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JP2012094942A - ヘッドフォン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バーチャル音場再現において個人差による影響が発生しにくく、また、外界の音を自然に受聴可能とする。
【解決手段】左側ヘッドフォン本体120L、右側ヘッドフォン本体120Rは、耳介を取り囲むように配置される複数のスピーカユニット131からなるスピーカアレイ130を有している。ヘッドフォン本体120L,120Rのスピーカアレイ130,130は、波面合成法により、耳介近傍の閉曲面140L,140R内の音場を再現する。スピーカアレイ130で、波面合成法により、耳介近傍の閉曲面内の音場が再現されるものであり、反射や回折効果は個人個人の耳で発生するため、個人差による影響が発生しにくくなる。また、スピーカアレイ130は、耳介を取り囲むように配置される複数のスピーカユニット131からなるものであり、受聴者の耳をふさぐ形状ではなく、外界の音を自然に受聴することが可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、ヘッドフォン装置に関し、特に、複数のスピーカユニットからなるスピーカアレイを備えるヘッドフォン装置に関する。
従来、音場再現手法として、様々な研究が行われてきた。スピーカ再生については、5.1ch、7.1chといったサラウンド再生が一般的に提唱され、製品化もされている。この手法の利点は、前面のみではなく、リア・サラウンドと呼ばれるスピーカを使用し、背面や環境音をリアルに再現できることにある。
しかし、このサラウンド再生にあっては、設置中央のサービスエリアが最も良い音場再現ポイントであり、再生理想位置が限られるという、受聴位置に関する問題がある。また、このサラウンド再生にあっては、実際の家庭では背後にスピーカを配置することが困難であるという、スピーカ設置に関する問題がある。
スピーカ設置に関する問題への対策として、トランスオーラル手法を用いたフロントサラウンドがある。このフロントサラウンドにあっては、前面スピーカのみを用い、頭部伝達関数を用いて、バーチャルサラウンドを楽しむことが可能である。この手法の利点は、スピーカ設置が容易であり、システムが簡易であるという点がある。一方で、頭部伝達関数を用いているため、個人による効果のばらつきがあるという問題がある。また、この手法にあっても、再生理想位置が限られるという、受聴位置に関する問題がある。
受聴位置に関する問題への対策として、波面合成を用いた音場再現手法もある(非特許文献1)。この手法は、スピーカアレイを構成し、音源を含まない閉曲面状の音圧と、法線方向の粒子速度を完全に制御できれば、閉曲面内の音場を完全に制御できるという手法である。この波面合成を用いた音場再現手法を用いれば、この閉曲面内の音場は完全に再現され、受聴位置の自由度も増す。
例えば、特許文献1には、スピーカアレイの複数のスピーカが受聴者の頭全体を覆う構成とされ、高臨場感を再現できる3次元音場再生装置が記載されている。しかし、この3次元音場再生装置にあっては、多数のスピーカを使用し、アレイを構成する必要があるため、大規模になるという問題がある。また、スピーカアレイを用いる場合、空間エイリアシングの問題により、再現される周波数帯域が、スピーカ間隔により制限されるという問題がある。
スピーカ再生の一方で、ヘッドフォン再生の分野では、頭部伝達関数を用いたバーチャルサラウンドがある。このバーチャルサラウンドを用いると、手軽なヘッドフォン装置で、理想的な音場を楽しむことができ、受聴位置の問題も起きない。
特開2008−118559号公報
早稲田大学理工学総合研究センター、音響情報処理研究室、山崎芳男、"Kirchhoff積分方程式に基づく3次元バーチャルリアリティに関する研究"、[online]、平成9年4月、[平成22年10月1日検索]、インターネット<URL:http:www.acoust.rise.waseda.ac.jp/publications/happyou/1997-h9.html>
しかし、上述したように、ヘッドフォン再生の分野における頭部伝達関数を用いたバーチャルサラウンドにあっては、外耳道入り口付近の音圧を“点”で再現するため、個人の耳介の影響を考慮することができず、個人によっては理想的な効果が得られないという問題がある。また、一般的に、ヘッドフォンは耳をふさぐ形状であるため、バーチャルサラウンドにて、頭外感を得ることができても、外部の音を聞き取ることができないという問題もある。
この発明の目的は、バーチャル音場再現において個人差による影響が発生しにくく、また、外界の音を自然に受聴可能なヘッドフォン装置を提供することにある。
この発明の概念は、
耳介を取り囲むように配置される複数のスピーカユニットからなるスピーカアレイを有し、
上記スピーカアレイは、波面合成法により、上記耳介近傍の閉曲面内の音場を再現する
ヘッドフォン装置にある。
この発明においては、スピーカアレイを有している。このスピーカアレイは、耳介を取り囲むように配置される複数のスピーカユニットからなっている。そして、このスピーカアレイにより、波面合成法により、耳介近傍の閉曲面内の音場が再現される。この場合、スピーカアレイの複数のスピーカユニットには、耳介近傍の閉曲面内の音場を再現するための音をそれぞれ放射させるための音圧信号が駆動信号として供給される。
このように、この発明においては、スピーカアレイで、波面合成法により、耳介近傍の閉曲面内の音場が再現されるものであり、反射や回折効果は個人個人の耳で発生するため、個人差による影響が発生しにくくなる。また、この発明においては、スピーカアレイは、耳介を取り囲むように配置される複数のスピーカユニットからなるものであり、受聴者の耳をふさぐ形状ではなく、外界の音を自然に受聴することが可能となる。
この発明において、例えば、スピーカアレイの複数のスピーカユニットは、閉曲面に向けて内側に傾斜して配設されてもよい。これにより、閉曲面内において、上下、左右等の各方向の粒子の伝搬速度を良好に再現できる。例えば、耳介を挿入可能な開口部を有するドーナツ形状のイヤーパッドをさらに有し、スピーカアレイの複数のスピーカユニットは、イヤーパッドの受聴者当接側とは反対側の円形端部に沿って配設される。
また、この発明において、例えば、再生最大周波数をfmax[Hz]とし、音速をc[m/s]とするとき、スピーカアレイの複数のスピーカユニットの間隔Δd[m]は、Δd<c/(2・fmax)の式を満たすようにされる。これにより、空間エイリアシングの影響を受けることなく、再生最大周波数fmax[Hz]までの周波数帯域の再生が可能となる。
この発明によれば、バーチャル音場再現において個人差による影響が発生しにくく、また、外界の音を自然に受聴可能となる。すなわち、スピーカアレイで、波面合成法により、耳介近傍の閉曲面内の音場が再現されるものであり、反射や回折効果は個人個人の耳で発生するため、個人差による影響が発生しにくくなる。また、スピーカアレイは、耳介を取り囲むように配置される複数のスピーカユニットからなるものであり、受聴者の耳をふさぐ形状ではなく、外界の音を自然に受聴することが可能となる。
この発明の実施の形態としてのヘッドフォン装置の構成例を示す図である。 ヘッドフォン本体が有するスピーカアレイにより音場が再現される閉曲面の一例を示す図である。 ヘッドフォン本体が有するスピーカアレイの複数のスピーカユニットが音場を再現する閉曲面に向けて内側に傾斜して配設されることを説明するための図である。 スピーカアレイの複数のスピーカユニットがイヤーパッドの、受聴者当接側とは反対側の円形端部に沿って配設されることを説明するための図である。 ヘッドフォン本体が有するスピーカアレイの複数のスピーカユニットの配設間隔を説明するための図である。 ヘッドフォン本体が有するスピーカアレイの各スピーカユニットに音圧信号を供給する回路構成例を示しブロック図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」とする)について説明する。なお、説明を以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
<1.実施の形態>
[ヘッドフォン装置の構成例]
図1(a)〜(c)は、実施の形態としてのヘッドフォン装置100の構成例を示している。図1(a)は上面図、図1(b)は正面図、図1(c)は側面図である。このヘッドフォン装置100は、ヘッドバンド110の左右の先端部に、左側ヘッドフォン本体120Lおよび右側ヘッドフォン本体120Rが連結された構成となっている。
左側ヘッドフォン本体120Lは、スピーカアレイ130を有している。このスピーカアレイ130は、受聴者の耳介(左側)を取り囲むように配置された複数のスピーカユニット131からなっている。この左側ヘッドフォン本体120Lが有するスピーカアレイ130は、波面合成法により、図1(b)に示す耳介(左側)近傍の閉曲面140L内の音場を再現する。左側ヘッドフォン本体120Lが有するスピーカアレイ130の複数のスピーカユニット131には、この閉曲面140L内の音場を再現し得るように、それぞれの位置における音を放射させるための音圧信号が駆動信号として供給される。
右側ヘッドフォン本体120Rも、スピーカアレイ130を有している。このスピーカアレイ130は、受聴者の耳介(右側)を取り囲むように配置された複数のスピーカユニット131からなっている。この右側ヘッドフォン本体120Rが有するスピーカアレイ130は、波面合成法により、図1(b)に示す耳介(右側)近傍の閉曲面140R内の音場を再現する。右側ヘッドフォン本体120Rが有するスピーカアレイ130の複数のスピーカユニット131には、この閉曲面140R内の音場を再現し得るように、それぞれの位置における音を放射させるための音圧信号が駆動信号として供給される。
なお、波面合成法に関しては、詳細説明は省略するが、例えば、「山崎芳男、“Kirchhoff積分方程式に基づく3次元バーチャルリアリティに関する研究”」に示されように、キルヒホッフ(Kirchhoff)の積分公式を用いる方法等がある。この方法では、閉曲面SをN個の点で離散化し、閉曲面S上のN点の音圧P(rj)および粒子速度un(rj)を再現することによって、閉曲面S内の音場を再現する。この実施の形態において、ヘッドフォン本体120L,120Rが有するスピーカアレイ130の各スピーカユニット131に供給される音圧信号は、このような波面合成法に基づいて、生成されたものである。
図2(a)は、左側ヘッドフォン本体120Lが有するスピーカアレイ130により音場が再現される閉曲面140Lの一例を示している。この閉曲面140Lは、人間(受聴者)の側頭部から見て、外耳道を中心に直径8〜10cmの狭い領域とされる。図2(b)は、ヘッドフォン100を装着した場合における左側ヘッドフォン本体120Lと閉曲面140Lとの位置関係を表している。なお、詳細説明は省略するが、右側ヘッドフォン本体120Rが有するスピーカアレイ130により音場が再現される閉曲面140Rに関しても同様に、外耳道を中心に直径8〜10cmの狭い領域とされる。
ヘッドフォン本体120L,120Rが有するスピーカアレイ130の複数のスピーカユニット131は、図3示すように、音場を再現すべき閉曲面140L,140Rに向けて、内側に傾斜して配設される。すなわち、各スピーカユニット131の中心軸Sは、スピーカアレイ130の中心軸Zに対して傾斜したものとされる。このように、スピーカアレイ130の複数のスピーカユニット131が傾斜して配設されることで、閉曲面140L,140R内において、上下、左右などの各方向の粒子の伝搬速度を良好に再現することが可能となる。
上述の図1においては、図示を省略しているが、ヘッドフォン本体120L,120Rは、耳介を挿入可能な開口部を有するドーナツ形状のイヤーパッド150を有している。上述したスピーカアレイ130の複数のスピーカユニット131は、図4に示すように、イヤーパッド150の、受聴者当接側とは反対側の円形端部150aに沿って配設されている。
ヘッドフォン本体120L,120Rが有するスピーカアレイ130の複数のスピーカユニット131は、図5に示すように、Δd[m]の間隔を持って配設される。この間隔Δd[m]は、再生最大周波数をfmax[Hz]とするとき以下の(1)式を満たすようにされる。ただし、cは音速(約340m/s)である。これにより、空間エイリアシングの影響を受けることなく、再生最大周波数fmax[Hz]までの周波数帯域の再生が可能となる。
Δd<c/(2・fmax) ・・・(1)
波面合成システムでは一般的に、空間エイリアシングが問題になる。空間サンプリングの概念から、音速を間隔の2倍で割った値の周波数でエイリアシングが起き、再生可能な境界周波数が決まる。例えば、5cm間隔で配置すると、約3.4kHzが空間エイリアシングの周波数になる。これは、人間の可聴帯域20kHzと比べ極めて低い周波数である。空間エイリアシング周波数falias[Hz]は、以下の(2)式で表される。
falias=c/(2・Δd) ・・・(2)
間隔を狭くすると周波数の上限は上がるが、それはスピーカユニット131から放射される音圧も下がることを意味し、空間エイリアシングと音圧とトレードオフの関係があり、広い部屋の音場再現等では難しい。しかし、ヘッドフォン装置100では、スピーカアレイ130が耳介近傍にあることから、小型のスピーカユニット131でも、十分な音圧を受聴者に提示することが可能である。例えば、8mm超小型スピーカユニットを用いると、Δd=0.008mとなることから、(2)式より、空間エイリアシング周波数faliasは20kHz以上となり、十分な音場再現が可能である。
図6は、ヘッドフォン本体120(120L,120R)の回路構成例を示している。ヘッドフォン本体120には、音圧信号出力部160からスピーカアレイ130の各スピーカユニット131に対応した音圧信号が供給される。この音圧信号は、上述したように、波面合成法に基づいて、生成されたものである。例えば、この音圧信号は、各スピーカユニット位置に配置されたマイクロホンで集音することで得ることができる。また、例えば、この音圧信号は、5.1ch、7.1ch等のマルチチャネル信号に変換処理を施すことで得ることができる。
ヘッドフォン本体120は、スピーカアレイ130と共に、デジタルフィルタ部121、D/A変換器122およびアンプ回路123を有している。音圧信号出力部160からの各スピーカユニット131に対応した音圧信号は、デジタルフィルタ部121でフィルタ処理をされた後に、D/A変換器122およびアンプ回路123を介して、スピーカアレイ130に供給される。
例えば、デジタルフィルタ部121におけるフィルタ処理は、領域制御のためのフィルタ処理とされる。この場合、スピーカアレイ130の各スピーカユニット131から放射される音が、スピーカユニット131の位置より少し内側の位置の音となるようにされ、空間エイリアシングの影響を受けにくくすることが行われる。また、例えば、デジタルフィルタ部121におけるフィルタ処理は、各スピーカユニット131の特性を補正するためのフィルタ処理とされる。
上述したように、図1に示すヘッドフォン装置100においては、ヘッドフォン本体120L,120Rが有するスピーカアレイ130で、波面合成法により、耳介近傍の閉曲面140L,140R内の音場が再現される。したがって、反射や回折効果は個人個人の耳で発生するため、バーチャル音場再現において個人差による影響が発生しにくくなる。つまり、スピーカ再生と比べ、ヘッドフォン型という簡易的なシステム構成で、個人差を解消することができる。
また、図1に示すヘッドフォン装置100においては、ヘッドフォン本体120L,120Rが有するスピーカアレイ130は、耳介を取り囲むように配置される複数のスピーカユニット131からなっている。したがって、受聴者の耳をふさぐ形状ではなく、外界の音を自然に受聴できる。これにより、従来のヘッドフォン装置ではできなかった、バーチャル音場と、実世界の音場とを組み合わせた効果も可能となり、ヘッドフォン装置をつけながらも、2者での自然な会話も可能となる。
<2.変形例>
なお、上述実施の形態においては、ヘッドフォン本体120L,120Rが有するスピーカアレイ130は、複数のスピーカユニット131が円形に配置されたものを示した。しかし、配置形状は必ずしも円形でなくてもよく、楕円形、あるいは方形、さらにはその他の配置形状であってもよい。要は、耳介を取り囲むように配置されていればよい。また、上述実施の形態においては、ヘッドフォン本体120L,120Rが有するスピーカアレイ130は、複数のスピーカユニット131が一重の円形に配置されたものを示したが、2重、3重に配置する構成も考えられる。
100・・・ヘッドフォン装置
110・・・ヘッドバンド
120・・・ヘッドフォン本体
120L・・・左側ヘッドフォン本体
120R・・・右側ヘッドフォン本体
121・・・デジタルフィルタ部
122・・・D/A変換器
123・・・アンプ回路
130・・・スピーカアレイ
131・・・スピーカユニット
140L,140R・・・閉曲面
150・・・イヤーパッド
150a・・・円形端部
160・・・音圧信号出力部

Claims (4)

  1. 耳介を取り囲むように配置された複数のスピーカユニットからなるスピーカアレイを有し、
    上記スピーカアレイは、波面合成法により、上記耳介近傍の閉曲面内の音場を再現する
    ヘッドフォン装置。
  2. 上記スピーカアレイの複数のスピーカユニットは、上記閉曲面に向けて内側に傾斜して配設される
    請求項1に記載のヘッドフォン装置。
  3. 上記耳介を挿入可能な開口部を有するドーナツ形状のイヤーパッドをさらに有し、
    上記スピーカアレイの複数のスピーカユニットは、上記イヤーパッドの受聴者当接側とは反対側の円形端部に沿って配設される
    請求項2に記載のヘッドフォン装置。
  4. 再生最大周波数をfmax[Hz]とし、音速をc[m/s]とするとき、上記スピーカアレイの複数のスピーカユニットの間隔Δd[m]は、
    Δd<c/(2・fmax)
    の式を満たす
    請求項1に記載のヘッドフォン装置。
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