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JP2012028070A - 中継用コネクタ - Google Patents

中継用コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】コンパクトな構成を維持しながら、オス端子を安定的に保持することを可能としたケーブル接続用の中継用コネクタを提供する。
【解決手段】中継用コネクタ1において、メス側ハウジング3は、オス側ハウジング2との結合方向に突出すると共に、メス端子T2が内挿される筒状の挿入突部41aを有し、オス側ハウジングには、オス端子T1の基端部T1aが嵌挿される端子支持孔61と、当該端子支持孔に連なりオス端子の先端部T1bが遊挿されると共に、メス側ハウジングの挿入突部が嵌挿される結合孔62とが設けられ、オス側ハウジングは、端子支持孔の端縁から結合孔内に向けて突設されると共に、オス端子の先端部の外周に当接する複数の端子支持片68を有し、当該端子支持片の先端側が、メス側ハウジングの挿入突部に挿入される構成とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、電線等のケーブルの接続に用いられる中継用コネクタに関する。
従来、太陽電池モジュールの配線等の接続に用いられる中継用コネクタとして、例えば、一方のケーブルの端部に設けられ、オス端子を収容するプラグハウジングと、他方のケーブルの端部に設けられ、上記オス端子と電気的に接続されるメス端子を収容するリセプタクルハウジングとを備え、両ハウジングは、結合の際に、それぞれに設けられた係合部と被係合部とが互いに係合すると共に、メス端子およびオス端子が収容されるハウジング内部が水密に保持されるものが知られている(特許文献1,2参照)。
特開平11−135190号公報 特開2003−115353号公報
ところで、上記従来の中継用コネクタでは、オス端子の基端部(ケーブル心線との接続部)が、プラグハウジングの取付孔に挿入された状態で固定される一方、オス端子の先端部(メス端子との接続部)は、リセプタクルハウジングの挿入突部が挿入される結合孔内に突出する構成となっている。
このような構成では、オス端子の先端部の振れを防止する観点から、ハウジングの取付孔に保持される基端部の軸方向長さを大きく確保してオス端子を安定的に固定することが望ましい。しかしながら、基端部の軸方向長さを増大させると、ハウジングの軸方向長さも増大させる必要が生じて中継コネクタが大型化するという問題があった。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、コンパクトな構成を維持しながら、オス端子を安定的に保持することを可能とした中継用コネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の第1の側面によれば、オス端子(T1)を収容するオス側ハウジング(2)と、前記オス端子と電気的に接続されるメス端子(T2)を収容し、前記オス側ハウジングに対して結合可能に設けられたメス側ハウジング(3)とを備えたケーブル接続用の中継用コネクタ(1)であって、前記メス側ハウジングは、前記オス側ハウジングとの結合方向に突出すると共に、前記メス端子が内挿される筒状の挿入突部(41a)を有し、前記オス側ハウジングには、前記オス端子の基端部(T1a)が嵌挿される端子支持孔(61)と、当該端子支持孔に連なり前記オス端子の先端部(T1b)が遊挿されると共に、前記メス側ハウジングとの結合の際に前記挿入突部が嵌挿される結合孔(62)とが設けられ、前記オス側ハウジングは、前記端子支持孔の端縁から前記結合孔内に向けて突設されると共に、前記オス端子の先端部の外周に当接する複数の端子支持片(68)を有し、当該端子支持片は、少なくともその先端側が、前記メス側ハウジングとの結合の際に前記挿入突部に挿入されることを特徴とする。
また、本発明の第2の側面によれば、上記第1の側面に関し、前記メス側ハウジングは、前記挿入突部の先端における内周面から突設されると共に、前記メス端子に当接してその前記オス側ハウジング側への移動を規制する規制片(75)を有し、前記複数の端子支持片は、前記挿入突部の周方向において前記規制片とは異なる位置に配置されたことを特徴とする。
また、本発明の第3の側面によれば、上記第1または第2の側面に関し、前記複数の端子支持片は、前記挿入突部の周方向において等間隔に配置されたことを特徴とする。
また、本発明の第4の側面によれば、上記第1から第3のいずれかの側面に関し、前記オス端子は、前記先端部が前記基端部よりも縮径されると共に、当該先端部と基端部との境界をなす環状段部(T1c)とを有し、前記端子支持片は、前記環状段部に更に当接することを特徴とする。
上記本発明の第1の側面によれば、オス端子の先端部を支持すると共に、オス側ハウジングとメス側ハウジングとの結合の際に当該メス側ハウジングの挿入突部に挿入される複数の端子支持片を設けたため、中継用コネクタの軸方向長さに影響を及ぼさすにコンパクトな構成を維持しながら、オス端子を安定的に保持することが可能となる。
また、上記本発明の第2の側面によれば、挿入突部に挿入される複数の端子支持片は、当該挿入突部に内挿されたメス端子のオス側ハウジング側への移動を規制する規制片によって阻害されることはなく、コンパクトな構成を維持しながら、オス端子を安定的に保持することが可能となる。
また、上記本発明の第3の側面によれば、複数の端子支持片によってオス端子の外周を偏りなく支持するため、オス端子をより安定的に保持することが可能となる。
また、上記本発明の第4の側面によれば、オス端子のメス側ハウジング側への移動を規制しつつ、オス端子をより安定的に保持することが可能となる。
実施形態に係る結合状態の中継用コネクタを示す斜視図である。 実施形態に係る非結合状態の中継用コネクタを示す斜視図である。 実施形態に係るオス側ハウジングの分解斜視図である。 実施形態に係るメス側ハウジングの分解斜視図である。 図3のオス側ハウジングのケーブル装着前(オス端子の非挿入状態)の要部断面斜視図である。 図3のオス側ハウジングのケーブル装着後(オス端子の挿入状態)の要部断面斜視図である。 図4のメス側ハウジングのケーブル装着後(メス端子の挿入状態)の前端部の斜視図である。 図1の結合状態の中継用コネクタの各端子を省略した要部断面斜視図である。 実施形態に係るケーブルに対するオス側ハウジングの取り付け方法を示す部分断面図である。 実施形態に係る結合状態の中継用コネクタを示す断面図である。 実施形態に係る結合状態の中継用コネクタを示す要部断面斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る中継用コネクタについて図面を参照しながら説明する。説明にあたり、オス側ハウジングおよびオス端子ならびにメス側ハウジングおよびメス端子に関する方向については、それぞれ図3及び図4中の矢印で示す方向に従うものとする。なお、図1及び図2のオス側ハウジング2においては、説明の便宜上、シール保持部材13が仮留め位置にある状態を示しているが、実際の使用時には、メス側ハウジング3と同様に、シール保持部材13は固定位置にある。
図1及び図2に示すように、中継用コネクタ1は、太陽電池モジュールの配線の接続に用いられる防水型のコネクタであり、ケーブルC1に取り付けられるオス側ハウジング2と、ケーブルC2に取り付けられるメス側ハウジング3とから構成される。オス側ハウジング2とメス側ハウジング3とは互いに結合可能な形状を有しており、両者の結合により、ケーブルC1,C2の先端におけるオス端子T1とメス端子T2(図3及び図4参照)とが電気的に接続される。
オス側ハウジング2は、図3に示すように、合成樹脂製のハウジング本体11と、ハウジング本体11内の防水に供される筒状の弾性シール部材12と、この弾性シール部材12をハウジング本体11の一端側に取り付けた状態で保持する合成樹脂製のシール保持部材13とを備える。これら各部材11〜13は、左右対称かつ上下対称の形状を有している。ケーブルC1は、中心の導体15と、この導体15の周囲に設けられた絶縁体やシース等を含む外部被覆16とから構成され、その先端から露出する導体15にオス端子T1が装着されている。
ハウジング本体11には、オス端子T1が装着されたケーブルC1の先端部を収容保持するケーブル保持孔10が形成されている。また、ハウジング本体11の前側の上下部には、メス側ハウジング3との結合に供される係止筒部21が形成されている。ハウジング本体11は、後側の左右側部にシール保持部材13の前後方向の移動をガイドするガイド溝22を有しており、このガイド溝22には、弾性シール部材12(図3及び図4参照)の仮留めに供される上下一対の仮留爪23,23が突設されている。また、ハウジング本体11の後側の上下外面には、弾性シール部材12の固定に供される固定爪24が突設されている。
弾性シール部材12は、シリコーンゴム等の弾性材料からなり、ケーブルC1の外径に対応する径を有する挿入孔31を有している。図9中に2点鎖線で示すように、挿入孔31の周面には、複数の環状凸部32a〜32dが形成されている。また、弾性シール部材12の前側の外周面には、環状凸部32c,32dに対応する位置に環状凸部32e,32fがそれぞれ形成されている。
シール保持部材13は、弾性シール部材12の後側とケーブルC1とが挿入される挿入孔35が形成された筒状の本体部13aを有する。本体部13aの前側は、ハウジング本体11のケーブル保持孔10に挿入可能に設けられている。本体部13aの左右には、ハウジング本体11のガイド溝22に挿入されるガイド片36が前方に向けて延設されている。
図3に示すように、ハウジング本体11に対するシール保持部材13の仮留めは、ガイド片36がガイド溝22に挿入されるとともに、その上下に突設された仮留爪37,37がハウジング本体11の仮留爪23,23に係止されることにより行われる。また、本体部13aの上下には係止環38が前方に向けて延設されており、この係止環38がハウジング本体11の固定爪24によって係止されることにより、シール保持部材13がハウジング本体11に対して固定される。
一方、メス側のハウジング本体41には、図4に示すように、メス端子T2が装着されたケーブルC2の先端部を収容保持するケーブル保持孔40が形成されている。また、ハウジング本体41の前側の上下部には、オス側ハウジング2との結合に供される係止片42が形成されている。係止片42は、対応するオス側ハウジング2の係止筒部21に挿入されてその先端の外向きの係止爪43が係止筒部21の後側の開口縁に係止され、これにより、オス側ハウジング2とメス側ハウジング3との結合が行われる。
メス側ハウジング3において、弾性シール部材12およびシール保持部材13の機能および構成、ならびにこれらの弾性シール部材12およびシール保持部材13と係合するハウジング本体41の後部(ガイド溝22、仮留爪23,23、及び固定爪24等を含む)の機能および構成については、上述のオス側ハウジング2の場合と同様であるため、詳細な説明を省略する。また、ケーブルC2は、その先端にメス端子T2が装着されることを除けば、ケーブルC1と同一の構成を有している。
図5及び図6に示すように、オス側のハウジング本体11には、ケーブル保持孔10の前方に順次連なる端子支持孔61と、結合孔62とが形成されている。端子支持孔61には、オス端子T1の基端部T1aが嵌挿される。また、端子支持孔61よりも大きな内径を有する結合孔62には、オス端子T1の縮径された先端部T1bが遊挿されると共に、メス側ハウジング3との結合の際に挿入突部41a(図4参照)が嵌挿される。
端子支持孔61には、複数の規制ブロック65と、これら規制ブロック65の一方側(後方)に所定間隔をおいて配置された複数の係止ブロック66とが設けられている。各規制ブロック65および各係止ブロック66は、それぞれ端子支持孔61の内周面から内側に向けて突設されると共に、互いに周方向に間隔をおいて配置されている。また、規制ブロック65と係止ブロック66とは、それらが周方向に互いに重ならないように配置されている(すなわち、規制ブロック65と係止ブロック66との一方は、他方の間隙に対応する周方向位置に配置されている)。これにより、端子支持孔61においてアンダーカットが生じて金型構造が複雑になるという不都合を回避している。
規制ブロック65は、端子支持孔61の内周面に沿って軸方向に延びる本体部67と、この本体部67の前端から斜め内側に延出した端子支持片68とを有している。各端子支持片68は、端子支持孔61の端縁から結合孔62内に向けて突設されており、その内面68aがオス端子T1の先端部T1bの外周面に当接する。また、端子支持片68の傾斜した後面68bは、オス端子T1の基端部T1aと先端部T1bとの境界をなす傾斜した環状段部T1cの外面に当接する。また、係止ブロック66の前面66aにはオス端子T1の基端部T1aに形成された弾性係止片71,71の後縁が係止される。これにより、オス端子T1は、前方への移動が規制されると共に、端子支持片68によって先端部T1bの振れが防止された状態でオス側ハウジング2内に安定的に保持される。
図7に示すように、メス側ハウジング3においてその結合方向に突設された筒状の挿入突部41aには、メス端子T2が内挿されている。挿入突部41aの先端には、その内周面から複数の規制片75が径方向内側に突設されている。各規制片75は、メス端子T2の先端部に当接し、当該メス端子T2の前方(オス側ハウジング2側)への移動を規制する。また、各規制片75は、周方向に等しい間隔で配置されている。
図8に示すように、中継用コネクタ1は、オス側ハウジング2とメス側ハウジング3との結合の際に、端子支持片68が挿入突部41a内に挿入される。これにより、中継用コネクタ1の軸方向長さに影響を及ぼさすにコンパクトな構成を維持することができる。このとき、複数の端子支持片68と、メス側ハウジング3側の規制片75とが、周方向に互いに異なる位置に配置されることにより、端子支持片68の挿入突部41aへの挿入が規制片75によって阻害されることはない。さらに、結合孔62に挿入された挿入突部41aは、その先端部が各端子支持片68の外面側のスペースに差し込まれるため、結合孔62において安定的に保持される。
上記構成のオス側ハウジング2をケーブルC1に装着する際には、図9(A)に示すように、まず、作業者は、ハウジング本体11にシール保持部材13を取り付けて仮留め状態とした後、この仮留め状態にあるオス側ハウジング2に対し、ケーブルC1を矢印Aで示す方向に挿入する。このとき、シール保持部材13は、仮留め位置にあり、図2に示したように、ガイド片36がガイド溝22に挿入された状態で、ガイド片36の仮留爪37,37がハウジング本体11の仮留爪23,23に係止されている。一方、係止環38は、図9(A)に示すように、その前縁部38aがハウジング本体11の固定爪24の後方に位置し、固定爪24に係止された状態にはない。また、弾性シール部材12は、環状凸部32c〜32fが形成された前側がハウジング本体11のケーブル保持孔10における拡径部10aに収容されているとともに、その後側の一部がシール保持部材13の挿入孔35に挿入されている。
また、このとき、弾性シール部材12の前側は、ケーブルC1とケーブル保持孔10との間に挟持された状態にあり、その環状凸部32c〜32fは、ケーブルC1とケーブル保持孔10との間で圧縮された状態となり、ケーブルC1およびハウジング本体11に対する弾性シール部材12の密着性が向上する。なお、弾性シール部材12において、環状凸部32a,32bが形成された挿入孔31の後部は、より後方へ至るにつれて徐々に拡径されており、ケーブルC1の挿入が容易となっている。
次に、作業者は、図9(B)に示すように、仮留め位置にあるシール保持部材13をケーブルC1の軸方向に沿って前方の固定位置まで移動させる。このとき、シール保持部材13の係止環38は、弾性変形してハウジング本体11の固定爪24を乗り越え、その前縁部38aがハウジング本体11の固定爪24の前側で係止される。また、このとき、弾性シール部材12は、環状凸部32a,32bが形成された後側が、シール保持部材13の挿入孔35に完全に挿入される。これにより、弾性シール部材12の後側はケーブルC1と挿入孔35との間に挟持され、オス側ハウジング2の水密性が確保された状態となる。また、弾性シール部材12の環状凸部32a,32bは、弾性シール部材12と挿入孔31の内周面とケーブルC1の外周面との間で圧縮された状態となり、ケーブルC1およびハウジング本体11に対する弾性シール部材12の密着性が向上する。なお、弾性シール部材12が挿入されるシール保持部材13の挿入孔35は、より後方へ至るにつれて徐々に縮径されており、これにより、ケーブルC1および挿入孔35に対する弾性シール部材12の密着性が高まる。
なお、ケーブルC2に対するメス側ハウジング3の装着も、オス側ハウジング2の場合と同様の方法で行うことができる。
作業者は、オス側ハウジング2およびメス側ハウジング3をケーブルC1,C2に取り付けて固定状態とした後に、図10に示すように、それらを互いに結合させる。このとき、メス側ハウジング3の挿入突部41aがオス側ハウジング2の結合孔62に挿入されるとともに、係止片42,42がオス側ハウジング2の係止筒部21,21に挿入されてその後縁に係止爪43が係止される。また、挿入突部41aの基端側の環状溝51にはOリング52が装着され、このOリング52がケーブル保持孔10の内周面と挿入突部41aの外周面との間に挟持されることにより、オス側ハウジング2とメス側ハウジング3との結合部の水密性が確保される。また、図11に示すように、オス側ハウジング2に収容保持されたオス端子T1の先端部T1bがメス側ハウジング3に収容されたメス端子T2に挿入され、ケーブルC1,C2(図2参照)が互いに電気的に接続された状態となる。
このように、上記オス側ハウジング2(メス側ハウジング3も同様)によれば、ケーブルC1に取り付ける際に、作業者は、ケーブルC1の先端をハウジング本体11のケーブル保持孔10に挿入した後、仮留め位置にあるシール保持部材13を固定位置まで移動させるだけでよく、弾性シール部材12とシール保持部材13を用いた簡易な構成において、ケーブルC1に対する取付容易性を向上させることができる。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、本発明に係る中継用コネクタは、必ずしも独立した部品として構成される必要はなく、オス側ハウジングおよびメス側ハウジングの一方または双方が、電子機器等のハウジングにおけるケーブル接続部として構成されてもよい。また、オス端子およびメス端子に設けられる弾性係止片の数や形状は、種々の変更が可能である。さらに、上記実施形態に示した本発明に係る中継用コネクタの各構成要素は、必ずしも全てが必須ではなく、少なくとも本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて選択的に用いることが可能である。
1 中継用コネクタ
2 オス側ハウジング
3 メス側ハウジング
11 ハウジング本体
12 弾性シール部材
13 シール保持部材
41 ハウジング本体
41a 挿入突部
61 端子支持孔
62 結合孔
65 規制ブロック
66 係止ブロック
67 本体部
68 端子支持片
68a 内面
68b 後面
71 弾性係止片
75 規制片
T1 オス端子
T1a 基端部
T1b 先端部
T1c 環状段部
T2 メス端子

Claims (4)

  1. オス端子を収容するオス側ハウジングと、前記オス端子と電気的に接続されるメス端子を収容し、前記オス側ハウジングに対して結合可能に設けられたメス側ハウジングとを備えたケーブル接続用の中継用コネクタであって、
    前記メス側ハウジングは、前記オス側ハウジングとの結合方向に突出すると共に、前記メス端子が内挿される筒状の挿入突部を有し、
    前記オス側ハウジングには、前記オス端子の基端部が嵌挿される端子支持孔と、当該端子支持孔に連なり前記オス端子の先端部が遊挿されると共に、前記メス側ハウジングとの結合の際に前記挿入突部が嵌挿される結合孔とが設けられ、
    前記オス側ハウジングは、前記端子支持孔の端縁から前記結合孔内に向けて突設されると共に、前記オス端子の先端部の外周に当接する複数の端子支持片を有し、当該端子支持片は、少なくともその先端側が、前記メス側ハウジングとの結合の際に前記挿入突部に挿入されることを特徴とする中継用コネクタ。
  2. 前記メス側ハウジングは、前記挿入突部の先端における内周面から突設されると共に、前記メス端子に当接してその前記オス側ハウジング側への移動を規制する規制片を有し、
    前記複数の端子支持片は、前記挿入突部の周方向において前記規制片とは異なる位置に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の中継用コネクタ。
  3. 前記複数の端子支持片は、前記挿入突部の周方向において等間隔に配置されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の中継用コネクタ。
  4. 前記オス端子は、前記先端部が前記基端部よりも縮径されると共に、当該先端部と基端部との境界をなす環状段部とを有し、
    前記端子支持片は、前記環状段部に更に当接することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の中継用コネクタ。
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