアルズ・カンパニー・リミテッドDaejoo Electronic Materials Co., Ltd. | 非水電解質二次電池用負極材、その製造方法、及びこれを含む非水電解質二次電池 |
EP3136477A4 (en) * | 2015-06-15 | 2017-11-15 | Dae Joo Electronic Materials Co., Ltd. | Anode material for non-aqueous electrolyte secondary battery, preparation method therefor, and non-aqueous electrolyte secondary battery including same |
US10811681B2 (en) | 2015-11-20 | 2020-10-20 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Negative electrode active material, negative electrode, lithium ion secondary battery, method for producing negative electrode material for non-aqueous electrolyte secondary battery and method for producing lithium ion secondary battery |
WO2017085907A1 (ja) * | 2015-11-20 | 2017-05-26 | 信越化学工業株式会社 | 負極活物質、負極電極、リチウムイオン二次電池、非水電解質二次電池用負極材の製造方法及びリチウムイオン二次電池の製造方法 |
JP2017098005A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | 信越化学工業株式会社 | 負極活物質、負極電極、リチウムイオン二次電池、非水電解質二次電池用負極材の製造方法及びリチウムイオン二次電池の製造方法 |
JP2017204374A (ja) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | 株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ | 酸化珪素系粉末負極材 |
US10424785B2 (en) | 2016-06-27 | 2019-09-24 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Negative electrode material including composite particles, and method for producing the same |
EP3531483A4 (en) * | 2016-10-19 | 2020-04-22 | OSAKA Titanium Technologies Co., Ltd. | SILICON OXIDE NEGATIVE ELECTRODE MATERIAL AND PRODUCTION METHOD THEREFOR |
EP3379611A1 (en) | 2017-03-20 | 2018-09-26 | Daejoo Electronic Materials Co., Ltd. | Silicon oxide composite for anode material of secondary battery and method for preparing the same |
KR20180106485A (ko) | 2017-03-20 | 2018-10-01 | 대주전자재료 주식회사 | 리튬 이차전지 음극재용 실리콘 복합산화물 및 이의 제조방법 |
JP2020518962A (ja) * | 2017-05-04 | 2020-06-25 | エルジー・ケム・リミテッド | 負極活物質、前記負極活物質を含む負極、前記負極を含む二次電池及び前記負極活物質の製造方法 |
JP7045556B2 (ja) | 2017-05-04 | 2022-04-01 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 負極活物質、前記負極活物質を含む負極、前記負極を含む二次電池及び前記負極活物質の製造方法 |
US11437611B2 (en) | 2017-05-04 | 2022-09-06 | Lg Energy Solution, Ltd. | Negative electrode active material, negative electrode including the same, secondary battery including the negative electrode, and preparation method of the negative electrode active material |
US12009515B2 (en) * | 2017-11-24 | 2024-06-11 | Lg Energy Solution, Ltd. | Negative electrode active material for lithium secondary battery and preparation method thereof |
US20200403235A1 (en) * | 2017-11-24 | 2020-12-24 | Lg Chem, Ltd. | Negative electrode active material for lithium secondary battery and preparation method thereof |
JP2021504918A (ja) * | 2017-12-01 | 2021-02-15 | デジュ・エレクトロニック・マテリアルズ・カンパニー・リミテッドDaejoo Electronic Materials Co., Ltd. | ケイ素酸化物複合体を含む非水電解質二次電池用負極活物質、及びその製造方法 |
US11575123B2 (en) | 2017-12-01 | 2023-02-07 | Lg Energy Solution, Ltd. | Negative electrode for lithium secondary battery and lithium secondary battery including the same |
EP3675249A4 (en) * | 2017-12-01 | 2020-11-11 | LG Chem, Ltd. | ANODE FOR SECONDARY LITHIUM BATTERY AND SECONDARY LITHIUM BATTERY INCLUDING IT |
WO2019112325A1 (ko) | 2017-12-05 | 2019-06-13 | 대주전자재료 주식회사 | 비수전해질 이차전지용 음극활물질 및 이의 제조 방법 |
CN111433949A (zh) * | 2017-12-05 | 2020-07-17 | 大洲电子材料株式会社 | 用于非水电解质二次电池的负极活性物质及其制备方法 |
EP3723171A4 (en) * | 2017-12-05 | 2021-08-11 | Daejoo Electronic Materials Co., Ltd. | NEGATIVE ELECTRODE ACTIVE MATERIAL FOR NON-AQUEOUS ELECTROLYTE SECONDARY BATTERY AND CORRESPONDING PRODUCTION PROCESS |
JP2021506059A (ja) * | 2017-12-05 | 2021-02-18 | デジュ・エレクトロニック・マテリアルズ・カンパニー・リミテッドDaejoo Electronic Materials Co., Ltd. | 非水電解質二次電池用負極活物質、及びその製造方法 |
KR20190066596A (ko) | 2017-12-05 | 2019-06-13 | 대주전자재료 주식회사 | 비수전해질 이차전지용 음극활물질 및 이의 제조 방법 |
KR20200038965A (ko) * | 2017-12-12 | 2020-04-14 | 비티아르 뉴 머티리얼스 그룹 | 리튬이온전지 음극소재 및 그의 제조방법 |
KR102402341B1 (ko) * | 2017-12-12 | 2022-05-26 | 비티아르 뉴 머티리얼스 그룹 | 리튬이온전지 음극소재 및 그의 제조방법 |
JP2020507906A (ja) * | 2017-12-12 | 2020-03-12 | 貝特瑞新材料集団股▲ふん▼有限公司Btr New Material Group Co.,Ltd. | リチウムイオン二次電池用負極材料及びその製造方法 |
US11967708B2 (en) | 2017-12-12 | 2024-04-23 | Btr New Material Group Co., Ltd. | Lithium ion battery negative electrode material and preparation method therefor |
KR102465722B1 (ko) * | 2018-01-26 | 2022-11-09 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 리튬 이차전지용 음극 활물질, 이를 포함하는 음극 및 상기 음극을 포함하는 리튬 이온 이차 전지 |
KR20190091001A (ko) * | 2018-01-26 | 2019-08-05 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 음극 활물질, 이를 포함하는 음극 및 상기 음극을 포함하는 리튬 이온 이차 전지 |
EP3709405A4 (en) * | 2018-01-30 | 2021-01-20 | Lg Chem, Ltd. | ANODE ACTIVE MATERIAL, METHOD FOR MANUFACTURING ANODE ACTIVE MATERIAL, ANODE WITH ANODE ACTIVE MATERIAL AND SECONDARY BATTERY WITH ANODE |
US11605811B2 (en) | 2018-01-30 | 2023-03-14 | Lg Energy Solution, Ltd. | Negative electrode active material, preparation method thereof, negative electrode including the negative electrode active material, and secondary battery including the negative electrode |
US11824184B2 (en) | 2018-01-31 | 2023-11-21 | Lg Energy Solution, Ltd. | Negative electrode active material, negative electrode including the same and lithium secondary battery including the same |
JP7063981B2 (ja) | 2018-01-31 | 2022-05-09 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 負極活物質、これを含む負極及びリチウム二次電池 |
EP3678230A4 (en) * | 2018-01-31 | 2020-12-23 | Lg Chem, Ltd. | ACTIVE ANODE MATERIAL, ANODE INCLUDING THE LATEST AND RECHARGEABLE LITHIUM BATTERY |
JP2020529709A (ja) * | 2018-01-31 | 2020-10-08 | エルジー・ケム・リミテッド | 負極活物質、これを含む負極及びリチウム二次電池 |
KR102301219B1 (ko) * | 2018-01-31 | 2021-09-10 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 음극 활물질, 이를 포함하는 음극 및 리튬 이차전지 |
KR20190093176A (ko) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 주식회사 엘지화학 | 음극 활물질, 이를 포함하는 음극 및 리튬 이차전지 |
JP7337202B2 (ja) | 2018-01-31 | 2023-09-01 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 負極活物質、これを含む負極及びリチウム二次電池 |
JP2022076482A (ja) * | 2018-01-31 | 2022-05-19 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 負極活物質、これを含む負極及びリチウム二次電池 |
KR20190116011A (ko) | 2018-04-04 | 2019-10-14 | 대주전자재료 주식회사 | 규소-산화규소-탄소 복합체 및 규소-산화규소-탄소 복합체의 제조 방법 |
KR20190116010A (ko) | 2018-04-04 | 2019-10-14 | 대주전자재료 주식회사 | 규소-탄소 복합체 및 규소-탄소 복합체의 제조 방법 |
KR20190116012A (ko) | 2018-04-04 | 2019-10-14 | 대주전자재료 주식회사 | 규소 복합 산화물 및 이의 제조 방법 |
US11888156B2 (en) | 2018-05-15 | 2024-01-30 | Lg Energy Solution, Ltd. | Negative electrode active material, negative electrode including negative electrode active material, and lithium secondary battery including negative electrode |
JP2018195586A (ja) * | 2018-07-17 | 2018-12-06 | 日立化成株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極材料、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池 |
KR20200090058A (ko) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 주식회사 엘지화학 | 리튬이차전지용 음극 활물질 및 이를 포함한 리튬이차전지 |
KR102682363B1 (ko) | 2019-01-18 | 2024-07-04 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 리튬이차전지용 음극 활물질 및 이를 포함한 리튬이차전지 |
KR20190030676A (ko) | 2019-03-15 | 2019-03-22 | 대주전자재료 주식회사 | 리튬 이차전지 음극재용 실리콘 복합산화물 및 이의 제조방법 |
KR20200126344A (ko) | 2019-04-29 | 2020-11-06 | 대주전자재료 주식회사 | 리튬 이차전지 음극재용 실리콘 복합산화물 및 이의 제조방법 |
JP2020202068A (ja) * | 2019-06-10 | 2020-12-17 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | リチウムイオン二次電池用負極活物質、リチウムイオン二次電池およびリチウムイオン二次電池用負極活物質の製造方法 |
KR20200144855A (ko) | 2019-06-19 | 2020-12-30 | 대주전자재료 주식회사 | 리튬 이차전지 음극재용 탄소-규소복합산화물 복합체 및 이의 제조방법 |
KR20210146874A (ko) | 2019-06-19 | 2021-12-06 | 대주전자재료 주식회사 | 리튬 이차전지 음극재용 탄소-규소복합산화물 복합체 및 이의 제조방법 |
CN114600271A (zh) * | 2019-08-19 | 2022-06-07 | 大洲电子材料株式会社 | 二次电池及其制造方法 |
KR20220128333A (ko) | 2019-12-25 | 2022-09-20 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 음극 활물질, 상기 음극 활물질을 포함하는 음극 및 이차전지 |
WO2021133128A1 (ko) * | 2019-12-25 | 2021-07-01 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 음극 활물질, 상기 음극 활물질을 포함하는 음극 및 이차전지 |
CN111149242B (zh) * | 2019-12-30 | 2024-01-23 | 上海杉杉科技有限公司 | 硅基储锂材料及其制备方法 |
CN111149241A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-12 | 上海杉杉科技有限公司 | 硅基储锂材料及其制备方法 |
CN111149242A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-12 | 上海杉杉科技有限公司 | 硅基储锂材料及其制备方法 |
CN111149241B (zh) * | 2019-12-30 | 2023-11-28 | 上海杉杉科技有限公司 | 硅基储锂材料及其制备方法 |
JP2023511165A (ja) * | 2020-01-21 | 2023-03-16 | デジュ・エレクトロニック・マテリアルズ・カンパニー・リミテッド | ケイ素-ケイ素複合酸化物-炭素複合材料、その調製方法、およびそれを含む負極活物質 |
CN116157358A (zh) * | 2020-08-27 | 2023-05-23 | 松下知识产权经营株式会社 | 非水电解质二次电池用负极材料及非水电解质二次电池 |
JP7466982B2 (ja) | 2020-08-28 | 2024-04-15 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 負極および前記負極を含む二次電池 |
KR20220120742A (ko) | 2021-02-22 | 2022-08-31 | 한양대학교 산학협력단 | 리튬이차전지용 규소산화물계 복합체 음극 활물질 및 이의 제조방법 |
JP2023033245A (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-09 | ポスコ シリコン ソリューション カンパニー リミテッド | 二次電池用負極材 |
JP2023033246A (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-09 | ポスコ シリコン ソリューション カンパニー リミテッド | 二次電池用負極材 |
JP7498748B2 (ja) | 2021-08-27 | 2024-06-12 | ポスコ シリコン ソリューション カンパニー リミテッド | 二次電池用負極材 |
JP7504169B2 (ja) | 2021-08-27 | 2024-06-21 | ポスコ シリコン ソリューション カンパニー リミテッド | 二次電池用負極材 |
WO2023133814A1 (zh) * | 2022-01-14 | 2023-07-20 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 蛋黄核壳结构复合材料及制备方法和含该材料的二次电池 |
CN114420910B (zh) * | 2022-01-19 | 2023-12-01 | 山东能源集团有限公司 | 一种具有核壳结构的氮掺杂硅炭复合材料及其制备方法 |
CN114420910A (zh) * | 2022-01-19 | 2022-04-29 | 山东能源集团有限公司 | 一种具有核壳结构的氮掺杂硅炭复合材料及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5406799B2 (ja) | 2014-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5406799B2 (ja) | 非水電解質二次電池用負極材とその製造方法及びリチウムイオン二次電池 | |
JP5411780B2 (ja) | 非水電解質二次電池用負極材及び非水電解質二次電池用負極材の製造方法並びにリチウムイオン二次電池 | |
US10622626B2 (en) | Negative electrode material for secondary battery with non-aqueous electrolyte, method for manufacturing negative electrode material for secondary battery with non-aqueous electrolyte, and lithium ion secondary battery | |
JP4985949B2 (ja) | 珪素−珪素酸化物−リチウム系複合体の製造方法、並びに非水電解質二次電池用負極材 | |
JP5245592B2 (ja) | 非水電解質二次電池用負極材、ならびにリチウムイオン二次電池及び電気化学キャパシタ | |
JP5184567B2 (ja) | 非水電解質二次電池用負極材並びにリチウムイオン二次電池及び電気化学キャパシタ | |
KR20070096933A (ko) | 규소-규소 산화물-리튬계 복합체 및 그의 제조 방법 및비수전해질 이차 전지용 부극재 | |
JP5949194B2 (ja) | 非水電解質二次電池用負極活物質の製造方法 | |
KR20150118540A (ko) | 리튬 이온 이차 전지용 부극재, 리튬 이온 이차 전지용 부극, 리튬 이온 이차 전지 및 리튬 이온 이차 전지용 부극재의 제조 방법 | |
KR20160011633A (ko) | 부극 활물질 및 비수전해질 이차 전지, 및 그들의 제조 방법 | |
JP2013008696A (ja) | 非水電解質二次電池用負極材の製造方法 | |
JP5182498B2 (ja) | 非水電解質二次電池用負極材及びその製造方法、ならびにリチウムイオン二次電池及び電気化学キャパシタ | |
JP5910479B2 (ja) | 非水電解質二次電池用負極活物質、リチウムイオン二次電池及び電気化学キャパシタの製造方法 | |
JP2016106358A (ja) | 非水電解質二次電池用負極活物質の製造方法 | |
JP2015149208A (ja) | リチウムイオン二次電池用負極材及びその製造方法、ならびに負極及びリチウムイオン二次電池 | |
JP6408639B2 (ja) | リチウムイオン二次電池用負極材、リチウムイオン二次電池用負極、及びリチウムイオン二次電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131015 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5406799 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |