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JP2012029216A - 再生装置、再生方法、およびプログラム - Google Patents

再生装置、再生方法、およびプログラム Download PDF

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JP2012029216A JP2010168318A JP2010168318A JP2012029216A JP 2012029216 A JP2012029216 A JP 2012029216A JP 2010168318 A JP2010168318 A JP 2010168318A JP 2010168318 A JP2010168318 A JP 2010168318A JP 2012029216 A JP2012029216 A JP 2012029216A
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Abstract

【課題】3Dコンテンツの再生中の飛び越し操作によって発生する2D表示から3D表示への切り換えにおいて、3D表示へ違和感なく切り換えられるようにする。
【解決手段】再生装置1は、光ディスク2に記録されている3Dコンテンツを再生する。再生装置1は、再生中の3Dコンテンツの3D画像に対して、FFボタン、FRボタン、Jumpキーなどの飛び越し操作が行われた場合、飛び越し操作終了後の所定時間、3Dコンテンツを2D画像で表示させる。本発明は、例えば、BD-ROMなどの光ディスク2に記録された3Dコンテンツを再生する再生装置に適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、再生装置、再生方法、およびプログラムに関し、特に、3Dコンテンツの再生中の飛び越し操作によって発生する2D表示から3D表示への切り換えにおいて、3D表示へ違和感なく切り換えられるようする再生装置、再生方法、およびプログラムに関する。
近年、映像を立体的に知覚できる3D方式の映画が話題である。また、3Dでの視聴が可能なテレビジョン受像機の発売も始まり、3Dでの視聴が本格化し始めてきている。
再生装置が、3Dコンテンツを再生する場合、早送りや早戻りをしている最中は、左眼用画像かまたは右眼用画像の一方のみを表示するようにして2D画像で表示している。この場合、早送りや早戻りが終わった途端に、画像が2D表示から3D表示となる。そのため、早送りや早戻りによりシーンも変わった上、突然3D表示になるので、視差量の変動量に敏感となり、ユーザが不快に感じることがあった。
従来、2Dコンテンツと3Dコンテンツの切り換えによる2D表示から3D表示への切り換えにおいて、視差量を徐々に広げるようにして、違和感なく3D表示へ切り換えられるようにしたものはある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−328566号公報
しかしながら、3Dコンテンツの再生中の飛び越し操作によって発生する2D表示から3D表示への切り換えにおいて、3D表示へ違和感なく切り換えられるようにしたものはない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、3Dコンテンツの再生中の飛び越し操作によって発生する2D表示から3D表示への切り換えにおいて、3D表示へ違和感なく切り換えられるようするものである。
本発明の一側面の再生装置は、コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツを再生する再生手段と、前記再生手段により再生中の前記3Dコンテンツの3D画像に対して飛び越し操作が行われた場合、前記飛び越し操作終了後の所定時間、前記3Dコンテンツを2D画像で表示させる表示制御手段とを備える。
本発明の一側面の再生方法は、コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツを再生する再生装置が、再生中の前記3Dコンテンツの3D画像に対して飛び越し操作が行われた場合、前記飛び越し操作終了後の所定時間、前記3Dコンテンツを2D画像で表示させるステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、コンピュータを、コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツの再生を制御する再生制御手段と、前記再生制御手段の制御により再生中の前記3Dコンテンツの3D画像に対して飛び越し操作が行われた場合、前記飛び越し操作終了後の所定時間、前記3Dコンテンツを2D画像で表示させる表示制御手段として機能させるためのものである。
本発明の一側面においては、再生中の3D画像に対して飛び越し操作が行われた場合、飛び越し操作終了後の所定時間、3Dコンテンツが2D画像で表示される。
再生装置は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
本発明の一側面によれば、3Dコンテンツの再生中の飛び越し操作によって発生する2D表示から3D表示への切り換えにおいて、3D表示へ違和感なく切り換えられる。
本発明を適用した再生装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図1の再生装置による再生処理を説明するフローチャートである。 インデックスファイルとして記録されるデータの内容を示す図である。 Jump前後のBase画像の変化量を解析する処理を説明する図である。 画像の飛び出し量に対応する最大視差量を解析する処理を説明する図である。 図2の再生処理により表示される画像のイメージ図である。 再生処理のその他の例を説明するフローチャートである。 図7の再生処理により表示される画像のイメージ図である。 ユーザがチャンネルを変更した場合に適用した例を示す図である。 本発明を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
[本発明を適用した再生装置の構成例]
図1は、本発明を適用した再生装置の一実施の形態の構成例を示している。
再生装置1は、コンテンツ記録媒体としての光ディスク2に記録された3Dコンテンツを再生し、外部のディスプレイ3に3Dコンテンツの3D画像を表示させる装置である。ここで、光ディスク2に記録されたコンテンツを再生するとは、正確には、そのコンテンツのデータ(コンテンツデータ)を再生することであるが、本明細書では、適宜、コンテンツを再生すると表現する。なお、再生装置1は、勿論、光ディスク2に2Dコンテンツが記録されている場合には、2Dコンテンツを再生することも可能である。2Dコンテンツ(の2D画像)は、右眼と左眼に対応する画像が同一であり、3Dコンテンツ(の3D画像)は、右眼と左眼に対応する画像が別々で、右眼用画像と左眼用画像との間に設けられた視差により立体的に知覚させるものである。図1において、実線はコンテンツのデータの流れを、点線は制御信号の流れを示している。
本実施の形態において、再生装置1が再生する光ディスク2は、例えば、BD-ROMであるとする。なお、光ディスク2は、BD-ROM以外のDVD(Digital Versatile Disc)やBlu-ray(登録商標) Discであってもよい。また、再生装置1は、光ディスク2以外のフラッシュメモリなどの半導体メモリ、ハードディスク等に記録された3Dコンテンツを再生するものでもよい。即ち、コンテンツ記録媒体の種類は特に限定されない。
光ディスクドライブ11は、コントローラ27の制御の下、光ディスク2を駆動する。ストリーム供給部12は、光ディスクドライブ11により駆動された光ディスク2に記録されている記録信号としての3DコンテンツのAVストリームを読み出し、バッファメモリ14に供給する。
チューナ13は、コントローラ27の制御によって決定された所定のチャンネルの周波数帯の放送波の信号を不図示のアンテナを介して受信し、その結果得られる3DコンテンツのAVストリームをバッファメモリ14に供給する。バッファメモリ14は、3DコンテンツのAVストリームを所定時間保持し、Demux処理部15に供給する。
Demux処理部15は、バッファメモリ14から供給されるAVストリームのPID(パケットID)に基づいて、ビデオデータ、オーディオデータ、字幕データ、などのパケットをそれぞれ抽出する。PIDは、パケットを構成するデータの種類ごとに固有のIDであり、パケットに付加されている。
そして、Demux処理部15は、抽出されたビデオデータ(ビデオES)を、ビデオESバッファ16に供給し、抽出されたオーディオデータ(オーディオES)を、オーディオESバッファ19に供給する。ESは、エレメンタリストリームを表す。
ビデオESバッファ16は、Demux処理部15から供給されるビデオデータを所定時間保持し、ビデオデコード部17に供給する。ビデオデコード部17は、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2),MPEG4,AVC(Advanced Video Coding)等の所定の符号化方式で符号化されているビデオデータをデコードすることにより、左眼用画像(以下、L画像と称する。)と右眼用画像(以下、R画像と称する。)の画像データを生成する。ビデオバッファ18は、デコードして得られたL画像とR画像の画像データを所定時間保持し、画像処理部24に供給する。
3Dコンテンツの画像データは、データ容量を少なくして保存することができるようにするため、例えば、H.264 AVC(Advanced Video Coding)/MVC(Multi-view Video coding)による符号化が行われ、圧縮されて、光ディスク2に記録されている。
H.264 AVC/MVCでは、Base view videoと呼ばれるビデオストリームと、Dependent view videoと呼ばれるビデオストリームとが定義されている。以下、適宜、H.264 AVC/MVCを単にMVCという。
MVCは、時間方向の画像間の予測だけでなく、ストリーム(view)間の予測も用いた符号化を行う。
即ち、MVCにおいては、Base view videoには、他のストリームを参照映像とする予測符号化が許されていないが、Dependent view videoには、Base view videoを参照映像とする予測符号化が許されている。従って、3Dコンテンツの画像データとしては、例えば、L画像をBase view videoとし、R画像をDependent view videoとする符号化が行われている。この場合、R画像についてはL画像を基に予測符号化を行うので、Dependent view videoストリームのデータ量を、Base view videoストリームのデータ量に比較して少なくすることができる。
なお、H.264/AVCでの符号化であるから、Base view videoについて時間方向の予測は行われている。また、Dependent view videoについても、view間の予測とともに、時間方向の予測が行われている。Dependent view videoをデコードするには、エンコード時に参照先とした、対応するBase view videoのデコードが先に終了している必要がある。
3Dコンテンツの画像データは、L画像とR画像のデータがそれぞれ異なるMPEG-TSとして光ディスク2に記録されてもよいし、1つのMPEG-TSとして記録されてもよい。
オーディオESバッファ19は、Demux処理部15から供給されるオーディオデータを所定時間保持し、オーディオデコード部20に供給する。オーディオデコード部20は、MPEG等の所定の符号化方式で符号化されているオーディオデータをデコードすることにより、音声データを生成する。オーディオバッファ21は、デコードして得られた音声データを所定時間保持し、AV同期部25に供給する。
OSD描画部22は、コントローラ27の制御の下、3Dコンテンツの3D画像に重畳させて表示させるOSD(On Screen Display)画面を生成し、OSDバッファ23に供給する。例えば、OSD描画部22は、チャンネル番号やボリュームを表示するOSD画面、再生時間、3Dコンテンツ全体における現在の再生位置などを表示するOSD画面などを生成する。OSDバッファ23は、OSD描画部22により生成されたOSD画面の画像データを所定時間保持し、画像処理部24に供給する。
画像処理部24は、コントローラ27の制御の下、ビデオバッファ18とOSDバッファ23に保持されている画像データを取得して、必要に応じて所定の処理を実行し、AV同期部25に供給する。画像処理部24が実行する処理としては、例えば、3Dコンテンツの3D画像とOSD画面の合成処理、L画像とR画像の視差量を変更する視差変更処理などである。
AV同期部25は、PTSに従って、画像処理部24から供給される画像データと、オーディオバッファ21から供給される音声データを同期させて出力部26に供給する。PTS(Presentation Time Stamp)は、再生のための時刻情報である。
出力部26は、D/Aコンバータを内蔵し、AV同期部25から供給される画像データと音声データを、アナログまたはデジタルのAV信号としてディスプレイ3に出力する。出力部26は、出力端子として、たとえば、AV信号をHDMI(High-Definition Multimedia Interface)信号により出力するHDMI出力端子や、AV信号をコンポーネント信号により出力する出力端子などを有する。
出力部26と接続されるディスプレイ3は、例えば、PDP(Plasma Display Panel)ディスプレイや液晶ディスプレイで構成されるテレビジョン受像機などである。3Dコンテンツの再生においては、ディスプレイ3には、L画像とR画像が交互に表示される。視聴者(ユーザ)は、立体視用のメガネを装着して、3Dコンテンツの3D画像を視聴する。立体視用のメガネは、例えば、左右交互に開閉するシャッタ機能を有するものであり、ディスプレイ3に表示されるL画像とR画像に同期して、左眼と右眼のシャッタが交互に開閉する。L画像とR画像には視差が設けられてあり、右眼と左眼それぞれで独立に、対応するL画像とR画像を視認することで、視聴者は、ディスプレイ3に表示される画像を立体的に知覚することができる。
コントローラ27は、不図示のメモリに記録された制御プログラムにより、操作部28または受光部29からの動作命令に従って、再生装置1の再生動作を制御することで、ディスプレイ3に表示させる再生画像を制御する。
操作部28は、例えば、再生を実行する再生ボタン、再生を停止する停止ボタンなどを有し、ユーザの操作を受け付け、受け付けられた操作に対応する操作信号をコントローラ27に供給する。受光部29は、赤外線信号等により、再生装置1に付属のリモートコントローラ30から供給される操作信号を受信し、コントローラ27に供給する。
リモートコントローラ30は、ユーザが操作した操作ボタンに対応する操作信号を、赤外線信号等の無線通信により再生装置1本体の受光部29に送信する。
リモートコントローラ30には、3Dコンテンツの再生に関する操作ボタンとして、例えば、再生ボタン、停止ボタン、FF(早送り)ボタン、FR(早戻し)ボタン、Next(次)ボタン、Prev(前)ボタン、Flash+ボタン、Flash-ボタンなどがある。
FF(早送り)ボタン、FR(早戻し)ボタン、Next(次)ボタン、Prev(前)ボタン、Flash+ボタン、およびFlash-ボタンは、いずれも、現時点から、所定枚数先または後ろへ飛び越した画像を表示させる飛び越し操作を行うボタンである。
Next(次)ボタンは、現在再生中のチャプタの次のチャプタの先頭位置に再生位置を移動させるボタンである。Prev(前)ボタンは、現在再生中のチャプタの先頭位置、または、前のチャプタの先頭位置に再生位置を移動させるボタンである。Flash+ボタンは、現在の再生位置から予め設定されている秒数(例えば、15秒)先の位置に再生位置を移動させるボタンである。Flash-ボタンは、現在の再生位置から予め設定されている秒数(例えば、10秒)前の位置に再生位置を移動させるボタンである。FF(早送り)ボタンとFR(早戻し)ボタンは、操作(押下)されている間、再生位置(再生画像)を順次変更するボタンである。これに対して、Next(次)ボタン、Prev(前)ボタン、Flash+ボタン、およびFlash-ボタンは、再生コンテンツの所定の再生位置(時刻)を指定して、その時刻に移動させるボタンである。以下では、Next(次)ボタン、Prev(前)ボタン、Flash+ボタン、およびFlash-ボタンを総称して、Jumpキーともいう。
再生装置1は、以上のように構成される。
図1の再生装置1では、3Dコンテンツの再生中にFFボタン、FRボタン、Jumpキーが操作(押下)されることにより画像(シーン)が大きく変化した後、通常再生に戻ったとき、一定時間、3Dコンテンツを2D画像で表示させることができる。これにより、通常再生に戻ったとき、突然、立体感のある画像が視認されることによる違和感を防止する。
[再生装置1の再生処理]
そこで、図2のフローチャートを参照して、3Dコンテンツの再生中にFFボタン、FRボタン、Jumpキーが操作(押下)されることにより画像(シーン)が大きく変化した後、通常再生に戻ったときの処理を含む、再生装置1による再生処理を説明する。この処理は、例えば、光ディスク2としてのBD-ROMが光ディスクドライブ11に装着されたとき、開始される。
初めに、ステップS1において、再生装置1のコントローラ27は、BD-ROMに記録されているインデックスファイルを読み込む。そして、ステップS2において、再生装置1は、インデックスファイルの所定の位置に記載された情報を取得することにより、光ディスク2に記録されているコンテンツが3Dコンテンツであるかを判定する。
図3は、インデックスファイルとして記録されるデータの内容を示している。
BD-ROMには、ルート(root)ディレクトリの下に、BDMVディレクトリが存在し、その中に、インデックスファイル(index.bdmvファイル)が配置される。
図3Aは、インデックスファイルのデータ構造を示している。
インデックスファイルのなかには、コンテンツについての情報が記録されるAppinfoBDMV()が配置されている。AppinfoBDMV()のデータ構造が、図3Bに示されている。
AppinfoBDMV()には、SS_content_exist_flagという項目のフラグが記述されている。このフラグが「1」である場合、このBD-ROMに記録されているコンテンツが3Dコンテンツであることを示している。コントローラ27は、SS_content_exist_flagのフラグを確認することにより、光ディスク2に記録されているコンテンツが3Dコンテンツであるかを判定する。AppinfoBDMV()には、その他、ビデオフォーマットについての情報(video_format)や、フレームレート(frame_rate)についての情報などが記録されている。
図2に戻り、ステップS2で、光ディスク2に記録されているコンテンツが3Dコンテンツではないと判定された場合、処理はステップS3に進み、再生装置1は、2Dコンテンツの再生を行う。記録されている2Dコンテンツの全ての再生が終了した時点で、処理は終了する。
一方、ステップS2で、光ディスク2に記録されているコンテンツが3Dコンテンツであると判定された場合、処理はステップS4に進み、再生装置1は、3Dコンテンツの再生を行う。
ここで、通常の3Dコンテンツの再生におけるコンテンツデータの流れについて簡単に説明する。
光ディスク2から読み出されたAVストリームは、バッファメモリ14を介してDemux処理部15に供給される。AVストリームは、Demux処理部15によって、ビデオESとオーディオESに分離され、ビデオESは、ビデオESバッファ16を介してビデオデコード部17に供給される。オーディオESは、オーディオESバッファ19を介してオーディオデコード部20に供給される。ビデオデコード部17において、ビデオESがデコードされ、L画像とR画像の画像データが生成される。また、オーディオデコード部20において、オーディオESがデコードされ、音声データが生成される。L画像とR画像の画像データと音声データはAV同期部25によってPTSに従った所定のタイミングで出力され、ディスプレイ3において、L画像とR画像が表示されるとともに音声が出力される。
3Dコンテンツの再生が開始された後、ステップS5において、コントローラ27は、FFボタン又はFRボタンが操作(押下)されたかを判定する。ステップS5で、FFボタンとFRボタンのいずれも操作されていないと判定された場合、処理はステップS6に進み、Jumpキーが操作されたかを判定する。
ステップS6で、Jumpキーが操作されていないと判定された場合、処理はステップS4に戻る。即ち、FFボタン、FRボタン、及びJumpキーのいずれも操作されていない場合、通常の3D再生が継続的に実行される。
一方、ステップS5で、FFボタン又はFRボタンのいずれか一方が操作されたと判定された場合、処理はステップS7に進み、再生装置1は、操作されたFFボタン又はFRボタンに対応する、2D表示による早送り又は早戻しを行う。
このステップS7で実行される2D表示について説明する。
3Dコンテンツの再生中にFFボタン又はFRボタンが操作されると、コントローラ27の制御の下、L画像とR画像のうちの、Base view video(Base画像)として記録されている一方のビデオストリームのみが、ストリーム供給部12によって読み出され、バッファメモリ14を介してDemux処理部15に供給される。早送り再生および早戻し再生では、立体的な視覚の効果よりも、所望の画像の探索という目的が優先されるため、瞬時に読み込み、再生(表示)する必要があるためである。本実施の形態では、L画像のビデオデータがBase view videoとして記録されているとする。従って、Demux処理部15には、Base画像としてのL画像に対応するビデオストリームのみが供給され、L画像のビデオESがビデオESバッファ16を介してビデオデコード部17に供給される。そして、ビデオデコード部17において、L画像のビデオESがデコードされ、L画像の画像データが生成され、ビデオバッファ18に保持される。
画像処理部24は、通常再生においてL画像、R画像、L画像、R画像と、Base画像とDependent画像を交互に出力するところ、早送り再生および早戻し再生では、L画像、L画像、L画像、L画像と、Dependent画像(R画像)を出力するタイミングでもBase画像(L画像)を出力する。このような再生を、BB(Base-Base)出力による2D再生という。ステップS7では、Base画像のみの読み出しによる2D再生が行われる。
そして、処理はステップS8に進み、再生ボタンが操作されたかがコントローラ27により判定され、再生ボタンが操作されたと判定されるまで、ステップS7、S8の処理が繰り返し実行される。これにより、再生ボタンが操作されるまで、2D再生による早送り又は早戻しが継続される。ステップS8で、再生ボタンが操作されたと判定された場合、処理はステップS10に進む。
また、ステップS6で、Jumpキーが操作されたと判定された場合、処理はステップS9に進み、コントローラ27は、Jump機能を実行させる。即ち、コントローラ27は、Next(次)ボタン、Prev(前)ボタン、Flash+ボタン、Flash-ボタンのうちの操作されたボタンに対応する再生位置の飛び越しを実行させる。
ステップS9の処理後も、処理はステップS10に進み、コントローラ27は、現在のモードがオートモードとマニュアルモードのうちの、マニュアルモードであるかを判定する。
マニュアルモードは、FFボタン等の操作から通常再生に戻ったとき、ユーザが指定したユーザ指定時間だけ、3Dコンテンツを2D画像により表示する2D表示を必ず行うモードである。これに対して、オートモードは、通常再生に戻ったときに表示する3D画像の視差量に応じて、2D表示を行うかどうかを必要に応じて(自動的に)判断するモードである。
ステップS10で、現在のモードがマニュアルモードであると判定された場合、処理はステップS11に進み、再生装置1は、3Dコンテンツの2D表示を行う。ステップS11で実行される2D表示では、上述した早送り又は早戻しのときの2D表示と異なり、Base画像(Base view video)と、Dependent画像(Dependent view video)の両方が光ディスク2から読み出される。しかしながら、画像処理部24が、ビデオバッファ18に保持されているBase画像(L画像)のみを用いたBB(Base-Base)出力を行うことにより、2D表示とされる。
ステップS12において、コントローラ27は、ユーザ指定時間が経過したかを判定し、ユーザ指定時間が経過したと判定されるまで、ステップS11の処理が繰り返される。そして、ステップS12で、ユーザ指定時間が経過したと判定された場合、処理はステップS20に進む。
従って、ステップS11およびS12の処理によれば、FFボタン若しくはFRボタンの操作後、または、Jumpキー操作後、ユーザ指定時間が経過するまでは3Dコンテンツの2D表示が必ず実行される。これにより、通常再生に戻ったとき、突然、立体感のある3D画像が視認されることによる違和感を防止する。
一方、ステップS10で、現在のモードがマニュアルモードであると判定された場合、処理はステップS13に進み、コントローラ27は、先の飛び越し操作がJumpキーの操作であったかを判定する。即ち、先の飛び越し操作が行われたのが、FFボタンまたはFRボタンによる操作ではなく、Jumpキーによる操作であったのかが判定される。FFボタンおよびFRボタンによる再生画像の飛び越しでは、飛び越し先の再生位置が近い場合もあるので、画像の変化が大きくない場合もある。一方、Jumpキーによる再生画像の飛び越しでは、画像の変化が大きい場合がほとんどであると考えられる。従って、先の飛び越し操作がJumpキーの操作であった場合には、必ず次のステップS14の処理を実行させるようにするためである。
ステップS13で、先の飛び越し操作がJumpキーの操作であったと判定された場合、処理はステップS14に進み、コントローラ27は、画像処理部24に、Jump前後のBase画像に対し、画像の変化量を解析する処理を実行させる。画像処理部24は、コントローラ27の制御に従い、Jump前後のBase画像の変化量を解析する処理を実行する。具体的には、画像処理部24は、図4に示すように、Jump前後のBase画像の対応する画素の画素値を比較し、画素値の差が所定の値以下である場合に一致すると判定する。そして、一致すると判定された画素の数がBase画像全体に対し、一定の割合(例えば、70%)以上であれば、画像の変化が少ない(大きくない)と判定する。
ステップS15において、コントローラ27は、ステップS14の解析結果を基に、Jump前後で、画像の変化が大きいかを判定する。ステップS15で、画像の変化が少ないと判定された場合、処理はステップS20に進む。
一方、ステップS15で、画像の変化が大きいと判定された場合、または、ステップS13で、先の飛び越し操作がJumpキーの操作ではないと判定された場合、処理はステップS16に進む。
ステップS16において、コントローラ27は、画像処理部24に、画像の飛び出し量の最大値に対応する最大視差量を解析する処理を実行させる。画像処理部24は、コントローラ27からの制御に従い、再生するBase画像(L画像)とDependent画像(R画像)の最大視差量を解析する処理を実行する。具体的には、画像処理部24は、図5に示すように、Base画像とDependent画像のそれぞれを所定のブロックサイズ(例えば、16×16画素)のブロックに分割する。そして、画像処理部24は、Base画像とDependent画像を、ブロック単位で比較する。ここで、画像処理部24は、Base画像の各ブロックに対して、Dependent画像の対応するブロックの位置から、左右それぞれに127画素拡張した範囲で、最大視差量を検出する。なお、Dependent画像においてブロックの位置から127画素とした検出範囲は、適宜、最適な範囲に決定することができる。即ち、Dependent画像の対応するブロックの位置から、左右それぞれに拡張する範囲は、127画素に限定されるものではない。
ステップS17において、コントローラ27は、画像処理部24の解析結果を基に、飛び出し量が大きいかを判定する。ステップS17では、ステップS16で計算された各ブロックの最大視差量の最大値が所定の閾値以上である場合に、飛び出し量が大きいと判定される。ステップS17で、飛び出し量が小さいと判定された場合、処理はステップS20に進む。
一方、ステップS17で、飛び出し量が大きいと判定された場合、処理はステップS18に進む。そして、再生装置1は、ステップS18およびS19において、ステップS11およびS12と同様、3Dコンテンツの2D表示を行い、ユーザ指定時間が経過したかを判定する。ステップS19で、ユーザ指定時間が経過していないと判定された場合、処理はステップS16に戻る。一方、ステップS19で、ユーザ指定時間が経過したと判定された場合、処理はステップS20に進む。
従って、ステップS13乃至S19の処理では、飛び越し操作終了後に表示する3D画像の変化が大きくなければ、即座に3D表示による3Dコンテンツの再生が再開される。また、飛び越し操作前後で画像の変化が大きい場合であっても、飛び出し量が小さければ、3D表示による再生が即座に再開される。飛び越し操作前後で画像の変化が大きい場合であって、かつ、飛び出し量が大きい場合には、ユーザ指定時間だけ3Dコンテンツの2D表示を行ってから、3D表示による再生が再開される。
ステップS20において、コントローラ27は、3Dコンテンツの再生が終了したか、即ち、BD-ROMから全ての3Dコンテンツを読み出したかを判定する。ステップS20で、3Dコンテンツの再生が終了していないと判定された場合、処理はステップS4に戻り、それ以降の処理が繰り返される。一方、ステップS20で、3Dコンテンツの再生が終了したと判定された場合、図2の再生処理が終了する。
[図2の再生処理のイメージ図]
図6は、マニュアルモードの3D再生中に、FFボタン、Jumpキーが操作されたとき、図2の再生処理により表示される画像のイメージ図である。
図6Aは、3D再生中に、FFボタンが操作されたとき、ディスプレイ3に表示される表示画像のイメージ図である。
3D再生中の時刻[00:15:00]にFFボタンが操作されたとする。この場合、再生装置1は、時刻[00:15:00]から一定時間間隔で画像を飛ばしながらBB出力による2D表示を行う。図6Aの例では、5秒間隔で画像を飛ばしながら2D表示が行われている。
そして、早送りの2D再生中の時刻[00:25:00]に再生ボタンが操作されたとする。この場合、再生装置1は、時刻[00:25:00]からユーザ指定時間(図6Aでは3秒)が経過する時刻[00:28:00]まで2D再生をした後、3D再生を再開している。
図6Bは、マニュアルモードの3D再生中に、Jumpキーが操作されたとき、ディスプレイ3に表示される表示画像のイメージ図である。
3D再生中の時刻[00:14:29]に15秒先の再生位置に移動させるFlash+ボタンが操作されたとする。この場合、再生装置1は、15秒先の時刻[00:29:29]の再生位置に移動させ、その再生位置の画像から、2D表示を、ユーザ指定時間(図6Bでは3秒)だけ継続している。そして、2D表示を開始した時刻[00:29:29]からユーザ指定時間経過後の時刻[00:33:00]から、3D表示が再開されている。
[図2の再生処理の変形例]
次に、再生装置1による再生処理のその他の例について説明する。
図7は、再生装置1による再生処理のその他の例を示すフローチャートである。図7に示す再生処理では、再生装置1は、Jumpキー等が操作されることにより画像が大きく変化した後、3Dコンテンツの通常再生に戻ったとき、オリジナルの3D画像を即座に表示せず、視差量を徐々に広げるように調整した3D画像を表示させる。ここで、オリジナルの3D画像とは、光ディスク2に記録されているコンテンツの視差量そのままの3D画像のことをいう。
図7のステップS41乃至S49は、図2のステップS1乃至S9とそれぞれ同様であるので、その説明は省略する。
ステップS48またはS49の処理が終了し、FFボタン、FRボタン、またはJumpキーに対応する処理が終了すると、ステップS50において、画像処理部24は、視差量の比率x[%]に、初期値であるaを代入する。ここで、視差量の比率xは、オリジナルの3D画像の視差量に対して、視差量を変更した3D画像を生成したときの、オリジナルの視差量を基準とした変更後の視差量の比である。例えば、x=50であれば、視差量がオリジナルの画像の半分であることを意味する。また、視差量の比率の初期値aは、例えば、0などに設定することができる。
そして、ステップS51において、画像処理部24は、視差量の比率xが100より小さいかを判定する。
ステップS51で、視差量の比率xが100より小さいと判定された場合、処理はステップS52に進み、画像処理部24は、ビデオバッファ18からオリジナルの3D画像を取得し、それに対して視差量をx[%]に変更した3D画像を生成する。FFボタン、FRボタン、または、Jumpキー操作後であるので、ビデオバッファ18には、Base画像(L画像)と、Dependent画像(R画像)の両方が保持されている。
ステップS53において、再生装置1は、画像処理部24により生成された、視差量をオリジナルのx[%]に変更した3D画像をディスプレイ3に出力する。即ち、視差量が変更されたL画像とR画像の画像データと音声データがAV同期部25によってPTSに従った所定のタイミングで出力部26に出力され、出力部26からディスプレイ3に供給される。
ステップS54において、画像処理部24は、コントローラ27の制御の下、視差量の比率xに、比率の増分bを加算して、処理をステップS51に戻す。比率の増分bは、予め所定の値に設定されており、例えば、a=0,b=10であれば、10枚目(10フィールド目)の3D画像で、オリジナルの3D画像と同じ視差量となるように、徐々に視差量が拡大される。
一方、ステップS51で、視差量の比率xが100以上であると判定された場合、処理はステップS55に進み、コントローラ27は、3Dコンテンツの再生が終了したか、即ち、BD-ROMから全ての3Dコンテンツを読み出したかを判定する。ステップS55で、3Dコンテンツの再生が終了していないと判定された場合、処理はステップS44に戻り、それ以降の処理が繰り返される。一方、ステップS55で、3Dコンテンツの再生が終了したと判定された場合、図7の再生処理が終了する。
[図7の再生処理のイメージ図]
図8は、図7の再生処理により表示される画像のイメージ図である。なお、図7の再生処理においては、マニュアルモード、オードモードの区別はない。
図8Aは、3D再生中にFFボタンが操作されたときの表示画像のイメージ図であり、図8Bは、3D再生中にJumpキーが操作されたときの表示画像のイメージ図である。図8では、図6と異なる点について説明する。操作のタイミングは図6と同一である。
図8Aにおいて、時刻[00:25:00]に再生ボタンが操作されてから、オリジナルの3D画像が表示される時刻[00:28:00]まで、図6Aの2D表示の代わりに、視差量をオリジナルのx[%]に変更した3D画像(図8A中の3D’)が表示されている。即ち、再生装置1は、時刻[00:25:00]から所定の時間(図8Aでは3秒が経過する時刻[00:28:00]まで)、視差量を比率xに変更した3D画像を表示し、その後、オリジナルの3D画像を表示させている。
時刻[00:25:01]に表示される3D画像と、時刻[00:27:29]に表示される3D画像とでは、視差量の比率xが異なり、時刻[00:25:01]の3D画像から、時刻[00:27:29]の3D画像までは、視差量が、初期値であるa[%]から、オリジナルの3D画像の視差量に徐々に戻すように調整した3D画像となっている。視差量が調整された3D画像が表示される時間(図8Aの例では、3秒)は、視差量の比率の初期値aと増分bに依存する。
図8Bにおいて、時刻[00:29:29]にJumpキーが操作されてから、オリジナルの3D画像が表示される時刻[00:33:00]まで、図6Bの2D表示の代わりに、視差量をオリジナルのx[%]に変更した3D画像(図8B中の3D’)が表示されている。即ち、再生装置1は、時刻[00:29:29]から所定の時間(図8Bでは3秒が経過する時刻[00:32:29]まで)、視差量を比率xに変更した3D画像を表示し、その後、オリジナルの3D画像を表示させている。
時刻[00:29:29]に表示される3D画像と、時刻[00:32:29]に表示される3D画像とでは、視差量の比率xが異なり、時刻[00:29:29]の3D画像から、時刻[00:32:29]の3D画像までは、視差量が、初期値であるa[%]から、オリジナルの3D画像の視差量に徐々に戻すように調整した3D画像となっている。視差量が調整された3D画像が表示される時間(図8Bの例では、3秒)は、視差量の比率の初期値aと増分bに依存する。
以上のように、再生装置1は、飛び越し操作終了後、オリジナルの3D画像による表示を行う前に、3Dコンテンツの2D表示を所定時間行う、または、所定時間かけて、オリジナルの3D画像の視差量に徐々に戻すように調整した3D表示を行う。これにより、3Dコンテンツの再生中の飛び越し操作によって発生する2D表示から3D表示への突然の切り換えにおいて、ユーザ(視聴者)の視差への追従が容易になり、違和感、不快感を防止することができる。
[チャンネル切り換えへの適用例]
なお、上述した例は、光ディスク2に記録された3Dコンテンツ再生中の飛び越し操作に対する処理について説明したが、ユーザがチューナ13で選局するチャンネルを変更した場合にも、3D画像が突然切り替わる状態が発生する。従って、ユーザがチャンネルを変更した場合にも、同様の処理を適用することができる。
図9は、上述した処理を、ユーザがチャンネルを変更した場合に適用した例を示している。
図9Aは、図6に対応し、チャンネル切り換え後、ユーザ指定時間、2D表示を行い、その後、3D表示を行う例である。より詳しくは、チャンネルAを視聴中、チャンネルBを選局する選局ボタンが操作されてからユーザ指定時間(例えば、3秒)、2D画像によりチャンネルBの番組が表示され、それから、3D画像が表示されている。
図9Bは、図8に対応し、チャンネル切り換え後、所定時間かけて、オリジナルの3D画像の視差量に徐々に戻すように調整した3D表示を行う例である。より詳しくは、チャンネルAを視聴中、チャンネルBを選局する選局ボタンが操作されてから所定の時間(例えば、3秒)、視差量が調整された3D画像によりチャンネルBの番組が表示され、それから、受信したままの視差量を有する3D画像が表示されている。
[その他の応用例]
以上、飛び越し操作等によって再生中の3D画像が突然切り替わる状態が発生した場合、2D表示を所定時間行う例(図6)、徐々に視差量をオリジナルの3D画像に戻すように3D表示を行う例(図8)について説明したが、これらを組み合わせることも可能である。即ち、再生中の3D画像が突然切り替わる状態が発生した場合、所定時間2D表示を行った後、所定時間かけて、徐々に視差量をオリジナルの3D画像に戻すような3D表示を行ってもよい。
以上のように、再生装置1によれば、飛び越し操作等により再生中の3D画像が突然切り替わる状態が発生した場合でも、ユーザ(視聴者)がコンテンツを認識してから視差が発生することになるので、視差への追従が容易になり、違和感、不快感を防止することができる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図10は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、及びドライブ110が接続されている。
入力部106は、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる。出力部107は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部108は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部109は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体111を駆動する。
チューナ112は、所定の放送局に対応する所定の周波数帯の放送波の信号を受信し、入出力インタフェース105を介して、CPU101等に供給する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU101)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブル記録媒体111に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブル記録媒体111をドライブ110に装着することにより、入出力インタフェース105を介して、記憶部108にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部109で受信し、記憶部108にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM102や記憶部108に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 再生装置, 2 光ディスク, 3 ディスプレイ, 24 画像処理部, 27 コントローラ, 28 操作部, 29 受光部, 30 リモートコントローラ

Claims (6)

  1. コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツを再生する再生手段と、
    前記再生手段により再生中の前記3Dコンテンツの3D画像に対して飛び越し操作が行われた場合、前記飛び越し操作終了後の所定時間、前記3Dコンテンツを2D画像で表示させる表示制御手段と
    を備える再生装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記飛び越し操作終了後の所定時間、前記3Dコンテンツを2D画像で必ず表示させる第1のモードと、前記飛び越し操作終了後に表示する3D画像の視差量に応じて、2D画像による表示を行うかどうかを判断する第2のモードを備える
    請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記飛び越し操作終了後から所定時間かけて、前記3Dコンテンツのオリジナルの3D画像の視差量に徐々に戻す3D画像の表示も行う
    請求項2に記載の再生装置。
  4. 前記飛び越し操作は、FFボタン、FRボタン、Next(次)ボタン、Prev(前)ボタン、Flash+ボタン、およびFlash-ボタンの操作の少なくとも一つを含む
    請求項2に記載の再生装置。
  5. コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツを再生する再生装置が、
    再生中の前記3Dコンテンツの3D画像に対して飛び越し操作が行われた場合、前記飛び越し操作終了後の所定時間、前記3Dコンテンツを2D画像で表示させる
    ステップを含む再生方法。
  6. コンピュータを、
    コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツの再生を制御する再生制御手段と、
    前記再生制御手段の制御により再生中の前記3Dコンテンツの3D画像に対して飛び越し操作が行われた場合、前記飛び越し操作終了後の所定時間、前記3Dコンテンツを2D画像で表示させる表示制御手段
    として機能させるためのプログラム。
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