JP2012096235A - 静電霧化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】静電霧化装置50は、吸水性および保水性を有する多孔質材料で形成され、白金のコロイドを担持し、供給された水を水粒子として放出する放電極52と、水が供給された放電極52に負の高電圧を印加して当該放電極52を負に帯電させる高電圧印加手段54,58と、を備え、放電極52に対向せず且つ当該放電極52から離れた位置に設けられた部材が、高電圧印加手段54,58によって負に帯電した放電極52に対応する対極として機能するように構成されている。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図4を参照しながら説明する。図2は、ドラム式の洗濯乾燥機1の全体的な外観を示す斜視図である。この図2に示すように、洗濯乾燥機1の外郭を構成する筐体2は、全面が滑らかに傾斜したほぼ矩形箱状をなしており、その左右両側面には、洗濯乾燥機1の移動時などに使用するための取手3が設けられている。また、筐体2の上面には、水道水用給水口4及び風呂水用給水口5が設けられている。
水槽12の上部には、給水ホース24を介して給水ケース25が接続されている。この給水ケース25には、給水弁26を介して、水道水用給水口4及び風呂水用給水口5が接続されている。これらにより、水道水用給水口4からの水道水、或いは、風呂水用給水口5からの風呂水が、給水弁26,給水ケース25,給水ホース24を介して水槽12の内部に供給されるようになっている。なお、給水ケース25には、洗剤類投入部9を介して洗剤類(洗剤、柔軟仕上げ剤、漂白剤など)が投入されるようになっており、これら洗剤類が水道水、或いは、風呂水とともに水槽12内に供給されるようになっている。
また、このように有害ガスの発生を抑えることができるので、有害ガスを除去するための構成(例えば、オゾン分解触媒)を設ける必要がない。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、放電極52に白金ナノコロイドを担持させたものである。白金ナノコロイドは、例えば、当該白金ナノコロイドを含む処理液に放電極52を浸漬して、これを焼成することによって担持させることができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、保水材53を、ウレタンスポンジではなく、繊維状のイオン交換樹脂で形成したものである。従って、放電極52のうち循環風路43の外部の部分が、イオン交換樹脂によって覆われた構成となっている。この場合、イオン交換樹脂は、強酸性のイオン交換樹脂と強アルカリ性のイオン交換樹脂とを混合して形成したものである。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。上述の各実施形態では、高電圧電源58からの負の高電圧は、保水材53に含まれる水を介して放電極52に印加されるようになっている。これは、水を介して電気を流し易くすることによって通電効率を適切に維持し、導電性低下に起因する加熱による発火などを防止するためである。しかしながら、上述の第3の実施形態に示したように、水に含まれるミネラル分をイオン交換樹脂によって除去してしまうと、水の導電性が大きく低下してしまい、通電効率が低下してしまう可能性がある。
なお、放電極52を、例えばカーボン繊維からなるフェルト材のみで形成し、当該放電極52全体を導電性物質で構成してもよい。
次に、本発明の第5の実施形態について図5を参照しながら説明する。本実施形態は、除菌剤61を貯水タンク部51aの内部に設置したものである。
除菌剤61は、この場合、立方体型のブロック材として形成されており、銀酸化物とリン酸カルシウム(リン酸系ガラスに相当)とから組成されている。銀酸化物は、これに含まれる銀(除菌性を有する金属元素に相当)を水中に銀イオンとして溶出することによって、除菌作用を担うものである。
次に、本発明の第6の実施形態について図6及び図7を参照しながら説明する。本実施形態は、複数の放電極71の先端部の曲率が複数設定されたものである。
即ち、図6及び図7に示すように、中央部に配置される放電極71aは、その先端部の曲率(先端部の半径)が1〜2mmとなっている。これに対し、当該放電極71aの周囲に配置される放電極71bは、放電極71aよりも先端部の曲率が大きくなっており、最も大きいもので5mm程度となっている。即ち、中央部の放電極71aの先端部は尖っているのに対し、周囲の放電極71bの先端部は滑らかな半球状になっている。なお、周囲の放電極71bは、図7に示すように、放電極71aを中心として同心円状に配置されている。
なお、本発明は、上述の各実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
放電極52,71を形成する多孔質材料としては、多孔質のセラミック材料や、多孔質の金属材料などを用いてもよい。
放電極52,71は、少なくとも1本が長く形成され貯水タンク部51aまで延びていればよいが、全てを長く形成してもよいし、複数のうちの何れか数本を長く形成するようにしてもよい。
高電圧印加手段によって負に帯電した放電極52,71に対応する対極として、放電極52,71に対向せず且つ当該放電極52,71から離れた位置にアース体を設けるようにしてもよい。
Claims (7)
- 吸水性および保水性を有する多孔質材料で形成され、白金のコロイドを担持し、供給された水を水粒子として放出する放電極と、
水が供給された前記放電極に負の高電圧を印加して当該放電極を負に帯電させる高電圧印加手段と、
を備え、
前記放電極に対向せず且つ当該放電極から離れた位置に設けられた部材が、前記高電圧印加手段によって負に帯電した前記放電極に対応する対極として機能するように構成されている静電霧化装置。 - 前記白金のコロイドはナノサイズである請求項1に記載の静電霧化装置。
- 前記放電極が担持する白金粒子から放出された酸素ラジカルにより、強い酸化作用を有するヒドロキシラジカルが生成するように構成されている請求項1または2に記載の静電霧化装置。
- 前記酸素ラジカルが前記水粒子と接触することにより、前記ヒドロキシラジカルが生成するように構成されている請求項3に記載の静電霧化装置。
- 空気を冷却し除湿する蒸発器および空気を加熱する凝縮器のうち少なくとも何れか一方よりも下流側に配置されている請求項1から4の何れか1項に記載の静電霧化装置。
- 前記放電極は、その先端部が、空気が流れる風路の内部に突出するように設けられ、
前記風路内を流れる空気の一部は、当該風路に設けられた仕切り板により、前記放電極を通過した後に再度前記風路に合流するように構成されている請求項1から5の何れか1項に記載の静電霧化装置。 - 除菌および脱臭の少なくとも何れか一方が可能な装置として構成されている請求項1から6の何れか1項に記載の静電霧化装置。
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